JP2003048447A - 運行監視システム - Google Patents

運行監視システム

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JP2003048447A JP2001240588A JP2001240588A JP2003048447A JP 2003048447 A JP2003048447 A JP 2003048447A JP 2001240588 A JP2001240588 A JP 2001240588A JP 2001240588 A JP2001240588 A JP 2001240588A JP 2003048447 A JP2003048447 A JP 2003048447A
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登 杉澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は走行中の車両を積極的に監視し、運
行に関係する様々な条件に適合させて適時にきめ細かく
安全運転を促すことができる運行監視システムを提供す
ることを目的とするものである。 【解決手段】 本発明の運行監視システム1は、移動体
に備えられる端末装置2と移動体の運行を監視する運行
監視装置3とを含むシステムにおいて、端末装置2で所
定の検出閾値に基づいて特殊運行の状態を検出し、運行
監視装置3では所定の判定閾値に基づいて端末装置2へ
の通知の必要の有無を判定するよう構成することによ
り、上記課題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体(車両等)
を安全に走行させるために車両の運行を監視するシステ
ムの技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】近年、車載用の各種センサが普及し、こ
れらのセンサから走行状態の移動体(以降、車両とす
る)や搭乗者あるいは操作者(以降、運転者とする)を
多様な角度から把握する技術が開発されている。そし
て、この車両から得られた情報を活用するシステムが幾
つか提案されている。
【0003】例えば、特開2000−185676号公
報では、車両等の特定挙動の情報を記録媒体に記録し、
記録されたデータに基づいて運転者の操作傾向を解析す
るシステムについて開示されている。このシステムで
は、車両で得られた情報を一旦記録媒体に記録し、この
記録媒体を解析装置に読み込ませて解析している。これ
により運転者ごとの詳細な操作傾向を把握し、事故の発
生を未然に防ごうとするものである。運転者が実行した
運転結果を詳細に解析し、その傾向を把握することで、
次回からの走行のために運転者に安全な運転操作を指導
することができる。
【0004】また、特表平11−511581号公報で
は、自動車保険料のより正確な決定を提供することを目
的とし、自動車の操作特性や運転者の行動を監視するシ
ステムが開示されている。このシステムでは、車両で取
得されたデータが中央制御センタへ送信され、必要な場
合には中央制御センタから車両に警告が送られたり、ま
た保険料請求のために記憶されたりする。これにより運
転結果に応じて正確に保険料を決定することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特開2000−185
676号公報に開示されたシステムでは、走行した結果
を用いて、次回からの運転のための注意を促すことはで
きる。しかしながら、車両や運転者に関係する条件は走
行中に刻々と変化するが、このシステムでは例えば気象
の変化や走行地域の進行等が変化しても、これらに適合
させて適時にきめ細かく安全運転を促すことはできなか
った。すなわち事故を走行状態が変化する予兆段階(ス
ピード超過、居眠り、急加減速、蛇行等)で防止するこ
とや、走行環境等に合わせて運行の監視をすることはで
きなかった。
【0006】また、特表平11−511581号公報に
開示されたシステムでは、保険会社は、走行の結果を正
確に保険料に反映させて請求することができる。しかし
ながら、保険会社としては、本来保険金の支払いが発生
しないことが経営上望ましい。そのため、あらかじめ保
険金支払いの確率が高いと予測される場合、例えば保険
に加入している運転者が初心者や事故率の高い運転者で
ある場合や、あるいは運搬され保険対象となる荷物が破
損しやすい場合、事故が発生しやすい状況に陥ろうとし
た場合、事故が多発している地域を走行する場合、連続
長時間運転の状況の場合等には、通常以上に積極的に安
全運転を促し、事故の発生を未然に防止することが要望
されていた。
【0007】このような課題を考慮して、本発明は走行
中の車両を積極的に監視し、運行に関係する様々な条件
に適合させて適時にきめ細かく安全運転を促すことがで
きる運行監視システムを提供することを目的とするもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の運行監視システムは次のような手段を採用
する。
【0009】すなわち請求項1では、移動体に備えられ
る端末装置と移動体の運行を監視する運行監視装置とを
含む運行監視システムにおいて、前記端末装置には、移
動体の運行状態に関する情報あるいは操作者の操作状態
に関する情報を少なくとも含む運行情報を収集する運行
情報収集手段と、所定の検出閾値に基づいて、前記運行
情報から前記移動体あるいは操作者が特殊運行の状態か
否かを検出する検出手段と、前記検出した結果により移
動体あるいは操作者が特殊運行であると判断した場合に
は、該当する特殊運行の情報を運行監視装置に送信する
特殊運行情報送信手段とを備え、前記運行監視装置に
は、所定の判定閾値に基づいて、前記特殊運行の情報か
ら該当する移動体あるいは操作者に通知が必要か否かを
判定する判定手段と、前記判定の結果により通知が必要
な移動体あるいは操作者の端末装置に所定の情報を送信
する通知手段とを備えることを特徴とする。
【0010】この手段では、端末装置では、検出閾値に
基づいて収集した運行情報から特殊運行の状態が検出さ
れ、運行監視装置に送信される。運行監視装置では、特
殊運行の情報から判定閾値に基づいて該当する車両に通
知が必要か否かが判定される。
【0011】また、請求項2では、請求項1記載の運行
監視システムにおいて、前記判定手段の判定閾値は運行
に関係する条件に応じて変更可能に設定されることを特
徴とする。
【0012】この手段では、特殊運行情報から通知の必
要の有無を判定するための判定閾値の設定が、運行に関
係する種々の条件の変化に応じて変更されるため、判定
閾値の設定によって判定の感度が変えられる。
【0013】また、請求項3では、請求項1または2記
載の運行監視システムにおいて、前記検出手段の検出閾
値は運行に関係する条件に応じて変更可能に設定される
ことを特徴とする。
【0014】この手段では、運行情報から特殊運行の状
況を検出するための検出閾値の設定が、運行に関係する
種々の条件の変化に応じて変更されるため、検出閾値の
設定によって検出の感度が変えられる。
【0015】また、請求項4では、請求項1から3のい
ずれかに記載の運行監視システムにおいて、前記判定手
段の判定閾値は、特殊運行の情報を受信する頻度や回数
によって決定される設定値を少なくとも含むことを特徴
とする。
【0016】この手段では、受信する頻度や回数を閾値
とすることで、単に特殊運行情報を受信するのみで通知
を行うというだけでなく、通知を発する条件を各種設定
することが可能となる。
【0017】また、請求項5では、請求項2から4のい
ずれかに記載の運行監視システムにおいて、前記運行に
関係する条件は、移動体の走行地域情報、時間情報、気
象情報等に関する環境情報を少なくとも含むことを特徴
とする。
【0018】この手段では、環境情報を条件として、車
両の進行により走行する地域が変わったり、時間の経過
や気象の変化が生じたりすることを、検出閾値と判定閾
値に反映させることができる。
【0019】また、請求項6では、請求項5記載の運行
監視システムにおいて、前記判定手段の判定閾値及び検
出手段の検出閾値のいずれか一方または双方は、環境情
報に連動して自動的に変更されることを特徴とする。
【0020】この手段では、環境情報の条件の変化を速
やかに判定閾値や検出閾値に反映させることができる。
【0021】また、請求項7では、請求項2から6のい
ずれかに記載の運行監視システムにおいて、前記運行に
関係する条件は、移動体の属性、操作者の属性等に関す
る属性情報を少なくとも含むことを特徴とする。
【0022】この手段では、属性条件を条件として、安
全運転の観点から分けられた移動体や操作者、あるいは
運行管理者等の属性を、検出閾値や判定閾値に反映させ
ることができる。
【0023】また、請求項8では、請求項1から7のい
ずれかに記載の運行監視システムにおいて、運行に関係
する関係者の関係者端末がネットワークを介して前記運
行監視装置に接続され、前記判定手段の判定閾値は、関
係者端末からの要求に従って変更可能であることを特徴
とする。
【0024】この手段では、関係者の意向を判定閾値に
反映させることができる。
【0025】また、請求項9では、請求項1から8のい
ずれかに記載の運行監視システムにおいて、前記検出手
段の検出閾値は、前記運行監視装置により変更可能であ
ることを特徴とする。
【0026】この手段では、検出閾値を運行監視装置で
変更制御することができる。
【0027】また、請求項10では、請求項1から9の
いずれかに記載の運行監視システムにおいて、運行に関
係する関係者の関係者端末がネットワークを介して前記
端末装置に接続され、前記検出手段の検出閾値は、関係
者端末により変更可能であることを特徴とする。
【0028】この手段では、関係者の意向を検出閾値に
反映させることができる。
【0029】また、請求項11では、請求項1から10
のいずれかに記載の運行監視システムにおいて、予め設
けられた設置局がネットワークを介して前記端末装置に
接続され、前記検出手段の検出閾値は、設置局により変
更可能であることを特徴とする。
【0030】この手段では、検出閾値を設置局により変
更制御することができる。
【0031】また、請求項12では、請求項8から11
のいずれかに記載の運行監視システムにおいて、前記運
行監視装置には、前記判定手段で通知が必要と判定した
場合に、該当する移動体あるいは操作者の情報を関係者
端末に通報する通報手段が備えられることを特徴とす
る。
【0032】この手段では、関係者端末に通知が必要な
車両の情報が速やかに通報されることで、適切な対処が
可能となる。
【0033】また、請求項13では、請求項1から12
のいずれかに記載の運行監視システムにおいて、前記運
行監視装置には、移動体の位置情報を取得する位置情報
受信手段と、特殊運行情報と位置情報とを関連づけて特
殊運行の発生しやすい位置領域を蓄積し、特殊運行位置
データベースを作成するデータベース作成手段と、移動
体の位置情報を特殊運行位置データベースと照合し、該
移動体が特殊運行の発生しやすい位置領域に関係する場
合には、該当する端末装置に所定の情報を通知する通知
手段とが備えられることを特徴とする。
【0034】この手段では、特殊運行位置データベース
を用いて通知を行うことにより、特殊運行の状態に陥る
前に安全運行を促すことが可能となる。
【0035】また、請求項14では、請求項1から13
のいずれかに記載の運行監視システムにおいて、前記運
行に関係する条件は、運行に関係する保険対象物に保険
金を支払うべき事故が発生する確率情報を少なくとも含
むことを特徴とする。
【0036】この手段では、確率情報を条件として、運
行に関わる保険対象物(例えば、車両、操作者、荷物
等)に保険金を支払うような事故が発生する可能性の高
低を、検出閾値や判定閾値に反映させることができる。
【0037】また、請求項15では、請求項1から14
のいずれかに記載の運行監視システムにおいて、前記運
行監視装置には、保険料率を設定するために移動体への
通知回数を計数する通知計数手段が備えられることを特
徴とする。
【0038】この手段では、運行の状態を正確に反映し
た保険料率の設定が可能となる。
【0039】また、請求項16では、移動体に備えられ
る端末装置と移動体の運行を監視する運行監視装置とを
含む運行監視システムにおいて、前記端末装置には、移
動体の運行状態に関する情報あるいは操作者の操作状態
に関する情報を少なくとも含む運行情報を収集する運行
情報収集手段と、前記収集した運行情報を運行監視装置
に送信する運行情報送信手段とを備え、前記運行監視装
置には、所定の検出閾値に基づいて、前記運行情報から
前記移動体あるいは操作者が特殊運行の状態か否かを検
出する検出手段と、所定の判定閾値に基づいて、特殊運
行の情報から、該当する移動体あるいは操作者に通知が
必要か否かを判定する判定手段と、前記判定の結果によ
り通知が必要な移動体あるいは操作者の端末装置に所定
の情報を送信する通知手段とを備えることを特徴とす
る。
【0040】この手段では、端末装置では、収集した運
行情報を運行監視装置に送信する。運行監視装置では、
検出閾値により特殊運行の状態か否かが検出され、この
特殊運行の情報から判定閾値により該当する移動体に通
知が必要か否かが判定される。
【0041】また、請求項17では、移動体に備えられ
る端末装置と移動体の運行を監視する運行監視装置とを
含む運行監視システムにおいて、前記端末装置には、移
動体の運行状態に関する情報あるいは操作者の操作状態
に関する情報を少なくとも含む運行情報を収集する運行
情報収集手段と、所定の検出閾値に基づいて、前記運行
情報から前記移動体あるいは操作者が特殊運行の状態か
否かを検出する検出手段と、所定の判定閾値に基づい
て、前記特殊運行の情報から該当する移動体あるいは操
作者に通知が必要か否かを判定する判定手段と、前記判
定の結果により移動体あるいは操作者に通知が必要であ
ると判断した場合には、該当する特殊運行の情報を運行
監視装置に送信する特殊運行情報送信手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0042】この手段では、端末装置では、検出閾値に
より収集した運行情報から特殊運行の状態か否かを検出
し、さらにこの特殊運行の情報から判定閾値により該当
する移動体に通知が必要か否かが判定される。そして、
通知が必要と判定された場合にのみ、該当する特殊運行
の情報を運行監視装置に送信する。
【0043】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は実施の形態(1)の概念
図、図2は実施の形態(1)の説明図、図3は実施の形
態(1)の構成図、図4〜図6は実施の形態(1)のフ
ローチャートである。
【0044】実施の形態(1)の運行監視システム1
は、移動体に備えられる端末装置2と移動体の運行を監
視する運行監視装置3とがネットワーク5を介して接続
されている。
【0045】また、運行に関係する関係者の関係者端末
4もネットワーク5を介して端末装置2と運行監視装置
3に接続されている。
【0046】端末装置2は、車両や飛行機、船等の移動
体に搭載されている端末装置であるが、以降の説明は移
動体として車両を例に説明する。車両としては例えば自
動車、バス、トラック等がある。そして、車両に装備さ
れている各種のセンサや計器(車速センサ、エンジン回
転センサ、加速度センサ、角速度センサ、傾斜角セン
サ、温度センサ、車間距離センサ、アルコール検出器、
エアバック検出器等)からデータが収集できるように接
続されている。この端末装置2は、CPU等から構成さ
れ、移動体通信機能や、入力機能、出力機能、表示機
能、位置検知機能等が備えられている。移動体通信機能
としては、電話通信、無線通信等が、入力機能として
は、ボタン、タッチパネル、キーボード、音声認識マイ
ク等が、表示機能としてはLCD、LED等が、出力機
能としては音声、光、印刷等が、位置検知機能としては
GPS(Global Positioning Sy
stem:全地球航空測位システム)等が適用できる。
一般的には、端末装置2は、携帯型端末(PDA)やパ
ーソナルコンピュータ等であるが、カーナビゲーション
装置と一体化された形態であっても、また携帯電話等を
通信用に接続して使用する形態であっても、また車両に
搭載された状態からポータブルに離脱できる形態であっ
ても、その他の形態であってもよい。
【0047】運行監視装置3は、複数の車両の運行を監
視するセンタに備えられる装置であり、通信機能、入力
機能、出力機能、表示機能、記録機能、演算機能等を備
えており、一般的には他のコンピュータからの依頼に応
える機能を持つメインフレームやワークステーション、
パーソナルコンピュータ等である。この運行監視装置3
は、複数のサーバや端末装置を組み合わせて構成される
場合もある。
【0048】関係者端末4は、車両や運転者等の運行に
関係する関係者に備えられている端末装置である。関係
者としては、車両の所有者、事業者、運搬されている荷
物の荷主、運転者の家族、警察、救急機関、車両整備機
関、保険会社等である。この関係者端末4は、通信機能
(移動体通信機能の場合もある)や、入力機能、出力機
能、表示機能等が備えられている。一般的には、パーソ
ナルコンピュータ、携帯電話、携帯型端末(PDA)等
である。
【0049】ネットワーク5は、無線、通信回線、通信
衛星等を含むネットワークである。このネットワーク5
を介して、通信、通話、インターネット、電子メール等
で情報の送受信を行うことができる。
【0050】まず、端末装置2の構成について説明す
る。端末装置2には、車両の運行を示す監視情報を運行
監視装置3に送信する監視情報送信手段201と、車両
の位置情報を送信する位置情報送信手段202と、走行
中の車両状態や運転者状態、走行位置等の運行情報を収
集する運行情報収集手段203と、収集した運行情報か
ら検出閾値に基づいて特殊運行の状態を検出する検出手
段204と、検出手段204の検出閾値を設定する検出
閾値設定手段205と、検出した結果を特殊運行情報と
して運行監視装置3に送信する特殊運行情報送信手段2
06と、警告を受信する警告受信手段207と、注意を
受信する注意受信手段208とが備えられている。
【0051】監視情報送信手段201では、車両の運行
が開始される際に運行開始の情報や、車両のID番号及
び運転者のID番号等の識別情報を運行監視装置3に送
信したり、車両の運行が終了される際に、運行終了の情
報を運行監視装置3に送信したりする。運行開始の情報
や運行終了の情報、識別情報は、端末装置2から自動的
に送信される場合と、運転者の操作により送信される場
合がある。また、車両のID番号や運転者のID番号
は、後述する運行監視装置3の属性データベース307
に予め登録されている。この運行開始の情報を送信する
と運行監視装置3により車両の監視が開始され、運行終
了の情報を送信すると車両の監視が終了される。
【0052】位置情報送信手段202では、車両の現在
の位置情報を運行監視装置3に送信する。この位置情報
は、端末装置2の位置検知機能により検知され、緯度、
経度で表現されたデータが送信される。この位置情報
は、運行の開始から終了まで送信される。
【0053】運行情報収集手段203は、車両に備えら
れた各種センサや計器により検知された情報を収集して
いる。収集される運行情報は、具体的には、走行位置
(緯度、経度)、車両の速度、エンジン回転数、急加
速、急減速、急ハンドル、連続運転時間、連続運転距
離、速度超過時間、エンジン温度、振動、騒音、アルコ
ール濃度、運転者脈拍、運転者体温、運転者の瞼の開き
等であるが、これらに限定されるものではない。
【0054】検出手段204は、収集した運行情報を運
行に関する条件で変更可能に設定される検出閾値に基づ
いて、特殊運行の状態か否かを検出する。運行情報毎の
検出閾値の例を(表1)に示す。
【表1】 表1に示すように例えば運行情報の速度では60km/
hを検出閾値とし、エンジン回転数では6000rpm
を検出閾値としている。このように、運行情報毎にあら
かじめ設定された検出閾値に基づいて、検出閾値を超え
たかどうかが検出される。特殊運行の状態の検出は、1
つの運行情報で検出閾値を超えると検出される場合や、
複数の運行情報で検出閾値を超えると検出される場合
や、予め組み合わせが決められた複数の運行情報で検出
閾値を超えると検出される場合等、多様なパターンが適
用できる。この特殊運行の状態として、例えば速度超
過、急加減速、蛇行運転、長時間連続運転、居眠り、飲
酒などの状態で、事故の発生する可能性や、車両に故障
が発生する可能性、あるいは運転者に異変が生じる可能
性が高い状態を検出できる。もちろん可能性の検出だけ
でなくきわめて急激な変化により、事故の発生や車両の
故障、運転者の異変が発生した場合にも検出できる。
【0055】検出閾値設定手段205では、前述の検出
閾値の設定、変更を行うが、端末装置2により実行され
る場合と、運行監視装置3により実行される場合と、関
係者端末4により実行される場合がある。この検出閾値
の変更は、運行に関係する1または複数の条件により設
定、変更される。この条件とは、車両の走行地域、道
路、時間、気象等の環境情報(以降、環境条件と記す)
や、車両の属性や運転者の属性、車両の保有者の属性、
運送貨物の属性等の属性情報(以降、属性条件と記す)
や、保険が掛けられた車両や荷物等に保険金を支払うべ
き事故が発生する確率情報(以降、確率条件と記す)を
含んでいる。(表2)に各条件の一例を示す。
【表2】 例えば、環境条件として車両が事故多発地帯を走行して
いる、あるいは夜間や悪天候時に走行している等の条件
下の場合には、検出閾値を下げるように変更し特殊運行
の状態の検出感度を上げる。一方、属性条件として初心
者が運転している、あるいは車両が危険物を運搬してい
る等の条件下の場合や、また確率条件として、運搬され
る荷物が貴重品で破損により保険金を支払う確率が高い
等の条件下の場合にも、同様に検出閾値を下げる。もち
ろん、これらの逆の理由で、検出閾値を上げるように変
更し特殊運行の状態の検出感度を下げることも行われ
る。実施の形態(1)では、環境条件の場合には、環境
条件の変動に連動して自動的に検出閾値は変更制御さ
れ、属性条件や確率条件は、運行監視装置3や関係者端
末4で判断されて制御するように設定している。
【0056】特殊運行情報送信手段206は、検出手段
204で、特殊運行の状態が検出されると、本検出結果
と車両のID番号等の識別情報、時刻情報含めて特殊運
行情報として運行監視装置3に送信する。なお移動体の
位置情報は、位置情報送信手段2020により運行監視
装置3に送信しているが、特殊運行情報の送信の際に特
殊運行情報に含めて送信するよう構成してもよい。
【0057】警告受信手段207は、運行監視装置3か
らの警告の通知を受信し表現する。警告は、端末装置2
の表示機能により字や絵で表示されたり、出力機能によ
りアラーム音や音声、光の点滅等で表現されたりして、
警告が知らされる。
【0058】注意受信手段208は、車両が特殊運行の
発生しやすい位置領域に進入する直前に、安全運転を促
す注意の通知を運行監視装置3から受信し表現する。こ
の注意は、上記警告とは区別できるように端末装置2の
表示機能により字や絵で表示されたり、出力機能により
アラーム音や音声、光の点滅等で表現されたりして、注
意が知らされる。
【0059】次に、運行監視装置3の構成について説明
する。運行監視装置3には、端末装置2から監視情報を
受信する監視情報受信手段301と、位置情報を受信す
る位置情報受信手段302と、特殊運行情報を受信する
特殊運行情報受信手段303と、特殊運行情報を判定閾
値により通知が必要か否かを判定する判定手段304
と、判定手段304の判定閾値を設定する判定閾値設定
手段305と、特殊運行情報を蓄積して記憶する運行実
績データベース306と、車両や運転者等の属性条件を
予め記憶する属性データベース307と、端末装置2の
検出閾値を変更制御する検出閾値変更手段308と、端
末装置2に警告を通知する警告手段309(通知手段)
と、警告を通知した車両の情報を関係者端末4に通報す
る通報手段310と、特殊運行情報から走行位置と特殊
運行の発生とを関連づけて蓄積し特殊運行位置データベ
ース312を作成するデータベース作成手段311と、
特殊運行情報を特殊運行位置データベース312と照合
し、車両が特殊運行の発生しやすい位置領域に関係する
場合には、該当する端末装置2に注意を通知する注意手
段313(通知手段)と、保険料率の設定のために警告
を通知した回数を計数する通知計数手段314とが備え
られている。
【0060】監視情報受信手段301では、端末装置2
から運行開始の情報を受信することで該当車両の監視を
開始し、運行終了の情報を受信することで監視を終了す
る。また、識別情報として受信した車両のID番号や運
転者のID番号を判定閾値設定手段305や検出閾値変
更手段308に伝えることで、属性データベース307
と照合し、直前の運行時と条件が異なっていないかの判
断に用いられる。位置情報受信手段302は、該当車両
の端末装置2から位置情報を受信し、これを元に運行の
監視が行われる。この位置情報によって、該当車両にふ
さわしい環境条件が適用される。特殊運行情報受信手段
303は、端末装置2で、特殊運行の状態が検出され、
特殊運行情報が送信された場合に受信する。
【0061】判定手段304では、該当する端末装置2
に警告の通知が必要か否かを特殊運行情報の受信により
判定している。判定閾値としては、特殊運行情報の受信
回数や受信頻度、受信時間、受信日付が適用できる。
(表3)に判定閾値の例を示す。
【表3】 あらかじめ判定閾値を例えば1分間に2回特殊運行情報
を受信するというように受信頻度で設定すると、この判
定閾値を超えて1分間に3回特殊運行情報を受信する
と、安全運転損なわれ事故の可能性が高い状態にあると
判断し、通知手段として設けられた警告手段309に警
告を送信するよう指示を出す。
【0062】判定閾値設定手段305では、前述の判定
閾値の設定、変更を行う。この設定、変更は運行監視装
置3により実行されるが、関係者端末4からの要求によ
り実行される場合もある。この判定閾値の変更は、車両
や運転者等に関係する1または複数の条件により設定、
変更される。この条件は、前述の検出閾値の設定変更と
同様の環境条件、属性条件、確率条件等である。また、
環境条件は環境条件の変動に連動して自動的に判定閾値
は変動制御される。一方、属性条件は、属性データベー
ス307に記憶されている各種の属性に応じ、監視すべ
き走行時の状態に合わせて設定、変更される。
【0063】運行実績データベース306は、特殊運行
情報や判定の結果を蓄積して記憶している。このデータ
は、ID番号等を基に車両や運転者、車両の運行管理
者、車両の所有者と関連付けて記憶されており、警告が
必要か否かの判定を行う判定手段304における特殊運
行の回数、頻度等の判定データとして利用される他、必
要に応じてデータが取り出され、運転者や車両の管理、
運行管理者や運転者への教育・指導、運転者・運行管理
責任者・企業等の安全面等の格付け、保険料の算定基
礎、実際の事故発生データとの照合やこれに基づく事故
発生要因分析、車両の改善、保険会社の事故予防プログ
ラム作成等に活用される。
【0064】属性データベース307には、予め車両の
属性、運転者の属性、車両の所有者の属性、車両の運行
管理者の属性、運送貨物属性等の各種属性が記憶されて
いる。これらはID番号等で管理されており、端末装置
2から送信されるID番号や、関係者端末4から送信さ
れるID番号により照合が容易になされる。また、運転
者や車両、荷物等の属性による検出閾値および判定閾値
の変更に活用される。
【0065】検出閾値変更手段308は、運行監視装置
3で端末装置2の検出閾値を変更するために、検出閾値
設定手段205での検出閾値を外部から変更制御するも
のである。検出閾値を変更する必要が生じた場合には、
該当する車両の端末装置2に検出閾値の変更データを送
信して、外部制御を行う。この検出閾値変更手段308
は、関係者端末4からの要求により実行される場合もあ
る。
【0066】通報手段310は、警告が必要な該当車両
が判定された場合に、その特殊運行情報の内容に応じ
て、必要な関係者の関係者端末4に通報する。例とし
て、事故等が発生した場合には、警察や救急機関、運転
者の家族、保険会社に通報する。また、運搬している荷
物が破損した場合には、事業者や荷主に通報する。関係
者端末4には、車両や運転者、該当車両の位置情報、特
殊運行の状態等が通報される。
【0067】データベース作成手段311は、特殊運行
情報と位置情報とを関連づけて分析し、特殊運行の発生
しやすい位置領域(エリア、道路、箇所、交差点等)を
ランク分けし、特殊運行位置データベース312に蓄積
する。そして、通知手段として設けられた注意手段31
3では、端末装置2から送信された位置情報を特殊運行
位置データベース312と照合し、該当する車両が特殊
運行の発生しやすい位置領域に進入直後あるいは進入直
前になると注意を通知し、安全運転を促す。
【0068】通知計数手段314は、該当車両の運行を
保険料率に反映させるために、警告を通知した回数を計
数する。なお、図示していないが、この通知計数手段3
14で得られた結果を保険会社の関係者端末4に送信す
るよう構成してもよい。保険会社はこのデータを利用し
て、保険料を随時算出することができ、短期間や一運行
経路毎、任意の期間で保険料の算出及び保険料の徴収を
することが可能になる。なお、商用車にかける保険の場
合、荷主・運送会社・運転者から一運行経路毎にそのリ
スクや実際の運行状況のデータに基づいて保険料を分配
して算出・徴収することも可能となる。
【0069】次に、関係者端末4の構成について説明す
る。関係者端末4には、端末装置2の検出閾値を外部か
ら変更制御するために検出閾値の変更データを端末装置
2に送信する検出閾値変更手段401と、運行監視装置
3に端末装置2の検出閾値を変更制御するよう要求する
検出閾値変更依頼手段402と、運行監視装置3に判定
閾値の変更を要求する判定閾値変更依頼手段403とが
備えられている。この構成に含まれる手段の1または複
数を必要に応じて省略して構成してもよい。
【0070】このように構成された実施形態(1)の動
作について図4〜図6を用いて説明する。まず、図4、
5により基本的な監視の動作について説明する。
【0071】まず、端末装置2が搭載された車両の運行
が開始される(S101)と、監視情報送信手段201
により運行開始の情報が運行監視装置3に送信される。
この運行開始の送信は、車両にキーが差込まれたり、あ
るいは運転者が着席したりすることをセンサが検知し自
動的に送信する場合や、あるいは運転者が端末装置2で
運行開始を示す操作を行う場合等がある。またこの運行
開始の際には運転者のID番号や車両のID番号が送信
される。また、運行の開始により位置情報送信手段20
2で車両の位置情報の送信も開始される。運行監視装置
3の監視情報受信手段301で運行監視の情報を受信す
ると、位置情報受信手段302で受信する車両の位置情
報により運行の監視が開始される(S102)。そし
て、環境条件、属性条件、確率条件に変更がないかの判
断が行われる(S103)。この条件の変更は、関係者
端末4から変更を依頼される場合も含まれる。環境条件
のうち、車両の走行地域情報と時間情報は端末装置2か
ら把握され、気象情報は端末装置2の位置を元に、その
地域のその時間における気象が外部の情報源から把握さ
れる。(気象情報も車両に装備されたセンサ等で把握し
てもよい。)そして、直前の運行時と比較して、何らか
の条件の変更があった場合(S103でYes)には、
その条件により判定閾値設定手段305で判定閾値を決
定、設定し(S104)、さらに検出閾値変更手段30
8で検出閾値が決定(S105)され、検出閾値を変更
するための変更データが端末装置2に送信される(S1
06)。例えば運転者ID番号が直前に車両を運転した
運転者と異なる場合には、運転者ID番号により属性デ
ータベース307が照合され、この運転者がベテラン、
初心者、事故率の低いドライバ、事故率の高いドライバ
等のどの属性であるかによって判定閾値、検出閾値が決
められる。またこの他に、例えば直前と同じ運転者であ
っても、確率条件として運搬する荷物が保険の対象とな
っている場合、その保険金の支払うべき事故の発生の確
率によっても判定閾値は設定される。その他に、降雨
量、降雪有無、霧発生等の気象情報による条件、夜間、
早朝、日中等の時間情報による条件、都市部、山間部等
の走行地域情報による条件等により閾値が決められる。
このように、1または複数の条件の変更により、これら
を考慮して運行時の判定閾値、検出閾値が決定され設定
変更される。また、直前の運行時と条件変更がない場合
(S103でNo)には、直前の運行時の判定閾値と検
出閾値が適用される。なお、ここでは条件の変更により
検出閾値と判定閾値の双方を変更しているが、いずれか
一方の変更でも良い。また条件の変更の内容に応じて、
どちらの閾値を変更するか予め設定しておいても良い。
【0072】端末装置2では、運行開始後、検出閾値の
変更データが受信されたかどうかが判断される(S10
7)。この変更は、上述のように運行監視装置3から受
信する場合と、関係者端末4から受信する場合がある。
いずれかにより検出閾値変更データを受信していた場合
(S107でYes)には、検出閾値設定手段205に
より検出閾値が変更される(S108)。また検出閾値
変更データを受信していない場合(S107でNo)に
は、前回運行時の検出閾値が適用される。これら各閾値
の変更は、運行開始からごく短時間に実行される。
【0073】そして、運行開始と同時に車両に備えられ
ている各種のセンサや計器から運行情報が取得され、運
行情報収集手段203に収集される(S109)。収集
された運行情報は、検出手段204でそれぞれに予め定
められた検出閾値と比較され、特殊運行の状態にあるか
どうか判断される(S110)。そして、特殊運行の状
態が検出された場合(S110でYes)には、特殊運
行情報として、特殊運行情報送信手段204により運行
監視装置3に送信される(S111)。
【0074】運行監視装置3では、特殊運行情報受信手
段301により特殊運行情報を受信されたか判断し(S
112)、特殊運行情報を受信した場合(S112でY
es)に、運行実績データベース306に蓄積され、デ
ータベース作成手段311により特殊運行位置データベ
ース312に蓄積される(S113)。そして、判定手
段302の判定閾値に基づいて警告が必要かどうかの判
定を行う(S114)。特殊運行情報を受信しても判定
閾値を超えない場合(S114でNo)には、S103
からの動作を繰り返す(S123でNoと判定された場
合)。例えば判定閾値として、特殊運行情報を1時間に
3回受信することを設定していた場合には、特殊運行情
報の受信回数が3回を超えるまでS103からの動作を
繰り返す。また、判定閾値として受信毎に警告するよう
設定していた場合には、特殊運行情報を受信すると直ち
に判定閾値を超えたとする。そして、特殊運行情報の受
信が判定閾値を超える場合(S114でYes)には、
警告手段309により端末装置2に警告の通知を送信す
る(S115)。
【0075】警告が送信されると、端末装置2の警告受
信手段207で受信され、音声やアラーム音、または画
面表示等によって運転者に特殊運行の状態が発生したこ
とを警告し認識させる(S116、S117)。また、
運行監視装置3では、警告を送信した車両について、関
係者端末4に通報すべきかどうかが判断される(S11
8)。そして、通報が必要な場合には、特殊運行情報の
状態に応じて適切な関係者端末4に通報される(S11
9)。例えば、該当する車両に事故が発生した場合に
は、警察や救急機関、保険会社に通報し、また故障が発
生している場合には整備機関に通報し、運搬している荷
物が破損した場合には、事業者や荷主に通報する。ま
た、警告が送信されると、保険料率の設定のために警告
の回数が通知計数手段314により計数される(S12
0)。
【0076】そして、以上の動作は、端末装置2で運行
が終了したかどうかが判断され(S121)、運行が継
続している(S121でNo)の場合には、S107か
らの動作が繰り返される。一方、運行が終了した(S1
21でYes)の場合には、運行終了の情報が運行監視
装置3に送信される(S122)。運行の終了は、車両
のキーが抜き取られたり、あるいは運転者が離席したり
することをセンサが検知し自動的に送信する場合や、あ
るいは運転者が端末装置2で運行終了を示す操作を行う
場合等がある。運行監視装置3では、運行終了の情報を
受信したか否かで、監視を終了するかどうかが判断され
る(S123)。運行終了の情報を受信していない場合
(S123でNo)には、S103からの動作を繰り返
す。運行終了の情報を受信した場合(S123でYe
s)には、該当する車両の監視を終了する。
【0077】次に、特殊運行位置データベース312を
用いた動作について図6を用いて説明する。
【0078】まず、端末装置2から運行開始の情報が運
行監視装置3に送信される(S201)と、運行監視装
置3による該当車両の監視が開始される(S202)。
S201とS202の動作は、それぞれS101とS1
02と同様のため説明を省略する。そして、車両の運行
開始と同時に、端末装置2から位置情報送信手段202
により位置情報が運行監視装置3に送信される(S20
3)。運行監視装置3では、位置情報を特殊運行位置デ
ータベース312と照合し(S204)、特殊運行位置
データベース312に蓄積されている特殊運行が発生し
やすい位置領域に、該当する車両が進入しようとしてい
るかどうかが判断される(S205)。そして、該当す
る車両が特殊運行の発生しやすい位置領域に近づいてい
る場合(S205でYes)には、注意手段313によ
り端末装置2に注意が送信される(S206)。なお、
S205での判断は進入直後か否かに設定しても良い。
注意が送信されると、端末装置2の注意受信手段208
で受信され(S207でYes)、音声やアラーム音、
または画面表示等によって運転者に特殊運行が発生しや
すい位置領域に近づいていることを注意し認識させる
(S208)。
【0079】そして、以上の動作は、端末装置2で運行
が終了したかどうかが判断され(S209)、運行が継
続している場合(S209でNo)には、S203から
の動作が繰り返される。一方、運行が終了した場合(S
209でYes)には、運行終了の情報が運行監視装置
3に送信される。運行監視装置3では、運行終了の情報
を受信したか否かで、監視を終了するかどうかが判断さ
れる(S211)。運行終了の情報を受信していない場
合(S211でNo)には、S204からの動作を繰り
返す。運行終了の情報を受信した場合(S211でYe
s)には、該当する車両の監視を終了する。
【0080】このように実施の形態(1)では、端末装
置2で特殊運行の状態を検出するために用いられる検出
閾値と、運行監視装置3で警告の必要有無の判定に用い
られる判定閾値を、条件により変更可能に設定している
ため、時々刻々と条件が異なる際にもきめ細かく追従さ
せてより的確な安全運転に導くことができる。
【0081】次に、本発明の実施の形態(2)について
図面に基づいて説明する。図7は実施の形態(2)の説
明図、図8は実施の形態(2)の構成図である。なお、
実施の形態(1)と同様の説明には同一符号を付し詳細
を省略する。
【0082】実施の形態(2)では、端末装置2と道路
等に予め設けられた設置局6とをネットワーク5を介し
て接続したことを特徴としている。
【0083】設置局6は、高速道路、有料道路の入口や
出口、あるいは所定の間隔、特定の建物やエリア毎等に
設置される局で、その位置に関係する情報を端末装置2
に送信する。設置局6には検出閾値変更手段601が備
えられており、端末装置2に検出閾値変更データを送信
することができる。例えば高速道路の入口では、一般道
路から高速道路に入ることで制限速度が60km/hか
ら90km/hに変わる。そのため、高速道路の入口に
設置局6を設け、例えば設置局6をETC(ノンストッ
プ自動料金収受システム)に併設するよう設けると、こ
の設置局6のゲートを通過すると、端末装置2の検出閾
値設定手段205に制限速度に関する検出閾値を変更す
るようデータを送信し、受信したデータにより検出閾値
設定手段205は制限速度に関する検出閾値を変更す
る。また、一般道路から会社構内に入ると制限速度が6
0km/hから20km/hに変わるように設定されて
いるような場合には、例えば設置局6を構内の出入口に
設けられたDSRC(狭域通信:Dedicated
Short Range Communicatio
n)に併設するよう設けると、一般道路から構内に入る
際に端末装置2の検出閾値設定手段203に制限速度に
関する検出閾値を変更するようデータを送信し、検出閾
値が変更される。また、所定間隔のエリア毎に設置局6
を設け、エリア毎の気象情報や走行地域情報(悪路、未
舗装等)を送信できるようにすると、その設置局6を通
過することで、エリアにおける通過時点での気象や、道
路の条件が端末装置2に受信され環境条件の変更として
検出閾値を変更する。また、これらの設置局6は電波の
届きにくい山間部等のエリアに設けて、端末装置2と運
行監視装置3との中継局として機能させてもよい。
【0084】このように、実施の形態(2)の運行監視
システム1では、設置局6と端末装置2とのデータの送
受信を付加すること、検出閾値の変更における運行監視
装置3の負担を軽減させたり、位置に関係する情報をよ
り細かく検出閾値に反映させたりすることができる。そ
の他の作用、効果は実施の形態(1)と同様である。
【0085】次に、本発明の実施の形態(3)について
説明する。図9は実施の形態(3)の構成図である。な
お、実施の形態(1)と同様の説明には同一符号を付し
詳細を省略する。また、実施の形態(3)は実施の形態
(1)の応用として示しているが、実施の形態(2)の
応用として実施してもよい。
【0086】実施の形態(3)では、運行情報を基に特
殊運行情報を検出する機能を運行監視装置3に持たせた
ことを特徴としている。そのため、端末装置2は実施の
形態(1)の構成と比較して、収集した運行情報をすべ
て運行監視装置3に送信する運行情報送信手段209が
備えられ、一方、検出手段204と検出閾値設定手段2
05と特殊運行情報送信手段206が除かれている。ま
た、運行監視装置3は実施の形態(1)の構成と比較し
て、運行情報を端末装置2から受信する運行情報受信手
段315と、運行情報を基に速度超過や居眠り等の特殊
運行情報を検出する検出手段316と、検出手段316
の検出閾値を設定変更する検出閾値設定手段317とが
備えられ、一方、特殊運行情報受信手段303と検出閾
値変更手段308が除かれている。検出手段316と検
出閾値設定手段317は、それぞれ検出手段204と検
出閾値設定手段205を運行監視装置3に置き換えたも
のである。また、関係者端末4の検出閾値変更手段40
1も除かれている。これら以外の構成は実施の形態
(1)と同様である。
【0087】このように構成された実施の形態(3)で
は、特殊運行の状態の検出を運行監視装置3に実行させ
ることにより、端末装置2の仕組みを簡素化することが
でき、負担を軽減させることができる。その他の作用、
効果は実施の形態(1)と同様である。
【0088】次に、本発明の実施の形態(4)について
説明する。図10は実施の形態(4)の構成図である。
なお、実施の形態(1)(2)と同様の説明には同一符
号を付し詳細を省略する。また、実施の形態(4)は実
施の形態(2)の応用として示しているが、実施の形態
(1)の応用として実施してもよい。
【0089】実施の形態(4)では、特殊運行情報を元
に、警告の通知の必要性を判断する判定手段をも、端末
装置2にもたせたことを特徴としている。そのため、端
末装置2は実施の形態(2)の構成と比較して、判定手
段210と判定閾値設定手段211が備えられ、また特
殊運行情報送信手段206では、特殊運行情報をすべて
運行監視装置2に送信するのではなく、判定手段210
の判定閾値を超えた場合にのみその特殊運行情報が運行
監視装置3に送信される。また、運行監視装置3は実施
の形態(2)の構成と比較して、判定手段304と判定
閾値設定手段305が除かれ、一方、運行監視装置3で
端末装置2の判定閾値を変更するために、判定閾値設定
手段211での判定閾値を外部から変更制御する判定閾
値変更手段318が設けられている。この判定閾値変更
手段318は、関係者端末4からの要求により実行され
る場合もある。また、図示していないが、判定閾値設定
手段211を関係者端末4により変更制御するよう構成
してもよい。
【0090】このように構成された実施の形態(4)で
は、判定手段をも端末装置2に持たせているため、特殊
運行情報の送信回数が減り、従って端末装置2から運行
監視装置3への通信量を減らすことができる。その他の
作用、効果は実施の形態(1)(2)と同様である。
【0091】
【発明の効果】以上、詳述してきたように本発明の運行
監視システムでは、端末装置で収集された運行情報から
検出閾値により特殊運行の状態か否かを検出し、判定閾
値により該当する移動体に通知が必要か否かを判定して
いる。そして、特に検出閾値と判定閾値とを条件により
運行中に自在に設定変更できるよう構成することを特徴
としている。これにより、運行に関係する条件の変化や
変動をきめ細かく各閾値に反映させることができ、それ
ぞれの車両の運行における事故の予兆段階で、適切な安
全運転を適時に促すことが可能となる。
【0092】また、関係者端末から運行監視装置に検出
閾値や判定閾値の変更を要求したり、関係者端末から端
末装置の検出閾値を変更制御したりできるため、運行に
関係する事業者や荷主等の関係者の意向もきめ細かく車
両の運行に反映させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態(1)の概念図である。
【図2】 実施の形態(1)の説明図である。
【図3】 実施の形態(1)の構成図である。
【図4】 実施の形態(1)のフローチャートである。
【図5】 実施の形態(1)のフローチャートである。
【図6】 実施の形態(1)のフローチャートである。
【図7】 実施の形態(2)の説明図である。
【図8】 実施の形態(2)の構成図である。
【図9】 実施の形態(3)の構成図である。
【図10】 実施の形態(4)の構成図である。
【符号の説明】
1 運行監視システム 2 端末装置 201 監視情報送信手段 202 位置情報送信手段 203 運行情報収集手段 204 検出手段 205 検出閾値設定手段 206 特殊運行情報送信手段 207 警告受信手段 208 注意受信手段 209 運行情報送信手段 210 判定手段 211 判定閾値設定手段 3 運行監視装置 301 監視情報受信手段 302 位置情報受信手段 303 特殊運行情報受信手段 304 判定手段 305 判定閾値設定手段 306 運行実績データベース 307 属性データベース 308 検出閾値変更手段 309 警告手段 310 通報手段 311 データベース作成手段 312 特殊運行位置データベース 313 注意手段 314 通知計数手段 315 運行情報受信手段 316 検出手段 317 検出閾値設定手段 318 判定閾値変更手段 4 関係者端末 401 検出閾値変更手段 402 検出閾値変更依頼手段 403 判定閾値変更依頼手段 5 ネットワーク 6 設置局 601 検出閾値変更手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B60R 21/00 630 B60R 21/00 630F G08G 1/16 G08G 1/16 A F (72)発明者 青沼 健夫 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 鈴木 一哉 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 杉澤 登 東京都渋谷区恵比寿一丁目28番1号 あい おい損害保険株式会社内 (72)発明者 高橋 康泰 東京都渋谷区恵比寿一丁目28番1号 あい おい損害保険株式会社内 Fターム(参考) 3D037 FA03 FA06 FA09 FA20 FA21 FB09 5H180 AA01 BB04 BB05 EE13 EE14 LL07 LL08 LL20

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体に備えられる端末装置と移動体の
    運行を監視する運行監視装置とを含む運行監視システム
    において、 前記端末装置には、 移動体の運行状態に関する情報あるいは操作者の操作状
    態に関する情報を少なくとも含む運行情報を収集する運
    行情報収集手段と、 所定の検出閾値に基づいて、前記運行情報から前記移動
    体あるいは操作者が特殊運行の状態か否かを検出する検
    出手段と、 前記検出した結果により移動体あるいは操作者が特殊運
    行であると判断した場合には、該当する特殊運行の情報
    を運行監視装置に送信する特殊運行情報送信手段とを備
    え、 前記運行監視装置には、 所定の判定閾値に基づいて、前記特殊運行の情報から該
    当する移動体あるいは操作者に通知が必要か否かを判定
    する判定手段と、 前記判定の結果により通知が必要な移動体あるいは操作
    者の端末装置に所定の情報を送信する通知手段とを備え
    ることを特徴とする運行監視システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の運行監視システムにおい
    て、前記判定手段の判定閾値は運行に関係する条件に応
    じて設定されることを特徴とする運行監視システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の運行監視システ
    ムにおいて、前記検出手段の検出閾値は運行に関係する
    条件に応じて設定されることを特徴とする運行監視シス
    テム。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれかに記載の運行
    監視システムにおいて、前記判定手段の判定閾値は、特
    殊運行の情報を受信する頻度や回数によって決定される
    設定値を少なくとも含むことを特徴とする運行監視シス
    テム。
  5. 【請求項5】 請求項2から4のいずれかに記載の運行
    監視システムにおいて、前記運行に関係する条件は、移
    動体の走行地域情報、時間情報、気象情報等に関する環
    境情報を少なくとも含むことを特徴とする運行監視シス
    テム。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の運行監視システムにおい
    て、前記判定手段の判定閾値及び検出手段の検出閾値の
    いずれか一方または双方は、環境情報に連動して自動的
    に変更されることを特徴とする運行監視システム。
  7. 【請求項7】 請求項2から6のいずれかに記載の運行
    監視システムにおいて、前記運行に関係する条件は、移
    動体の属性、操作者の属性等に関する属性情報を少なく
    とも含むことを特徴とする運行監視システム。
  8. 【請求項8】 請求項1から7のいずれかに記載の運行
    監視システムにおいて、運行に関係する関係者の関係者
    端末がネットワークを介して前記運行監視装置に接続さ
    れ、前記判定手段の判定閾値は、関係者端末からの要求
    に従って変更可能であることを特徴とする運行監視シス
    テム。
  9. 【請求項9】 請求項1から8のいずれかに記載の運行
    監視システムにおいて、前記検出手段の検出閾値は、前
    記運行監視装置により変更可能であることを特徴とする
    運行監視システム。
  10. 【請求項10】 請求項1から9のいずれかに記載の運
    行監視システムにおいて、運行に関係する関係者の関係
    者端末がネットワークを介して前記端末装置に接続さ
    れ、前記検出手段の検出閾値は、関係者端末により変更
    可能であることを特徴とする運行監視システム。
  11. 【請求項11】 請求項1から10のいずれかに記載の
    運行監視システムにおいて、予め設けられた設置局がネ
    ットワークを介して前記端末装置に接続され、前記検出
    手段の検出閾値は、設置局により変更可能であることを
    特徴とする運行監視システム。
  12. 【請求項12】 請求項8から11のいずれかに記載の
    運行監視システムにおいて、前記運行監視装置には、前
    記判定手段で通知が必要と判定した場合に、該当する移
    動体あるいは操作者の情報を関係者端末に通報する通報
    手段が備えられることを特徴とする運行監視システム。
  13. 【請求項13】 請求項1から12のいずれかに記載の
    運行監視システムにおいて、 前記運行監視装置には、 移動体の位置情報を取得する位置情報受信手段と、 特殊運行情報と位置情報とを関連づけて特殊運行の発生
    しやすい位置領域を蓄積し、特殊運行位置データベース
    を作成するデータベース作成手段と、 移動体の位置情報を特殊運行位置データベースと照合
    し、該移動体が特殊運行の発生しやすい位置領域に関係
    する場合には、該当する端末装置に所定の情報を通知す
    る通知手段とが備えられることを特徴とする運行監視シ
    ステム。
  14. 【請求項14】 請求項1から13のいずれかに記載の
    運行監視システムにおいて、前記運行に関係する条件
    は、運行に関係する保険対象物に保険金を支払うべき事
    故が発生する確率情報を少なくとも含むことを特徴とす
    る運行監視システム。
  15. 【請求項15】 請求項1から14のいずれかに記載の
    運行監視システムにおいて、前記運行監視装置には、保
    険料率を設定するために移動体への通知回数を計数する
    通知計数手段が備えられることを特徴とする運行監視シ
    ステム。
  16. 【請求項16】 移動体に備えられる端末装置と移動体
    の運行を監視する運行監視装置とを含む運行監視システ
    ムにおいて、 前記端末装置には、 移動体の運行状態に関する情報あるいは操作者の操作状
    態に関する情報を少なくとも含む運行情報を収集する運
    行情報収集手段と、 前記収集した運行情報を運行監視装置に送信する運行情
    報送信手段とを備え、 前記運行監視装置には、 所定の検出閾値に基づいて、前記運行情報から前記移動
    体あるいは操作者が特殊運行の状態か否かを検出する検
    出手段と、 所定の判定閾値に基づいて、前記特殊運行の情報から、
    該当する移動体あるいは操作者に通知が必要か否かを判
    定する判定手段と、 前記判定の結果により通知が必要な移動体あるいは操作
    者の端末装置に所定の情報を送信する通知手段とを備え
    ることを特徴とする運行監視システム。
  17. 【請求項17】 移動体に備えられる端末装置と移動体
    の運行を監視する運行監視装置とを含む運行監視システ
    ムにおいて、 前記端末装置には、 移動体の運行状態に関する情報あるいは操作者の操作状
    態に関する情報を少なくとも含む運行情報を収集する運
    行情報収集手段と、 所定の検出閾値に基づいて、前記運行情報から前記移動
    体あるいは操作者が特殊運行の状態か否かを検出する検
    出手段と、 所定の判定閾値に基づいて、前記特殊運行の情報から該
    当する移動体あるいは操作者に通知が必要か否かを判定
    する判定手段と、 前記判定の結果により移動体あるいは操作者に通知が必
    要であると判断した場合には、該当する特殊運行の情報
    を運行監視装置に送信する特殊運行情報送信手段とを備
    えることを特徴とする運行監視システム。
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