JP2014089555A - 車載装置、危険予測方法、およびプログラム - Google Patents

車載装置、危険予測方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】従来の車載装置では、走行した道路または走行する道路と、移動体が走行を開始してからの経過とに応じて危険予測を行うことができなかった。
【解決手段】危険であると判断するための1以上の危険判断条件が格納される危険判断条件格納部と、移動体が走行した道路に関する情報である道路関連情報を、1以上の道路情報を有する地図情報と、現在位置を示す現在位置情報とを用いて取得する道路関連情報取得部と、連続した走行に関する情報である連続走行関連情報を取得する連続走行関連情報取得部と、道路関連情報と連続走行関連情報とが1以上の危険判断条件のいずれかに合致するか否かを判断する危険判断部と、当該合致すると判断した場合に、危険である旨を出力する危険報知部とを備える車載装置により、走行した道路または走行する道路と、移動体が走行を開始してからの経過とに応じて危険予測を行うことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、車載装置等に関するものである。
従来、他車両の挙動から衝突の危険性を予測し、当該衝突を回避する装置等が開発されている(特許文献1参照)。
特開2011−242887
例えば、走行している道路の種類や、走行を開始してからの経過時間などに応じて、危険であると判断する条件は異なる。しかしながら、従来の車載装置では、走行した道路または走行する道路と、移動体が走行を開始してからの経過とに応じて危険予測を行うことができなかった。
本第一の発明の車載装置は、危険であると判断するための1以上の危険判断条件が格納される危険判断条件格納部と、道路を示す1以上の道路情報を有する地図情報が格納される地図情報格納部と、移動体の現在位置を示す現在位置情報を取得する現在位置情報取得部と、移動体が走行した道路または走行する道路に関する情報である道路関連情報を、地図情報と、現在位置情報とを用いて取得する道路関連情報取得部と、移動体の一の連続した走行に関する情報である連続走行関連情報を取得する連続走行関連情報取得部と、道路関連情報取得部が取得した道路関連情報と、連続走行関連情報取得部が取得した連続走行関連情報とが、1以上の危険判断条件のいずれかに合致するか否かを判断する危険判断部と、危険判断部が、1以上の危険判断条件のいずれかに合致すると判断した場合に、危険である旨を出力する危険報知部とを備える車載装置である。
このような構成により、走行した道路または走行する道路と、移動体が走行を開始してからの経過とに応じて危険予測を行うことができる。
また、本第二の発明の車載装置は、第一の発明に対して、道路関連情報取得部は、移動体が走行した道路の種類を示す道路種類情報を、現在位置情報取得部が取得した現在位置情報を用いて、地図情報が有する道路情報から取得する道路種類情報取得手段を備え、危険判断部は、道路関連情報取得部が取得した2以上の道路種類情報と、連続走行関連情報取得部が取得した連続走行関連情報とが、1以上の危険判断条件のいずれかに合致するか否かを判断する車載装置である。
このような構成により、走行した道路の種類と、移動体が走行を開始してからの経過とに応じて危険予測を行うことができる。
また、本第三の発明の車載装置は、第二の発明に対して、危険判断条件は、道路の種類が一般道路であり、かつ、道路を所定の時間以上走行していることである車載装置である。
このような構成により、一般道路を所定の時間以上走行している場合に、危険である旨を出力することができる。
また、本第四の発明の車載装置は、第一の発明に対して、道路関連情報取得部は、移動体が走行した道路を識別する1以上の走行済道路情報が格納される走行済道路情報格納手段と、移動体が走行している道路を識別する道路識別情報を、現在位置情報取得部が取得した現在位置情報を用いて、地図情報が有する道路情報から取得する道路識別情報取得手段と、道路識別情報取得手段が取得した道路識別情報である走行済道路情報を、走行済道路情報格納手段に蓄積する走行済道路情報蓄積手段と、道路識別情報取得手段が取得した道路識別情報により識別される道路の走行経験に関する情報である走行経験関連情報を、走行済道路情報格納手段に格納されている1以上の走行済道路情報を用いて取得する走行経験関連情報取得手段とを備え、危険判断部は、道路関連情報取得部が取得した走行経験関連情報と、連続走行関連情報取得部が取得した連続走行関連情報とが、1以上の危険判断条件のいずれかに合致するか否かを判断する車載装置である。
このような構成により、走行した道路の走行経験と、移動体が走行を開始してからの経過とに応じて危険予測を行うことができる。
また、本第五の発明の車載装置は、第四の発明に対して、危険判断条件は、走行している道路の走行経験がないことであり、かつ、道路を所定の時間以上走行していることである車載装置である。
このような構成により、走行経験のない道路を所定の時間以上走行している場合に、危険である旨を出力することができる。
また、本第六の発明の車載装置は、第一の発明に対して、目的地を示す目的地情報を受け付ける受付部をさらに備え、道路関連情報取得部は、現在位置情報取得部が取得した現在位置情報が示す現在位置と、受付部が受け付けた目的地情報が示す目的地との位置関係に関する目的地関連情報を取得する目的地関連情報取得手段を備え、危険判断部は、道路関連情報取得部が取得した目的地関連情報と、連続走行関連情報取得部が取得した連続走行関連情報とが、1以上の危険判断条件のいずれかに合致するか否かを判断する車載装置である。
このような構成により、現在位置と目的地との位置関係と、移動体が走行を開始してからの経過とに応じて危険予測を行うことができる。
また、本第七の発明の車載装置は、第六の発明に対して、目的地関連情報取得手段は、受付部が目的地情報を受け付けた直後に目的地関連情報を取得する車載装置である。
このような構成により、目的地を受け付けた直後に、現在位置と目的地との位置関係に応じて危険予測を行うことができる。
また、本第八の発明の車載装置は、第六または第七の発明に対して、危険判断条件は、現在位置から目的地に到着するまでの時間が所定の時間以下または現在位置から目的地までの距離が所定の距離以下であり、かつ、目的地までの経路を所定の時間以上走行していることである車載装置である。
このような構成により、目的地までの経路を所定の時間以上走行した結果、現在位置から目的地に到着するまでの時間が所定の時間以下または現在位置から目的地までの距離が所定の距離以下である場合に、危険である旨を出力することができる。
また、本第九の発明の車載装置は、第一から第八いずれか1つの発明に対して、連続走行関連情報取得部は、移動体の一の連続した走行における走行時間を示す走行時間情報を取得し、危険判断部は、道路関連情報取得部が取得した道路関連情報と、連続走行関連情報取得部が取得した走行時間情報とが、1以上の危険判断条件のいずれかに合致するか否かを判断する車載装置である。
このような構成により、走行した道路または走行する道路と、移動体の一の連続した走行における走行時間とに応じて危険予測を行うことができる。
また、本第十の発明の車載装置は、第一から第九いずれか1つの発明に対して、危険報知部は、危険判断部が合致すると判断した危険判断条件に応じた出力を行う車載装置である。
このような構成により、危険である旨の判断結果に応じて、出力の方法や内容などを変更することができる。
また、本第十一の発明の車載装置は、第一から第十いずれか1つの発明に対して、危険報知部は、危険である旨を画面出力する車載装置である。
このような構成により、危険である旨を画面出力することができる。
本発明による車載装置等によれば、走行した道路または走行する道路と、移動体が走行を開始してからの経過とに応じて危険予測を行うことができる。
実施の形態1における車載装置1のブロック図 同車載装置1の全体動作について説明するフローチャート 同危険判断条件に合致するか否かの判断処理について説明するフローチャート 同危険判断条件の例を示す図 同画面出力の例を示す図 同画面出力の例を示す図 同危険判断条件の例を示す図 上記実施の形態におけるコンピュータシステムの概観図 上記実施の形態におけるコンピュータシステムのブロック図
以下、本発明による車載装置等の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。また、本実施の形態において説明する各情報の形式、内容などは、あくまで例示であり、各情報の持つ意味を示すことができれば、形式、内容などは問わない。
(実施の形態1)
本実施の形態において、移動体が走行した道路や、移動体が走行する道路、移動体の一の連続した走行などに応じて危険予測を行う車載装置1について説明する。
なお、本実施の形態における車載装置1は、例えば、カーナビゲーションシステムや、ディスプレイ・オーディオなどであり、通常、移動体に搭載される。また、移動体は、例えば、自動車や、バイク、自転車などである。なお、移動体には、人を含んでもよい。
図1は、本実施の形態における車載装置1のブロック図である。車載装置1は、危険判断条件格納部11、地図情報格納部12、現在位置情報取得部13、受付部14、道路関連情報取得部15、連続走行関連情報取得部16、危険判断部17、危険報知部18を備える。また、道路関連情報取得部15は、走行済道路情報格納手段151、道路種類情報取得手段152、道路識別情報取得手段153、走行済道路情報蓄積手段154、走行経験関連情報取得手段155、目的地関連情報取得手段156を備える。
危険判断条件格納部11には、危険であると判断するための1以上の危険判断条件が格納される。危険判断条件とは、通常、移動体が走行した道路、または移動体が走行する道路に関する条件である道路関連条件と、移動体の一の連続した走行に関する条件である連続走行関連条件との組み合わせである。組み合わせとは、通常、論理積(AND)であるが、論理和(OR)であってもよい。
道路関連条件は、通常、移動体が走行した道路、または移動体が走行する道路に関する情報である道路関連情報に関する条件である。「走行した道路」とは、過去において走行した道路のことである。また、「走行する道路」とは、未来において走行する予定である道路のことである。また、当該道路は、例えば、ユーザが選択した目的地までの経路であってもよい。また、道路関連情報とは、例えば、走行した道路の種類を示す道路種類情報や、道路の走行経験に関する走行経験関連情報、現在位置から目的地までの位置関係に関する目的地関連情報などである。道路の種類とは、例えば、高速道路や、一般道路、県道、市道などである。また、走行経験関連情報は、例えば、道路の走行回数や、道路の走行経験の有無などを示す情報である。道路の走行経験の有無を示す走行経験関連情報は、例えば、「走行経験:あり」や、「無」などである。また、目的地関連情報は、例えば、目的地までの経路の距離や、当該経路の走行に要する時間などを示す情報である。当該経路は、通常、1以上の道路を有する。また、当該経路は、例えば、ユーザが設定したものであってもよい。
また、道路関連情報は、例えば、道路を識別する道路識別情報や、道路の構造を示す道路構造情報などであってもよい。道路識別情報は、例えば、道路のIDや、道路の名称や、道路の地図上での区間などを示す情報を有する。また、道路の構造とは、例えば、トンネルや、橋、高架などである。
以上より、道路関連条件は、例えば、「一般道路を走行していること」や、「トンネルに進入したこと」、「走行中の道路を所定の回数以上走行していること」、「走行中の道路の走行経験がないこと」、「目的地までの経路の距離が所定の距離以下であること」、「目的地までの経路の走行に要する時間が所定の時間以下であること」などである。また、所定の回数や、所定の距離、所定の時間などは、いわゆる閾値のことである。
また、連続走行関連条件は、移動体の一の連続した走行に関する情報である連続走行関連情報に関する条件である。一の連続した走行とは、通常、所定の条件に合致する走行のことである。当該所定の条件とは、例えば、「車載装置1の電源がONになってから、車載装置1の電源がOFFになるまで」や、「移動体のエンジンがONになってから、移動体のエンジンがOFFになるまで」、「移動体の速度が0km/hより大きくなってから、移動体の速度が0km/hになるまで」などである。また、当該所定の条件は、例えば、電源がOFFである時間や、エンジンがOFFである時間、速度が0km/hである時間が所定の時間未満である場合は、2以上の連続した走行を、一の連続した走行とみなすこと、を含んでもよい。なお、当該エンジンは、いわゆる原動機であれば、その原動力は問わない。また、連続走行関連情報とは、移動体の一の連続した走行における量に関する情報である。「量」とは、通常、時間、または距離である。つまり、連続走行関連情報とは、通常、移動体の一の連続した走行における走行時間や、移動体の一の連続した走行における走行距離などである。
以上より、連続走行関連条件は、例えば、「2時間以上連続して走行していること」や、「100km以上連続して走行していること」、「走行時間が2時間以上4時間未満であること」、「走行距離が100km以上200km未満であること」などである。
また、危険判断条件には、後述の危険報知部18が出力する内容を示す報知内容情報が対応付いていてもよい。報知内容情報は、例えば、危険である旨を画面に出力することを示す「画面出力」や、危険である旨を警告音により報知することを示す「警告音」、画面に出力する文字である「危険!!」、警告音を識別する「Alert.mp3」などである。
地図情報格納部12には、地図を示す地図情報が格納される。地図情報が示す地図の種類は、問わない。また、地図情報は、通常、カーナビゲーションで用いられるKIWIフォーマットのものであるが、例えば、いわゆるラスタデータや、いわゆるベクタデータであってもよい。また、地図情報は、通常、道路を示す1以上の道路情報を有する。当該道路情報は、通常、地図上の道路を表現するための1以上の情報を有する情報である。道路情報は、通常、道路の種類を示す道路種類情報や、道路の構造を示す道路構造情報、道路の名称を示す道路名称情報、道路の区間を示す道路区間情報、道路の起点、終点、通過地点などの位置を示す道路位置情報などを有する。当該位置情報は、通常、経緯度を示す経緯度情報である。また、地図情報は、例えば、地形を示す地形情報や、当該地形の範囲を示す地形範囲情報などを有していてもよい。地形範囲情報は、通常、1以上の位置情報を有しており、当該1以上の位置情報が示す位置により、地形の範囲が示される。また、地図情報は、例えば、地図上の1以上の地点を示す1以上の地点情報を有していてもよい。当該地点は、例えば、駅や、観光名所、公園、テーマパーク、その他の建造物などある。
現在位置情報取得部13は、移動体の現在位置を示す現在位置情報を取得する。当該位置情報は、通常、経緯度を示す経緯度情報であるが、高度を示す高度情報であってもよい。また、現在位置情報取得部13は、通常、定期的に現在位置情報を取得する。また、現在位置情報取得部13は、通常、衛星航法システム(GPS受信機など)や、移動体通信用の基地局から位置情報を受信する装置などから、現在位置情報を取得する。この場合、現在位置情報取得部13は、これらの装置を有していてもよいし、これらの装置で実現され得てもよい。また、現在位置情報取得部13の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。
受付部14は、目的地を示す目的地情報を受け付ける。目的地情報は、通常、目的地の位置を示す位置情報を有する。また、目的地情報は、例えば、目的地の名称を示す情報を有していてもよい。また、受け付けとは、タッチパネルや、キーボードなどの入力デバイスから入力された情報の受け付け、有線もしくは無線の通信回線を介して送信された情報の受信、光ディスクや磁気ディスク、半導体メモリなどの記録媒体から読み出された情報の受け付けなどを含む概念である。
また、受付部14は、出発地を示す出発地情報を受け付けてもよい。出発地情報のデータ構造は、目的地情報と同様であるので、説明を省略する。また、受付部14は、電源ONの指示、電源OFFの指示、現在位置から目的地までの経路を探索する経路探索指示などを受け付けてもよい。経路探索指示は、例えば、現在位置情報や、目的地情報などを有する。また、受付部14がこれらの指示を受け付けた場合、車載装置1は、通常、当該受け付けた指示に応じた所定の処理を行う。
また、受付部14における情報や指示などの入力手段は、メニュー画面によるものや、キーボードなど、何でもよい。受付部14は、メニュー画面の制御ソフトウェアや、キーボード等の入力手段のデバイスドライバーなどで実現され得る。
道路関連情報取得部15は、移動体が走行した道路、または移動体が走行する道路に関する情報である道路関連情報を取得する。道路関連情報取得部15は、通常、地図情報格納部12に格納されている地図情報と、現在位置情報取得部13が取得した現在位置情報とを用いて、道路関連情報を取得する。また、道路関連情報取得部15は、通常、定期的に道路関連情報を取得する。また、道路関連情報取得部15は、例えば、ユーザからの指示に応じて道路関連情報を取得してもよい。また、道路関連情報取得部15は、通常、後述の各手段により、道路関連情報を取得する。つまり、後述の各手段が取得した道路関連情報は、道路関連情報取得部15が取得した道路関連情報となる。
走行済道路情報格納手段151には、1以上の走行済道路情報が格納される。走行済道路情報とは、移動体が走行した道路を識別する道路識別情報である。当該道路識別情報は、通常、道路の名称を示す道路名称情報と、道路の区間を示す道路区間情報を有する。道路区間情報は、通常、2以上の位置情報を有する。当該位置情報は、地点情報であってもよい。また、道路識別情報は、例えば、当該道路を走行時の移動体の進行方向を示す情報を有していてもよい。当該情報は、例えば、「上り」や、「東向き」、「北」などである。また、走行済道路情報には、例えば、日時を示す日時情報が対応付いていてもよい。当該日時情報は、通常、走行済道路情報が走行済道路情報格納手段151に蓄積された日時を示す。
道路種類情報取得手段152は、移動体が走行した道路の種類を示す道路種類情報を、地図情報格納部12から取得する。当該道路種類情報は、移動体が走行している道路の種類を示す道路種類情報であってもよい。道路種類情報取得手段152は、通常、現在位置情報取得部13が取得した現在位置情報を用いて、道路種類情報を取得する。道路種類情報取得手段152は、例えば、まず、現在位置情報が示す現在位置に位置する道路を示す道路情報を、地図情報格納部12に格納されている地図情報が有する1以上の道路情報から取得する。このとき、道路種類情報取得手段152は、通常、現在位置情報が示す現在位置と、当該道路情報が有する道路位置情報が示す道路の位置との距離が近いか否かなどを判断することで、現在位置に位置する道路を特定する。そして、道路種類情報取得手段152は、取得した道路情報から、道路種類情報を取得する。
道路識別情報取得手段153は、移動体が走行した道路を識別する道路識別情報を、地図情報格納部12から取得する。当該道路識別情報は、移動体が走行している道路を識別する道路識別情報であってもよい。道路識別情報取得手段153は、通常、現在位置情報取得部13が取得した現在位置情報を用いて、道路識別情報を取得する。なお、道路識別情報の取得の方法や手順などは、道路種類情報取得手段152による道路種類情報の取得の方法や手順などと同様であるので、説明を省略する。
なお、道路種類情報取得手段152は、例えば、移動体が任意の道路の走行を開始した場合に、当該道路の道路種類情報を取得してもよい。また、道路種類情報取得手段152は、例えば、移動体が任意の道路の走行を開始し、所定の時間が経過した場合に、当該道路の道路種類情報を取得してもよい。また、道路種類情報取得手段152は、例えば、任意の道路の走行を終了した場合に、当該道路の道路種類情報を取得してもよい。また、道路種類情報取得手段152は、例えば、任意の道路の走行を終了し、所定の時間が経過した場合に、当該道路の道路種類情報を取得してもよい。なお、これら道路種類情報の取得のタイミングは、道路識別情報取得手段153による道路識別情報の取得のタイミングについても同様である。
走行済道路情報蓄積手段154は、道路識別情報取得手段153が取得した道路識別情報を、走行済道路情報格納手段151に蓄積する。このとき、蓄積された道路識別情報は、走行済道路情報となる。また、走行済道路情報蓄積手段154は、日時を示す日時情報を取得し、当該日時情報を対応付けて、道路識別情報を蓄積してもよい。なお、日時情報の取得の方法や手順などは、公知であるので、詳細な説明を省略する。
走行経験関連情報取得手段155は、道路の走行経験に関する情報である走行経験関連情報を取得する。当該道路は、通常、道路識別情報取得手段153が取得した道路識別情報により識別される道路である。また、走行経験関連情報取得手段155は、通常、走行済道路情報格納手段151に格納されている1以上の走行済道路情報を用いて、走行経験関連情報を取得する。
走行経験関連情報取得手段155は、例えば、道路識別情報取得手段153が取得した道路識別情報と同一の走行済道路情報の数を、走行済道路情報格納手段151に格納されている1以上の走行済道路情報を用いてカウントする。そして、走行経験関連情報取得手段155は、当該数を示す情報を取得する。当該数を示す情報は、道路の走行回数を示す走行回数情報である。
また、走行経験関連情報取得手段155は、例えば、道路識別情報取得手段153が取得した道路識別情報と同一の走行済道路情報が、走行済道路情報格納手段151に格納されているか否かを、走行済道路情報格納手段151に格納されている1以上の走行済道路情報を用いて判断する。そして、走行経験関連情報取得手段155は、当該判断結果を示す情報を取得する。当該判断結果を示す情報は、道路の走行経験の有無を示す走行経験有無情報である。
また、走行回数情報および走行経験有無情報を取得する場合において、走行経験関連情報取得手段155は、例えば、道路識別情報取得手段153が取得した道路識別情報で識別される道路を含む道路や、当該道路識別情報で識別される道路と一部が重複する道路などの走行回数情報や、走行経験有無情報を取得してもよい。
例えば、道路識別情報取得手段153が取得した道路識別情報が「道路A:地点α−地点β」であるとする。また、走行済道路情報格納手段151に格納されている走行済道路情報が「道路A:地点α−地点β−地点γ」であるとする。この様な場合、走行経験関連情報取得手段155は、当該走行済道路情報で識別される道路について、当該道路識別情報で識別される道路を含む道路であると判断する。また、例えば、道路識別情報取得手段153が取得した道路識別情報が「道路A:地点β−地点γ」であるとする。また、走行済道路情報格納手段151に格納されている走行済道路情報が「道路A:地点α−地点β−地点γ−地点δ」であるとする。この様な場合、走行経験関連情報取得手段155は、当該走行済道路情報で識別される道路について、当該道路識別情報で識別される道路を含む道路であると判断する。
また、例えば、道路識別情報取得手段153が取得した道路識別情報が「道路A:地点α−地点β−地点γ」であるとする。また、走行済道路情報格納手段151に格納されている走行済道路情報が「道路A:地点β−地点γ−地点δ」であるとする。この様な場合、走行経験関連情報取得手段155は、当該走行済道路情報で識別される道路のうち、「地点γ−地点δ」の区間の道路について、当該道路識別情報で識別される道路の一部と重複する道路であると判断する。
目的地関連情報取得手段156は、現在位置と目的地との位置関係に関する目的地関連情報を取得する。当該現在位置は、通常、現在位置情報取得部13が取得した現在位置情報が示す現在位置である。また、当該目的地は、通常、受付部14が受け付けた目的地情報が示す目的地である。
目的地関連情報取得手段156は、例えば、現在位置情報と目的地情報とを、地図情報格納部12に格納されている地図情報に適用する。「現在位置情報を地図情報に適用する」とは、当該現在位置情報で示される地図上の位置を、出発地とすることである。また、「目的地情報を地図情報に適用する」とは、当該目的地情報で示される地図上の地点を、目的地とすることである。そして、目的地関連情報取得手段156は、当該出発地から目的地までの経路を探索し、当該経路を示す経路情報を取得する。当該経路情報は、通常、1以上の道路情報を有する。また、経路探索は、公知の技術であるので、詳細な説明を省略する。
そして、目的地関連情報取得手段156は、取得した経路情報が有する2以上の位置情報を用いて、当該経路の距離を示す目的地距離情報を算出する。また、目的地関連情報取得手段156は、算出した目的地距離情報と、移動体の速度を示す速度情報とを用いて、当該経路の走行に要する時間を示す目的地時間情報を算出する。なお、速度情報は、通常、いわゆる速度センサや、速度計、スピードメーターなどから取得する。
また、現在位置から目的地までの経路を示す経路情報は、例えば、移動体の走行の開始時にユーザが設定した経路を示す初期経路情報の一部であってもよい。この場合、初期経路情報は、通常、任意の記憶領域または所定の記憶領域に格納されている。また、この場合、目的地関連情報取得手段156は、当該初期経路情報を取得し、当該初期経路情報から、現在位置から目的地までの経路を示す経路情報を取得する。そして、目的地関連情報取得手段156は、上記の様にして、目的地距離情報や、目的地時間情報を算出する。なお、初期経路情報の取得は、例えば、図示しない経路探索部が行う。
以上より、目的地関連情報取得手段156は、初期経路情報が示す経路のうち、未走行である経路の距離および当該経路の走行に要する時間を示す目的地関連情報を取得する。また、目的地関連情報取得手段156は、例えば、初期経路情報が示す経路の距離に対する未走行である経路の距離の割合や、初期経路情報が示す経路の走行に要する時間に対する未走行である経路の走行に要する時間の割合などを示す目的地関連情報を取得してもよい。
なお、道路構造情報の取得の方法や手順などは、道路種類情報や、道路識別情報の取得の方法や手順などと同様であるので、説明を省略する。また、道路構造情報は、例えば、図示しない道路構造情報取得手段が取得してもよい。この場合、道路構造情報取得手段は、道路関連情報取得部15が備える。
連続走行関連情報取得部16は、連続走行関連情報を取得する。連続走行関連情報は、通常、移動体の一の連続した走行における走行時間を示す走行時間情報や、移動体の一の連続した走行における走行距離を示す走行距離情報などである。従って、連続走行関連情報取得部16は、通常、走行時間および走行距離の計測を開始する。そして、連続走行関連情報取得部16は、当該計測中の走行時間および走行距離のそれぞれを示す走行時間情報および走行距離情報を取得する。
また、連続走行関連情報取得部16は、例えば、走行時間および走行距離の計測を開始する条件である計測開始条件を保持しており、移動体が走行している道路や、移動体の状態などが当該条件に合致した場合に、走行時間および走行距離の計測を開始してもよい。当該計測開始条件は、例えば、「走行中道路種類=一般道路」や、「エンジン=ON」、「速度>0km/h」などである。
また、連続走行関連情報取得部16は、例えば、走行時間および走行距離の計測を終了する条件である計測終了条件を保持しており、移動体が走行している道路や、移動体の状態などが当該条件に合致した場合に、走行時間および走行距離の計測を終了してもよい。当該計測開始条件は、例えば、「走行中道路種類≠一般道路」や、「エンジン=OFF」、「速度=0km/h」などである。
また、連続走行関連情報取得部16は、例えば、走行時間および走行距離の計測を継続する条件である計測継続条件を保持しており、移動体が走行している道路や、移動体の状態などが当該条件に合致している間、走行時間および走行距離の計測を継続してもよい。当該計測継続条件は、例えば、「走行中道路種類=一般道路」や、「エンジン=ON」、「速度>0km/h」などである。
また、連続走行関連情報取得部16は、例えば、連続走行関連情報である走行時間情報、走行距離情報のいずれかを取得してもよいし、いずれもを取得してもよい。
また、走行時間情報を取得する場合、連続走行関連情報取得部16は、例えば、いわゆる時計を用いて走行時間を計測する。また、走行距離情報を取得する場合、連続走行関連情報取得部16は、例えば、トリップメーターを用いて走行距離を計測する。これらの場合、連続走行関連情報取得部16は、例えば、これらの装置を有していてもよいし、これらの装置で実現され得てもよい。また、連続走行関連情報取得部16の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。
なお、道路関連情報取得部15、連続走行関連情報取得部16は、それぞれ、例えば、危険判断条件格納部11に格納されている危険判断条件の内容に応じて、所定の情報を取得してもよい。
例えば、危険判断条件が、道路種類情報に関する条件を有する場合、道路関連情報取得部15は、道路種類情報を取得する。また、例えば、危険判断条件が、道路構造情報に関する条件を有する場合、道路関連情報取得部15は、道路構造情報を取得する。
また、例えば、危険判断条件が、走行時間情報に関する条件を有する場合、連続走行関連情報取得部16は、走行時間情報を取得する。また、例えば、危険判断条件が、走行距離情報に関する条件を有する場合、連続走行関連情報取得部16は、走行距離情報を取得する。
危険判断部17は、道路関連情報取得部15が取得した道路関連情報と、連続走行関連情報取得部16が取得した連続走行関連情報とが、危険判断条件格納部11に格納されている1以上の危険判断条件のいずれかに合致するか否かを判断する。また、危険判断部17は、例えば、当該道路関連情報と連続走行関連情報とが、当該1以上の危険判断条件のいずれにも合致しないか否かを判断してもよい。
例えば、道路関連情報取得部15が一の連続した走行において取得した1以上の道路関連情報のすべてが、道路種類情報「一般道路」であり、連続走行関連情報が、走行時間情報「2時間15分」であるとする。また、例えば、危険判断条件が「(連続走行道路種類=一般道路)&(走行時間≧2時間)」であるとする。当該危険判断条件は、一の連続した走行において走行してきた道路の種類が一般道路であり、かつ、当該道路を2時間以上走行していること、を意味する。この場合、危険判断部17は、当該道路種類情報と走行時間情報とが、当該危険判断条件に合致すると判断する。
また、例えば、道路関連情報が、走行経験有無情報「なし」であり、連続走行関連情報が、走行時間情報「2時間30分」であるとする。また、例えば、危険判断条件が「(走行中道路走行経験=なし)&(2時間≦走行時間<3時間)」であるとする。当該危険判断条件は、走行中の道路の走行経験がなく、かつ、走行時間が2時間以上3時間未満であること、を意味する。この場合、危険判断部17は、当該走行経験有無情報と走行時間情報とが、当該危険判断条件に合致すると判断する。
また、例えば、道路関連情報取得部15が一の連続した走行において取得した1以上の道路関連情報のすべてが、走行経験有無情報「なし」であり、連続走行関連情報が、走行時間情報「2時間15分」であるとする。また、例えば、危険判断条件が「(連続走行道路走行経験=なし)&(走行時間≧2時間)」であるとする。当該危険判断条件は、一の連続した走行において走行してきた道路の走行経験がなく、かつ、当該道路を2時間以上走行していること、を意味する。この場合、危険判断部17は、当該道路種類情報と走行時間情報とが、当該危険判断条件に合致すると判断する。
また、例えば、道路関連情報が、目的地距離情報「1km」であり、連続走行関連情報が、走行距離情報「215km」であるとする。また、例えば、危険判断条件が「{(目的地までの時間≦3分)or(目的地までの距離≦1km)}&(走行時間≧2時間)」であるとする。当該危険判断条件は、現在位置から目的地に到着するまでの時間が3分以下または現在位置から目的地までの距離が1km以下であり、かつ、目的地までの経路を2時間以上走行していること、を意味する。この場合、危険判断部17は、当該走行経験有無情報と走行時間情報とが、当該危険判断条件に合致すると判断する。
また、例えば、危険判断条件に報知内容情報が対応付いている場合、危険判断部17は、通常、道路関連情報と連続走行関連情報とが合致すると判断した危険判断条件に対応付いている報知内容情報を、危険判断条件格納部11から取得する。
危険報知部18は、危険判断部17が、道路関連情報取得部15が取得した道路関連情報と、連続走行関連情報取得部16が取得した連続走行関連情報とが、1以上の危険判断条件のいずれかに合致すると判断した場合に、危険である旨を出力する。また、危険報知部18は、例えば、危険判断部17が、当該道路関連情報などが、1以上の危険判断条件のいずれにも合致しないと判断した場合に、危険である旨を出力してもよい。
当該「危険である旨を出力する」とは、通常、危険である旨を示す情報を出力することである。また、当該出力とは、ディスプレイへの表示、音出力、プロジェクターを用いた投影、プリンタでの印字、外部の装置への送信、記録媒体への蓄積、他の処理装置や他のプログラムなどへの処理結果の引渡しなどを含む概念である。なお、送信や蓄積、処理結果の引渡しについては、出力対象が最終的にユーザに提示されるものとする。また、送信や蓄積、処理結果の引渡しの結果、例えば、いわゆるドライブレコーダーなどの装置が始動されたり、いわゆるビデオカメラやデジタルカメラによる映像の記録が開始されたりしてもよい。また、当該出力の結果、通常、危険である旨がユーザに報知される。
また、「危険である旨」とは、例えば、長時間運転していること、走行経験のない道路を運転していること、運転に注意が必要であること、集中力が低下してきていること、休憩が必要であること、所定の場所で休憩することなどを含み、広く解する。
また、出力の方法や手段などは、通常、予め決められているが、そうでなくてもよい。そうでない場合、危険報知部18は、例えば、危険判断部17が取得した報知内容情報に従い、危険である旨を出力してもよい。例えば、報知内容情報が「画面出力」であれば、危険報知部18は、例えば、文字や画像を画面に出力する。また、例えば、報知内容情報が「警告音」であれば、危険報知部18は、例えば、所定の警告音や、報知内容情報が有する警告音を出力する。
また、危険報知部18は、通常、危険である旨を画面出力する。当該画面出力する場合において、例えば、画面に地図が出力されている場合や、前方画像が出力されている場合などでは、危険報知部18は、通常、既に出力されている当該出力内容の上に重ねて、文字や画像を出力する。
また、危険報知部18は、通常、危険判断部17が1以上の危険判断条件のいずれかに合致すると判断してから、当該1以上の危険判断条件のいずれにも合致しないと判断するまでの間、危険である旨を出力し続ける。また、危険報知部18は、例えば、危険判断部17が1以上の危険判断条件のいずれかに合致すると判断してから、所定の時間の間、危険である旨を出力し、その後、出力を終了してもよい。
また、危険報知部18は、ディスプレイやスピーカーなどの出力デバイスを含むと考えてもよいし、含まないと考えてもよい。危険報知部18は、出力デバイスのドライバーソフトまたは、出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイスなどで実現され得る。
なお、危険判断条件格納部11、地図情報格納部12、走行済道路情報格納手段151は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。また、危険判断条件格納部11などに所定の情報が記憶される過程は、問わない。例えば、当該所定の情報は、記録媒体や、通信回線、入力デバイスなどを介して危険判断条件格納部11などに記憶されてもよい。
また、道路関連情報取得部15、道路種類情報取得手段152、道路識別情報取得手段153、走行済道路情報蓄積手段154、走行経験関連情報取得手段155、目的地関連情報取得手段156、危険判断部17は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。また、道路関連情報取得部15など処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。なお、道路関連情報取得部15などは、ハードウェア(専用回路)で実現されてもよい。
次に、車載装置1の全体動作について、フローチャートを用いて説明する。なお、所定の情報におけるi番目の情報は、「情報[i]」と記載するものとする。図2は、車載装置1の全体動作を示すフローチャートである。
(ステップS201)車載装置1は、受付部14が電源ONの指示を受け付けたか否かを判断する。受け付けた場合は、ステップS202に進み、そうでない場合は、ステップS201に戻る。
(ステップS202)車載装置1は、電源ONの処理を行う。
(ステップS203)現在位置情報取得部13は、現在位置情報の取得を開始する。以降、現在位置情報取得部13は、定期的に現在位置情報を取得する。
(ステップS204)連続走行関連情報取得部16は、連続走行関連情報の計測を開始する。
(ステップS205)車載装置1は、受付部14が電源OFFの指示を受け付けたか否かを判断する。受け付けた場合は、ステップS206に進み、そうでない場合は、ステップS209に進む。
(ステップS206)連続走行関連情報取得部16は、連続走行関連情報の計測を終了する。
(ステップS207)現在位置情報取得部13は、現在位置情報の取得を終了する。
(ステップS208)車載装置1は、電源OFFの処理を行う。そして、ステップS201に戻る。
(ステップS209)道路関連情報取得部15は、道路関連情報の取得のタイミングであるか否かを判断する。例えば、定期的に道路関連情報を取得すると予め決められている場合、道路関連情報取得部15は、以前に道路関連情報を取得してから、所定の時間が経過したか否かを判断する。そして、取得のタイミングである場合は、ステップS210に進み、そうでない場合は、ステップS211に進む。
(ステップS210)道路関連情報取得部15は、道路関連情報を取得する。
(ステップS211)連続走行関連情報取得部16は、連続走行関連情報の取得のタイミングであるか否かを判断する。例えば、定期的に連続走行関連情報を取得すると予め決められている場合、連続走行関連情報取得部16は、以前に連続走行関連情報を取得してから、所定の時間が経過したか否かを判断する。そして、取得のタイミングである場合は、ステップS212に進み、そうでない場合は、ステップS213に進む。
(ステップS212)連続走行関連情報取得部16は、連続走行関連情報を取得する。
(ステップS213)危険判断部17は、ステップS210で取得した道路関連情報、ステップS212で取得した連続走行関連情報が、危険判断条件格納部11に格納されている1以上の危険判断条件のいずれかに合致するか否かを判断する。この処理の詳細は、図3のフローチャートを用いて説明する。また、この処理の結果、危険判断部17は、道路関連情報などが危険判断条件に合致したか否かを示す合致フラグに「1」または「0」を代入する。
(ステップS214)危険報知部18は、合致フラグが1であるか否かを判断する。1である場合は、ステップS215に進み、そうでない場合は、ステップS205に戻る。
(ステップS215)危険報知部18は、危険である旨を出力する。
なお、図2のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理を終了してもよい。
図3は、図2のフローチャートのステップS213の危険判断条件に合致するか否かの判断処理を示すフローチャートである。なお、図3のフローチャートにおいて、危険判断条件格納部11には、m個の危険判断条件が格納されているものとする。
(ステップS301)危険判断部17は、合致フラグに0をセットする。
(ステップS302)危険判断部17は、道路関連情報取得部15が道路関連情報を取得済みであるか否かを判断する。取得済みである場合は、ステップS303に進み、そうでない場合は、上位処理にリターンする。
(ステップS303)危険判断部17は、危険判断条件に合致するか否かを判断する情報を格納する配列Target[]に、道路関連情報をセットする。
(ステップS304)危険判断部17は、連続走行関連情報取得部16が連続走行関連情報を取得済みであるか否かを判断する。取得済みである場合は、ステップS305に進み、そうでない場合は、上位処理にリターンする。
(ステップS305)危険判断部17は、Target[]に連続走行関連情報を追加する。
(ステップS306)危険判断部17は、カウンタiに1をセットする。
(ステップS307)危険判断部17は、Target[]に格納されている情報が、危険判断条件[i]に合致するか否かを判断する。合致する場合は、ステップS308に進み、そうでない場合は、ステップS309に進む。
(ステップS308)危険判断部17は、合致フラグに1をセットする。そして、上位処理にリターンする。
(ステップS309)危険判断部17は、iがmであるか否かを判断する。mである場合は、上位処理にリターンし、そうでない場合は、ステップS310に進む。
(ステップS310)危険判断部17は、iを1インクリメントし、ステップS307に戻る。
(具体例)
次に、車載装置1の動作の具体例について説明する。なお、本具体例において、移動体は、自動車であるものとする。また、車載装置1は、自動車に搭載されているカーナビゲーションシステム(以下、カーナビ)であるものとする。また、危険判断条件格納部11には、図4に示す危険判断条件が格納されているものとする。当該危険判断条件(項目名:条件)は、レコードを一意に特定するためのID(項目名:ID)が対応付いている。
(例1)
まず、ユーザ(ドライバー)が自動車に乗り込み、運転を開始したとする。すると、現在位置情報取得部13は、現在位置情報の定期的な取得を開始する。また、道路関連情報取得部15は、現在位置情報取得部13の現在位置情報の取得のタイミングに合わせた道路関連情報の取得を開始する。また、連続走行関連情報取得部16は、連続走行関連情報を取得するための走行時間の計測、および走行距離の計測を開始する。
次に、例えば、自動車が一般道路を走行しているとする。すると、道路種類情報取得手段152は、自動車が一般道路を走行している間、定期的に道路種類情報「一般道路」を取得する。また、当該道路種類情報の取得に合せ、道路識別情報取得手段153は、当該道路を識別する道路識別情報を取得する。例えば、当該一般道路の名称が「国道99号線」であり、当該一般道路の区間が「地点Aから地点B」であるとする。この様な場合、道路識別情報取得手段153は、道路識別情報「国道99号線,地点A−地点B」を取得する。そして、走行済道路情報蓄積手段154は、道路識別情報取得手段153が取得した道路識別情報を、走行済道路情報格納手段151に蓄積する。
次に、連続走行関連情報取得部16が、連続走行関連情報を取得するタイミングにて、走行時間を示す走行時間情報「2時間15分」を取得したとする。また、このとき、自動車の走行の開始から道路関連情報取得部15が取得し続けた1以上の道路種類情報のすべてが「一般道路」であるとする。
次に、危険判断部17は、道路種類情報取得手段152が取得した1以上の道路種類情報「一般道路」と、連続走行関連情報取得部16が取得した走行時間情報「2時間15分」とが、図4の危険判断条件のいずれかに合致するか否かを判断する。そして、危険判断部17は、これらの情報が、図4の「ID=012」の危険判断条件「(連続走行道路種類=一般道路)&(走行時間≧2時間)」に合致すると判断する。当該危険判断条件は、「一の連続した走行において走行してきた道路の種類が一般道路であり、かつ、当該道路を2時間以上走行していること」を意味する。
次に、危険報知部18は、危険である旨を出力する。ここで、車載装置1は画面を備えており、図5に示す画像を出力しているものとする。この場合、危険報知部18は、例えば、図6に示すように、既に出力されている画像に重ねて危険である旨を示す情報(ここでは画像)を出力する。
また、例えば、自動車が、「○×高速道路」の「αインターチェンジからβインターチェンジ間」の「上り線」を走行しているとする。この場合、道路識別情報取得手段153は、道路識別情報「○×高速道路,αインターチェンジ−βインターチェンジ,上り線」を取得する。また、走行経験関連情報取得手段155が、当該道路識別情報が走行済道路情報格納手段151に格納されているか否かを判断した結果、格納されていないと判断したとする。すると、走行経験関連情報取得手段155は、走行中の高速道路の走行経験がないことを示す走行経験有無情報「なし」を取得する。また、このとき、連続走行関連情報取得部16が、走行時間情報「2時間30分」を取得したものとする。
次に、危険判断部17は、走行経験関連情報取得手段155が取得した走行経験有無情報「なし」と、連続走行関連情報取得部16が取得した走行時間情報「2時間30分」とが、図4の危険判断条件のいずれかに合致するか否かを判断する。そして、危険判断部17は、これらの情報が、図4の「ID=014」の危険判断条件「(走行中道路走行経験=なし)&(走行時間≧2時間)」に合致すると判断する。当該危険判断条件は、「走行中の道路の走行経験がなく、かつ、走行時間が2時間以上であること」を意味する。
また、例えば、ユーザが予め目的地「自宅」を設定しており、自動車が自宅までの経路を走行しているとする。そして、目的地関連情報取得手段156が、目的地関連情報を取得するタイミングにて、目的地までの距離を示す目的地距離情報「800m」を取得したとする。また、当該距離情報を取得したタイミングにて、連続走行関連情報取得部16が、走行時間を示す走行時間情報「2時間15分」を取得したとする。この場合、危険判断部17は、目的地関連情報取得手段156が取得した目的地距離情報「800m」と、連続走行関連情報取得部16が取得した走行時間情報「2時間15分」とが、図4の「ID=013」の危険判断条件「(目的地距離≦1km)&(2時間≦走行時間<3時間)」に合致すると判断する。当該危険判断条件は、「現在位置から目的地までの距離が1km以下であり、かつ、目的地までの経路を2時間以上走行していること」を意味する。
また、例えば、走行経験関連情報取得手段155が、走行中の高速道路の走行経験がないことを示す走行経験有無情報「なし」を取得し、目的地関連情報取得手段156が、目的地に到着するまでの時間を示す目的地時間情報「2分」を取得したとする。また、連続走行関連情報取得部16が、走行開始からの走行時間を示す走行時間情報「2時間30分」を取得したとする。この場合、危険判断部17は、これらの情報が、図4の「ID=015」の危険判断条件「{(目的地時間≦3分)or(目的地距離≦1km)}&(走行中道路走行経験=なし)&(走行時間≧2時間)」に合致すると判断する。当該危険判断条件は、「現在位置から目的地に到着するまでの時間が3分以下または現在位置から目的地までの距離が1km以下であり、かつ、走行中の道路の走行経験がなく、かつ、目的地までの経路を2時間以上走行していること」を意味する。
(例2)
本例において、危険判断条件格納部11に格納されている危険判断条件に、報知内容情報が対応付いている例について説明する。なお、当該危険判断条件は、図7に示すものである。図7において、報知内容情報は、項目名「報知内容」である。他の項目の説明については、前述のとおりであるので、説明を省略する。
まず、例1と同様に、道路関連情報取得部15および連続走行関連情報取得部16が取得した情報について、危険判断部17が、当該情報が図7の「ID=012」の危険判断条件に合致すると判断したとする。すると、危険判断部17は、図7の「ID=012」の報知内容情報「警告画面01」を取得する。当該報知内容情報は、「警告画面01」で識別される予め用意された画像を画面出力することを示す。また、当該画像は、車載装置1の所定の記憶領域に格納されているものとする。
次に、危険報知部18は、所定の記憶領域から「警告画面01」で識別される画像を取得する。そして、危険報知部18は、当該取得した画像を画面出力する。当該出力の様子は、例えば、図6である。
また、例えば、道路関連情報取得部15および連続走行関連情報取得部16が取得した情報について、危険判断部17が、当該情報が図7の「ID=015」の危険判断条件に合致すると判断したとする。すると、危険判断部17は、図7の「ID=015」の報知内容情報「警告音02」を取得する。当該報知内容情報は、「警告音02」で識別される予め用意された楽曲データを再生し、スピーカー出力することを示す。当該楽曲データは、例えば、警告音を発するものである。また、当該楽曲データは、車載装置1の所定の記憶領域に格納されているものとする。
次に、危険報知部18は、所定の記憶領域から「警告音02」で識別される楽曲データを取得する。そして、危険報知部18は、当該取得した楽曲データを再生し、警告音をスピーカー出力する。
以上、本実施の形態による車載装置1によれば、走行している道路の種類や、走行している道路の走行経験、走行を開始してからの経過時間、目的地までの距離などに応じて危険予測を行うことができる。これにより、例えば、所定の種類の道路を長時間走行しているユーザや、走行経験のない道路を長時間走行しているユーザ、長時間の運転後、目的地付近に到着したユーザなどに、危険である旨を報知することができ、事故などを未然に防ぐことができる。
なお、本実施の形態において、車載装置1は、例えば、道路関連情報取得部15を備えていなくてもよい。この場合、危険判断条件格納部11には、連続走行関連情情報に関する1以上の危険判断条件が格納される。また、この場合、危険判断部17は、連続走行関連情報取得部16が取得した連続走行関連情報が、前記1以上の危険判断条件のいずれかに合致するか否かを判断する。また、この場合、連続走行関連情報取得部16は、例えば、目的地までの経路における休憩場所などを示す地点情報を、地図情報格納部12から取得してもよい。また、以上の様な車載装置1によれば、例えば、ユーザが指定した目的地までの経路の距離や、当該経路の走行に要する時間に応じて、ユーザに対して、事前に、休憩の目安となる場所や、休憩すべき場所などを提示することができる。
また、上記各実施の形態において、一の装置に存在する2以上の通信手段は、物理的に一の媒体で実現されてもよいことは言うまでもない。
また、上記各実施の形態における車載装置は、例えば、スタンドアロンの装置であってもよいし、サーバ・クライアントシステムにおけるサーバ装置であってもよい。後者の場合には、例えば、ASP(Application Service Provider)として危険予測が行われてもよい。
また、上記各実施の形態において、各処理または各機能は、単一の装置または単一のシステムによって集中処理されることによって実現されてもよいし、あるいは、複数の装置または複数のシステムによって分散処理されることによって実現されてもよい。
また、上記各実施の形態において、各構成要素は専用のハードウェアにより構成されてもよいし、あるいは、ソフトウェアにより実現可能な構成要素については、プログラムを実行することによって実現されてもよい。例えば、ハードディスクや半導体メモリ等の記録媒体に記録されたソフトウェア・プログラムをCPU等のプログラム実行部が読み出して実行することによって、各構成要素が実現され得る。
また、上記各実施の形態における車載装置を実現するソフトウェアは、例えば、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、危険であると判断するための1以上の危険判断条件が格納される危険判断条件格納部と、道路を示す1以上の道路情報を有する地図情報が格納される地図情報格納部とにアクセス可能なコンピュータを、移動体の現在位置を示す現在位置情報を取得する現在位置情報取得部と、移動体が走行した道路または走行する道路に関する情報である道路関連情報を、前記地図情報と、前記現在位置情報とを用いて取得する道路関連情報取得部と、移動体の一の連続した走行に関する情報である連続走行関連情報を取得する連続走行関連情報取得部と、前記道路関連情報取得部が取得した道路関連情報と、前記連続走行関連情報取得部が取得した連続走行関連情報とが、前記1以上の危険判断条件のいずれかに合致するか否かを判断する危険判断部と、前記危険判断部が、前記1以上の危険判断条件のいずれかに合致すると判断した場合に、危険である旨を出力する危険報知部として機能させるためのプログラムである。
なお、上記プログラムにおいて、ハードウェアでしか行われない処理は少なくとも含まれない。
また、上記プログラムは、サーバなどからダウンロードされることによって実行されてもよいし、所定の記録媒体(例えば、CD−ROMなどの光ディスクや磁気ディスク、半導体メモリなど)に記録されたプログラムが読み出されることによって実行されてもよい。また、このプログラムは、プログラムプロダクトを構成するプログラムとして用いられてもよい。
また、上記プログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよいし、複数であってもよい。つまり、集中処理を行ってもよいし、あるいは分散処理を行ってもよい。
また、図8は、前述のプログラムを実行して、前述の実施の形態の車載装置等を実現するコンピュータシステム9の概観図である。前述の実施の形態は、コンピュータハードウェア及びその上で実行されるコンピュータプログラムで実現され得る。
図8において、コンピュータシステム9は、CD−ROMドライブ9011、FDドライブ9012を含むコンピュータ901と、キーボード902と、マウス903と、モニタ904とを備える。
図9は、コンピュータシステム9のブロック図である。図9において、コンピュータ901は、CD−ROMドライブ9011、FDドライブ9012に加えて、MPU9013と、ブートアッププログラム等のプログラムを記憶するためのROM9014と、MPU9013に接続され、アプリケーションプログラムの命令を一時的に記憶するとともに一時記憶空間を提供するためのRAM9015と、アプリケーションプログラム、システムプログラム、及びデータを記憶するためのハードディスク9016と、CD−ROMドライブ9011、FDドライブ9012、MPU9013等を相互に接続するバス9017とを備える。ここでは図示しないが、コンピュータ901は、さらに、LANへの接続を提供するネットワークカードを備えていてもよい。
コンピュータシステム9に、前述の実施の形態の車載装置等の機能を実行させるプログラムは、CD−ROM9101、またはFD9102に記憶されて、CD−ROMドライブ9011またはFDドライブ9012に挿入され、さらにハードディスク9016に転送されてもよい。これに代えて、プログラムは、図示しないネットワークを介してコンピュータ901に送信され、ハードディスク9016に記憶されてもよい。プログラムは実行の際にRAM9015にロードされる。プログラムは、CD−ROM9101、FD9102またはネットワークから直接、ロードされてもよい。
プログラムは、コンピュータ901に、前述の実施の形態の車載装置等の機能を実行させるオペレーティングシステム(OS)、またはサードパーティープログラム等は、必ずしも含まなくてもよい。プログラムは、制御された態様で適切な機能(モジュール)を呼び出し、所望の結果が得られるようにする命令の部分のみを含んでいればよい。コンピュータシステム9がどのように動作するかは周知であり、詳細な説明は省略する。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
以上のように、本発明にかかる車載装置は、走行した道路または走行する道路と、移動体が走行を開始してからの経過とに応じて危険予測を行うことができるという効果を有し、ナビゲーション装置等として有用である。
1 車載装置
11 危険判断条件格納部
12 地図情報格納部
13 現在位置情報取得部
14 受付部
15 道路関連情報取得部
16 連続走行関連情報取得部
17 危険判断部
18 危険報知部
151 走行済道路情報格納手段
152 道路種類情報取得手段
153 道路識別情報取得手段
154 走行済道路情報蓄積手段
155 走行経験関連情報取得手段
156 目的地関連情報取得手段

Claims (13)

  1. 危険であると判断するための1以上の危険判断条件が格納される危険判断条件格納部と、
    道路を示す1以上の道路情報を有する地図情報が格納される地図情報格納部と、
    移動体の現在位置を示す現在位置情報を取得する現在位置情報取得部と、
    移動体が走行した道路または走行する道路に関する情報である道路関連情報を、前記地図情報と、前記現在位置情報とを用いて取得する道路関連情報取得部と、
    移動体の一の連続した走行に関する情報である連続走行関連情報を取得する連続走行関連情報取得部と、
    前記道路関連情報取得部が取得した道路関連情報と、前記連続走行関連情報取得部が取得した連続走行関連情報とが、前記1以上の危険判断条件のいずれかに合致するか否かを判断する危険判断部と、
    前記危険判断部が、前記1以上の危険判断条件のいずれかに合致すると判断した場合に、危険である旨を出力する危険報知部とを備える車載装置。
  2. 前記道路関連情報取得部は、
    移動体が走行した道路の種類を示す道路種類情報を、前記現在位置情報取得部が取得した現在位置情報を用いて、前記地図情報が有する道路情報から取得する道路種類情報取得手段を備え、
    前記危険判断部は、
    前記道路関連情報取得部が取得した2以上の道路種類情報と、前記連続走行関連情報取得部が取得した連続走行関連情報とが、前記1以上の危険判断条件のいずれかに合致するか否かを判断する請求項1記載の車載装置。
  3. 前記危険判断条件は、道路の種類が一般道路であり、かつ、当該道路を所定の時間以上走行していることである請求項2記載の車載装置。
  4. 前記道路関連情報取得部は、
    移動体が走行した道路を識別する1以上の走行済道路情報が格納される走行済道路情報格納手段と、
    移動体が走行している道路を識別する道路識別情報を、前記現在位置情報取得部が取得した現在位置情報を用いて、前記地図情報が有する道路情報から取得する道路識別情報取得手段と、
    前記道路識別情報取得手段が取得した道路識別情報である走行済道路情報を、前記走行済道路情報格納手段に蓄積する走行済道路情報蓄積手段と、
    前記道路識別情報取得手段が取得した道路識別情報により識別される道路の走行経験に関する情報である走行経験関連情報を、前記走行済道路情報格納手段に格納されている1以上の走行済道路情報を用いて取得する走行経験関連情報取得手段とを備え、
    前記危険判断部は、
    前記道路関連情報取得部が取得した走行経験関連情報と、前記連続走行関連情報取得部が取得した連続走行関連情報とが、前記1以上の危険判断条件のいずれかに合致するか否かを判断する請求項1記載の車載装置。
  5. 前記危険判断条件は、走行している道路の走行経験がないことであり、かつ、当該道路を所定の時間以上走行していることである請求項4記載の車載装置。
  6. 目的地を示す目的地情報を受け付ける受付部をさらに備え、
    前記道路関連情報取得部は、
    前記現在位置情報取得部が取得した現在位置情報が示す現在位置と、前記受付部が受け付けた目的地情報が示す目的地との位置関係に関する目的地関連情報を取得する目的地関連情報取得手段を備え、
    前記危険判断部は、
    前記道路関連情報取得部が取得した目的地関連情報と、前記連続走行関連情報取得部が取得した連続走行関連情報とが、前記1以上の危険判断条件のいずれかに合致するか否かを判断する請求項1記載の車載装置。
  7. 前記目的地関連情報取得手段は、
    前記受付部が目的地情報を受け付けた直後に目的地関連情報を取得する請求項6記載の車載装置。
  8. 前記危険判断条件は、現在位置から目的地に到着するまでの時間が所定の時間以下または現在位置から目的地までの距離が所定の距離以下であり、かつ、当該目的地までの経路を所定の時間以上走行していることである請求項6または請求項7記載の車載装置。
  9. 前記連続走行関連情報取得部は、
    移動体の一の連続した走行における走行時間を示す走行時間情報を取得し、
    前記危険判断部は、
    前記道路関連情報取得部が取得した道路関連情報と、前記連続走行関連情報取得部が取得した走行時間情報とが、前記1以上の危険判断条件のいずれかに合致するか否かを判断する請求項1から請求項8いずれか一項に記載の車載装置。
  10. 前記危険報知部は、
    前記危険判断部が合致すると判断した危険判断条件に応じた出力を行う請求項1から請求項9いずれか一項に記載の車載装置。
  11. 前記危険報知部は、
    危険である旨を画面出力する請求項1から請求項10いずれか一項に記載の車載装置。
  12. 危険であると判断するための1以上の危険判断条件が格納される危険判断条件格納部と、
    道路を示す1以上の道路情報を有する地図情報が格納される地図情報格納部と、
    現在位置情報取得部と、道路関連情報取得部と、連続走行関連情報取得部と、危険判断部と、危険報知部とを用いて行われる危険予測方法であって、
    前記現在位置情報取得部が、
    移動体の現在位置を示す現在位置情報を取得する現在位置情報取得ステップと、
    前記道路関連情報取得部が、
    移動体が走行した道路または走行する道路に関する情報である道路関連情報を、前記地図情報と、前記現在位置情報とを用いて取得する道路関連情報取得ステップと、
    前記連続走行関連情報取得部が、
    移動体の一の連続した走行に関する情報である連続走行関連情報を取得する連続走行関連情報取得ステップと、
    前記危険判断部が、
    前記道路関連情報取得部が取得した道路関連情報と、前記連続走行関連情報取得部が取得した連続走行関連情報とが、前記1以上の危険判断条件のいずれかに合致するか否かを判断する危険判断ステップと、
    前記危険報知部が、
    前記危険判断部が、前記1以上の危険判断条件のいずれかに合致すると判断した場合に、危険である旨を出力する危険報知ステップとを備える危険予測方法。
  13. 危険であると判断するための1以上の危険判断条件が格納される危険判断条件格納部と、
    道路を示す1以上の道路情報を有する地図情報が格納される地図情報格納部とにアクセス可能なコンピュータを、
    移動体の現在位置を示す現在位置情報を取得する現在位置情報取得部と、
    移動体が走行した道路または走行する道路に関する情報である道路関連情報を、前記地図情報と、前記現在位置情報とを用いて取得する道路関連情報取得部と、
    移動体の一の連続した走行に関する情報である連続走行関連情報を取得する連続走行関連情報取得部と、
    前記道路関連情報取得部が取得した道路関連情報と、前記連続走行関連情報取得部が取得した連続走行関連情報とが、前記1以上の危険判断条件のいずれかに合致するか否かを判断する危険判断部と、
    前記危険判断部が、前記1以上の危険判断条件のいずれかに合致すると判断した場合に、危険である旨を出力する危険報知部として機能させるためのプログラム。
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