JP4743098B2 - 車載警告装置、センタ、およびプログラム - Google Patents

車載警告装置、センタ、およびプログラム Download PDF

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本発明は、車載警告装置、センタ、およびプログラムに関する。
従来、安全運転支援装置または省燃費運転支援装置において、基準時間間隔だけ離れた2つの時点における車両の移動関連量(例えば車速、アクセル踏み込み量)の差分から、移動関連量の変化率を算出し、算出した変化率と閾値とを比較し、変化率が閾値より高いとき、安全運転または省燃費運転に支障があると判定する技術が知られている(例えば特許文献1参照)。また、基準時間幅内におけるアクチュエータ(例えばABSシステムのアクチュエータ)の作動回数を検出し、検出した作動回数と閾値とを比較し、作動回数が閾値より高いとき、安全運転または省燃費運転に支障があると判定する技術が知られている。
2004−234620号公報
しかし、基準時間間隔、基準時間幅や閾値は、車両または車両周辺の状況に応じて変化させた方が、より適切な判定が可能となる。本発明は上記点に鑑み、安全運転支援または省燃費運転支援の演算処理に用いる基準時間間隔、基準時間幅や閾値等の演算パラメータを、車両または車両周辺の状況に応じて変化させる技術を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明の第1の特徴は、車両に搭載される車載警告装置が、基準時間間隔だけ離れた2つの時点における車両の移動関連量の2つの値の差分から、移動関連量の第1の変化率を算出し、算出した第1の変化率と閾値とを比較し、第1の変化率が当該閾値より高いとき、車両のドライバに警告するための処理を実行する。そしてその後、車両の外部にあるセンタから発信された基準時間間隔の値を変更する要求を受け付け、受け付けた要求に基づいて、基準時間間隔の値を変更する。さらに、値が変更された基準時間間隔だけ離れた2つの時点における移動関連量の2つの値の差分から移動関連量の第2の変化率を算出し、算出した第2の変化率と当該閾値とを比較し、第2の変化率が閾値より高いとき、車両のドライバに警告するための処理を実行する。
このように、基準時間間隔だけ離れた2つの時点における車両の移動関連量の差分から、移動関連量の変化率を算出し、変化率が当該閾値より高いとき、車両のドライバに警告するための処理を行う装置において、基準時間間隔の値を、車両外部のセンタから受けた要求に基づいて、変化させることができる。したがって、センタから、車両または車両周辺の状況に応じた基準時間間隔の変更の要求を送信することで、車載警告装置は、基準時間間隔の値を、車両または車両周辺の状況に応じて変化させることができる。
なおここで、「ユーザに警告するための処理」は、自らの装置が警告を音や映像で出力する処理、および、他の装置が警告を音や映像で出力するよう、当該他の装置を制御する処理の両方を含む概念である。
上記の目的を達成するための本発明の第2の特徴は、車両に搭載される車載警告装置が、基準時間間隔だけ離れた2つの時点における車両の移動関連量の2つの値の差分から、移動関連量の第1の変化率を算出し、算出した第1の変化率と閾値とを比較し、第1の変化率が当該閾値より高いとき、車両のドライバに警告するための処理を実行する。そしてその後、車両の外部にあるセンタから発信された当該閾値の値を変更する要求を受け付け、受け付けた要求に基づいて、当該閾値の値を変更する。さらに、基準時間間隔だけ離れた2つの時点における移動関連量の2つの値の差分から移動関連量の第2の変化率を算出し、算出した第2の変化率と値が変更された当該閾値とを比較し、第2の変化率が当該閾値より高いとき、車両のドライバに警告するための処理を実行する。
このように、基準時間間隔だけ離れた2つの時点における車両の移動関連量の差分から、移動関連量の変化率を算出し、変化率が当該閾値より高いとき、車両のドライバに警告するための処理を行う装置において、当該閾値の値を、車両外部のセンタから受けた要求に基づいて、変化させることができる。したがって、センタから、車両または車両周辺の状況に応じた当該閾値の変更の要求を送信することで、車載警告装置は、当該閾値の値を、車両または車両周辺の状況に応じて変化させることができる。
また、本発明の第3の特徴は、タイヤのロックを抑制するアンチロックアクチュエータ、車両の横滑りを抑制する横滑り抑制アクチュエータ、および衝突に備えて車両の安全性を向上するプリクラッシュアクチュエータのうち少なくとも1つのアクチュエータ(以下、搭載アクチュエータという)を備える車両に搭載される車載警告装置が、基準時間幅内における搭載アクチュエータの第1の作動回数を検出し、検出した第1の作動回数と閾値とを比較し、第1の作動回数が当該閾値より高いとき、車両のドライバに警告するための処理を実行する。そしてその後、車両の外部にあるセンタから発信された基準時間幅の値を変更する要求を受け付け、受け付けた要求に基づいて、基準時間幅の値を変更する。さらに、値が変更された基準時間幅内における搭載アクチュエータの第2の作動回数を検出し、検出した第2の作動回数と当該閾値とを比較し、第2の作動回数が当該閾値より高いとき、車両のドライバに警告するための処理を実行する。
このように、搭載アクチュエータの基準時間幅内における作動回数を検出し、検出した作動回数が閾値より高いとき、車両のドライバに警告するための処理を実行する装置において、当該基準時間幅の値を、車両外部のセンタから受けた要求に基づいて、変化させることができる。したがって、センタから、車両または車両周辺の状況に応じた当該基準時間幅の変更の要求を送信することで、車載警告装置は、当該基準時間幅の値を、車両または車両周辺の状況に応じて変化させることができる。
また、本発明の第4の特徴は、タイヤのロックを抑制するアンチロックアクチュエータ、車両の横滑りを抑制する横滑り抑制アクチュエータ、および衝突に備えて車両の安全性を向上するプリクラッシュアクチュエータのうち少なくとも1つのアクチュエータ(以下、搭載アクチュエータという)を備える車両に搭載される車載警告装置が、基準時間幅内における搭載アクチュエータの第1の作動回数を検出し、検出した第1の作動回数と閾値とを比較し、第1の作動回数が当該閾値より高いとき、車両のドライバに警告するための処理を実行する。そしてその後、車両の外部にあるセンタから発信された当該閾値の値を変更する要求を受け付け、受け付けた要求に基づいて、当該閾値の値を変更する。さらに、基準時間幅内における搭載アクチュエータの第2の作動回数を検出し、検出した第2の作動回数と変更された当該閾値とを比較し、第2の作動回数が当該閾値より高いとき、車両のドライバに警告するための処理を実行する。
このように、搭載アクチュエータの基準時間幅内における作動回数を検出し、検出した作動回数が閾値より高いとき、車両のドライバに警告するための処理を実行する装置において、当該閾値の値を、車両外部のセンタから受けた要求に基づいて、変化させることができる。したがって、センタから、車両または車両周辺の状況に応じた当該閾値の変更の要求を送信することで、車載警告装置は、当該閾値の値を、車両または車両周辺の状況に応じて変化させることができる。
また、本発明の第5の特徴は、基準時間間隔だけ離れた2つの時点における車両の移動関連量の2つの値の差分から移動関連量の変化率を算出し、算出した変化率が前記閾値より高いとき、車両のドライバに警告するための処理を実行する車載警告装置と通信するセンタが、車載警告装置が搭載される車両の走行状態の情報または車両の周囲の道路環境の情報を取得し、取得した情報に基づいて、車載警告装置における基準時間間隔または閾値の新たな値を決定するし、その決定した新たな値を、車載警告装置における基準時間間隔または閾値に反映させるため、当該新たな値を車載警告装置に送信する。
このようにセンタが、車載警告装置が搭載される車両の走行状態の情報または車両の周囲の道路環境の情報を取得し、取得した情報に基づいて、車載警告装置において反映させる基準時間間隔または閾値を決定して送信するので、車載警告装置は、当該基準時間間隔または閾値の値を、車両または車両周辺の状況に応じて変化させることができる。
また、本発明の第6の特徴は、タイヤのロックを抑制するアンチロックアクチュエータ、車両の横滑りを抑制する横滑り抑制アクチュエータ、および衝突に備えて車両の安全性を向上するプリクラッシュアクチュエータのうち少なくとも1つのアクチュエータの作動回数を検出し、検出した作動回数が閾値より高いとき、車両のドライバに警告するための処理を実行する車載警告装置と通信するセンタが、車載警告装置が搭載される車両の走行状態の情報または車両の周囲の道路環境の情報を取得し、取得した情報に基づいて、車載警告装置における基準時間幅または閾値の新たな値を決定するし、その決定した新たな値を、車載警告装置における基準時間幅または閾値に反映させるため、当該新たな値を車載警告装置に送信する。
このようにセンタが、車載警告装置が搭載される車両の走行状態の情報または車両の周囲の道路環境の情報を取得し、取得した情報に基づいて、車載警告装置において反映させる基準時間幅または閾値を決定して送信するので、車載警告装置は、当該基準時間幅または閾値の値を、車両または車両周辺の状況に応じて変化させることができる。
また、センタは、車載警告装置が搭載された車両から発信された車両の存在位置の情報を取得し、取得した存在位置の情報に基づいて新たな値を決定するようになっていてもよい。このようになっていることで、車両の位置に応じた基準時間間隔、基準時間幅、または閾値の変更を行うことができる。
また、センタは、車載警告装置から発信された前記車載器を一意に識別するための識別コードを取得し、取得した前記識別コードに基づいて新たな値を決定するようになっていてもよい。このようになっていることで、個々の車両に応じた基準時間間隔、基準時間幅、または閾値の変更を行うことができる。
また、本発明の第1の特徴は、車両に搭載される車載警告装置に用いるプログラムであって、基準時間間隔だけ離れた2つの時点における前記車両の移動関連量の2つの値の差分から前記移動関連量の第1の変化率を算出し、算出した前記第1の変化率と閾値とを比較し、前記第1の変化率が前記閾値より高いとき、前記車両のドライバに警告するための処理を実行する第1警告手段、前記第1警告手段の作動の後に、前記車両の外部にあるセンタから発信された前記基準時間間隔の値を変更する要求を受け付け、受け付けた前記要求に基づいて、前記基準時間間隔の値を変更する変更手段、および値が変更された前記基準時間間隔だけ離れた2つの時点における前記移動関連量の2つの値の差分から前記移動関連量の第2の変化率を算出し、算出した前記第2の変化率と前記閾値とを比較し、前記第2の変化率が前記閾値より高いとき、前記車両のドライバに警告するための処理を実行する第2警告手段として、コンピュータを機能させるプログラムとしても捉えることができる。
また、本発明の第2の特徴は、車両に搭載される車載警告装置に用いるプログラムであって、基準時間間隔だけ離れた2つの時点における前記車両の移動関連量の2つの値の差分から前記移動関連量の第1の変化率を算出し、算出した前記第1の変化率と閾値とを比較し、前記第1の変化率が前記閾値より高いとき、前記車両のドライバに警告するための処理を実行する第1警告手段、前記第1警告手段の作動の後に、前記車両の外部にあるセンタから発信された前記閾値の値を変更する要求を受け付け、受け付けた前記要求に基づいて、前記閾値の値を変更する変更手段、および前記基準時間間隔だけ離れた2つの時点における前記移動関連量の2つの値の差分から前記移動関連量の第2の変化率を算出し、算出した前記第2の変化率と値が変更された前記閾値とを比較し、前記第2の変化率が前記閾値より高いとき、前記車両のドライバに警告するための処理を実行する第2警告手段として、コンピュータを機能させるプログラムとしても捉えることができる。
また、本発明の第3の特徴は、タイヤのロックを抑制するアンチロックアクチュエータ、車両の横滑りを抑制する横滑り抑制アクチュエータ、および衝突に備えて車両の安全性を向上するプリクラッシュアクチュエータのうち少なくとも1つのアクチュエータ(以下、搭載アクチュエータという)を備える車両に搭載される車載警告装置に用いるプログラムであって、基準時間幅内における前記搭載アクチュエータの第1の作動回数を検出し、検出した前記第1の作動回数と閾値とを比較し、前記第1の作動回数が前記閾値より高いとき、前記車両のドライバに警告するための処理を実行する第1警告手段、前記第1警告手段の作動の後に、前記車両の外部にあるセンタから発信された前記基準時間幅の値を変更する要求を受け付け、受け付けた前記要求に基づいて、前記基準時間幅の値を変更する変更手段、および前記変更手段によって値が変更された前記基準時間幅内における前記搭載アクチュエータの第2の作動回数を検出し、検出した前記第2の作動回数と前記閾値とを比較し、前記第2の作動回数が前記閾値より高いとき、前記車両のドライバに警告するための処理を実行する第2警告手段として、コンピュータを機能させるプログラムとしても捉えることができる。
また、本発明の第4の特徴は、タイヤのロックを抑制するアンチロックアクチュエータ、車両の横滑りを抑制する横滑り抑制アクチュエータ、および衝突に備えて車両の安全性を向上するプリクラッシュアクチュエータのうち少なくとも1つのアクチュエータ(以下、搭載アクチュエータという)を備える車両に搭載される車載警告装置に用いるプログラムであって、基準時間幅内における前記搭載アクチュエータの第1の作動回数を検出し、検出した前記第1の作動回数と閾値とを比較し、前記第1の作動回数が前記閾値より高いとき、前記車両のドライバに警告するための処理を実行する第1警告手段、前記第1警告手段の作動の後に、前記車両の外部にあるセンタから発信された前記時間幅の値を変更する要求を受け付け、受け付けた前記要求に基づいて、前記閾値の値を変更する変更手段、および前記基準時間幅内における前記搭載アクチュエータの第2の作動回数を検出し、検出した前記第2の作動回数と前記変更手段によって値が変更された前記閾値とを比較し、前記第2の作動回数が前記閾値より高いとき、前記車両のドライバに警告するための処理を実行する第2警告手段として、コンピュータを機能させるプログラム。としても捉えることができる。
また、本発明の第5の特徴は、基準時間間隔だけ離れた2つの時点における車両の移動関連量の2つの値の差分から移動関連量の変化率を算出し、算出した前記変化率と閾値とを比較し、前記変化率が前記閾値より高いとき、車両のドライバに警告するための処理を実行する車載警告装置と通信するセンタに用いるプログラムであって、前記車載警告装置が搭載される車両の走行状態の情報または車両の周囲の道路環境の情報を取得し、取得した情報に基づいて、前記車載警告装置における前記基準時間間隔または前記閾値の新たな値を決定する決定手段、および前記決定手段が決定した前記新たな値を、前記車載警告装置における前記基準時間間隔または前記閾値に反映させるため、前記新たな値を前記車載警告装置に送信する送信手段として、コンピュータを機能させるプログラムとしても捉えることができる。
また、本発明の第6の特徴は、タイヤのロックを抑制するアンチロックアクチュエータ、車両の横滑りを抑制する横滑り抑制アクチュエータ、および衝突に備えて車両の安全性を向上するプリクラッシュアクチュエータのうち少なくとも1つのアクチュエータの作動回数を検出し、検出した作動回数が閾値より高いとき、車両のドライバに警告するための処理を実行する車載警告装置と通信するセンタに用いるプログラムであって、前記車載警告装置が搭載される車両の走行状態の情報または車両の周囲の道路環境の情報を取得し、取得した情報に基づいて、前記車載警告装置における前記基準時間幅または前記閾値の新たな値を決定する決定手段、および前記決定手段が決定した前記新たな値を、前記車載警告装置における前記基準時間幅または前記閾値に反映させるため、前記新たな値を前記車載警告装置に送信する送信手段として、コンピュータを機能させるプログラムとしても捉えることができる。
以下、本発明の一実施形態について説明する。図1に、本実施形態に係る通信システムの構成を概略的に示す。この通信システムにおいては、複数(図1の例においては2台)の車両1、1’のそれぞれに、互いに同じ機能を有する複数の車載機2、2’が搭載されている。また、車両1、1’のそれぞれのドライバは、互いに同じ機能を有する携帯電話機3、3’を車両1、1’に持ち込む。
携帯電話機3、3’は、それぞれGPS機能を有しており、そのGPS機能において、複数のGPS衛星4からの信号に基づいて自機の現在位置を特定することができるようになっている。車載機2、2’内にそれぞれ持ち込まれた携帯電話機3、3’は、それぞれ有線または無線で車載機2、2’と接続することができる。車載機2、2’は、それぞれ接続相手の携帯電話機3、3’の無線通信機能を用いて、それぞれ基地局5、5’と無線接続し、さらに通信ネットワーク6を介して通信ネットワーク6に接続された運行管理センタ7と通信する。
このような車両1、1’、車載機2、2’、携帯電話機3、3’、GPS衛星4、基地局5、5’、通信ネットワーク6、および運行管理センタ7が、通信システムを構成する。以下、この通信システムにおける車載機2、携帯電話機3、および運行管理センタ7の作動について説明する。
運行管理センタ7は、CPU、RAM、ROM、HDD、通信インターフェース、操作デバイス等を有する周知のコンピュータである。
運行管理センタ7のHDDは、地図データを記憶している。この地図データは、道路を示す複数のリンクおよび交差点を示す複数のノードの位置、形状、接続関係等のデータを有している。また、この地図データは、危険なカーブのあるリンク、および高速道路であるリンクを、他のリンクと区別する情報を有している。
また、運行管理センタ7のHDDは、地図データに記録されている各リンクにおける渋滞の有無、路面の凍結の有無の情報を有している。渋滞の有無の情報、路面の凍結の有無の情報は、例えば運行管理センタ7の操作者が操作デバイスを用いて、渋滞状況または凍結状況に変化がある度に、入力してもよいし、通信インターフェースを介して通信ネットワーク6上の他の装置(例えば、VICSセンタ等の交通状況を収集して送信する交通状況管理送信センタ)から車両のドライバの変更がある度に逐次受信するようになっていてもよい。
また、運行管理センタ7のHDDは、通信相手となり得る車載機毎に、1組の省燃費、安全運転支援用パラメータ群を有している。この省燃費、安全運転支援用パラメータ群の内容については後述する。
また、運行管理センタ7のHDDは、通信相手となり得る車載機毎に、1つの運行管理データを有している。ある車載機についての運行管理データは、複数の車載器から当該車載器を一意に識別するための車載機ID、当該車載器が搭載される車両をその時点において運転しているドライバの燃費履歴、その時点における当該車両の積荷の有無、その時点において当該車両が走行を予定している目的地までの経路、および当該目的地への到達予定時刻の情報を記憶している。
あるドライバの燃費履歴とは、当該ドライバが過去に車両を運転したときの、それら車両の燃料消費率(具体的には、総消費燃料量を総走行距離で除算した値)である。燃費履歴の情報は、例えば運行管理センタ7の操作者が操作デバイスを用いて、車両のドライバの変更がある度に逐次入力してもよいし、通信インターフェースを介して通信ネットワーク6上の他の装置から車両のドライバの変更がある度に逐次受信するようになっていてもよい。
あるドライバの燃費履歴とは、当該ドライバが過去に車両を運転したときの、それら車両の燃料消費率(具体的には、総消費燃料量を総走行距離で除算した値)である。燃費履歴の情報は、例えば運行管理センタ7の操作者が操作デバイスを用いて、車両のドライバの変更がある度に逐次入力してもよいし、通信インターフェースを介して通信ネットワーク6上の他の装置から車両のドライバの変更がある度に逐次受信するようになっていてもよい。
また、ある車両の目的地までの経路および目的地への到達予定時刻も、例えば運行管理センタ7の操作者が操作デバイスを用いて、目的地の変更がある度に逐次入力してもよいし、通信インターフェースを介して通信ネットワーク6上の他の装置から目的地の変更がある度に逐次受信するようになっていてもよい。なお、目的地までの経路は、地図データ中のノードおよびリンクの順列で表される。
また、運行管理センタ7のCPUは、ROMまたはHDDに記録されたプログラムを実行することで、地図データおよび運行管理データを用いて、車載機2の作動用のパラメータを決定して送信する処理を行う。この処理の詳細については後述する。
携帯電話機3は、車載機2と有線または無線で接続するためのインターフェース部、GPS衛星4からの情報に基づいて自機の現在位置を特定するGPS受信部、基地局5を介して運行管理センタ7とデータ通信を行うための無線通信部、画像を表示するディスプレイ部、並びに、携帯電話機3の各部の作動の制御および各種演算を行うための制御部を有している。この携帯電話機3の具体的な作動については後述する。
図2に、車載機2のハードウェア構成をブロック図で示す。車載機2は、車内通信インターフェース21、携帯電話機接続用インターフェース22、メモリ23、およびデータ処理部24を有している。
車内通信インターフェース21は、車両1の車内LAN(例えばCAN)と接続するための装置であり、同じく車内LANに接続された車両内の各種センサ、アクチュエータ、コントローラからデータを受け取り、受け取ったデータをデータ処理部24に出力する。具体的には、車内通信インターフェース21は、車内LANを介して、車速センサから車両1の速度(移動関連量の一例に相当する)を示す信号を受信し、噴射量センサからエンジンへの燃料噴射量を示す信号を受信し、スロットルセンサからスロットル開度(移動関連量の一例に相当する)を示す信号を受信し、ステアリングセンサからステアリングの切り角(移動関連量の一例に相当する)を示す信号を受信し、1つ以上の安全性向上用アクチュエータ(搭載アクチュエータの一例に相当する)から、それらの作動・非作動(移動関連量の一例に相当する)を示す信号を受信する。
安全性向上用アクチュエータとしては、タイヤのロックを抑制するアンチロックアクチュエータ、車両の横滑りを抑制する横滑り抑制アクチュエータ、および衝突に備えて車両の安全性を向上するプリクラッシュアクチュエータがある。
アンチロックアクチュエータは、タイヤのロックが発生したとき、または発生する可能性が高いときに作動し、作動する度に作動した旨の信号を車内LANに出力する。横滑り抑制アクチュエータは、車両の横滑りが発生したとき、または発生する可能性が高いときに作動し、作動する度に作動した旨の信号を車内LANに出力する。プリクラッシュアクチュエータは、車両が衝突する直前に、車両を減速させる等のために作動し、作動する度に作動した旨の信号を車内LANに出力する。
携帯電話機接続用インターフェース22は、携帯電話機3と有線または無線で接続するための装置であり、携帯電話機3から受けた信号をデータ処理部24に出力し、データ処理部24から受けた信号を携帯電話機3に出力する。
メモリ23は、RAM、ROM、フラッシュメモリ等を有する記憶媒体である。このメモリには、車載機2の作動用のプログラム、および、複数の車載機内で車載機2を一意に特定するために車載機毎に値の異なる車載機IDを、記憶している。
データ処理部24は、メモリ23に記録されたプログラムを実行することで、その作動を実現し、その作動において、車内通信インターフェース21、携帯電話機接続用インターフェース22と信号をやり取りし、メモリ23に対してデータの読み出しおよび書き込みを行う。
図3に、以上のような構成の車載機2、携帯電話機3、および運行管理センタ7の作動およびデータの送受信の手順の一例を、タイミングチャートで示す。
まず車載機2のデータ処理部24は、車両走行情報を算出する(ステップ210)。算出する車両走行情報は、燃料噴射量、急ブレーキの発生の有無、急アクセル押下の発生の有無、急ハンドル操作の発生の有無、および、危険状態情報を含む。危険状態情報は、上述の安全性向上用アクチュエータのいずれかが頻繁に作動しているか否か、および、頻繁に作動しているならばその作動はどの安全性向上用アクチュエータによるものであるか、を示す情報である。データ処理部24は、燃料噴射量を、上述した噴射量センサからの信号に基づいて特定する。
また、データ処理部24は、急ブレーキの発生の有無を、上述した車速センサからの信号に基づいて特定する。具体的には、データ処理部24は、基準時間間隔Vsampleだけ離れた2つの時点における車速の2つの値の差分を、当該基準時間間隔Vsampleで除算することで、車両の減速度(第1の変化率の一例に相当する)を算出する。さらにデータ処理部24は、算出した減速度と減速度閾値Bupperlimitとを比較し、当該減速度が当該減速度閾値Bupperlimitより高いとき、急ブレーキが発生したと判定し、当該減速度が当該減速度閾値Bupperlimit以下のとき、急ブレーキが発生していないと判定する。なお、この減速度閾値Bupperlimitは、あらかじめ車載機2において決められてメモリ23に記憶されていた値でもよいし、運行管理センタ7からの後述するような要求に応じて変化したものであってもよい。
また、データ処理部24は、急アクセル押下の発生の有無を、上述したスロットルセンサからのスロットル開度の信号に基づいて特定する。具体的には、データ処理部24は、基準時間間隔Tsample(基準時間Vsampleと同じでもよいし異なっていてもよい)だけ離れた2つの時点におけるスロットル開度の2つの値の差分を、当該基準時間間隔Tsampleで除算することで、車両のスロットル開度の上昇率(第1の変化率の一例に相当する)を算出する。さらにデータ処理部24は、算出した上昇率と開度上昇率閾値Tupperlimitとを比較し、当該上昇率が当該開度上昇率閾値Tupperlimitより高いとき、急アクセル操作が発生したと判定し、当該上昇率が当該開度上昇率閾値Tupperlimit以下のとき、急アクセル操作が発生していないと判定する。なお、この開度上昇率閾値Tupperlimitは、あらかじめ車載機2において決められてメモリ23に記憶されていた値でもよいし、運行管理センタ7からの後述するような要求に応じて変化したものであってもよい。
また、データ処理部24は、急ハンドル操作の発生の有無を、上述したステアリングセンサからの切り角の信号に基づいて特定する。具体的には、データ処理部24は、基準時間間隔Ssample(基準時間間隔Vsampleまたは基準時間間隔Tsampleと同じでもよいし、それらすべてと異なっていてもよい)だけ離れた2つの時点における切り角の2つの値の差分を、当該基準時間間隔Ssampleで除算することで、車両のステアリング切り角の上昇率(第1の変化率の一例に相当する)を算出する。さらにデータ処理部24は、算出した上昇率と切り角上昇率閾値Supperlimitとを比較し、当該上昇率が当該切り角上昇率閾値Supperlimitより高いとき、急ハンドル操作が発生したと判定し、当該上昇率が当該切り角上昇率閾値Supperlimit以下のとき、急ハンドル操作が発生していないと判定する。なお、この切り角上昇率閾値Supperlimitは、あらかじめ車載機2において決められてメモリ23に記憶されていた値でもよいし、運行管理センタ7からの後述するような要求に応じて変化したものであってもよい。
また、データ処理部24は、危険状態情報を、上述した安全性向上用アクチュエータからの信号に基づいて特定する。具体的には、安全性向上用アクチュエータのそれぞれについて独立に、基準時間幅Wwindow内における当該アクチュエータの作動回数(第1の作動回数の一例に相当する)を検出し、検出した作動回数と回数閾値Wupperlimitとを比較し、作動回数が回数閾値Wupperlimitより高いとき、当該アクチュエータが頻繁に作動していると判定し、作動回数が回数閾値Wupperlimit以下のとき、当該アクチュエータが頻繁に作動していないと判定する。そして、安全性向上用アクチュエータのうち、1つでも頻繁に作動していると肯定判定された安全性向上用アクチュエータがあれば、危険状態情報として、安全性向上用アクチュエータのいずれかが頻繁に作動している旨、および、その頻繁に作動している当該安全性向上用アクチュエータは、当該肯定された安全性向上用アクチュエータである旨の情報を、生成する。
なお以下では、データ処理部24の処理に用いられるこれら基準時間間隔Vsample、減速度閾値Bupperlimit、基準時間間隔Tsample、開度上昇率閾値Tupperlimit、基準時間間隔Ssample、切り角上昇率閾値Supperlimit、基準時間幅Wwindow、および回数閾値Wupperlimitの組が、上述した省燃費、安全運転支援用パラメータ群に該当する。この、データ処理部24で用いられる省燃費、安全運転支援用パラメータ群のそれぞれの値は、運行管理センタ7において記録されている当該車載機2用の安全運転支援用パラメータ群の値と一致している。
続いてデータ処理部24は、ステップ210の処理によって算出された車両走行情報と、自機の車載機IDとを、携帯電話機接続用インターフェース22を用いて携帯電話機3に送信する(ステップ215)。この送信処理は、車両のドライバに警告するための処理の一例に相当する。
携帯電話機3がこの車両走行情報を受けると、携帯電話機3の制御部は、入力された車両走行情報に基づいて、安全運転支援、省燃費支援のための警告表示を行う(ステップ310)。図4に、この警告表示によって携帯電話機3の表示画面30に表される文字および画像の一例を示す。
表示画面30には、安全運転警告ランプ31、エコ運転警告ランプ32、および文字メッセージ表示部33が表されている。携帯電話機3の制御部は、車載機2からの車両走行情報中に、急ブレーキの発生がある旨、急ハンドル操作の発生がある旨、および、安全性向上用アクチュエータの少なくとも1つが頻繁に作動している旨、のいずれか1つでも含まれていると、ディスプレイ部を制御して、安全運転警告ランプ31を強調表示(例えば、明るく表示、目立つ色で表示)させる。また、携帯電話機3の制御部は、車載機2からの車両走行情報中に、急アクセル押下の発生がある旨が含まれていると、ディスプレイ部を制御して、エコ運転警告ランプ32を強調表示させる。なお、急アクセル押下の発生がある旨が車両走行情報中に含まれている場合には、同じ車両走行情報に含まれる燃料噴射量が所定量以上のときにのみ、エコ運転警告ランプ32を強調表示させるようになっていてもよい。
また、携帯電話機3の制御部は、車載機2からの車両走行情報中に、急アクセル押下の発生がある旨が含まれていると、ディスプレイ部を制御して、文字メッセージ表示部33において、図4に示すように、“ふんわりアクセル”の文字列を表示させる。これによって、ドライバに対してアクセルをゆっくり踏むよう警告する。
また、携帯電話機3の制御部は、車載機2から繰り返し送信された車両走行情報中に、急ブレーキの発生がある旨が所定割合以上含まれていると、ディスプレイ部を制御して、文字メッセージ表示部33において、図4に示すように、“急ブレーキ多発”の文字列を表示させる。これによって、ドライバに対して安全運転を促す警告を行う。
また、携帯電話機3の制御部は、車載機2から繰り返し送信された車両走行情報中に、安全性向上用アクチュエータのうち、アンチロックアクチュエータの発生がある旨が含まれていると、ディスプレイ部を制御して、文字メッセージ表示部33において、図4に示すように、“ABS作動”の文字列を表示させる。これによって、ドライバに対して安全運転を促す警告を行う。
続いて、携帯電話機3の制御部は、自機のGPS受信部を用いて自機の現在位置を特定する(ステップ320)。さらに制御部は、特定した現在位置および車載機2から受けた車載機IDを、運行管理センタ7に送信する(ステップ325)。
また、運行管理センタ7のCPUは、携帯電話機3から携帯電話機3の現在位置(すなわち車載機2を搭載する車両の現在位置)および車載機IDの情報を、通信インターフェースを介して受けると、その現在位置および車載機IDに基づいて、車載機2用の新たな省燃費、安全運転支援用パラメータを決定する(ステップ710)。なお、この新たな省燃費、安全運転支援用パラメータ群の決定においては、運行管理センタ7のCPUは、車載機2の現在位置および車載機IDに加え、HDD中の地図データ、運行管理データを利用する。
具体的には、運行管理センタ7のCPUは、受信した現在位置を含むリンクの路面が凍結しているか否かをHDD中の情報に基づいて判定し、凍結していれば、現在HDDに記録している車載機2用の省燃費、安全運転支援用パラメータ群中の基準時間間隔Vsampleおよび減速度閾値Bupperlimitの値を、現在の値よりも小さくなるよう変更する。
路面凍結時には、ドライバは、通常時に比べて、短時間のブレーキ操作を頻繁に行うことが多い。このような場合、減速度を検出するための2つのサンプルタイミング間の間隔Vsampleが短い方が、より正確に個々のブレーキ操作による減速量を検出することができる。
また、路面凍結時には、通常時に比べてスリップが発生し易くなっている。したがって、減速度閾値Bupperlimitを下げることで、急ブレーキの警告を通常より少ない減速度から早めに実行するようになっていることで、スリップを未然に防ぐ可能性を高めることができる。
また、運行管理センタ7のCPUは、受信した現在位置を含むリンクの路面が凍結しているか否かをHDD中の情報に基づいて判定し、凍結していれば、現在HDDに記録している車載機2用の省燃費、安全運転支援用パラメータ群中の基準時間幅Wwindow、および回数閾値Wupperlimitの値を、現在の値よりも小さくなるよう変更する。
路面凍結時には、スリップが集中的に発生する場合が多いので、ある期間には、安全性向上用アクチュエータが頻繁に作動し、またある期間には、安全性向上用アクチュエータが全く作動しないという様な、安全性向上用アクチュエータの作動の偏りが、通常よりも顕著になる。このような場合、安全性向上用アクチュエータの作動回数をカウントする時間幅Wwindowが通常よりも短い方が、より正確に安全性向上用アクチュエータの作動の様子を検出することができる。
また、路面凍結時には、通常時に比べてスリップが発生し易くなっている。したがって、回数閾値Wupperlimitを下げて、安全性向上用アクチュエータの作動の警告を早めに実行するようになっていることで、スリップを未然に防ぐ可能性を高めることができる。
また、運行管理センタ7のCPUは、受信した現在位置を含むリンクが高速道路であるか否かをHDD中の情報に基づいて判定し、高速道路であれば、現在HDDに記録している車載機2用の省燃費、安全運転支援用パラメータ群中の基準時間間隔Vsampleの値および減速度閾値Bupperlimitの値を、現在の値よりも大きくなるよう変更する。
高速道路においては、ドライバは、一般道路走行時に比べて、1回のブレーキ操作の時間が長い場合が多い。このような場合、減速度を検出するための2つのサンプルタイミング間の間隔Vsampleが一般道走行時より長くても、正確に個々のブレーキ操作による減速量を検出することができる。
また、高速道路においては、ドライバは、一般道路走行時に比べて、走行速度が高いので、一般道路走行時よりも減速度が大きい場合が多い。したがって、減速度閾値Bupperlimitを下げることで、不要な警告の数を減らすことができるようになる。
また、運行管理センタ7のCPUは、受信した車載機IDに対応する車載機2を搭載した車両の現在のドライバの燃費が所定の基準値より悪いか否かを、HDD中の運行管理データ内で、当該車載機IDに対応する燃費履歴に基づいて判定し、悪ければ、現在HDDに記録している車載機2用の省燃費、安全運転支援用パラメータ群中の開度上昇率閾値Tupperlimitの値を、現在の値よりも低くなるよう変更する。
このように開度上昇率閾値Tupperlimitの値を下げることで、燃費の悪い運転をしがちなドライバに対して、通常よりも頻繁に省燃費に関する警告を行うことができるようになる。
また、運行管理センタ7のCPUは、受信した現在位置を含むリンクが危険なカーブのあるリンクであるか否かをHDD中の情報に基づいて判定し、危険なカーブのあるリンクであれば、現在HDDに記録している車載機2用の省燃費、安全運転支援用パラメータ群中の基準時間間隔Ssampleおよび切り角上昇率閾値Supperlimitの値を、現在の値よりも小さくなるよう変更する。
危険なカーブにおいては、ドライバは、通常時に比べて、短時間のステアリング操作を行うことが多い。このような場合、ステアリンクの切り角の変化を検出するための2つのサンプルタイミング間の間隔Ssampleが短い方が、より正確にステアリング操作による切れ角の変化を検出することができる。
また、危険なカーブにおいては、通常時に比べて車両の挙動の不安定化が発生し易くなっている。したがって、切り角上昇率閾値Supperlimitを下げることで、急ハンドルの警告を通常より少ない切り角変化から実行するようになっていることで、車両の挙動の不安定化を未然に防ぐ可能性を高めることができる。
また、運行管理センタ7のCPUは、受信した車載機IDに対応する車載機2を搭載した車両が積荷を搭載しているか否かを、HDD中の運行管理データ内で、当該車載機IDに対応する車両の積荷の有無の情報に基づいて判定し、搭載してなければ、現在HDDに記録している車載機2用の省燃費、安全運転支援用パラメータ群中の基準時間間隔Vsample、基準時間間隔Ssample、減速度閾値Bupperlimit、および切り角上昇率閾値Supperlimitの値を、現在の値よりも小さくなるよう変更する。
車両が積荷を搭載している場合、車両はドライバの運転操作に対して敏感に速度や向きを変える。このような場合、ドライバの細かい運転操作が多くなる。したがって、減速度やステアリング切り角の変化を検出するための2つのサンプルタイミング間の間隔Vsample、Ssampleが積荷搭載時時より短い方が、より正確に個々のブレーキ操作による減速量を検出することができる。
また、車両が積荷を搭載している場合には、通常時に比べて車両の挙動変化が急激になり易くなっている。したがって、減速度閾値Bupperlimitおよび切り角上昇率閾値Supperlimitを下げることで、急ブレーキ、急ハンドルの警告を通常より少ない減速度および切り角上昇度から早めに実行するようになっていることで、車両の挙動の不安定化を未然に防ぐ可能性を高めることができる。
また、運行管理センタ7のCPUは、受信した車載機IDに対応する車載機2を搭載した車両の目的地までの余裕時間が十分にあるか否かを、HDD中の運行管理データに基づいて判定する。具体的には、運行管理データ内で、当該車載機IDに対応する車両の目的地までの経路および到達予定時刻を特定する。さらに、当該車両の現在位置を受信した車両走行情報から特定する。さらに、現在位置から当該経路を通って目的地に到達するまでにかかると予測される所要時間を、例えば目的地までの残り経路の長さを所定の走行速度(例えば時速30キロメートル)以下で除算することで、特定する。そして、現在時刻にこの所要時間を足し合わせた時刻から、特定した到達予定時刻のまでの時間、すなわち余裕時間が、所定の時間(例えば15分)以上であるか否かで、余裕時間が十分であるか否かを判定する。
そして、CPUは、受信した車載機IDに対応する車載機2を搭載した車両の目的地までの余裕時間が十分でなければ、現在HDDに記録している車載機2用の省燃費、安全運転支援用パラメータ群中の開度上昇率閾値Tupperlimitを、現在の値よりも大きくなるよう変更する。
このようにすることで、省燃費のための警告が発生する場合が少なくなるので、ドライバは、目的地までの余裕時間がない場合は、燃費を気にする度合いを下げて、到達予定時刻に間に合うように速く走行することにより注意を注ぐことができる。
また、運行管理センタ7のCPUは、受信した現在位置を含むリンクが渋滞中であるか否かをHDD中の情報に基づいて判定し、渋滞中であれば、現在HDDに記録している車載機2用の省燃費、安全運転支援用パラメータ群中のアクセル開度についての基準時間間隔Tsampleの値を、現在の値よりも小さくなるよう変更する。
車両は、渋滞の中においては、通常走行時に比べて、停止、走行開始の回数が多ので、アクセルの操作も頻繁になる。したがって、このような場合、アクセル開度の増大度を検出するための2つのサンプルタイミング間の間隔Tsampleが短い方が、より正確に個々のアクセル操作を検出することができる。
続いて運行管理センタ7のCPUは、ステップ710で、変更後の省燃費、安全運転支援用パラメータ群を、車載機2に通知するために、携帯電話機3に送信する(ステップ720)。携帯電話機3は、運行管理センタ7から受信した新たな省燃費、安全運転支援用パラメータ群を、車載機2に送信する。
この新たな省燃費、安全運転支援用パラメータ群を受信した車載機2のデータ処理部24は、受信したパラメータをメモリ23中の省燃費、安全運転支援用パラメータ群に上書きすることで、これら新たな省燃費、安全運転支援用パラメータ群の値を、上述のような車両走行情報の算出に反映できるようにする(ステップ220)。
続いてデータ処理部24は、この新たな省燃費、安全運転支援用パラメータ群の値を用いて、ステップ210と同じ方法で、新たな車両走行情報として、車両の減速度(第2の変化率の一例に相当する)、車両のスロットル開度の上昇率(第2の変化率の一例に相当する)、ステアリング切り角の上昇率(第2の変化率の一例に相当する)、新たな基準時間幅Wwindow内における当該アクチュエータの作動回数(第2の作動回数の一例に相当する)を算出する(ステップ225)。そして続いて、算出した車両走行情報および車載機IDを、携帯電話機3における警告表示のために、携帯電話機3に送信する(ステップ230)。
なお、車載機2から携帯電話機3への車両走行情報の送信、携帯電話機3における車両走行情報に基づく画像表示、携帯電話機3から運行管理センタ7への現在位置、車載機IDの送信、運行管理センタ7における省燃費、安全運転支援用パラメータ群の決定・送信、車載機2における新たな省燃費、安全運転支援用パラメータ群の反映は、繰り返し(例えば定期的に1秒間隔で)行うようになっている。
以上説明した通り、車載機2が、基準時間間隔だけ離れた2つの時点における車両の移動関連量(車速、アクセル開度、ステアリング切り角)の2つの値の差分から、移動関連量の第1の変化率を算出し、算出した第1の変化率と閾値とを比較し、第1の変化率が当該閾値より高いときには、車両のドライバに警告するための処理を実行する(ステップ210、215参照)。そしてその後、車両の外部にある運行管理センタ7から発信された省燃費、安全運転支援用パラメータ群の値を変更する要求を受け付け、受け付けた要求を反映する(ステップ220参照)。
さらに、値が変更された基準時間間隔だけ離れた2つの時点における移動関連量の2つの値の差分から移動関連量の第2の変化率を算出し、算出した第2の変化率と当該閾値とを比較し、第2の変化率が閾値より高いときには、車両のドライバに警告するための処理を実行する(ステップ225、230参照)。
または、基準時間間隔だけ離れた2つの時点における移動関連量の2つの値の差分から移動関連量の第2の変化率を算出し、算出した第2の変化率と値が変更された当該閾値とを比較し、第2の変化率が当該閾値より高いときには、車両のドライバに警告するための処理を実行する(ステップ225、230参照)。
このように、基準時間間隔や閾値の値を、車両外部の運行管理センタ7から受けた要求に基づいて、変化させることができる。したがって、センタから、車両または車両周辺の状況に応じた基準時間間隔の変更の要求を送信することで、車載警告装置は、基準時間間隔や閾値の値を、車両または車両周辺の状況に応じて変化させることができる。
また、車載機2が、基準時間幅内における安全性向上用アクチュエータの第1の作動回数を検出し、検出した第1の作動回数と閾値とを比較し、第1の作動回数が当該閾値より高いとき、車両のドライバに警告するための処理を実行する(ステップ210、215参照)。そしてその後、車両の外部にある運行管理センタ7から発信された省燃費、安全運転支援用パラメータ群の値を変更する要求を受け付け、受け付けた要求を反映する(ステップ220参照)。
さらに、値が変更された基準時間幅内におけるアクチュエータの第2の作動回数を検出し、検出した第2の作動回数と当該閾値とを比較し、第2の作動回数が当該閾値より高いときには、車両のドライバに警告するための処理を実行する(ステップ225、230参照)。
あるいは、基準時間幅内におけるアクチュエータの第2の作動回数を検出し、検出した第2の作動回数と変更された当該閾値とを比較し、第2の作動回数が当該閾値より高いときには、車両のドライバに警告するための処理を実行する(ステップ225、230参照)。
このように、当該基準時間幅の値または閾値の値を、車両外部の運行管理センタ7から受けた要求に基づいて、変化させることができる。したがって、運行管理センタ7から、車両または車両周辺の状況に応じた当該基準時間幅または閾値の変更の要求を送信することで、車載警告装置は、当該基準時間幅や閾値の値を、車両または車両周辺の状況に応じて変化させることができる。
また、携帯電話機3を介して車載機2と通信する運行管理センタ7が、車載機2が搭載される車両の走行状態の情報または車両の周囲の道路環境の情報を取得し、取得した情報に基づいて、車載警告装置における省燃費、安全運転支援用パラメータ群の新たな値を決定する(ステップ710参照)。そして、その決定した新たな値を、車載機2の作動に反映させるため、当該新たな値を車載機2に送信する(ステップ720参照)。
このように運行管理センタ7が、車載機2が搭載される車両の走行状態の情報または車両の周囲の道路環境の情報を取得し、取得した情報に基づいて、車載警告装置において反映させる省燃費、安全運転支援用パラメータ群を決定して送信するので、車載警告装置は、当該省燃費、安全運転支援用パラメータ群の値を、車両または車両周辺の状況に応じて変化させることができる。
なお、上記の実施形態において、車載機2が車載警告装置の一例に相当し、運行管理センタ7がセンタの一例に相当する。また、車載機2のデータ処理部24がステップ210および215を実行することで、第1警告手段の一例として機能し、ステップ220を実行することで変更手段の一例として機能し、ステップ225および230を実行することで第2警告手段の一例として機能する。また、運行管理センタ7のCPUが、ステップ710を実行することで決定手段の一例として機能し、ステップ720を実行することで送信手段の一例として機能する。
(他の実施形態)
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の範囲は、上記実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の各発明特定事項の機能を実現し得る種々の形態を包含するものである。
例えば、車載機2は、運行管理センタ7との通信のために、外部の携帯電話機3を用いずに、自らが有する通信機を用いてもよい。この場合、車載機2は、GPS受信機を有していてもよい。
また、車載機2は、上述したような車両内の各種センサ、アクチュエータから、車内LANを介さず、直接接続によって信号を受けるようになっていてもよい。
また、通信システムは、上記実施形態における車載機2、携帯電話機3、運行管理センタ7のみを含むようになっていてもよい。
また、データ処理部24は、急ブレーキの発生の有無を、上述した車速センサからの信号ではなく、ドライバによるブレーキの踏み込み量の増大度に基づいて特定してもよい。具体的には、データ処理部24は、基準時間間隔Vsampleだけ離れた2つの時点におけるブレーキ踏み込み量の2つの値の差分を、当該基準時間間隔Vsampleで除算することで、ブレーキの踏み込み量の増大度(第1の変化率の一例に相当する)を算出してもよい。さらにデータ処理部24は、算出した増大度と閾値Bupperlimitとを比較し、当該増大度が当該閾値Bupperlimitより高いとき、急ブレーキが発生したと判定し、当該増大度が当該閾値Bupperlimit以下のとき、急ブレーキが発生していないと判定するようになっていてもよい。
このようになっている場合、運行管理センタ7のCPUにおける作動のうち、車両が積荷を搭載しているか否かをHDD中の運行管理データに基づいて判定し、搭載してなければ、現在HDDに記録している車載機2用の省燃費、安全運転支援用パラメータ群中の基準時間間隔Vsampleの値および減速度閾値Bupperlimitの値を、現在の値よりも小さくなるよう変更するという作動の効果が、より顕著になる。
また、上記の実施形態において、データ処理部24または運行管理センタ7のCPUがプログラムを実行することで実現している各機能は、それらの機能を有するハードウェア(例えば回路構成をプログラムすることが可能なFPGA)を用いて実現するようになっていてもよい。
本発明の実施形態に係る通信システムの構成を概略的に示す図である。 車載機2のハードウェア構成を示すブロック図である。 車載機2、携帯電話機3、運行管理センタ7の処理およびこれらの間のデータの送受信の手順の一例を示すタイミング図である。 携帯電話機3における表示画面30の一例を示す図である。
符号の説明
1、1’…車両、2、2’…車載機、3、3’…携帯電話機、4…GPS衛星、
5、5’…基地局、6…通信ネットワーク、7…運行管理センタ、
21…車内通信インターフェース、22…携帯電話機接続用インターフェース、
23…メモリ、24…データ処理部、30…表示画面、31…安全運転警告ランプ、
32…エコ運転警告ランプ、33…文字メッセージ表示部。

Claims (4)

  1. 車両に搭載される車載警告装置であって、
    基準時間間隔だけ離れた2つの時点における前記車両の移動関連量の2つの値の差分か
    ら前記移動関連量の第1の変化率を算出し、算出した前記第1の変化率と閾値とを比較し
    、前記第1の変化率が前記閾値より高いとき、前記車両のドライバに警告するための処理
    を実行する第1警告手段と、
    前記第1警告手段の作動の後に、前記車両の外部にあるセンタから発信された前記基準
    時間間隔の値を変更する要求を受け付け、受け付けた前記要求に基づいて、前記基準時間
    間隔の値を変更する変更手段と、
    値が変更された前記基準時間間隔だけ離れた2つの時点における前記移動関連量の2つ
    の値の差分から前記移動関連量の第2の変化率を算出し、算出した前記第2の変化率と前
    記閾値とを比較し、前記第2の変化率が前記閾値より高いとき、前記車両のドライバに警
    告するための処理を実行する第2警告手段と、を備えた車載警告装置。
  2. タイヤのロックを抑制するアンチロックアクチュエータ、車両の横滑りを抑制する横滑り抑制アクチュエータ、および衝突に備えて車両の安全性を向上するプリクラッシュアクチュエータのうち少なくとも1つのアクチュエータ(以下、搭載アクチュエータという)を備える車両に搭載される車載警告装置であって、
    基準時間幅内における前記搭載アクチュエータの第1の作動回数を検出し、検出した前
    記第1の作動回数と閾値とを比較し、前記第1の作動回数が前記閾値より高いとき、前記
    車両のドライバに警告するための処理を実行する第1警告手段と、
    前記第1警告手段の作動の後に、前記車両の外部にあるセンタから発信された前記基準
    時間幅の値を変更する要求を受け付け、受け付けた前記要求に基づいて、前記基準時間幅
    の値を変更する変更手段と、
    前記変更手段によって値が変更された前記基準時間幅内における前記搭載アクチュエー
    タの第2の作動回数を検出し、検出した前記第2の作動回数と前記閾値とを比較し、前記
    第2の作動回数が前記閾値より高いとき、前記車両のドライバに警告するための処理を実
    行する第2警告手段と、を備えた車載警告装置。
  3. 車両に搭載される車載警告装置に用いるプログラムであって、
    基準時間間隔だけ離れた2つの時点における前記車両の移動関連量の2つの値の差分か
    ら前記移動関連量の第1の変化率を算出し、算出した前記第1の変化率と閾値とを比較し
    、前記第1の変化率が前記閾値より高いとき、前記車両のドライバに警告するための処理
    を実行する第1警告手段、
    前記第1警告手段の作動の後に、前記車両の外部にあるセンタから発信された前記基準
    時間間隔の値を変更する要求を受け付け、受け付けた前記要求に基づいて、前記基準時間
    間隔の値を変更する変更手段、および
    値が変更された前記基準時間間隔だけ離れた2つの時点における前記移動関連量の2つ
    の値の差分から前記移動関連量の第2の変化率を算出し、算出した前記第2の変化率と前
    記閾値とを比較し、前記第2の変化率が前記閾値より高いとき、前記車両のドライバに警
    告するための処理を実行する第2警告手段として、コンピュータを機能させるプログラム
  4. タイヤのロックを抑制するアンチロックアクチュエータ、車両の横滑りを抑制する横滑り抑制アクチュエータ、および衝突に備えて車両の安全性を向上するプリクラッシュアクチュエータのうち少なくとも1つのアクチュエータ(以下、搭載アクチュエータという)を備える車両に搭載される車載警告装置に用いるプログラムであって、
    基準時間幅内における前記搭載アクチュエータの第1の作動回数を検出し、検出した前
    記第1の作動回数と閾値とを比較し、前記第1の作動回数が前記閾値より高いとき、前記
    車両のドライバに警告するための処理を実行する第1警告手段、
    前記第1警告手段の作動の後に、前記車両の外部にあるセンタから発信された前記基準
    時間幅の値を変更する要求を受け付け、受け付けた前記要求に基づいて、前記基準時間幅
    の値を変更する変更手段、および
    前記変更手段によって値が変更された前記基準時間幅内における前記搭載アクチュエー
    タの第2の作動回数を検出し、検出した前記第2の作動回数と前記閾値とを比較し、前記
    第2の作動回数が前記閾値より高いとき、前記車両のドライバに警告するための処理を実
    行する第2警告手段として、コンピュータを機能させるプログラム。
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