JP2003047478A - 結核菌のpab遺伝子の検出法 - Google Patents

結核菌のpab遺伝子の検出法

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JP2003047478A
JP2003047478A JP2001240874A JP2001240874A JP2003047478A JP 2003047478 A JP2003047478 A JP 2003047478A JP 2001240874 A JP2001240874 A JP 2001240874A JP 2001240874 A JP2001240874 A JP 2001240874A JP 2003047478 A JP2003047478 A JP 2003047478A
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JP2001240874A
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Shigeo Tsuchiya
滋夫 土屋
Noriyoshi Masuda
昇佳 益田
Takao Matsuba
隆雄 松葉
Norihiko Ishiguro
敬彦 石黒
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Tosoh Corp
Original Assignee
Tosoh Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】結核菌のpab遺伝子に由来するRNAを特異
的に増幅したり、検出及び同定を高感度で行なうために
有効なオリゴヌクレオチドの組み合わせを提供する。 【解決手段】RNA増幅工程を利用した検出法におい
て、第一のプライマーとして少なくとも連続した10塩
基以上からなるオリゴヌクレオチド、第二のプライマー
として少なくとも連続した10塩基以上からなるオリゴ
ヌクレオチドを用いること及びインビトロ2本鎖DNA
転写工程を用いてRNA増幅を行なうことを特徴とする
検出法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、臨床検査における
結核菌(Mycobacterium tubercu
losis)の検出法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】結核は近年著しく減少してきたにもかか
わらず、最近になって高齢者の罹患率が上がり、結核感
染を経験していない若年層で、一旦感染すると集団感染
を引き起こすなど深刻な問題となっている。これまでの
結核菌の検査法としては、塗抹検査や培養検査が基本で
あった。しかし、結核菌の発育は遅く結果を得るのに4
週間以上を必要としている。
【0003】近年、結核菌群を検出する遺伝子検出用キ
ットが販売されている。DNA増幅を行うものとして
は、PCR法で16S rRNAをコードするゲノムD
NAを増幅し、特異DNAプローブをハイブリダイズし
て検出するものや、結核菌の抗原タンパク質であるpr
otein antigen b(以下pabとする)
をコードするpab遺伝子(配列は既知、Inf.an
d Immun.57,2481−2488,1989
年)をligase chain reaction
(LCR法)で増幅し、EIAによって検出するものな
どが知られている(米国特許第5631130号)。こ
れらの検出法は自動化あるいは半自動化されているが、
検査所要時間が4〜6時間程度と急を要する治療用とし
ては不十分である。さらに、DNA増幅法では生菌、死
菌の区別がつかず、抗生物質などの治療効果を観察する
には不適切である。RNAの特定配列の増幅法として
は、逆転写―ポリメラーゼチェーンリアクション(RT
−PCR)法が知られている。この方法は、逆転写工程
で標的RNAのcDNAを合成し、引き続いてcDNA
の特定配列の両末端部に相補的および相同な一組のプラ
イマー(アンチセンスプライマーは逆転写工程と共用で
よい)と熱耐性DNAポリメラーゼ存在下で、熱変性、
プライマー・アニール、伸長反応からなるサイクルを繰
り返し行なうことによって特定DNA配列を増幅する方
法である。しかし、RT−PCR法は、2段階の操作
(逆転写工程およびPCR工程)、および、急激な昇温
・降温を繰り返す操作が必要であり、そのことが自動化
への障害として挙げられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、現在利
用されている検査法は実際の医療現場で必要とされる迅
速な検出や治療効果確認のための用途に必ずしも答える
ものではなく、生菌のみを検出すると共に、さらなる高
感度、迅速な検出法の出現が望まれている。また、検査
をより簡便にするためには、自動化された検査装置の開
発が要求されている。
【0005】高感度な検出法としては標的核酸を増幅す
る方法の利用が可能である。特定RNA配列の増幅法と
しては、逆転写酵素およびRNAポリメラーゼの協奏的
作用によって特定RNA配列を増幅するNASBA法や
3SR法等が知られている。この方法は、標的RNAを
鋳型とし、プロモーター配列を含むプライマー、逆転写
酵素、およびリボヌクレアーゼHにより、プロモーター
配列を含む2本鎖DNAを合成し、当該2本鎖DNAを
鋳型としてRNAポリメラーゼにより、標的RNAの特
定塩基配列を含むRNAを合成し、当該RNAが引き続
きプロモーター配列を含む2本鎖DNA合成の鋳型とな
る連鎖反応を行なうものである。このようにNASBA
法や3SR法は一定温度での核酸増幅が可能であり、自
動化へ適している方法だと考えられる。しかし、これら
の増幅法は比較的低温(例えば41℃)で反応を行なう
ために、標的RNAが分子内構造を形成し、プライマー
の結合を阻害し、反応効率を低下させる可能性が考えら
れる。したがって、増幅反応の前に標的RNAの熱変性
を行なうことで、標的RNAの分子内構造を壊し、プラ
イマーの結合効率を向上させるための操作が必要であっ
た。また更には、低温でRNAの検出を行なう場合に
も、前記のような分子構造を形成したRNAに対して結
合し得るオリゴヌクレオチドが必要であった。
【0006】そこで本願発明は結核菌の抗原タンパク質
pab遺伝子に由来するRNAを比較的低温(例えば4
1℃)で特異的に増幅したり、これらの検出および同定
を高感度で行なうために有用なオリゴヌクレオチドの好
適な組み合わせの提供を目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
になされた本願請求項1の発明は、結核菌のpab遺伝
子に由来するRNAの特定配列を鋳型として、該特定配
列に相同的な配列を有する第一のプライマーおよび該特
定配列に相補的な配列を有する第二のプライマー(ここ
では第一または第二のプライマーのいずれか一方のプラ
イマーは、5’側にRNAポリメラーゼのプロモーター
配列を有する)を用い、RNA依存性DNAポリメラー
ゼによりcDNAを生成することによりRNA−DNA
2本鎖を形成し、リボヌクレアーゼHによってRNA−
DNA2本鎖のRNAを分解して1本鎖DNAを生成
し、該1本鎖のDNAを鋳型としてDNA依存性DNA
ポリメラーゼにより、前記特定配列または前記特定配列
に相補的な配列からなるRNAを転写可能なプロモータ
ー配列を有する2本鎖DNAを生成し、そして該2本鎖
DNAがRNAポリメラーゼ存在下でRNA転写産物を
生成し、該RNA転写産物が引き続き前記RNA依存性
DNAポリメラーゼによるcDNA合成の鋳型となるよ
うなRNA増幅行程において、第一のプライマーとして
列番号7から12に示したいずれかの配列中の少なくと
も連続した10塩基以上からなる第一のプライマーと、
配列番号13から20に示したいずれかの配列中の少な
くとも連続した10塩基以上からなる、増幅される結核
菌pab遺伝子のRNA配列の一部と相補的な配列を有
する第二のプライマー(ここで第一または第二のプライ
マーのいずれか一方は、その5’側にRNAポリメラー
ゼのプロモーター配列を含む)を用いることを特徴とす
る。
【0008】本願請求項2の発明は、前記請求項1の発
明に係わり、前記RNA増幅行程において、増幅により
生じるRNA転写産物と特異的に結合可能であり、か
つ、インターカレーター性蛍光色素で標識されたオリゴ
ヌクレオチド存在下で実施し、反応液の蛍光特性の変化
を測定することからなる(ただし該標識されたオリゴヌ
クレオチドは、前記第一および第二のプライマーとは異
なる配列である)。本願請求項3の発明は、前記請求項
2の発明に係わり、前記オリゴヌクレオチドが、RNA
転写産物の少なくとも一部の配列と相補結合するように
設計され、複合体を形成していない場合と比較して蛍光
特性が変化するものであることを特徴とする。そして本
願請求項4の発明は、前記請求項3の発明に係わり、前
記オリゴヌクレオチドが、配列番号21から23に示し
たいずれかの配列中の少なくとも連続した10塩基以上
からなる、またはその相補配列であることを特徴とす
る。以下、本発明を詳細に説明する。
【0009】本発明は、試料中の結核菌pab遺伝子に
由来するRNAを増幅するための核酸増幅行程や、核酸
増幅行程によって生成したRNA転写産物の検出法を提
供する。本発明の増幅行程は、PCR法、NASBA
法、3SR法を含むが、中でも逆転写酵素およびRNA
ポリメラーゼの協奏的作用によって(逆転写酵素および
RNAポリメラーゼが協奏的に作用するような条件下で
反応させ)結核菌pab遺伝子に由来するRNA配列を
増幅するNASBA法、3SR法等の一定温度核酸増幅
法が好ましい。
【0010】例えばNASBA法は、試料中に存在する
結核菌pab遺伝子に由来するRNAの特定配列を鋳型
として、RNA依存性DNAポリメラーゼによりcDN
Aを合成し、リボヌクレアーゼHによってRNA−DN
A2本鎖のRNAを分解して1本鎖DNAを生成し、該
1本鎖DNAを鋳型としてDNA依存性DNAポリメラ
ーゼにより、前記特定配列または前記特定配列に相補的
な配列からなるRNAを転写可能なプロモーター配列を
有する2本鎖DNAを生成し、そして該2本鎖DNAが
RNAポリメラーゼ存在下でRNA転写産物を生成し、
該RNA転写産物が引き続き前記RNA依存性DNAポ
リメラーゼによるcDNA合成の鋳型となるようなRN
A増幅行程であるが、本発明は結核菌pab遺伝子に由
来するRNAに相同的な配列を有する配列番号7から1
2に示したいずれかの配列中の少なくとも連続した10
塩基以上からなる第一のプライマーと、配列番号13か
ら20に示したいずれかの配列中の少なくとも連続した
10塩基以上からなる、増幅される結核菌pab遺伝子
に由来するRNA配列の一部と相補的な配列を有する第
二のプライマー(ここで第一または第二のプライマーの
いずれか一方は、その5’末端側にRNAポリメラーゼ
のプロモーター配列を含む)を用いることを特徴とす
る。
【0011】なお、RNA依存性DNAポリメラーゼ、
DNA依存性DNAポリメラーゼ、リボヌクレアーゼH
は特に限定しないが、これらの活性のすべてを有してい
るAMV逆転写酵素が好ましい。また、RNAポリメラ
ーゼについても特に限定するものではないが、T7ファ
ージRNAポリメラーゼ、SP6ファージRNAポリメ
ラーゼが好ましい。
【0012】上記増幅行程では、結核菌pab遺伝子に
由来するRNA配列の中で特定配列とする領域の5’末
領域と重複(1〜10塩基)して隣接する領域に対し相
補的なオリゴヌクレオチドを添加し、前記結核菌pab
遺伝子に由来するRNAを特定配列の5’末領域で切断
(リボヌクレアーゼHによる)して核酸増幅初期の鋳型
とすることにより、特定配列が5’末端に位置していな
い結核菌pab遺伝子に由来するRNAをも増幅するこ
とができる。この切断のためには、たとえば、配列番号
1から6のオリゴヌクレオチド(ただし、前記増幅行程
において第二のプライマーとして使用したもの以外のオ
リゴヌクレオチド)を使用することができる。なお、前
記切断用オリゴヌクレオチドは、3’末端からの伸長反
応をおさえるために3’末水酸基が化学的に修飾(たと
えばアミノ化)されたものであることが望ましい。
【0013】以上の核酸増幅方法で得られた増幅産物は
既知の核酸検出方法で検出することができるが、好適な
態様では前記核酸増幅をインターカレーター性蛍光色素
で標識されたオリゴヌクレオチド存在下で実施し、反応
液の蛍光特性の変化を測定することが望ましい。該オリ
ゴヌクレオチドは、オリゴヌクレオチド中のリンにリン
カーを介してインターカレーター性蛍光色素を結合させ
たもので、標的核酸(相補的核酸)と2本鎖を形成する
とインターカレーター部分が2本鎖部分にインターカレ
ートして蛍光特性が変化するため、分離分析を必要とし
ないことを特徴とする(Ishiguro,T.ら(1
996)Nucleic AcidsRes.24(2
4)4992−4997)。
【0014】該オリゴヌクレオチドの配列は、増幅産物
の少なくとも一部に対して相補的な配列を有すれば特に
限定しないが、配列番号21から23に示した配列中の
少なくとも連続した10塩基からなる配列、あるいはそ
の相補配列であることが好ましい。また、該オリゴヌク
レオチドをプライマーとした伸長反応を抑えるために該
オリゴヌクレオチドの3’末の水酸基は化学的に修飾
(たとえばグリコール酸付加)することが望ましい。
【0015】これにより、結核菌pab遺伝子に由来す
るRNAの中の特定配列と同じ配列からなるRNAを、
一チューブ内、一定温度、一段階で増幅し、検出するこ
とが可能となり、自動化への適用も容易となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施例により更に
詳細に説明するが、本発明はこれら実施例により限定さ
れるものではない。
【0017】実施例1 結核菌pab遺伝子由来のRNAに特異的に結合するオ
リゴヌクレオチドを用いてRNA増幅反応を行なった。
なお、pab−RNAとは、pabの塩基配列を含む二
本鎖DNAを鋳型としたインビトロ転写により合成、精
製されたものである。 (1)結核菌pab遺伝子に由来するpab−RNAの
塩基番号111〜1436(RNAの塩基番号はin
f.and immun.57,2481−2488,
1989年に従った)を含む標準RNA(1326me
r)をRNA希釈液(10mM Tris−HCl(p
H8.0)、1mM EDTA、0.5U/μL RN
ase Inhibitor(宝酒造製)、5mM D
TT)を用い、103コピー/5μLとなるよう希釈し
た。コントロール試験区(陰性)には希釈液のみを用い
た。 (2)以下の組成の反応液20 μLを0.5 mL容
PCRチューブ(Gene Amp Thin−Wal
led Reaction Tubes、パーキンエル
マー製)に分注し、これに上記RNA試料5μLを添加
した。
【0018】反応液の組成(各濃度は最終反応液量30
μLにおける濃度) 60mM Tris−塩酸緩衝液(pH 8.6) 17mM 塩化マグネシウム 90mM 塩化カリウム 39U RNase Inhibitor 1mM DTT 各0.25mMのdATP、dCTP、dGTP、dT
TP 3.6mM ITP 各3.0mMのATP、CTP、GTP、UTP 0.16μMの第1オリゴヌクレオチド 1.0μMの第2オリゴヌクレオチド 1.0μMの第3オリゴヌクレオチド 13% DMSO 容量調整用蒸留水 (3)第1、第2、第3オリゴヌクレオチドとして、表
1の説明に示す配列のオリゴヌクレオチドを用いてRN
A増幅反応を行なった。なお、第1、第2、第3オリゴ
ヌクレオチドの組み合わせが表1に示す組み合わせにな
るよう溶液を調製した。 (4)上記の反応液を41℃で5分間保温後、以下の組
成の酵素液5μLを添加した。
【0019】酵素液の組成(各数値は最終反応液量30
μLにおける値) 1.7% ソルビトール 3μg 牛血清アルブミン 142U T7RNAポリメラーゼ(ギブコ製) 8U AMV逆転写酵素(宝酒造製) 容量調整用蒸留水 (5)引き続きPCRチューブを41℃で30分間保温
した。 (6)反応後のRNA増幅部分を確認するため、アガロ
ースゲル(アガロース濃度4%)電気泳動を実施した。
電気泳動後の染色はSYBR Green II(宝酒
造製)により行なった。標的RNAの特定部位にオリゴ
ヌクレオチドプローブが結合すると第2オリゴヌクレオ
チドと第3オリゴヌクレオチドに挟まれた部分のRNA
が増幅され、特定バンドが観察される。
【0020】電気泳動結果の写真を図1に示した。この
反応で増幅される特定バンドの鎖長は表1に示した通り
である。これより表1に示したオリゴヌクレオチドの組
み合わせを用いたRNA増幅反応において、組み合わせ
(c)、(h)、(m)にて特定バンドが確認できたた
め、これらの組み合わせで使用したオリゴヌクレオチド
は結核菌の検出に有効であることが示された。
【0021】
【表1】 表1は本実験系で用いた第1、第2、第3オリゴヌクレ
オチドの組み合わせ、およびその組み合わせを用いてR
NA増幅反応させたときに増幅される特定バンドの鎖長
を示す。第1オリゴヌクレオチドの塩基配列のうち、
3’末端の水酸基はアミノ化されている。第2オリゴヌ
クレオチドの塩基配列のうち、5’末端第1番目の
「A」から28番目の「A」までの領域はT7ポリメレ
ースのプロモーター配列を付加した。また塩基番号は結
核菌pab遺伝子の塩基配列の番号である。
【0022】第1オリゴヌクレオチド MP−1S(配列番号1、塩基番号213から236) MP−4S(配列番号2、塩基番号453から476) MP−6S(配列番号3、塩基番号494から517) MP−9S(配列番号4、塩基番号708から731) MP−12S(配列番号5、塩基番号786から80
9) MP−13S(配列番号6、塩基番号933から95
6) 第2オリゴヌクレオチド MP−1F(配列番号7、塩基番号228から250) MP−4F(配列番号8、塩基番号468から490) MP−6F(配列番号9、塩基番号509から531) MP−9F(配列番号10、塩基番号723から74
5) MP−12F(配列番号11、塩基番号800から82
3) MP−13F(配列番号12、塩基番号948から97
0) 第3オリゴヌクレオチド MP−3R(配列番号13、塩基番号319から33
9) MP−9R(配列番号14、塩基番号712から73
1) MP−10R(配列番号15、塩基番号724から74
3) MP−11R(配列番号16、塩基番号757から77
8) MP−12R(配列番号17、塩基番号790から80
9) MP−16R(配列番号18、塩基番号1071から1
093) MP−17R(配列番号19、塩基番号1103から1
123) MP−20R(配列番号20、塩基番号1270から1
290) 実施例2 本願発明によるオリゴヌクレオチドの組み合わせを用い
て、結核菌pab遺伝子に由来するRNAの様々な初期
コピー数における検出を行なった。
【0023】実施例1と同様の結核菌のpab遺伝子に
由来するpab−RNAの標準RNAをRNA希釈液
(10mM Tris−HCl(pH8.0)、1mM
EDTA、0.5U/μL RNase Inhib
itor(宝酒造製)、5mMDTT)を用い、101
コピー/5μLから105コピー/5μLまでとなるよ
う希釈した。コントロール試験区(陰性)には希釈液の
みを用いた。
【0024】以下の組成の反応液20μLをPCR用チ
ューブ(容量0.5mL;GeneAmp Thin−
Walled Reaction Tubes、パーキ
ンエルマー製)に分注し、これに上記RNA試料5μL
を添加した。
【0025】反応液の組成(各濃度は最終反応液量30
μLにおける濃度) 60mM Tris−塩酸緩衝液(pH8.6) 17mM 塩化マグネシウム 150mM 塩化カリウム 39U RNase Inhibitor 1mM DTT 各0.25mMのdATP、dCTP、dGTP、dT
TP 3.6mM ITP 各3.0mMのATP、CTP、GTP、UTP 0.16μMの第1オリゴヌクレオチド(MP−13
S、配列番号6、3’末端の水酸基はアミノ化されてい
る。) 1.0μMの第2オリゴヌクレオチド(MP−13F、
配列番号12) 1.0μMの第3オリゴヌクレオチド(MP−17R、
配列番号19) 25nMのインターカレーター性蛍光色素で標識された
オリゴヌクレオチド(YO−Pab1076−S−G、
配列番号21、5’末端から10番目の「A」と11番
目の「T」との間のリンにインターカレーター性蛍光色
素が標識されている。また3’末端の水酸基はグリコー
ル基で修飾されている。) 13% DMSO 容量調整用蒸留水 (3)上記の反応液を41℃で5分間保温後、以下の組
成で、かつ、あらかじめ41℃で2分間保温した酵素液
5μLを添加した。
【0026】酵素液の組成(各濃度は最終反応液量30
μLにおける濃度) 7% ソルビトール 3μg 牛血清アルブミン 142U T7RNAポリメラーゼ(ギブコ製) 8U AMV逆転写酵素(宝酒造製) 容量調整用蒸留水 (4)引き続きPCRチューブを直接測定可能な温度調
節機能付き蛍光分光光度計を用い、41℃で保温して、
励起波長470nm、蛍光波長510nmで、反応溶液
を経時的に測定した。
【0027】酵素添加時の時刻を0分として、試料の蛍
光増加比(所定時刻の蛍光強度値÷バックグラウンドの
蛍光強度値)の経時変化を図2(A)に示した。また、
初期RNA量の対数値と立ち上がり時間(蛍光増加比が
陰性の平均値に標準偏差の3倍を加えた値:1.2にな
るまでの時間)との関係の結果を図2(B)に示した。
なお、初期RNA量は101コピー/試験から105コピ
ー/試験である。
【0028】図2(A)より、102コピーが約15分
で検出された。標的RNAの初期濃度に依存した蛍光プ
ロファイルと検量線が得られ、未知試料中に存在する結
核菌pab遺伝子由来のRNAの定量が可能であること
が示された。以上より、本法により、結核菌の迅速・高
感度な検出が可能であることが示された。
【0029】
【発明の効果】以上の説明のように本発明によれば、試
料中のRNAが分子内構造を形成し、プライマーやプロ
ーブの結合を阻害しかねない、比較的低温かつ一定温度
(35℃から50℃、好ましくは41℃)条件下でも、
結核菌pab遺伝子由来のRNAに特異的に結合し、標
的RNAを迅速に増幅し、かつ検出等するためのオリゴ
ヌクレオチドプライマーやオリゴヌクレオチドプローブ
の組み合わせとして有用である。
【0030】本願発明の組み合わせにおけるオリゴヌク
レオチドの塩基長は、具体的に記載した長さに限られ
ず、これら配列中の少なくとも連続した10塩基以上か
らなるオリゴヌクレオチドを含む。これは、比較的低温
(好ましくは41℃)条件下で、プライマーまたはプロ
ーブの標的核酸への特異性を確保するためには10塩基
程度の塩基配列があれば十分であることから明らかであ
る。
【0031】
【配列表】 SEQUENCE LISTING <110> TOSOH Corporation <120> 結核菌のpab遺伝子の検出法 <130> PA211-0532 <160> 23 <210> 1 <211> 24 <212> DNA <213> Artificial sequence <220> <223> MP−1S <400> 1 gtggtttcga gccacagccc gccg 24 <210> 2 <211> 24 <212> DNA <213> Artificial sequence <220> <223> MP−4S <400> 2 gataggcgtc ggaggcccca atgt 24 <210> 3 <211> 24 <212> DNA <213> Artificial sequence <220> <223> MP−6S <400> 3 gttcatcagc cccttgtgcg cggc 24 <210> 4 <211> 24 <212> DNA <213> Artificial sequence <220> <223> MP−9S <400> 4 agaaggtgtc accggacccg tcgg 24 <210> 5 <211> 24 <212> DNA <213> Artificial sequence <220> <223> MP−12S <400> 5 ggaagtcgac ggtggtgccg aagc 24 <210> 6 <211> 24 <212> DNA <213> Artificial sequence <220> <223> MP−13S <400> 6 tattgcctag ttgggcctcg ccga 24 <210> 7 <211> 51 <212> DNA <213> Artificial sequence <220> <223> MP−1F <400> 7 aattctaata cgactcacta tagggagacg aaaccaccga gcggttcgcc t 51 <210> 8 <211> 51 <212> DNA <213> Artificial sequence <220> <223> MP−4F <400> 8 aattctaata cgactcacta tagggagaac gcctatctgt cggaaggtga t 51 <210> 9 <211> 51 <212> DNA <213> Artificial sequence <220> <223> MP−6F <400> 9 aattctaata cgactcacta tagggagact gatgaacatc gcgctagcca t 51 <210> 10 <211> 51 <212> DNA <213> Artificial sequence <220> <223> MP−9F <400> 10 aattctaata cgactcacta tagggagaac accttcttgt tcacccagta c 51 <210> 11 <211> 51 <212> DNA <213> Artificial sequence <220> <223> MP−12F <400> 11 aattctaata cgactcacta tagggagatc gacttcccgg cggtgccggg t 51 <210> 12 <211> 51 <212> DNA <213> Artificial sequence <220> <223> MP−13F <400> 12 aattctaata cgactcacta tagggagata ggcaatagct ctggcaattt c 51 <210> 13 <211> 21 <212> DNA <213> Artificial sequence <220> <223> MP−3R <400> 13 gggtagagca gcgtgctacc g 21 <210> 14 <211> 20 <212> DNA <213> Artificial sequence <220> <223> MP−9R <400> 14 agaaggtgtc accggacccg 20 <210> 15 <211> 20 <212> DNA <213> Artificial sequence <220> <223> MP−10R <400> 15 actgggtgaa caagaaggtg 20 <210> 16 <211> 22 <212> DNA <213> Artificial sequence <220> <223> MP−11R <400> 16 cttgccccag ccctcgggat ct 22 <210> 17 <211> 20 <212> DNA <213> Artificial sequence <220> <223> MP−12R <400> 17 ggaagtcgac ggtggtgccg 20 <210> 18 <211> 23 <212> DNA <213> Artificial sequence <220> <223> MP−16R <400> 18 gtagttgatg atcgggtagc cgt 23 <210> 19 <211> 21 <212> DNA <213> Artificial sequence <220> <223> MP−17R <400> 19 cttttgccgg ttgttgacga t 21 <210> 20 <211> 21 <212> DNA <213> Artificial sequence <220> <223> MP−20R <400> 20 ggtggtcaac gaggctagct g 21 <210> 21 <211> 20 <212> DNA <213> Artificial sequence <220> <223>YO−Pab 1076−S−G <400> 21 tcgtagttga tgatcgggta 20 <210> 22 <211> 20 <212> DNA <213> Artifiial sequence <220> <223>YO−Pab 537−S−G <400> 22 gttgtagttg acctgctgag 20 <210> 23 <211> 20 <212> DNA <213> Artifiial sequence <220> <223>YO−Pab 978−S−G <400> 23 ctgaatgctt tgcgcgtcgg 20
【0032】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1において、表1の組み合わせ(a)〜
(m)のオリゴヌクレオチドを用いてRNA増幅反応さ
せた時の電気泳動写真である。図中、Pは初期RNA量
103コピー/試験をRNA試料として用いた場合であ
り、Nは陰性コントロール(RNA試料の代わりに希釈
液のみを用いたもの)である。また分子量マーカーはφ
X174/HaeIII digest(Marker
4)を使用した(レーンM)。
【図2】図2は実施例2で行なった初期RNA量101
コピー/試験から105コピー/試験において、反応時
間とRNAの生成とともに増大する蛍光増加比のグラフ
(A)および初期RNA量の対数値と立ち上がり時間と
の間で得られた検量線(B)である。初期コピー数10
2コピー/試験のRNAが反応約15分で検出でき、初
期RNA量と立ち上がり時間との間に相関関係のあるこ
とが示された。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4B024 AA11 BA31 CA04 CA09 CA12 CA20 FA02 HA08 HA11 HA13 HA14 HA20 4B063 QA01 QA18 QQ06 QQ43 QQ53 QR08 QR14 QR32 QR35 QR39 QR42 QR56 QR62 QS24 QS34 QX02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】試料中に存在する結核菌の遺伝子要素であ
    るpab遺伝子に由来するRNAの特定配列を鋳型とし
    て、該特定配列に相同的な配列を有する第一のプライマ
    ーおよび該特定配列に相補的な配列を有する第二のプラ
    イマー(ここで第一または第二のプライマーのいずれか
    一方のプライマーは5’側にRNAポリメラーゼのプロ
    モーター配列を付加した配列を有する)を用い、RNA
    依存性DNAポリメラーゼによりcDNAを合成し、リ
    ボヌクレアーゼHによってRNA−DNA2本鎖のRN
    Aを分解して1本鎖DNAを生成し、該1本鎖DNAを
    鋳型としてDNA依存性DNAポリメラーゼにより、前
    記特定配列または前記特定配列に相補的な配列からなる
    RNAを転写可能なプロモーター配列を有する2本鎖D
    NAを生成し、そして該2本鎖DNAがRNAポリメラ
    ーゼ存在下でRNA転写産物を生成し、該RNA転写産
    物が引き続き前記RNA依存性DNAポリメラーゼによ
    るcDNA合成の鋳型となるようなRNA増幅工程を利
    用した検出法において、配列番号7から12に示したい
    ずれかの配列中の少なくとも連続した10塩基以上から
    なる、増幅される結核菌のpab遺伝子のRNA配列の
    一部と相同的な配列を有する第一のプライマーと、配列
    番号13から20に示したいずれかの配列中の少なくと
    も連続した10塩基以上からなる結核菌pab遺伝子の
    RNAの配列の一部と相補的な配列を有する第二のプラ
    イマーを用いることを特徴とする結核菌のpab遺伝子
    の増幅工程。
  2. 【請求項2】前記RNA増幅工程において、増幅により
    生じるRNA転写産物と特異的に結合可能であり、かつ
    インターカレーター性蛍光色素で標識されたオリゴヌク
    レオチド存在下で実施し、反応液の蛍光特性の変化を測
    定することからなる請求項第1項に記載の工程(ただし
    該標識されたオリゴヌクレオチドは、前記第一および第
    二のプライマーとは異なる配列である)。
  3. 【請求項3】前記プローブが、RNA転写産物の少なく
    とも一部の配列と相補結合するように設計され、複合体
    を形成していない場合と比較して蛍光特性が変化するも
    のであることを特徴とする請求項第2項に記載の検出方
    法。
  4. 【請求項4】前記プローブが、配列番号21から23に
    示したいずれかの配列中の少なくとも連続した10塩基
    からなる配列、あるいはその相補配列であることを特徴
    とする請求項第3項に記載の検出方法。
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