JP2003046903A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JP2003046903A
JP2003046903A JP2001232549A JP2001232549A JP2003046903A JP 2003046903 A JP2003046903 A JP 2003046903A JP 2001232549 A JP2001232549 A JP 2001232549A JP 2001232549 A JP2001232549 A JP 2001232549A JP 2003046903 A JP2003046903 A JP 2003046903A
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display
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attached
display unit
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Application number
JP2001232549A
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English (en)
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Hajime Terasaki
肇 寺崎
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/74Projection arrangements for image reproduction, e.g. using eidophor
    • H04N5/7475Constructional details of television projection apparatus
    • H04N5/7491Constructional details of television projection apparatus of head mounted projectors
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 頭部に装着する表示装置であって、頭部に装
着した状態でも、なるべく広く外部の視界を確保するこ
とができる表示装置を提供することを目的とするもので
ある。 【解決手段】 表示装置A1は、眼鏡型のフレーム部1
0と、支持部30a、30bと、マイクロディスプレイ
ユニット40a、40bとを有している。つまり、支持
部30a、30bは、フレーム部10におけるリム部1
2の縁部14a、14bの下端に取り付けられていて、
マイクロディスプレイユニット40a、40bは、支持
部30a、30bに対して回転可能に軸支されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示装置に関する
ものであり、特に、ユーザの頭部に装着して使用する表
示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ユーザの頭部に装着して使用
する表示装置として、ゴーグル型の表示装置が存在す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記ゴーグル
型の表示装置では、外部の視界を確保することができ
ず、ディスプレイの部分以外の視界を確保するいわゆる
シーアラウンドを得ることはできない。
【0004】そこで、本発明は、頭部に装着する表示装
置であって、頭部に装着した状態でも、なるべく広く外
部の視界を確保することができる表示装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するために創作されたものであって、第1には、表示
装置であって、眼鏡型の本体部と、上記本体部に取り付
けられたディスプレイ部であって、マイクロディスプレ
イを有するディスプレイ部と、を有することを特徴とす
る。
【0006】この第1の構成の表示装置においては、本
体部が眼鏡型をしており、その本体部にディスプレイ部
が取り付けられているので、この表示装置を装着した場
合には、ディスプレイ部以外で視界を遮るものは上記本
体部のみであり、よって、ディスプレイ部以外の視界を
十分確保することができる。そこで、表示装置を使用中
に、書類を見る等の動作を行なう場合でも、単に視線の
向きを変えるのみで済むので、使い勝手のよい表示装置
とすることができる。なお、「眼鏡型の本体部」といっ
た場合には、レンズが装着されているものと、レンズが
装着されていないものの双方を含むものとする。
【0007】また、第2には、表示装置であって、眼鏡
型のフレーム部であって、頭部に装着した際に、顔の前
方に位置するリム部と、上記リム部の両側に連設された
一対のテンプル部と、を有するフレーム部を有する本体
部と、上記本体部に取り付けられた一対のディスプレイ
部であって、マイクロディスプレイを有するディスプレ
イ部と、を有することを特徴とする。
【0008】この第2の構成の表示装置においては、デ
ィスプレイ部が取り付けられた本体部が、眼鏡型のフレ
ーム部であって、頭部に装着した際に、顔の前方に位置
するリム部と、上記リム部の両側に連設された一対のテ
ンプル部と、を有するフレーム部を有しているので、こ
の表示装置を装着した場合には、ディスプレイ部以外で
視界を遮るものは上記本体部のみであり、よって、ディ
スプレイ部以外の視界を十分確保することができる。そ
こで、表示装置を使用中に、書類を見る等の動作を行な
う場合でも、単に視線の向きを変えるのみで済むので、
使い勝手のよい表示装置とすることができる。
【0009】また、第3には、上記第1又は第2の構成
において、上記ディスプレイ部が、上記本体部に対して
着脱可能であることを特徴とする。
【0010】また、第4には、表示装置であって、眼鏡
型のフレーム部であって、頭部に装着した際に、顔の前
方に位置するリム部と、上記リム部の両側に接続された
一対のテンプル部と、を有するフレーム部と、上記フレ
ーム部に取り付けられたディスプレイ部であって、マイ
クロディスプレイを有するディスプレイ部と、を有する
ことを特徴とする。
【0011】この第4の構成の表示装置においては、眼
鏡型のフレーム部を有し、ディスプレイ部は、フレーム
部に取り付けられているので、この表示装置を装着した
場合には、ディスプレイ部以外で視界を遮るものは上記
フレーム部と支持部のみであり、よって、ディスプレイ
部以外の視界を十分確保することができる。そこで、表
示装置を使用中に、書類を見る等の動作を行なう場合で
も、単に視線の向きを変えるのみで済むので、使い勝手
のよい表示装置とすることができる。
【0012】また、第5には、表示装置であって、眼鏡
に着脱可能とするための着脱機構を備えたリム部と、上
記リム部に取り付けられたディスプレイ部であって、マ
イクロディスプレイを有するディスプレイ部と、を有す
ることを特徴とする。
【0013】この第5の構成の表示装置においては、上
記リム部にディスプレイ部が取り付けられているので、
表示装置を使用する際には、上記着脱機構により眼鏡に
装着して使用する。表示装置の使用時にディスプレイ部
以外で視界を遮るものは上記リム部と支持部のみであ
り、よって、ディスプレイ部以外の視界を十分確保する
ことができる。そこで、表示装置を使用中に、書類を見
る等の動作を行なう場合でも、単に視線の向きを変える
のみで済むので、使い勝手のよい表示装置とすることが
できる。
【0014】また、第6には、上記第4又は第5の構成
において、上記リム部が、表示装置を頭部に装着した際
に、眼の下方に位置する部分である下方部分を左右にそ
れぞれ有し、上記ディスプレイ部は、各下方部分に取り
付けられていることを特徴とする。
【0015】よって、ディスプレイ部をユーザの正面の
視線方向よりも下方に設けることができ、ユーザにとっ
て使い勝手のよい表示装置とすることができる。つま
り、人間は、真正面を見るよりも少し下方向を見る方が
見やすいので、ディスプレイ部をユーザの正面の視線方
向よりも下方に設けることにより、ユーザにとって見や
すい表示装置とすることができる。
【0016】また、第7には、上記第4から第6までの
いずれかの構成において、上記ディスプレイ部が、上記
リム部の下端位置に設けられていることを特徴とする。
よって、ディスプレイ部をユーザの正面の視線方向より
も下方に設けることができ、ユーザにとって使い勝手の
よい表示装置とすることができる。つまり、人間は、真
正面を見るよりも少し下方向を見る方が見やすいので、
ディスプレイ部をユーザの正面の視線方向よりも下方に
設けることにより、ユーザにとって見やすい表示装置と
することができる。
【0017】また、第8には、上記第4又は第5の構成
において、上記リム部が、表示装置を頭部に装着した際
に、両眼の間の領域に位置する内側部分を有し、上記デ
ィスプレイ部は、該内側部分に取り付けられていること
を特徴とする。これにより、ユーザはシーアラウンド効
果を十分得ることができる。つまり、支持部が上記内側
部分に取り付けられてることから、ユーザの右眼にとっ
ては、左方向の視界が遮られるが、左方向の視界はむし
ろ左眼で視認することから、右眼にとって左方向の視界
が遮られる点はそれほど支障にはならない。同様に、ユ
ーザの左眼にとっては、右方向の視界が遮られるが、右
方向の視界はむしろ右眼で視認することから、左眼にと
って右方向の視界が遮られる点はそれほど支障にはなら
ない。以上のようにして、ユーザは、シーアラウンド効
果を十分得ることができる。
【0018】なお、この第8の構成を「該ディスプレイ
部は、リム部の左右方向における中央部分に設けられて
いることを特徴とする。」としてもよい。
【0019】また、第9には、上記第4から第8までの
いずれかの構成において、上記ディスプレイ部が、上記
フレーム部に対して、上記表示装置の左右方向の軸線を
中心に回転可能に、上記フレーム部に取り付けられてい
ることを特徴とする。よって、ディスプレイ部の向きを
上下方向に回転させて調整することができる。
【0020】また、第10には、上記第4から第9まで
のいずれかの構成において、上記ディスプレイ部が、表
示装置を装着したユーザの正面方向よりも下方方向の位
置に設けられていることを特徴とする。よって、ユーザ
にとって使い勝手のよい表示装置とすることができる。
つまり、人間は、真正面を見るよりも少し下方向を見る
方が見やすいので、ディスプレイ部をユーザの正面の視
線方向よりも下方に設けることにより、ユーザにとって
見やすい表示装置とすることができる。
【0021】また、第11には、上記第4から第10ま
でのいずれかの構成において、上記ディスプレイ部が、
上記表示装置の上下方向の成分を有する移動方向に移動
可能に、上記フレーム部に取り付けられていることを特
徴とする。よって、ディスプレイ部の上下方向の位置を
調整することができる。
【0022】また、第12には、上記第4から第10ま
でのいずれかの構成において、上記ディスプレイ部が、
上記フレーム部に対して、上記表示装置の上下方向の成
分を有する移動方向に移動可能な移動経路であって、円
弧状の移動経路上を移動可能に、上記フレーム部に取り
付けられていることを特徴とする。よって、ユーザの眼
球の回転中心と同心円上に移動するようにすることによ
り、ディスプレイ部を移動させた場合に、移動後のいず
れの位置においても、ユーザにとってディスプレイ部の
表示画像を好適に視認可能とすることができる。
【0023】また、第13には、上記第4から第12ま
でのいずれかの構成において、上記フレーム部が、ディ
スプレイ部が摺動して移動可能に支持する摺動路部であ
って、上記表示装置の上下方向の成分を有する移動方向
に移動可能な移動経路上を摺動可能とする摺動路部を有
することを特徴とする。よって、ディスプレイ部の上下
方向の位置を調整することができる。
【0024】また、第14には、表示装置であって、眼
鏡型のフレーム部であって、頭部に装着した際に、顔の
前方に位置するリム部と、上記リム部の両側に接続され
た一対のテンプル部と、を有するフレーム部と、上記フ
レーム部に取り付けられた支持部と、上記支持部に取り
付けられたディスプレイ部であって、マイクロディスプ
レイを有するディスプレイ部と、を有することを特徴と
する。
【0025】この第14の構成の表示装置においては、
眼鏡型のフレーム部を有し、ディスプレイ部は、上記支
持部を介してフレーム部に取り付けられているので、こ
の表示装置を装着した場合には、ディスプレイ部以外で
視界を遮るものは上記フレーム部と支持部のみであり、
よって、ディスプレイ部以外の視界を十分確保すること
ができる。そこで、表示装置を使用中に、書類を見る等
の動作を行なう場合でも、単に視線の向きを変えるのみ
で済むので、使い勝手のよい表示装置とすることができ
る。
【0026】なお、上記第14の構成を以下のようにし
てもよい。つまり、「表示装置であって、眼鏡型を呈す
る眼鏡型本体部と、上記眼鏡型本体部に取り付けられた
支持部と、上記支持部に取り付けられたディスプレイ部
であって、マイクロディスプレイを有するディスプレイ
部と、を有することを特徴とする表示装置。」とする。
また、該構成に従属すべき内容として、「上記眼鏡型本
体部が、頭部に装着した際に、少なくとも顔の前方に位
置する部分を有する第1構成部と、上記第1構成部の両
側に接続された一対の第2構成部であって、眼鏡におけ
るつる状を呈する第2構成部と、を有することを特徴と
する表示装置。」としてもよく、また、「上記眼鏡型本
体部がフレーム状を呈し、該眼鏡型本体部が、頭部に装
着した際に、少なくとも顔の前方に位置する部分を有す
る第1構成部であって、リム状を呈する第1構成部と、
上記前構成部の両側に接続された一対の第2構成部であ
って、眼鏡におけるつる状を呈する第2構成部と、を有
することを特徴とする表示装置。」としてもよい。この
場合、上記眼鏡型本体部は、以下の実施例では、フレー
ム部10に当たり、第1構成部は、以下の実施例におけ
るリム部12に当たり、また、第2構成部は、テンプル
部20a、20bに当たる。
【0027】また、第15には、表示装置であって、眼
鏡に着脱可能とするための着脱機構を備えたリム部と、
上記リム部に取り付けられた支持部と、上記支持部に取
り付けられたディスプレイ部であって、マイクロディス
プレイを有するディスプレイ部と、を有することを特徴
とする。
【0028】この第15の構成の表示装置においては、
上記リム部にディスプレイ部が取り付けられているの
で、表示装置を使用する際には、上記着脱機構により眼
鏡に装着して使用する。表示装置の使用時にディスプレ
イ部以外で視界を遮るものは上記リム部と支持部のみで
あり、よって、ディスプレイ部以外の視界を十分確保す
ることができる。そこで、表示装置を使用中に、書類を
見る等の動作を行なう場合でも、単に視線の向きを変え
るのみで済むので、使い勝手のよい表示装置とすること
ができる。
【0029】なお、上記第15の構成を以下のようにし
てもよい。つまり、「表示装置であって、眼鏡に着脱可
能とする着脱機構を備えたリム状の第1構成部と、該第
1構成部に取り付けられた支持部と、上記支持部に取り
付けられたディスプレイ部であって、マイクロディスプ
レイを有するディスプレイ部と、を有することを特徴と
する表示装置。」とする。
【0030】また、第16には、上記第14又は第15
の構成において、上記リム部が、表示装置を頭部に装着
した際に、眼の下方に位置する部分である下方部分を左
右にそれぞれ有し、上記支持部は、各下方部分に取り付
けられていることを特徴とする。よって、ディスプレイ
部をユーザの正面の視線方向よりも下方に設けることが
でき、ユーザにとって使い勝手のよい表示装置とするこ
とができる。つまり、人間は、真正面を見るよりも少し
下方向を見る方が見やすいので、ディスプレイ部をユー
ザの正面の視線方向よりも下方に設けることにより、ユ
ーザにとって見やすい表示装置とすることができる。
【0031】また、第17には、上記第14から第16
までのいずれかの構成において、上記支持部が、上記リ
ム部の下端位置に設けられていることを特徴とする。よ
って、ディスプレイ部をユーザの正面の視線方向よりも
下方に設けることができ、ユーザにとって使い勝手のよ
い表示装置とすることができる。つまり、人間は、真正
面を見るよりも少し下方向を見る方が見やすいので、デ
ィスプレイ部をユーザの正面の視線方向よりも下方に設
けることにより、ユーザにとって見やすい表示装置とす
ることができる。
【0032】また、第18には、上記第14から第16
までのいずれかの構成において、上記リム部が、表示装
置を頭部に装着した際に、両眼の間の領域に位置する内
側部分を有し、上記支持部は、該内側部分に取り付けら
れていることを特徴とする。これにより、ユーザはシー
アラウンド効果を十分得ることができる。つまり、支持
部が上記内側部分に取り付けられてることから、ユーザ
の右眼にとっては、左方向の視界が遮られるが、左方向
の視界はむしろ左眼で視認することから、右眼にとって
左方向の視界が遮られる点はそれほど支障にはならな
い。同様に、ユーザの左眼にとっては、右方向の視界が
遮られるが、右方向の視界はむしろ右眼で視認すること
から、左眼にとって右方向の視界が遮られる点はそれほ
ど支障にはならない。以上のようにして、ユーザは、シ
ーアラウンド効果を十分得ることができる。
【0033】なお、この第18の構成を「該支持部は、
リム部の左右方向における中央部分に設けられているこ
とを特徴とする。」としてもよい。
【0034】また、第19には、上記第14から第18
までのいずれかの構成において、上記ディスプレイ部
が、上記支持部に対して、上記表示装置の左右方向の軸
線を中心に回転可能に、上記支持部に取り付けられてい
ることを特徴とする。よって、ディスプレイ部の向きを
上下方向に回転させて調整することができる。
【0035】また、第20には、上記第14から第19
までのいずれかの構成において、上記ディスプレイ部
が、表示装置を装着したユーザの正面方向よりも下方方
向の位置に設けられていることを特徴とする。よって、
ユーザにとって使い勝手のよい表示装置とすることがで
きる。つまり、人間は、真正面を見るよりも少し下方向
を見る方が見やすいので、ディスプレイ部をユーザの正
面の視線方向よりも下方に設けることにより、ユーザに
とって見やすい表示装置とすることができる。
【0036】また、第21には、上記第14から第20
までのいずれかの構成において、上記ディスプレイ部
が、上記表示装置の上下方向の成分を有する移動方向に
移動可能に、上記支持部に取り付けられていることを特
徴とする。よって、ディスプレイ部の上下方向の位置を
調整することができる。
【0037】また、第22には、上記第14から第20
までのいずれかの構成において、上記ディスプレイ部
が、上記支持部に対して、上記表示装置の上下方向の成
分を有する移動方向に移動可能な移動経路であって、円
弧状の移動経路上を移動可能に、上記支持部に取り付け
られていることを特徴とする。よって、ユーザの眼球の
回転中心と同心円上に移動するようにすることにより、
ディスプレイ部を移動させた場合に、移動後のいずれの
位置においても、ユーザにとってディスプレイ部の表示
画像を好適に視認可能とすることができる。
【0038】また、第23には、上記第14から第22
までのいずれかの構成において、上記支持部が、ディス
プレイ部が摺動して移動可能に支持する摺動路部であっ
て、上記表示装置の上下方向の成分を有する移動方向に
移動可能な移動経路上を摺動可能とする摺動路部を有す
ることを特徴とする。よって、ディスプレイ部の上下方
向の位置を調整することができる。
【0039】また、第24には、上記第23の構成にお
いて、上記支持部が、さらに、上記摺動路部を、上記表
示装置の左右方向の軸線を中心に回転可能とする軸受部
を有することを特徴とする。よって、ディスプレイ部の
向きを上下方向に回転させて調整することができる。
【0040】また、第25には、上記第23又は第24
の構成において、上記支持部が、さらに、ユニバーサル
ジョイント機構を有する軸受部であって、上記摺動路部
を回動可能とする軸受部を有することを特徴とする。よ
って、該摺動路部を360度の方向に回転させて、ディ
スプレイ部の向きを調整することができる。
【0041】また、第26には、第13又は23又は2
4又は25の構成において、上記移動経路が、円弧上に
あることを特徴とする。よって、ユーザの眼球の回転中
心と同心円上に移動するようにすることにより、ディス
プレイ部を移動させた場合に、移動後のいずれの位置に
おいても、ユーザにとってディスプレイ部の表示画像を
好適に視認可能とすることができる。
【0042】また、第27には、上記第14から第26
までのいずれかの構成において、上記支持部が、上記表
示装置の上下方向の成分を有する移動方向に移動可能
に、上記フレーム部に取り付けられていることを特徴と
する。よって、ディスプレイ部の上下方向の位置を調整
することができる。
【0043】また、第28には、上記第14から第27
までのいずれかの構成において、上記支持部が、上記フ
レーム部に対して、上記表示装置の上下方向の成分を有
する移動方向に移動可能な移動経路であって、円弧状の
移動経路上を移動可能に、上記支持部に取り付けられて
いることを特徴とする。よって、ユーザの眼球の回転中
心と同心円上に移動するようにすることにより、ディス
プレイ部を移動させた場合に、移動後のいずれの位置に
おいても、ユーザにとってディスプレイ部の表示画像を
好適に視認可能とすることができる。
【0044】また、第29には、上記第14から第28
までのいずれかの構成において、上記フレーム部が、支
持部が摺動して移動可能に支持する摺動路部であって、
上記表示装置の上下方向の成分を有する移動方向に移動
可能な移動経路上を摺動可能とする摺動路部を有するこ
とを特徴とする。よって、ディスプレイ部の上下方向の
位置を調整することができる。
【0045】また、第30には、上記第14から第29
までのいずれかの構成において、上記支持部が、フレー
ム部に対して着脱可能であることを特徴とする。
【0046】また、第31には、上記第12又は22又
は26の構成において、上記円弧状の移動経路が、表示
装置を装着するユーザの眼球の回転中心を中心とした円
弧上にあることを特徴とする。よって、ディスプレイ部
を移動させた場合に、移動後のいずれの位置において
も、ユーザにとってディスプレイ部の表示画像を好適に
視認可能とすることができる。
【0047】また、第32には、上記第12又は22又
は26の構成において、上記円弧状の移動経路における
円弧の径が20mm〜45mmであることを特徴とす
る。これにより、ディスプレイ部を、表示装置を装着す
るユーザの眼球の回転中心を中心とした円弧上に移動さ
せることができ、よって、ディスプレイ部を移動させた
場合に、移動後のいずれの位置においても、ユーザにと
ってディスプレイ部の表示画像を好適に視認可能とする
ことができる。
【0048】また、第33には、表示装置であって、マ
イクロディスプレイを有するディスプレイ部と、該ディ
スプレイ部を支持する本体部であって、表示装置を装着
時に頭部の両側に当接する一対のテンプル部と、該テン
プル部に回動自在に軸支され、上記ディスプレイ部を支
持する支持部と、を有する本体部と、を有することを特
徴とする。
【0049】この第33の構成の表示装置においては、
ディスプレイ部の表示画像のみを視認する場合には、該
支持部がテンプル部に対して折れ曲がっていない状態と
し、ディスプレイ部の表示画像とともに、他の部分も視
認したい場合には、該支持部をテンプル部に対して折れ
曲がった状態とする。これにより、使用状態によって使
い分けをすることができる。また、この表示装置を装着
した場合には、ディスプレイ部以外で視界を遮るものは
上記本体部のみであり、よって、ディスプレイ部以外の
視界を十分確保することができる。
【0050】また、第34には、上記第33の構成にお
いて、上記支持部は、右側のテンプル部に回動自在に軸
支され、右側のディスプレイ部を支持する第1支持部
と、左側のテンプル部に回動自在に軸支され、左側のデ
ィスプレイ部を支持する第2支持部と、右側のディスプ
レイ部と左側のディスプレイ部とを支持する第3支持部
と、を有することを特徴とする。
【0051】また、第35には、上記第33又は第34
の構成において、上記第3支持部には、表示装置を装着
時にユーザの鼻に当接する鼻当て部が設けられているこ
とを特徴とする。
【0052】また、第36には、上記第14の構成にお
いて、上記支持部は、上記フレーム部におけるテンプル
部に回動自在に軸支されていることを特徴とする。よっ
て、支持部を回動させることにより、ディスプレイ部の
上下方向の位置を調整することができ、また、ディスプ
レイ部が邪魔になった場合には、支持部を回動させれば
よいので、全体に使い勝手を向上させることが可能とな
る。
【0053】また、第37には、上記第36の構成にお
いて、上記支持部は、右側のテンプル部に回動自在に軸
支され、L字状を呈する第1L字状部材であって、右眼
用のディスプレイ部を支持する第1L字状部材と、左側
のテンプル部に回動自在に軸支され、L字状を呈する第
2L字状部材であって、左眼用のディスプレイ部を支持
する第2L字状部材と、を有することを特徴とする。
【0054】また、第38には、上記第37の構成にお
いて、上記第1L字状部材は、上記ディスプレイ部を支
持する第1支持部と、上記右側のテンプル部に回動自在
に軸支された第2支持部であって、該第1支持部と着脱
可能な第2支持部と、を有し、また、上記第2L字状部
材は、上記ディスプレイ部を支持する第3支持部と、上
記左側のテンプル部に回動自在に軸支された第4支持部
であって、該第3支持部と着脱可能な第4支持部と、を
有することを特徴とする。これにより、支持部を、ディ
スプレイ部を支持する部分と、テンプル部に軸支されて
いる部分とに分離することができ、テンプル部を折り畳
む場合に、支障なく折り畳みできるようにすることがで
きる。
【0055】また、第39には、上記第36から第38
までのいずれかの構成において、上記支持部は、上記テ
ンプル部にスライド可能に軸支されていることを特徴と
する。これにより、ユーザは、ディスプレイ部の表示画
像を見やすい位置に調整しやすくすることができる。
【0056】また、第40には、上記第36から第39
までのいずれかの構成において、ディスプレイ部が、上
記支持部に対して回転可能であることを特徴とする。よ
って、ディスプレイ部の向きを上下方向に回転させて調
整することができる。
【0057】また、第41には、上記第36から第40
までのいずれかの構成において、上記支持部が上記テン
プル部に軸支されている位置が、上記テンプル部のリム
部側の端部から20mm〜45mmの位置であることを
特徴とする。これにより、ディスプレイ部を、表示装置
を装着するユーザの眼球の回転中心を中心とした円弧上
に移動させることができ、よって、支持部を回動させて
ディスプレイ部を移動させた場合に、移動後のいずれの
位置においても、ユーザにとってディスプレイ部の表示
画像を好適に視認可能とすることができる。
【0058】また、第42には、上記第36から第40
までのいずれかの構成において、上記リム部が、その両
端にテンプル部と接続するためのトモ部を有し、上記支
持部が上記テンプル部に軸支されている位置が、該トモ
部の端部であって、表示装置の前方側の端部から20m
m〜45mmの位置であることを特徴とする。これによ
り、ディスプレイ部を、表示装置を装着するユーザの眼
球の回転中心を中心とした円弧上に移動させることがで
き、よって、支持部を回動させてディスプレイ部を移動
させた場合に、移動後のいずれの位置においても、ユー
ザにとってディスプレイ部の表示画像を好適に視認可能
とすることができる。
【0059】また、第43には、上記第33から第42
までのいずれかの構成において、上記支持部が上記テン
プル部に軸支されている位置が、表示装置を装着するユ
ーザの眼球の回転中心の側方位置にあることを特徴とす
る。よって、支持部を回動させてディスプレイ部を移動
させた場合に、移動後のいずれの位置においても、ユー
ザにとってディスプレイ部の表示画像を好適に視認可能
とすることができる。
【0060】また、第44には、上記第1から第43ま
でのいずれかの構成において、上記ディスプレイ部が、
左眼用と右眼用の計2つのマイクロディスプレイ装置か
ら構成されていることを特徴とする。
【0061】また、第45には、表示装置であって、眼
鏡に着脱可能とするための着脱機構を備えた支持部と、
上記支持部に支持されたディスプレイ部であって、マイ
クロディスプレイを有するディスプレイ部と、を有する
ことを特徴とする。この第45の構成の表示装置によれ
ば、該支持部に、眼鏡に着脱可能とするための着脱機構
が設けられているので、この支持部を眼鏡に取り付けて
使用する。よって、ディスプレイ部以外の視界を十分確
保することができる。そこで、表示装置を使用中に、書
類を見る等の動作を行なう場合でも、単に視線の向きを
変えるのみで済むので、使い勝手のよい表示装置とする
ことができる。また、眼鏡に取付け可能であるので、日
常眼鏡を使用するユーザにとっては、その眼鏡を利用し
てディスプレイ部を取り付けることができるので、便利
である。
【0062】また、第46には、上記第45の構成にお
いて、上記支持部が、眼鏡のリム部に着脱可能であるこ
とを特徴とする。このようにリム部に取り付ける構造と
なっているので、視界を遮る部分をなるべく少なくする
ことができる。
【0063】また、第47には、上記第45又は第46
の構成において、上記ディスプレイ部が、上記支持部に
対して回転可能に、上記支持部に取り付けられているこ
とを特徴とする。よって、ディスプレイ部の向きを調整
することが可能となる。
【0064】また、第48には、上記第45から第47
までのいずれかの構成において、上記ディスプレイ部
が、上記支持部上を移動可能に該支持部に取り付けられ
ていることを特徴とする。よって、ディスプレイ部の位
置を調整することが可能となる。
【0065】また、第49には、上記第48の構成にお
いて、上記ディスプレイ部が、円弧状の移動経路上を移
動可能に、上記支持部に取り付けられていることを特徴
とする。よって、ユーザの眼球の回転中心と同心円上に
移動するようにすることにより、ディスプレイ部を移動
させた場合に、移動後のいずれの位置においても、ユー
ザにとってディスプレイ部の表示画像を好適に視認可能
とすることができる。
【0066】また、第50には、上記第45から第49
までのいずれかの構成において、上記支持部が、ディス
プレイ部が摺動して移動可能に支持する摺動路部を有す
ることを特徴とする。よって、ディスプレイ部の位置を
調整することが可能となる。
【0067】また、第51には、上記第50の構成にお
いて、上記支持部が、さらに、上記摺動路部を回転可能
に軸支する軸受部を有することを特徴とする。よって、
摺動部を回転させることにより、ディスプレイ部の向き
を調整することが可能となる。
【0068】また、第52には、上記第50又は第51
の構成において、上記支持部が、さらに、ユニバーサル
ジョイント機構を有する軸受部であって、上記摺動路部
を回動可能とする軸受部を有することを特徴とする。よ
って、該摺動路部を360度の方向に回転させて、ディ
スプレイ部の向きを調整することができる。
【0069】また、第53には、上記第14から第52
までのいずれかの構成において、上記ディスプレイ部
が、上記支持部に対して着脱可能であることを特徴とす
る。
【0070】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態としての実施
例を図面を利用して説明する。本発明に基づく表示装置
A1は、図1〜図3に示されるように、本体部5と、2
つのマイクロディスプレイユニット40a、40bとを
有している。
【0071】ここで、本体部5は、フレーム部10と、
支持部30a、30bとを有している。この本体部5
は、全体には眼鏡型をしている。つまり、細長い線状な
いしは棒状の部材を折り曲げたような形状を呈している
といえる。
【0072】このフレーム部10は、リム部12と、該
リム部12に取り付けられたテンプル部20a、20b
とを有している。ここで、リム部12は、いわば前枠
(リム部としてもよい)であり、縁部14a、14b
と、トモ部16a、16bと、連結部18と、鼻当て部
19とを有している。
【0073】該縁部14aは、細長い棒状部材を略U字
状に湾曲させた形状を呈し、この縁部14aは、右眼に
対応するものである。また、縁部14bも、細長い棒状
部材を略U字状に湾曲させた形状を呈し、この縁部14
bは、左眼に対応するものである。
【0074】また、トモ部16aは、縁部14aに連設
した部材で、略L字状を呈している。また、トモ部16
bは、縁部14bに連設した部材で、略L字状を呈して
いる。このトモ部16a、16bは、リム部12の両側
の端部を構成するものである。
【0075】また、連結部18は、縁部14aの端部と
縁部14bの端部とを連結する部材であり、略棒状を呈
している。また、鼻当て部19は、リム部12の縁部に
設けられている。つまり、縁部14aと縁部14bのそ
れぞれに鼻当て部19が設けられている。この鼻当て部
19は、鼻の上部に当接することにより、リム部12を
支持するためのものであり、一対設けられている。この
鼻当て部19は、リム部12に固定された支持部19−
1と、該支持部19−1に設けられた平板状部19−2
とを有している。この平板状部19−2が、ユーザの鼻
に当接する部分である。このリム部12は、全体的に概
ね一体に形成されている。
【0076】また、テンプル部20aは、いわゆる「つ
る」であり、直線状に伸びる棒状部20a−1と、該棒
状部20a−1に連設された湾曲部20a−2とを有
し、このテンプル部20aは、リム部12に回動自体に
取り付けられている。つまり、テンプル部20aは、該
リム部12のトモ部16aに対して回動自在に軸支され
ている。また、テンプル部20bは、直線状に伸びる棒
状部20b−1と、該棒状部20b−1に連設された湾
曲部20b−2とを有し、このテンプル部20bは、リ
ム部12に回動可能に取り付けられている。つまり、テ
ンプル部20bは、該リム部12のトモ部16bに対し
て回動可能に軸支されている。なお、テンプル部20
a、20bのリム部12に対する回動は、例えば、ヒン
ジ機構等による。
【0077】次に、支持部30a、30bについて説明
する。この支持部30a、30bは、マイクロディスプ
レイユニット40a、40bを回動自在に支持するため
の部材であり、リム部12の縁部の下端に設けられてい
る。つまり、支持部30aは、縁部14aの下端部分に
設けられており、また、支持部30bは、縁部14bの
下端部分に設けられている。この縁部14a、14bの
下端部分は、「表示装置を頭部に装着した際に、眼の下
方に位置する部分である下方部分」に当たる。
【0078】ここで、支持部30aと支持部30bとは
同様の構成であるので、支持部30aの構成について説
明する。この支持部30aは、図6に示すように、第1
掛止部32と、第2掛止部34とを有している。第1掛
止部32は、略L字状の断面を呈し、縁部14aから突
出した突出部32−1と、該突出部32−1から略直角
方向に突出した軸部32−2とを有している。この軸部
32−2は断面形状が円形に形成されている。また、第
2掛止部34も、略L字状の断面を呈し、縁部14aか
ら突出した突出部34−1と、該突出部34−1から略
直角方向に突出した軸部34−2とを有している。この
軸部34−2は断面形状が円形に形成されている。この
軸部32−2と軸部34−2は同一軸上に向き合って設
けられている。
【0079】また、第2掛止部34からは、ハーネス5
0が露出している。このハーネス50は、マイクロディ
スプレイユニット40aに電源供給する電源供給ライン
と、該マイクロディスプレイユニット40aに各種デー
タを送受信するためのデータ送受信ライン等を有してい
て、リム部12のトモ部16bに設けられた導入孔から
引き込まれ、支持部30aの該第2掛止部34から露出
するまでは、リム部12内に設けられている(図4参
照)。つまり、リム部12のトモ部16bから導入され
たハーネス50は、該トモ部16b内から縁部14b内
に至り、さらに、連結部18内を通って縁部14a内に
至り、支持部30aの第2掛止部34から露出するよう
にする。
【0080】支持部30bの構成も上記支持部30aの
構成と同様であるので詳しい説明を省略する。なお、支
持部30bの第2掛止部34に対するハーネス50は、
同じくトモ部16bから導入され、縁部14bを通って
第2掛止部34から露出することになる。この第2掛止
部34から露出したハーネス50は、マイクロディスプ
レイユニット40bに対するものである。
【0081】このように、マイクロディスプレイユニッ
ト40a、40bに対する配線は、リム部12のトモ部
16bから導入されて、リム部12内を通り、対応する
支持部の第2掛止部から露出することになる。なお、支
持部30a、30bともに、露出したハーネス50の端
部には、コネクタ48が設けられている。
【0082】なお、上記フレーム部10や支持部30
a、30bを構成する素材は任意であるが、例えば、上
記フレーム部10や支持部30a、30bは、金属によ
り形成されている。また、上記フレーム部10や支持部
30a、30bを合成樹脂により構成するようにしても
よい。
【0083】次に、マイクロディスプレイユニット(デ
ィスプレイ部)40a、40bについて説明する。マイ
クロディスプレイユニット40aは、支持部30aに支
持され、一方、マイクロディスプレイユニット40b
は、支持部30bに支持されている。つまり、マイクロ
ディスプレイユニット40aは右眼用であり、マイクロ
ディスプレイユニット40bは左眼用である。
【0084】マイクロディスプレイユニット40aとマ
イクロディスプレイユニット40bは、ともに同様の構
成であるので、マイクロディスプレイユニット40bを
例にとって説明する。このマイクロディスプレイユニッ
ト40bは、図4、図5に示すように、取付本体部42
と、バックライト60と、LCDパネル62と、反射部
64とを有している。なお、このマイクロディスプレイ
ユニット40bの形状、大きさに特に限定はないが、例
えば、全体に略直方体形状を呈し、横15mm〜40m
m、縦20mm〜45mm、奥行10mm〜25mmの
大きさを有している。
【0085】ここで、取付本体部42は、略直方体形状
のケース状を呈し、上記支持部30aに回転自在に軸支
されている。つまり、図6に示すように、第1掛止部3
2の軸部32−2を挿通するための挿通穴44−1を有
するとともに、第2掛止部34の軸部34−2を挿通す
るための挿通穴44−2を有している。これにより、マ
イクロディスプレイユニット40bは、支持部30bに
対して回転自在となっている。つまり、マイクロディス
プレイユニット40a、40bは、表示装置A1の左右
方向、つまり、X1−X2方向(図1参照)の軸線を中
心に回転可能となっている。
【0086】なお、軸部32−2と挿通穴44−1間及
び軸部34−2と挿通穴44−2間において適度な摩擦
抵抗が存在するようにすることにより、手動でマイクロ
ディスプレイユニット40bを回転させ、回転を停止し
た位置でマイクロディスプレイユニット40bは支持部
30bに対して固定される。
【0087】また、この取付本体部42には、コネクタ
52を接続するための接続部46を有している。また、
該接続部46は、バックライト60やLCDパネル62
に接続されている。また、この取付本体部42には、ね
じ穴47が設けられていて、ねじ48が挿通できるよう
になっている。このねじ48は、マイクロディスプレイ
ユニット40bを所定の位置に固定するためのものであ
り、このねじ48を回転させて押し込むことにより、該
ねじ48の先端が軸部32−2に当接し、マイクロディ
スプレイユニット40bの回転方向の位置が固定される
ことになる。
【0088】また、バックライト60は、LCDパネル
62の下面から光を照射するためのものであり、例え
ば、LED等により構成される。このバックライト60
は、上記取付本体部42に連設されている。また、LC
Dパネル62は、表示画像を出力するものである。この
LCDパネル62は、上記バックライト60に連設され
ている。また、反射部64は、LCDパネル62から出
力された表示画像をユーザに視認できるようにするため
のものであり、内部にミラーを有し、LCDパネル62
から出力された表示画像を反射させる等して、反射部6
4の裏面64aに表示させ、ユーザが反射部64の裏面
64aを覗くと表示画像が視認できるようになってい
る。なお、この反射部64における表示画像の出力側に
は凸レンズが設けられている。この反射部64は、上記
LCDパネル62に連設されている。なお、上記バック
ライト60と、LCDパネル62と、反射部64とで、
マイクロディスプレイが構成される。
【0089】なお、マイクロディスプレイユニット40
aは、マイクロディスプレイユニット40bと同様の構
成であるので、詳しい説明を省略する。
【0090】なお、この表示装置A1は、外部の情報端
末(例えば、携帯端末)に接続される。つまり、表示装
置A1から導出しているハーネス50は、該情報端末に
接続され、該情報端末から表示画像のデータの送信や電
源供給がなされる。また、該情報端末における情報の入
力は、情報端末に設けられた入力キーから行ってもよい
し、また、折り畳みキーボード等のキーボードを用意
し、該キーボードにより入力できるようにしてもよい。
例えば、折り畳みキーボードと情報端末間でBluet
ooth通信できるようにし、該折り畳みキーボードに
おいて入力されたデータが情報端末に送られるようにす
る。
【0091】上記構成の表示装置A1の使用状態につい
て説明する。表示装置A1を使用する際には、この表示
装置A1を眼鏡を使用するように、頭部に装着する。つ
まり、テンプル部20a、20bを耳に掛止させるとと
もに、鼻当て部19を鼻の上部に当接させることにより
装着する。すると、マイクロディスプレイユニット40
a、40bは、縁部14a、14bの下端に支持部30
a、30bを介して取り付けられているので、マイクロ
ディスプレイユニット40a、40bは、ユーザの眼の
斜め下方に位置することになる。そして、マイクロディ
スプレイユニット40a、40bを回転させて見やすい
位置にする。つまり、マイクロディスプレイユニット4
0aを支持部30aを中心に回転させて見やすい位置に
するとともに、マイクロディスプレイユニット40bに
ついても支持部30bを中心に回転させて見やすい位置
にする。なお、マイクロディスプレイユニットをその位
置に強固に固定する場合には、ねじ48を締めればよ
い。
【0092】そして、ハーネス50が接続された外部の
情報端末から表示画像のデータが送られ、該表示画像が
LCDパネル62から出力される。そして、出力された
表示画像は、反射部64に表示される。よって、ユーザ
は、マイクロディスプレイユニット40a、40bにお
ける反射部64を見つめることにより、表示画像を視認
することができる。
【0093】以上のように、本実施例の表示装置A1に
よれば、眼鏡型の本体部5にマイクロディスプレイユニ
ット40a、40bを取り付けたので、マイクロディス
プレイユニット40a、40b以外の領域に対する視野
を十分確保することができ、シーアラウンド(see
around)を確保することが可能となる。つまり、
本実施例の表示装置A1では、ユーザの正面方向の視線
の斜め下方にマイクロディスプレイユニット40a、4
0bが設けられているので、ユーザの正面方向の視線の
前方、上方、左右方向には視界を確保することができ
る。また、マイクロディスプレイユニット40a、40
bは、ユーザの正面方向の視線の斜め下方に設けられて
いるので、ユーザにとってマイクロディスプレイユニッ
ト40a、40bに映し出される映像を見やすいという
効果も得られる。
【0094】また、マイクロディスプレイユニット40
a、40bは、支持部30a、30bを介して回転する
ので、マイクロディスプレイユニット40a、40bを
見やすい方向に調整することができる。
【0095】なお、上記の構成にさらに、上記支持部3
0a、30bが上記リム部12に対して上下方向に回動
できるようにしてもよい。つまり、支持部30aが縁部
14aに対して回動し、また、支持部30bが縁部14
bに対して回動するように構成するのである。これによ
ると、マイクロディスプレイユニットの上下位置を調整
することが可能となる。
【0096】また、上記第1実施例においては、マイク
ロディスプレイユニット40a、40bは縁部14a、
14bの下端に設けられているものとして説明したが、
縁部の側方に設けるようにしてもよい。つまり、横付け
タイプとする。具体的には、図7や図8に示すように構
成する。
【0097】つまり、図7に示す表示装置A1’の例で
は、縁部14aの側方部分に支持部30a’が設けられ
ていて、この支持部30a’にマイクロディスプレイユ
ニット40a’が取り付けられている。また、縁部14
bの側方部分に支持部30b’が設けられていて、この
支持部30b’にマイクロディスプレイユニット40
b’が取り付けられている。
【0098】なお、マイクロディスプレイユニット40
a’の構成は上記マイクロディスプレイユニット40a
と同様の構成であり、また、マイクロディスプレイユニ
ット40b’の構成は上記マイクロディスプレイユニッ
ト40bと同様の構成であるので、詳しい説明を省略す
る。
【0099】また、図8に示す表示装置A1’’の例で
は、縁部14aの側方部分に支持部30a’’が設けら
れていて、この支持部30a’’にマイクロディスプレ
イユニット40a’’が回転可能に取り付けられてい
る。また、縁部14bの側方部分に支持部30b’’が
設けられていて、この支持部30b’’にマイクロディ
スプレイユニット40b’’が回転可能に取り付けられ
ている。
【0100】ここで、支持部30a’’と支持部30
b’’の構成は左右対称である点を除いては同様である
ので、支持部30a’’について説明すると、支持部3
0a’’においては、縁部14aの側方に、第1掛止部
31a−1と第2掛止部31a−2とからなる第1支持
部31aが取り付けられ、これらの第1掛止部31a−
1と第2掛止部31a−2とは、上記第1実施例におけ
る第1掛止部32,第2掛止部34と同様に構成されて
いる。また、この第1支持部31aには、第2支持部3
1bが第1支持部31aに対して回転可能に軸支されて
いる。つまり、第2支持部31bは、上下方向の軸線を
中心に回転可能となっている。また、該第2支持部31
bには、マイクロディスプレイユニット40a’’が軸
支されている。つまり、マイクロディスプレイユニット
40a’’が、表示装置A1’’における左右方向の軸
線を中心に回転するように支持されている。
【0101】支持部30b’’の構成は上記支持部30
a’’と同様であるので、その説明を省略する。なお、
マイクロディスプレイユニット40b’’は、支持部3
0b’’の第2支持部に対して回転可能に軸支されてい
る。つまり、マイクロディスプレイユニット40b’’
も、表示装置A1’’における左右方向の軸線を中心に
回転するように支持されている。
【0102】なお、マイクロディスプレイユニット40
a’’の構成は上記マイクロディスプレイユニット40
aと同様の構成であり、また、マイクロディスプレイユ
ニット40b’’の構成は上記マイクロディスプレイユ
ニット40bと同様の構成であるので、詳しい説明を省
略する。
【0103】ここで、表示装置A1’及び表示装置A
1’’において、上記側方部分は、上記の「表示装置を
頭部に装着した際に、両眼の間の領域に位置する内側部
分」に当たる。
【0104】上記図7、図8に示すように、横付けタイ
プとした場合には、ユーザの視界をより広くすることが
でき、よって、ユーザはシーアラウンド効果を十分得る
ことができる。つまり、支持部が上記内側部分に取り付
けられていることから、ユーザの右眼にとっては、左方
向の視界が遮られるが、左方向の視界はむしろ左眼で視
認することから、右眼にとって左方向の視界が遮られる
点はそれほど支障にはならない。同様に、ユーザの左眼
にとっては、右方向の視界が遮られるが、右方向の視界
はむしろ右眼で視認することから、左眼にとって右方向
の視界が遮られる点はそれほど支障にはならない。以上
のようにして、ユーザはシーアラウンド効果を十分得る
ことができる。
【0105】なお、上記の第1実施例においては、マイ
クロディスプレイユニットが支持部を介してリム部12
に設けられているものとして説明したが、マイクロディ
スプレイユニットを支持部を介さずに直接リム部12に
設けるようにしてもよい。
【0106】次に、第2実施例について説明する。本実
施例の表示装置A2においては、マイクロディスプレイ
ユニットをリム部の中心側から左右方向に向けて設ける
とともに、マイクロディスプレイユニットの位置を上下
方向に調整可能であるとともに、横方向を回転中心とし
た回転方向にも調整可能となっている。
【0107】つまり、表示装置A2は、図9、図10に
示されるように、本体部105と、2つのマイクロディ
スプレイユニット140a、140bとを有している。
【0108】ここで、本体部105は、フレーム部10
と、支持部130a、130bとを有している。
【0109】本実施例におけるフレーム部10の構成
は、上記第1実施例の場合と同様である。つまり、フレ
ーム部10は、リム部12と、該リム部12に取り付け
られたテンプル部20a、20bとを有している。ここ
で、リム部12は、縁部14a、14bと、トモ部16
a、16bと、連結部18と、鼻当て部19とを有して
いる。各部の詳しい説明は、上記第1実施例においてす
でに説明したので、省略する。
【0110】なお、このフレーム部10は、上記第1実
施例と同様に、金属又は合成樹脂により形成されてい
る。
【0111】次に、支持部130a、130bについて
説明する。ここで、支持部130aと支持部130bと
は、リム部12の中心位置、つまり表示装置A2の中心
位置を中心として左右対称の構成になっているので、支
持部130bを例にとって説明する。
【0112】すなわち、支持部130bは、図11に示
すように、基部132と、軸受部134と、軸部136
と、レール部138とを有している。ここで、基部13
2は、棒状部材を略L字状に折曲した形状を呈してい
て、基部132の先端側は、表示装置A2における側方
(図9では、X1方向)を向いている。
【0113】また、該基部132からは、ハーネス50
が露出している。このハーネス50は、マイクロディス
プレイユニット140aに電源供給する電源供給ライン
と、該マイクロディスプレイユニット140aに各種デ
ータを送受信するためのデータ送受信ライン等を有して
いて、上記第1実施例と同様に、リム部12のトモ部1
6bに設けられた導入孔から引き込まれ、支持部130
bの該基部132から露出するまでは、リム部12内に
設けられている。つまり、リム部12のトモ部16bか
ら導入されたハーネス50は、該トモ部16b内から縁
部14b内に至り、基部132から露出するようになっ
ている。
【0114】上記軸受部134は、上記基部132の先
端に固定されていて、軸部136を挿通し回転自在に支
持するための軸受穴134aを有している。この軸受穴
134aは、軸部136の形状に合わせて形成されてい
て、断面が円形を呈し、奥側に手前側よりも大径の空間
を有する構成となっている。この基部132や軸受部1
34は、例えば、合成樹脂により形成されている。ま
た、基部132と軸受部134は、一体に形成されてい
る。なお、基部132と軸受部134とを別個の構成と
し、接着剤等で固定したものとしてもよい。
【0115】また、軸部136は、断面が円形の軸部材
であり、本体部136aと突起部136bとを有し、該
突起部136bの径は、本体部136aの径よりも大径
となっている。これにより、軸部136が軸受部134
に装着された状態では、軸部136は、軸受部134に
対して回転自在に支持されている。回転における回転方
向は、軸部136の軸線を中心とした回転方向であり、
軸部136の軸線は、X1−X2方向を向いている。こ
の軸部136は、例えば、合成樹脂により形成されてい
る。なお、軸部136の先端が大径に形成されているの
で、軸部136は軸受部134から容易には抜けないよ
うになっている。この軸部136の軸受部134への取
付けに際しては、軸部136を軸受部134に押し込む
ことにより、取り付けることができる。なお、軸部13
6が軸受部134に装着された状態では、軸部136と
軸受部134間に一定の摩擦抵抗が存在するように構成
されていて、軸部136を軸受部134に対して回転さ
せてある位置で回転を停止させると、軸部136はその
位置で固定されるようになっている。
【0116】また、レール部138は、平板状の棒状を
呈し、そのほぼ中央付近が上記軸部136に固着されて
いる。このレール部138は、マイクロディスプレイユ
ニット140bを摺動させるためのレールとして機能す
る。このレール部138は、例えば、合成樹脂により形
成されている。この軸部136とレール部138とは一
体に形成されているが、互いに別体として固着させたも
のでもよい。なお、このレール部138は、側方から視
認した場合に、若干湾曲している。つまり、このレール
部138は、図13に示すように、表示装置A2を装着
したユーザの眼球の回旋中心(center of r
otation)(回転中心としてもよい)Cの同心円
上にあるように構成され、例えば、半径20mm〜45
mmの円の同心円上にあるように構成される。つまり、
レール部138は、側面視において、曲率半径20mm
〜45mmに形成されている。つまり、このレール部1
38は、円弧状の移動経路を有しているといえる。
【0117】なお、上記レール部138と軸部136と
で、上記摺動路部を形成しているといえる。
【0118】支持部130aの構成も上記支持部130
bの構成と左右対称になっている以外は同様であるので
詳しい説明を省略する。つまり、表示装置A2の軸線J
(図9参照)を通る垂直面を介して左右対称となってい
る。なお、他の説明においても、左右対称とあるのは、
特に説明のない限り同様の意味である。なお、支持部1
30aの基部132から露出されるハーネス50は、同
じくトモ部16bから導入され、縁部14bを通り、さ
らに、連結部18内を通って縁部14a内に至り、支持
部130aの基部132から露出するようにする。
【0119】このように、マイクロディスプレイユニッ
ト140a、140bに対する配線は、リム部12のト
モ部16bから導入されて、リム部12内を通り、対応
する支持部の基部から露出することになる。なお、支持
部130a、130bともに、露出したハーネス50の
端部には、コネクタ148が設けられている(図11参
照)。
【0120】なお、上記支持部130a、130bの構
成は、合成樹脂により形成されているとしたが、金属に
より形成されたものでもよい。
【0121】次に、マイクロディスプレイユニット(デ
ィスプレイ部)140a、140bについて説明する。
マイクロディスプレイユニット140aは、支持部13
0aに支持され、一方、マイクロディスプレイユニット
140bは、支持部130bに支持されている。つま
り、マイクロディスプレイユニット140aは右眼用で
あり、マイクロディスプレイユニット140bは左眼用
である。
【0122】マイクロディスプレイユニット140aと
マイクロディスプレイユニット140bは、左右対称と
なっている以外は、ともに同様の構成であるので、マイ
クロディスプレイユニット140bを例にとって説明す
る。このマイクロディスプレイユニット140bは、取
付本体部142と、バックライト160と、LCDパネ
ル162と、反射部164とを有している。
【0123】ここで、取付本体部142は、略直方体形
状のケース状を呈し、上記レール部138にスライド可
能に跨ぐように構成されている。つまり、コ字状の断面
をなす構成部分を有して、その内部に、凸状の断面を有
する溝部144を有している。この溝部144とレール
部138とは一定の摩擦抵抗を有していて、取付本体部
142をレール部138に対してスライドさせるには、
多少の力が必要となる程度の摩擦抵抗が設けられてい
る。また、この取付本体部142には、コネクタ148
と接続するための接続部が設けられている。また、上記
第1実施例と同様に、ねじを挿通するためのねじ穴を設
けて、該ねじの先端をレール部138に当接させること
により、マイクロディスプレイユニット140bをレー
ル部138に固定することができるようにしてもよい。
【0124】また、バックライト160と、LCDパネ
ル162と、反射部164とは、上記第1実施例におけ
る各構成と同様の構成であるので、その詳しい説明を省
略する。つまり、バックライト160は、上記バックラ
イト60と同様の構成であり、上記取付本体部142に
連設されている。また、LCDパネル162は、上記L
CDパネル62と同様の構成であり、上記バックライト
160に連設されている。さらに、反射部164は、上
記反射部64と同様の構成であり、上記LCDパネル1
62に連設されている。なお、上記バックライト160
と、LCDパネル162と、反射部164とで、マイク
ロディスプレイが構成される。
【0125】また、マイクロディスプレイユニット14
0aは、上記マイクロディスプレイユニット140bと
左右対称になっている以外は同様の構成であるので、そ
の説明を省略する。なお、このマイクロディスプレイユ
ニット140aは、支持部130aに設けられたレール
部138にスライド可能に設けられている。
【0126】なお、この表示装置A2も、上記第1実施
例と同様に、外部の情報端末(例えば、携帯端末)に接
続される。つまり、表示装置A2から導出しているハー
ネス50は、該情報端末に接続され、該情報端末から表
示画像のデータの送信や電源供給がなされる。また、該
情報端末における情報の入力は、情報端末に設けられた
入力キーから行ってもよいし、また、折り畳みキーボー
ド等のキーボードを用意し、該キーボードにより入力で
きるようにしてもよい。例えば、折り畳みキーボードと
情報端末間でBluetooth通信できるようにし、
該折り畳みキーボードにおいて入力されたデータが情報
端末に送られるようにする。
【0127】なお、上記マイクロディスプレイユニット
140a、140bにおいて、マイクロディスプレイユ
ニット自体の長さを伸縮できるようにして、反射部の左
右方向の位置を調整できるようにしてもよい。例えば、
取付本体部142と、それ以外の構成(これを「マイク
ロディスプレイ本体」とする)、つまり、バックライト
160と、LCDパネル162と、反射部164とを別
体とし、該取付本体部142を筒状として、該マイクロ
ディスプレイ本体が、取付本体部142に対して伸縮で
きるようにする。
【0128】上記構成の表示装置A2の使用状態につい
て説明する。表示装置A2を使用する際には、上記第1
実施例の場合と同様に、この表示装置A2を眼鏡を使用
するように、頭部に装着する。つまり、テンプル部20
a、20bを耳に掛止させるとともに、鼻当て部19を
鼻の上部に当接させることにより装着する。
【0129】その際、マイクロディスプレイユニット1
40a、140bがレール部138に対して上下にスラ
イド可能(厳密には、上下方向の成分を有する移動方向
にスライド可能)であり、また、レール部138に固着
された軸部136が軸受部134に対して回転可能とな
っていて、マイクロディスプレイユニット140a、1
40bの位置を上下方向(厳密には、レール部138に
沿った方向)と、表示装置A2の左右方向を中心とした
回転方向に調整することができるので、ユーザは、マイ
クロディスプレイユニット140a、140bの反射部
164が適切な位置に来るように調整することができ
る。
【0130】そして、ハーネス50が接続された外部の
情報端末から表示画像のデータが送られ、該表示画像が
LCDパネル162から出力される。そして、出力され
た表示画像は、反射部164に表示される。よって、ユ
ーザは、マイクロディスプレイユニット140a、14
0bにおける反射部164を見つめることにより、表示
画像を視認することができる。
【0131】以上のように、本実施例の表示装置A2に
よれば、眼鏡型の本体部105にマイクロディスプレイ
ユニット140a、140bを取り付けたので、マイク
ロディスプレイユニット140a、140b以外の領域
に対する視野を十分確保することができ、シーアラウン
ド(see around)を確保することが可能とな
る。つまり、本実施例の表示装置A2では、マイクロデ
ィスプレイユニット140a、140bの上下方向と回
転方向の調整ができ、ユーザがマイクロディスプレイユ
ニット140a、140bを所定の位置に調整すれば、
ユーザがマイクロディスプレイユニット140a、14
0bの反射部164を視認する視線方向以外の方向には
視界を確保することができる。
【0132】つまり、ユーザの右眼にとっては、ユーザ
がマイクロディスプレイユニット140aを視認する視
線方向の視界が遮られるとともに、マイクロディスプレ
イユニット140aは、リム部12の中心部分に設けら
れた支持部130aに取り付けられているため、ユーザ
の右眼にとっては左方向の視界も遮られるが、もととも
人間の右眼にとって左方向の視界は狭く、左方向の視界
はむしろ左眼で視認することから、右眼にとって左方向
の視界が遮られる点はそれほど支障にはならない。
【0133】また、ユーザの左眼にとっては、ユーザが
マイクロディスプレイユニット140bを視認する視線
方向の視界が遮られるとともに、マイクロディスプレイ
ユニット140bは、リム部12の中心部分に設けられ
た支持部130bに取り付けられているため、ユーザの
左眼にとっては右方向の視界も遮られるが、もととも人
間の左眼にとって右方向の視界は狭く、右方向の視界は
むしろ右眼で視認することから、左眼にとって右方向の
視界が遮られる点はそれほど支障にはならない。
【0134】また、上記のように、マイクロディスプレ
イユニット140a、140bを上下方向及び回転方向
に調整できるので、ユーザは表示画像を見やすい位置に
マイクロディスプレイユニット140a、140bの位
置を調整することができる。
【0135】なお、上記第1実施例及び第2実施例にお
いて、リム部12における連結部18の長さを伸縮でき
るようにしてもよい。つまり、例えば、アンテナの構造
のように、径の異なる2つの筒状部を重ね合わせ可能な
状態として、伸縮できる構造とする。このようにするこ
とにより、マイクロディスプレイユニットの左右の位置
を調整することが可能となる。
【0136】なお、上記の構成において、軸部136
は、軸受部134に対して回転可能であるとして説明し
たが、この軸部136と軸受部134の接合状態をユニ
バーサルジョイントの方式としてもよい。つまり、軸部
136が軸部136の軸線を中心に回転可能であるのみ
ならず、軸部136自身も回動可能とする。このように
することにより、マイクロディスプレイユニットの向き
も調整することが可能となる。
【0137】なお、上記第2実施例の変形例として、図
14に示すような構成としてもよい。つまり、表示装置
A2’においては、リム部12における縁部自体に摺動
路が形成されている。
【0138】すなわち、縁部14aの内側を形成する内
側部14aー1と、縁部14bの内側を形成する内側部
14b−1に、それぞれ支持部を介してマイクロディス
プレイユニットが取り付けられている。該支持部は、該
内側部をスライド可能となっている。
【0139】ここで、縁部14a側の構成と、縁部14
b側の構成とは、左右対称である点を除いては同様であ
るので、縁部14a側の構成を例にとって説明すると、
縁部14aの内側部14a−1には、支持部130a’
が内側部14a−1にスライド可能に取り付けられてい
る。なお、この内側部14a−1は、上記レール部13
8と同様に、側方から視認した場合に、若干湾曲してい
る。つまり、この内側部14a−1は、表示装置A2’
を装着したユーザの眼球の回旋中心(center o
f rotation)(回転中心としてもよい)Cの
同心円上にあるように構成され、例えば、半径20mm
〜45mm(好ましくは、30mm)の円の同心円上に
あるように構成される。つまり、内側部14a−1は、
側面視において、曲率半径20mm〜45mmに形成さ
れている。つまり、この内側部14a−1は、円弧状の
移動経路を有しているといえる。
【0140】また、支持部130a’は、マイクロディ
スプレイユニット140a’を回転可能に軸支してい
る。つまり、支持部130a’は、図示略の軸受部を有
し、マイクロディスプレイユニット140a’に設けら
れた軸部を軸支している。これにより、マイクロディス
プレイユニット140a’は、表示装置A2’の左右方
向の軸線を中心に回転可能となっている。
【0141】つまり、マイクロディスプレイユニット1
40a’は、上下方向に調整可能であるとともに、左右
方向の軸線を中心に回転方向にも調整可能となってい
る。
【0142】また、縁部14b側も同様の構成であり、
マイクロディスプレイユニット140b’は、上下方向
に調整可能であるとともに、左右方向の軸線を中心に回
転方向にも調整可能となっている。
【0143】このように図14のような構成とすること
により、リム部12の構成を摺動路として利用すること
が可能となる。
【0144】なお、図14の例では、マイクロディスプ
レイユニットを支持する支持部が縁部に摺動可能となっ
ているが、マイクロディスプレイユニット自体を縁部に
摺動可能となるようにしてもよい。
【0145】次に、第3実施例について説明する。本実
施例の表示装置A3においては、マイクロディスプレイ
ユニットが、フレーム部のテンプル部の所定の箇所を中
心に回動する支持部に支持されている。
【0146】つまり、表示装置A3は、図15〜図19
に示されるように、本体部205と、2つのマイクロデ
ィスプレイユニット240a、240bとを有してい
る。
【0147】ここで、本体部205は、フレーム部10
と、支持部230とを有している。
【0148】本実施例におけるフレーム部10は、リム
部12と、該リム部12に取り付けられたテンプル部2
0a、20bとを有している。ここで、リム部12は、
縁部15a、15bと、トモ部16a、16bと、連結
部18と、鼻当て部19とを有している。
【0149】該縁部15aは、細長い棒状部材を上方に
湾曲させた形状を呈し、この縁部15aは、右眼に対応
するものである。また、縁部15bも、同じく、細長い
棒状部材を上方に湾曲させた形状を呈し、この縁部15
bは、右眼に対応するものである。
【0150】また、トモ部16aは、縁部15aに連設
した部材で、略L字状を呈している。また、トモ部16
bは、縁部15bに連設した部材で、略L字状を呈して
いる。また、連結部18は、縁部15aの端部と縁部1
5bの端部とを連結する部材であり、略棒状を呈してい
る。また、鼻当て部19は、リム部12の縁部に設けら
れている。つまり、縁部15aと縁部15bのそれぞれ
に鼻当て部19が設けられている。この鼻当て部19
は、鼻の上部に当接することにより、リム部12を支持
するためのものであり、一対設けられている。この鼻当
て部19は、リム部12に固定された支持部19−1
と、該支持部19−1に設けられた平板状部19−2と
を有している(図16参照)。この平板状部19−2
が、ユーザの鼻に当接する部分である。このリム部12
は、全体的に概ね一体に形成されている。。このリム部
12は、全体に一体に形成されている。
【0151】また、テンプル部20aは、直線状に伸び
る棒状部20a−1と、該棒状部20a−1に連設され
た湾曲部20a−2とを有し、このテンプル部20a
は、リム部12に回動自体に取り付けられている。つま
り、テンプル部20aは、該リム部12のトモ部16a
に対して回動自在に軸支されている。また、テンプル部
20bは、直線状に伸びる棒状部20b−1と、該棒状
部20b−1に連設された湾曲部20b−2とを有し、
このテンプル部20bは、リム部12に回動自体に取り
付けられている。つまり、テンプル部20bは、該リム
部12のトモ部16bに対して回動自在に軸支されてい
る。
【0152】次に、支持部230について説明する。本
実施例における支持部230は、L字状部材(第1L字
状部材)230−1と、棒状部材230−2と、L字状
部材(第2L字状部材)230−3とを有している。
【0153】このL字状部材230−1は、全体に細長
いL字状を呈し、細長い棒状部材をL字状に折曲した形
状を呈している。このL字状部材230−1の一方の端
部は、テンプル部20aの所定箇所P1を中心に回動自
在に軸支されている。このL字状部材230−1がテン
プル部20aに取り付けられている構造は、後述のL字
状部材230−3と同様であるので、詳しい説明は省略
する。一方、L字状部材230−1の一方の端部は、マ
イクロディスプレイユニット240aにおける取付本体
部242に挿通されている。
【0154】また、棒状部材230−2は、棒状を呈
し、その一方の端部は、マイクロディスプレイユニット
240aにおける取付本体部242に挿通されていて、
他方の端部は、マイクロディスプレイユニット240b
における取付本体部242に挿通されている。
【0155】また、L字状部材230−3は、全体に細
長いL字状を呈し、細長い棒状部材をL字状に折曲した
形状を呈している。つまり、上記L字状部材230−1
に対して左右対称の形状を呈している。このL字状部材
230−3の一方の端部は、テンプル部20bの所定箇
所P2を中心に回動自在に軸支されている。つまり、テ
ンプル部20bには、図18に示すように、ねじ穴22
aを有する取付部22を固定するための挿通穴21が設
けられ、該挿通穴21に該取付部22が固定されるとと
もに、L字状部材230−3の端部に挿通穴232が設
けられていて、ねじ24が該挿通穴232を挿通すると
ともに、該取付部22にねじ止めされている。これによ
り、ねじ24を弱く締め付けることにより、L字状部材
230−3は、テンプル部20bに対して回動可能とな
り、一方、ねじ24を強く締め付けることによりL字状
部材230−3はテンプル部20bに対して固定され
る。なお、L字状部材230−3をテンプル部20bか
ら取り外したい場合には、ねじ24を取付部22から外
せばよい。
【0156】上記所定箇所P2の位置は、ユーザが表示
装置A3を装着した際に、ユーザの眼球の回旋中心(c
enter of rotation)(回転中心とし
てもよい)の側方にあるように構成されている。つま
り、L字状部材230−3の回動中心の軸線が該眼球の
回旋中心を通るように構成されている。例えば、この所
定箇所P2のの位置は、トモ部16bの角部から20m
m〜45mmの位置である。つまり、図15において、
距離αは、20mm〜45mmとなる。なお、テンプル
部20bを、直線状に伸びる棒状部20b−1と、該棒
状部20b−1に連設された湾曲部20b−2とに分け
て捉えた場合に、距離αとトモ部16bの端部から棒状
部20b−1の端部までの距離βとの比率を2〜4.
5:11としてもよい。つまり、α/βを0.18〜
0.41とするのである。
【0157】なお、L字状部材230−1がテンプル部
20aに取り付けられている構造も、左右対称の構造と
はなるが、上記と同様である。つまり、L字状部材23
0−1の一方の端部は、テンプル部20aの所定箇所P
1を中心に回動自在に軸支されている。この所定箇所P
1も、ユーザが表示装置A3を装着した際に、ユーザの
眼球の回旋中心(center of rotatio
n)(回転中心としてもよい)の側方にあるように構成
されている。つまり、L字状部材230−3の回動中心
の軸線が該眼球の回旋中心を通るように構成されてい
る。
【0158】なお、L字状部材230−1の左右方向部
分と、棒状部材230−2と、L字状部材230−3の
左右方向部分とは、同一直線上に配設されている。
【0159】なお、支持部230内にはハーネス50が
挿通されている。このハーネス50は、マイクロディス
プレイユニット240aに電源供給する電源供給ライン
と、該マイクロディスプレイユニット240aに各種デ
ータを送受信するためのデータ送受信ライン等を有して
いる。このハーネス50は、L字状部材230−3のテ
ンプル部20bの接続位置側の端部からL字状部材23
0−3内に導入され、L字状部材230−3のマイクロ
ディスプレイユニット240b側の端部付近で導出して
いる。つまり、露出している。露出したハーネス50
は、コネクタ52bに接続されるとともに、棒状部材2
30−2の内に導入される。棒状部材230−2内に導
入されたハーネス50は、再び導出し、コネクタ52a
に接続されている。
【0160】次に、マイクロディスプレイユニット24
0a、240bについて説明する。マイクロディスプレ
イユニット240aとマイクロディスプレイユニット2
40bは、ともに、支持部230に支持されている。こ
のマイクロディスプレイユニット240aは右眼用であ
り、マイクロディスプレイユニット240bは左眼用で
ある。
【0161】マイクロディスプレイユニット240aと
マイクロディスプレイユニット240bは、ともに同様
の構成であるので、マイクロディスプレイユニット24
0aを例にとって説明する。このマイクロディスプレイ
ユニット240aは、取付本体部242と、バックライ
ト260と、LCDパネル262と、反射部264とを
有している。
【0162】ここで、取付本体部242は、略直方体形
状のケース状を呈し、上記支持部230に回転自在に軸
支されている。つまり、図19に示すように、L字状部
材230−1を挿通するための挿通穴244−1を有す
るとともに、棒状部材230−2を挿通するための挿通
穴244−2を有している。これにより、マイクロディ
スプレイユニット240aは、支持部230に対して回
転自在となっている。なお、L字状部材230−1と挿
通穴244−1間及び棒状部材230−2と挿通穴24
4−2間において適度な摩擦抵抗が存在するようにする
ことにより、手動でマイクロディスプレイユニット24
0aを回転させ、回転を停止した位置でマイクロディス
プレイユニット240aは支持部230に対して固定さ
れる。
【0163】また、この取付本体部242には、コネク
タ52aを接続するための接続部246を有している。
また、該接続部246は、バックライト260やLCD
パネル262に接続されている。また、この取付本体部
242には、ねじ穴247が設けられていて、ねじ24
8が挿通できるようになっている。このねじ248は、
マイクロディスプレイユニット240aを所定の位置に
固定するためのものであり、このねじ248を回転させ
て押し込むことにより、該ねじ248の先端がL字状部
材230−1に当接し、マイクロディスプレイユニット
240aの回転方向の位置が固定されることになる。
【0164】また、バックライト260と、LCDパネ
ル262と、反射部264とは、上記第1実施例におけ
る各構成と同様の構成であるので、その詳しい説明を省
略する。つまり、バックライト260は、上記バックラ
イト60と同様の構成であり、上記取付本体部242に
連設されている。また、LCDパネル262は、上記L
CDパネル62と同様の構成であり、上記バックライト
260に連設されている。さらに、反射部264は、上
記反射部64と同様の構成であり、上記LCDパネル2
62に連設されている。なお、上記バックライト260
と、LCDパネル262と、反射部264とで、マイク
ロディスプレイが構成される。
【0165】なお、マイクロディスプレイユニット24
0bも上記マイクロディスプレイユニット240aと同
様の構成であり、その詳しい説明を省略するが、このマ
イクロディスプレイユニット240bにおいては、当然
取付本体部242の挿通穴244−1には、棒状部材2
30−2が挿通され、挿通穴244−2には、L字状部
材230−3が挿通されることになる。また、接続部2
46には、コネクタ52bが接続される。
【0166】なお、この表示装置A3も、上記第1実施
例及び第2実施例と同様に、外部の情報端末(例えば、
携帯端末)に接続される。つまり、表示装置A3から導
出しているハーネス50は、該情報端末に接続され、該
情報端末から表示画像のデータの送信や電源供給がなさ
れる。また、該情報端末における情報の入力は、情報端
末に設けられた入力キーから行ってもよいし、また、折
り畳みキーボード等のキーボードを用意し、該キーボー
ドにより入力できるようにしてもよい。例えば、折り畳
みキーボードと情報端末間でBluetooth通信で
きるようにし、該折り畳みキーボードにおいて入力され
たデータが情報端末に送られるようにする。
【0167】上記構成の表示装置A3の使用状態につい
て説明する。表示装置A3を使用する際には、上記第1
実施例の場合と同様に、この表示装置A3を眼鏡を使用
するように、頭部に装着する。つまり、テンプル部20
a、20bを耳に掛止させるとともに、鼻当て部19を
鼻の上部に当接させることにより装着する。
【0168】その際、支持部230が回動可能であるの
で、ユーザは、マイクロディスプレイユニット240
a、240bの反射部264が適切な位置に来るように
調整することができる。なお、支持部230を所定の位
置でしっかりと固定したい場合には、ねじ24を締め付
ければよい。さらに、マイクロディスプレイユニット2
40a、240bは、支持部230に対して回転可能と
なっているので、マイクロディスプレイユニット240
a、240bの角度を調整することができる。なお、マ
イクロディスプレイユニット240a、240bを所定
の角度にしてしっかりと固定したい場合には、取付本体
部242に設けられているねじ248を締め付ければよ
い。
【0169】そして、ハーネス50が接続された外部の
情報端末から表示画像のデータが送られ、該表示画像が
LCDパネル262から出力される。そして、出力され
た表示画像は、反射部264に表示される。よって、ユ
ーザは、マイクロディスプレイユニット240a、24
0bにおける反射部264を見つめることにより、表示
画像を視認することができる。
【0170】なお、表示装置A3の使用途中で書類等を
見たい場合等、マイクロディスプレイユニット240
a、240bが邪魔になった場合には、支持部230を
回動させて、視界から遠ざけるか、あるいは、視界の隅
に移動させればよい。
【0171】以上のように、本実施例の表示装置A3に
よれば、眼鏡型のフレーム部10に支持部230を設
け、この支持部230にマイクロディスプレイユニット
240a、240bを取り付けたので、マイクロディス
プレイユニット240a、240b以外の領域に対する
視野を十分確保することができ、シーアラウンド(se
e around)を確保することが可能となる。つま
り、本実施例の表示装置A3では、フレーム部10が眼
鏡型をしており、また、マイクロディスプレイユニット
240a、240bは、棒状に形成された支持部230
に支持されているので、広く視界を確保することが可能
となる。
【0172】また、上記のように、マイクロディスプレ
イユニット240a、240bの上下方向の位置を支持
部230を回動させることにより調整でき、また、マイ
クロディスプレイユニット240a、240b自体を支
持部230に対して回転させることによりその角度を調
整することができるので、ユーザは表示画像を見やすい
位置にマイクロディスプレイユニット240a、240
bの位置を調整することができる。
【0173】さらに、上記のように、マイクロディスプ
レイユニット240a、240bが邪魔になった場合に
は、支持部230を回動させればよいので、全体の使い
勝手を向上させることができる。
【0174】なお、上記の説明では、L字状部材230
−1と、棒状部材230−2と、L字状部材230−3
とは、別部材であるとして説明したが、これらを一体に
した構成としてもよい。つまり、その場合には、支持部
230は、コ字状の部材として一体に形成されているこ
とになり、マイクロディスプレイユニット240a、2
40bを挿通することになる。
【0175】なお、この第3実施例の改良例として、次
の場合が考えられる。まず、第1の改良例としては、支
持部230の一部が着脱可能に分離できる構成である。
【0176】つまり、図20に示すように、テンプル部
20bには、ねじ穴22aを有する取付部22を固定す
るための挿通穴21が設けられ、該挿通穴21に該取付
部22が固定されるとともに、このテンプル部20b及
び取付部22には、挿通穴232を有する基台部230
−3−2が設けられていて、ねじ24は基台部230−
3−2の挿通穴232に挿通されるとともに、取付部2
2のねじ穴22aに締結されている。これにより、ねじ
24を弱く締め付ければ、該基台部230−3−2は、
テンプル部20b及び取付部22に対して回転する。こ
の基台部230−3−2は、L字状部材230−3の一
部であり、L字状部材230−3は、L字状部材本体部
230−3−1とこの基台部230−3−2とに分離で
きる構造となっている。
【0177】また、この基台部230−3−2には、縦
断面形状が縦長の穴部234が設けられていて、L字状
部材本体部230−3−1が着脱できる構造となってい
る。なお、L字状部材230−3−1の先端部は、該穴
部234に挿入できるように若干細く形成されている。
【0178】なお、図20では、テンプル部20bの側
の構成について説明したが、テンプル部20aの側の構
成は、図20の構成と左右対称になるのみで同様の構成
であるので、詳しい説明を省略する。
【0179】このような構造とすることにより、支持部
230の一部を着脱可能に分離することが可能であり、
マイクロディスプレイユニット240a、240bを使
用しない場合には、支持部230における所定の部分、
すなわち、支持部230から、テンプル部20b側の基
台部230−3−3とテンプル部20a側の基台部(図
示せず)を除いた本体部を取り外せばよく、特に、テン
プル部20a、20bを折り畳む場合に有効である。
【0180】なお、図20におけるL字状部材本体部2
30−3−1は、第2L字状部材における第3支持部に
当たり、基台部230−3−2は、第2L字状部材にお
ける第4支持部に当たる。また、テンプル部20a側に
おけるL字状部材本体部230−3−1は、第1L字状
部材における第1支持部に当たり、基台部230−3−
2は、第2L字状部材における第2支持部に当たる。
【0181】次に、第2の改良例として、支持部230
の回動中心の位置をテンプル部に沿ってスライドするこ
とができる構成である。
【0182】つまり、図21に示すように、テンプル部
20bには、テンプル部20bに沿ってスライド可能な
摺動部29が設けられている。この摺動部29は、内部
にテンプル部20bを挿通させるための挿通穴29aが
設けられ、さらに、ねじ24を螺着させるためのねじ穴
29bが設けられている。また、この摺動部29には、
挿通穴232を有する基台部230−3−2が当接して
取り付けられていて、ねじ24が基台部230−3−2
の挿通穴232に挿通されるとともに、摺動部29のね
じ穴29bに締結されるようになっている。これによ
り、ねじ24を弱く締め付ければ、該基台部230−3
−2は、テンプル部20b及び取付部22に対して回転
する。この基台部230−3−2は、L字状部材230
−3の一部であり、L字状部材230−3は、L字状部
材本体部230−3−1とこの基台部230−3−2と
に分離できる構造となっている。
【0183】また、この基台部230−3−2には、縦
断面形状が縦長の穴部234が設けられていて、L字状
部材本体部230−3−1が着脱できる構造となってい
る。なお、L字状部材本体部230−3−1の先端部
は、該穴部234に挿入できるように若干細く形成され
ている。
【0184】このような構造とすることにより、摺動部
29をスライドさせることが可能であり、支持部230
の回動中心を調整することが可能となる。特に、眼球の
回転中心に対応した位置により近くなるように調整する
ことが可能であり、より使い勝手を向上させることが可
能となる。また、支持部230を着脱することが可能で
あり、マイクロディスプレイユニット240a、240
bを使用しない場合には、支持部230における所定の
部分、すなわち、支持部230から、テンプル部230
b側の基台部230−3−3とテンプル部20a側の基
台部(図示せず)を除いた本体部を取り外せばよく、特
に、テンプル部20a、20bを折り畳む場合に有効で
ある。
【0185】なお、図21では、テンプル部20bの側
の構成について説明したが、テンプル部20aの側の構
成は、図20の構成と左右対称になるのみで同様の構成
であるので、詳しい説明を省略する。
【0186】また、第3の改良例として、図22に示す
ように、図15の構成に対して、マイクロディスプレイ
ユニットを横向きとするようにしてもよい。つまり、表
示装置A3’においては、マイクロディスプレイユニッ
ト240aが横向きの状態で支持部230に取り付けら
れ、また、マイクロディスプレイユニット240bが横
向きの状態で支持部230に取り付けられている。
【0187】さらに、第4の改良例として、図23に示
すように、リムと、マイクロディスプレイユニットを支
持する回動部分とを一体にする構成としてもよい。つま
り、表示装置A3’’は、テンプル部20a、20b
と、支持部230と、マイクロディスプレイユニット2
40a、240bとを有している。
【0188】ここで、テンプル部20a、20bは、上
記の場合と同様に、眼鏡のつるの形状を呈している。ま
た、支持部230は、第1支持部230−11と、第2
支持部230−12と、第3支持部230−13と、鼻
当て部230−14とを有している。
【0189】ここで、第1支持部230−11は、L字
状を呈し、棒状部材をL字状に湾曲させた形状を呈して
いる。この第1支持部230−11のテンプル部20a
側の端部は、テンプル部20aに対して回動可能に軸支
されている。より具体的には、第1支持部230−11
の端部は、テンプル部20aの端部に回動可能に軸支さ
れている。同様に、第2支持部230−12は、L字状
を呈し、棒状部材をL字状に湾曲させた形状を呈してい
る。この第2支持部230−12のテンプル部20b側
の端部は、テンプル部20bに対して回動可能に軸支さ
れている。より具体的には、第2支持部230−12の
端部は、テンプル部20bの端部に回動可能に軸支され
ている。また、第3支持部230−13は、マイクロデ
ィスプレイユニット240aとマイクロディスプレイユ
ニット240b間に設けられ、略U字状に湾曲した形状
を呈している。また、鼻当て部230−14は、該第3
支持部230−13に取り付けられ、第3支持部230
−13に固定された一対の支持部ht1と、該支持部h
t1に設けられた平板状部ht2とを有している。この
平板状部ht2が、ユーザの鼻に当接する部分である。
【0190】また、マイクロディスプレイユニット24
0aは、上記第1支持部230−11と第3支持部23
0−13間に固定され、また、マイクロディスプレイユ
ニット240bは、上記第2支持部230−12と第3
支持部230−13間に固定されている。この場合、マ
イクロディスプレイユニット240a、240bは、支
持部230に対して回転せず、固定されている。
【0191】ここで、この表示装置A3’’の使用状態
について説明する。ユーザはこの表示装置A3’’のテ
ンプル部20a、20bを耳に掛止して、表示装置A
3’’を装着する。その際、ユーザがマイクロディスプ
レイユニット240a、240bのみを視認する場合に
は、支持部230をテンプル部20a、20bに対して
折り曲げない状態とする。つまり、図23に示す状態の
ようにする。この場合には、ユーザの正面の視線上にマ
イクロディスプレイユニット240a、240bが配設
され、ユーザは正面を見ることにより、マイクロディス
プレイユニット240a、240bの表示画像を見るこ
とができる。一方、ユーザはマイクロディスプレイユニ
ット240a、240bの表示画像とともにそれ以外の
外部をも見る場合には、支持部230をテンプル部20
a、20bに対して折り曲げた状態とし、マイクロディ
スプレイユニット240a、240bが正面の視線より
も若干下方になるようにする。このようにすれば、ユー
ザは、若干下方を見ることにより、マイクロディスプレ
イユニット240a、240bの表示画像を見ることが
できるのみならず、正面に視線を向ければ、正面にある
ものを見ることができるので、書類等を見ながらマイク
ロディスプレイユニット240a、240bの表示画像
を見るのに適している。つまり、マイクロディスプレイ
ユニット240a、240bが向いた角度を両手を使っ
て簡単に変えることができ、使い勝手をよくすることが
できる。
【0192】なお、第1支持部230−11の途中位置
にヒンジ機構を設けるとともに、第2支持部の途中位置
にヒンジ機構を設けて、折り畳みができるようにしても
よい。
【0193】なお、上記各実施例において、フレーム部
10には、レンズは設けられていないものとして説明し
たが、これには限られず、レンズを設ける構成としても
よい。レンズを設ける構成とすることにより、視力の弱
いユーザでも好適にマイクロディスプレイユニットから
の映像を見ることができる。
【0194】また、上記各実施例においては、フレーム
部10がリム部12とテンプル部20a、20bとから
なる構成であるとして説明したが、リム部12の代わり
にレンズとして、いわゆる縁なし眼鏡のような構成とし
てもよい。このような場合でも、フレーム部は、眼鏡型
の本体部であるといえる。その場合には、上記第1実施
例及び第2実施例においては、該レンズに支持部が取り
付けられることになる。
【0195】また、上記第1実施例及び第2実施例にお
いて、フレーム部10におけるテンプル部の構成を削除
するとともに、リム部12に既存の眼鏡に着脱可能とす
る着脱機構を設けるようにしてもよい。つまり、図24
に示すように、リム部12は、枠状の縁部14a、14
bと、連結部18とを有している。そして、該縁部14
a、14bの下端位置には、上記第1実施例の場合と同
様に、支持部30a、30bと、マイクロディスプレイ
ユニット40a、40bを有している。また、この縁部
14a、14bには、眼鏡に着脱可能とするための掛止
部19a、19bを有している。なお、この縁部14
a、14bには、レンズは設けられていない。また、こ
の図24の場合のリム部12には、上記第1実施例〜第
3実施例とは異なり、トモ部が設けられていない。この
図24の場合の支持部30a、30bの構成やマイクロ
ディスプレイユニット40a、40bの構成やハーネス
50の配線は、上記第1実施例の場合と同様であるの
で、詳しい説明を省略する。
【0196】このように眼鏡に着脱できる構成とするこ
とにより、通常の眼鏡を装着しているユーザでも、利用
することが可能となる。特に、マイクロディスプレイユ
ニット40a、40bは、枠状のリム部12に支持部3
0a、30bを介して取り付けられているので、視界を
広く確保することができる。
【0197】なお、上記のように、フレーム部10から
テンプル部20a、20bと、トモ部16a、16bを
省略し、眼鏡に着脱するための掛止部を設ける構成は、
第1実施例における図7のタイプ、図8のタイプや、第
2実施例のタイプにも適用可能である。
【0198】さらに、上記第1実施例や第2実施例にお
いては、支持部30a、30b、130a、130bが
フレーム部10に固定されているものとして説明した
が、支持部がフレーム部10に対して着脱できる構成と
してもよい。
【0199】つまり、図25に示す表示装置B1は、上
記第1実施例の変形例であり、支持部30と、マイクロ
ディスプレイユニット40とを有している。つまり、表
示装置B1は、図1に示す例における支持部30a(3
0b)と、マイクロディスプレイユニット40a(40
b)のみの構成とし、支持部に着脱機構を設けたもので
ある。つまり、図25において、支持部30は、上記第
1実施例における支持部30aと同様の構成であるが、
着脱部31が設けられている。つまり、第1掛止部3
2、第2掛止部34ともに端部に着脱部31が設けられ
ている。この着脱部31は、通常の眼鏡におけるリム部
の縁部1014に着脱可能とするためのもので、この着
脱部31は、断面コ字状に形成され、ねじを挿通するた
めのねじ穴を有していて、着脱部31を嵌装した後にね
じで締め付けることにより、支持部30を該縁部101
4に装着できるようになっている。なお、マイクロディ
スプレイユニット40の構成は、上記第1実施例の場合
と同様であるので、詳しい説明を省略する。また、図2
5は、表示装置B1を眼鏡における左側の縁部1014
に取り付ける例を示しているが、右側の縁部にも取付け
可能である。
【0200】また、図26に示すように、表示装置B2
は、上記第2実施例の変形例であり、表示装置B2は、
第2実施例における支持部130a(130b)と、マ
イクロディスプレイユニット140a(140b)のみ
の構成とし、支持部に着脱機構を設けたものである。つ
まり、眼鏡における左側の縁部1014に着脱可能とす
る例を示すと、図26のようになり、支持部130b
は、上記第1実施例における支持部130bと同様の構
成であるが、着脱部131が設けられている。着脱部1
31の構成は、上記着脱部31と同様であるので詳しい
説明を省略する。また、支持部130bの構成について
は、着脱部131を設けた点以外は上記第2実施例と同
様の構成であるので、その詳しい説明を省略する。ま
た、マイクロディスプレイユニット140bの構成は、
上記第1実施例の場合と同様であるので、詳しい説明を
省略する。また、図26は、表示装置B2を眼鏡におけ
る左側の縁部1014に取り付ける例を示しているが、
右側の縁部に取り付ける場合には、図23に示す表示装
置B2と左右対称になるのみで他の構成は同様であるの
で、その詳しい説明を省略する。
【0201】以上のように、図25,図26に示すよう
に、通常の眼鏡に着脱できるようにすることにより、通
常の眼鏡を装着しているユーザでも、利用することが可
能となる。特に、マイクロディスプレイユニットは、眼
鏡のリム部における縁部に支持部を介して取り付けでき
るので、視界を広く確保することができる。
【0202】
【発明の効果】本発明に基づく表示装置によれば、本体
部が眼鏡型をしており、その本体部にディスプレイ部が
取り付けられているので、この表示装置を装着した場合
には、ディスプレイ部以外で視界を遮るものは上記本体
部のみであり、よって、ディスプレイ部以外の視界を十
分確保することができる。
【0203】また、同様に、本発明に基づく表示装置に
よれば、眼鏡型のフレーム部を有し、ディスプレイ部
は、支持部を介する等して、フレーム部に取り付けられ
ているので、この表示装置を装着した場合には、ディス
プレイ部以外で視界を遮るものは上記フレーム部と、支
持部のみであり、よって、ディスプレイ部以外の視界を
十分確保することができる。
【0204】また、テンプル部を有しておらず、リム部
にディスプレイ部が取り付けられている場合にも、表示
装置の使用時にディスプレイ部以外で視界を遮るものは
上記リム部のみであり、よって、ディスプレイ部以外の
視界を十分確保することができる。そこで、表示装置を
使用中に、書類を見る等の動作を行なう場合でも、単に
視線の向きを変えるのみで済むので、使い勝手のよい表
示装置とすることができる。
【0205】また、支持部が、フレーム部におけるテン
プル部に回動自在に軸支されている場合には、支持部を
回動させることにより、ディスプレイ部の上下方向の位
置を調整することができ、また、ディスプレイ部が邪魔
になった場合には、支持部を回動させればよいので、全
体に使い勝手を向上させることが可能となる。
【0206】また、眼鏡に着脱可能とするための着脱機
構を備えた支持部と、上記支持部に支持されたディスプ
レイ部と、を有する場合には、ディスプレイ部以外の視
界を十分確保することができるとともに、眼鏡に取付け
可能であるので、日常眼鏡を使用するユーザにとって
は、その眼鏡を利用してディスプレイ部を取り付けるこ
とができるので、便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に基づく表示装置の斜視図
である。
【図2】本発明の第1実施例に基づく表示装置の斜視図
である。
【図3】本発明の第1実施例に基づく表示装置の分解斜
視図である。
【図4】本発明の第1実施例に基づく表示装置の要部断
面図であり、特に、図1におけるX−X断面図である。
【図5】本発明の第1実施例に基づく表示装置の要部拡
大斜視図である。
【図6】本発明の第1実施例に基づく表示装置の要部断
面図であり、特に、図1におけるY−Y断面図である。
【図7】本発明の第1実施例に基づく表示装置の他の例
の斜視図である。
【図8】本発明の第1実施例に基づく表示装置の他の例
の斜視図である。
【図9】本発明の第2実施例に基づく表示装置の斜視図
である。
【図10】本発明の第2実施例に基づく表示装置の斜視
図である。
【図11】本発明の第2実施例に基づく表示装置の要部
断面図であり、特に、図9におけるX−X断面図であ
る。
【図12】本発明の第2実施例に基づく表示装置の要部
拡大斜視図である。
【図13】本発明の第2実施例に基づく表示装置を説明
するための説明図である。
【図14】本発明の第2実施例に基づく表示装置の他の
例の斜視図である。
【図15】本発明の第3実施例に基づく表示装置の斜視
図である。
【図16】本発明の第3実施例に基づく表示装置の斜視
図である。
【図17】本発明の第3実施例に基づく表示装置の要部
拡大斜視図である。
【図18】本発明の第3実施例に基づく表示装置の要部
断面図である。
【図19】本発明の第3実施例に基づく表示装置の要部
断面図である。
【図20】本発明の第3実施例に基づく表示装置の他の
例の要部断面図である。
【図21】本発明の第3実施例に基づく表示装置の他の
例を示す図であり、(a)はその要部斜視図であり、
(b)はその要部断面図であり、(c)はその要部断面
図である。
【図22】本発明の第3実施例に基づく表示装置の他の
例の斜視図である。
【図23】本発明の第3実施例に基づく表示装置の他の
例の斜視図である。
【図24】本発明に基づく表示装置の他の例を示す斜視
図である。
【図25】本発明に基づく表示装置の他の例を示す斜視
図である。
【図26】本発明に基づく表示装置の他の例を示す斜視
図である。
【符号の説明】
A1、A1’、A1’’、A2、A2’、A3、A
3’、A3’’、B1、B2 表示装置 5、105、205 本体部 10 フレーム部 12 リム部 14a、14b、15a、15b 縁部 16a、16b トモ部 18 連結部 20a、20b テンプル部 30a、30b、30a’、30b’、30a’’、3
0b’’、130a、130b、230 支持部 40a、40b、40a’、40b’、40a’’、4
0b’’、140a、140b、240a、240b
マイクロディスプレイユニット 42、142、242 取付本体部 60、162、262 バックライト 62、162、262 LCDパネル 64、164、264 反射部 132 基部 134 軸受部 136 軸部 138 レール部 230−1、230−3 L字状部材 230−2 棒状部材 230−11 第1支持部 230−12 第2支持部 230−13 第3支持部 230−14 鼻当て部

Claims (53)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示装置であって、 眼鏡型の本体部と、 上記本体部に取り付けられたディスプレイ部であって、
    マイクロディスプレイを有するディスプレイ部と、を有
    することを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 表示装置であって、 眼鏡型のフレーム部であって、頭部に装着した際に、顔
    の前方に位置するリム部と、上記リム部の両側に連設さ
    れた一対のテンプル部と、を有するフレーム部を有する
    本体部と、 上記本体部に取り付けられた一対のディスプレイ部であ
    って、マイクロディスプレイを有するディスプレイ部
    と、を有することを特徴とする表示装置。
  3. 【請求項3】 上記ディスプレイ部が、上記本体部に対
    して着脱可能であることを特徴とする請求項1又は2に
    記載の表示装置。
  4. 【請求項4】 表示装置であって、 眼鏡型のフレーム部であって、頭部に装着した際に、顔
    の前方に位置するリム部と、上記リム部の両側に接続さ
    れた一対のテンプル部と、を有するフレーム部と、 上記フレーム部に取り付けられたディスプレイ部であっ
    て、マイクロディスプレイを有するディスプレイ部と、
    を有することを特徴とする表示装置。
  5. 【請求項5】 表示装置であって、 眼鏡に着脱可能とするための着脱機構を備えたリム部
    と、 上記リム部に取り付けられたディスプレイ部であって、
    マイクロディスプレイを有するディスプレイ部と、を有
    することを特徴とする表示装置。
  6. 【請求項6】 上記リム部が、表示装置を頭部に装着し
    た際に、眼の下方に位置する部分である下方部分を左右
    にそれぞれ有し、上記ディスプレイ部は、各下方部分に
    取り付けられていることを特徴とする請求項4又は5に
    記載の表示装置。
  7. 【請求項7】 上記ディスプレイ部が、上記リム部の下
    端位置に設けられていることを特徴とする請求項4又は
    5又は6に記載の表示装置。
  8. 【請求項8】 上記リム部が、表示装置を頭部に装着し
    た際に、両眼の間の領域に位置する内側部分を有し、上
    記ディスプレイ部は、該内側部分に取り付けられている
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載の表示装置。
  9. 【請求項9】 上記ディスプレイ部が、上記フレーム部
    に対して、上記表示装置の左右方向の軸線を中心に回転
    可能に、上記フレーム部に取り付けられていることを特
    徴とする請求項4又は5又は6又は7又は8に記載の表
    示装置。
  10. 【請求項10】 上記ディスプレイ部が、表示装置を装
    着したユーザの正面方向よりも下方方向の位置に設けら
    れていることを特徴とする請求項4又は5又は6又は7
    又は8又は9に記載の表示装置。
  11. 【請求項11】 上記ディスプレイ部が、上記表示装置
    の上下方向の成分を有する移動方向に移動可能に、上記
    フレーム部に取り付けられていることを特徴とする請求
    項4又は5又は6又は7又は8又は9又は10に記載の
    表示装置。
  12. 【請求項12】 上記ディスプレイ部が、上記フレーム
    部に対して、上記表示装置の上下方向の成分を有する移
    動方向に移動可能な移動経路であって、円弧状の移動経
    路上を移動可能に、上記フレーム部に取り付けられてい
    ることを特徴とする請求項4又は5又は6又は7又は8
    又は9又は10に記載の表示装置。
  13. 【請求項13】 上記フレーム部が、 ディスプレイ部が摺動して移動可能に支持する摺動路部
    であって、上記表示装置の上下方向の成分を有する移動
    方向に移動可能な移動経路上を摺動可能とする摺動路部
    を有することを特徴とする請求項4又は5又は6又は7
    又は8又は9又は10又は11又は12に記載の表示装
    置。
  14. 【請求項14】 表示装置であって、 眼鏡型のフレーム部であって、頭部に装着した際に、顔
    の前方に位置するリム部と、上記リム部の両側に接続さ
    れた一対のテンプル部と、を有するフレーム部と、 上記フレーム部に取り付けられた支持部と、 上記支持部に取り付けられたディスプレイ部であって、
    マイクロディスプレイを有するディスプレイ部と、を有
    することを特徴とする表示装置。
  15. 【請求項15】 表示装置であって、 眼鏡に着脱可能とするための着脱機構を備えたリム部
    と、 上記リム部に取り付けられた支持部と、 上記支持部に取り付けられたディスプレイ部であって、
    マイクロディスプレイを有するディスプレイ部と、を有
    することを特徴とする表示装置。
  16. 【請求項16】 上記リム部が、表示装置を頭部に装着
    した際に、眼の下方に位置する部分である下方部分を左
    右にそれぞれ有し、上記支持部は、各下方部分に取り付
    けられていることを特徴とする請求項14又は15に記
    載の表示装置。
  17. 【請求項17】 上記支持部が、上記リム部の下端位置
    に設けられていることを特徴とする請求項14又は15
    又は16に記載の表示装置。
  18. 【請求項18】 上記リム部が、表示装置を頭部に装着
    した際に、両眼の間の領域に位置する内側部分を有し、
    上記支持部は、該内側部分に取り付けられていることを
    特徴とする請求項14又は15又は16に記載の表示装
    置。
  19. 【請求項19】 上記ディスプレイ部が、上記支持部に
    対して、上記表示装置の左右方向の軸線を中心に回転可
    能に、上記支持部に取り付けられていることを特徴とす
    る請求項14又は15又は16又は17又は18に記載
    の表示装置。
  20. 【請求項20】 上記ディスプレイ部が、表示装置を装
    着したユーザの正面方向よりも下方方向の位置に設けら
    れていることを特徴とする請求項14又は15又は16
    又は17又は18又は19に記載の表示装置。
  21. 【請求項21】 上記ディスプレイ部が、上記表示装置
    の上下方向の成分を有する移動方向に移動可能に、上記
    支持部に取り付けられていることを特徴とする請求項1
    4又は15又は16又は17又は18又は19又は20
    に記載の表示装置。
  22. 【請求項22】 上記ディスプレイ部が、上記支持部に
    対して、上記表示装置の上下方向の成分を有する移動方
    向に移動可能な移動経路であって、円弧状の移動経路上
    を移動可能に、上記支持部に取り付けられていることを
    特徴とする請求項14又は15又は16又は17又は1
    8又は19又は20に記載の表示装置。
  23. 【請求項23】 上記支持部が、 ディスプレイ部が摺動して移動可能に支持する摺動路部
    であって、上記表示装置の上下方向の成分を有する移動
    方向に移動可能な移動経路上を摺動可能とする摺動路部
    を有することを特徴とする請求項14又は15又は16
    又は17又は18又は19又は20又は21又は22に
    記載の表示装置。
  24. 【請求項24】 上記支持部が、さらに、上記摺動路部
    を、上記表示装置の左右方向の軸線を中心に回転可能と
    する軸受部を有することを特徴とする請求項23に記載
    の表示装置。
  25. 【請求項25】 上記支持部が、さらに、ユニバーサル
    ジョイント機構を有する軸受部であって、上記摺動路部
    を回動可能とする軸受部を有することを特徴とする請求
    項23又は24に記載の表示装置。
  26. 【請求項26】 上記移動経路が、円弧上にあることを
    特徴とする請求項13又は23又は24又は25に記載
    の表示装置。
  27. 【請求項27】 上記支持部が、上記表示装置の上下方
    向の成分を有する移動方向に移動可能に、上記フレーム
    部に取り付けられていることを特徴とする請求項14又
    は15又は16又は17又は18又は19又は20又は
    21又は22又は23又は24又は25又は26に記載
    の表示装置。
  28. 【請求項28】 上記支持部が、上記フレーム部に対し
    て、上記表示装置の上下方向の成分を有する移動方向に
    移動可能な移動経路であって、円弧状の移動経路上を移
    動可能に、上記支持部に取り付けられていることを特徴
    とする請求項14又は15又は16又は17又は18又
    は19又は20又は21又は22又は23又は24又は
    25又は26又は27に記載の表示装置。
  29. 【請求項29】 上記フレーム部が、 支持部が摺動して移動可能に支持する摺動路部であっ
    て、上記表示装置の上下方向の成分を有する移動方向に
    移動可能な移動経路上を摺動可能とする摺動路部を有す
    ることを特徴とする請求項14又は15又は16又は1
    7又は18又は19又は20又は21又は22又は23
    又は24又は25又は26又は27又は28に記載の表
    示装置。
  30. 【請求項30】 上記支持部が、フレーム部に対して着
    脱可能であることを特徴とする請求項14又は15又は
    16又は17又は18又は19又は20又は21又は2
    2又は23又は24又は25又は26又は27又は28
    又は29に記載の表示装置。
  31. 【請求項31】 上記円弧状の移動経路が、表示装置を
    装着するユーザの眼球の回転中心を中心とした円弧上に
    あることを特徴とする請求項12又は22又は26に記
    載の表示装置。
  32. 【請求項32】 上記円弧状の移動経路における円弧の
    径が20mm〜45mmであることを特徴とする請求項
    12又は22又は26に記載の表示装置。
  33. 【請求項33】 表示装置であって、 マイクロディスプレイを有するディスプレイ部と、 該ディスプレイ部を支持する本体部であって、表示装置
    を装着時に頭部の両側に当接する一対のテンプル部と、
    該テンプル部に回動自在に軸支され、上記ディスプレイ
    部を支持する支持部と、を有する本体部と、を有するこ
    とを特徴とする表示装置。
  34. 【請求項34】 上記支持部は、 右側のテンプル部に回動自在に軸支され、右側のディス
    プレイ部を支持する第1支持部と、 左側のテンプル部に回動自在に軸支され、左側のディス
    プレイ部を支持する第2支持部と、 右側のディスプレイ部と左側のディスプレイ部とを支持
    する第3支持部と、を有することを特徴とする請求項3
    3に記載の表示装置。
  35. 【請求項35】 上記第3支持部には、表示装置を装着
    時にユーザの鼻に当接する鼻当て部が設けられているこ
    とを特徴とする請求項33又は34に記載の表示装置。
  36. 【請求項36】 上記支持部は、上記フレーム部におけ
    るテンプル部に回動自在に軸支されていることを特徴と
    する請求項14に記載の表示装置。
  37. 【請求項37】 上記支持部は、 右側のテンプル部に回動自在に軸支され、L字状を呈す
    る第1L字状部材であって、右眼用のディスプレイ部を
    支持する第1L字状部材と、 左側のテンプル部に回動自在に軸支され、L字状を呈す
    る第2L字状部材であって、左眼用のディスプレイ部を
    支持する第2L字状部材と、を有することを特徴とする
    請求項36に記載の表示装置。
  38. 【請求項38】 上記第1L字状部材は、 上記ディスプレイ部を支持する第1支持部と、 上記右側のテンプル部に回動自在に軸支された第2支持
    部であって、該第1支持部と着脱可能な第2支持部と、
    を有し、 また、上記第2L字状部材は、 上記ディスプレイ部を支持する第3支持部と、 上記左側のテンプル部に回動自在に軸支された第4支持
    部であって、該第3支持部と着脱可能な第4支持部と、
    を有することを特徴とする請求項37に記載の表示装
    置。
  39. 【請求項39】 上記支持部は、上記テンプル部にスラ
    イド可能に軸支されていることを特徴とする請求項36
    又は37又は38に記載の表示装置。
  40. 【請求項40】 ディスプレイ部が、上記支持部に対し
    て回転可能であることを特徴とする請求項36又は37
    又は38又は39に記載の表示装置。
  41. 【請求項41】 上記支持部が上記テンプル部に軸支さ
    れている位置が、上記テンプル部のリム部側の端部から
    20mm〜45mmの位置であることを特徴とする請求
    項36又は37又は38又は39又は40に記載の表示
    装置。
  42. 【請求項42】 上記リム部が、その両端にテンプル部
    と接続するためのトモ部を有し、 上記支持部が上記テンプル部に軸支されている位置が、
    該トモ部の端部であって、表示装置の前方側の端部から
    20mm〜45mmの位置であることを特徴とする請求
    項36又は37又は38又は39又は40に記載の表示
    装置。
  43. 【請求項43】 上記支持部が上記テンプル部に軸支さ
    れている位置が、表示装置を装着するユーザの眼球の回
    転中心の側方位置にあることを特徴とする請求項33又
    は34又は35又は36又は37又は38又は39又は
    40又は41又は42に記載の表示装置。
  44. 【請求項44】 上記ディスプレイ部が、左眼用と右眼
    用の計2つのマイクロディスプレイ装置から構成されて
    いることを特徴とする請求項1から43までのいずれか
    に記載の表示装置。
  45. 【請求項45】 表示装置であって、 眼鏡に着脱可能とするための着脱機構を備えた支持部
    と、 上記支持部に支持されたディスプレイ部であって、マイ
    クロディスプレイを有するディスプレイ部と、を有する
    ことを特徴とする表示装置。
  46. 【請求項46】 上記支持部が、眼鏡のリム部に着脱可
    能であることを特徴とする請求項45に記載の表示装
    置。
  47. 【請求項47】 上記ディスプレイ部が、上記支持部に
    対して回転可能に、上記支持部に取り付けられているこ
    とを特徴とする請求項45又は46に記載の表示装置。
  48. 【請求項48】 上記ディスプレイ部が、上記支持部上
    を移動可能に該支持部に取り付けられていることを特徴
    とする請求項45又は46又は47に記載の表示装置。
  49. 【請求項49】 上記ディスプレイ部が、円弧状の移動
    経路上を移動可能に、上記支持部に取り付けられている
    ことを特徴とする請求項48に記載の表示装置。
  50. 【請求項50】 上記支持部が、 ディスプレイ部が摺動して移動可能に支持する摺動路部
    を有することを特徴とする請求項45又は46又は47
    又は48又は49に記載の表示装置。
  51. 【請求項51】 上記支持部が、さらに、上記摺動路部
    を回転可能に軸支する軸受部を有することを特徴とする
    請求項50に記載の表示装置。
  52. 【請求項52】 上記支持部が、さらに、ユニバーサル
    ジョイント機構を有する軸受部であって、上記摺動路部
    を回動可能とする軸受部を有することを特徴とする請求
    項50又は51に記載の表示装置。
  53. 【請求項53】 上記ディスプレイ部が、上記支持部に
    対して着脱可能であることを特徴とする請求項14から
    52までのいずれかに記載の表示装置。
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