JP4581632B2 - 映像表示装置 - Google Patents
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Description
表示器ユニットにクランプを設け、該クランプを眼鏡レンズ又は眼鏡フレームに取り付けてなる小型表示装置が開示されている(特許文献1参照)。
前記投光ユニットに一体化され、左右の眼のいずれか一方若しくは両方に前記投光ユニットからの映像光を導く接眼光学ユニットと、を備え、前記投光ユニットは、眼鏡の左右の眼鏡レンズの間に位置して前記眼鏡に取り付けられること、を特徴とする映像表示装置であること、を特徴としている。
以下、図を参照して本発明の実施の形態1を詳細に説明する。
図1に、本実施の形態1における映像表示装置1の斜視図を示す。
図1に示すように、映像表示装置1は、眼鏡レンズとしてのプリズム10R、10Lは、投光ユニット20により連結され、投光ユニット20には、使用者の鼻に掛ける左右一対の鼻当て部31R、31Lが取り付けられている。プリズム10R、10Lの両端には、使用者の耳に掛けるテンプル部32R、32Lが延設されている。また、投光ユニット20は、操作ユニット40からの電源供給及び信号供給用としてケーブル41に接続されている。このような構成により、プリズム10R、10Lが使用者の左右の眼前に配される。
プリズム10Rもプリズム10Lと同様に平板状であるが、単一の部材ではなく、第1プリズム11、第2プリズム12、ホログラムの反射膜であるホログラム素子13から構成されている。プリズム10Rを成す第1プリズム11と第2プリズム12は、相補的な形状を有し、隙間なく、かつ表面が連続するように接合されている。
プリズム10L、第1プリズム11、第2プリズム12は、同じ材料で作製されており、これら3者に屈折率の差はない。また、プリズム10R、10Lは、投光ユニット20に連結されるための取付孔が設けられている。
図2に示すように、投光ユニット20は、光源21、集光レンズ22、表示パネル23、筺体24等から構成される。
表示パネル23から光が投射される側の第1プリズム11の部位形状は、投光ユニット20側の方がテンプル32R側よりも厚い楔状とされている。また、第2プリズム12と接合される第1プリズム11の部位形状は、プリズム10Rの中央に向かうほど前面(眼Eから遠い面)が後面(眼Eに近い面)に近づくように作製されており、楔状である。この楔状の部位の前面(第2プリズム12との接合面)は平面であり、この平面にはホログラム素子13が形成されている。
ホログラム素子13は、映像表示装置1の装着時に使用者の眼Eの直前に位置する。
第1プリズム11は、表示パネル23からの映像光を、第1プリズム11の表面11aより内部に導き入れ、前面と後面で複数回全反射させながら、ホログラム素子13に導く。ホログラム素子13は、導かれた光を回折させて、平行光に近い光束としながら、眼Eに入射させる。これにより、使用者の眼Eには、表示パネル23に表示された映像の虚像が表示される。
以下、図を参照して本発明の実施の形態2を詳細に説明する。
本実施の形態2の映像表示装置は、使用者の視力矯正として用いられている視力矯正眼鏡やサングラス等の眼鏡と組合わされた映像表示装置である。実施の形態1と同様の部分には同様の符号を付し、詳細な説明は省略する。
図3に示す本実施の形態2の映像表示装置の一部断面図は、右眼用の眼眼レンズとしての視力矯正レンズ50Rと接眼光ユニットとしてのプリズム60が別体として形成されており、プリズム60を視力矯正レンズ50Rの内側(視力矯正レンズ50Rを基準として眼に近い側。以下、使用者の眼前という。)に配置した構成となっている。
第1プリズム11、第3プリズム61は、同じ材料で作製されており、これら両者に屈折率の差はない。また、プリズム60は、連結部26Rと連結されるための取付孔64がそれぞれ設けられている。
第1プリズム11、第3プリズム61、ホログラム素子13により透光性を有する接眼光学ユニットが構成される。
以下、図を参照して本発明の実施の形態3を詳細に説明する。
本実施の形態3の映像表示装置3は、投光ユニットと接眼光学ユニットが使用者の眼鏡に着脱可能な映像表示装置3である。実施の形態1又は2と同様の部分には同様の符号を付し、詳細な説明は省略する。
図5に示すように、映像表示装置3の眼鏡レンズとしての視力矯正レンズ50R、50Lは、係合部材としてのソケット部210により連結され、ソケット部210には、使用者の鼻に掛ける鼻当て部31R、31Lが取り付けられている。視力矯正レンズ50R、50Lの両端には、使用者の耳に掛けるテンプル部32R、32Lが延設されている。
図6に示すように、ソケット部210とテンプル部32Rに支持された視力矯正レンズ50Rは、使用者の眼前に配置され、ソケット部210に装着されたプリズム60及び投光ユニット210に支持されているプリズム60は、視力矯正レンズ50Rの後方に配置された構成となっている。
10R、10L プリズム
11 第1プリズム
11a 表面
12 第2プリズム
13 ホログラム素子
20 投光ユニット
21 光源
22 集光レンズ
23 表示パネル
24、26 筺体
25a、26a、27a ボルト
25b、26b、27b ナット
25R、25L、26R、27R 連結部
31R、31L 鼻当て部
32R、32L テンプル部
40 操作ユニット
41 ケーブル
50R、50L 視力矯正レンズ
51、64 取付孔
61 第3プリズム
210 ソケット部
211R、211L 連結部
211a ネジ
212 凹型接合面
220 カバーユニット
222 凸型接合面
230 投光ユニット
232 凸型接合面
E 眼
Claims (8)
- 映像光を左右の眼を結ぶ方向に投射する投光ユニットと、
前記投光ユニットに一体化され、左右の眼のいずれか一方若しくは両方に前記投光ユニットからの映像光を導く接眼光学ユニットと、を備え、
前記投光ユニットは、眼鏡の左右の眼鏡レンズの間に位置して前記眼鏡に取り付けられること、
を特徴とする映像表示装置。 - 請求項1に記載の映像表示装置において、
前記接眼光学ユニットは、前記眼鏡レンズと一体に形成されていること、
を特徴とする映像表示装置。 - 請求項1に記載の映像表示装置において、
前記接眼光学ユニットは、前記眼鏡レンズと別体に形成されていること、
を特徴とする映像表示装置。 - 請求項3に記載の映像表示装置において、
前記接眼光学ユニットは、前記眼鏡レンズの内側に配置されていること、
を特徴とする映像表示装置。 - 請求項3に記載の映像表示装置において、
前記接眼光学ユニットは、前記眼鏡レンズの外側に配置されていること、
を特徴とする映像表示装置。 - 請求項3から5のいずれか一項に記載の映像表示装置において、
前記眼鏡における左右の眼鏡レンズの間に係合部材が設けられ、当該係合部材を介して前記投光ユニットが当該眼鏡に着脱可能に構成されていること、
を特徴とする映像表示装置。 - 請求項6に記載の映像表示装置において、
前記係合部材を介して前記眼鏡に着脱可能なカバーユニットを有すること、
を特徴とする映像表示装置。 - 請求項1から7のいずれか一項に記載の映像表示装置において、
前記接眼光学ユニットは、前記投光ユニットからの映像光を回折させて眼に導くプリズムを含み、前記プリズムは、ホログラムの反射膜を用いて形成されていること、
を特徴とする映像表示装置。
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