JP2003045988A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

Info

Publication number
JP2003045988A
JP2003045988A JP2001234928A JP2001234928A JP2003045988A JP 2003045988 A JP2003045988 A JP 2003045988A JP 2001234928 A JP2001234928 A JP 2001234928A JP 2001234928 A JP2001234928 A JP 2001234928A JP 2003045988 A JP2003045988 A JP 2003045988A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capacitor
semiconductor device
film
electrode portion
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001234928A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4540895B2 (ja
Inventor
Makio Iida
眞喜男 飯田
Hiroyuki Ban
伴  博行
Noriyuki Iwamori
則行 岩森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2001234928A priority Critical patent/JP4540895B2/ja
Publication of JP2003045988A publication Critical patent/JP2003045988A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4540895B2 publication Critical patent/JP4540895B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Bipolar Integrated Circuits (AREA)
  • Bipolar Transistors (AREA)
  • Element Separation (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体装置のチップサイズの大形化を伴うこ
となくコンデンサのための電極面積を大きくすることが
可能にし、容量の大形化及び高耐圧化を実現したコンデ
ンサを形成可能にすること。 【解決手段】 絶縁分離トレンチ6内にはN型不純物が
導入された埋込ポリシリコン6bが充填される。この埋
込ポリシリコン6bは、絶縁分離トレンチ6の側壁酸化
膜6aを誘電体薄膜としたコンデンサの第1の電極部と
して機能する。絶縁分離トレンチ6により区画された素
子形成領域5間の単結晶シリコン層11にはN型不純物
を導入されたN拡散層16が形成される。このN
散層16は、コンデンサの第2の電極部として機能す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板上に形成され
た素子間の絶縁分離をトレンチ分離技術を用いて行うよ
うにした半導体装置、特には、基板上に比較的大きい容
量のコンデンサを形成するのに適した半導体装置に関す
る。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来より、半導体集積
回路上に比較的大きい容量のコンデンサを形成する場合
には、半導体基板上に下部電極膜、誘電体薄膜、上部電
極膜を積層したMIM(Metal Insulator Metal )構造
とすることが行われているが、この構造では、コンデン
サの占有面積が相対的に拡大してチップ面積が大きくな
る問題点があり、また、大容量化のためには、誘電体薄
膜の膜厚を小さく設定することになるが、このように設
定するのに伴い電極間距離が小さくなるため、コンデン
サの耐圧を高くすることが困難になるという問題点もあ
った。
【0003】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであり、その目的は、チップサイズの大形化を
伴うことなくコンデンサのための電極面積を大きくする
ことが可能になって、容量の大形化及び高耐圧化を実現
したコンデンサを形成できるようになる半導体装置を提
供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の手段を採用できる。この手段のよう
に、絶縁分離トレンチの側壁絶縁膜を誘電体薄膜として
利用したコンデンサを形成する場合、その絶縁分離トレ
ンチは、素子の絶縁分離のために元々設けられているも
のであるから、半導体装置のチップサイズが拡大する恐
れがなくなる。また、絶縁分離トレンチはその延長が比
較的長いから、コンデンサの有効電極面積を大きく設定
することが可能となり、コンデンサ容量を大きくする上
で有利になる。しかも、このようにコンデンサ容量を有
効電極面積の拡大で確保できる結果、誘電体薄膜として
機能する側壁絶縁膜の膜厚を小さくしてコンデンサ容量
を稼ぐ必要がなくなり、容量の大形化と同時に高耐圧化
を実現したコンデンサを形成可能となる。
【0005】請求項2記載の手段によれば、コンデンサ
の第1の電極部は、絶縁分離トレンチ内に導電性材料
(例えば不純物を導入したポリシリコン)を充填して形
成され、コンデンサの第2の電極部は、隣接する素子形
成領域間に位置した半導体層、つまり半導体装置内での
デッドスペース(半導体装置用に必要ではあるが素子と
しての機能がないスペース)に不純物を導入して形成さ
れる。従って、各電極部のために新たなスペースを用意
する必要がなく、半導体装置のチップサイズが拡大しな
い。また、第1の電極部は、元々必要な絶縁分離トレン
チの形成時に同時に形成可能であり、第2の電極部は、
素子形成領域内の半導体素子のための製造プロセスを利
用して当該半導体素子と同時に形成可能であるから、製
造コストの抑制を図る上で有益となる。
【0006】請求項3記載の手段によれば、コンデンサ
と共に形成されたダイオードを、例えば素子形成領域内
の半導体素子の保護用として利用できるようになり、そ
の付加価値を高め得る。また、このダイオードは、隣接
する素子形成領域間に位置した半導体層(半導体装置内
でのデッドスペース)に形成されるから、チップサイズ
の拡大を招くことがない。
【0007】請求項4記載の手段によれば、コンデンサ
の誘電体薄膜を構成する側壁絶縁膜として半導体酸化膜
が用いられるから、その誘電体薄膜の形成を容易に行い
得ると共に、安定した誘電体特性が得られるようにな
る。
【0008】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、本発
明をBiCMOSプロセス技術により形成したICチッ
プに適用した第1実施例について図1ないし図6を参照
しながら説明する。図5には、ICチップ1(本発明で
いう半導体装置に相当)の平面レイアウトが示されてい
る。この図2において、ICチップ1は、シリコン基板
上に絶縁分離層を介して単結晶シリコン層を形成したS
OI(Silicon On Insulator)基板2を利用して製造さ
れるもので、その単結晶シリコン層上に、CMOS用素
子形成領域3、LDMOS(Lateral Double-diffusion
MOS)用素子形成領域4、バイポーラトランジスタ用素
子形成領域5を所定個数ずつ形成すると共に、各素子形
成領域3、4、5間をそれぞれ独立して囲んだ状態の絶
縁分離トレンチ6群を形成した構成となっている。尚、
各絶縁分離トレンチ6は、SOI基板2の絶縁分離層ま
で到達するように形成される。
【0009】図1には、図2中のX−X線に沿った部分
の断面構造が模式的に示され、図2ないし図4には、そ
の製造工程が模式的な断面図により示されており、ま
ず、製造工程について説明する。尚、図1ないし図4の
寸法比は正確ではない。図2において、主表面が鏡面研
磨されたN型単結晶シリコン基板7を用意し、その主表
面に気相拡散法を用いてアンチモンを約3μm程度の深
さまで拡散してN層8を形成する。このN型単結晶シ
リコン基板7とは別に、主表面が鏡面研磨されたP型単
結晶シリコン基板9(支持基板に相当)を用意し、その
主表面を熱酸化することにより厚さ約1μm程度のシリ
コン酸化膜10を形成する。次いで、シリコン基板7及
び9の各主表面側を清浄雰囲気内で貼り合わせ、110
0℃程度に加熱して接合する。この後に、N型単結晶シ
リコン基板7を例えば図中二点鎖線で示す状態まで研磨
することにより、約17μmの膜厚とする。これによ
り、支持基板となるP型単結晶シリコン基板9上に絶縁
分離層としてのシリコン酸化膜10を介して単結晶シリ
コン層11(半導体層に相当)を形成した状態のSOI
基板2が製造される。尚、単結晶シリコン層11は、約
3μmの膜厚のN層8上に約14μmの膜厚のN
11aを積層した形態となる。
【0010】そして、このようなSOI基板2に対し周
知のトレンチ形成技術を使用して絶縁分離トレンチ6に
より区分された素子形成領域を形成する。尚、図1、図
3及び図4には、2箇所のバイポーラトランジスタ用素
子形成領域5が現れている。絶縁分離トレンチ6を形成
する場合には、具体的には図示しないが、以下のような
各工程を行う。但し、以下の工程例は一般的な手順を示
したものであり、他の手順を採用しても良いことは勿論
である。
【0011】(a)マスク形成工程 単結晶シリコン層11上に、下地の役目を果たすシリコ
ン酸化膜を成膜すると共に、この上にシリコン窒化膜を
成膜し、さらにその上にエッチングマスクとして機能す
るシリコン酸化膜を成膜し、この三層構造膜をフォトエ
ッチング技術を利用してパターニングすることにより、
トレンチ6に対応した位置に開口部を形成し、以て層構
造のトレンチエッチングマスクを形成する。この場合、
上記シリコン窒化膜は、最上層のシリコン酸化膜(エッ
チングマスク)を除去する際のストッパの役目を果たす
ものである。
【0012】(b)トレンチエッチング工程 単結晶シリコン層11に対しトレンチエッチングマスク
を使用した異方性ドライエッチングを行うことにより、
当該トレンチエッチングマスクの開口部に対応した位置
にシリコン酸化膜10まで達するトレンチを形成する。
【0013】(c)側壁酸化工程 トレンチの側壁を熱酸化することにより側壁酸化膜を形
成する。尚、仮に、トレンチの底部がシリコン酸化膜1
0まで到達していないという加工不良があった場合、そ
の底部に残存した単結晶シリコン層11は、この側壁酸
化工程において表面側から熱酸化される。
【0014】(d)トレンチ埋め戻し工程 トレンチエッチングマスク上(シリコン酸化膜上)の全
面に、例えばCVD法によりポリシリコンを堆積するこ
とにより、トレンチを埋め戻した状態のポリシリコン膜
を成膜する。尚、この成膜時には、ポリシリコン膜にN
型の不純物(例えばリン、ひ素)が導入されるものであ
り、当該ポリシリコン膜が本発明でいう導電性材料とし
て機能するようになる。
【0015】(e)平坦化工程 トレンチエッチングマスクの最上層のシリコン酸化膜を
ストッパとしたドライエッチング処理または化学的機械
研磨処理を行うことにより、ポリシリコン膜をシリコン
酸化膜の面までエッチバックする。
【0016】(f)マスク除去工程 トレンチエッチングマスクの最上層のシリコン酸化膜
を、その下層のシリコン窒化膜をストッパとしたウエッ
トエッチングにより除去する。
【0017】(g)ポリシリコン膜除去工程 トレンチの上部に突き出した状態で残るポリシリコン膜
を、シリコン窒化膜をマスクとしたドライエッチングに
より除去する。
【0018】(h)ポリシリコン膜酸化工程 トレンチの上部に対応したポリシリコン膜に対し熱酸化
処理を施すことにより、トレンチの上部をトレンチエッ
チングマスク最下層のシリコン酸化膜と一体化されたシ
リコン酸化膜で覆った状態とする。
【0019】(i)シリコン窒化膜除去工程 シリコン窒化膜を、その下層のシリコン酸化膜とエッチ
ング選択性がある処理液によりウエットエッチングして
除去し、これにより図3に示すように、側壁酸化膜6a
(側壁絶縁膜に相当)が形成されたトレンチ内に、N型
不純物が導入された埋込ポリシリコン6b(導電性材料
に相当)を充填した状態の絶縁分離トレンチ6を形成す
る。尚、単結晶シリコン層11の上面全体(絶縁分離ト
レンチ6部分も含む)にはシリコン酸化膜12が形成さ
れた状態となる。
【0020】上記のような各工程の実行後には、各素子
形成領域3、4、5にそれぞれに対応した半導体素子を
作り込む。図4には、バイポーラトランジスタ用素子形
成領域5に対し、周知のフォトリソグラフィ工程、イオ
ン注入工程、拡散工程などの実行に応じてNPNトラン
ジスタを作り込んだ例が示されている。このNPNトラ
ンジスタは、ベース領域となるP拡散層13、エミッ
タ領域となるN拡散層14、N層11aと共にコレ
クタ領域を構成するN拡散層15を備えた構造となっ
ている。この場合、N拡散層15を形成する工程で
は、隣接する素子形成領域間(図4の例ではバイポーラ
トランジスタ用素子形成領域5間)に位置した単結晶シ
リコン層11のN層11aにも同時にN型不純物を導
入してN拡散層16を形成している。
【0021】次いで、図1に示すように、シリコン酸化
膜12にコンタクトホールを形成すると共に、そのコン
タクトホールを通じて、P拡散層13、N拡散層1
4、15及び16、埋込ポリシリコン6bとそれぞれ電
気的に接続された電極パッド17〜21を形成する。
尚、実際には、シリコン酸化膜12上に例えばBPS
G、BSGなどより成る層間絶縁膜を形成し、それらシ
リコン酸化膜12及び層間絶縁膜に対しコンタクトホー
ルを形成することが望ましい。
【0022】これにより、埋込ポリシリコン6bが本発
明でいう第1の電極部、N拡散層16が本発明でいう
第2の電極部、側壁酸化膜6aが本発明でいう誘電体薄
膜としてそれぞれ機能するコンデンサ(図6に符号Cを
付して示す)が形成される。この場合、N拡散層16
の電極パッド20は、ICチップ1上に形成された集積
回路(図6に符号22を付して示す)のための電源端子
+Vccに接続され、且つ埋込ポリシリコン6bの電極パ
ッド21はグランド端子に接続されるものであり、従っ
て、図6に示すように、コンデンサC及び集積回路22
は電源端子+Vccに対して並列接続された状態となり、
以てコンデンサCをノイズ吸収素子として機能させる得
るようになる。
【0023】上記した本実施例によれば、以下のような
効果を奏する。即ち、コンデンサCを形成する場合にお
いて、その誘電体薄膜として、半導体素子の絶縁分離の
ために元々設けられている絶縁分離トレンチ6の側壁酸
化膜6aを利用し、第1の電極部として当該絶縁分離ト
レンチ6の埋込ポリシリコン6bを利用し、第2の電極
部として隣接する素子形成領域間に位置した単結晶シリ
コン層11(ICチップ1内でのデッドスペース)を利
用する構成となっているから、誘電体薄膜や各電極部の
ために新たなスペースを用意する必要がなくなる。この
結果、ICチップ1のチップサイズが拡大する恐れがな
くなる。
【0024】また、絶縁分離トレンチ6はその延長が比
較的長いから、コンデンサCの有効電極面積を大きく設
定することが可能となり、その容量を大きくする上で有
利になる。しかも、このようにコンデンサCの容量を有
効電極面積の拡大で確保できる結果、誘電体薄膜として
機能する側壁酸化膜6aの膜厚を小さくして容量を稼ぐ
必要がなくなる。このため、容量の大形化と同時に高耐
圧化を実現したコンデンサCを形成可能となる。第1の
電極部となる埋込ポリシリコン6bは、絶縁分離トレン
チ6の形成時に同時に形成可能であり、また、第2の電
極部となるN拡散層16は、素子形成領域内の半導体
素子(例えばバイポーラトランジスタ)のための製造プ
ロセスを利用して当該半導体素子と同時に形成可能であ
るから、製造コストの抑制を図る上で有益となる。さら
に、コンデンサCの誘電体薄膜を構成する側壁絶縁膜と
してシリコンの熱酸化膜より成る側壁酸化膜6aが用い
られるから、その誘電体薄膜の形成を容易に行い得ると
共に、安定した誘電体特性が得られるようになる。
【0025】(第2の実施の形態)図7及び図8には本
発明の第2実施例が示されており、以下これについて前
記第1実施例と異なる部分のみ説明する。図7には、製
造途中のICチップ1の一部を切り出した部分の模式的
な斜視図が示され、図8には第1実施例における図6と
同等の回路構成図が示されている。図7において、IC
チップ23(半導体装置に相当)は、基本的な素子構成
は第1実施例と同様であるが、コンデンサCのための第
2の電極部(N拡散層16)の形成領域、つまり隣接
する素子形成領域間(図7の例ではバイポーラトランジ
スタ用素子形成領域5間)に位置した単結晶シリコン層
11に、ダイオード(図8に符号Dを付して示す)を形
成したことに構造上の特徴を有する。具体的には、NP
NトランジスタのためのP拡散層13の形成時に、単
結晶シリコン層11のN層11aにも同時にP型不純
物を部分的に導入してP拡散層24を形成しており、
これにより、N拡散層16及びN層8とP拡散層
24との間で、カソードが第2の電極部(N拡散層1
6)に接続された状態のダイオードD(図8参照)が構
成される。この場合、N拡散層16は電源端子+Vcc
に接続され、P拡散層24はグランド端子に接続され
るものであり、従って、ダイオードDは、図8に示すよ
うに、カソードが電源端子+Vccに接続され、且つアノ
ードがグランド端子に接続された状態となる。
【0026】この実施例によれば、コンデンサCと共に
形成されたダイオードDを、例えば集積回路22の保護
用として利用できるようになり、その付加価値を高め得
る。また、このダイオードDは、隣接する素子形成領域
間に位置した単結晶シリコン層11(半導体装置内での
デッドスペース)に形成されるから、チップサイズの拡
大を招くことがなくなる。
【0027】(その他の実施の形態)尚、本発明は上記
した実施例に限定されるものではなく、次のような変形
または拡張が可能である。単結晶シリコン基板9を支持
基板としたSOI基板2を利用する例で説明したが、支
持基板の材料としては、単結晶シリコン基板に限らず、
他の半導体基板或いは絶縁性を有する半導体基板やセラ
ミック基板(例えばアルミナ基板)或いはガラス基板な
どを用いることができる。具体的には、例えば、図1と
同一部分に同一符号を付して示す図9のように、比抵抗
が大きなシリコン基板25(支持基板)上に単結晶シリ
コン層11を直接的に形成した半導体基板26を用いる
構成とすることが考えられる。特に、このように絶縁性
を有する支持基板を用いる場合には絶縁分離層(上記し
た第1及び第2の各実施例の場合、シリコン酸化膜1
0)が不要になる(SOS(Silicon On Sapphire )基
板を用いる場合なども該当する)。また、貼り合わせ法
により形成したSOI基板2を用いる構成としたが、絶
縁膜埋込法(例えばSIMOX)など、他の手法により
形成したSOI基板を用いても良いことは勿論である。
【0028】本発明でいうダイオードはツェナーダイオ
ードを含む概念であり、特にツェナーダイオードを形成
する場合には、複数個のツェナーダイオードを形成して
直列接続する構成とすれば、その耐圧を高めることがで
きる。BiCMOSプロセス技術により形成したICチ
ップに限らず、絶縁分離トレンチを備えた半導体装置全
般に広く適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す要部の模式的な縦断
面図
【図2】製造途中の状態を示す模式的な縦断面図その1
【図3】製造途中の状態を示す模式的な縦断面図その2
【図4】製造途中の状態を示す模式的な縦断面図その3
【図5】ICチップの模式的なレイアウト図
【図6】ICチップの概略的回路構成図
【図7】本発明の第2実施例を示すもので、製造途中の
ICチップの一部を切り出した状態での模式的な斜視図
【図8】図6相当図
【図9】他の実施例を示す図1相当図
【符号の説明】
1はICチップ(半導体装置)、2はSOI基板、3は
CMOS用素子形成領域、4はLDMOS用素子形成領
域、5はバイポーラトランジスタ用素子形成領域、6は
絶縁分離トレンチ、6aは側壁酸化膜(誘電体薄膜)、
6bは埋込ポリシリコン(導電性材料、第1の電極
部)、9は単結晶シリコン基板(支持基板)、11は単
結晶シリコン層(半導体層)、16はN拡散層(第2
の電極部)、23はICチップ(半導体装置)、25は
支持基板、Cはコンデンサ、Dはダイオードを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/8249 H01L 27/06 101D 27/04 101U 27/06 29/72 P 27/08 331 21/76 L 27/12 29/732 (72)発明者 岩森 則行 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 Fターム(参考) 5F003 AZ03 BA25 BA27 BH06 BH18 BJ12 BJ15 BJ18 5F032 AA06 AA07 AA10 AA47 AA63 BB01 BB04 CA15 CA17 CA18 CA20 DA02 DA23 DA24 DA25 DA28 DA33 DA45 DA53 DA71 5F038 AC03 AC05 AC10 AC14 AC15 AC19 EZ05 EZ06 EZ20 5F048 AA10 AC05 AC10 BA16 BG05 BG14 CA03 CA04 CA07 5F082 AA08 AA33 BA06 BC01 BC11 BC13 CA01 EA12 EA31

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持基板上にこれと電気的に絶縁した状
    態で形成された半導体層に当該絶縁機能部分に達する絶
    縁分離トレンチにより区分された複数の素子形成領域を
    設けて成る半導体装置において、 前記絶縁分離トレンチの側壁絶縁膜を誘電体薄膜として
    利用したコンデンサを形成したことを特徴とする半導体
    装置。
  2. 【請求項2】 前記絶縁分離トレンチ内に導電性材料を
    充填して形成された第1の電極部と、 隣接する素子形成領域間に位置した半導体層に不純物を
    導入して形成された第2の電極部とを有し、 前記第1の電極部及び第2の電極部とこれらの間に挟ま
    れた前記側壁絶縁膜により前記コンデンサを構成するこ
    とを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の半導体装置において、 隣接する素子形成領域間に位置した半導体層に、カソー
    ドが前記第2の電極部と接続された状態とされたダイオ
    ードを形成したことを特徴とする半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記側壁絶縁膜は、前記絶縁分離トレン
    チ内に露出した半導体層を酸化して形成した酸化膜であ
    ることを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載の
    半導体装置。
JP2001234928A 2001-08-02 2001-08-02 半導体装置 Expired - Fee Related JP4540895B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001234928A JP4540895B2 (ja) 2001-08-02 2001-08-02 半導体装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001234928A JP4540895B2 (ja) 2001-08-02 2001-08-02 半導体装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003045988A true JP2003045988A (ja) 2003-02-14
JP4540895B2 JP4540895B2 (ja) 2010-09-08

Family

ID=19066454

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001234928A Expired - Fee Related JP4540895B2 (ja) 2001-08-02 2001-08-02 半導体装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4540895B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006081255A (ja) * 2004-09-08 2006-03-23 Fuji Electric Device Technology Co Ltd インバータ装置、集積回路チップ及び車両駆動装置
US7105910B2 (en) 2003-11-25 2006-09-12 Denso Corporation Semiconductor device having SOI construction
JP2008098201A (ja) * 2006-10-05 2008-04-24 Denso Corp 半導体装置
JP2008153403A (ja) * 2006-12-15 2008-07-03 Denso Corp 半導体装置
JP2009032822A (ja) * 2007-07-25 2009-02-12 Denso Corp 半導体装置
WO2009101870A1 (ja) * 2008-02-12 2009-08-20 Nec Corporation 半導体装置
JP2013033917A (ja) * 2011-07-05 2013-02-14 Denso Corp 半導体装置
JP2020191412A (ja) * 2019-05-23 2020-11-26 株式会社東海理化電機製作所 半導体装置及び半導体装置の製造方法
JP2020191413A (ja) * 2019-05-23 2020-11-26 株式会社東海理化電機製作所 半導体装置

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7105910B2 (en) 2003-11-25 2006-09-12 Denso Corporation Semiconductor device having SOI construction
JP2006081255A (ja) * 2004-09-08 2006-03-23 Fuji Electric Device Technology Co Ltd インバータ装置、集積回路チップ及び車両駆動装置
JP4647266B2 (ja) * 2004-09-08 2011-03-09 富士電機システムズ株式会社 インバータ装置、集積回路チップ及び車両駆動装置
JP2008098201A (ja) * 2006-10-05 2008-04-24 Denso Corp 半導体装置
JP2008153403A (ja) * 2006-12-15 2008-07-03 Denso Corp 半導体装置
JP2009032822A (ja) * 2007-07-25 2009-02-12 Denso Corp 半導体装置
WO2009101870A1 (ja) * 2008-02-12 2009-08-20 Nec Corporation 半導体装置
JP2013033917A (ja) * 2011-07-05 2013-02-14 Denso Corp 半導体装置
JP2020191412A (ja) * 2019-05-23 2020-11-26 株式会社東海理化電機製作所 半導体装置及び半導体装置の製造方法
JP2020191413A (ja) * 2019-05-23 2020-11-26 株式会社東海理化電機製作所 半導体装置
WO2020235639A1 (ja) * 2019-05-23 2020-11-26 株式会社東海理化電機製作所 半導体装置及び半導体装置の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4540895B2 (ja) 2010-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3111947B2 (ja) 半導体装置、その製造方法
KR100243658B1 (ko) 기판 변환기술을 이용한 인덕터 소자 및 그 제조 방법
EP0615286B1 (en) Semiconductor device provided with isolation region
JP2002289873A (ja) Soi半導体集積回路及びその製造方法
JP3888658B2 (ja) Soi構造を有する半導体素子及びその製造方法
JP3014012B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP3818673B2 (ja) 半導体装置
US5841182A (en) Capacitor structure in a bonded wafer and method of fabrication
JPH09331072A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP4540895B2 (ja) 半導体装置
JPH1070245A (ja) 基板から誘電的に絶縁されたデバイス及び接合絶縁されたデバイスを含む集積回路
KR100854077B1 (ko) 웨이퍼 본딩을 이용한 soi 기판 제조 방법과 이 soi기판을 사용한 상보형 고전압 바이폴라 트랜지스터 제조방법
JP5069851B2 (ja) 半導体装置
US7358545B2 (en) Bipolar junction transistor
JP2979554B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPH07161936A (ja) 半導体記憶装置とその製造方法
US7709926B2 (en) Device structures for active devices fabricated using a semiconductor-on-insulator substrate and design structures for a radiofrequency integrated circuit
JP4608805B2 (ja) 絶縁分離型半導体装置の製造方法
JP2005039057A (ja) 半導体装置およびその製造方法
US7790564B2 (en) Methods for fabricating active devices on a semiconductor-on-insulator substrate utilizing multiple depth shallow trench isolations
JP3052975B2 (ja) 半導体装置
WO1994015360A1 (en) Semiconductor device
KR0171000B1 (ko) 자동 정의된 베이스 전극을 갖는 바이폴라 트랜지스터 구조 및 그 제조방법
JP2005197448A (ja) 半導体記憶装置、及び、半導体記憶装置の製造方法
KR101057696B1 (ko) 바이폴라 트랜지스터의 제조방법

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041029

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050315

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050428

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050906

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051025

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070403

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070601

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071204

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100521

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100623

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130702

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees