JP2003045969A - デュアルダマシン工程を利用した配線形成方法 - Google Patents

デュアルダマシン工程を利用した配線形成方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 下部導電性パターンの損傷を最少化する電気
的配線の形成方法を提供する。 【解決手段】 第1絶縁膜30上に、第1阻止膜32及
び第2阻止膜36及び第3絶縁膜38を形成する。第3
絶縁膜38上にキャッピング膜40を形成する。キャッ
ピング膜40、第3絶縁膜38及び第2絶縁膜34の所
定部位をエッチングしてビアホール42を形成する。露
出された第1阻止膜32上にポリマー膜46を形成す
る。残留しているキャッピング膜40及び第3絶縁膜3
8を連続的にエッチングし、トレンチを形成する。フォ
トレジストパターン44、ポリマー膜46及びビアホー
ル42の底面に露出された第1阻止膜32を除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置での電
気的配線の形成方法に関するものであり、より詳細に
は、コンタクトと導電ラインを同時に形成するデュアル
ダマシン工程を利用した電気的配線の形成方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近来、コンピュータのような情報媒体の
急速な普及に伴って、半導体装置は飛躍的に発展してい
る。その機能面において、半導体装置は高速で動作する
と同時に大容量の貯蔵能力を有することが要求される。
これにより、半導体装置は、集積度、信頼度および応答
速度などを向上させる方向に製造技術が発展している。
前記製造技術うちの電気的配線を形成する技術に関する
要求がさらに厳格になっている。
【0003】従来の半導体装置での電気的配線は、低い
コンタクト抵抗と工程進行の容易性によりアルミニウム
を使用する配線構造が主に使用された。しかし、半導体
装置が高集積化されながら、アルミニウム配線構造は接
合スパイク不良、エレクトロマイグレーション(ele
ctro migration)問題などにより使用
に限界があったし、また、半導体装置の応答速度向上の
ために、アルミニウムよりさらに低い抵抗を有する物質
が要求されている。
【0004】これにより、最近、低抵抗を有しながらエ
レクトロマイグレーション特性が優れる銅配線の使用と
共に、低誘電絶縁膜による電気的配線の形成が常用化さ
れている。しかし、銅はシリコン又は大部分の金属層で
速く拡散されるので、従来のフォトリソグラフィ工程を
適用できないために、一般的にダマシン工程により電気
的配線を形成する。ダマシン工程を使用して電気的配線
を形成する時には、導電ラインとコンタクトを同時に形
成することができるデュアルダマシン(dual da
macine)工程を使用することが経済的である。
【0005】デュアルダマシン構造は、下部の導電体と
連結させるためのコンタクトが形成される部位であるビ
アホール(Via hole)と導電ラインが形成され
る部位であるトレンチ(trench)が形成された構
造として、次のうちのいずれか一つのエッチング方法に
よりなる。デュアルダマシン構造を形成するためのエッ
チング方法は、第一に、ビアをまず形成し、その後にト
レンチを形成する方法(ビアファースト、Via fi
rst)、第二に、トレンチをまず形成し、その後にビ
アを形成する方法(トレンチファースト、Tranch
first)、第三に、ビアとトレンチを一度に形成
する方法(埋め込みトレンチ、buried Tren
ch)を挙げることができる。
【0006】前記の方法は、フォトリソグラフィ工程及
びエッチング工程がビア又はトレンチのうち、いずれか
一つをまず形成するかにより区分され、これは形成され
るトレンチとビアのサイズ、トレンチとビアのミスアラ
イン(misalign)許容程度などによって適切な
方法を選択することができる。
【0007】前記列挙された方法のうちで、ビアホール
をまず形成させる(ビアファースト)方法によるデュア
ルダマシン構造は工程が単純であり、トレンチとビアホ
ールのミスアライン限界を克服できる方法としてよく使
用されている。
【0008】図1乃至図4は、従来のデュアルダマシン
工程を使用した電気的な配線形成方法を説明するための
断面図である。
【0009】図1に示すように、半導体基板上に導電性
物質が埋立てられているホール又はトレンチを備える第
1絶縁膜10を形成する。したがって、第1絶縁膜10
の上部面の所定部位には、導電性物質が埋め立てられる
ことからなる導電性パターン10aの上部面が各々露出
されている。
【0010】続いて、第1絶縁膜10上に阻止膜12を
形成し、順次に第2絶縁膜14及び低誘電物質からなる
第3絶縁膜16を形成する。第3絶縁膜16は一般的に
誘電定数(dielectric constant、
k)が3.5以下である物質からなる。
【0011】第2絶縁膜14は後続工程により導電体間
を連結するためのビアホールが形成され、ビアホール間
を絶縁する役割を有する。また、第3絶縁膜16は後続
工程により上部の導電ラインを形成されるためのトレン
チが形成され、上部導電ライン間を絶縁する役割を有す
る。したがって、第3絶縁膜16は隣接する上部導電ラ
イン間のキャパシタンスが増加することを防止するため
に、低誘電物質を使用して形成する。一般的に、第3絶
縁膜16は低誘電物質である炭素又は炭素化合物を含
む。
【0012】図2に示すように、第1絶縁膜10の所定
部位に形成されている導電性パターン10aの上部に位
置する阻止膜12の一部が露出されるように第3絶縁膜
16a及び第2絶縁膜14aの所定部位をエッチングし
てビアホール18を形成する。従って、ビアホール18
の低部に露出される阻止膜12の基底下に導電性パター
ン10aが位置する。
【0013】図3に示すように、第3絶縁膜16bの所
定部位をエッチングして、ビアホール18と重畳される
部分を有するライン形のトレンチ20を形成する。トレ
ンチ20はエッチングされる部位がビアホール18を含
み、ビアホール18より広く形成される。トレンチ20
は後続工程により上部の導電ラインに形成される。
【0014】炭素又は炭素化合物を含む第3絶縁膜16
bをエッチングするためには、CxFyガスと共に酸素
ガス及び窒素ガスを含む混合ガスを使用してプラズマエ
ッチングを実施しなければならない。しかし、第3絶縁
膜16bをエッチングするエッチングガスは、阻止膜1
2aとのエッチング選択比が低い。従って、第3絶縁膜
16bのエッチングを実施すると、第3絶縁膜16bの
みがエッチングされるものではなく、ビアホール18b
の底面に露出されている阻止膜12aも同時にエッチン
グされる。
【0015】阻止膜12aがエッチングされ、阻止膜1
2aの下の導電性パターン10aの上部面の一部が露出
されると、露出された導電性パターン10aの上部面に
高エネルギーを有するプラズマが衝突して、コンタクト
よりなるべきものである下部導電性パターン10aが損
傷される。
【0016】図4に示すように、ビアホール18b底面
に残っている阻止膜12aを除去し、ビアホール18b
とトレンチ20に導電性物質22を埋め込ませる。続い
て、ビアホール18b及びトレンチ20にのみ導電性物
質22が残っているように研磨を実施して電気的配線を
形成する。
【0017】前記の方法により電気的配線を形成する
と、説明したように導電ラインを形成するためのトレン
チ20をエッチングする時、ビアホール18bの底面の
阻止膜12aも共にエッチングされ、下部の導電性パタ
ーン10aが損傷される。これにより、低抵抗を有する
コンタクトを具現することが困難である。
【0018】これを克服するために、ビアホールを形成
した以後に有機物からなる反射防止膜を形成し、その後
にトレンチをエッチングする方法が提案された。しか
し、前記の方法を実施すると、第3絶縁膜でエッチング
が実施されなければならない部位であるにも拘わらず、
エッチングされない場合が頻繁に発生し、半導体装置の
不良が誘発される。
【0019】また、他の方法として、ビアホールを形成
した後に、スピン−オン−ガラス層を形成する。そし
て、第3絶縁膜をエッチングしてトレンチを形成し、そ
の後にスピン−オン−ガラス層を除去する方法が米国特
許第6,204,096号に開示されている。前記の方
法は、トレンチエッチング時にスピン−オン−ガラス層
により下部膜を保護する方法であるが、後続工程で前記
スピン−オン−ガラス層のみを除去することが容易でな
い。また、ビアホールを形成する時にエッチング終了点
を知らせてくれるエッチング阻止膜が形成されていない
ために、プラズマにより下部導電性パターンが損傷する
ことがある。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、下部
導電性パターンの損傷を最小化し、低いコンタクト抵抗
を有するようにデュアルダマシン工程を使用して電気的
配線を形成することにある。
【0021】
【発明を解決するための手段】上述した本発明の目的を
達成するための本発明の方法は、半導体基板上に導電性
物質が埋立てられているホール又は第1トレンチを備え
る第1絶縁膜を形成する。第1絶縁膜上に炭素又は炭素
化合物を含む非酸化物系列の絶縁物質からなる第1阻止
膜を形成した後、順次に酸化物系列の第2絶縁膜を形成
する。第2絶縁膜上に酸化物系列の絶縁物質からなる第
3絶縁膜を形成する。第3絶縁膜上に非炭素性酸化物系
列の絶縁物質からなるキャッピング膜を形成する。導電
性物質が埋立てられたホール又は第1トレンチの上部に
該当される第1阻止膜の一部分が露出されるように、キ
ャッピング膜、第3絶縁膜及び第2絶縁膜の所定部位を
エッチングしてビアホールを形成する。ビアホールが形
成されているキャッピング膜上にビアホールを含むライ
ン形の第2トレンチを形成するためのフォトレジストパ
ターンを形成する。フォトレジストパターンをエッチン
グマスクにしてキャッピング膜を部分的にエッチングし
ながら、キャッピング膜をエッチングするためのエッチ
ングガスと反応して、第1阻止膜上には第1阻止膜を保
護するに十分なポリマー膜を形成する。フォトレジスト
パターンをエッチングマスクにし、前記残っているキャ
ッピング膜及び第3絶縁膜を連続的にエッチングして第
2トレンチを形成する段階と、フォトレジストパターン
及びポリマー膜を除去し、続いて、ビアホールの底面に
露出された第1阻止膜を除去する。そして、前記結果物
に導電物質を埋立てさせて電気的配線を形成する。
【0022】前記の方法によると、キャッピング膜を部
分的にエッチングする時、キャッピング膜をエッチング
するためのエッチングガスと反応して第1阻止膜上に
は、ポリマーが十分に形成される。ポリマーは第2トレ
ンチをエッチングする時、第1阻止膜が共にエッチング
されないように第1阻止膜を保護して、下部の導電性パ
ターンの損傷を防止する。従って、低いコンタクト抵抗
を有する電気的配線を形成することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の望
ましい実施例をより詳細に説明する。
【0024】図5乃至図15は、本発明の一実施形態に
よるデュアルダマシン工程を使用した電気的配線の形成
方法を説明するための断面図である。
【0025】図5に示すように、半導体基板(図示せ
ず)上に導電性物質が埋立てられているホール又はトレ
ンチを備える第1絶縁膜30を形成する。即ち、第1絶
縁膜30の上部面の所定部位には、ホール又はトレンチ
に導電性物質が埋立てられて形成される導電性パターン
30aの上部面が各々露出されている。
【0026】具体的に説明すると、半導体基板上に絶縁
膜を形成した後、絶縁膜上に導電性パターンが形成され
る部位にホール又はトレンチを形成する。続いて、ホー
ル又はトレンチの内部に導電性物質を埋立てる。また、
導電性物質をエッチバック(etch back)又は
化学機械的研磨(chemical mechanic
al polishing;CMP)方法によりエッチ
ングし、導電性パターン30aが上部面に露出される第
1絶縁膜30を形成する。
【0027】他の方法として、絶縁膜が形成されている
半導体基板上に導電性物質を蒸着しパターニングして、
導電性パターン30aを形成し、導電性パターン30a
上に絶縁膜を形成する。また、絶縁膜をエッチバック又
は化学機械的研磨(CMP)方法にエッチングすること
により、導電性パターン30aが上部面に露出される第
1絶縁膜30を形成することもできる。
【0028】図6に示すように、第1絶縁膜30上に第
1阻止膜32と第2絶縁膜34を順次に形成する。
【0029】第1阻止膜32は後続工程で膜をエッチン
グする時、エッチング終末点を知らせてくれる膜である
と同時に、第1阻止膜32の下に備えられる導電性パタ
ーン30aを保護する膜である。従って、第1阻止膜3
2は第1阻止膜32上に形成される第2絶縁膜34とエ
ッチング選択比が大きくて、後続工程で第2絶縁膜34
をエッチングする時に第2絶縁膜34がエッチングされ
る速度に比べて、第1阻止膜32のエッチング速度が相
対的に相当に遅いように所定の物質で形成しなければな
らない。
【0030】したがって、第1阻止膜32は炭素(C)
又は炭素化合物を含む非酸化物系列の絶縁物質で形成す
ることができる。例えば、第1阻止膜32はSiC膜で
形成することができる。
【0031】図7に示すように、第2絶縁膜34上に第
2阻止膜36と第3絶縁膜38を順次に形成する。
【0032】第3絶縁膜38は後続のエッチング工程に
より所定部位に上部の導電ラインを形成するためのトレ
ンチが形成され、トレンチ間を絶縁させる役割を有す
る。第2阻止膜36はトレンチを形成するために、第3
絶縁膜38をエッチングする時、正確な地点までエッチ
ングが実施されることができるようにエッチング終末点
を知らせてくれる膜である。
【0033】第2阻止膜36は窒化膜(SiN)で形成
したり、炭素又は炭素化合物を含む非酸化物系列の膜
(例えば、SiC)で形成することができる。しかし、
第2阻止膜36は工程の単純化のために形成しなくても
よい。
【0034】第3絶縁膜38は低誘電物質が含まれた酸
化物系列の絶縁物質からなる。
【0035】第3絶縁膜38は前記で説明したように、
後続工程により形成される導電ライン間を絶縁させる
が、導電ライン間の離隔される距離が近いために、導電
ライン間には導電ライン/第3絶縁膜/導電ラインの形
態の寄生キャパシタが形成される。寄生キャパシタは半
導体装置の応答速度を低下(RC delay)させる
ために、応答速度及び半導体装置の信頼性向上のため
に、寄生キャパシタのキャパシタンスを最少化しなけれ
ばならない。
【0036】したがって、第3絶縁膜38は低誘電物質
が含まれた酸化物系列の絶縁物質に形成し、誘電率を減
少させキャパシタンスを最少化する。第3絶縁膜38は
誘電定数kが3.5以下である物質を使用して形成す
る。具体的に、第3絶縁膜38は低誘電物質である炭素
又は炭素化合物がドーピングされた酸化物(carbo
n−doped oxide)、水素系酸化物(HS
Q;hydrogen silsesquiozxan
e)、メチル系酸化物(MSQ;Methyl sil
sesquioxane)を使用して形成することがで
きる。即ち、SiOC、SiOH、SiOCH3系の物
質で形成することができる。
【0037】図8に示すように、第3絶縁膜38上に炭
素又は炭素化合物を含まない非炭素酸化物系列の絶縁物
質からなるキャッピング膜40を形成する。
【0038】キャッピング膜40は、例えば、ドーピン
グされない酸化膜であるSiO2、PEOX、USG又
はTEOS膜で形成することができ、又は非炭素系列の
物質がドーピングされた酸化膜であるSiOF膜によっ
ても形成することができる。
【0039】キャッピング膜40は炭素又は炭素化合物
を含まない酸化物系列の絶縁物質からなるので、炭素又
は炭素化合物を含む非酸化物系列の絶縁物質からなる第
1阻止膜32とはエッチングガスによりエッチング選択
比の調節が可能である。具体的に、炭素又は炭素化合物
がエッチングされないエッチングガスを選択し使用する
ことにより、第1阻止膜32は殆どエッチングされず
に、キャッピング膜40のみをエッチングすることがで
きる。
【0040】図9に示すように、第1絶縁膜30に形成
されている導電性パターン30aの上部に位置する第1
阻止膜32の一部が露出されるように、キャッピング膜
40a、第3絶縁膜38a、第2阻止膜36a及び第2
絶縁膜34aの所定部位を連続的にエッチングしてビア
ホール42を形成する。
【0041】具体的に、キャッピング膜40a上にビア
ホールが形成される部位を特定するための第1フォトレ
ジストパターン(図示せず)を形成する。第2フォトレ
ジストパターン(図示せず)はエッチングを実施した後
に、導電性パターン30aの上部に位置する第1阻止膜
32が露出されるように所定の位置に形成される。続い
て、第1フォトレジストパターン(図示せず)をエッチ
ングマスクにして、キャッピング膜40a、第3絶縁膜
38a、第2阻止膜36a及び第2絶縁膜34aを連続
的にエッチングし、低部に第1阻止膜32を露出させる
ビアホール42を形成する。ビアホール42が形成され
た後には、第1フォトレジストパターン(図示せず)を
除去する。
【0042】図10に示すように、ビアホール42が形
成されているキャッピング膜40a上にトレンチが形成
される部位を特定するための第2フォトレジストパター
ン44を形成する。第2フォトレジストパターン44で
オープンされる部位は、ビアホール42を含みながらラ
イン形に形成される。
【0043】図11に示すように、第2フォトレジスト
パターン44をエッチングマスクにしてキャッピング膜
40bを部分的にエッチングし、キャッピング膜40b
をエッチングするエッチングガスによりビアホール42
aの底面には第1阻止膜32を保護するに十分なポリマ
ー膜46が形成される。この時、ビアホール42aの側
面にも若干のポリマーが形成される。
【0044】より詳細に説明すると、キャッピング膜4
0bを部分的にエッチングする時、キャッピング膜40
bはエッチングが実施されながら、ビアホール42a底
面に露出されている第1阻止膜32はエッチングが殆ど
実施されないか、又はエッチング速度が相対的に相当に
遅いエッチングガスを使用してエッチングを行う。即
ち、炭素又は炭素化合物を含まない酸化物系列のキャッ
ピング膜40bは、エッチングガスと反応してエッチン
グが実施され、炭素又は炭素化合物を含む非酸化物系列
の第1阻止膜32はエッチングガスと結合しながら、ポ
リマー膜46が形成されるようにするエッチングガスを
使用する。従って、条件により工程を実施すると、キャ
ッピング膜40bがエッチングされながら、第1阻止膜
32上には第1阻止膜32を保護するポリマー膜46が
形成される。
【0045】前記の条件を満足させるエッチングガス
は、CxFyガスを含む。CxFyガスはフッ素と炭素
の比であるy/xが3以下に組合わされたエッチングガ
スを使用する。例えば、エッチングガスはC26、C3
8、C48、C46又はC58のようなガスを使用す
ることができる。
【0046】また、エッチングガスはCxFyガスに酸
素及びCOのうちの一つ以上のガスをさらに添加するこ
ともできる。また、アルゴン(Ar)を含む不活性ガス
もCxFyとともに供給しても良い。
【0047】エッチングガスを使用してエッチングを実
施すると、シリコン(Si)と酸素(O2)が結合する
ことからなる酸化物系列のキャッピング膜40aは、エ
ッチングガスと反応してCFO、CO、CF2O、Si
Fのような反応ガスが形成されながら、エッチングが実
施される。しかし、炭素又は炭素化合物を含む非酸化物
系列の第1阻止膜32上には炭素とフッ素(C−F)又
は炭素と炭素(C−C)が結合してポリマー膜46が形
成される。
【0048】キャッピング膜40aをエッチングする時
は、キャッピング膜40b全体をエッチングせずに、一
部分のみをエッチングして第3絶縁膜38a上にキャッ
ピング膜40bを残す。
【0049】この理由は、万一キャッピング膜40bが
全てエッチングされると、下部膜である第3絶縁膜38
a上にもエッチングガスが伝達される。この時、エッチ
ングガスにより低誘電物質である炭素又は炭素化合物が
含まれている酸化物系列の第3絶縁膜38a上にもポリ
マー膜46が形成される。第3絶縁膜38a上にポリマ
ー膜46が形成されると、後続工程により第3絶縁膜3
8aをエッチングする時、ポリマー膜46が容易にエッ
チングされないために、正常なエッチングとならない。
これにより、工程不良が誘発される。
【0050】キャッピング膜40bを形成する際に考慮
すべき点は、前記のようにキャッピング膜40bを部分
的にエッチングした場合、第1阻止膜32上に第1阻止
膜32を保護するに十分なポリマー膜46が形成されな
ければないという点と、キャッピング膜40bは後続の
研磨工程により全て又は一部分のみ残留するように所定
の厚さを有しなければならないという点である。
【0051】万一、キャッピング膜40bをエッチング
する時、ポリマー膜46が十分に形成されないと、後続
工程によりトレンチを形成する際、第1阻止膜32がエ
ッチングされる。また、ポリマー膜46を十分に形成す
るためにキャッピング膜40bを厚く形成した場合、後
続の導電ラインを形成させるための研磨工程の以後にも
キャッピング膜40bが厚く残留して、寄生キャパシタ
のキャパシタンスが増加する。これは、キャッピング膜
40bは第3絶縁膜に比べて誘電定数が高いためであ
る。従って、これを考慮して、キャッピング膜40bを
最初に形成させる厚さ及びキャッピング膜40bを部分
的にエッチングする厚さを設定しなければならない。
【0052】キャッピング膜40bを部分的にエッチン
グする工程を一例を挙げて説明する。
【0053】キャッピング膜40bは第3絶縁膜上に約
2000Å(オングストローム)が形成されている。ま
た、第2フォトレジストパターン44をエッチングマス
クにしてキャッピング膜40bを約1500Å程度エッ
チングする。従って、エッチングが実施された領域のキ
ャッピング膜は約500Å程度が残留する。この時のエ
ッチングガスはCxFyガス(この時y/xは3以下)
を10乃至20sccm、アルゴンガスを0乃至100
0sccm、酸素ガスを0乃至10sccmの混合ガス
を使用し、5乃至50mTorrの圧力下で工程を実施
する。前記条件によりキャッピング膜40bをエッチン
グすると、第1阻止膜32上には200乃至500Åの
ポリマーが形成される。
【0054】図12に示すように、第2フォトレジスト
パターン44をエッチングマスクにして残留するキャッ
ピング膜40cと第3絶縁膜38bを第2阻止膜36a
が露出されるときまで連続的にエッチングしてトレンチ
48を形成する。トレンチ48はビアホール42bと重
畳されながらライン形で形成され、後続工程により導電
ラインに形成される。
【0055】トレンチ48を形成する時、第1阻止膜3
2上に形成されたポリマー膜46の消耗が最少化される
ようにするエッチング条件を使用し、ポリマー膜46に
より第1阻止膜32を保護する。即ち、残留しているキ
ャッピング膜40c及び第3絶縁膜38bをエッチング
する速度に比べて、ポリマー膜46がエッチングされる
速度が遅いように、第3絶縁膜38bとポリマー膜46
間のエッチング選択比が高い条件で工程を実施する。
【0056】前記の条件を満足させるエッチングガス
は、CxFyガスを含み、CxFyガスはフッ素と炭素
の比であるy/xが3以下に組合わされたエッチングガ
スを使用する。例えば、エッチングガスはC26、C3
8、C48、C46、又はC58のようなガスを使用
することができる。また、CxFyガスに窒素、酸素又
はCOガスのうちの一つ以上のガスをさらに添加するこ
とができる。また、CHxFy系ガスをさらに添加する
ことができる。CHxFy系ガスは、CH22、CH3
F、CHF3のようなガスを使用することができる。
【0057】一方、キャッピング膜40bを部分的にエ
ッチングする時に酸素を添加したければ、トレンチ48
を形成する時にはキャッピング膜40bを部分的にエッ
チングする時に酸素の流量の1.5乃至3倍の流量を加
える。
【0058】具体的に、トレンチ48を形成するための
エッチング条件の一例は、エッチングガスはCxFyガ
ス(この時y/xは3以下)を10乃至20sccm、
アルゴンガスを0乃至1000sccm、酸素ガスを0
乃至20sccm、窒素ガス又はN2Oガスが10乃至
200sccm、また、CHxFyガスを0乃至10s
ccmの混合ガスを使用することができ、10乃至10
0mTorrの圧力下で工程を実施する。
【0059】前記の条件により、トレンチ48を形成す
ると、ポリマー膜46により第1阻止膜32が保護され
るので、エッチングを実施する際に高エネルギーを有す
るイオンと下部の導電性パターン30aが衝突して、導
電性パターン30aの上部面の損傷を防止することがで
きる。従って、低抵抗を有するボーダレス(borde
rless)コンタクトを具現することができる。
【0060】図13に示すように、トレンチ48を形成
する時に、エッチングマスクとして使用した第2フォト
レジストパターン44をプラズマを使用するアッシング
工程により除去し、この時プラズマによりビアホール4
2bの底面に露出されているポリマー膜46もともに除
去する。
【0061】図14に示すように、ビアホール42bの
底面に露出されている第1阻止膜32aをエッチング
し、導電性パターン30aの上部面を露出させる。この
時、トレンチ48の低部に露出されている第2阻止膜3
6bもともにエッチングされる。したがって、導電ライ
ンとコンタクトを同時に形成するためのデュアルダマシ
ン構造が完成される。
【0062】図15に示すように、ビアホール42bと
トレンチ48内部を埋め込みながら、導電物質50を蒸
着させる。続いて、蒸着された導電物質50を研磨し、
上部面に第3絶縁膜38bと導電ライン50aが露出さ
れる電気的配線を形成する。
【0063】即ち、トレンチ48に埋められる導電物質
は導電ライン50aに形成され、トレンチ48の所定部
位から下部に繋がっているビアホール42bに埋められ
る導電物質50は、導電ライン50aと下部の導電性パ
ターン30aと連結するコンタクト50bの役割を有す
る。従って、導電ライン50aとコンタクト50bとが
同時に形成される。
【0064】導電物質50は、低抵抗を有しエレクトロ
マイグレーション特性が良好な物質を使用することがで
き、例えば、銅を使用する。
【0065】前記蒸着された導電物質50を研磨する工
程の際に、示したように第3絶縁膜38b上部に残留す
るキャッピング膜40cが全て研磨され、第3絶縁膜3
8bが露出される電気的配線を形成することができる。
キャッピング膜40cが全て除去される場合には、低誘
電物質を含む第3絶縁膜38bにより導電ライン50a
間が絶縁され、導電ライン50a間のキャパシタンスの
減少効果がある。
【0066】図示しなかったが、他の方法により、導電
物質50を研磨する工程時にキャッピング膜40cを一
部残留させることもできる。この時、残留しているキャ
ッピング膜40cは50乃至200Å以下に残留するよ
うにする。これは過度な研磨により第3絶縁膜38b及
び導電ライン50aの損傷を防止するためである。
【0067】しかし、望ましくは、研磨により第3絶縁
膜38b及び導電ライン50aが損傷されずに、キャッ
ピング膜40cが全て除去されるようにキャッピング膜
40cを最初に形成する厚さ、キャッピング膜40cを
部分的にエッチングする厚さ及び研磨条件などを調節す
ることが望ましい。
【0068】従って、上述したように、デュアルダマシ
ン構造を使用して電気的配線を形成する時、デュアルダ
マシン構造を形成するためのエッチング工程時に、下部
の導電性パターンを保護して導電性パターンの損傷を防
止する。したがって、ビアホールに埋められる導電物質
と導電性パターン間のコンタクト抵抗を減少させること
ができる。
【0069】以上、本発明の実施例によって詳細に説明
したが、本発明はこれに限定されず、本発明が属する技
術分野において通常の知識を有するものであれば本発明
の思想と精神を離れることなく、本発明を修正または変
更できるであろう。
【0070】
【発明の効果】本発明によると、ビアホールをまず形成
するデュアルダマシン工程による電気的配線を形成する
際に、上部導電ライン間を絶縁するために備えられる第
3絶縁膜上にキャッピング膜をさらに形成する。また、
ビアホールが形成した後に導電ラインに形成されるトレ
ンチを形成する前に、キャッピング膜を部分的にエッチ
ングしてビアホールの底面の第1阻止膜上にポリマーを
形成する。従って、後続工程により残留しているキャッ
ピング膜及び第3絶縁膜をエッチングしてトレンチを形
成する時に、ポリマーが第1阻止膜を保護し、ビアホー
ル底面に露出された第1阻止膜がエッチングされること
を防止する。したがって、第1阻止膜の基底に位置する
下部導電性パターンが損傷されることを防止することが
できる。また、第1阻止膜を除去してコンタクトを形成
する時に、コンタクト抵抗を減少することができるの
で、半導体装置の応答速度を含む各種特性が向上される
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来のデュアルダマシン工程を使用した電気
的配線の形成方法を説明するための断面図である。
【図2】 従来のデュアルダマシン工程を使用した電気
的配線の形成方法を説明するための断面図である。
【図3】 従来のデュアルダマシン工程を使用した電気
的配線の形成方法を説明するための断面図である。
【図4】 従来のデュアルダマシン工程を使用した電気
的配線の形成方法を説明するための断面図である。
【図5】 本発明の一実施形態によるデュアルダマシン
工程を使用した電気的配線の形成方法を説明するための
断面図である。
【図6】 本発明の一実施形態によるデュアルダマシン
工程を使用した電気的配線の形成方法を説明するための
断面図である。
【図7】 本発明の一実施形態によるデュアルダマシン
工程を使用した電気的配線の形成方法を説明するための
断面図である。
【図8】 本発明の一実施形態によるデュアルダマシン
工程を使用した電気的配線の形成方法を説明するための
断面図である。
【図9】 本発明の一実施形態によるデュアルダマシン
工程を使用した電気的配線の形成方法を説明するための
断面図である。
【図10】 本発明の一実施形態によるデュアルダマシ
ン工程を使用した電気的配線の形成方法を説明するため
の断面図である。
【図11】 本発明の一実施形態によるデュアルダマシ
ン工程を使用した電気的配線の形成方法を説明するため
の断面図である。
【図12】 本発明の一実施形態によるデュアルダマシ
ン工程を使用した電気的配線の形成方法を説明するため
の断面図である。
【図13】 本発明の一実施形態によるデュアルダマシ
ン工程を使用した電気的配線の形成方法を説明するため
の断面図である。
【図14】 本発明の一実施形態によるデュアルダマシ
ン工程を使用した電気的配線の形成方法を説明するため
の断面図である。
【図15】 本発明の一実施形態によるデュアルダマシ
ン工程を使用した電気的配線の形成方法を説明するため
の断面図である。
【符号の説明】
30 第1絶縁膜 30a 導電性パターン 32、32a 第1阻止膜 34、34a、34b 第2絶縁膜 36、34a、36b 第2阻止膜 38、38a、38b 第3絶縁膜 40、40a、40b、40c キャッピング膜 42、42a、42b ビアホール 44 第2フォトレジストパターン 46 ポリマー膜 48 トレンチ 50a 導電ライン 50b コンタクト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F033 HH11 JJ11 MM02 QQ09 QQ15 QQ25 QQ31 QQ37 QQ48 RR01 RR04 RR06 RR11 SS04 TT02 TT04 XX09 XX24

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板上に導電性物質が埋立てられて
    いるホール又は第1トレンチを備える第1絶縁膜を形成
    する段階と、 前記第1絶縁膜上に炭素又は炭素化合物を含む非酸化物
    系列の絶縁物質からなる第1阻止膜及び酸化物系列の第
    2絶縁膜を順次に形成する段階と、 前記第2絶縁膜上に酸化物系列の絶縁物質からなる第3
    絶縁膜を形成する段階と、 前記第3絶縁膜上に非炭素性酸化物系列の絶縁物質から
    なるキャッピング膜を形成する段階と、 前記導電性物質が埋立てられたホール又はトレンチの上
    部に該当する第1阻止膜の一部分が露出するように、前
    記キャッピング膜、第3絶縁膜、第2絶縁膜の所定部位
    をエッチングしてビアホールを形成する段階と、 前記ビアホールが形成されているキャッピング膜上に前
    記ビアホールを含むライン形のトレンチを形成するため
    のフォトレジストパターンを形成する段階と、 前記フォトレジストパターンをエッチングマスクにして
    キャッピング膜を部分的にエッチングしながら、前記キ
    ャッピング膜をエッチングするためのエッチングガスと
    反応して、前記第1阻止膜上には前記第1阻止膜を保護
    するに十分なポリマー膜を形成する段階と、 前記フォトレジストパターンをエッチングマスクにし、
    前記残っているキャッピング膜及び第3絶縁膜を連続的
    にエッチングして第2トレンチを形成する段階と、 前記フォトレジストパターン及びポリマ膜を除去する段
    階と、 前記ビアホールの底面に露出された第1阻止膜を除去す
    る段階と、 前記ビアホールおよび第2トレンチに導電物質を埋立て
    る段階を実施することを特徴とする半導体装置の配線形
    成方法。
  2. 【請求項2】前記第3絶縁膜は誘電定数3.5以下であ
    る酸化物系列の膜で形成されることを特徴とする請求項
    1に記載の半導体装置の配線形成方法。
  3. 【請求項3】前記第1阻止膜はSiC膜を含むことを特
    徴とする請求項1に記載の半導体装置の配線形成方法。
  4. 【請求項4】前記第3絶縁膜は炭素又は炭素化合物がド
    ーピングされた酸化物(carbon−doped o
    xide)、水素系酸化物(HSQ;hydrogen
    silsesquioxane)又はメチル系酸化物
    (MSQ;Methyl silsesquioxan
    e)を使用して形成することを特徴とする請求項1に記
    載の半導体装置の配線形成方法。
  5. 【請求項5】前記キャッピング膜はSiO2膜、TEO
    S膜、PEOX膜、SiOF膜又はBPSG膜で形成す
    ることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の配線
    形成方法。
  6. 【請求項6】前記キャッピング膜を部分的にエッチング
    する工程を実施するとき、前記ビアホールの底面に形成
    された第1阻止膜がエッチングされないエッチングガス
    を使用することを特徴とする請求項1に記載の半導体装
    置の配線形成方法。
  7. 【請求項7】前記キャッピング膜をエッチングするため
    のエッチングガスは、CxFyガスを含み、前記CxF
    yガスはフッ素と炭素の比であるy/xが3以下に組合
    わされたエッチングガスであることを特徴とする請求項
    6に記載の半導体装置の配線形成方法。
  8. 【請求項8】前記キャッピング膜をエッチングするため
    のエッチングガスはC26、C38、C48、C46
    58であることを特徴とする請求項7に記載の半導体
    装置の配線形成方法。
  9. 【請求項9】前記キャッピング膜をエッチングするため
    のエッチングガスは、酸素及びCOうちのいずれか一つ
    以上のガスをさらに加えることを特徴とする請求項7に
    記載の半導体装置の配線形成方法。
  10. 【請求項10】前記キャッピング膜をエッチングするた
    めのエッチングガスは不活性ガスをさらに含むことを特
    徴とする請求項7に記載の半導体装置の配線形成方法。
  11. 【請求項11】前記不活性ガスをアルゴンガスを含むこ
    とを特徴とする請求項10に記載の半導体装置の配線形
    成方法。
  12. 【請求項12】前記第2トレンチを形成するためのエッ
    チングガスは、フッ素と炭素の比であるy/xが3以下
    に組合わされたCxFyガスを含み、酸素、CO及び窒
    素うちのいずれか一つ以上のガスをさらに加えることを
    特徴とする請求項1に記載の半導体装置の配線形成方
    法。
  13. 【請求項13】前記CxFyガスは、C26、C38
    48、C46、C58であることを特徴とする請求項
    12に記載の半導体装置の配線形成方法。
  14. 【請求項14】前記第2トレンチを形成するためのエッ
    チングガスのうちの酸素ガスは、前記キャッピング膜を
    部分エッチングするときに比べて1.5倍乃至3倍の流
    量を使用することを特徴とする請求項12に記載の半導
    体装置の配線形成方法。
  15. 【請求項15】前記第2トレンチを形成するためのエッ
    チングガスは、CHxFy系ガスをさらに加えることを
    特徴とする請求項12に記載の半導体装置の配線形成方
    法。
  16. 【請求項16】前記CHxFy系ガスは、CH22、C
    3F、CHF3であることを特徴とする請求項15に記
    載の半導体装置の配線形成方法。
  17. 【請求項17】前記第2絶縁膜と第3絶縁膜との間に前
    記第2トレンチを形成する時に、エッチング終末点を知
    らせるための第2エッチング阻止膜をさらに形成するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の配線形成
    方法。
  18. 【請求項18】前記第2エッチング阻止膜はSiN膜又
    は炭素又は炭素化合物を含む非酸化物系列の膜を含むこ
    とを特徴とする請求項17に記載の半導体装置の配線形
    成方法。
  19. 【請求項19】前記フォトレジストパターン及びポリマ
    ー膜はプラズマアッシング工程を実施して同時に除去す
    ることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の配線
    形成方法。
  20. 【請求項20】前記第2トレンチ及びビアホールに埋め
    られる導電物質は銅を含むことを特徴とする請求項1に
    記載の半導体装置の配線形成方法。
  21. 【請求項21】前記導電物質を埋立てる段階を実施した
    以後に、前記第3絶縁膜及び第2トレンチに埋められて
    いる導電物質が上部面に露出されるようにする研磨工程
    をさらに実施することを特徴とする請求項1に記載の半
    導体装置の配線形成方法。
  22. 【請求項22】前記導電物質を埋立てる段階を実施した
    以後に、前記キャッピング膜及び前記第2トレンチに埋
    められている導電物質が上部面に露出されるようにする
    研磨工程をさらに実施することを特徴とする請求項1に
    記載の半導体装置の配線形成方法。
  23. 【請求項23】前記第3絶縁膜は、SiOC、SiOH
    又はSiOCH3系物質で形成することを特徴とする請
    求項1に記載の半導体装置の配線形成方法。
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