JP2003044787A - 磁気ヘッドユニット - Google Patents

磁気ヘッドユニット

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JP2003044787A JP2001230993A JP2001230993A JP2003044787A JP 2003044787 A JP2003044787 A JP 2003044787A JP 2001230993 A JP2001230993 A JP 2001230993A JP 2001230993 A JP2001230993 A JP 2001230993A JP 2003044787 A JP2003044787 A JP 2003044787A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カードの反りに対しても読み書き不良を防止
する。 【解決手段】 装置に固定された固定ブラケット11の
一対の腕部22,22には長穴25,25が設けられて
いる。これら長穴25,25にピン41,41を介して
ヘッドブラケット12が、ピン41の軸線周りと軸線と
直交する方向に揺動自在に支持されている。固定ブラケ
ット11とヘッドブラケット12との間には4本の圧縮
コイルばね14がそれぞれの4隅に弾装されている。ヘ
ッドブラケット12に上端部が固定された支持板15の
下端部には、磁気ヘッド13に対向するタッチローラ1
6が回転自在に支持されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気カード(以
下、単にカードと略称する。)の磁気データを読み書き
する磁気ヘッドユニットに関し、特に反りがあるカード
に有効な磁気ヘッドユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の磁気ヘッドユニット
は、カード搬送路を挟んで、磁気ヘッドとこの磁気ヘッ
ドに対向するタッチローラとが設けられ、このタッチロ
ーラによってカード搬送路を搬送されるカードが磁気ヘ
ッド側に押圧されている。そして、このタッチローラの
押圧によってカードを磁気ヘッドの先端に設けた読み書
き部に密着させることにより、この磁気ヘッドの読み書
き部によって磁気データの読み書きを行っている。これ
ら磁気ヘッドとタッチローラは、それぞれ個別のブラケ
ットを介してカード搬送路を形成するフレームに固定さ
れている。このような構成において、カードに反りがあ
ると、磁気ヘッドの読み書き部にカードの磁気ストライ
プ面が密着しないことがあり、このため読取り不良が発
生する。
【0003】これを防止するために、磁気ヘッドをブラ
ケットに揺動自在に支持させ、カードの反りに対応して
揺動することにより反りに追従させるものが提案されて
いる。例えば、特開平8−124337号公報に提案さ
れたものには、磁気ヘッドが取り付けられたブラケット
の相対向する両側面のそれぞれに一対のポストが同軸上
に植設され、これら側面と直交する側面の上下に一対の
ポストが平行となるように植設されている。一方、カー
ドリーダ・ライタ装置のフレームに固定されたブロック
には、前記4本のポストが係入する3個の溝が設けら
れ、これら溝にポストが係入されることにより、磁気ヘ
ッドがブロックに揺動自在に支持されている。したがっ
て、カードの反りに対して磁気ヘッドが揺動することに
より、磁気ヘッドとカードの密着性が悪くならないの
で、読取り不良が防止できるというものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように従来の磁気ヘッドユニットにおいては、磁気ヘ
ッドとタッチローラは、それぞれ個別のブラケットを介
してカード搬送路を形成するフレームに固定されている
ので、カードの反りに対して磁気ヘッドは揺動すること
により追従するが、タッチローラは同じ位置に固定され
た状態になっている。したがって、カードに反りがある
と、磁気ヘッドとタッチローラとの相対的な位置関係が
変わるため、タッチローラによってカードを押圧してい
るにもかかわらず、カードの磁気ストライプが磁気ヘッ
ドの読み書き部に適正に密着されず、読み書き不良が発
生するという問題があった。
【0005】本発明は上記した従来の問題に鑑みなされ
たものであり、その目的とするところは、カードの反り
に対しても読み書き不良を防止することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1に係る発明は、装置本体に固定された固定
ブラケットと、この固定ブラケットに揺動自在に支持さ
れたヘッドブラケットと、このヘッドブラケットに取り
付けられた磁気ヘッドと、この磁気ヘッドに対向するタ
ッチローラと、前記固定ブラケットと前記ヘッドブラケ
ットとの間に弾装された付勢手段とを備え、前記タッチ
ローラと前記ヘッドブラケットとを一体化したものであ
る。したがって、タッチローラがヘッドブラケットの揺
動に追従して一体的に揺動するので、タッチローラと磁
気ヘッドとの相対的位置関係が変わらない。
【0007】また、請求項2に係る発明は、請求項1に
係る発明において、前記固定ブラケットにヘッドブラケ
ットの揺動支軸を軸支する長穴を有する支持部を設け、
ヘッドブラケットを揺動支軸の周りと揺動支軸の軸線方
向と直交する方向に揺動自在に支持したものである。し
たがって、揺動支軸を中心にヘッドブラケットが揺動支
軸の周りと揺動支軸の軸線方向と直交する方向に揺動す
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。図1(a)は本発明に係る磁気ヘッ
ドユニットをカードリーダ・ライタに適用したカード搬
送路の平面図、同図(b)は同図(a)におけるI
(b)-I(b)線断面図である。図2は同じく磁気ヘッ
ドユニットを示し、同図(a)は平面図、同図(b)は
正面図、同図(c)は底面図、同図(d)は側面図であ
る。図3は同じく固定ブラケットを示し、同図(a)は
平面図、同図(b)は側面図、同図(c)は底面図、同
図(d)は正面図である。図4は同じくヘッドブラケッ
トを示し、同図(a)は平面図、同図(b)は側面図、
同図(c)は底面図、同図(d)は正面図である。
【0009】図5はカード搬送方向に反りがあるカード
と磁気ヘッドとの密着状態を説明するための側面図であ
って、同図(a)は反りのない状態を示し、同図(b)
はカード搬送方向に対して上方に反りがある状態を示
し、同図(c)はカード搬送方向に対して下方に反りが
ある状態を示す。図6はカード搬送方向と直交する方向
に反りがあるカードと磁気ヘッドとの密着状態を説明す
るための正面図であって、同図(a)は反りのない状態
を示し、同図(b)はカード搬送方向と直交する方向に
対して上方に反りがある状態を示し、同図(c)はカー
ド搬送方向と直交する方向に対して下方に反りがある状
態を示す。
【0010】図1において、全体を符号1で示すもの
は、カードリーダ・ライタであって、装置の筺体を形成
するロアーケース2が備えられ、このロアーケース2の
上端部は直角に折曲形成され、図示を省略したアッパー
ケースとともにカード3の搬送路を形成する搬送板2a
が設けられ、この搬送板2aの一方の側部には平面視正
方形の窓2bが切欠き形成されている。この窓2bに臨
むように、後述する磁気ヘッドユニット10がブラケッ
ト5を介してロアーケース2に固定されており、この磁
気ヘッドユニット10を構成する磁気ヘッド13とタッ
チローラ16が窓2bを挟んで対向している。
【0011】6はガイド部材であって、搬送板2a上に
カード3が搬送される矢印A方向に延在するように立設
されている。7はサイドフォース部材であって、ガイド
部材6に対向するようにして搬送板2a上に設けられ、
搬送板2a上を搬送されるカード3の一方の側端を押圧
してカード3の他方の側端をガイド部材6に押圧する。
このような構成において、搬送板2a上を図示を省略し
た搬送手段によって搬送されるカード3は、他方の側端
がガイド部材6に押圧されることにより、カード3の磁
気ストライプ3aが磁気ヘッド13に対応するようにカ
ード3の幅方向の位置決めがなされる。したがって、磁
気データが記録された磁気ストライプ3aがタッチロー
ラ16によって磁気ヘッド13に押圧されることにより
密着し、磁気ヘッド13によってデータの読み書きが行
われる。
【0012】次に、図2ないし図4を用いて本発明の特
徴である磁気ヘッドユニット10について説明する。図
2において、磁気ヘッドユニット10は、上述したブラ
ケット5を介してロアーケース2に固定される固定ブラ
ケット11と、この固定ブラケット11に揺動自在に支
持されたヘッドブラケット12と、このヘッドブラケッ
ト12に固定された磁気ヘッド13と、固定ブラケット
11とヘッドブラケット12との間に弾装された4個の
圧縮コイルばね14と、ヘッドブラケット12に上端部
が固定された支持板15と、磁気ヘッド13に対向する
ように支持板15の下端部に回動自在に支持されたタッ
チローラ16とによって概略構成されている。
【0013】図3に示すように、固定ブラケット11
は、厚みが大きく形成された上面部21と、互いに対向
する一対の腕部22,22とによって側面視コ字状に形
成されている。上面部21の中央部には、磁気ヘッド1
3の配線を導出する導出孔23が穿設され、底部の四隅
には4個の凹部24が設けられており、一対の腕部2
2,22には、長軸が腕部22の延在方向、すなわち同
図(d)中上下方向に設けられた長穴25,25が穿設
されている。
【0014】図4に示すように、ヘッドブラケット12
は、互いに対向する厚みが大きく形成された一対の側部
31,31と、互いに対向する一対の側部32,32と
によって、略角筒状に形成され、中央に磁気ヘッド13
が固定される中空部33が設けられている。このヘッド
ブラケット12の上面の四隅には、4個の凹部34が設
けられ、一対の側部32,32には、互いに対向する一
対の支承孔35,35がそれぞれ設けられている。
【0015】このような構成において、図2に示すよう
に、磁気ヘッド13が固定されたヘッドブラケット12
の一対の支承孔35,35に一対の揺動支軸としてのピ
ン41,41を植設する。ピン41,41を固定ブラケ
ット11の一対の長穴25,25に係入することによ
り、ヘッドブラケット12がピン41,41を介して固
定ブラケット11に、ピン41,41の軸線周りに揺動
自在に支持される。また、固定ブラケット11の4個の
凹部24とヘッドブラケット12の4個の凹部34との
間に4個の圧縮コイルばね14を弾装することにより、
4個の圧縮コイルばね14の弾発力によって、ヘッドブ
ラケット12はタッチローラ16側に押圧される。
【0016】また、ピン41が長穴25内を上方に遊動
可能に支持されていることにより、これら4個の圧縮コ
イルばね14の弾発力に抗して、ヘッドブラケット12
を固定ブラケット11側に押圧することにより、ヘッド
ブラケット12は固定ブラケット11にピン41の軸線
方向と直交する方向にも揺動自在に支持されている。こ
のように、ヘッドブラケット12をピン41の軸線周り
と軸線と直交する方向との両方向に揺動自在とするため
に、ピン41を長穴25内で支持することにより達成し
たので、ヘッドブラケット12の揺動構造が簡素化され
るとともに小型化される。支持板15は下端部に軸支し
た支持軸42にタッチローラ16が回転自在に支持され
ており、タッチローラ16は支持板15を介してヘッド
ブラケット12に一体化されている。
【0017】次に、このような構成の磁気ヘッドユニッ
ト10において反りが発生したカードに対する読み書き
動作を説明する。先ず、カード3の搬送方向に対して上
下方向に反りがある場合の磁気ヘッド13による読み書
き動作について主に図5を用いて説明する。図1(a)
において、カード3が搬送板2a上を図示を省略した搬
送手段によって矢印A方向に搬送され、カード3が磁気
ヘッド13とタッチローラ16との間に挟持されるよう
にして搬送され、タッチローラ16によってカード3が
磁気ヘッド13に押し付けられるので、カード3の磁気
ストライプ3aに記録された磁気データが磁気ヘッド1
3によって読み書きされる。この場合、カード3に反り
がない場合には、図5(a)に示すように、カード3が
平坦状に形成されていることにより、搬送されるカード
3によってヘッドブラケット12が揺動することがな
い。したがって、ヘッドブラケット12に支持板15を
介して一体化されたタッチローラ16も揺動することが
なく、磁気ヘッド13の読み書き部13aにカード3の
磁気ストライプ部3aが密着した状態が保持される。
【0018】次に、カード3がカード搬送方向Aに対し
て先端に向かって上方に反りがある場合には、同図
(b)に示すように、カード3の反りによってヘッドブ
ラケット12が圧縮コイルばね14の弾発力に抗してピ
ン41の軸線方向と直交するB方向に揺動する。このヘ
ッドブラケット12に支持板15を介して一体化されて
いるタッチローラ16もこのヘッドブラケット12の揺
動に追従して矢印B方向に揺動するので、磁気ヘッド1
3とタッチローラ16との相対的位置関係が同図(a)
で説明した状態から変わらずに保持される。したがっ
て、磁気ヘッド13とタッチローラ16とは揺動する
が、タッチローラ16によってカード3の磁気ストライ
プ部3aは磁気ヘッド13の読み書き部13aに密着さ
れた状態が保持されるので、磁気ヘッド13による読み
書き不良が防止される。
【0019】また、カード3がカード搬送方向Aに対し
て先端に向かって下方に反りがある場合には、同図
(c)に示すように、カード3の反りによってヘッドブ
ラケット12が圧縮コイルばね14の弾発力に抗してピ
ン41の軸線方向と直交する矢印C方向に揺動する。こ
のヘッドブラケット12に支持板15を介して一体化さ
れているタッチローラ16も、このヘッドブラケット1
2の揺動に追従して矢印C方向に揺動するので、磁気ヘ
ッド13とタッチローラ16との相対的位置関係が同図
(a)で説明した状態から変わらずに保持される。した
がって、磁気ヘッド13とタッチローラ16とは揺動す
るが、タッチローラ16によってカード3の磁気ストラ
イプ部3aは磁気ヘッド13の読み書き部13aに密着
された状態が保持されるので、磁気ヘッド13による読
み書き不良が防止される。
【0020】次に、カード3の搬送方向Aと直交する方
向に対して、上下方向にカード3に反りがある場合の磁
気ヘッド13による読み書き動作について図6を用いて
説明する。カード3に反りがない場合には、同図(a)
に示すように、カード3が平坦状に形成されていること
により、搬送されるカード3によってヘッドブラケット
12が揺動することがない。したがって、ヘッドブラケ
ット12に支持板15を介して一体化されたタッチロー
ラ16も揺動することがなく、磁気ヘッド13の読み書
き部13aにカード3の磁気ストライプ部3aが密着し
た状態が保持される。
【0021】次に、同図(b)に示すように、カード3
が図中右上がりに反りがある場合には、このカード3の
反りによってヘッドブラケット12が圧縮コイルばね1
4の弾発力に抗してピン41の軸線周りを矢印D方向に
揺動する。このヘッドブラケット12に支持板15を介
して一体化されているタッチローラ16も、このヘッド
ブラケット12の揺動に追従して矢印D方向に揺動する
ので、磁気ヘッド13とタッチローラ16との相対的位
置関係が同図(a)で説明した状態から変わらずに保持
される。したがって、磁気ヘッド13とタッチローラ1
6とは揺動するが、タッチローラ16によってカード3
の磁気ストライプ部3aは磁気ヘッド13の読み書き部
13aに密着された状態が保持されるので、磁気ヘッド
13による読み書き不良が防止される。
【0022】また、同図(c)に示すように、カード3
が図中左上がりに反りがある場合には、このカード3の
反りによってヘッドブラケット12が圧縮コイルばね1
4の弾発力に抗してピン41の軸線周りを矢印E方向に
揺動する。このヘッドブラケット12に支持板15を介
して一体化されているタッチローラ16も、このヘッド
ブラケット12の揺動に追従して矢印E方向に揺動する
ので、磁気ヘッド13とタッチローラ16との相対的位
置関係が同図(a)で説明した状態から変わらずに保持
される。したがって、磁気ヘッド13とタッチローラ1
6とは揺動するが、タッチローラ16によってカード3
の磁気ストライプ部3aは磁気ヘッド13の読み書き部
13aに密着された状態が保持されるので、磁気ヘッド
13による読み書き不良が防止される。
【0023】このように、磁気ヘッド13とタッチロー
ラ16とが一つの磁気ヘッドユニット10内に組み付け
られていることにより、従来のように個別のブラケット
を介して装置に取り付けていた場合と比較して、装置に
取付後における磁気ヘッド13とタッチローラ16間の
位置調整が不要になる。また、磁気ヘッドユニット毎の
交換ができるため、保守点検時等の交換が容易になる。
さらに、固定ブラケット11とヘッドブラケット12と
の間に弾装した圧縮コイルばね14を4隅に4本設けた
ことにより、カード3のあらゆる方向の反りに対して均
等の荷重によって揺動するので、カード3のあらゆる方
向の反りに対して追従性が向上する。また、圧縮コイル
ばね14を4本としたことにより、圧縮コイルばね14
のコイル径を小さくすることができるから、線径を小さ
くすることができ、かつ巻数も少なくできるので、固定
ブラケット11とヘッドブラケット12との間隔を小さ
くすることができ、磁気ヘッドユニット10の小型化を
図ることができる。
【0024】なお、本実施の形態においては、磁気ヘッ
ドユニット10をロアーケース2に固定したが、アッパ
ーケース側に固定してもよい。また、支持板15を介し
てタッチローラ16をヘッドブラケット12に一体化し
たが、ヘッドブラケット12に支持板15を一体形成す
ることにより支持板15を別部材としなくてもよい。ま
た、圧縮コイルばね14を4本設けたが、圧縮コイルば
ね14を固定ブラケット11とヘッドブラケット12の
中央に1本設け、両端を一対の押圧板で挟み、これら一
対の押圧板に固定ブラケット11とヘッドブラケット1
2のそれぞれの4隅を押圧する4個の突起を形成しても
よい。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、磁気ヘッドとタッチローラとの相対的な位
置関係が変化しないことにより、反りのあるカードであ
っても磁気ヘッドによる読み書き不良が防止できる。ま
た、磁気ヘッドとタッチローラが一つのユニット内に組
み付けられていることにより、従来のように個別のブラ
ケットを介して装置に取り付けていた場合と比較して、
装置に取付後における両部材間の位置調整が不要にな
る。また、ユニット毎の交換ができるため、保守点検時
等の交換が容易になる。
【0026】また、請求項2に係る発明によれば、ヘッ
ドブラケットを揺動支軸の軸線周りと軸線と直交する方
向との両方向に揺動自在とするのに、揺動支軸を長穴内
に支持することにより達成したので、ヘッドブラケット
の揺動構造が簡素化されるとともに小型化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 同図(a)は本発明に係る磁気ヘッドユニッ
トをカードリーダ・ライタに適用したカード搬送路の平
面図、同図(b)は同図(a)におけるI(b)-I
(b)線断面図である。
【図2】 本発明に係る磁気ヘッドユニットを示し、同
図(a)は平面図、同図(b)は正面図、同図(c)は
底面図、同図(d)は側面図である。
【図3】 本発明に係る磁気ヘッドユニットにおける固
定ブラケットを示し、同図(a)は平面図、同図(b)
は側面図、同図(c)は底面図、同図(d)は正面図で
ある。
【図4】 本発明に係る磁気ヘッドユニットにおけるヘ
ッドブラケットを示し、同図(a)は平面図、同図
(b)は側面図、同図(c)は底面図、同図(d)は正
面図である。
【図5】 本発明に係る磁気ヘッドユニットにおいて、
カード搬送方向に反りがあるカードと磁気ヘッドとの密
着状態を説明するための側面図であって、同図(a)は
反りのない状態を示し、同図(b)はカード搬送方向に
対して上方に反りがある状態を示し、同図(c)はカー
ド搬送方向に対して下方に反りがある状態を示す。
【図6】 本発明に係る磁気ヘッドユニットにおいて、
カード搬送方向と直交する方向に反りがあるカードと磁
気ヘッドとの密着状態を説明するための正面図であっ
て、同図(a)は反りのない状態を示し、同図(b)は
カード搬送方向と直交する方向に対して上方に反りがあ
る状態を示し、同図(c)はカード搬送方向と直交する
方向に対して下方に反りがある状態を示す。
【符号の説明】
1…磁気カードリーダ・ライタ、3…磁気カード、10
…磁気ヘッドユニット、11…固定ブラケット、12…
ヘッドブラケット、13…磁気ヘッド、14…圧縮コイ
ルばね、15…支持板、16…タッチローラ、22…腕
部、24,34…凹部、25…長穴、41…ピン。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体に固定された固定ブラケット
    と、この固定ブラケットに揺動自在に支持されたヘッド
    ブラケットと、このヘッドブラケットに取り付けられた
    磁気ヘッドと、この磁気ヘッドに対向するタッチローラ
    と、前記固定ブラケットと前記ヘッドブラケットとの間
    に弾装された付勢手段とを備え、前記タッチローラと前
    記ヘッドブラケットとを一体化したことを特徴とする磁
    気ヘッドユニット。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の磁気ヘッドユニットにお
    いて、前記固定ブラケットにヘッドブラケットの揺動支
    軸を軸支する長穴を有する支持部を設け、ヘッドブラケ
    ットを揺動支軸の周りと揺動支軸の軸線方向と直交する
    方向に揺動自在に支持したことを特徴とする磁気ヘッド
    ユニット。
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