JPH0628799A - カード読み取り・書き込み装置 - Google Patents
カード読み取り・書き込み装置Info
- Publication number
- JPH0628799A JPH0628799A JP4205944A JP20594492A JPH0628799A JP H0628799 A JPH0628799 A JP H0628799A JP 4205944 A JP4205944 A JP 4205944A JP 20594492 A JP20594492 A JP 20594492A JP H0628799 A JPH0628799 A JP H0628799A
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- JP
- Japan
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- card
- magnetic head
- reading
- magnetic
- parallel
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 カード面が損傷したり、磁気ヘッドが磨耗し
たりすることのないカード読み取り・書き込み装置を提
供する。 【構成】 カードの両面に設けられた磁気情報を読み取
り・書き込みするための一対の磁気ヘッド5,7を、カ
ード通路の両側に配置したカード読み取り・書き込み装
置である。少なくとも一方の磁気ヘッド5の先端には平
坦部が形成され、この平坦部が通路内のカード面に常に
平行に接するように、ばね部材21を介して、磁気ヘッ
ド5が支持されることを特徴とする。
たりすることのないカード読み取り・書き込み装置を提
供する。 【構成】 カードの両面に設けられた磁気情報を読み取
り・書き込みするための一対の磁気ヘッド5,7を、カ
ード通路の両側に配置したカード読み取り・書き込み装
置である。少なくとも一方の磁気ヘッド5の先端には平
坦部が形成され、この平坦部が通路内のカード面に常に
平行に接するように、ばね部材21を介して、磁気ヘッ
ド5が支持されることを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ヘッドを備えたカ
ード読み取り・書き込み装置に関する。
ード読み取り・書き込み装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、カードの両面に設けられた磁気
情報を読み取り・書き込みするための一対の磁気ヘッド
を備えた、カード読み取り・書き込み装置は知られてい
る。
情報を読み取り・書き込みするための一対の磁気ヘッド
を備えた、カード読み取り・書き込み装置は知られてい
る。
【0003】この種のものでは、磁気ヘッドは、ばね部
材により支持されており、カードに反りがある場合など
には、いずれか一方のばね部材が大きく撓んで、その反
対側のカード面に接するべき磁気ヘッドがそのカード面
に接触しなくなるという問題がある。これを解消するた
めに、従来、一方のばね部材がある程度撓むと、それに
規制を掛けて、それ以後は他方のばね部材が撓むように
したカード読み取り・書き込み装置が提案されている
(実公平3−29827号)。
材により支持されており、カードに反りがある場合など
には、いずれか一方のばね部材が大きく撓んで、その反
対側のカード面に接するべき磁気ヘッドがそのカード面
に接触しなくなるという問題がある。これを解消するた
めに、従来、一方のばね部材がある程度撓むと、それに
規制を掛けて、それ以後は他方のばね部材が撓むように
したカード読み取り・書き込み装置が提案されている
(実公平3−29827号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構成では、一方のばね部材に規制が掛かった後は、たと
え他方のばねが撓むにしても、カード面には磁気ヘッド
を介してかなりの荷重が掛かることになり、その荷重に
より、カード面が損傷したり、磁気ヘッドが磨耗したり
するという問題がある。
構成では、一方のばね部材に規制が掛かった後は、たと
え他方のばねが撓むにしても、カード面には磁気ヘッド
を介してかなりの荷重が掛かることになり、その荷重に
より、カード面が損傷したり、磁気ヘッドが磨耗したり
するという問題がある。
【0005】そこで、本発明の目的は、上述した従来の
技術が有する問題点を解消し、カード面が損傷したり、
磁気ヘッドが磨耗したりすることのないカード読み取り
・書き込み装置を提供することにある。
技術が有する問題点を解消し、カード面が損傷したり、
磁気ヘッドが磨耗したりすることのないカード読み取り
・書き込み装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、カードの両面に設けられた磁気情報を読
み取り・書き込みするための一対の磁気ヘッドを、カー
ド通路の両側に配置したカード読み取り・書き込み装置
において、少なくとも一方の磁気ヘッドの先端に平坦部
を形成し、この平坦部が通路内のカード面に常に平行に
接するように、ばね部材により磁気ヘッドを支持したこ
とを特徴とするものである。
に、本発明は、カードの両面に設けられた磁気情報を読
み取り・書き込みするための一対の磁気ヘッドを、カー
ド通路の両側に配置したカード読み取り・書き込み装置
において、少なくとも一方の磁気ヘッドの先端に平坦部
を形成し、この平坦部が通路内のカード面に常に平行に
接するように、ばね部材により磁気ヘッドを支持したこ
とを特徴とするものである。
【0007】また、本発明は、カードを挟持して移送す
るための駆動ローラ、および従動ローラを備え、カード
が挟持される時には、駆動ローラ側を基準にして従動ロ
ーラ側が離向するカード読み取り・書き込み装置におい
て、従動ローラの動きに連動するばね部材を設け、この
ばね部材により読み取り・書き込み用の磁気ヘッドを支
持したことを特徴とするものである。
るための駆動ローラ、および従動ローラを備え、カード
が挟持される時には、駆動ローラ側を基準にして従動ロ
ーラ側が離向するカード読み取り・書き込み装置におい
て、従動ローラの動きに連動するばね部材を設け、この
ばね部材により読み取り・書き込み用の磁気ヘッドを支
持したことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】本発明によれば、カード通路内にカードが移送
されると、カード両面の磁気情報が一対の磁気ヘッドを
介して読み取り・書き込みされる。この際には、磁気ヘ
ッドの先端に平坦部が形成されているので、磁気ヘッド
とカード面との間の接触面積は広く、単位面積当たりの
接触荷重は減少するので、磁気ヘッドの磨耗は少なくな
り、カード面の損傷は抑制される。
されると、カード両面の磁気情報が一対の磁気ヘッドを
介して読み取り・書き込みされる。この際には、磁気ヘ
ッドの先端に平坦部が形成されているので、磁気ヘッド
とカード面との間の接触面積は広く、単位面積当たりの
接触荷重は減少するので、磁気ヘッドの磨耗は少なくな
り、カード面の損傷は抑制される。
【0009】また、駆動ローラ、および従動ローラを備
えたものにあって、従動ローラの動きに連動するばね部
材に磁気ヘッドを装着すれば、カードの厚さに応じて従
動ローラが動いた時に、磁気ヘッドもまたカード厚に応
じて動くので、磁気ヘッドとカード面との間の接触荷重
は少なくなるので、この時にも磁気ヘッドの磨耗は減少
し、カード面の損傷は抑制される。
えたものにあって、従動ローラの動きに連動するばね部
材に磁気ヘッドを装着すれば、カードの厚さに応じて従
動ローラが動いた時に、磁気ヘッドもまたカード厚に応
じて動くので、磁気ヘッドとカード面との間の接触荷重
は少なくなるので、この時にも磁気ヘッドの磨耗は減少
し、カード面の損傷は抑制される。
【0010】
【実施例】以下、本発明によるカード読み取り・書き込
み装置の一実施例を添付図面を参照して説明する。
み装置の一実施例を添付図面を参照して説明する。
【0011】図1において、符号1,3は夫々カード通
路を形成する上部レール、および下部レールを示してお
り、各レール1,3はその中央部1a,3aが互いに接
近するように曲げ形成されている。この接近する部位1
a,3aは、後述するが、反りのあるカードを平坦に矯
正するのに役立つ部位であり、そこには夫々矩形孔があ
けられ、磁気ヘッド5,7が貫通している。
路を形成する上部レール、および下部レールを示してお
り、各レール1,3はその中央部1a,3aが互いに接
近するように曲げ形成されている。この接近する部位1
a,3aは、後述するが、反りのあるカードを平坦に矯
正するのに役立つ部位であり、そこには夫々矩形孔があ
けられ、磁気ヘッド5,7が貫通している。
【0012】下部レール3側の磁気ヘッド7は、まず、
コ字形にまげられた剛性の高いフレーム9に固定されて
おり、このフレーム9の一端9aはピン11を介して下
部レール3にヒンジ結合されている。そして、フレーム
9の中程9bには孔(図示せず)があけられ、この孔に
はねじ軸の細いねじ13が遊嵌され、このねじ13のね
じ軸にはばね15が取り付けられている。
コ字形にまげられた剛性の高いフレーム9に固定されて
おり、このフレーム9の一端9aはピン11を介して下
部レール3にヒンジ結合されている。そして、フレーム
9の中程9bには孔(図示せず)があけられ、この孔に
はねじ軸の細いねじ13が遊嵌され、このねじ13のね
じ軸にはばね15が取り付けられている。
【0013】しかして、通常は、ばね15のばね力によ
りフレーム9は下部レール3側に付勢されており、磁気
ヘッド7にカードが接触して、それが押されると、フレ
ーム9はピン11を支点にしてその他端9cが揺動する
仕組みである。この他端9cに係合するストッパ17
は、下部レール3に固定され、このストッパ17により
フレーム9のいわゆる揺動量が規制されている。
りフレーム9は下部レール3側に付勢されており、磁気
ヘッド7にカードが接触して、それが押されると、フレ
ーム9はピン11を支点にしてその他端9cが揺動する
仕組みである。この他端9cに係合するストッパ17
は、下部レール3に固定され、このストッパ17により
フレーム9のいわゆる揺動量が規制されている。
【0014】上部フレーム1側の磁気ヘッド5は、2枚
の板ばねを平行に並べた平行ばね21により支持されて
いる。しかして、この実施例によると、まず、磁気ヘッ
ド5の構造に特徴があり、その先端は、図2に示すよう
に、切り落とされてそこには平坦部5aが形成されてい
る。この平坦部は下部フレーム3側の磁気ヘッド7の先
端にも設けることが望ましい。この平坦部5aは、カー
ド面に接触する面積を広げて、単位面積当たりの接触荷
重を減少させるのに役立つ。
の板ばねを平行に並べた平行ばね21により支持されて
いる。しかして、この実施例によると、まず、磁気ヘッ
ド5の構造に特徴があり、その先端は、図2に示すよう
に、切り落とされてそこには平坦部5aが形成されてい
る。この平坦部は下部フレーム3側の磁気ヘッド7の先
端にも設けることが望ましい。この平坦部5aは、カー
ド面に接触する面積を広げて、単位面積当たりの接触荷
重を減少させるのに役立つ。
【0015】次に、支持の構造に特徴があり、この磁気
ヘッド5は、平行ばね21が撓む際にほぼ平行移動(図
示の状態では矢印の方向への上下運動)するように支持
されている。この平行ばね21は、図2からも明らかな
ように、スペーサ23,25を挟んで、ステンレス製の
板ばね27,29を平行に保持したものであり、これを
上部フレーム1に取り付けるには、図1に示すように、
上部フレーム1に立てたピン31を、平行ばね21のピ
ン孔に押入して位置決めした後に、ねじ33を用いて上
部フレーム1の下側からねじ固定する。
ヘッド5は、平行ばね21が撓む際にほぼ平行移動(図
示の状態では矢印の方向への上下運動)するように支持
されている。この平行ばね21は、図2からも明らかな
ように、スペーサ23,25を挟んで、ステンレス製の
板ばね27,29を平行に保持したものであり、これを
上部フレーム1に取り付けるには、図1に示すように、
上部フレーム1に立てたピン31を、平行ばね21のピ
ン孔に押入して位置決めした後に、ねじ33を用いて上
部フレーム1の下側からねじ固定する。
【0016】上記のように、ストッパ17が働いて、フ
レーム9の動きが規制されると、それ以後は、磁気ヘッ
ド5が押し上げられて、平行ばね21が平行に撓む。
レーム9の動きが規制されると、それ以後は、磁気ヘッ
ド5が押し上げられて、平行ばね21が平行に撓む。
【0017】この際に、仮に磁気ヘッド5が平行移動し
ないとすれば、磁気ヘッド5の平坦部5aがカード面に
平行に接触しなくなり、そのエッジ5bがカード面に接
触して、カード面が損傷する恐れが生じる。
ないとすれば、磁気ヘッド5の平坦部5aがカード面に
平行に接触しなくなり、そのエッジ5bがカード面に接
触して、カード面が損傷する恐れが生じる。
【0018】しかして、これを防止するために、本実施
例によれば、磁気ヘッド5を平行移動自在に支持してい
る。なお、平行移動自在に支持する構造は、平行ばね2
1による支持に限定されるものではない。
例によれば、磁気ヘッド5を平行移動自在に支持してい
る。なお、平行移動自在に支持する構造は、平行ばね2
1による支持に限定されるものではない。
【0019】次に、この実施例の作用を説明する。
【0020】まず、カード通路内にカードが移送される
と、カード両面の磁気情報が一対の磁気ヘッド5,7に
より読み取り・書き込みされる。カードの板厚tには、
ばらつきがあり、規格によれば、0.68mm<t<0.
80mmに設定される。
と、カード両面の磁気情報が一対の磁気ヘッド5,7に
より読み取り・書き込みされる。カードの板厚tには、
ばらつきがあり、規格によれば、0.68mm<t<0.
80mmに設定される。
【0021】しかして、この実施例では、t=0.74
mmを境にして、t<0.74の時にはばね15のばね力
に抗してフレーム9が揺動し、ばね15のばね力の範囲
内で、磁気ヘッド5,7がカード面に対して圧接する。
ここでばね15のばね力は比較的弱めに設定されてお
り、その際の接触荷重は小さいので、この時にはカード
面が損傷したり、磁気ヘッド5,7の先端が磨耗したり
することはない。
mmを境にして、t<0.74の時にはばね15のばね力
に抗してフレーム9が揺動し、ばね15のばね力の範囲
内で、磁気ヘッド5,7がカード面に対して圧接する。
ここでばね15のばね力は比較的弱めに設定されてお
り、その際の接触荷重は小さいので、この時にはカード
面が損傷したり、磁気ヘッド5,7の先端が磨耗したり
することはない。
【0022】t≧0.74の時には、まず、フレーム9
が大きく撓み、ついで、その動きはストッパ17を介し
て規制され、それにより磁気ヘッド7は停止するので、
それ以後は、上部フレーム1側の磁気ヘッド5が押し上
げられる。この時、平行ばね21のばね力は、ばね15
のばね力よりも強く設定されているので、カード面に対
する接触荷重は増大する。
が大きく撓み、ついで、その動きはストッパ17を介し
て規制され、それにより磁気ヘッド7は停止するので、
それ以後は、上部フレーム1側の磁気ヘッド5が押し上
げられる。この時、平行ばね21のばね力は、ばね15
のばね力よりも強く設定されているので、カード面に対
する接触荷重は増大する。
【0023】しかし、この実施例によれば、平行ばね2
1に支持された磁気ヘッド5はその先端に平坦部5aが
形成され、この平坦部5aはカード面に常に平行に接す
るので、接触面積は広くなり、単位面積当たりの荷重は
減少するので、カード面の損傷や、磁気ヘッド先端の磨
耗などは少なくなる。
1に支持された磁気ヘッド5はその先端に平坦部5aが
形成され、この平坦部5aはカード面に常に平行に接す
るので、接触面積は広くなり、単位面積当たりの荷重は
減少するので、カード面の損傷や、磁気ヘッド先端の磨
耗などは少なくなる。
【0024】上述の作用は、カードに反りがある場合に
も、顕著に発揮される。カードに反りがある時には、こ
の反りは上述した各レール1,3の中央部1a,3a間
で矯正されるが、反りが矯正される分だけ、各磁気ヘッ
ド5,7とカード面との間の接触荷重は増大する。しか
して、この実施例では、上記のように単位面積当たりの
荷重が減少するようになっているので、接触荷重が増大
したとしても、カード面の磨耗、損傷は確実に抑制され
る。
も、顕著に発揮される。カードに反りがある時には、こ
の反りは上述した各レール1,3の中央部1a,3a間
で矯正されるが、反りが矯正される分だけ、各磁気ヘッ
ド5,7とカード面との間の接触荷重は増大する。しか
して、この実施例では、上記のように単位面積当たりの
荷重が減少するようになっているので、接触荷重が増大
したとしても、カード面の磨耗、損傷は確実に抑制され
る。
【0025】図3、および図4は異なる他の実施例を示
している。
している。
【0026】この異なる実施例では、カードを挟持して
移送するための駆動ローラ51、および従動ローラ53
を有し、カードがローラ51,53間に挟持される際に
は、駆動ローラ51側を基準にして、カードの厚さtに
応じて、従動ローラ53が上昇・離間する構成である。
この従動ローラ53は、図4からも明らかなように、コ
の字状のブラケット55の一端55aに回転自在に支持
され、ブラケット55の他端55bはピン57を介して
固定のプレート59に支持されている。
移送するための駆動ローラ51、および従動ローラ53
を有し、カードがローラ51,53間に挟持される際に
は、駆動ローラ51側を基準にして、カードの厚さtに
応じて、従動ローラ53が上昇・離間する構成である。
この従動ローラ53は、図4からも明らかなように、コ
の字状のブラケット55の一端55aに回転自在に支持
され、ブラケット55の他端55bはピン57を介して
固定のプレート59に支持されている。
【0027】また、ブラケット55の一端55aの上面
には、ねじ61を介してアーム63が係合し、このアー
ム63は、平行ばね65の一端に固定され、この平行ば
ね65には、読み取り・書き込み用の磁気ヘッド67が
支持されている。なお、平行ばね65の構成は、上記実
施例のものと同じである。
には、ねじ61を介してアーム63が係合し、このアー
ム63は、平行ばね65の一端に固定され、この平行ば
ね65には、読み取り・書き込み用の磁気ヘッド67が
支持されている。なお、平行ばね65の構成は、上記実
施例のものと同じである。
【0028】しかして、この実施例によれば、カードが
ローラ51,53間に挟持される際には、カードの厚さ
tに応じて、従動ローラ53が上昇・離間するが、この
従動ローラ53の動きに連動して、ブラケット55、お
よびアーム63を通じて、平行ばね65が平行移動する
ので、それに連れて読み取り・書き込み用の磁気ヘッド
67も平行に移動する。
ローラ51,53間に挟持される際には、カードの厚さ
tに応じて、従動ローラ53が上昇・離間するが、この
従動ローラ53の動きに連動して、ブラケット55、お
よびアーム63を通じて、平行ばね65が平行移動する
ので、それに連れて読み取り・書き込み用の磁気ヘッド
67も平行に移動する。
【0029】従って、カードの厚さtが厚かったり、カ
ードに反りがあったとしても、磁気ヘッド67が平行に
移動するので、その際の接触荷重は減少し、カード面が
損傷したり、磁気ヘッド67の先端が磨耗したりするこ
とはない。
ードに反りがあったとしても、磁気ヘッド67が平行に
移動するので、その際の接触荷重は減少し、カード面が
損傷したり、磁気ヘッド67の先端が磨耗したりするこ
とはない。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、もしカードの厚さが厚かったり、カードに反
りがあったりしても、ばね部材により支持される磁気ヘ
ッドが平行に移動すると共に、磁気ヘッドの先端には平
担部が形成されているので、その際の単位面積当りの荷
重は小さくなるので、カード面が損傷したり、磁気ヘッ
ドの先端が磨耗したりすることはない。
によれば、もしカードの厚さが厚かったり、カードに反
りがあったりしても、ばね部材により支持される磁気ヘ
ッドが平行に移動すると共に、磁気ヘッドの先端には平
担部が形成されているので、その際の単位面積当りの荷
重は小さくなるので、カード面が損傷したり、磁気ヘッ
ドの先端が磨耗したりすることはない。
【図1】本発明によるカード読み取り・書き込み装置の
一実施例を示す斜視図である。
一実施例を示す斜視図である。
【図2】磁気ヘッドの支持構造を示す側面図である。
【図3】他の実施例を示す側面図である。
【図4】同じく図3の正面図である。
1,3 レール 5,7 磁気ヘッド 5a 平坦部 9 フレーム 17 ストッパ 21 平行ばね 27,29 板ばね
Claims (2)
- 【請求項1】 カードの両面に設けられた磁気情報を読
み取り・書き込みするための一対の磁気ヘッドを、カー
ド通路の両側に配置したカード読み取り・書き込み装置
において、少なくとも一方の磁気ヘッドの先端に平坦部
を形成し、この平坦部が前記通路内のカード面に常に平
行に接するように、ばね部材により前記磁気ヘッドを支
持したことを特徴とするカード読み取り・書き込み装
置。 - 【請求項2】 カードを挟持して移送するための駆動ロ
ーラ、および従動ローラを備え、カードが挟持される時
には、駆動ローラ側を基準にして従動ローラ側が離向す
るカード読み取り・書き込み装置において、従動ローラ
の前記動きに連動するばね部材を設け、このばね部材に
より読み取り・書き込み用の磁気ヘッドを支持したこと
を特徴とするカード読み取り・書き込み装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4205944A JPH0628799A (ja) | 1992-07-09 | 1992-07-09 | カード読み取り・書き込み装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4205944A JPH0628799A (ja) | 1992-07-09 | 1992-07-09 | カード読み取り・書き込み装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0628799A true JPH0628799A (ja) | 1994-02-04 |
Family
ID=16515303
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4205944A Pending JPH0628799A (ja) | 1992-07-09 | 1992-07-09 | カード読み取り・書き込み装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0628799A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5021096B2 (ja) * | 2009-05-29 | 2012-09-05 | 富士通フロンテック株式会社 | 磁気カードリーダ |
-
1992
- 1992-07-09 JP JP4205944A patent/JPH0628799A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5021096B2 (ja) * | 2009-05-29 | 2012-09-05 | 富士通フロンテック株式会社 | 磁気カードリーダ |
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