JPS6334139Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6334139Y2 JPS6334139Y2 JP1980144733U JP14473380U JPS6334139Y2 JP S6334139 Y2 JPS6334139 Y2 JP S6334139Y2 JP 1980144733 U JP1980144733 U JP 1980144733U JP 14473380 U JP14473380 U JP 14473380U JP S6334139 Y2 JPS6334139 Y2 JP S6334139Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic head
- leaf spring
- magnetic
- card
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、磁気ヘツドの保持構造を改善した
磁気カードリーダの磁気ヘツド保持構造に関す
る。
磁気カードリーダの磁気ヘツド保持構造に関す
る。
従来この種の磁気ヘツド保持構造は第１図のよ
うに、磁気ヘツド４と記録媒体を磁気ヘツド４に
押圧するためのパツトローラ５を不動部材１１に
固定しており、磁気カード９が変形カードの場合
は走行困難若しくは走行不能であつた。この欠点
を解決するために第２図イ，ロの板バネジンバル
支持構造が実開昭54−34715号公報で開発提案さ
れて、図示のＡ方向及びＢ方向に磁気ヘツド４が
可動されることが変形カードへの対応が可能とな
つた。ところが、この方式では板バネ１３が第２
図ハのようにも変形するため、スペースロスがあ
る。又媒体の摩擦係数等の条件でジツターエラー
が発生するという問題点が出た。
うに、磁気ヘツド４と記録媒体を磁気ヘツド４に
押圧するためのパツトローラ５を不動部材１１に
固定しており、磁気カード９が変形カードの場合
は走行困難若しくは走行不能であつた。この欠点
を解決するために第２図イ，ロの板バネジンバル
支持構造が実開昭54−34715号公報で開発提案さ
れて、図示のＡ方向及びＢ方向に磁気ヘツド４が
可動されることが変形カードへの対応が可能とな
つた。ところが、この方式では板バネ１３が第２
図ハのようにも変形するため、スペースロスがあ
る。又媒体の摩擦係数等の条件でジツターエラー
が発生するという問題点が出た。
本考案の目的は、簡単な構成で前記欠点を解決
した磁気カードリーダの磁気ヘツド保持構造を提
案することにある。
した磁気カードリーダの磁気ヘツド保持構造を提
案することにある。
以下、図示の実施例で本考案を説明する。磁気
ヘツド保持構造は第３図、第４図で図示されない
枠体に板バネ保持板１が固定されて窓孔１ａが穿
設され、窓孔の両側の記録媒体走行方向に離間し
て根元半球部１ｂ，１ｂを設けてこの半球部頂点
に根元山部付ピン２，２が夫々固植されて板バネ
３が支持されている。板バネ３には磁気ヘツド４
が接着固定され、磁気ヘツドの前面前方にはパツ
トローラ５とタイミングドラム６等の記録媒体を
磁気ヘツド４に押圧するためのパツト部材が磁気
ヘツド方向のＢ方向に前後動自在に付勢された支
持板７に回動自在に軸承されている。タイミング
ドラムにはタイミングヘツド８が対接されてい
る。前記磁気ヘツド４前面とパツトローラ５の間
隙の記録媒体通路には磁気カードや磁気通帳９が
通される。
ヘツド保持構造は第３図、第４図で図示されない
枠体に板バネ保持板１が固定されて窓孔１ａが穿
設され、窓孔の両側の記録媒体走行方向に離間し
て根元半球部１ｂ，１ｂを設けてこの半球部頂点
に根元山部付ピン２，２が夫々固植されて板バネ
３が支持されている。板バネ３には磁気ヘツド４
が接着固定され、磁気ヘツドの前面前方にはパツ
トローラ５とタイミングドラム６等の記録媒体を
磁気ヘツド４に押圧するためのパツト部材が磁気
ヘツド方向のＢ方向に前後動自在に付勢された支
持板７に回動自在に軸承されている。タイミング
ドラムにはタイミングヘツド８が対接されてい
る。前記磁気ヘツド４前面とパツトローラ５の間
隙の記録媒体通路には磁気カードや磁気通帳９が
通される。
前記板バネ３は厚さが0.5mm厚以下の板バネで
長方形に構成され、第５図のように中間部に磁気
ヘツド突入孔３ａが穿設されて磁気ヘツド４が中
間まで突入されている。又板バネの記録媒体の走
行面と平行で媒体走行方向の両側には折り曲げ部
３ｂ，３ｂが設けられている。この折り曲げ部は
一方が略全長まで形成されている。前記磁気ヘツ
ド突入孔３ａの媒体走行方向前後には孔３ｃと溝
３ｄが穿設されている。孔及び溝の中心を結ぶ線
は第６図のように磁気ヘツドのギヤツプ部４ａ上
と重なる線上に穿設されて前記板バネ保持板１の
根元半球部１ｂ，１ｂに植設された２本のピン
２，２が嵌合されている。前記孔３ｃ、溝３ｄは
両者を孔で構成してもよい。孔若しくは溝の径は
ピン２の外径に対しわずかなガタがある寸法に形
成されている。板バネ３と磁気ヘツド４は折り曲
げ部３ｂ，３ｂと磁気ヘツド側面が接着剤１０で
接着固定されている。
長方形に構成され、第５図のように中間部に磁気
ヘツド突入孔３ａが穿設されて磁気ヘツド４が中
間まで突入されている。又板バネの記録媒体の走
行面と平行で媒体走行方向の両側には折り曲げ部
３ｂ，３ｂが設けられている。この折り曲げ部は
一方が略全長まで形成されている。前記磁気ヘツ
ド突入孔３ａの媒体走行方向前後には孔３ｃと溝
３ｄが穿設されている。孔及び溝の中心を結ぶ線
は第６図のように磁気ヘツドのギヤツプ部４ａ上
と重なる線上に穿設されて前記板バネ保持板１の
根元半球部１ｂ，１ｂに植設された２本のピン
２，２が嵌合されている。前記孔３ｃ、溝３ｄは
両者を孔で構成してもよい。孔若しくは溝の径は
ピン２の外径に対しわずかなガタがある寸法に形
成されている。板バネ３と磁気ヘツド４は折り曲
げ部３ｂ，３ｂと磁気ヘツド側面が接着剤１０で
接着固定されている。
磁気ヘツド保持構造が前記のように構成されて
記録媒体通路に磁気カード或は磁気通帳９が挿入
されると、磁気カードが磁気ヘツド４に突き当つ
ても、板バネ３は薄板に折り曲げ部３ｂ，３ｂを
設けても完全な剛体とならず、衝撃力等強い力に
対しては弾性が出るようになつているから、弾性
でダンピングが殆んど生じず、エラー発生がなく
送られる。又板バネ３は折り曲げ部で多少の弾性
を有する剛体として作用してカード走行方向に揺
動不能であるから、磁気ヘツドは前記第２図ハの
状態のように走行方向に変形されず、板バネ３は
板バネ保持板１の根元半球部１ｂ頂点山部に当
り、板バネ保持板１の方向には変位せず、カード
進行方向と直交するＡ方向だけ揺動自在に変位可
能であるから、磁気ヘツドもＡ方向に揺動自在
で、かつ揺動支点が磁気ヘツドの横でカード９に
近いため、カードに対して充分な追従ができて変
形カードでも確実な情報の授受が行える。さら
に、板バネは細いピン２に孔３ｃ、溝３ｄを嵌
め、ピンの根元半球部の頂点山部に当てるので、
摩耗、コジリが発生しない。又パツト部材は磁気
ヘツド４方向のＢ方向に変位自在であるから、磁
気カードと磁気通帳のように厚さが異なる媒体で
も確実な情報の授受ができる。又板バネ３は一方
の折り曲げ部のカード走行方向両端を切り欠くと
半剛性効果がでて、強い力に対して弾性力が出る
ので全長の折り曲げ部の場合より有効である。
記録媒体通路に磁気カード或は磁気通帳９が挿入
されると、磁気カードが磁気ヘツド４に突き当つ
ても、板バネ３は薄板に折り曲げ部３ｂ，３ｂを
設けても完全な剛体とならず、衝撃力等強い力に
対しては弾性が出るようになつているから、弾性
でダンピングが殆んど生じず、エラー発生がなく
送られる。又板バネ３は折り曲げ部で多少の弾性
を有する剛体として作用してカード走行方向に揺
動不能であるから、磁気ヘツドは前記第２図ハの
状態のように走行方向に変形されず、板バネ３は
板バネ保持板１の根元半球部１ｂ頂点山部に当
り、板バネ保持板１の方向には変位せず、カード
進行方向と直交するＡ方向だけ揺動自在に変位可
能であるから、磁気ヘツドもＡ方向に揺動自在
で、かつ揺動支点が磁気ヘツドの横でカード９に
近いため、カードに対して充分な追従ができて変
形カードでも確実な情報の授受が行える。さら
に、板バネは細いピン２に孔３ｃ、溝３ｄを嵌
め、ピンの根元半球部の頂点山部に当てるので、
摩耗、コジリが発生しない。又パツト部材は磁気
ヘツド４方向のＢ方向に変位自在であるから、磁
気カードと磁気通帳のように厚さが異なる媒体で
も確実な情報の授受ができる。又板バネ３は一方
の折り曲げ部のカード走行方向両端を切り欠くと
半剛性効果がでて、強い力に対して弾性力が出る
ので全長の折り曲げ部の場合より有効である。
本考案は前述のように構成されたから、磁気ヘ
ツドは両側を折り曲げた薄い板バネで支持したの
で衝撃に対して弾性が出、他では剛体となるの
で、安定、確実な情報の授受が行える。本考案は
中間部に孔を形成した板バネの側部に磁気カード
走行方向に沿つて折り曲げ部を形成し、該折り曲
げ部をカード走行方向に関して上記孔よりも外側
で、かつ、少なくとも板バネの支点の近傍まで設
けて磁気ヘツドを支持するようにしたから、磁気
ヘツドの支持構造を加工性の良い板バネで構成す
ることができ、かつ、この板バネは剛体として作
用するので、カードと磁気ヘツドとの接触時に板
バネの変形によりスペーシングロスが発生するこ
とが無い等優れた磁気ヘツドの保持構造が提供で
きる。
ツドは両側を折り曲げた薄い板バネで支持したの
で衝撃に対して弾性が出、他では剛体となるの
で、安定、確実な情報の授受が行える。本考案は
中間部に孔を形成した板バネの側部に磁気カード
走行方向に沿つて折り曲げ部を形成し、該折り曲
げ部をカード走行方向に関して上記孔よりも外側
で、かつ、少なくとも板バネの支点の近傍まで設
けて磁気ヘツドを支持するようにしたから、磁気
ヘツドの支持構造を加工性の良い板バネで構成す
ることができ、かつ、この板バネは剛体として作
用するので、カードと磁気ヘツドとの接触時に板
バネの変形によりスペーシングロスが発生するこ
とが無い等優れた磁気ヘツドの保持構造が提供で
きる。
第１図は従来のパツトローラと磁気ヘツドが固
定方式の説明図、第２図は従来の板バネジンバル
方式の説明図、第３図以下は本考案磁気ヘツド保
持構造の実施例で、第３図は磁気ヘツド背面の要
部側面図、第４図は要部正面図、第５図は板バネ
の斜視図、第６図は磁気ヘツドギヤツプ部正面図
である。 １……板バネ保持部、１ｂ……根元半球部、２
……根元山部付ピン、３……板バネ、３ａ……磁
気ヘツド突入孔、３ｂ……折り曲げ部、３ｃ……
孔、３ｄ……溝、４……磁気ヘツド、４ａ……ギ
ヤツプ部、５……パツトローラ、７……支持板、
５，７……パツト部材、９……磁気カード或は磁
気通帳、１０……接着剤。
定方式の説明図、第２図は従来の板バネジンバル
方式の説明図、第３図以下は本考案磁気ヘツド保
持構造の実施例で、第３図は磁気ヘツド背面の要
部側面図、第４図は要部正面図、第５図は板バネ
の斜視図、第６図は磁気ヘツドギヤツプ部正面図
である。 １……板バネ保持部、１ｂ……根元半球部、２
……根元山部付ピン、３……板バネ、３ａ……磁
気ヘツド突入孔、３ｂ……折り曲げ部、３ｃ……
孔、３ｄ……溝、４……磁気ヘツド、４ａ……ギ
ヤツプ部、５……パツトローラ、７……支持板、
５，７……パツト部材、９……磁気カード或は磁
気通帳、１０……接着剤。
Claims (1)
- 磁気ヘツドを磁気カードリーダに揺動自在に支
持する構造において、板バネの中間部に孔を形成
し、該孔に磁気ヘツドを取り付けると共に、上記
板バネの側部に磁気カード走行方向に沿つて折り
曲げ部を形成し、該折り曲げ部をカード走行方向
に関して上記孔よりも外側で、かつ、少なくとも
板バネの支点の近傍まで設けたことを特徴とする
磁気カードリーダの磁気ヘツド保持構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980144733U JPS6334139Y2 (ja) | 1980-10-13 | 1980-10-13 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980144733U JPS6334139Y2 (ja) | 1980-10-13 | 1980-10-13 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5767285U JPS5767285U (ja) | 1982-04-22 |
| JPS6334139Y2 true JPS6334139Y2 (ja) | 1988-09-09 |
Family
ID=29504419
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980144733U Expired JPS6334139Y2 (ja) | 1980-10-13 | 1980-10-13 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6334139Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58163059U (ja) * | 1982-04-27 | 1983-10-29 | 株式会社トーキン | 磁気カ−ドリ−ダ |
| JPS59142941U (ja) * | 1983-03-11 | 1984-09-25 | 株式会社三協精機製作所 | 磁気カ−ドリ−ダ |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6230219Y2 (ja) * | 1978-10-05 | 1987-08-03 |
-
1980
- 1980-10-13 JP JP1980144733U patent/JPS6334139Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5767285U (ja) | 1982-04-22 |
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