JPH06195910A - カード読み取り・書き込み装置 - Google Patents

カード読み取り・書き込み装置

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Publication number
JPH06195910A
JPH06195910A JP35906692A JP35906692A JPH06195910A JP H06195910 A JPH06195910 A JP H06195910A JP 35906692 A JP35906692 A JP 35906692A JP 35906692 A JP35906692 A JP 35906692A JP H06195910 A JPH06195910 A JP H06195910A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
spring
magnetic head
guide plate
magnetic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP35906692A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Kobayashi
孝司 小林
Takashi Abe
隆 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEWLONG MACHINE WORKS
NIYUURON KK
Original Assignee
NEWLONG MACHINE WORKS
NIYUURON KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEWLONG MACHINE WORKS, NIYUURON KK filed Critical NEWLONG MACHINE WORKS
Priority to JP35906692A priority Critical patent/JPH06195910A/ja
Publication of JPH06195910A publication Critical patent/JPH06195910A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Conveying Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 カード面や、磁気ヘッドを磨耗させることな
く、カードの反りを十分に矯正することのできる、カー
ド読み取り・書き込み装置を提供する。 【構成】 カード65を送るための駆動ローラ61と、
カード65を送る時にカード65の側縁をガイドするガ
イドプレート67との間に、カード65の磁気情報を読
み取り・書き込みするための磁気ヘッド5,7を配置し
たカード読み取り・書き込み装置である。ガイドプレー
ト67の近傍には、カード押圧手段51を設けたことを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ヘッドを備えたカ
ード読み取り・書き込み装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、カードの両面に設けられた磁気
情報を読み取り・書き込みするための一対の磁気ヘッド
を備えた、カード読み取り・書き込み装置は知られてい
る。
【0003】この種のものでは、磁気ヘッドは、ばね部
材により支持されており、カードに反りがある場合など
には、いずれか一方のばね部材が大きく撓んで、その反
対側のカード面に接するべき磁気ヘッドがそのカード面
に接触しなくなるという問題がある。これを解消するた
めに、従来、一方のばね部材がある程度撓むと、それに
規制を掛けて、それ以後は他方のばね部材が撓むように
したカード読み取り・書き込み装置が提案されている
(実公平3−29827号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構成によると、磁気ヘッドを支持するばねのばね力によ
り、カードの反りを矯正しようとしているので、ばねの
ばね力をそれ程強く設定することができないという問題
がある。即ち、ばね力を余り強く設定すると、その荷重
により、カード面が損傷したり磁気ヘッドが磨耗したり
するという問題がある。その反面で、ばねのばね力が弱
すぎると、カードの反りを十分に矯正することができな
いという問題がある。
【0005】そこで、本発明の目的は、上述した従来の
技術が有する問題点を解消し、カード面や、磁気ヘッド
を磨耗させることなく、カードの反りを十分に矯正する
ことのできる、カード読み取り・書き込み装置を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、カードを送るための駆動ローラと、カー
ドを送る時にカードの側縁をガイドするガイドプレート
との間に、カードの磁気情報を読み取り・書き込みする
ための磁気ヘッドを配置したカード読み取り・書き込み
装置において、ガイドプレートの近傍に、カード押圧手
段を設けたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、カードが移送される際には、
カードの磁気情報が磁気ヘッドを介して読み取り・書き
込みされる。この時、ガイドプレートの近傍におけるカ
ード押圧手段により、カードの側縁が上方、又は下方に
押圧されるので、カードの反りは有効に矯正される。し
かも、カード押圧手段は磁気ヘッドとは別に独立して設
けられているので、カード面や、磁気ヘッドに無理な荷
重がかかることはなく、それらが磨耗したりすることは
ない。
【0008】
【実施例】以下、本発明によるカード読み取り・書き込
み装置の一実施例を添付図面を参照して説明する。
【0009】図3において、61は駆動ローラ、63は
従動ローラを示しており、磁気カード65は、これらの
ローラ61,63間に挟まれて移送されるしくみであ
る。カード65が移送される際には、カード65の側縁
は、ガイドプレート67に接触して、そこに位置決めさ
れた状態で移送される。一対のローラ61,63とガイ
ドプレート67との間には、カード65の両面の磁気情
報を読み取り・書き込みするための一対の磁気ヘッド
5,7が設けられている。
【0010】図1は、図3のI−I方向矢視図である。
【0011】同図において、符号1,3は夫々カード通
路を形成する上部レール、および下部レールを示してお
り、各レール1,3はその中央部1a,3aが互いに接
近するように曲げ形成されている。この接近する部位1
a,3aは、後述するが、反りのあるカードを平坦に矯
正するのに役立つ部位であり、そこには夫々矩形孔があ
けられ、上述した磁気ヘッド5,7が貫通している。
【0012】下部レール3側の磁気ヘッド7は、まず、
コ字形にまげられた剛性の高いフレーム9に固定されて
おり、このフレーム9の一端9aはピン11を介して下
部レール3にヒンジ結合されている。そして、フレーム
9の中程9bには孔(図示せず)があけられ、この孔に
はねじ軸の細いねじ13が遊嵌され、このねじ13のね
じ軸にはばね15が取り付けられている。
【0013】そして、通常は、ばね15のばね力により
フレーム9は下部レール3側に付勢されており、磁気ヘ
ッド7にカードが接触して、それが押されると、フレー
ム9はピン11を支点にしてその他端9cが揺動する仕
組みである。この他端9cに係合するストッパ17は、
下部レール3に固定され、このストッパ17によりフレ
ーム9の揺動量が規制されている。
【0014】上部フレーム1側の磁気ヘッド5は、2枚
の板ばねを平行に並べた平行ばね21により支持されて
いる。磁気ヘッド5の先端は、図2に示すように、切り
落とされてそこには平坦部5aが形成されている。この
平坦部5aは下部フレーム3側の磁気ヘッド7の先端に
も設けることが望ましい。この平坦部5aは、後述する
ように、カード面に接触する面積を広げることにより、
単位面積当たりの接触荷重を減少させるのに役立ってい
る。
【0015】また、磁気ヘッド5は、平行ばね21が撓
む際にほぼ平行移動(図示の状態では矢印の方向への上
下運動)するように支持されている。この平行ばね21
は、図2からも明らかなように、スペーサ23,25を
挟んで、ステンレス製の板ばね27,29を平行に保持
したものであり、これを上部フレーム1に取り付けるに
は、図1に示すように、上部フレーム1に立てたピン3
1を、平行ばね21のピン孔に押入して位置決めした後
に、ねじ33を用いて、上部フレーム1の下側からねじ
固定する。
【0016】上記のように、ストッパ17が働いて、フ
レーム9の動きが規制されると、それ以後は、磁気ヘッ
ド5が押し上げられて、平行ばね21が平行に撓む。こ
れが平行に撓むので、磁気ヘッド5の平坦部5aは、カ
ード面に常に平行に接触するので、そのエッジ5bがカ
ード65面に接触することはなく、カード面が損傷する
ことはない。
【0017】また、この実施例によれば、カードの反り
を矯正するために、図3に示すように、カードに荷重を
付加するためのカード押圧手段51が設けられる。この
カード押圧手段51は、磁気カード65の側縁をガイド
するためのガイドプレート67の近傍に設けられる。
【0018】即ち、図3によれば、磁気ヘッド5の支持
機構の左隣に、カード65を移送するための駆動ローラ
61、および従動ローラ63が設けられ、その支持機構
の右隣に、上記のカード押圧手段51が設けられる。こ
のカード押圧手段51は、押圧バー55を備えており、
この押圧バー55は、ばね57を介して、支持プレート
59に上下動自在に支持され、この支持プレート59
は、上記のガイドプレート53に固定されている。
【0019】また、上記押圧バー55の先端部の両縁5
5a,55bは、図2に示すように、斜めに切り落とさ
れており、カード65をスムーズにくわえ込めるように
なっている。また、押圧バー55の当接部55cは、カ
ード65にほとんど点接触する程度の幅を有していれば
よい。
【0020】更に、押圧バー55に対向してカード端部
を受けるための受け台61が設けられている。なお、こ
の受け台61の代りに、ローラを設けてもよく、押圧バ
ー55をローラ式にすることも可能である。
【0021】次に、この実施例の作用を説明する。
【0022】まず、カード通路内にカードが移送される
と、カード両面の磁気情報が一対の磁気ヘッド5,7に
より読み取り・書き込みされる。カードの板厚tには、
ばらつきがあり、規格によれば、0.68mm<t<0.
80mmに設定される。
【0023】しかして、この実施例では、t=0.74
mmを境にして、t<0.74の時にはばね15のばね力
に抗してフレーム9が揺動し、ばね15のばね力の範囲
内で、磁気ヘッド5,7がカード面に対して圧接する。
ここでばね15のばね力は比較的弱めに設定されてお
り、その際の接触荷重は小さいので、この時にはカード
面が損傷したり、磁気ヘッド5,7の先端が磨耗したり
することはない。
【0024】t≧0.74の時には、まず、フレーム9
が大きく撓み、ついで、その動きはストッパ17を介し
て規制され、それにより磁気ヘッド7は停止するので、
それ以後は、上部フレーム1側の磁気ヘッド5が押し上
げられる。この時、平行ばね21のばね力は、ばね15
のばね力よりも強く設定されているので、カード面に対
する接触荷重は増大する。
【0025】しかしながら、平行ばね21に支持された
磁気ヘッド5はその先端に平坦部5aが形成され、この
平坦部5aはカード面に常に平行に接するので、接触面
積は広くなり、単位面積当たりの荷重は減少するので、
カード面の損傷や、磁気ヘッド先端の磨耗などは少なく
なる。
【0026】ところで、通常、カード65には反りがあ
る。図4および図5に示すように、この反りは規格によ
って、反り分を含んだカードの高さが2mmの範囲内に収
まるように設定される。
【0027】しかして、この実施例によれば、カード6
5の反りは、上記のカード押圧手段51により効果的に
押さえられる。即ち、カード65の反り状態に応じて、
押圧バー55は、ばね57のばね力に抗して押し上げら
れ、その反作用としてカード65が押さえられる。
【0028】種々の実験を試みた結果、カード65の反
りを有効に抑えるためには、カード65の正反り(図
4)の場合には、ばね15,21によるばね荷重p
1 を、約300gに設定すればよく、逆反り(図5)の
場合には、ばね15,21によるばね荷重p1 を、約7
00gに設定すればよいことが判明している。ただし、
逆反り(図5)の場合に、ばね荷重p1 を約700gに
設定すると、荷重が大きすぎて、カード面や磁気ヘッド
5が磨耗する。
【0029】そのために、この実施例によれば、ばね1
5,21によるばね荷重p1 は、通常よりもやや低めの
300gに設定しておいて、上記のカード押圧手段51
によるばね荷重p2 を、450gに設定するようにして
いる。これによれば、カード65に正反り(図4)や、
逆反り(図5)があったとしても、それをきわめて効果
的に矯正することができる。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、カードに反りがあっても、カード押圧手段に
より押さえられるので、その反りは効果的に矯正され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるカード読み取り・書き込み装置の
一実施例を示す斜視図であり、図3におけるI−I方向
の矢視図である。
【図2】磁気ヘッドの支持構造を示す正面図であり、図
3におけるII−II方向の矢視図である。
【図3】カード読み取り・書き込み装置を示す側面図で
ある。
【図4】カードの正反りを示す断面図である。
【図5】カードの逆反りを示す断面図である。
【符号の説明】 1,3 レール 5,7 磁気ヘッド 51 カード押圧手段 55 押圧バー 57 ばね 61 駆動ローラ 63 従動ローラ 65 カード 67 ガイドプレート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カードを送るための駆動ローラと、カー
    ドを送る時にカードの側縁をガイドするガイドプレート
    との間に、カードの磁気情報を読み取り・書き込みする
    ための磁気ヘッドを配置したカード読み取り・書き込み
    装置において、前記ガイドプレートの近傍に、カード押
    圧手段を設けたことを特徴とするカード読み取り・書き
    込み装置。
JP35906692A 1992-12-25 1992-12-25 カード読み取り・書き込み装置 Pending JPH06195910A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35906692A JPH06195910A (ja) 1992-12-25 1992-12-25 カード読み取り・書き込み装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35906692A JPH06195910A (ja) 1992-12-25 1992-12-25 カード読み取り・書き込み装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06195910A true JPH06195910A (ja) 1994-07-15

Family

ID=18462564

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35906692A Pending JPH06195910A (ja) 1992-12-25 1992-12-25 カード読み取り・書き込み装置

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JP (1) JPH06195910A (ja)

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