JP2003043966A - 携帯機器およびデジタルカメラ - Google Patents

携帯機器およびデジタルカメラ

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JP2003043966A
JP2003043966A JP2001235070A JP2001235070A JP2003043966A JP 2003043966 A JP2003043966 A JP 2003043966A JP 2001235070 A JP2001235070 A JP 2001235070A JP 2001235070 A JP2001235070 A JP 2001235070A JP 2003043966 A JP2003043966 A JP 2003043966A
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digital camera
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advertisement
mobile device
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JP2001235070A
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Motohiro Asano
基広 浅野
Katsuhito Shinkawa
勝仁 新川
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 有効な広告表示を行うことが可能な携帯機器
およびデジタルカメラを提供する。 【解決手段】 デジタルカメラ1は、広告データの表示
を行うLCD(液晶ディスプレイ)についてのオン状態
とオフ状態とを切り換えるLCDボタンを有する。ただ
し、このLCDボタンは、広告表示機能を解除しない限
りは無効化されておりLCDボタンを押してもLCDは
オフ状態にならず、広告表示解除キーを購入してデジタ
ルカメラ1の広告表示機能を解除すると、LCDボタン
は、オン状態とオフ状態とを切り換える機能が有効にな
る。また、広告データは有効期限を有しており、その有
効期限を経過するとこのデジタルカメラ1は使用不可能
になる。また、所定のウェブサーバからダウンロードし
て広告データを更新することによって、引き続きデジタ
ルカメラ1を利用することもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルカメラな
どの携帯機器において広告表示を行う技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、デジタルカメラなどの携帯機器に
おいて、その表示部において広告表示を行う技術を利用
したビジネスが行われている。より具体的には、たとえ
ば無料または格安で消費者に提供する携帯機器において
広告表示を行うことによって、広告依頼主からの広告料
収入等を得るビジネスなどが展開されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな広告表示においては次のような種々の問題が存在
し、必ずしも有効な広告表示が行われていなかった。
【0004】たとえば、(1)表示部(LCDなど)の
オンオフボタンがある場合において、そのオンオフボタ
ンによってその表示部が非表示状態(オフ状態)にされ
てしまうと、広告表示が有効に行われない。
【0005】また、(2)広告表示を解除したいと思っ
ても解除できないため、その携帯機器の使用をあきら
め、他の携帯機器を購入することなどが求められてしま
う。
【0006】さらに、(3)携帯機器の表示画面のスペ
ースが限られているにもかかわらず、その限られた画面
内における広告表示について十分な考慮がなされていな
い。
【0007】また、(4)広告についての時間管理をう
まく行う仕組みが存在しない。
【0008】さらに、(5)広告の出資者が複数存在す
る場合における広告提供手法について十分な考慮がなさ
れていない。
【0009】また、(6)携帯機器の小さな画面中の一
部分において小さな広告を表示しても有効な広告表示を
十分に行うことが出来ない。
【0010】以上のような種々の問題が存在する。
【0011】そこで、本発明は前記問題点に鑑み、有効
な広告表示を行うことが可能な携帯機器およびデジタル
カメラを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、携帯機器であって、広告データ
の表示を行う表示手段と、前記表示手段のオン状態とオ
フ状態とを切り換える切換指示入力を受け付ける指示入
力手段と、前記指示入力手段によって受け付けられた前
記オフ状態への切換指示入力を無効化する無効化手段
と、前記表示手段を制御する表示制御手段と、を備え、
前記表示制御手段は、前記指示入力手段によって前記オ
フ状態への切換指示入力が受け付けられたときでも、前
記無効化手段により前記オフ状態への切換指示入力が無
効化された状態で前記表示手段における表示を制御する
ことを特徴とする。
【0013】請求項2の発明は、請求項1の発明に係る
携帯機器において、前記携帯機器は光学ファインダーを
有するデジタルカメラであることを特徴とする。
【0014】請求項3の発明は、請求項1の発明に係る
携帯機器において、前記表示手段に対する表示制御を行
う制御プログラムを書き換えることにより前記オフ状態
への切換指示入力の無効化を解除する無効化解除手段、
をさらに備え、前記表示制御手段は、書き換えられた制
御プログラムに基づいて、前記指示入力手段によって受
け付けられた前記オフ状態への切換指示入力に応じて、
前記表示手段をオフ状態とすることを特徴とする。
【0015】請求項4の発明は、携帯機器であって、当
該携帯機器の起動時および当該携帯機器における表示対
象画像に対する画像処理時のうちの少なくとも1つの時
点で、広告データの表示を行う表示手段と、前記表示手
段に対する表示制御を行う制御プログラムを書き換える
ことにより前記広告データの表示を解除する広告表示解
除手段と、を備えることを特徴とする。
【0016】請求項5の発明は、携帯機器であって、広
告データの表示を行う表示手段と、前記表示手段に表示
された前記広告データの詳細内容をさらに表示すべき旨
の要求入力を受け付ける要求入力手段と、前記表示手段
を制御する表示制御手段と、を備え、前記表示制御手段
は、前記要求入力手段によって受け付けられた前記要求
入力に応じて、前記広告データの詳細内容を前記表示手
段に表示することを特徴とする。
【0017】請求項6の発明は、携帯機器であって、広
告データの表示を行う表示手段と、前記広告データに付
随して設定されている有効期限と現在日時とを比較し、
前記現在日時が前記有効期限を超過しているときに、当
該携帯機器の少なくとも一部の機能の使用を制限する機
能制限手段と、を備えることを特徴とする。
【0018】請求項7の発明は、請求項6の発明に係る
携帯機器において、前記広告データを更新するデータ更
新手段、をさらに備え、前記機能制限手段は、前記デー
タ更新手段により前記広告データが更新されたときに
は、当該携帯機器の少なくとも一部の機能の使用の制限
を解除することを特徴とする。
【0019】請求項8の発明は、請求項6の発明に係る
携帯機器において、前記広告データを更新するデータ更
新手段、をさらに備え、前記データ更新手段は、前記広
告データが更新されたときには、前記有効期限をも更新
することを特徴とする。
【0020】請求項9の発明は、携帯機器であって、複
数の広告データを選択的に表示する表示手段と、前記複
数の広告データのそれぞれの表示頻度を設定した割付テ
ーブルと、前記割付テーブルに基づいて前記表示手段に
おける各広告データの表示頻度を制御する表示制御手段
と、を備えることを特徴とする。
【0021】請求項10の発明は、デジタルカメラであ
って、広告データの表示を行う表示手段と、前記広告デ
ータの表示を所定のタイミングで前記表示手段の表示画
面全体を用いて行う表示制御手段と、を備えることを特
徴とする。
【0022】請求項11の発明は、請求項10の発明に
係るデジタルカメラにおいて、前記所定のタイミング
は、前記デジタルカメラの電源オン時であることを特徴
とする。
【0023】請求項12の発明は、請求項10の発明に
係るデジタルカメラにおいて、前記所定のタイミング
は、前記デジタルカメラの電源オフ時であることを特徴
とする。
【0024】請求項13の発明は、請求項10の発明に
係るデジタルカメラにおいて、前記所定のタイミング
は、前記デジタルカメラのモード変更時であることを特
徴とする。
【0025】請求項14の発明は、請求項10の発明に
係るデジタルカメラにおいて、前記所定のタイミング
は、前記デジタルカメラのレリーズ時であることを特徴
とする。
【0026】請求項15の発明は、請求項10の発明に
係るデジタルカメラにおいて、前記所定のタイミング
は、前記デジタルカメラのコマ送り再生における各画像
の表示切換時であることを特徴とする。
【0027】請求項16の発明は、請求項10の発明に
係るデジタルカメラにおいて、前記所定のタイミング
は、前記デジタルカメラに対する記録媒体の挿抜時であ
ることを特徴とする。
【0028】請求項17の発明は、請求項10の発明に
係るデジタルカメラにおいて、前記所定のタイミング
は、前記デジタルカメラに挿入された記録媒体の初期化
処理時であることを特徴とする。
【0029】請求項18の発明は、請求項10の発明に
係るデジタルカメラにおいて、前記所定のタイミング
は、前記デジタルカメラにおける画像処理時であること
を特徴とする。
【0030】
【発明の実施の形態】<1.概要>図1は、本発明に係
る携帯機器の一例としてのデジタルカメラ1の利用の仕
方を説明する概念図である。
【0031】まず、デジタルカメラ1のメーカは、図1
に示すように、デジタルカメラ1のハードウエアを製作
すると共に、デジタルカメラ1に対してソフトウエアプ
ログラム(以下、単に「プログラム」あるいは「制御プ
ログラム」とも称する)および各種データを組み込む。
さらに、このメーカは、デジタルカメラ1に対して、好
ましくは複数の広告データを登録する。後述するよう
に、このデジタルカメラ1は、登録された広告データを
所定のタイミングで表示する表示機能を有しており、広
告表示機能付きデジタルカメラと称することができる。
【0032】これらの広告データは、好ましくは複数の
広告主から提供される。また、各広告主は、各広告デー
タの掲載の対価としての広告料をデジタルカメラ1のメ
ーカに対して支払う。
【0033】また、後述するように、各広告主の出資比
率等に応じて、対応する各広告データのデジタルカメラ
1における表示頻度が決定される。具体的には、出資比
率等に応じて決定された各広告データの表示頻度を設定
した割付テーブルをデジタルカメラ1の内部に記憶して
おき、その割付テーブルに基づいて各広告データの表示
頻度が制御される。これらの制御は、デジタルカメラ1
の内部に組み込まれたプログラムによって実行される。
このように、出資比率等を考慮した効率的な広告表示を
行うことが可能である。
【0034】そして、デジタルカメラ1のメーカは、ユ
ーザ(消費者)に対してこの広告機能付きデジタルカメ
ラを提供する。メーカは、広告主からの広告料収入によ
りその対価を確保できるので、比較的低価格でデジタル
カメラ1を提供することが可能である。端的に言えば、
デジタルカメラ1の割引提供を行うことが可能である。
【0035】これに対して、ユーザは、広告データが表
示されることを除いては通常のものと同様の機能を有す
るデジタルカメラ1を比較的低価格(最も好ましくは無
料)で取得できるというメリットを享受することができ
る。
【0036】ところで、上記の広告データには、有効期
限が設定されている。この有効期限を超過した後は、デ
ジタルカメラ1は、使用不可能になるなど少なくとも一
部の機能が使えなくなるなどの制限が課される。
【0037】ユーザは、引き続きデジタルカメラ1の使
用を希望する場合には、インターネット上の所定のウェ
ブサーバから新規の広告データをダウンロードし、ダウ
ンロードした新規の広告データをデジタルカメラ1に登
録して、広告データを更新する。広告データが更新され
ると、新規の広告データに付随する新たな有効期限ま
で、このデジタルカメラ1を引き続き利用することが可
能である。
【0038】以上のようにして、広告の有効期間に応じ
た携帯機器の管理が可能になる。
【0039】さらに、ユーザは、デジタルカメラ1にお
ける広告表示が不要になったときには、この広告表示を
解除することも可能である。そのためには、広告表示解
除用の解除キーを購入する。具体的には、後述するよう
に、広告表示解除キーが内蔵されたメモリーカードを購
入し、デジタルカメラ1に挿入して解除動作を行う。こ
れによって、デジタルカメラ1における広告表示機能を
解除し、そのデジタルカメラ1を通常のデジタルカメラ
1として使用することが可能である。
【0040】以下では、デジタルカメラ1の構成および
動作について詳細に説明する。
【0041】<2.デジタルカメラの構成>図2ないし
図4は、デジタルカメラ1の外観を表す正面図、背面図
および底面図であり、図5はデジタルカメラ1の内部構
成を示すブロック図である。
【0042】デジタルカメラ1は、図2に示すように、
箱型のカメラ本体部2と直方体状の撮像部3(図2、図
3および図4に太線で図示)とから構成されている。撮
像部3は、撮影レンズ(撮影用レンズ)であるマクロ機
能付きレンズ301を有するとともに、銀塩フィルムカ
メラと同様に、被写体からのフラッシュ光の反射光を受
光する調光センサ305、被写体までの距離を測定する
ための測距センサ306、および、光学ファインダ31
が設けられる。
【0043】なお、撮像部3内部にはレンズ301の後
方位置にCCDカラーエリアセンサであるCCD303
(図5参照)を有し、CCD(撮像素子)303は撮像
回路302の一部となっている。
【0044】カメラ本体部2の前面には、図2に示すよ
うに、左端部にグリップ部4および中央上部に内蔵フラ
ッシュ5が設けられ、上面にはシャッタボタン8が設け
られている。
【0045】一方、図3に示すように、カメラ本体部2
の背面には、略中央に撮影画像のライブビュー表示、記
録画像の再生表示、および広告データの表示等を行う液
晶ディスプレイ(LCD)10が設けられている。ま
た、LCD10の下方には、デジタルカメラ1の操作を
行うキースイッチ群221〜226および電源スイッチ
227が設けられる。電源スイッチ227の左側には、
電源がオン状態で点灯するLED228およびメモリカ
ードへのアクセス中である旨を表示するLED229が
配置される。
【0046】さらに、カメラ本体部2の背面には、「撮
影モード」、「再生モード」および「メニューモード」
の間でモードを切り替えるモード設定スイッチ14が設
けられる(図3参照)。撮影モードは、写真撮影を行っ
たり、仮撮影の画像を一時的にLCD10に表示したり
するモードであり、再生モードは、メモリカードに記録
された撮影済み画像をLCD10に再生表示するモード
であり、さらに、メニューモードは、表示される選択項
目の中から選択することにより各種の設定を行うモード
である。なお、撮影モードにおいて、シャッタボタン8
の操作が行われて本撮影動作に移行するまでの間は、所
定タイミングごとに得られる被写体確認用の画像をLC
D10に逐次表示するいわゆるライブビュー表示が行わ
れる。
【0047】モード設定スイッチ14は3接点のスライ
ドスイッチであり、図3において下にセットすると撮影
モードに設定され、中央にセットすると再生モードに設
定され、上にセットするとメニューモードに設定され
る。
【0048】また、カメラ背面右側には、4連スイッチ
230が設けられ、ボタン231,232を押すことに
よりズーミングを行い、ボタン233,234を押すこ
とによって露出補正を行う。
【0049】撮像部3の背面には、図3に示すように、
LCDボタン321およびマクロボタン322が設けら
れる。
【0050】マクロ撮影(接写)時には、マクロボタン
322が押されることにより、AFモータ308(図5
参照)が駆動されレンズ301がマクロ撮影可能な状態
になる。
【0051】また、LCDボタン321は、LCD10
をオン/オフさせるためのボタンであり、LCDボタン
321が押されるとLCD表示のオン/オフが順次に切
り替わる。すなわち、このLCDボタン321は、LC
D10のオン状態とオフ状態とを切り換える切換指示入
力を受け付ける「指示入力手段」として機能する。
【0052】ただし、このデジタルカメラ1において
は、後述する広告解除操作を行わない限り、このLCD
ボタン321によるオフ状態への切換指示入力は無効化
部101(図6)によって無効化される。そして、表示
制御部110(図6)は、オフ状態への切換指示入力が
LCDボタン321によって受け付けられたときでも、
無効化部101によりオフ状態への切換指示入力が無効
化された状態で、LCD10における表示を制御する。
この場合、表示制御部110は、オフ状態への切換指示
入力が受け付けられたときでもLCD10における広告
表示を行うように制御するので、オフ状態への切換指示
入力があったときでもその指示入力を無効化して、広告
データの表示を引き続き有効に行うことができる。
【0053】一方、後述する広告表示解除操作を行うこ
とにより、無効化部101によるオフ状態への切換指示
入力の無効化は解除される。具体的には、後述するよう
に、広告表示解除部102(図6)が、メモリカード内
の書き換えプログラムを実行して、ROM内の制御プロ
グラム(図12参照)を書き換えることにより、広告表
示解除操作が行われる。その後、デジタルカメラ1が再
起動されると、表示制御部110は、書き換えられた制
御プログラムに基づいて、LCDボタン321によって
受け付けられたオフ状態への切換指示入力に応じて、L
CD10をオフ状態とする。言い換えれば、この広告表
示解除部102は、LCD10に対する表示制御を行う
制御プログラムを書き換えることにより、オフ状態への
切換指示入力の無効化を解除する「無効化解除手段」と
しても機能する。
【0054】このように、広告表示解除操作が行われれ
ば、デジタルカメラ1の起動後においてもLCD10を
オフ状態としLCD10において広告データの表示が行
われないようにすることが可能である。なお、このと
き、LCD表示をオフにしつつ、専ら光学ファインダ3
1のみを用いて撮影することもできる。この場合、高い
節電効果を得ることができる。
【0055】また、カメラ本体部2の底面には、図4に
示すように、電池装填室18とカード装填室17とが設
けられる。カード装填室17は、メモリカード91や機
能カード92を装填するための2つのカードスロット1
7a,17bを有する。両装填室は、クラムシェルタイ
プの蓋15により開閉自在になっている。
【0056】ここで、機能カードとは、カードスロット
に装着することにより、その電子機器(この実施の形態
ではデジタルカメラ1)にデータ記憶以外の所定の機能
をハードウェア的に付加する機能付加手段となっている
カードをいい、具体的には、メモリカード以外の、音声
カード、ビデオカード、モデムカード、ISDNカー
ド、USBカード、IEEE1394カード等を指す。
なお、図4ではカードスロット17a,17bに1つの
メモリカード91および1つの機能カード92が装着さ
れた状態を例示している。
【0057】蓋15には、開口部15aが形成されてお
り、いずれのカードスロットに機能カード92を装着し
ても蓋15を閉じると機能カードのコネクタ部分が外部
に露出するようになっている。これにより、蓋15を閉
じた状態で外部機器と結線することが可能とされてい
る。
【0058】<3.デジタルカメラの内部構成>次に、
デジタルカメラ1における内部構成について説明する。
図5は、デジタルカメラ1の機能的構成を示すブロック
図である。
【0059】撮像部3におけるズームレンズ301の後
方位置の適所にはCCD撮像素子303を備えた撮像回
路が設けられている。
【0060】CCD撮像素子303は、ズームレンズ3
01によって結像される被写体の光像(被写体像)を、
R(赤)、G(緑)、B(青)の色成分の画像信号(各
画素で受光された画素信号の信号列からなる信号)に光
電変換して出力する。
【0061】撮像部3における露出制御は、ズームレン
ズ301における絞りの調整と、CCD撮像素子303
の露光量、すなわちシャッタスピードに相当するCCD
撮像素子303の電荷蓄積時間とを調整して行われる。
【0062】タイミングジェネレータ314は、カメラ
本体部2のタイミング制御回路202から送信される基
準クロックに基づきCCD撮像素子303の駆動制御信
号を生成するものである。タイミングジェネレータ31
4は、例えば、積分開始/終了(露出開始/終了)のタ
イミング信号、各画素の受光信号の読出制御信号(水平
同期信号、垂直同期信号、転送信号等)等のクロック信
号を生成し、CCD撮像素子303に出力する。
【0063】信号処理回路313は、CCD撮像素子3
03から出力される画像信号(アナログ信号)に所定の
アナログ信号処理を施すものである。信号処理回路31
3は、CDS(相関二重サンプリング)回路313aと
AGC(オートゲインコントロール)回路313bとを
有し、CDS回路313aにより画像信号のノイズの低
減を行い、AGC回路313bでゲインを調整すること
により画像信号のレベル調整を行う。
【0064】次に、カメラ本体部2の内部ブロックにつ
いて説明する。
【0065】カメラ本体部2内において、A/D変換器
205は、画像信号の各画素信号を例えば10ビットの
デジタル信号に変換するものである。A/D変換器20
5は、タイミング制御回路202から入力されるA/D
変換用のクロックに基づいて各画素信号(アナログ信
号)を10ビットのデジタル信号に変換する。
【0066】タイミング制御回路202は、基準クロッ
ク、タイミングジェネレータ314、A/D変換器20
5に対するクロックを生成するように構成されている。
このタイミング制御回路202は、CPU(Central Pr
ocessing Unit)で構成される全体制御部211によっ
て制御される。
【0067】黒レベル補正回路206は、A/D変換さ
れた撮像画像の黒レベルを所定の基準レベルに補正する
ものである。黒レベル補正回路206で黒レベルの補正
が行われた画像はWB(ホワイトバランス)回路207
に与えられる。また、オートフォーカス制御やフラッシ
ュ制御を行うために、黒レベル補正回路206から出力
される画像は全体制御部211にも与えられる。
【0068】WB回路207は、γ補正後にホワイトバ
ランスも併せて調整されるように、R、G、Bの各色成
分の画素データのレベル変換を行うものである。WB回
路207は、全体制御部211から入力されるレベル変
換テーブルを用いてR、G、Bの各色成分の画素データ
のレベルを変換する。
【0069】γ補正回路208は、撮像画像のγ特性を
補正するものであり、全体制御部211から指定される
のγテーブルに基づいた変換処理が行われる。またγ補
正回路208は10ビットのデジタル信号を8ビットに
変換し、画素信号を256階調に変換する作用も有す
る。
【0070】画像メモリ209は、γ補正回路208か
ら出力される撮像画像データを記憶するメモリである。
画像メモリ209は、1フレーム分の記憶容量を有して
いる。すなわち、画像メモリ209は、CCD撮像素子
303がn行m列の画素を有している場合、n×m画素
分の画素データの記憶容量を有し、各画素データが対応
する画素位置に記憶されるようになっている。
【0071】VRAM(ビデオRAM)210は、LC
D10に再生表示される撮像画像のバッファメモリであ
る。VRAM210は、LCD10の画素数に対応した
画像データを格納することが可能な記憶容量を有してい
る。
【0072】撮影モードにおける撮影待機状態では、L
CDボタン321によってLCD表示がオン状態となっ
ているときに、LCD10にライブビュー表示が行われ
る。具体的には、撮像部3から所定間隔ごとに得られる
各撮像画像に対して、A/D変換器205〜γ補正回路
208において各種の信号処理を施した後、全体制御部
211が画像メモリ209に格納される撮像画像を取得
し、それをVRAM210に転送することで、LCD1
0に撮像画像を表示する。そしてLCD10に表示され
る撮像画像を所定時間ごとに更新することで、ライブビ
ュー表示が行われるのである。このライブビュー表示に
より、撮影者はLCD10に表示されるライブビュー画
像で被写体を視認することができる。
【0073】また、再生モードにおいては、メモリカー
ド91から読み出された画像が全体制御部211で所定
の信号処理が施された後、VRAM210に転送され、
LCD10に再生表示される。
【0074】カードインタフェース212は、デジタル
カメラ1に着脱自在なメモリカード91への撮像画像の
書き込み及び読み出しを行うためのインタフェースであ
り、カードスロット17に装着されるメモリカード91
に対して全体制御部211がアクセスするためのインタ
フェースとして機能する。
【0075】フラッシュ発光回路217は、フラッシュ
撮影モードにおいて、内蔵フラッシュ5を発光させるた
めの発光回路であり、全体制御部211からの制御信号
に基づいて内蔵フラッシュ5を発光させる。
【0076】操作部250は、上述した、各種スイッチ
及びボタン(シャッタボタン8を含む。)を包括するも
のであり、ユーザによって操作入力される情報は、操作
部250を介して全体制御部211に伝達される。シャ
ッタボタン8は、銀塩フィルムカメラで採用されている
ような半押し状態と全押し状態とが検出可能な2段階ス
イッチになっている。
【0077】全体制御部211は、CPU211a、R
OM211b、RAM211cを有するマイクロコンピ
ュータが所定の制御プログラムを実行することにより実
現され、上述した撮像部3内及びカメラ本体部2内の各
部材の駆動を有機的に制御してデジタルカメラ1の撮影
動作を総括的に制御する。
【0078】特に、この実施の形態において全体制御部
211は、図6に示すように、無効化部101、広告表
示解除部102、機能制限部103、データ更新部10
4、割付テーブル108、表示制御部110として機能
する。
【0079】また、全体制御部211は、IRDAイン
タフェース236を介して他の外部コンピュータ500
と赤外線無線通信を行うように構成され、撮像画像の無
線転送等を行うことが可能となっている。
【0080】<4.動作> <4−1.広告表示>つぎに、このデジタルカメラ1の
広告表示機能および当該機能に関連する動作について説
明する。
【0081】図7は、LCD10の表示画面の遷移状況
を表す図である。図7を参照しながら、LCD10にお
ける広告データの表示タイミングについて説明する。
【0082】まず、デジタルカメラ1の電源オン時(起
動時)に広告データ(より具体的には広告用画像)が表
示される。具体的には、電源スイッチ227(図3)が
押下されるとデジタルカメラ1が起動される。デジタル
カメラ1に対するこの起動操作に応じて、起動直後から
所定時間T1(たとえば5秒間)にわたってこの広告デ
ータがLCD10に表示される。図8は、広告データの
表示画面の一例を表す図である。図7においては広告表
示画面を斜線の矩形領域として示しているが、実際には
図8に示すような広告データ(広告用画像)がLCD1
0において表示される。この広告データは、LCD10
の表示画面全体を用いて表示されるので、画面の一部を
用いて広告データの表示を行う場合に比べて大きな広告
効果を得ることができる。
【0083】その後、起動時のモード設定スイッチ14
の位置に応じて、各モードに移行する。たとえば、モー
ド設定スイッチ14が最も下側の位置にセットされてい
るときには撮影モードに移行する。あるいは、モード設
定スイッチ14が中央の位置にセットされているときに
は再生モードに移行し、モード設定スイッチ14が最も
上側の位置にセットされているときにはメニューモード
に移行する。
【0084】ここでは、まず、撮影モードへと移行した
ものとする。この状態では、ライブビュー表示が行われ
る。この状態からモード設定スイッチ14を中央の位置
へとスライドさせると、再生モードへと移行する。ただ
し、この移行に際しては、広告データがLCD10にお
いて所定時間T2(たとえば2秒間)表示される。より
詳細には、撮影モード時のライブビュー表示の後、広告
データの表示画面が2秒間表示されてから、再生モード
へと移行し再生画像が表示される。
【0085】この状態からさらにモード設定スイッチ1
4を最も上側の位置へとスライドさせると、メニューモ
ードへと移行する。ただし、この移行に際しても、広告
データがLCD10において所定時間T2(たとえば2
秒間)表示される。より詳細には、再生モード時の再生
画像表示の後、広告データの表示画面が2秒間表示され
てから、メニューモードへと移行し各種メニューの設定
用画面が表示される。
【0086】同様に、メニューモードから撮影モードに
移行するときにも、LCD10において、広告データが
2秒間表示された後に、撮影モードのライブビュー表示
が行われる。さらには、上記とは逆向きのモード遷移時
においても、同様の広告表示が行われる。
【0087】以上のように、このような操作タイミン
グ、すなわち、デジタルカメラのモード変更時(モード
遷移時)において、所定時間T2にわたってLCD10
に広告データが表示される。
【0088】つぎに、撮影モード時における広告データ
の表示タイミングについてさらに説明する。
【0089】図7に示すように、撮影モードにおいて、
シャッタボタン8を全押し状態にまで押下することによ
って、被写体を撮影する。このとき、CCD撮像素子3
03において取得された信号に対して、黒レベル補正、
WB(ホワイトバランス)補正、γ補正などの各種の画
像処理が施される。
【0090】この画像処理期間中において、上記の広告
データ(図8)がLCD10に表示される。図7におい
ては、画面全体にわたる広告表示上に「画像処理中・・
・」の文字が点滅状態で表示されている様子が示されて
いる。
【0091】この広告データの表示は、画像処理が完了
するまで続行され、画像処理が完了すると終了する。そ
の後、LCD10上においては、再びライブビュー表示
が行われる。
【0092】以上のように、このような操作タイミン
グ、すなわち、デジタルカメラ1のシャッタボタン8の
押下時(レリーズ時)において、LCD10に広告デー
タが表示される。また、このことは、デジタルカメラ1
における画像処理中の期間にわたって、LCD10に広
告データが表示されるとも表現することができる。
【0093】つぎに、再生モード時における広告データ
の表示タイミングについてさらに説明する。
【0094】再生モードにおいては、各撮影画像が1枚
(1コマ)ずつ順次にLCD10の全体にわたって表示
される。このような再生動作を「コマ送り再生」と称す
るものとする。
【0095】ここでは、図9に示すように、この「コマ
送り再生」における各撮影画像の表示切換時において、
広告データをLCD10の画面全体にわたって表示す
る。具体的には、最初の画像(1枚目の画像)が表示さ
れた後、次の画像(2枚目の画像)に切り換えるまえ
に、所定時間T3(たとえば1秒)にわたって広告デー
タを表示する。そして、さらに次の画像(3枚目の画
像)に切り換えるときにも、同様に所定時間T3にわた
って広告データを表示する。以降、同様に、現在の画像
が表示された状態からその次の画像が表示された状態に
移行する間に、所定期間T3にわたって広告データの表
示が行われる。
【0096】このように、デジタルカメラ1のコマ送り
再生における各画像の表示切換時にLCD10上に広告
データが表示される。
【0097】つぎに、メニューモード時における広告デ
ータの表示タイミングについてさらに説明する。
【0098】メニューモードにおいては、LCD10に
表示された複数の選択項目、たとえば、図7に示すよう
な「フォーマット」、「画像サイズ」などの複数の選択
項目の中から所望の項目を選択することにより各種の設
定を行うことが可能である。
【0099】ここでは、項目「フォーマット」を選択
し、デジタルカメラ1に挿入されたメモリーカードなど
の記録媒体のフォーマット(初期化処理)を行う場合を
想定する。
【0100】このとき、所定の操作によりフォーマット
が開始されると、LCD10には広告データが表示され
る。図7においては、画面全体にわたる広告表示上に
「フォーマット中・・・」の文字が点滅状態で表示され
ている様子が示されている。
【0101】この広告データの表示は、フォーマットが
完了するまで続行され、フォーマットが完了すると終了
する。その後、LCD10上においては、メニューモー
ドの項目選択画面が表示される。
【0102】このように、デジタルカメラ1に挿入され
た記録媒体の初期化処理時において、LCD10に広告
データが表示される。
【0103】つぎに、デジタルカメラ1の電源オフ時に
おける広告データの表示タイミングについてさらに説明
する。
【0104】各種モードにおける種々の操作が終了した
後、操作者によって電源スイッチ227が押下される
と、電源オフ状態へ移行するための処理が行われる。そ
して、この広告データは、デジタルカメラ1に対するこ
の電源オフ操作に応じて、操作直後から所定時間T1
(たとえば5秒間)にわたってLCD10に表示され、
所定時間T1後に電源オフ状態となる。なお、図7に示
すように、いずれのモードにおいて電源オフ操作が行わ
れたときであっても、この広告データの表示が行われ
る。
【0105】以上のように、このような操作タイミン
グ、すなわち、デジタルカメラ1の電源オフ時におい
て、所定時間T1にわたってLCD10に広告データが
表示される。
【0106】また、上記のようなLCD10に対する広
告データの表示は、上記各種のタイミング以外のタイミ
ングにおいても行われる。
【0107】たとえば、デジタルカメラ1に対するメモ
リーカード(記録媒体)の挿抜時においても広告データ
の表示が行われる。
【0108】より具体的には、再生モード時において、
メモリーカードを入れ替えるために、操作者がデジタル
カメラ1からメモリーカードを抜き出したときには、L
CD10上に広告データを表示する。図10において
は、画面全体にわたる広告表示上に「カードがありませ
ん。カードの挿抜中・・・」の文字が点滅状態で表示さ
れている様子が示されている。
【0109】この広告データの表示は、メモリーカード
の再挿入が完了するまで続行され、メモリーカードが再
挿入されると終了する。その後、LCD10上において
は、再び元のモードである再生モードに戻り、再生画像
表示が行われる。
【0110】また、この広告データの表示は、ユーザの
指示操作に応じても行われる。具体的には、図7に示す
ように、撮影モードにおけるライブビュー表示中に「C
M」に対応するキースイッチ群221〜226のうちの
いずれか(たとえばキースイッチ221)を押下する
と、広告データの表示が行われる。
【0111】さらに、上記の広告表示を見たユーザがさ
らにその詳細内容を知りたいと考えたときには、その要
求に応じてその詳細内容をLCD10上に表示すること
ができる。
【0112】図7に示すように、その広告表示において
は、「戻る」および「詳しく」の項目が下側に表示され
ている。そして、操作者は、各項目に対応するキースイ
ッチ群221〜226のうちのいずれかを押下すると、
対応する動作を実現することができる。
【0113】より具体的には、「戻る」という項目に対
応するキースイッチ(たとえばキースイッチ221)を
押下すると、再びライブビュー表示へと戻る。一方、
「詳しく」という項目に対応するキースイッチ(たとえ
ばキースイッチ223)を押下すると、その広告データ
の詳細内容がLCD10に表示される。そして、表示制
御部110(図6)は、キースイッチ223等によって
受け付けられた要求入力に応じて、広告データの詳細内
容をLCD10の画面全体に表示する。図11は、広告
データの詳細内容に関する表示画面の一例を示す図であ
る。このように、操作者の要求に応じて詳細内容が画面
全体に表示されるので、詳細情報が効率的に表示され
る。なお、キースイッチ223等は、LCD10に表示
された広告データの詳細内容をさらに表示すべき旨の要
求入力を受け付ける「要求入力手段」として機能する。
【0114】<4−2.広告データの表示頻度>ところ
で、LCD10に表示される広告データとして複数の広
告データが存在する場合には、それらの複数の広告デー
タをどのような割合で表示するか、すなわち複数の広告
データの表示頻度を次にように定めることができる。こ
れによれば、上述したように、出資比率等を考慮した効
率的な広告表示を行うことが可能である。
【0115】デジタルカメラ1は、各広告データの表示
頻度を設定した割付テーブル108をデジタルカメラ1
の内部に記憶している。具体的には、図12に示すよう
に、この割付テーブル108はROM211b(図5も
参照)内に格納される。
【0116】図12は、ROM211b内のデータ等の
割付状態を示す図である。このROM211bは、たと
えばEEPROMなどの書き換え可能なROMである。
このROM内には、制御プログラム、割付テーブル、
(複数の)広告データ、広告有効期限データ(後述)が
格納されている。なお、広告解除キー用の領域には、未
だ広告解除キーは格納されておらず、後述の広告表示解
除操作を行うことによって広告解除キー(より詳細には
暗号化情報)が格納される。
【0117】これらのうち、割付テーブル108には、
各広告主の出資比率等に応じた各広告データの表示頻度
が設定されている。図13は、表示頻度に関する割付テ
ーブルの一例を示す図である。図13においては、A社
の広告データとB社の広告データとC社の広告データと
の比率が3:2:1である場合が例示されている。
【0118】このとき、広告データの表示が行われるタ
イミングにおいて、広告表示の呼び出しが行われると、
複数の広告データの中から1つの広告データが表示対象
として選択される。
【0119】具体的には、表示制御部110は、図14
に示すように、1から6までのいずれかの整数値を出力
するランダム関数の出力値に応じて、表示対象となる広
告データを決定する。より詳細には、ランダム関数の出
力値が1,2,3のときにはA社の広告データDAが表
示対象として決定され、その出力値が4,5のときには
B社の広告データDBが表示対象として決定され、その
出力値が6のときにはC社の広告データDCが表示対象
として決定される。たとえば、ランダム関数の出力値が
2のときにはA社の広告データDAが表示対象として選
択される。あるいは、ランダム関数の出力値が6のとき
にはC社の広告データDCが表示対象として選択され
る。
【0120】そして、表示制御部110は、表示対象と
して決定された広告データをLCD10において選択的
に表示するように制御する。
【0121】このように、表示制御部110によって、
割付テーブルに基づき各広告データの表示頻度が制御さ
れるので、効率的な広告表示を行うことが可能である。
特に、上記の表示頻度を各広告主の出資比率に応じて設
定しておけば、出資比率に応じて公平に各社の広告デー
タをLCD10上に表示することができる。なお、上記
の割付テーブルは、出資比率だけでなく、その他の要因
をも考慮して設定することができる。
【0122】<4−3.広告データの有効期限>ところ
で、この実施形態において、上記の広告データには有効
期限が設けられている。図12に示すように、ROM内
には広告有効期限データが格納されている。この広告有
効期限データは、各広告データに付随して設定されてい
る。ここでは、全ての広告データの有効期限が同一の場
合について説明する。
【0123】機能制限部103は、この有効期限と現在
日時とを比較し、現在日時が有効期限を超過していると
きに、当該携帯機器の少なくとも一部の機能の使用を制
限する。ここでは、撮影および再生等の全ての機能を使
用不可能にするような機能制限を行う場合について説明
する。
【0124】図15は、電源起動時からのデジタルカメ
ラ1における処理について説明する図である。図15を
参照しながら、デジタルカメラ1の動作等について説明
する。
【0125】まず、電源スイッチ227が押下されデジ
タルカメラ1が起動されると、ステップS10におい
て、メモリカードの種類がチェックされる。図16
(a)に示されるように、メモリカードは、メモリカー
ドの属性記述領域を有している。この属性記述領域は、
メモリーカードの種類(具体的には、そのメモリカード
が、画像記録用メモリカード(図16(b))であるの
か、広告データ更新用メモリカード(図16(c))で
あるのか、それとも広告解除用メモリカード(図16
(d))であるのか)を識別する識別符号を記憶してい
る。このメモリカードの種類チェックを行うことによっ
て、後述する広告データの更新動作を行うべきなのか、
広告表示解除動作を行うべきなのか、それとも通常の動
作を行うべきなのかを決定することができる。
【0126】ここでは、通常の画像記録用メモリカード
がデジタルカメラ1に挿入されていると仮定する。図1
6(b)に示すように、画像記録用メモリカードは、メ
モリカード属性記述領域と画像記録領域とを有してい
る。また、メモリカード属性記述領域には画像記録用メ
モリカードであることを示す識別符号が格納されてい
る。
【0127】そして、ステップS10においては、デジ
タルカメラ1がメモリカード属性記述領域の内容を読み
出すことによって、通常の画像記録用メモリカードがデ
ジタルカメラ1に挿入されていることを確認する。この
確認内容に応じて、通常の動作を行うべきであることが
決定され、次のステップS20に進む。なお、その他の
種類のメモリカードがデジタルカメラ1に挿入されてい
る場合については後述する。
【0128】そして、ステップS20において、広告デ
ータの有効期限が確認される。たとえば、現在日時が2
001年9月1日であり有効期限が2001年8月5日
であるとすると、現在日時が有効期限を超過しているこ
とが確認される。この場合、次のステップS25におい
て、「有効期限が切れています。広告データを更新して
下さい。」という文字が所定期間(たとえば10秒間)
LCD10に表示された後、ステップS90に進み、電
源オフ状態になる。
【0129】これによれば、広告の有効期間が経過して
しまっているときには、電源スイッチ227を押下し各
種の機能を使用しようとした場合であっても、電源が所
定時間後に自動的にオフ状態になってしまうため、撮影
機能や再生機能などの各種の機能を使用することが出来
ない。このように、広告データは有効期限を有してお
り、その有効期限を利用してデジタルカメラ1に対して
利用制限を課すことができる。すなわち、広告の有効期
間に応じたデジタルカメラ1の使用管理が可能になる。
【0130】なお、ここでは、全ての機能を制限する場
合について説明したが、撮影機能のみまたは再生機能の
みを制限するようにしても良い。あるいは、逆に電源ス
イッチ227を操作してもデジタルカメラ1が全く起動
しないようにしても良い。
【0131】一方、ステップS20において広告データ
の有効期限内であることが確認されると、上述したよう
に表示すべき広告データが決定された後、広告データが
読み出され(ステップS30)、所定時間(たとえば5
秒間)表示される(ステップS40)。その後、各モー
ドに応じた処理が行われる(ステップS50)。そし
て、各モードに応じた各種の処理の後、電源オフ操作が
行われたことがステップS60において確認されると、
広告データが読み出され(ステップS70)、所定時間
(たとえば5秒間)表示される(ステップS80)。そ
の後、ステップS90において電源オフ状態になる。
【0132】<4−4.広告データの更新動作>つぎ
に、広告データの更新動作について説明する。上記のス
テップS25において、広告データの有効期間が経過し
たことが知らされた場合には、次のような更新動作を行
うことができる。すなわち、上述したように、広告デー
タの有効期限が経過した後においても、所定のウェブサ
ーバからダウンロードした新規の広告データをデジタル
カメラ1に登録することによって、このデジタルカメラ
1を引き続き利用することが可能になる。
【0133】そのため、まず、ユーザは外部のコンピュ
ータ500などを用いてウェブサーバ(図1)に登録さ
れている新規の広告データおよびそれに付随する情報を
ダウンロードする。そして、この新規の広告データ等を
広告更新用メモリカードにコピーする。このとき、図1
6(c)に示すように、広告更新用メモリカードは、こ
のメモリーカードが広告データ更新用のメモリカードで
ある旨の識別符号と、更新用の新規の広告データと、当
該新規の広告データに関する新規の有効期限と、デジタ
ルカメラ1のROM内の制御プログラム(「ファームウ
エア」とも称する)を書き換えるための書き換えプログ
ラムとを有している。
【0134】そして、ユーザはこの広告更新用メモリカ
ードをデジタルカメラ1に挿入する。
【0135】その後、電源スイッチ227が押下されデ
ジタルカメラ1が起動されると、図15のステップS1
0において、メモリカードの種類がチェックされる。そ
して、デジタルカメラ1に装着されたメモリカードが広
告更新用メモリカードであることが確認されると、ステ
ップS110に進む。
【0136】ステップS110においては、「広告デー
タを更新します」という文字がLCD10上に表示さ
れ、広告データの更新動作が行われる。この広告データ
の更新動作は、データ更新部104によって行われる。
より詳細には、データ更新部104は、メモリカード内
の書き換えプログラムを実行して、メモリーカード内の
新規の広告データ(更新用広告データ)をデジタルカメ
ラ1のROM内の広告データ領域に書き込む。そして、
データ更新部104は、広告データを更新するととも
に、有効期限をも更新する。具体的には、ROM内の有
効期限データ(図12参照)を書き換える。
【0137】ステップS120においては更新処理が終
了したか否かが判定され、更新処理が終了したことが確
認されると、ステップS130に進む。ステップS13
0においてはROM内の広告データが更新された旨(た
とえば「ROM内の広告データが更新されました」とい
う文字)が表示される。その後、ステップS90に進ん
でデジタルカメラ1は電源オフ状態になる。
【0138】この後、広告更新用メモリカードをデジタ
ルカメラ1から抜き出して、再び画像記録用メモリカー
ドをデジタルカメラ1に挿入して、電源を投入すると、
上記のような広告表示を伴った撮影動作および再生動作
が可能になる。なぜなら、上記の広告データの更新に伴
って有効期限も更新されているからである。この場合、
ステップS20において、広告の有効期限内であること
が確認されるので、新規の広告データに付随する新たな
有効期限まで、このデジタルカメラ1を引き続き利用す
ることが可能になる。なお、このことは、言い換えれ
ば、データ更新部104により広告データが更新された
ときには、機能制限部103がデジタルカメラ1の機能
の使用の上記制限を解除するものとも表現することがで
きる。
【0139】<4−5.広告表示機能の解除動作等>ま
た、上述したように、ユーザが、デジタルカメラ1にお
ける広告表示が不要であると判断したときには、この広
告表示を解除することも可能である。以下では、この広
告表示機能の解除動作について説明する。
【0140】ユーザが広告表示解除を希望する場合に
は、まず広告表示解除用の解除キーを購入する。ここで
は、広告表示解除キーが内蔵された広告解除用メモリー
カードを購入する。このとき、図16(d)に示すよう
に、この広告解除用メモリカードは、このメモリーカー
ドが広告表示解除用のメモリカードである旨の識別符号
と、デジタルカメラ1のROM内の制御プログラムを書
き換えるための書き換えプログラムとを有している。
【0141】ユーザは、この広告解除用メモリーカード
をデジタルカメラ1に挿入して、電源スイッチ227を
押下する。これに応じてデジタルカメラ1が起動される
と、図15のステップS10において、メモリカードの
種類がチェックされる。そして、デジタルカメラ1に装
着されたメモリカードが広告解除用メモリカードである
ことが確認されると、ステップS210に進む。
【0142】ステップS210においては、「広告表示
を解除します」という文字がLCD10上に表示され、
広告表示機能の解除動作が行われる。この解除動作は、
広告表示解除部102によって行われる。より詳細に
は、広告表示解除部102は、メモリカード内の書き換
えプログラムを実行して、ROM内の制御プログラム
(図12参照)を書き換えるとともに、広告解除キー領
域(図12)に、広告解除キーの情報を書き込む。これ
により、デジタルカメラ1は、上記のような広告表示機
能を有しないものとなる。すなわち、広告表示機能が解
除される。
【0143】ステップS220においては解除処理が終
了したか否かが判定され、解除処理が終了したことが確
認されると、ステップS230に進む。ステップS23
0においてはROM内の制御プログラムが更新され、広
告機能が解除された旨(たとえば「ROM内の制御プロ
グラムが更新され、広告機能が解除されました」という
文字)が表示される。そして、ステップS240におい
て、LCDボタン321が有効化される。その後、ステ
ップS90に進んでデジタルカメラ1は電源オフ状態に
なる。
【0144】この後、広告解除用メモリカードをデジタ
ルカメラ1から抜き出して、再び画像記録用メモリカー
ドをデジタルカメラ1に挿入して、電源を投入すると、
デジタルカメラ1は、広告表示機能を有しないデジタル
カメラ1として機能するようになる。また、これに伴
い、LCDボタン321によるLCD10のオフ状態へ
の切換指示も有効なものとなり、LCDボタン321の
押下に応じて、オン状態とオフ状態とが順次に切り替わ
るようになる。このとき、ユーザは、このLCDボタン
321をLCD10のオン状態とオフ状態とを切り換え
る切換指示入力を受け付ける「指示入力手段」として機
能させることができる。そして、撮影時において光学フ
ァインダーのみを用いて撮影し、LCD10をオフ状態
としておけば、消費電力の低減等を図ることも可能であ
る。
【0145】このように、デジタルカメラ1は、広告デ
ータの表示を解除する広告表示解除手段を備えるので、
広告表示機能を解除してそのデジタルカメラ1を引き続
き利用することができる。
【0146】<5.その他>上記実施形態においては、
この広告データの更新動作を、外部のコンピュータ50
0などを用いて行う場合について説明したが、デジタル
カメラ1の通信機能を用いて新規の広告データをダウン
ロードするようにしても良い。
【0147】また、上記実施形態においては、広告表示
解除用の解除キーが内蔵された広告解除用メモリーカー
ドを購入する場合を例示したが、これに限定されず、暗
号化された広告表示解除用の解除キー(より詳細には解
除用データ)をウェブサーバを介して外部のコンピュー
タ500を用いて購入して取得し、その解除キーをコピ
ーしたメモリーカードを、デジタルカメラ1に装着する
ことによって、広告表示機能を解除するようにしても良
い。あるいは、外部コンピュータ500を用いて取得し
た解除キーをIRDAインタフェース236(図5)を
介してデジタルカメラ1に転送することによって、広告
表示機能を解除するようにしても良い。
【0148】さらに、上記実施形態においては、デジタ
ルカメラ1において複数の広告データが表示される場合
について説明したが、これに限定されず、単一の広告デ
ータが繰り返しLCD10に表示されても良い。
【0149】また、上記実施形態においては、出資比率
に応じて広告データの表示頻度を決定する場合について
説明したが、これに限定されず、各広告データの複数の
デジタルカメラ1への登録割合を出資比率に応じて決定
するようにしても良い。具体的には、A社,B社,C社
の3社の出資比率(言い換えれば、A社,B社,C社の
3社の広告料AA,AB,ACの比率)が3:2:1で
あり、デジタルカメラ1の全出荷台数が1200台であ
るときに、600台のデジタルカメラにA社の広告デー
タDAを登録し、400台のデジタルカメラにB社の広
告データDBを登録し、200台のデジタルカメラにC
社の広告データDCを登録するようにしても良い。
【0150】さらに、上記実施形態においては、携帯機
器としてデジタルカメラを例示したが、本発明はこれに
限定されず、PDA、携帯電話などその他の種類の携帯
機器に対して適用しても良い。
【0151】
【発明の効果】以上のように、請求項1ないし請求項3
に記載の発明によれば、表示制御手段は、指示入力手段
によってオフ状態への切換指示入力が受け付けられたと
きでも、無効化手段によりオフ状態への切換指示入力が
無効化された状態で、表示手段における表示を制御する
ので、指示入力手段によるオフ状態への切換指示入力が
あったときでも、広告データの表示を有効に行うことが
できる。
【0152】特に、請求項2に記載の発明によれば、光
学ファインダーを有するデジタルカメラにおいて、オフ
状態への切換指示入力の無効化を行うことにより、表示
手段における広告データの表示を有効に行うことができ
る。
【0153】また特に、請求項3に記載の発明によれ
ば、表示制御手段は、オフ状態への切換指示入力の無効
化を無効化解除手段により解除し、指示入力手段によっ
て受け付けられた表示手段のオフ状態への切換指示入力
に応じて表示手段をオフ状態とするので、広告データの
表示を行わないようにすることも可能である。
【0154】請求項4に記載の発明によれば、表示部に
おける広告データの表示を解除する広告表示解除手段を
備えるので、広告表示機能を解除してその携帯機器を引
き続き利用することができる。
【0155】請求項5に記載の発明によれば、表示制御
手段は、要求入力手段によって受け付けられた要求入力
に応じて、広告データの詳細内容を表示手段に表示する
ので、詳細情報を効率的に表示することができる。
【0156】請求項6ないし請求項8に記載の発明によ
れば、広告データに付随して設定されている有効期限と
現在日時とを比較し、現在日時が有効期限を超過してい
るときに、携帯機器の少なくとも一部の機能の使用が制
限されるので、広告の有効期間に応じた携帯機器の管理
が可能になる。
【0157】請求項9に記載の発明によれば、割付テー
ブルに基づいて表示手段における各広告データの表示頻
度が制御されるので、割付テーブルに基づく効率的な広
告表示を行うことが可能である。
【0158】請求項10ないし請求項18に記載の発明
によれば、広告データの表示が表示手段の表示画面全体
を用いて行われるので、画面の一部を用いて広告データ
の表示を行う場合に比べて、広告効果を増大させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る携帯機器の一例としてのデジタル
カメラ1の利用の仕方を説明する概念図である。
【図2】デジタルカメラ1の外観を表す正面図である。
【図3】デジタルカメラ1の背面図である。
【図4】デジタルカメラ1の底面図である。
【図5】デジタルカメラ1の内部構成を示すブロック図
である。
【図6】全体制御部211等の機能ブロック図である。
【図7】LCD10の表示画面の遷移状況を表す図であ
る。
【図8】広告データの表示画面の一例を表す図である。
【図9】「コマ送り再生」時の広告表示について説明す
る図である。
【図10】LCD内の表示の一例を示す図である。
【図11】広告データの詳細内容に関する表示画面の一
例を示す図である。
【図12】ROM内のデータ等の割付状態を示す図であ
る。
【図13】表示頻度に関する割付テーブルの一例を示す
図である。
【図14】表示すべき広告データの決定手法について説
明する図である。
【図15】電源起動時からのデジタルカメラ1における
処理について説明するフローチャートである。
【図16】メモリーカード内のデータ等の割付状態を示
す図である。
【符号の説明】
1 デジタルカメラ 10 LCD 14 モード設定スイッチ 17,17a,17b カードスロット 31 光学ファインダ 91 メモリカード 92 機能カード 211 全体制御部 221〜226 キースイッチ群 227 電源スイッチ 321 LCDボタン 500 外部コンピュータ DA,DB,DC 広告データ
フロントページの続き Fターム(参考) 5C022 AA13 AB68 AC03 AC12 AC32 AC69

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯機器であって、 広告データの表示を行う表示手段と、 前記表示手段のオン状態とオフ状態とを切り換える切換
    指示入力を受け付ける指示入力手段と、 前記指示入力手段によって受け付けられた前記オフ状態
    への切換指示入力を無効化する無効化手段と、 前記表示手段を制御する表示制御手段と、を備え、 前記表示制御手段は、前記指示入力手段によって前記オ
    フ状態への切換指示入力が受け付けられたときでも、前
    記無効化手段により前記オフ状態への切換指示入力が無
    効化された状態で前記表示手段における表示を制御する
    ことを特徴とする携帯機器。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の携帯機器において、 前記携帯機器は光学ファインダーを有するデジタルカメ
    ラであることを特徴とする携帯機器。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の携帯機器において、 前記表示手段に対する表示制御を行う制御プログラムを
    書き換えることにより前記オフ状態への切換指示入力の
    無効化を解除する無効化解除手段、をさらに備え、 前記表示制御手段は、書き換えられた制御プログラムに
    基づいて、前記指示入力手段によって受け付けられた前
    記オフ状態への切換指示入力に応じて、前記表示手段を
    オフ状態とすることを特徴とする携帯機器。
  4. 【請求項4】 携帯機器であって、 当該携帯機器の起動時および当該携帯機器における表示
    対象画像に対する画像処理時のうちの少なくとも1つの
    時点で、広告データの表示を行う表示手段と、 前記表示手段に対する表示制御を行う制御プログラムを
    書き換えることにより前記広告データの表示を解除する
    広告表示解除手段と、を備えることを特徴とする携帯機
    器。
  5. 【請求項5】 携帯機器であって、 広告データの表示を行う表示手段と、 前記表示手段に表示された前記広告データの詳細内容を
    さらに表示すべき旨の要求入力を受け付ける要求入力手
    段と、 前記表示手段を制御する表示制御手段と、を備え、 前記表示制御手段は、前記要求入力手段によって受け付
    けられた前記要求入力に応じて、前記広告データの詳細
    内容を前記表示手段に表示することを特徴とする携帯機
    器。
  6. 【請求項6】 携帯機器であって、 広告データの表示を行う表示手段と、 前記広告データに付随して設定されている有効期限と現
    在日時とを比較し、前記現在日時が前記有効期限を超過
    しているときに、当該携帯機器の少なくとも一部の機能
    の使用を制限する機能制限手段と、を備えることを特徴
    とする携帯機器。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の携帯機器において、 前記広告データを更新するデータ更新手段、をさらに備
    え、 前記機能制限手段は、前記データ更新手段により前記広
    告データが更新されたときには、当該携帯機器の少なく
    とも一部の機能の使用の制限を解除することを特徴とす
    る携帯機器。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載の携帯機器において、 前記広告データを更新するデータ更新手段、をさらに備
    え、 前記データ更新手段は、前記広告データが更新されたと
    きには、前記有効期限をも更新することを特徴とする携
    帯機器。
  9. 【請求項9】 携帯機器であって、 複数の広告データを選択的に表示する表示手段と、 前記複数の広告データのそれぞれの表示頻度を設定した
    割付テーブルと、 前記割付テーブルに基づいて前記表示手段における各広
    告データの表示頻度を制御する表示制御手段と、を備え
    ることを特徴とする携帯機器。
  10. 【請求項10】 デジタルカメラであって、 広告データの表示を行う表示手段と、 前記広告データの表示を所定のタイミングで前記表示手
    段の表示画面全体を用いて行う表示制御手段と、を備え
    ることを特徴とするデジタルカメラ。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載のデジタルカメラに
    おいて、 前記所定のタイミングは、前記デジタルカメラの電源オ
    ン時であることを特徴とするデジタルカメラ。
  12. 【請求項12】 請求項10に記載のデジタルカメラに
    おいて、 前記所定のタイミングは、前記デジタルカメラの電源オ
    フ時であることを特徴とするデジタルカメラ。
  13. 【請求項13】 請求項10に記載のデジタルカメラに
    おいて、 前記所定のタイミングは、前記デジタルカメラのモード
    変更時であることを特徴とするデジタルカメラ。
  14. 【請求項14】 請求項10に記載のデジタルカメラに
    おいて、 前記所定のタイミングは、前記デジタルカメラのレリー
    ズ時であることを特徴とするデジタルカメラ。
  15. 【請求項15】 請求項10に記載のデジタルカメラに
    おいて、 前記所定のタイミングは、前記デジタルカメラのコマ送
    り再生における各画像の表示切換時であることを特徴と
    するデジタルカメラ。
  16. 【請求項16】 請求項10に記載のデジタルカメラに
    おいて、 前記所定のタイミングは、前記デジタルカメラに対する
    記録媒体の挿抜時であることを特徴とするデジタルカメ
    ラ。
  17. 【請求項17】 請求項10に記載のデジタルカメラに
    おいて、 前記所定のタイミングは、前記デジタルカメラに挿入さ
    れた記録媒体の初期化処理時であることを特徴とするデ
    ジタルカメラ。
  18. 【請求項18】 請求項10に記載のデジタルカメラに
    おいて、 前記所定のタイミングは、前記デジタルカメラにおける
    画像処理時であることを特徴とするデジタルカメラ。
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