JP2003042615A - 製氷装置及びこの装置を備えた冷凍冷蔵庫 - Google Patents

製氷装置及びこの装置を備えた冷凍冷蔵庫

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JP2003042615A
JP2003042615A JP2001227485A JP2001227485A JP2003042615A JP 2003042615 A JP2003042615 A JP 2003042615A JP 2001227485 A JP2001227485 A JP 2001227485A JP 2001227485 A JP2001227485 A JP 2001227485A JP 2003042615 A JP2003042615 A JP 2003042615A
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ice making
air
water
tray
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JP2001227485A
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English (en)
Inventor
Junichi Mogi
淳一 茂木
Takeo Komatsubara
健夫 小松原
Junichi Kubota
順一 久保田
Hideaki Kamiya
英昭 神谷
Hitoshi Hoshino
仁 星野
Masaya Matsuoka
雅也 松岡
Naoki Otsuka
直樹 大塚
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 製氷装置及び冷凍冷蔵庫において、水を排水
せずに透明な氷を得られるようにする。 【解決手段】 製氷皿と脱氷装置とを備えた製氷装置に
おいて、製氷ブロックに温風を供給するブロー機構を備
えると共に、製氷皿の底面へ冷風を流して、製氷ブロッ
ク内の下部側から水を凍結させるようにし、前記ブロー
機構が温風を吹付ける方向と略同方向に製氷ブロックの
水を強制的に移動させる移動手段(空気を吹出すダク
ト)を備えたので、一方の製氷ブロック内の水から凍結
し始めと、ミネラル分やガス成分を含み凍結しにくい水
は未凍結のまま徐々に濃縮されると同時に、他方へ移動
させられる。このため、一方の製氷ブロックの氷はほぼ
透明となり、他方の製氷ブロックは白濁部のある氷とな
り、透明な氷と白濁部のある氷とを分けて製氷すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭等におけ
る冷凍冷蔵庫に用いられる製氷装置にかかり、特に高品
質な透明氷を短時間で製氷することが可能な製氷装置及
びこの装置を備えた冷凍冷蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】今日、家庭用の冷凍冷蔵庫等において
は、水を製氷皿に貯留して製氷する製氷装置が略標準装
備され、中には所定量の氷が常備できるように給水タン
クから自動給水して製氷する製氷装置が市場に提供され
ている。
【0003】しかし、単に製氷皿を冷却して製氷すると
白濁した氷になることが知られており、かかる白濁した
氷をウイスキーの水割等に用いても雰囲気が盛り上がら
ないことなどの理由から透明氷が要望され種々の構成の
製氷装置が提案されている。
【0004】一般に製氷皿は、複数の製氷ブロックに区
画され、この各製氷ブロックに水が貯留されている。こ
のような製氷皿を単に冷却すると、各製氷ブロックの周
囲から結氷が始まり、内部の水が最後に結氷するように
なる。
【0005】このとき、水に溶存していた空気等は、未
結氷水中に気泡となってでてきて、この気泡が氷に閉じ
こめられると白濁した氷となる。
【0006】そこで、透明氷を得るために、例えば特公
平6−70543号公報においては、冷気を製氷皿の底
面側へ送風して製氷し、その際気泡が氷に閉じこめられ
ないように、製氷皿の蓋にヒータを埋込んで水面が内部
より先に結氷しないようにした構成が開示されている。
【0007】これにより、各製氷ブロックの底の方から
徐々に結氷し、最後に水面が凍るようになるので、製氷
完了時まで気泡の脱気パスが確保されて透明氷が製氷で
きるようになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成では、脱気パスは確保されるものの以下の理由から十
分な脱気が行えず、透明度の高い高品質な透明氷を作る
ことが困難になる問題があった。
【0009】即ち、各製氷ブロックの底部側に発生した
気泡が脱気されるためには、当然ながらこの気泡は水面
まで浮上しなければならない。
【0010】しかし、この気泡は非常に小さいため、そ
の浮力も小さくこの浮力だけで水面まで浮上することが
困難であると共に、時には結氷面に付着したりして氷の
中に閉じこめられてしまい脱気が不十分となってしま
う。
【0011】無論、表面はヒータにより加熱されている
ので、未結氷水には温度勾配が発生し、これにより対流
が生じるので、各製氷ブロックの底部側に発生した気泡
がこの対流により水面まで運ばれる場合がある。
【0012】ところが、上記ヒータ加熱の方法では、製
氷ブロックに貯留されている水は静止しており(強制的
な攪拌等が行われていない)、かつ、その温度勾配も小
さいため氷結面に付着した気泡を対流で動かし脱気させ
るには非常に困難であった。
【0013】従って、十分に脱気を行うには氷結速度を
小さくしなければならず、製氷時間が長くなってしまう
問題があった。
【0014】そこで、本出願人は、複数の製氷ブロック
を有する製氷皿と、その製氷皿の水面に温風を吹出すブ
ロー機構とを備え、製氷皿の底面側への冷気(例えば−
20℃程度)で製氷ブロックの底部側から徐々に製氷さ
せ、底部から透明氷を得るようにした製氷装置を試作し
た。しかし、この製氷装置では、上部の表面にミネラル
成分などが結晶化したり、完全に脱気しないため氷の上
部に白濁部が生じたりし、この氷の上部が大変目立って
しまうものであった。この上部の白濁部となる部分を凍
結する前に排出し、透明な氷のみを得る方法も考えられ
るが、得られる氷が小さくなったり、水が無駄になった
りする。
【0015】この発明は、水を排水せずに透明な氷を得
られる製氷装置及びこの装置を用いた冷凍冷蔵庫を提供
するものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、複数の製氷ブロックを有する製氷皿と、この製氷皿
の製氷ブロックの氷をこの製氷皿を回動させることによ
り脱氷する脱氷装置とを備えた製氷装置において、前記
製氷ブロックに所定の吹付け角で温風を供給するブロー
機構を備えると共に、前記製氷皿の底面に前記温風の温
度より低く0℃未満の冷風を流して、前記製氷ブロック
内の下部側から水を凍結させるようにし、更に、前記ブ
ロー機構が温風を吹付ける方向と略同方向に前記製氷ブ
ロックの水を強制的に移動させる移動手段を備えたもの
である。
【0017】また、前記移動手段を、前記ブロー機構の
温風を吹出す方向と略同方向に空気を吹出すダクトとし
たものである。
【0018】また、前記製氷皿には、隣同士の製氷ブロ
ックの水が行き来できる連通路を形成すると共に、前記
ブロー機構には、各製氷ブロックに対向し前記温風を吹
出す吹出ノズルを設けたものである。
【0019】また、前記製氷ブロックの一方から他方へ
と製氷が順次完了するように、前記吹出ノズルから吹出
される温風を制御するように構成したものである。
【0020】また、前記温風の制御を、空気を加熱する
ヒータの通電を制御して行うように構成したものであ
る。
【0021】また、前記温風が吹出される側の製氷ブロ
ックには、前記製氷ブロックとは形状の異る補助製氷ブ
ロックを形成したものである。
【0022】更に、製氷皿の下方には、前記製氷ブロッ
クの氷を貯留する主貯溜部と、前記補助製氷ブロックの
氷を貯留する補助貯溜部とを備えた貯氷箱を配置したも
のである。
【0023】また、これらの何れかの製氷装置を冷凍冷
蔵庫に備えたものである。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図に沿って
説明する。図1は本発明にかかる製氷装置20を搭載し
た冷凍冷蔵庫2の側断面図であり、図2〜図4はこの製
氷装置20の構成図で、図2は側面図、図3は上面図、
図4は正面図である。なお、これらの図において、構成
が容易に理解できるように部材の一部を適宜省略し又は
簡略化して示されている部分があることを付言する。
【0025】冷凍冷蔵庫2は、外箱3と内箱4とを有
し、この間に断熱材が充填されてなる断熱構造体で、内
箱4の内部には複数の断熱中仕切板6が設けられて冷蔵
室7、冷凍室8、野菜室9等が形成されている。
【0026】冷蔵室7の下端部には、氷を作るための水
が貯留される給水タンク11が設けられ、また冷凍室8
には製氷装置20及び貯氷箱12が設けられている。な
お、貯氷箱12は製氷装置20の下に設けられて、この
製氷装置20からの氷を受止めて貯氷するようになって
いる。
【0027】また、冷凍冷蔵庫2の下部等には、冷媒を
圧縮する圧縮機、冷媒を絞るキャピラリーチューブ、冷
媒の熱を放熱して凝縮させる凝縮器、内部で冷媒を気化
させて庫内空気を冷却する冷却器13等からなる冷凍装
置が収納されて、庫内空気をファン14により強制循環
させながら庫内を冷却している。
【0028】一方、製氷装置20は、給水タンク11か
らの水を貯留する製氷皿21、この製氷皿21に貯留さ
れた水に空気(例えば5℃程度の温風)を吹付けるブロ
ー機構22、製氷皿21を反転させてこの製氷皿21の
氷を貯氷箱12に移す脱氷機構23等を有している。こ
のように製氷皿21の氷を貯氷箱12に移すために18
0度回転させるような反転ではなく、90度から13
0、140度程度動かすような回動させる方法を用いて
氷を移すようにしても良い。
【0029】なお、図1においてはこの製氷装置20の
少なくとも一部を断熱中仕切板6に埋込んだ構成を示し
ている。このような構成にしたのは、冷凍室8の利用空
間容積を増やすためであるので、状況により断熱中仕切
板6に埋込まなくてもよいことは明らかである。
【0030】このような製氷皿21は、上面が開口して
形成された合成樹脂製で、その内側が凹状に形成された
複数の製氷ブロック24に区画され、また製氷皿21の
両端部(図2では、左右方向)には回動軸25が設けら
れると共に、左端に給水タンク11からの水が給水され
る給水口26が設けられている。
【0031】そして、製氷皿21の底面側に冷却装置か
ら冷凍室8に送られてきた冷気(例えば−20℃程度)
が送風されて、この製氷皿21を底部側から冷却して製
氷が行われる。
【0032】脱氷機構23は、製氷皿21の一端側(図
2では左側)に設けられた駆動部27、貯氷箱12に所
定量以上の氷が蓄えられているか否かを検出する検氷レ
バー29等から構成され、駆動部27は図示しないパル
スモータ、ギア及び出力軸等により構成されている。
【0033】そして、製氷皿21の一方の回動軸25を
介して駆動部27の動力が製氷皿21に伝達されること
によりこの製氷皿21が上下反転して製氷された氷が貯
氷箱12に落下して貯氷される。
【0034】なお、貯氷箱12に氷が所定量以上貯氷さ
れているか否かの判断は、脱氷を行う際に先ず検氷レバ
ー29が貯氷箱12に向かって回転する。
【0035】このとき検氷レバー29が、図2に示す点
線状態まで所定量回転しても、氷に当接して力を受けな
い場合には、貯氷箱12に氷が無くなっていると判断し
て脱氷動作が開始する。
【0036】また、脱氷時には、製氷皿21は上下反転
して脱氷するが、このとき氷が製氷皿21にくっつき容
易に脱氷できない場合がある。
【0037】かかる場合には、図5に示す製氷皿21の
側面や底面等に脱氷ヒータ37を取付けて、脱氷時にこ
の脱氷ヒータ37に通電することにより製氷皿21に接
する氷の表面を少し溶かすようにしても良い。
【0038】なお、脱氷ヒータ37で氷の表面を少し溶
かすことにより脱氷を容易にするが、溶けた部分は脱氷
と略同時に再び凍るので、氷の表面は非常に滑らかにな
り、貯氷箱12に落下したときの衝撃や氷をウイスキー
等に入れたときの熱衝撃等に対して割れにくくなる利点
がある。
【0039】また、脱氷時に氷表面が割れるのを防ぐの
で透明氷としての見栄えが良くなる。
【0040】ブロー機構22は、空気を送風するポンプ
31、このポンプ31により送風される空気を製氷皿2
1の上方まで導く送風ダクト32、この送風ダクト32
により導かれた空気を加熱する空気加熱ヒータ33、こ
の空気加熱ヒータ33により加熱されて温風となった空
気を各製氷ブロック24に貯留された水に吹き当てるノ
ズル34、このノズル34から吹出された空気が集り、
再度ポンプ31に循環させる帰還ダクト35、製氷皿2
1の上面近傍の温度を検出する温度検出器36、ノズル
34が温風を吹付ける方向と略同方向に製氷ブロックの
水を強制的に移動させる移動手段としてのダクト60等
を有している。
【0041】ポンプ31は、シロッコファン等からな
り、中央部分から吸気し、周囲から吐出すように形成さ
れると共に、ポンプ31、送風ダクト32、ノズル34
及び帰還ダクト35がなす空気路は閉回路に形成され
て、ポンプ31からの空気は図3に示す矢線に従い送風
ダクト32、ノズル34及び帰還ダクト35を循環す
る。
【0042】ノズル34は、製氷ブロック24に対応し
て複数設けられて、空気を整流して製氷皿21に貯留さ
れた水に対して所定の吹付角度で吹付けられるように取
付けられている。
【0043】図6はノズル34の形状を説明するための
図で、図6(a)は円筒状タイプの場合であり、図6
(b)はリブ状タイプの場合を示し、図面の上側には斜
視図が示され、下側にはその断面図が示されている。
【0044】何れのタイプのノズル34を用いても良
く、また本発明はかかるノズル34の形状に制約を受け
るものではないが、後述するように少なくともノズル3
4の吹出口38からの空気が製氷皿21に貯留された水
に対して所定の角度で吹当られるようにする必要があ
る。
【0045】図7は製氷ブロック24に対するノズル3
4(図6(a)に示す円筒状タイプのノズルの場合を例
示している)の吹付角度θ(法線となす角度)を模式的
に示した図で、図7(a)及び図7(b)は側断面図、
図7(c)は上面図を示している。なお、図7(a)は
製氷開始時の側断面図であり、図7(b)は製氷中にお
ける側断面図を模式的に示している。
【0046】ノズル34の吹付角度θ及び吹付位置P
は、製氷ブロック24の大きさ(吹付面の大きさ)、ノ
ズル34から吹出される温風の速度、製氷ブロック24
に貯留されている水の量等に対応して設計されるもので
ある。
【0047】従って、一概に吹付角度θ及び吹付位置P
を規定することができないが、今日市販されている製氷
皿21では概ね吹付角度θ=20〜70度の角度がよ
く、より好ましくは吹付角度θ=45±1度がよい。
【0048】また、吹付位置Pは、少なくとも製氷ブロ
ック24の水平面中心位置に対して風上側(図7におい
て中心線Kより右側)の位置であることが好ましい。
【0049】このように吹付位置P及び吹付角度θを設
定したノズル34から吹出された温風は、製氷皿21の
水に吹き当り、この水を攪拌する。図7に示す点線矢印
はかかる温風の吹付けにより攪拌された水の動きを示し
ている。
【0050】ノズル34の吹付角度θが、少なくともθ
>0であるので、温風により水は図7(a)に示すよう
に鉛直断面で回転するようになる。特に、吹付位置Pが
中心線Kより風上側であるので効率的に水を回転させて
攪拌できるようになっている。
【0051】また、ノズル34は中心線Lの上に設け
る。これによりこの中心線Lに対して左右対称に水が回
転するようになって攪拌を効率的に行うことができるよ
うになっている。
【0052】このように製氷ブロック24の水が回転す
ることは、この水が攪拌されることであるので製氷過程
で未結氷水中にでてきた気泡も攪拌された水と一緒に動
き、水面又は水面近傍まで運ばれるようになるので容易
に脱気することが可能になる。
【0053】なお、吹付ける空気が温風であることよ
り、この温風に吹付けられて回転する水の温度も、相応
に高くなるので、水面が内部より先に結氷することが無
くなり製氷完了まで脱気パスを確保することができるこ
とは付言するまでもない。
【0054】これにより製氷される氷に含まれる空気の
量を極めて少なくすることができるようになり、非常に
高品質な透明氷を得ることが可能になっている。
【0055】製氷皿21に吹付けられた空気は、帰還ダ
クト35を介してポンプ31に戻るが、この際に帰還ダ
クト35を流動している空気が結露する場合がある。
【0056】即ち、製氷装置20は冷凍室8内に配設さ
れるために帰還ダクト35の外側は冷凍室8の冷たい空
気にさらされている。
【0057】無論、帰還ダクト35等は上述したように
断熱材により形成されたりして断熱性が高くなっている
ので、冷凍室8の影響を直接受けることはないが、しか
し完全な断熱効果は原理的に期待できないことは付言す
るまでもない。
【0058】このため、製氷皿21に吹付けられて帰還
ダクト35を流動する空気の温度は、この帰還ダクト3
5を流動する際に下がり結露する場合が生じる。
【0059】このように結露した水が冷凍室8に垂れ落
ちて食品等に付着すると、各食品等が互いにくっついて
しまう不都合が発生する。
【0060】そこで、本発明では、図8に示すように帰
還ダクト35に勾配を設けて、結露した水が製氷皿21
に戻るようにしている。
【0061】なお、空気加熱ヒータ33は、ニクロム線
等の発熱体から構成され、この発熱体が送風ダクト32
を流動する空気を加熱するようになっている。
【0062】次に、上記構成の詳細な説明を製氷装置2
0における透明氷の製氷過程及び制御方法を説明する。
【0063】先ず、温度検出器36により製氷ブロック
24の空気の温度が検出され、ポンプ31の動作が開始
する。
【0064】温度検出の結果、製氷ブロック24の空気
が氷点下の場合には、空気加熱ヒータ33を動作させて
空気を加熱してノズル34から吹出してセンサ36周辺
における製氷皿21上部の空気を暖める。
【0065】その後、製氷ブロック24に給水タンク1
1から水が供給されて製氷が開始する。
【0066】このように給水を行う前に、温風を送風す
るのは以下の理由からである。即ち、ヒータ33が暖ま
るのに時間を要するので、この時間だけ早めに空気加熱
ヒータ33を動作させて、給水時には約5℃の温風が吹
出されるようにするためである。また、温風を吹出して
製氷皿を0℃以上に温めておくことによって、給水した
水が脱気しないうちに即座に凍り白濁した氷になるのを
防止するためである。
【0067】そこで、本発明では、給水に先立ち温度検
出器36により製氷ブロック24内の空気の温度を検出
し、この空気の温度(即ち製氷ブロック24の温度)が
氷点下の場合には空気加熱ヒータ33で加熱された空気
をノズル34から吹出して製氷皿21上部の空気温度が
氷点より高くなるようにしている。
【0068】なお、このように製氷皿21の温度を高め
たりする方法には、脱氷ヒータ37を駆動することも可
能である。即ち、製氷皿21が氷点下の場合には、所定
時間脱氷ヒータ37を動作させて製氷皿21を暖めるこ
とで、上記不都合が回避できる。
【0069】製氷中の空気加熱ヒータ33及びポンプ3
1の制御方法としては、例えば図9に示すような制御が
可能である。図9は給水開始から製氷完了までの時間に
ついて、空気加熱ヒータ33のパワー(図9(a))、
ポンプ31の送風量(図9(b))を示した図である。
【0070】無論、この他の制御も可能であり、例えば
空気を一定時間だけ加熱したり空気加熱ヒータ33のパ
ワーとポンプ31の送風量とを同時に制御するようにし
ても良い。
【0071】このように、空気加熱ヒータ33のパワー
等を変化させるのは、製氷ブロック24の底部の凍結速
度が速いためである。底は、冷気が直接当るし、空気加
熱ヒータ33からも遠いので凍結速度が速く白濁しやす
い。
【0072】また、温度及び風量は未結氷水の量に依存
して適温、適量があるが、かかる適温適量の条件からず
れた条件で製氷すると、十分な脱気を行うことができな
かったり、未結氷水が吹飛ばされたりする場合がある。
【0073】そこで、本発明では、上記例に示すよう
に、常に適切な温度及び風量で空気の吹付が行えるよう
に制御している。
【0074】これにより、ノズル34からの空気により
製氷ブロック24の水が水平面及び垂直面で回転して攪
拌され、その際未結氷水にでてきた気泡が攪拌されて流
動する水と共に動いて水面及び水面近傍に達して脱気さ
れる。
【0075】なお、状況により白濁氷でもよいので直ぐ
に氷が欲しいような場合や緊急に多量の氷が必要になる
場合が考えられる。
【0076】このような場合には、図10に示すよう
に、帰還ダクト35とポンプ31との付け根部分に吸気
空気切り替えダンパ39を設けると共に、少なくとも帰
還ダクト35の途中に吐出ダンパ40を設けて、送風空
気選択器を構成する。
【0077】図10では送風ダクト32と帰還ダクト3
5との接合部分に吐出ダンパ40を設けている。
【0078】このような構成にして、高品質の透明氷を
製氷する場合には、図10(a)に示すように吸気空気
切り替えダンパ39を及び吐出ダンパ40を操作し空気
の閉回路を形成して、吹付ける空気を循環させる。
【0079】一方、急速製氷する場合には図10(b)
に示すように吸気空気切り替えダンパ39及び吐出ダン
パ40を操作し開回路を形成して、冷凍室8の空気が吸
気されるようにすると共に、製氷皿に吹付けられた空気
が吐出ダンパ40から冷凍室8に吐出されるようにす
る。
【0080】このようにすることにより品質の高い透明
氷や透明度が落ちるが短時間で大量の氷を作ることがで
き、これらの選択をユーザが行うことができるようにな
って利便性が著しく向上する。
【0081】なお、急速製氷するような場合には、空気
加熱ヒータ33を動作させる必要がないことは言うまで
もない。
【0082】このように構成された製氷装置では、その
製氷時に、ノズル34が温風を吹付けて水を撹拌させる
と同時に、このノズル34が温風を吹出す方向と略同方
向に製氷ブロックの水を強制的に移動させるためにダク
ト60から温風を吹出しているので、ミネラル成分やガ
ス成分を含む凍結しにくい水が温風の吹出す方向へと移
動させられ、この方向の製氷ブロック(図2や図3では
左側の製氷ブロック)の氷は白濁部を有するものとな
り、これ以外の製氷ブロックは、ほとんど透明な氷とす
ることができる。このように、ほぼ透明な氷と白濁部の
ある氷とを分けて製氷することができるので、使用目的
に応じて、透明な氷と白濁部のある氷とを使い分けるこ
とができる。
【0083】また、異る実施例の製氷皿を図12に示
し、ブロー装置と製氷皿との関係を示す説明図を図12
に示す。
【0084】41は製氷皿、41A、41B、41C、
41Dは冷凍冷蔵庫の奥側に配置される製氷ブロック、
41Eは製氷ブロック41A〜41Cとは形や大きさが
異り、この製氷ブロックの先端側(冷凍冷蔵庫の扉側)
に形成された補助製氷ブロックである。そして、これら
製氷ブロック41A〜41Eの隣同士には上部の水が行
き来できるように連通路42が形成されている。このた
め、ノズル43A、43B、43C、43D、43Eか
らの温風によって水面に流れが形成されると、僅かであ
るが上部の水が隣同士に行き来できるようになってい
る。また、ダクト60からの温風によって、この移動す
る力が促進されている。
【0085】尚、図13に示す61は温風の広がる様子
を示す線で、各製氷ブロック41A〜Dの水面の水は、
この線のような力を受けている。尚、この図13には、
ダクトからの温風の広がる様子は、図が煩雑になるため
示していない。
【0086】44は貯氷箱で、製氷皿41の下方に配置
されている。また、この貯氷箱44には、主貯氷部44
Aと補助貯氷部44Bとが形成されており、主貯氷部4
4Aは、製氷ブロック41A〜41Cからの氷を貯留す
るためのもので、この製氷ブロック41A〜41Dの下
に位置し、補助貯氷部44Bは、補助製氷ブロック44
Dからの氷を貯留するためのもので、この補助製氷ブロ
ック41Bの下に位置している。このため、製氷ブロッ
ク41A〜41Cからの氷と補助製氷ブロック41Dか
らの氷とが分離して貯氷される。
【0087】前記ノズル43A〜43Dは、各製氷ブロ
ック41A〜41Dに対応して配置されているので、製
氷ブロック41A〜Dの合計数と同じ8つ形成されてい
る。図12の右側となる一方側の製氷ブロック41Aか
ら左側に向けて順に、吹出ノズル43A、43B、43
C、43Dが配置されており、これらのノズル43A〜
43Dの風上側にはヒータ45A、45B、45C、4
5Dが配置されている。そして、これらのヒータは45
A〜45D個別に通電制御可能に構成されている。ヒー
タ45Aの熱は吹出ノズル43Aから吹出される前の空
気を加熱するものであるが、同じダクト内を通り、吹出
ダクト43B、43C、43Dから吹出される温風も加
熱するため、ヒータ45A〜45Dを同じ発熱量に制御
しても、吹出ノズル43A、43B、43C、43Dの
温風はこの順でやや高くなる。尚、詳述しないが、製氷
が製氷ブロック41A〜41D、補助製氷ブロック41
Eの順で進むように、ヒータ45A〜45Dの発熱量を
この順で大きくなるように制御しても構わない。
【0088】このように構成された製氷装置では、温風
が夫々のノズル43A〜43Dから温風が夫々の製氷ブ
ロック41A、41Bに吹出されると共に、ダクト60
から温風が供給されている。同時に、製氷皿41の底面
に冷風(例えば、−20℃程度)が供給されている。
【0089】ノズル34Aから吹出される温風の温度よ
り、下流側のノズル34Bから吹出される温風の方がや
や温度が高くなっているため、右側の製氷ブロック41
A、真中の製氷ブロック41B、41C、左側の製氷ブ
ロック41D、そして補助ブロック41Dの順で製氷が
進む。このため、製氷ブロックの右側から順に、そして
補助ブロック41Eの順で製氷が完了する。
【0090】この製氷時において、温風の吹出しにより
水面が撹拌されていると共に、この撹拌によりミネラル
成分やガス成分を含む水、すなわち不純部を含み凍結し
にくい水が連通部42を通って製氷ブロック41Aから
41Bへと移動し、また、不純物を含まない水は早く凍
結し始めるため、製氷ブロック41Aはほぼ透明な氷と
なる。そして、製氷が進むに連れてミネラル成分やガス
成分を含む水が製氷ブロック41B、41C、41D、
そして補助製氷ブロック41Eへと移動する。しかも、
この移動はダクト60の温風により促進されている。し
かも、同時に、水が移動した分、連通路42を通って戻
る水もあり、各製氷ブロックの水位が不揃いにならない
ようになっている。
【0091】ミネラル成分やガス成分を含まない純粋な
水の方が早く凍結するため、製氷が進むにつれて、ミネ
ラル成分やガス成分を含む水はだんだん濃縮される。ま
た同時に、製氷ブロック41Aから41B、41C、4
1Dと製氷が進むため、この濃縮された水は、製氷ブロ
ック41B、41C、41D、補助製氷ブロック41E
へと押し出されるように移動することとなる(図14参
照)。
【0092】このように、製氷ブロックの一方側から製
氷が進むので、一方の製氷ブロック側、例えば、製氷ブ
ロック41A、41B、41C、41Dで透明の氷を作
ることができ、他方の製氷ブロック(補助製氷ブロック
41E)には、白濁部のある氷を、分けて作ることがで
きる。
【0093】また製氷が完了すると、脱氷装置により、
脱氷される。脱氷されると、製氷ブロック41A〜Dの
氷は主貯氷部44Aに貯められ、補助製氷ブロック41
Eの氷は補助貯氷部44Bに貯められ、ほとんど透明な
氷と白濁部を有する氷とを分けて貯氷することができ
る。
【0094】製氷ブロック41A〜Cからの氷は全体が
ほぼ透明な氷となっておりジュースやウイスキーなどの
飲料に使用するのが適している。また、飲料以外の氷枕
などに使用する場合は、補助製氷ブロック41Dから
の、やや白濁部のある氷を優先的に用いると良い。しか
し、この白濁部のある氷は、人体に無害なため、飲料な
どに用いても全く問題は生じないので、透明な氷がない
場合は、飲料などに用いても構わない。
【0095】このように、白濁部を有する氷とほとんど
透明な氷とを、分離して貯氷できるので、使用者の好み
に応じて、氷を有効に使い分けることができる。
【0096】尚、この実施の形態では、貯氷箱を、主貯
氷部と補助貯氷部とが形成されたものを用いたが、製氷
ブロックからの氷と、補助製氷ブロックからの氷とはそ
の形状や大きさが明らかに異り、容易に判別できるた
め、主貯氷部と補助貯氷部とが形成されていないような
貯氷箱を用いても構わない。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明では、製氷装置において、製氷ブロックに所定の吹
付け角で温風を供給するブロー機構を備えると共に、前
記製氷皿の底面に前記温風の温度より低く0℃未満の冷
風を流して、前記製氷ブロック内の下部側から水を凍結
させるようにし、更に、製氷ブロックの水を、前記ブロ
ー機構が温風を吹付ける方向と略同方向に水を強制的に
移動させる移動手段を備えたので、不純物を含まない純
粋な水が一方の製氷ブロック内の水から凍結し始めと、
ミネラル分やガス成分を含み凍結しにくい水は未凍結の
まま徐々に濃縮されると同時に、前記移動手段により他
方へ移動させられる。このため、一方の製氷ブロックの
氷はほぼ透明となり、前記ブロー機構が温風を吹付ける
方向である他方の製氷ブロックは白濁部のある氷とな
り、透明な氷と白濁部のある氷とを分けて製氷すること
ができる。従って、使用目的に応じて、透明な氷と白濁
部のある氷とを使い分けることができる。
【0098】また、請求項2に記載の発明によれば、前
記移動手段を、ブロー機構の温風を吹出す方向と略同方
向に空気を吹出すダクトとしたので、前記ブロー機構を
利用して空気を吹出すダクトを容易に構成することがで
き、簡単で且つ安価に、透明な氷と白濁部のある氷とを
分けて製氷することができる。
【0099】また、請求項3に記載の発明によれば、前
記製氷皿には、隣同士の製氷ブロックの水が行き来でき
る連通路を形成すると共に、前記ブロー機構には、各製
氷ブロックに対向し前記温風を吹出す吹出ノズルを設け
たので、ミネラル分やガス成分を含み凍結しにくい水
を、ノズルから吹出す温風の方向に徐々に集めることが
できる。このため、ほぼ透明な氷を一層透明にすること
ができる。
【0100】また、請求項4に記載の発明によれば、前
記製氷ブロックの一方から他方へと製氷が順次完了する
ように、前記吹出ノズルから吹出される温風を制御する
ように構成したので、ミネラル分やガス成分を含み凍結
しにくい水を、他方へと徐々に集めることができるの
で、一方の製氷ブロックにできるほぼ透明な氷を、より
一層透明にすることができる。
【0101】また、請求項5に記載の発明によれば、前
記温風の制御を、空気を加熱するヒータの通電を制御し
て行うように構成したので、温風の温度制御が容易で、
簡単にほぼ透明な氷と白濁部のある氷とを分けて、簡単
に製氷することができる。
【0102】また、請求項6に記載の発明よれば、前記
温風が吹出される側の製氷ブロックの先には、前記製氷
ブロックとは形状の異る補助製氷ブロックを形成したの
で、製氷ブロックにできるほぼ透明な氷と、補助ブロッ
クにできる白濁部を有する氷とを、大きさや形を変えて
製氷でき、容易に判別することができる。このため、使
用目的に応じて、透明な氷と白濁部のある氷とを使い分
けることができる。
【0103】更に、請求項7に記載の発明によれば、製
氷皿の下方には、前記製氷ブロックの氷を貯留する主貯
溜部と、前記補助製氷ブロックの氷を貯留する補助貯溜
部とを備えた貯氷箱を配置したので、透明な氷と、白濁
部を有する氷とを、貯氷箱に分けて貯氷することがで
き、その使用目的に応じて氷を使い分けることができ
る。
【0104】また、請求項8に記載の発明によれば、請
求項1乃至7の何れかに記載の製氷装置を冷凍冷蔵庫に
備えたので、透明な氷と白濁部のある氷とを容易に分け
て得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の説明に適用される冷凍冷
蔵庫の側断面図である。
【図2】製氷装置の側断面図である。
【図3】製氷装置の上面図である。
【図4】製氷装置の正面図である。
【図5】脱氷ヒータを設けた製氷皿の斜視図である。
【図6】ノズルの形状を説明する図である。
【図7】空気の吹付け状態を説明する図である。
【図8】帰還ダクトの勾配を説明する図である。
【図9】空気加熱ヒータ等の制御例を示す図である。
【図10】送風空気選択器の作用を説明する図である。
【図11】異る実施の形態の製氷皿を示す斜視図であ
る。
【図12】ブロー機構と製氷皿との関係を示す説明図で
ある。
【図13】ノズルからの温風の広がる様子を示す説明図
である。
【図14】製氷皿に氷ができる様子を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
2 冷凍冷蔵庫 20 製氷装置 21 製氷皿 22 ブロー機構 23 脱氷機構 24 製氷ブロック 25 回転軸 33 ヒータ 34 ノズル 41A〜41C 製氷ブロック 41D 補助製氷ブロック 42 連通部 43A〜43D ノズル 44 貯氷箱 44A 主貯氷部 44B 補助貯氷部 45A〜45D ヒータ 60 ダクト(移動手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久保田 順一 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 神谷 英昭 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 星野 仁 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 松岡 雅也 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 大塚 直樹 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の製氷ブロックを有する製氷皿と、
    この製氷皿の製氷ブロックの氷をこの製氷皿を回動させ
    ることにより脱氷する脱氷装置とを備えた製氷装置にお
    いて、前記製氷ブロックに所定の吹付け角で温風を供給
    するブロー機構を備えると共に、前記製氷皿の底面に前
    記温風の温度より低く0℃未満の冷風を流して、前記製
    氷ブロック内の下部側から水を凍結させるようにし、更
    に、前記ブロー機構が前記温風を吹付ける方向と略同方
    向に前記製氷ブロックの水を強制的に移動させる移動手
    段を備えたことを特徴とする製氷装置。
  2. 【請求項2】 前記移動手段を、前記ブロー機構の温風
    を吹出す方向と略同方向に空気を吹出すダクトとしたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の製氷装置。
  3. 【請求項3】 前記製氷皿には、隣同士の製氷ブロック
    の水が行き来できる連通路が形成されていると共に、前
    記ブロー機構には、各製氷ブロックに対向し前記温風を
    吹出す吹出ノズルを設けたことを特徴とする請求項1又
    は2に記載の製氷装置。
  4. 【請求項4】 前記製氷ブロックの一方から他方へと製
    氷が順次完了するように、前記ブロー機構からの温風を
    制御することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記
    載の製氷装置。
  5. 【請求項5】 前記温風の制御を、空気を加熱するヒー
    タの通電を制御して行うことを特徴とする請求項4に記
    載の製氷装置。
  6. 【請求項6】 前記温風が吹出される側の製氷ブロック
    には、前記製氷ブロックとは形状の異る補助製氷ブロッ
    クが形成されていることを特徴とする請求項1乃至5の
    何れかに記載の製氷装置。
  7. 【請求項7】 製氷皿の下方には、前記製氷ブロックの
    氷を貯留する主貯溜部と、前記補助製氷ブロックの氷を
    貯留する補助貯溜部とを備えた貯氷箱を配置したことを
    特徴とする請求項6に記載の製氷装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7の何れかに記載の製氷装
    置を用いたことを特徴とする冷凍冷蔵庫。
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