JP2003042498A - 半導体製造システム、半導体製造装置、半導体製造方法及び半導体装置 - Google Patents

半導体製造システム、半導体製造装置、半導体製造方法及び半導体装置

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JP2003042498A
JP2003042498A JP2001232659A JP2001232659A JP2003042498A JP 2003042498 A JP2003042498 A JP 2003042498A JP 2001232659 A JP2001232659 A JP 2001232659A JP 2001232659 A JP2001232659 A JP 2001232659A JP 2003042498 A JP2003042498 A JP 2003042498A
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JP
Japan
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semiconductor manufacturing
semiconductor
equipment
chemical
manufacturing apparatus
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JP2001232659A
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Inventor
Taiji Kato
泰司 加藤
Toshikazu Suzuki
登之和 鈴木
Hirohisa Koriyama
広久 郡山
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F3/00Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems
    • F24F3/12Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling
    • F24F3/16Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by purification, e.g. by filtering; by sterilisation; by ozonisation
    • F24F3/167Clean rooms, i.e. enclosed spaces in which a uniform flow of filtered air is distributed

Abstract

(57)【要約】 【課題】 クリーンルームを清浄純粋な雰囲気の状態に
維持できるようにする。 【解決手段】 半導体装置を製造するクリーンルーム1
と、ケミカルコンタミ非発散性の材料を使用した半導体
製造装置20とを備え、この半導体製造装置20は当該
クリーンルーム1内に設置されるものである。この構成
によって、半導体製造装置20からクリーンルームへの
ケミカルコンタミの発散を無くすことができるので、ク
リーンルーム内を清浄純粋な雰囲気の状態に維持するこ
とができる。ケミカルコンタミ発散性の材料を使用した
半導体製造装置20を使用して半導体装置を製造する場
合に比べて、ケミカルコンタミ汚染に起因する不良発
生、品質低下、信頼性低下及び、製造ラインの稼働率低
下を少なくすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クリーンルーム内
での半導体集積回路装置や液晶表示装置等の製造に適用
して好適な半導体製造システム、半導体製造装置、半導
体製造方法及び半導体装置に関する。詳しくは、ケミカ
ルコンタミ非発散性の材料を使用した半導体製造装置を
当該クリーンルーム内に設置して、清浄純粋な雰囲気の
状態に維持されたクリーンルームで半導体装置を製造で
きるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、半導体集積回路装置や液晶表
示装置等を製造する装置(以下で半導体製造装置とい
う)は、サブミクロンの粒子状ダストを排除したクリー
ンルームに設置され、厳密なダスト管理がなされてき
た。
【0003】しかし近年、半導体加工の微細化が進むに
伴い、粒子状のダストだけではなく、ガス状の気中汚染
物質、いわゆるケミカルコンタミ(Chemical Contam
ination)が注目されている。ケミカルコンタミは、N
H4+などのイオン成分、フタル酸ジオクチル(DO
P)などの有機物、ホウ素(B)などの無機物に分類さ
れ、例えばNH4+は露光装置の光学系の曇りの原因と
なり、有機物と無機物は酸化膜の特性変化や化学気相成
長(CVD)装置における膜付き性の悪化などを招くこ
とが知られている。
【0004】これらのことは、半導体集積回路装置また
は液晶表示装置(以下で単に半導体装置という)等の生
産性の低下、製造歩留まりの低下、品質および信頼性の
低下につながるため、クリーンルーム気中のケミカルコ
ンタミは大きな問題として認識されている。
【0005】ところで、半導体装置等の製造工場では、
外気からクリーンルームへのイオン成分の進入を防ぐた
めに外調機にエアワッシャを設置したり、建築部材から
の有機物発生を防ぐために低分子シロキサンの揮散が少
ないシリコンシール材を使用したり、空調用高性能フィ
ルタ(Ultra Low Penetration Filter:以下でUL
PAという)からのホウ素(B)発生を防ぐためにホウ
素含有の少ない濾材を採用したフィルタを使用するな
ど、主に建築物および空調や電気などの建築設備の面か
ら、クリーンルーム気中のケミカルコンタミ低減に取り
組んできている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来方
式のクリーンルームや半導体製造装置によれば、次のよ
うな問題がある。 ケミカルコンタミ低減に配慮した材料で作ったクリ
ーンルームであっても、そこに半導体製造装置を設置す
ると、気中のケミカルコンタミの濃度が上昇する。これ
は、半導体製造装置の構成材料からケミカルコンタミが
発散するためであって、半導体製造装置の構成材料が、
クリーンルームの気中ケミカルコンタミを増加させない
という観点で選定されていないためである。例えば、半
導体製造装置に使われる塩化ビニール被覆の電線からフ
タル酸エステルが発散し、シリコンシール材からシロキ
サンが発散し、ULPAフィルタからDOPやホウ素
(B)が発散することが知られている。
【0007】 また、クリーンルームの気中ケミカル
コンタミを増加させないという観点での対策がなされて
いないため、クリーンルームの空気に直接接触する半導
体製造装置内部の被覆電線やシール材から有機物が発散
したり、この装置内部にクリーンエアを送るための空調
フィルタから発散したホウ素(B)が当該装置の隙間か
らクリーンルーム気中に漏出したりして、クリーンルー
ム気中のケミカルコンタミを増加させるおそれがある。
【0008】 クリーンルームに送り込まれたウエハ
が接触する半導体製造装置の内部の空気は、一般にクリ
ーンルームの空気と同一であるから、クリーンルーム気
中のケミカルコンタミの汚染を免れない。
【0009】因みに半導体製造装置内で半導体ウエハが
露出している場所にケミカルフィルタを通した空気を送
り、クリーンルーム気中のケミカルコンタミによる汚染
を避ける仕組みも考えられるが、半導体製造ラインにあ
るすべての半導体製造装置が同様の対応をしていない限
り、複数の半導体処理工程を完了するまでの間にクリー
ンルーム気中のケミカルコンタミに汚染されてしまい、
これを避けることは困難である。
【0010】 半導体製造装置の構成部材が発散する
ケミカルコンタミは、ケミカルコンタミを低減した空気
を送り込まれたクリーンルームの部分以外の部分の空気
を汚染するおそれがある。従って、半導体製造装置内部
に送り込まれたウエハがその空気と接触することでウエ
ハ表面が汚染されることになる。
【0011】 また、クリーンルームに送り込む空気
の一部をケミカルフィルタを通すなどするには、初期投
資が多くかかり、またケミカルフィルタの維持管理に手
間とコストがかかる。
【0012】そこで、この発明はこのような従来の課題
を解決したものであって、クリーンルームを清浄純粋な
雰囲気の状態に維持できるようにした半導体製造システ
ム、半導体製造装置、半導体製造方法及び半導体装置を
提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述した課題は、半導体
装置を製造するクリーンルームと、ケミカルコンタミ非
発散性の材料を使用した半導体製造装置とを備え、この
半導体製造装置は当該クリーンルーム内に設置されるこ
とを特徴とする半導体製造システムによって解決され
る。
【0014】本発明に係る半導体製造システムによれ
ば、半導体製造装置からクリーンルームへのケミカルコ
ンタミの発散を無くすことができるので、クリーンルー
ム内を清浄純粋な雰囲気の状態に維持することができ
る。従って、ケミカルコンタミ発散性の材料を使用した
半導体製造装置を使用して半導体装置を製造する場合に
比べて、ケミカルコンタミ汚染に起因する不良発生、品
質低下、信頼性低下及び、製造ラインの稼働率低下を少
なくすることができる。
【0015】本発明に係る第1の半導体製造装置は半導
体装置を製造する装置であって、装置本体と、この装置
本体に取り付けられ又は/及び当該装置本体に接続され
た装置部品とを備え、この装置本体又は/及び装置部品
にはケミカルコンタミ非発散性の材料を使用することを
特徴とするものである。
【0016】本発明に係る第1の半導体製造装置によれ
ば、当該装置からクリーンルームへのケミカルコンタミ
の発散を無くすことができるので、クリーンルーム内を
清浄純粋な雰囲気の状態に維持することができる。従っ
て、ケミカルコンタミ発散性の材料を使用した半導体製
造装置を使用して半導体装置を製造する場合に比べて、
ケミカルコンタミ汚染に起因する不良発生、品質低下、
信頼性低下及び、製造ラインの稼働率低下を少なくする
ことができる。
【0017】本発明に係る第2の半導体製造装置は半導
体装置を製造する装置であって、装置本体と、この装置
本体に取り付けられ又は/及び当該装置本体に接続され
た装置部品と、この本体装置又は/及び装置部品の一部
あるいは全部を覆う包囲体と、この包囲体内を排気する
排気手段とを備えることを特徴とするものである。
【0018】本発明に係る第2の半導体製造装置によれ
ば、本体装置又は/及び装置部品の一部あるいは全部に
ケミカルコンタミ発散性の材料をやむを得ず使用した場
合でも、排気手段によってケミカルコンタミをクリーン
ルーム外へ排気することができるので、クリーンルーム
内を清浄純粋な雰囲気の状態に維持することができる。
【0019】本発明に係る第1の半導体製造方法は予め
ケミカルコンタミ非発散性の材料を使用した半導体製造
装置を製造し、この半導体製造装置をクリーンルーム内
に設置し、クリーンルーム内で半導体製造装置を使用し
て半導体装置を製造することを特徴とするものである。
【0020】本発明に係る第1の半導体製造方法によれ
ば、清浄純粋な雰囲気の状態に維持されたクリーンルー
ムで半導体装置を製造することができる。従って、クリ
ーンルーム内でケミカルコンタミ発散性の材料を使用し
た半導体製造装置を使用して半導体装置を製造する場合
に比べて、ケミカルコンタミに依存されない高品質かつ
高信頼度の半導体装置を製造することができる。半導体
装置の製造コストを低減できる。
【0021】本発明に係る第2の半導体製造法はクリー
ンルーム内で半導体製造装置を使用して半導体装置を製
造する方法であって、半導体製造装置の一部あるいは全
部を包囲体で覆う工程と、この包囲体内のケミカルコン
タミをクリーンルーム外へ排気する工程とを有すること
を特徴とするものである。
【0022】本発明に係る第2の半導体製造方法によれ
ば、半導体製造装置の一部あるいは全部にケミカルコン
タミ発散性の材料が使用された場合でも、包囲体内のケ
ミカルコンタミをクリーンルーム外へ排気できるので、
クリーンルーム内を清浄純粋な雰囲気の状態に維持する
ことができる。
【0023】本発明に係る半導体装置は半導体基板と、
この半導体基板上に形成された電子回路素子とを備え、
ケミカルコンタミ非発散性の材料を使用して製造された
半導体製造装置により半導体基板及び/又は電子回路素
子を製造されて成ることを特徴とするものである。
【0024】本発明に係る半導体装置によれば、ケミカ
ルコンタミ発散性の材料を用いた半導体製造装置を使用
して半導体装置を製造する場合に比べて、ケミカルコン
タミに依存されない高品質かつ高信頼度の半導体装置を
提供することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】続いて、この発明に係る半導体製
造システム、半導体製造装置、半導体製造方法及び半導
体装置の一実施の形態について、図面を参照しながら説
明をする。 (1)第1の実施形態 図1は本発明に係る第1の実施形態としての半導体製造
システム100の構成例を示す模式図である。この実施
形態では、ケミカルコンタミ非発散性の材料を使用した
半導体製造装置を当該クリーンルーム内に設置して、清
浄純粋な雰囲気の状態に維持されたクリーンルームで半
導体装置を製造できるようにしたものである。つまり、
この半導体製造システム100では予めケミカルコンタ
ミ非発散性の材料を使用した半導体製造装置20を製造
し、この半導体製造装置20をクリーンルーム1内に設
置し、クリーンルーム1内で半導体製造装置20を使用
して半導体装置を製造するようになされる(第1の半導
体製造方法)。
【0026】図1に示す半導体製造システム100は半
導体集積回路装置または液晶表示装置(以下で単に半導
体装置という)等を製造するシステムである。このシス
テム100には清浄空気循環型のクリーンルーム1が備
えられている。このクリーンルーム1は天井16、床1
4及び壁10A、10Bを有しており、図示しないが、
もちろん、作業者9が出入りする出入口を有している。
クリーンルーム1の天井16にはファンフィルタユニッ
ト(FFU)13が配置され、天井16の裏側は天井プ
レナムチャンバ11となっている。
【0027】このクリーンルーム1の床14には通気用
の複数の開口部14Aが設けられ、床14の裏側には床
構造部材15が設けられ、床14の裏側は床下リターン
エリア12となっている。上述の天井プレナムチャンバ
11と床下リターンエリア12との間は空調機17とダ
クト8A,8Bとを通じて結ばれている。
【0028】このダクト8A,8Bの途中には外調機1
8が取り付けられ、この外調機18にはエアワッシャー
19が内蔵され、外気を取り込んでクリーンルーム1へ
補充する空気を清浄化するようになされる。外調機18
で清浄化された空気は空調機17によって天井プレナム
チャンバ11に送り込まれ、ファンフィルタユニット1
3によってクリーンルーム1に吹き出され、床14の通
気用の開口部14Aを通って床下リターンエリア12に
吸引される。
【0029】クリーンルーム1の空気は空調機17によ
って天井プレナムチャンバ11→ファンフィルタユニッ
ト13→クリーンルーム1の内部→開口部14A→床下
リターンエリア12→ダクト8A,8Bを循環するよう
になされる。清浄化空気は外部からクリーンルーム1へ
補充される。ここまでの建築構造は従来方式のクリーン
ルームと同じ構成を採ることができる。
【0030】この半導体製造システム100では、当該
クリーンルーム1内にケミカルコンタミ非発散性の材料
を使用した半導体製造装置20が設置されており、この
製造装置20は半導体装置を製造するために本体装置又
は/及び装置部品から構成されている。
【0031】半導体製造装置20は例えば装置本体と、
この装置本体に取り付けられ又は/及び当該装置本体に
接続された装置部品とを備え、この装置本体又は/及び
装置部品にはケミカルコンタミ非発散性の材料が使用さ
れる。このケミカルコンタミ非発散性の材料には、ポリ
オレフィン系、テフロン(R)系、ポリエチレンテレフ
タレート系又は/及びポリカーボネート系の素材から成
るものが使用される(第1の半導体製造装置)。
【0032】この半導体製造装置20は例えば、図示し
ない筐体、被覆電線、シール材、樹脂製パネル、樹脂製
シート、バンドヒータ、塗料、空調用フィルタ、断熱
材、接着剤、プリント基板、プリント基板用レジスト、
接着テープ、配管のうち少なくとも一つ又はこれらを組
み合わせた本体装置又は/及び装置部品を有している。
【0033】この例では、この本体装置又は/及び装置
部品を構成する、筐体、被覆電線、シール材、樹脂製パ
ネル、樹脂製シート、バンドヒータ、塗料、空調用フィ
ルタ、断熱材、接着剤、プリント基板、プリント基板用
レジスト、接着テープ、配管のうち少なくとも一つ又は
これらの全部に、ケミカルコンタミ非発散性の材料を使
用したものである。当該クリーンルーム1内へのケミカ
ルコンタミの発散を無くすようにするためである。
【0034】半導体製造装置20は露光装置、塗布装
置、現像装置、洗浄装置、測定装置、化学気相成長装
置、プラズマ製膜装置、拡散炉装置、エッチング装置、
メッキ装置、ラッピング装置、アッシング装置、イオン
注入装置、化学機械的研磨装置、搬送装置、保管装置の
うち少なくとも一つを構成するものである。
【0035】このシステム100で上述した半導体製造
装置20に例えば、被覆電線が使用される場合であっ
て、この被覆電線にはポリオレフィン系又は/及びテフ
ロン(R)系の材料で被覆した電線が使用されている。
この半導体製造装置20では従来方式の塩化ビニール被
覆の電線の代わりに、可塑剤等を含んでしないポリオレ
フィン系材料やテフロン(R)系材料で被覆した電線を
使用することにより、当該クリーンルーム1内へのケミ
カルコンタミの発散を無くすようになされる。また、半
導体製造装置20にフィルタが使用される場合であっ
て、このフィルタには低ホウ素使用量の濾材及び濾材を
シールするために低有機物発散性のシール材が使用され
る。
【0036】更に、半導体製造装置20に透明樹脂製パ
ネルが使用される場合であって、有機物発散の多い透明
塩化ビニール板の代わりに、ポリエチレンテレフタレー
ト(PET)板あるいはポリカーボネート(PC)板が
使用される。その際の板材のシールには一般のシール剤
の代わりに、シロキサンの揮散を低減した低シロキサン
揮散性のシール剤が使用される。
【0037】いずれも、当該クリーンルーム1内へのケ
ミカルコンタミの発散を無くすためである。これらは一
例であり、これ以外にも、ケミカルコンタミ発散性の材
料を発散が少ない、又は全く発散しない非発散性の材料
に置き換えることによって、半導体製造装置20からの
ケミカルコンタミ発散を低減することができる。
【0038】更にまた、半導体製造装置20にファンや
ステージ等を駆動するための駆動部が使用される場合で
あって、この駆動部には密閉型のモータが使用され、該
モータは充分にエージングした後に使用される。当該ク
リーンルーム1内へのケミカルコンタミの発散を無くす
ためである。
【0039】なお、クリーンルーム自体をケミカルコン
タミ非発散性の材料を使用して建築するようにしてもよ
い。例えば、床材14、床構造部材15、天井16及び
壁10A、10Bの表面の材料又は塗装材料にはケミカ
ルコンタミ非発散性の材料を使用する。このケミカルコ
ンタミ非発散性の材料は塗料材料の他に、クリーンルー
ム1への照明配線、仕切用の樹脂製パネル、パネル間の
シール材、樹脂製シート、空調用フィルタ、断熱材、接
着剤、接着テープ、配管にもケミカルコンタミ非発散性
の材料が使用される。例えば、ファンフィルタユニット
13に内蔵されるULPAフィルタには低ホウ素含有性
の濾材を使用したフィルタが使用され、そのシール材に
は有機物発散の少ない材料を使用したものが適用され
る。こうした構成を採ることで、ケミカルコンタミに配
慮しない材料で作ったクリーンルームよりも、新築クリ
ーンルームの気中のケミカルコンタミを大幅に低減する
ことができる。
【0040】このように、本発明に係る第1の実施形態
としての半導体製造システム100によれば、半導体製
造装置20の構成材料をケミカルコンタミ発散性の材料
からケミカルコンタミ非発散性の材料に置き換えること
で、半導体製造装置20からクリーンルーム1へのケミ
カルコンタミの発散を無くすことができる。
【0041】従って、クリーンルーム1内を清浄純粋な
雰囲気の状態に維持することができる。ケミカルコンタ
ミ発散性の材料を使用した半導体製造装置20を使用し
て半導体装置を製造する場合に比べて、ケミカルコンタ
ミ汚染に起因する不良発生、品質低下、信頼性低下及
び、製造ラインの稼働率低下を少なくすることができ
る。
【0042】この半導体製造システム100によって製
造される半導体装置によれば、例えば半導体基板と、こ
の半導体基板上に形成された電子回路素子とを備え、ケ
ミカルコンタミ非発散性の材料を使用して製造された半
導体製造装置20により半導体基板及び/又は電子回路
素子を製造されて成るものである。この半導体製造装置
20で液晶表示装置を製造する場合は、上述の電子回路
素子は液晶表示素子が対象となる。
【0043】このようなシステム100で製造された半
導体装置によれば、ケミカルコンタミ発散性の材料を使
用した半導体製造装置20を使用して半導体装置を製造
する場合に比べて、ケミカルコンタミに依存されない高
品質かつ高信頼度の半導体装置を歩留まり良く提供する
ことができる。
【0044】また、新たにクリーンルーム1を建築する
場合、例えばケミカルフィルタなどを使用して空気を清
浄化する空気清浄化機構にかかる初期投資を低減するこ
とができ、従来方式の空気清浄化機構のランニングコス
トに比べて、本発明では、半導体製造装置20の構成部
材の一部を変更する、好ましくはクリーンルーム1の建
築部材を変更する等のわずかな投資増加で済むようにな
る。
【0045】この実施形態ではケミカルコンタミ非発散
性の材料に関して、ポリオレフィン系、テフロン(R)
系、ポリエチレンテレフタレート系又は/及びポリカー
ボネート系の素材について説明したが、これに限られる
ことはなく、ケミカルコンタミ非発散性の材料に関して
はガスクロマトグラフなどの分析によって新たな材料を
見いだすことができる。
【0046】(2)第2の実施形態 図2は本発明に係る第2の実施形態としての半導体製造
システム200の構成例を示すクリーンルームの模式図
である。この実施形態では図2に示すベイ方式のクリー
ンルーム2においてケミカルコンタミ非発散性の材料を
使用した半導体製造装置20が配置されるものである。
なお、第1の実施形態と同じ符号及び同じ名称のものは
同じ機能を有するためその説明を省略する。
【0047】図2に示すクリーンルーム2には作業域を
区切るパーテション24が設けられている。この作業域
の天井には作業域天井チャンバ21が設けられており、
天井プレナムチャンバ11内にはダクト8Cが配置され
ている。このパーテション24により区切られた作業域
は作業通路10A及びメンテナンスエリア23である。
【0048】このシステム200で空調機17及び外調
機18に取り付けられたダクト8Bは第1の実施形態と
異なり、ダクト8Cと天井プレナムチャンバ11とに分
岐されている。ダクト8Bの一方はケミカルフィルタ2
2を通してダクト8Cに接続されており、その他方は天
井プレナムチャンバ11に接続されている。
【0049】外調機18で清浄化された空気は空調機1
7によって天井プレナムチャンバ11に送り込まれ、フ
ァンフィルタユニット13によってメンテナンスエリア
23に吹き出され、床14の通気用の開口部14Aを通
って床下リターンエリア12に吸引される。
【0050】メンテナンスエリア23の空気は空調機1
7によってダクト8B→天井プレナムチャンバ11→フ
ァンフィルタユニット13→メンテナンスエリア内→開
口部14A→床下リターンエリア12→ダクト8A,8
Bを循環するようになされる。
【0051】このメンテナンスエリア23には半導体製
造装置20が配置されており、その正面に操作部が設け
られている。この操作面が見えている領域、すなわち主
に作業者9が通行する通路部10Cには、空調機17に
よってダクト8B→ケミカルフィルタ22→ダクト8C
→作業域天井チャンバ21→作業通路内→開口部14A
→床下リターンエリア12→ダクト8A,8Bを循環す
るようになされる。清浄化空気は外部からメンテナンス
エリア23、作業通路10C等へ補充される。ここまで
の建築構造は従来のベイ方式のクリーンルームと同じ構
成を採ることができる。
【0052】この半導体製造システム200では、メン
テナンスエリア23及び作業通路10C等を構成するク
リーンルーム2内に、ケミカルコンタミ非発散性の材料
を使用した半導体製造装置20が設置されており、この
製造装置20も第1の実施形態と同様にして半導体装置
を製造するために本体装置又は/及び装置部品から構成
されている。
【0053】半導体製造装置20を構成する装置本体又
は/及び装置部品にはケミカルコンタミ非発散性の材料
が使用される。このケミカルコンタミ非発散性の材料に
は第1の実施形態と同様にしてポリオレフィン系、テフ
ロン(R)系、ポリエチレンテレフタレート系又は/及
びポリカーボネート系の素材から成るものが使用され
る。
【0054】この半導体製造装置20は例えば、図示し
ない筐体、被覆電線、シール材、樹脂製パネル、樹脂製
シート、バンドヒータ、塗料、空調用フィルタ、断熱
材、接着剤、プリント基板、プリント基板用レジスト、
接着テープ、配管のうち少なくとも一つ又はこれらを組
み合わせた本体装置又は/及び装置部品を有している。
【0055】この例でも、本体装置又は/及び装置部品
を構成する筐体、被覆電線、シール材、樹脂製パネル、
樹脂製シート、バンドヒータ、塗料、空調用フィルタ、
断熱材、接着剤、プリント基板、プリント基板用レジス
ト、接着テープ、配管のうち少なくとも一つ又はこれら
の全部に、ケミカルコンタミ非発散性の材料を使用した
ものである。当該メンテナンスエリア23や作業通路1
0C等へのケミカルコンタミの発散を無くすようにする
ためである。
【0056】半導体製造装置20は第1の実施形態と同
様にして、露光装置、塗布装置、現像装置、洗浄装置、
測定装置、化学気相成長装置、プラズマ製膜装置、拡散
炉装置、エッチング装置、メッキ装置、ラッピング装
置、アッシング装置、イオン注入装置、化学機械的研磨
装置、搬送装置、保管装置のうち少なくとも一つを構成
するものである。
【0057】このシステム200で上述した半導体製造
装置20に例えば、被覆電線が使用される場合であっ
て、この被覆電線にはポリオレフィン系又は/及びテフ
ロン(R)系の材料で被覆した電線が使用されている。
また、半導体製造装置20にフィルタが使用される場合
であって、このフィルタには低ホウ素使用量の濾材及び
濾材をシールするために低有機物発散性のシール材が使
用される。
【0058】更に、半導体製造装置20に透明樹脂製パ
ネルが使用される場合であって、有機物発散の多い透明
塩化ビニール板の代わりに、ポリエチレンテレフタレー
ト(PET)板あるいはポリカーボネート(PC)板が
使用される。その際の板材のシールには一般のシール剤
の代わりに、シロキサンの揮散を低減した低シロキサン
揮散性のシール剤が使用される。
【0059】いずれも、当該クリーンルーム2内へのケ
ミカルコンタミの発散を無くすためである。これらは一
例であり、これ以外にも、ケミカルコンタミの発散があ
る材料を発散が少ないまたは全く発散しない非発散性の
材料に置き換えることによって、半導体製造装置20か
らのケミカルコンタミ発散を低減することができる。
【0060】更にまた、半導体製造装置20にファンや
ステージ等を駆動するための駆動部が使用される場合で
あって、この駆動部には密閉型のモータが使用され、該
モータは充分にエージングした後に使用される。当該ク
リーンルーム1内へのケミカルコンタミの発散を無くす
ためである。
【0061】なお、クリーンルーム自体をケミカルコン
タミ非発散性の材料を使用して建築するようにしてもよ
い。例えば、床材14、床構造部材15、天井16及び
壁10A、10Bの表面の材料又は塗装材料にはケミカ
ルコンタミ非発散性の材料を使用する。
【0062】この床材14、床構造部材15、天井16
及び壁10A、10Bの他に、ダクト8Cやパーテーシ
ョン24等もケミカルコンタミ非発散性の材料を使用す
る。もちろん、メンテナンスエリア23や作業通路10
Cへの照明配線、仕切用の樹脂製パネル、パネル間のシ
ール材、樹脂製シート、空調用フィルタ、断熱材、接着
剤、接着テープ、配管にもケミカルコンタミ非発散性の
材料が使用される。こうした構成を採ることで、ケミカ
ルコンタミに配慮しない材料で作ったクリーンルームよ
りも、新築クリーンルームの気中のケミカルコンタミを
大幅に低減することができる。
【0063】このように、本発明に係る第2の実施形態
としての半導体製造システム200によれば、ケミカル
フィルタ22を通すなどしてケミカルコンタミを低減し
た空気を送り込むベイ方式のクリーンルーム2におい
て、半導体製造装置20の構成材料をケミカルコンタミ
発散性の材料からケミカルコンタミ非発散性の材料に置
き換えることで、半導体製造装置20からメンテナンス
エリア23や作業通路10C等へのケミカルコンタミの
発散を無くすことができる。
【0064】従って、メンテナンスエリア23及び作業
通路10Cを清浄純粋な雰囲気の状態に維持することが
できる。ケミカルコンタミ発散性の材料を使用した半導
体製造装置20を使用して半導体装置を製造する場合に
比べて、ケミカルコンタミ汚染に起因する不良発生、品
質低下、信頼性低下及び、製造ラインの稼働率低下を少
なくすることができる。
【0065】また、新たにクリーンルーム2を建築する
場合、ケミカルフィルタ22などを使用して空気を清浄
化する空気清浄化機構にかかる初期投資を低減すること
ができ、従来方式の空気清浄化機構のランニングコスト
に比べて、第2の実施形態では、半導体製造装置20の
構成部材の一部を変更する、好ましくはクリーンルーム
2の建築部材を変更する等のわずかな投資増加で済むよ
うになる。
【0066】この実施形態ではケミカルコンタミ非発散
性の材料に関して、ポリオレフィン系、テフロン(R)
系、ポリエチレンテレフタレート系又は/及びポリカー
ボネート系の素材について説明したが、これに限られる
ことはなく、ケミカルコンタミ非発散性の材料に関して
はガスクロマトグラフなどの分析によって見い出された
全て新たな材料を含む。
【0067】[第1の実施例]図3は本発明に係る第1
の実施例としての半導体製造装置201の構成例を示す
模式図である。この実施形態では上述したクリーンルー
ム1やクリーンルーム2等に設置される半導体製造装置
20の一例となるSMIF(Standard Mechanical
Interface)方式の半導体製造装置201にケミカルコ
ンタミ非発散性の材料を使用したものである。
【0068】図3に示す半導体製造装置201は例え
ば、化学気相成長装置を構成するものであり、装置本体
となる所定形状の筐体300を有している。筐体300
の中央部から右側にかけては加工エリア33となってい
る。加工エリア33の下方には装置部品を構成する制御
ユニット37A,37Bが設けられている。
【0069】この制御ユニット37Aには被覆電線38
が接続されており、制御ユニット37A及び37B間に
も被覆電線38が接続されており、電源等を供給するよ
うになされる。被覆電線38にはポリオレフィン系又は
/及びテフロン(R)系の材料で被覆した電線が使用さ
れている。筐体300の前面には透明樹脂製パネル39
が取り付けられ、内部の様子が観察できるようになされ
ている。透明樹脂製パネル39にはポリエチレンテレフ
タレート(PET)板あるいはポリカーボネート(P
C)板が使用される。その際の板材のシールにはシロキ
サンの揮散を低減した低シロキサン揮散性のシール剤が
使用される。
【0070】筐体300の左側にはSMIF方式のイン
ターフェース30を備えられ、ウエハカセット31を出
し入れするようになされる。ウエハカセット31には複
数の半導体ウエハ30Aがセットされる。このインター
フェース30と加工エリア33との間はウエハ搬送路3
01となっており、ウエハカセット31が搬送される。
例えば、装置内を矢印32のように移動し、加工エリア
33に導かれる。ウエハカセット31にはケミカルコン
タミ非発散性の材料が使用される。
【0071】この半導体ウエハ密閉容器は装置間の移動
中および保管中には一定の気密を保てるものであり、半
導体製造装置側にある専用の取り付け口を介して、SM
IFにおいてはカセット、半導体ウエハ密閉容器(FO
UP;Front Opening Unified Pod)においては
ウエハのみが取り込まれる。半導体ウエハ30Aを加工
エリア33に送り込む、あるいは、半導体製造装置20
1から取り出すにあたっては、半導体密閉容器と専用の
取り付け口とは一定の気密を保つようになされる。
【0072】このウエハ搬送路301の天井部にはケミ
カルフィルタ35及びファンが取り付けられ、ウエハカ
セット31又はウエハカセットから取り出されたウエハ
が搬送される過程で、半導体ウエハが露出する部分に、
このファン34から送られた空気をケミカルフィルタ3
5を通して供給するようになされる。これは露出した半
導体ウエハ30Aがケミカルコンタミの汚染を受けない
よう配慮したためである。このケミカルフィルタ35に
は低ホウ素使用量の濾材及び濾材をシールするために低
有機物発散性のシール材が使用される。
【0073】このように、本発明に係る第1の実施例と
しての半導体製造装置201によれば、ケミカルコンタ
ミ非発散性の材料を使用した化学気相成長装置等が配置
されるので、筐体300内でのケミカルコンタミの発散
を無くすことができる。
【0074】従って、クリーンルーム内を清浄純粋な雰
囲気の状態に維持することができ、ケミカルコンタミ発
散性の材料を使用した化学気相成長装置等を使用して半
導体装置を製造する場合に比べて、ケミカルコンタミ汚
染に起因する不良発生、品質低下、信頼性低下及び、製
造ラインの稼働率低下を少なくすることができる。
【0075】[第2の実施例]図4は本発明に係る第2
の実施例としての半導体製造装置202の構成例を示す
模式図である。この実施例では上述したクリーンルーム
1やクリーンルーム2等に設置される半導体製造装置2
0の一例となる露光装置202にケミカルコンタミ非発
散性の材料を使用したものである。
【0076】図4に示す露光装置202は所定形状の筐
体60を有している。筐体60の中央部は露光エリア4
0であり、この露光エリア40には光学ユニット45が
設けられ、半導体ウエハ30Aにトランジスタ回路や配
線パターン等を露光するようになされる。光学ユニット
45の下方にはウエハ載置台53が設けられている。こ
の筐体60の右側には空調機48が設けられ、その内部
にはファン41が取り付けられている。
【0077】露光エリア40の天井部には露光域天井チ
ャンバ49が設けられており、露光域天井チャンバ49
にはULPAフィルタ43が取り付けられている。空調
機48の上部と露光域天井チャンバ49との間にはケミ
カルフィルタ42が取り付けられ、循環空気を清浄化す
るようになされる。このケミカルフィルタ42及びUL
PAフィルタ43には低ホウ素使用量の濾材及び濾材を
シールするために低有機物発散性のシール材が使用され
る。ケミカルコンタミ非発散性の材料を使用した。
【0078】空調機48の下部にはガラリ54が設けら
れ、露光エリア40から空調機48内へ空気を取り込む
ようになされる。ガラリ54にはケミカルコンタミ非発
散性の材料をルーバー状に加工したものが使用される。
上述の空調機48の背面には制御ユニット46が設けら
れている。この制御ユニット46には被覆電線47が接
続されており、電源等を供給するようになされる。被覆
電線47にはポリオレフィン系又は/及びテフロン
(R)系の材料で被覆した電線が使用されている。
【0079】この露光装置202では光学ユニット45
によって半導体ウエハ30Aを露光する過程で、空調機
48のファン41から送られてくる空気をケミカルフィ
ルタ42及びULPAフィルタ43を通して露光エリア
40に送り循環させている。これは光学ユニット45へ
のケミカルコンタミ汚染を防ぐためである。
【0080】このように、本発明に係る第2の実施例と
しての露光装置202によれば、筐体60やガラリ54
等をケミカルコンタミ非発散性の材料を使用して構成さ
れるので、空調機48で空気を循環させる場合に、筐体
60内でのケミカルコンタミの発散を無くすことができ
る。
【0081】従って、クリーンルーム内を清浄純粋な雰
囲気の状態に維持することができ、ケミカルコンタミ発
散性の材料を使用した露光装置を使用して半導体ウエハ
30Aを露光する場合に比べて、ケミカルコンタミ汚染
に起因する不良発生、品質低下、信頼性低下及び、製造
ラインの稼働率低下を少なくすることができる。 [第3の実施例]図5は本発明に係る第3の実施例とし
ての半導体製造装置203の構成例を示す模式図であ
る。この実施例では第3の半導体製造システムを構成す
るに当たり、ケミカルコンタミを発散する恐れのある構
成部材を包囲体により囲み、この包囲体に排気口を備
え、この排気口に適当な排気手段を接続してその囲い内
部の空気を当該製造装置外に排出できるにしたものであ
る。つまり、この第3の半導体製造システムではクリー
ンルーム内で半導体製造装置203を使用して半導体装
置を製造する方法であって、半導体製造装置203の一
部あるいは全部を包囲体で覆う工程と、この包囲体内の
ケミカルコンタミをクリーンルーム外へ排気する工程と
を有する(第2の半導体製造方法)。
【0082】図5に示す半導体製造装置203は第1の
実施例で説明したような化学気相成長装置であり、この
装置本体には制御ユニット37A,37Bが取り付けら
れる。この制御ユニット37A,37Bには、包囲体の
一例となる密閉パネルケース50でその全部を覆うよう
に設けられ、この密閉パネルケース50にはダクト51
やそのダクト51の先には排気手段52が取り付けられ
る。この密閉パネルケース50には例えばクリーンルー
ム外に至るダクト51が接続され、このダクト51の途
中又は終端にファン等の排気手段52が取り付けられ、
制御ユニット37A及び37B内のケミカルコンタミを
クリーンルーム外に排気するようになされる。
【0083】この例でケミカルコンタミはイオン成分、
有機物及び無機物のうち少なくとも一つを含むものであ
る。このイオン成分はF-基、Cl-基、NO3-基、S
O42 -基、PO43-基、NH4+基のうち少なくとも一
つを含み、有機物はフタル酸ジブチル(DBP)、フタ
ル酸ジオクチル(DOP)、フタル酸ジエチル(DE
P)、シロキサン、ジブチルヒドロキシトルエン(BH
T)、アジピン酸エステル、リン酸エステル、有機アミ
ンのうち少なくとも一つを含み、無機物はリン(P)、
ホウ素(B)のうち少なくとも一つを含むものである。
【0084】この密閉パネルケース(排気を引く箇所)
50は制御ユニット37A,37Bのように半導体製造
装置203の一部分である必要はなく、半導体製造装置
全体を囲って内部全体を排気することでも良い。また、
排気は装置構成部材から発散するケミカルコンタミをク
リーンルーム気中に出さないことを目的としたものであ
る。このことで排気先は必ずしもクリーンルーム外であ
る必要はなく、その排気を適当なケミカルフィルタに通
すなどして、ケミカルコンタミを除去する処理を施して
クリーンルーム気中に戻すようにしても構わない。
【0085】このように、本発明に係る第3の実施例と
しての半導体製造装置203によれば、本体装置の一部
あるいは制御ユニット37A,37Bの全部にケミカル
コンタミ発散性の材料をやむを得ず使用した場合でも、
本体装置の一部あるいは制御ユニット37A,37Bの
全部を覆うように密閉パネルケース50が取り付けられ
るので、密閉パネルケース50内のケミカルコンタミを
排気手段52によってクリーンルーム外又はクリーンル
ーム内のフィルタ設置個所へ排気することができる。従
って、クリーンルーム内を清浄純粋な雰囲気の状態に維
持することができる。
【0086】これにより、当該半導体製造装置203か
らクリーンルーム気中に発散するケミカルコンタミを低
減し、ケミカルコンタミに起因する不良発生、品質低
下、信頼性低下、製造ラインの稼働率低下を少なくする
ことができる。しかも、半導体装置の製造コストを低減
できる。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る半導
体製造システムによれば、ケミカルコンタミ非発散性の
材料を使用した半導体製造装置が当該クリーンルーム内
に設置されるものである。この構成によって、半導体製
造装置からクリーンルームへのケミカルコンタミの発散
を無くすことができるので、クリーンルーム内を清浄純
粋な雰囲気の状態に維持することができる。従って、ケ
ミカルコンタミ発散性の材料を使用した半導体製造装置
を使用して半導体装置を製造する場合に比べて、ケミカ
ルコンタミ汚染に起因する不良発生、品質低下、信頼性
低下及び、製造ラインの稼働率低下を少なくすることが
できる。
【0088】本発明に係る第1の半導体製造装置によれ
ば、装置本体に取り付けられ又は/及び当該装置本体に
接続された装置部品にはケミカルコンタミ非発散性の材
料を使用するようになされる。この構成によって、当該
装置からクリーンルーム等へのケミカルコンタミの発散
を無くすことができるので、クリーンルーム内を清浄純
粋な雰囲気の状態に維持することができる。従って、ケ
ミカルコンタミ汚染に起因する不良発生、品質低下、信
頼性低下及び、製造ラインの稼働率低下を少なくするこ
とができる。
【0089】本発明に係る第2の半導体製造装置によれ
ば、本体装置又は/及び装置部品の一部あるいは全部を
覆う包囲体内を排気する排気手段を備えるものである。
この構成によって、本体装置又は/及び装置部品の一部
あるいは全部にケミカルコンタミ発散性の材料をやむえ
ず使用した場合でも、排気手段によってケミカルコンタ
ミをクリーンルーム外へ排気することができるので、ク
リーンルーム内を清浄純粋な雰囲気の状態に維持するこ
とができる。
【0090】本発明に係る第1の半導体製造方法によれ
ば、予めケミカルコンタミ非発散性の材料を使用した半
導体製造装置を製造し、その後、この半導体製造装置を
クリーンルーム内に設置し、このクリーンルーム内でこ
の半導体製造装置を使用して半導体装置を製造するよう
になされる。この構成によって、清浄純粋な雰囲気の状
態に維持されたクリーンルームで半導体装置を製造する
ことができる。従って、クリーンルーム内でケミカルコ
ンタミ発散性の材料を使用した半導体製造装置を使用し
て半導体装置を製造する場合に比べて、ケミカルコンタ
ミに影響されない高品質かつ高信頼度の半導体装置を製
造することができる。
【0091】本発明に係る第2の半導体製造方法によれ
ば、クリーンルーム内で半導体製造装置を使用して半導
体装置を製造する場合に、この半導体製造装置の一部あ
るいは全部を包囲体で覆った後に、この包囲体内のケミ
カルコンタミをクリーンルーム外へ排気するようになさ
れる。この構成によって、半導体製造装置の一部あるい
は全部にケミカルコンタミ発散性の材料が使用された場
合でも、クリーンルーム内を清浄純粋な雰囲気の状態に
維持することができる。
【0092】本発明に係る半導体装置によれば、ケミカ
ルコンタミ非発散性の材料を使用して製造された半導体
製造装置により半導体基板及び/又は電子回路素子が製
造されて成るものである。この構成によって、ケミカル
コンタミ発散性の材料を使用した半導体製造装置を使用
して半導体装置を製造する場合に比べて、ケミカルコン
タミに依存されない高品質かつ高信頼度の半導体装置を
提供することができる。
【0093】この発明はクリーンルーム内での液晶表示
装置や、半導体集積回路装置等の製造に適用して極めて
好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施形態としての半導体製
造システム100の構成例を示す模式図である。
【図2】本発明に係る第2の実施形態としての半導体製
造システム200の構成例を示すクリーンルームの模式
図である。
【図3】本発明に係る第1の実施例としての半導体製造
装置201の構成例を示す模式図である。
【図4】本発明に係る第2の実施例としての半導体製造
装置202の構成例を示す模式図である。
【図5】本発明に係る第3の実施例としての半導体製造
装置203の構成例を示す模式図である。
【符号の説明】 1,2・・・クリーンルーム、17,48・・・空調
機、37A,37B,46・・・制御ユニット、38,
47・・・被覆電線、50・・・密閉パネルケース(包
囲体)、42・・・ケミカルフィルタ、43・・・UL
PAフィルタ、100,200・・・半導体製造システ
ム、20,201〜203・・・半導体製造装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 郡山 広久 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 3L058 BF01 BG03

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体装置を製造するためのクリーンル
    ームと、 ケミカルコンタミ非発散性の材料を使用した半導体製造
    装置とを備え、 前記半導体製造装置は当該クリーンルーム内に設置され
    ることを特徴とする半導体製造システム。
  2. 【請求項2】 前記クリーンルームはケミカルコンタミ
    非発散性の材料を使用して建築されて成ることを特徴す
    る請求項1に記載の半導体製造システム。
  3. 【請求項3】 前記半導体製造装置は筐体、被覆電線、
    シール材、樹脂製パネル、樹脂製シート、バンドヒー
    タ、塗料、空調用フィルタ、断熱材、接着剤、プリント
    基板、プリント基板用レジスト、接着テープ、配管のう
    ち少なくとも一つ又はこれらを組み合わせた本体装置又
    は/及び装置部品を有していることを特徴する請求項1
    に記載の半導体製造システム。
  4. 【請求項4】 前記半導体製造装置の一部あるいは全部
    を覆う包囲体と、 前記包囲体内を排気する排気手段とを備えることを特徴
    とする請求項1に記載の半導体製造システム。
  5. 【請求項5】 前記半導体製造装置は、 露光装置、塗布装置、現像装置、洗浄装置、測定装置、
    化学気相成長装置、プラズマ製膜装置、拡散炉装置、エ
    ッチング装置、メッキ装置、ラッピング装置、アッシン
    グ装置、イオン注入装置、CMP装置、搬送装置、保管
    装置のうち少なくとも一つを構成することを特徴とする
    請求項1に記載の半導体製造システム。
  6. 【請求項6】 半導体装置を製造する装置であって、 装置本体と、 前記装置本体に取り付けられ又は/及び当該装置本体に
    接続された装置部品とを備え、 前記装置本体又は/及び装置部品にはケミカルコンタミ
    非発散性の材料を使用することを特徴とする半導体製造
    装置。
  7. 【請求項7】 前記装置本体又は/及び装置部品は、 前記ケミカルコンタミ非発散性の材料を使用した、筐
    体、被覆電線、シール材、樹脂製パネル、樹脂製シー
    ト、バンドヒータ、塗料、空調用フィルタ、断熱材、接
    着剤、プリント基板、プリント基板用レジスト、接着テ
    ープ、配管のうち少なくとも一つ又はこれらを有してい
    ることを特徴する請求項6に記載の半導体製造装置。
  8. 【請求項8】 前記ケミカルコンタミ非発散性の材料に
    は、ポリオレフィン系、テフロン(R)系、ポリエチレ
    ンテレフタレート系又は/及びポリカーボネート系の素
    材を使用することを特徴とする請求項6に記載の半導体
    製造装置。
  9. 【請求項9】 前記本体装置又は/及び装置部品に被覆
    電線が使用され、 前記被覆電線にはポリオレフィン系又は/及びテフロン
    (R)系の材料で被覆した電線を使用することを特徴と
    する請求項6に記載の半導体製造装置。
  10. 【請求項10】 前記本体装置又は/及び装置部品にフ
    ィルタが使用され、 前記フィルタには低ホウ素使用量の濾材及び前記濾材を
    シールするために低有機物発散性のシール材が使用され
    ることを特徴とする請求項6に記載の半導体製造装置。
  11. 【請求項11】 前記本体装置又は/及び装置部品に透
    明樹脂製パネルが使用され、 前記透明樹脂製パネルには、ポリエチレンテレフタレー
    ト系あるいはポリカーボネート系の板材が使用されるこ
    とを特徴とする請求項6に記載の半導体製造装置。
  12. 【請求項12】 前記板材のシールには低シロキサン揮
    散性のシール剤を使用することを特徴とする請求項11
    に記載の半導体製造装置。
  13. 【請求項13】 前記本体装置又は/及び装置部品に駆
    動部が使用され、 前記駆動部には密閉型のモータが使用され、該モータは
    充分にエージングした後に使用されることを特徴とする
    請求項6に記載の半導体製造装置。
  14. 【請求項14】 前記本体装置又は/及び装置部品の一
    部あるいは全部を覆う包囲体と、 前記包囲体内を排気する排気手段とを備えることを特徴
    とする請求項6に記載の半導体製造装置。
  15. 【請求項15】 半導体装置を製造する装置であって、 装置本体と、 前記装置本体に取り付けられ又は/及び当該装置本体に
    接続された装置部品と、 前記本体装置又は/及び装置部品の一部あるいは全部を
    覆う包囲体と、 前記包囲体内を排気する排気手段とを備えることを特徴
    とする半導体製造装置。
  16. 【請求項16】 前記本体装置又は/及び装置部品は、 露光装置、塗布装置、現像装置、洗浄装置、測定装置、
    化学気相成長装置、物理気相成長装置、拡散炉装置、エ
    ッチング装置、メッキ装置、ラッピング装置、アッシン
    グ装置、イオン注入装置、化学機械的研磨装置、搬送装
    置、保管装置のうち少なくとも一つを構成することを特
    徴とする請求項15に記載の半導体製造装置。
  17. 【請求項17】 予めケミカルコンタミ非発散性の材料
    を使用した半導体製造装置を製造する工程と、 前記半導体製造装置をクリーンルーム内に設置する工程
    と、 前記クリーンルーム内で前記半導体製造装置を使用して
    半導体装置を製造することを特徴とする半導体製造方
    法。
  18. 【請求項18】 前記クリーンルームをケミカルコンタ
    ミ非発散性の材料を使用して建築することを特徴する請
    求項17に記載の半導体製造方法。
  19. 【請求項19】 前記ケミカルコンタミ非発散性の材料
    には、ポリオレフィン系、テフロン(R)系、ポリエチ
    レンテレフタレート系又は/及びポリカーボネート系の
    素材を使用することを特徴とする請求項17に記載の半
    導体製造方法。
  20. 【請求項20】 前記半導体製造装置の一部あるいは全
    部を包囲体で覆う工程と、 前記包囲体内を排気する行程とを含むことを特徴とする
    請求項17に記載の半導体製造方法。
  21. 【請求項21】 前記半導体製造装置は、 露光装置、塗布装置、現像装置、洗浄装置、測定装置、
    化学気相成長装置、物理気相成長装置、拡散炉装置、エ
    ッチング装置、メッキ装置、ラッピング装置、アッシン
    グ装置、イオン注入装置、化学機械的研磨装置、搬送装
    置、保管装置のうち少なくとも一つを構成することを特
    徴とする請求項17に記載の半導体製造方法。
  22. 【請求項22】 クリーンルーム内で半導体製造装置を
    使用して半導体装置を製造する方法であって、 前記半導体製造装置の一部あるいは全部を包囲体で覆う
    工程と、 前記包囲体内のケミカルコンタミをクリーンルーム外へ
    排気する工程とを有することを特徴とする半導体製造方
    法。
  23. 【請求項23】 前記ケミカルコンタミは、 イオン成分、有機物及び無機物のうち少なくとも一つを
    含むことを特徴とする請求項22に記載の半導体製造方
    法。
  24. 【請求項24】 前記イオン成分は、 F-基、Cl-基、NO3-基、SO42-基、PO4
    3-基、NH4+基のうち少なくとも一つを含み、 前記有機物は、 フタル酸ジブチル、フタル酸ジオクチル、フタル酸ジエ
    チル、シロキサン、ジブチルヒドロキシトルエン、アジ
    ピン酸エステル、リン酸エステル、有機アミンのうち少
    なくとも一つを含み、 前記無機物は、 リン、ホウ素のうち少なくとも一つを含むことを特徴と
    する請求項23に記載の半導体製造方法。
  25. 【請求項25】 前記半導体製造装置は、 露光装置、塗布装置、現像装置、洗浄装置、測定装置、
    化学気相成長装置、物理気相成長装置、拡散炉装置、エ
    ッチング装置、メッキ装置、ラッピング装置、アッシン
    グ装置、イオン注入装置、化学機械的研磨装置、搬送装
    置、保管装置のうち少なくとも一つを構成することを特
    徴とする請求項22に記載の半導体製造方法。
  26. 【請求項26】 半導体基板と、 前記半導体基板上に形成された電子回路素子とを備え、 ケミカルコンタミ非発散性の材料を使用して製造された
    半導体製造装置により前記半導体基板及び/又は電子回
    路素子が製造されて成ることを特徴とする半導体装置。
  27. 【請求項27】 前記半導体製造装置をクリーンルーム
    内に設置し、 前記クリーンルーム内で前記半導体製造装置を使用して
    前記半導体基板及び/又は電子回路素子が製造されたこ
    とを特徴とする請求項26に記載の半導体装置。
  28. 【請求項28】 前記半導体製造装置が液晶表示装置を
    製造する装置であって、 前記電子回路素子は液晶表示素子であることを特徴とす
    る請求項26に記載の半導体装置。
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