JP2003042392A - 回転部支持体における潤滑油供給方法 - Google Patents

回転部支持体における潤滑油供給方法

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JP2003042392A
JP2003042392A JP2001227128A JP2001227128A JP2003042392A JP 2003042392 A JP2003042392 A JP 2003042392A JP 2001227128 A JP2001227128 A JP 2001227128A JP 2001227128 A JP2001227128 A JP 2001227128A JP 2003042392 A JP2003042392 A JP 2003042392A
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time
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rotation speed
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Yasumaro Matsuura
康麿 松浦
Kikuta Yamada
菊太 山田
Seiji Tanaka
清治 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転部支持体における回転軸に対
し、安定した状態にて適切な潤滑油を供給する方法の構
成を提供すること。 【解決手段】 内側部分、外側部分のうちの一
方が固定し、他方が回転し、かつ双方の間に回転主軸が
介在している回転部支持体において、所定の時間間隔毎
に、所定量の潤滑油を回転軸受3に供給し、回転速度に
応じて該時間間隔、又は一回当りの潤滑油供給量の何れ
か又は双方を調整することに基づき、安定した状態にて
潤滑油を供給し得る回転部支持体における潤滑油供給方
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気モーター、ス
ピンドル等の回転する機器に採用されている回転部支持
体における潤滑油の供給方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】グリース潤滑は軸受けの組立時に軸受け
部分に定量のグリースを塗布して使用する方法で、後か
らの給油補充はほとんどしない状態で使用するので、最
初に軸受けを回転させた時に塗布されたグリースのほと
んどは周りに飛ばされ軌道面に残るグリースはごく僅か
になるために、高速での長時間回転させることはできな
い。しかも、寿命も大変に不安定である。
【0003】オイルミスト潤滑は、圧縮空気によりオイ
ルを霧状にして軸受けの回転部分に吹き付け給油する方
法で、発熱も抑えられ、高速回転させる軸受けとして使
用されているが、専用のオイルミスト発生装置が必要で
装置が高価になること、オイルを含む排気ガスが出るの
で周囲の環境が悪化する問題がある。
【0004】オイルエヤー潤滑は、微量のオイルを圧縮
空気により軸受けの回転部分に給油する方法で、発熱も
抑えられ、高速回転に使用されているが、専用のオイル
エヤー潤滑装置が必要で装置が高価になること、オイル
を含む排気ガスが出るので、周囲の環境が悪化する問題
がある。
【0005】ジェット潤滑は、冷却したオイルを多量に
軸受けの回転部分に流し込む方法であるので、冷却にも
優れ高速回転に使用されているが、軸を回転させるのに
非常に大きな動力が必要になることと、多量の一定温度
にコントロールされたオイルが必要なことから、装置が
非常に高価になるという問題があり、航空機のエンジン
の軸受けなどのごく限られた用途にしか使用されていな
い。
【0006】以上の通り、従来技術における回転部支持
体に対する潤滑方法は、何れも一長一短を有している
が、一般に回転軸受の速度が大きくなるに従って、供給
すべき潤滑油の量が増大する。
【0007】然るに、前記の各方法による従来技術で
は、回転速度の変化に対応して、潤滑油の供給量を適宜
変化させるという、基本的発想を有していない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記のよう
な従来技術の状況に鑑み、回転軸受における回転速度の
変化に対応して、適切な潤滑油を供給できる潤滑油供給
方法の基本構成を提供することを課題とするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の構成は、内側部分、外側部分のうちの一方
が固定し、他方が回転し、かつ双方の間に回転主軸が介
在している回転部支持体において、所定の時間間隔毎
に、所定量の潤滑油を回転軸受に供給し、回転速度に応
じて該時間間隔、又は1回当りの潤滑油供給量の何れか
又は双方を調整することに基づく、回転部支持体におけ
る潤滑油供給方法からなる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の方法を実現する回転部支
持体は、図4に示すように、外側部分の固定体2と内側
部分の回転体1からなる回転部支持体(図4(a)、
(b)の場合)、及び外側部分の回転体1及び内側部分
の固定体2からなる回転部支持体(図4(a)、(b)
の場合)の何れかによって構成されているが、何れの場
合においても、回転体1と固定体2との間に、回転軸受
3が相互の間に介在している。
【0011】そして、本発明においては、所定の時間間
隔による潤滑油供給時間及び1回当りの潤滑油の供給量
の何れか又は双方を、回転軸受3の速度に対応して設定
する点に特徴を有している。
【0012】実際には回転体1の回転速度に対応して、
メモリー51に記憶されている適切な時間間隔及び1回
当りの潤滑油の供給量による指令をコンピューター5に
よって、潤滑油供給装置4に伝達することになる。
【0013】各回転軸受3において、所定の回転速度に
対応して潤滑油を供給するうえで適切な時間間隔及び適
切な1回当りの供給量は、試行錯誤を伴う実験によって
確定させる以外になく、特定の理論によって前記適切な
時間間隔及び適切な供給量を一挙に割り出すことはでき
ない。
【0014】言うまでもなく、適切な時間間隔及び適切
な1回当りの供給量は、一定の幅を有しており、特定の
値のみに限定されている訳ではない。
【0015】他方、供給する時間間隔と1回当りの供給
量は相関関係にあり、時間間隔が短い程1回当りの供給
量は少量となり、双方は概略比例関係にある。
【0016】1回当りの潤滑油の供給量が多すぎる場合
には、回転軸受における潤滑油の存在自体が却って摩擦
の原因となり、供給直後回転軸受の温度が上昇する。
【0017】したがって、各回転軸受3に対応して1回
当りの潤滑油の供給量の上限値は、供給直後の温度急上
昇が生ずるか否かを基準とし、当該温度急上昇が生じな
いような一回当りの潤滑油の供給量の上限値を予め実験
によって確認する。
【0018】上記確認が行われた場合において、当該上
限値によって潤滑油を供給したうえで、回転軸受3を所
定の速度にて回転を継続した場合に、温度上昇が生ずる
直前の時間を、最大の時間間隔と設定することができ
る。
【0019】しかしながら、所定の回転速度に対して設
定し得る時間間隔及び1回当りの供給量は、前記最大の
時間間隔及び供給量の上限値に限定される訳ではない。
即ち、最大の時間間隔よりも短い時間間隔による基準を
設定し、かつ前記供給量の上限値よりも小さい供給量を
もって適切な供給条件とすることは、十分可能である。
【0020】前記最大の時間間隔よりも短い時間間隔を
基準とする時間間隔として設定した場合においては、当
該基準とする時間間隔に対応する1回当たりの供給量
は、基準として設定した時間間隔÷最大の時間間隔×前
記1回当り供給量の上限値によって算定することが可能
である。
【0021】何故ならば、適切な時間間隔と適切な1回
当りの供給量とは、該略比例関係にあるからである。
【0022】前記の計算による一回当りの供給量は、最
大の時間間隔による除算を行っている以上、前記目標と
する時間間隔において、適切な一回当りの供給量の最小
値に該当する。
【0023】前記基準とする時間間隔において、該最小
値よりも一回当りの潤滑油の供給量を順次増加させた場
合に、1回毎の潤滑油の供給量が多すぎる場合には、潤
滑油が回転軸受3中に順次充満し、回転軸受3が次第に
温度上昇が生ずる。
【0024】したがって、前記のように基準として設定
した時間間隔において、温度上昇が順次生ずる直前の1
回当りの潤滑油の供給量が、適切な供給量の最大値に該
当する。
【0025】かくして、前記最大の時間間隔よりも短い
時間間隔を基準とする時間間隔として設定した場合に
は、上記計算式による最小値、上記試験によって確認さ
れた最大値、及び双方の中間値が、適切な1回当りの潤
滑油の供給量に該当する。
【0026】以下実施例に即して本発明の本発明の具体
的な構成について説明する。
【0027】
【実施例1】実施例1においては、本発明における好適
な潤滑装置の構成を示す。即ち、実施例1においては、
図1に示すように、ラチェットの爪46を動かすエヤー
シリンダー41によりラチェット42を回転させ、ラチ
ェット42の中心のネジ47によりネジ47先端のピス
トン43を微少量動かすことにより、微量の潤滑油を吐
出させることによって、所定の時間間隔に対応して1回
当りの潤滑油を供給することができる。
【0028】ラチェット42の代わりに歯車を置き、歯
車を介してパルスモーターで回転させることもできる。
【0029】図1に示すように、エヤーシリンダー41
の動作回路に流量調整弁44を設けた場合には、潤滑油
の供給を緩慢な状態とすることができる。
【0030】このような緩慢な供給状態は、特にグリー
スのように、粘度が高い潤滑油を使用した場合に有効で
ある。即ち、グリースのように粘度の高い潤滑油を供給
する場合には、急激なピストン43の動作では配管系の
抵抗により、必要量を完全に出し切ることができないの
に対し、図1のように、流量調整弁44により時間をか
けてエヤーを供給した際には、必要量を完全に出し切る
ことが可能となる。
【0031】
【実施例2】実施例2においては、本発明の潤滑油供給
方法を自動化するために、個別の回転軸受3において生
じている任意の回転数に対し、適切な時間間隔及び適切
な1回当りの潤滑油の供給量をコンピューター5によっ
て計算していることを特徴としている。
【0032】このような計算方法としては、複数個の回
転数に対し、予め適切な時間間隔及び適切な1回当りの
供給量を設定しておき、回転軸受3が特定の回転速度
(ω)による入力信号がコンピューター5に送付された
場合には、図1のグラフに示すように、記憶している複
数個の回転数の内、当該入力信号に係る回転数に最も近
い両側の回転数、即ち当該入力信号にかかる回転数より
も小さな回転数のうちの最大値ω及び、当該入力信号
にかかる回転数よりも大きな回転数のうちの最小値ω
を選択し、回転数ωに対応する適切な時間間隔をT
とし、適切な1回当たりの供給量をVとし、回転速度
ωに対応する適切な時間間隔をTとし、適切な1回
当たりの供給量をVとした場合、上記入力信号に係る
回転速度ω に対応する適切な時間間隔T及び適切な
1回当たりの供給量Vは、図2(a)、(b)に示す
ように、 (T−T)/(T−T)=(ω−ω)/
(ω−ω)、 (V−V)/(V−V)=(ω−ω)/
(ω−ω) による按分比例による計算を行い、結局、 T={T(ω−ω)+T(ω−ω)}/
(ω−ω)、 V={V(ω−ω)+V(ω−ω)}/
(ω−ω) を得る。
【0033】このような按分比例計算によって、実際に
は様々な回転速度に対し、適切な時間間隔及び適切な1
回当りの供給量を設定可能であることが経験則上判明し
ている。
【0034】
【実施例3】実施例3においては、図3に示すように、
複数個の回転部支持体、更にはこれによる複数の回転軸
受3に対し、1個のコンピューター5によって実施例2
の如き時間間隔及び1回当りの供給量を計算によって指
令するシステムを採用し、これによって、複数個の各回
転軸受3に対し個別のコンピューター5を設定するとい
う不経済な状況を克服する点に特徴を有している。
【0035】但し、コンピューター5は、同時に複数個
の各回転軸受からの回転速度を表す信号を受信し、かつ
計算することはできない。
【0036】実施例3においては、複数個の各回転軸受
3に対し、識別回路6を介して1個のコンピューター5
を設置し、各回転軸受3は、識別回路6に対し回転速度
を表す信号及び識別信号を送付し、識別回路6は、上記
各信号が入力した時期の前後関係を判別する回路部分を
備えている。そして、上記各信号を異なる時期に受信し
た場合には、当該受信の順序に従って、前記各信号を一
度メモリー51に記憶させる工程を経るか、又は当該工
程を経ずにコンピュータ5に送付すると共に、上記各信
号の一部又はすべてを同時期に受信した場合には、同時
期に受信した回転速度を表わす信号及び各識別信号をメ
モリー51に記憶したうえで、プログラムによって予め
定めた順序に従って、同時に受信した各回転軸受3から
の入力信号の順序を定め、当該順序に従って同時期に受
信した前記各信号をコンピューター5に送信している。
【0037】コンピューター5は識別回路6によって順
次送信された各回転軸受3の速度を表わす信号に基づい
て潤滑油を供給するために適切な時間間隔及び1回当り
の潤滑油の適切な供給量の計算を行い、かつ識別回路6
から送られた識別信号に基づいて当該計算結果に基づく
出力信号を各回転軸受3に対し送信することができる。
【0038】このような実施例3においては、複数個の
回転軸受3から同時に回転速度を表わす信号が入力され
たとしても、識別回路6において所定の順序に従って、
コンピューター5に順次回転速度を表わす信号及び識別
信号が入力され、かつ所定の計算処理が行われるので、
適切な時間間隔及び1回当たりの適切な供給量のコント
ロールに格別の支障は生じない。
【0039】
【発明の効果】以上のような構成による本発明において
は、合理的かつ適切な潤滑油の供給が可能となり、これ
によって回転軸受の摩耗によるアクシデントを防止し、
長期にわたる安全な回転軸受の操作を実現することがで
きる。
【0040】特に実施例1の装置の場合には、本発明の
潤滑油の供給に適切に適用可能であり、かつグリースな
どの粘着力の大きい潤滑油に対しても、適切な処理が可
能となり、実施例2によるコンピューター処理を行った
場合には、色々な回転速度に対し、適切な時間間隔及び
供給量による自動的な制御を可能となり、実施例3によ
るシステムを採用した場合には、複数個の回転軸受に対
し、1個のコンピューターによって極めて経済的な操作
が可能となる。
【0041】このように、本発明は、多面的な長所を有
しており、その価値は、絶大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1による潤滑油供給装置を示しており、
(a)は潤滑油の射出方向側断面図であり、(b)は射
出方向と直交する方向の側断面図である。
【図2】実施例2において按分比例計算を行うことを説
明するグラフであり、(a)は回転速度を適切な時間間
隔との関係を示しており、(b)は回転速度と適切な1
回当たりの供給量との関係を示す。
【図3】実施例3を説明するブロック図を示す。
【図4】本発明の方法を適用する回転部支持体の構成を
示す側断面図であり、(a)は内側部分に回転体を設け
た場合を示し、(b)は外側部分に回転体を設けた場合
を示す。
【符号の説明】
1 回転体 2 固定体 3 回転軸受 30 回転軸受の速度信号発生装置 4 潤滑油供給装置 41 エヤーシリンダー 42 ラチェット 43 ピストン 44 流量調整弁 45 電磁弁 46 ラチェットの爪 47 ネジ 5 コンピューター 51 コンピューター内のメモリー 6 識別回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 清治 福井県武生市今宿町10丁目1番1号 ア イ・エム・エヌ株式会社内 Fターム(参考) 3J101 AA01 CA01 FA32 GA24 4D075 AC01 AC94 CA09 CA47 DA06 DA23 DB01 DC16 DC19 EA05 EA37

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内側部分、外側部分のうちの一方が固定
    し、他方が回転し、かつ双方の間に回転主軸が介在して
    いる回転部支持体において、所定の時間間隔毎に、所定
    量の潤滑油を回転軸受に供給し、回転速度に応じて該時
    間間隔、又は1回当りの潤滑油供給量の何れか又は双方
    を調整することに基づく、回転部支持体における潤滑油
    供給方法。
  2. 【請求項2】潤滑油を供給した直後、回転軸受の温度が
    急上昇するか否かを基準として、回転軸受が急上昇しな
    いような一回当りの潤滑油の供給量の上限値を実験によ
    って確認し、当該上限値による1回当りの潤滑油の供給
    量に対し、所定の回転速度にて回転を継続した場合、温
    度上昇が生ずる直前までの時間を、最大の時間間隔と
    し、前記最大の時間間隔よりも短い時間間隔を基準とす
    る時間間隔として設定した場合において、該目標として
    設定した時間間隔を該最大の時間間隔によって除算を行
    い、かつ前記一回当りの供給量の上限値による乗算を行
    うことによって、該基準として設定した時間間隔に対応
    する1回当りの潤滑油の供給量の最小値とすることを特
    徴とする請求項1記載の回転部支持体における潤滑油供
    給方法。
  3. 【請求項3】潤滑油を供給した直後、回転軸受の温度が
    急上昇するか否かを基準として、前記急上昇しないよう
    な一回当りの潤滑油の供給量の上限値を実験によって確
    認し、当該上限値による1回当りの潤滑油の供給量に対
    し、所定の回転速度にて回転を継続した場合、温度上昇
    が生ずる直前までの時間を最大の時間間隔とし、当該最
    大の時間間隔よりも短い時間間隔を基準とする時間間隔
    として設定した場合において、該時間間隔毎に潤滑油を
    供給した場合、順次温度上昇が生ずる直前の供給量に基
    づいて、該基準として設定した時間間隔に対応する1回
    当りの潤滑油の供給量の最大値とすることを特徴とする
    請求項1記載の回転部支持体における潤滑油供給方法。
  4. 【請求項4】目標とする時間間隔を選択したうえで、請
    求項2記載の1回当りの潤滑油の供給量の最小値と、請
    求項3による1回当りの潤滑油の供給量の最大値との中
    間値を選択することを特徴とする請求項1記載の回転部
    支持体における潤滑油供給方法。
  5. 【請求項5】エヤーシリンダーに基づいて回転するラチ
    ェット又はパルスモーターによって回転する歯車によっ
    て回転ネジを回転させ、当該回転ネジの先端のピストン
    を移動させることによる潤滑油吐出装置を設けたことを
    特徴とする請求項1記載の回転部支持体における潤滑油
    供給方法。
  6. 【請求項6】ラチェットを回転させるエヤーシリンダー
    に対し、ポンプを供給する経路内に流量調整弁を設け、
    潤滑油の供給速度を調整することを特徴とする請求項5
    記載の回転部支持体における潤滑油供給方法。
  7. 【請求項7】各回転軸受の回転数に対応して、複数個の
    回転速度にそれぞれ対応する潤滑油を供給するための時
    間間隔、及び1回当りの潤滑油の供給量の双方を予め記
    憶しておき、当該回転軸受において生じている実際の回
    転速度による入力信号に対し、上記予め記憶してある複
    数個の回転速度のうち、該入力信号による回転速度に比
    し、大きい回転速度の最小値、及び当該入力信号による
    回転速度に比し、小さい回転速度の最大値における各対
    応する時間間隔及び1回当りの供給量を基準として、該
    入力信号による回転速度との差に基づく按分比例計算を
    行うことによって、該入力信号による回転速度に対応し
    た適切な潤滑油を供給する時間間隔、及び適切な1回当
    りの潤滑油の供給量を計算し、潤滑油供給装置に指令す
    ることを特徴とする請求項1記載の回転部支持体におけ
    る潤滑油供給方法。
  8. 【請求項8】複数個の各回転軸受に対し、識別回路を介
    して1個のコンピューターを設置し、各回転軸受は、識
    別回路に対し回転速度を表す信号及び識別信号を送付
    し、識別回路は、上記各信号が入力した時期の前後関係
    を判別する回路部分を備えており、上記各信号を異なる
    時期に受信した場合には、当該受信の順序に従って、前
    記各信号を一度メモリーに記憶させる工程を経るか、又
    は当該工程を経ずにコンピュータに送付すると共に、上
    記各信号の一部又はすべてを同時期に受信した場合に
    は、同時期に受信した回転速度を表わす信号及び各識別
    信号をメモリーに記憶したうえで、プログラムによって
    予め定めた順序に従って、同時に受信した各回転軸受か
    らの入力信号の順序を定め、当該順序に従って同時期に
    受信した前記各信号をコンピューターに送信し、コンピ
    ューターは識別回路から送られた各回転軸受の速度を表
    わす信号に基づいて潤滑油を供給するために適切な時間
    間隔及び1回当りの潤滑油の適切な供給量の計算を行
    い、かつ識別回路から送られた識別信号に基づいて当該
    計算結果に基づく出力信号を各回転軸受に対し送信する
    ことを特徴とする請求項1記載の回転部支持体における
    潤滑油供給方法。
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