JPH11351361A - 歯車装置の潤滑装置および潤滑方法 - Google Patents

歯車装置の潤滑装置および潤滑方法

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JPH11351361A
JPH11351361A JP10160920A JP16092098A JPH11351361A JP H11351361 A JPH11351361 A JP H11351361A JP 10160920 A JP10160920 A JP 10160920A JP 16092098 A JP16092098 A JP 16092098A JP H11351361 A JPH11351361 A JP H11351361A
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/04Features relating to lubrication or cooling or heating
    • F16H57/0434Features relating to lubrication or cooling or heating relating to lubrication supply, e.g. pumps ; Pressure control

Abstract

(57)【要約】 【課題】歯車装置内へのクーラントの侵入を防止でき、
冷却効果が高く、高速回転される歯車装置の歯車および
軸受の適切な潤滑が可能な歯車装置の潤滑装置および潤
滑方法を提供する。 【解決手段】圧縮空気との混合によって霧化された潤滑
油であるオイルミストmを所定圧力で歯車箱61内に供
給して前記軸受を潤滑する軸受潤滑手段としての軸受潤
滑用ノズル35および噴霧給油装置31と、軸受潤滑油
よりも大きな粒径に霧化された所定圧力の潤滑油の歯車
への直接噴霧および一定量の潤滑油の前記歯車への直接
の滴下が選択的に可能な歯車潤滑手段としての歯車潤滑
用ノズル36,37、滴下給油装置33および噴霧給油
装置32とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、産業機械の歯車装
置の潤滑、たとえば、工作機械の主軸頭用の歯車装置の
潤滑に好適な歯車装置の潤滑装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、マシニングセンタなどの工作
機械では、高速回転する主軸ヘッドに設けられた主軸に
モータからの動力を伝達する歯車装置の歯車および軸受
の潤滑が必要である。歯車装置の潤滑を行なう潤滑油に
は、主として、互いに接触する二つの摩擦面に生じる摩
擦抵抗や摩耗を減らし、機械の精度を保ち、耐用年数を
長くするなどの減摩を行なう役割や、固体摩擦を境界摩
擦に置き換えて、摩擦面に生じる熱を持ち去り、接触面
の焼け付きを防ぎ、冷却剤としての役目がある。歯車装
置の潤滑方式としては、たとえば、油浴潤滑方式や、強
制循環給油方式等の回収式の潤滑、滴下潤滑方式、噴霧
潤滑方式などの全損式の潤滑が知られている。
【0003】油浴潤滑方式は、歯車装置を構成する歯
車、軸受等を直接潤滑油に浸し、歯車や軸受自身の回転
を利用して潤滑を行なう。油浴潤滑方式では、潤滑油に
歯車等を直接浸すため、歯車等の動力損失が大きく、ま
た、冷却効果が十分でない等の問題があり、たとえば、
高速回転する主軸用の歯車装置の潤滑には適さない。強
制潤滑方式は、潤滑油が油圧ポンプで潤滑部に強制的に
供給される方式であり、潤滑効果および冷却効果は高い
が、歯車装置内の潤滑油を強制循環させるため、歯車の
動力損失が大きく、また、主軸に装着した工具の加工時
に供給される冷却液であるクーラントが、たとえば、主
軸シール部等から歯車装置内に侵入しやすい、歯車装置
から潤滑油が漏れ出しやすいという問題がある。
【0004】滴下潤滑式は、給油器から一定油量を細孔
から常時給油するものであり、給油量を調整可能であ
る、歯車を潤滑油に浸すわけではないので歯車の動力損
失は小さいといった特徴を有する。しかしながら、歯車
の高速回転時には、滴下された潤滑油が歯車の歯面によ
って飛ばされ十分な潤滑油を供給できない、冷却効果が
少なく軸受の冷却が十分でない、歯車装置に給油された
潤滑油を排出する必要があり、又クーラントが歯車箱内
に侵入しやすいなどの問題が存在する。噴霧潤滑方式
は、霧吹きの原理を応用して、歯車装置の歯車箱内に圧
縮空気との混合によって霧化された潤滑油(以下、オイ
ルミストという)を供給して歯車や軸受を潤滑するもの
である。噴霧潤滑方式は、歯車等の動力損失が少なく、
オイルミストを確実に潤滑部に供給でき、潤滑油の消費
量が少なく、圧縮空気による冷却効果も高く、歯車装置
の潤滑に適用した場合には、歯車箱内の圧力が外部より
上昇し、上記のクーラントが歯車箱内に侵入しにくい等
の特徴を有することから、潤滑油の消費量、クーラント
の歯車箱内への侵入および冷却効果の観点からは、歯車
装置の潤滑には最も適した潤滑方式である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、噴霧潤
滑方式では、オイルミストとして歯車装置内に供給する
ため、潤滑油の供給量に制限があり、潤滑油の供給量が
十分でないという問題がある。噴霧潤滑方式では、潤滑
油をオイルミストにして供給するため、周囲の環境が汚
染されるおそれもある。また、噴霧潤滑方式による歯車
の潤滑では、歯車の周りに発生する風損によって潤滑油
が歯車に付着しない現象が知られている。たとえば、歯
車の周りに発生する風速が50m/秒程度以上になる
と、オイルミストの質量が小さいことから歯車の回転に
よって発生する風によって吹き飛ばされ、オイルミスト
が歯車に付着せず、歯車の潤滑が十分に行なえないとい
う問題もある。この現象を改善するために、圧縮空気の
供給圧力を上昇させて歯車にオイルミストを噴霧する
と、空気と歯車との間に生じる風切り音が大きくなり、
周波数の高い音が発生する、いわゆる笛吹き現象による
騒音が発生する。
【0006】一方、歯車装置の歯車の潤滑は、比較的大
量の潤滑油を要するが動力損失による発熱量は小さく、
軸受の潤滑は、比較的少量の潤滑油でよいが高速回転で
は発熱が大きい。また、歯車は、高速回転になるほど潤
滑油が飛ばされやすくなるため、比較的粘度の高い潤滑
油が必要となるが、軸受は、高速回転になるほど発熱量
が増加するため、潤滑油の剪断による発熱を抑える目的
で比較的粘度の低い潤滑油が必要である。このため、単
に噴霧潤滑方式による歯車装置の潤滑では、特に高速回
転する歯車装置のより適切な潤滑が十分でなかった。
【0007】本発明は、上述の問題に鑑みてなされたも
のであって、歯車装置内へのクーラントの侵入を防止で
き、冷却効果が高く、高速回転される歯車装置の歯車お
よび軸受の適切な潤滑が可能な歯車装置の潤滑装置およ
び潤滑方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、入力軸と出力
軸との間の動力伝達を行なう複数の歯車と、前記入力軸
と出力軸と歯車の軸とを保持する軸受と、前記軸受を保
持し前記複数の歯車を収容する歯車箱とを有する歯車装
置の潤滑装置であって、圧縮空気との混合によって霧化
された潤滑油を所定圧力で前記歯車箱内に供給して前記
軸受を潤滑する軸受潤滑手段と、前記軸受潤滑手段から
の霧化された潤滑油の粒径よりも大きな粒径に霧化され
た所定圧力の潤滑油の前記歯車への直接噴霧および一定
量の潤滑油の前記歯車への直接の滴下の少なくともいず
れかによる潤滑が可能な歯車潤滑手段とを有する。
【0009】本発明では、歯車装置内の歯車と軸受のそ
れぞれに歯車潤滑手段と軸受潤滑手段とを有しており、
潤滑油の粘度、潤滑油の供給量をそれぞれ独立に設定で
きる。軸受潤滑手段は、圧縮空気との混合によって霧化
された潤滑油を歯車箱内に噴霧するため、歯車箱内の圧
力は外部より高くなり、歯車箱内にクーラントなどの液
体が侵入することがなくなる。また、高速回転によって
発熱しやすい軸受の潤滑に、冷却効果の大きい圧縮空気
との混合によって霧化された潤滑油を用いるため、軸受
に対する大きな冷却効果が得られる。歯車潤滑手段は、
霧化された潤滑油を歯車に直接噴霧または一定量の潤滑
油を歯車へ直接滴下できるため、歯車の停止または低速
回転時には潤滑油を歯車に滴下すれば、十分な量の潤滑
油を歯車に供給でき、また、潤滑油の大量消費を防ぐこ
とができる。また、高速回転時には、軸受潤滑手段より
も大きな粒径に霧化された所定圧力の潤滑油を歯車に供
給することにより、霧化された潤滑油の質量が比較的大
きくなり、霧化された潤滑油運動エネルギが大きくなる
ため、高速回転する歯車の歯面に付着しやすくなり、十
分な量の潤滑油を歯車に供給可能となり、また、霧化さ
れた潤滑油の供給圧力を増加させなくてもよいことから
騒音の問題も発生しにくくなる。また、本発明では、歯
車用と軸受用に大量の霧化された潤滑油が常に供給され
るわけではないので、霧化された潤滑油よる周辺環境の
汚染も低減される。
【0010】前記軸受潤滑手段は、前記歯車箱内に吹き
出し口が設けられ、霧化された潤滑油を噴出する軸受潤
滑用ノズルと、潤滑油を圧縮空気との混合によって霧化
して前記軸受潤滑用ノズルに供給する第1の噴霧給油手
段とを具備し、前記歯車潤滑手段は、歯車箱内に吹き出
し口が設けられ、霧化された潤滑油を前記歯車に直接噴
霧可能で、かつ一定量の潤滑油を前記歯車に直接滴下可
能な歯車潤滑用ノズルと、潤滑油を圧縮空気との混合に
よって霧化して前記歯車潤滑用ノズルに供給する第2の
噴霧給油手段と、一定量の潤滑油を前記歯車潤滑用ノズ
ルに供給する滴下給油手段と、前記第2の噴霧給油手段
および前記滴下給油手段からの前記歯車潤滑用ノズルへ
の潤滑油の供給を選択的に切り換える切換手段とを具備
する。
【0011】前記切換手段は、前記歯車の回転速度に応
じて前記第2の噴霧給油手段および前記滴下給油手段か
らの前記歯車潤滑用ノズルへの潤滑油の供給を切り換え
る。
【0012】本発明は、入力軸と出力軸との間の動力伝
達を行なう複数の歯車と、前記入力軸と出力軸と歯車の
軸とを保持する軸受と、前記軸受を保持し前記複数の歯
車を収容する歯車箱とを有する歯車装置の潤滑方法であ
って、前記歯車箱内に圧縮空気との混合によって霧化さ
れた所定の粒径の潤滑油を噴霧して前記軸受を潤滑し、
前記歯車の停止時または所定の回転速度よりも低い回転
時に、当該歯車に一定量の潤滑油を前記歯車に直接滴下
し、前記歯車の前記所定の回転速度以上の回転時に前記
軸受に噴霧する霧化された潤滑油よりも大きな粒径の霧
化された潤滑油を当該歯車に直接噴霧して潤滑する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形
態の係る歯車装置の潤滑システムを説明するための図で
ある。図1において、本実施形態に係る歯車装置の潤滑
システム1は、潤滑対象である歯車装置2と、軸受潤滑
用ノズル35、歯車潤滑用ノズル36、37と、軸受用
噴霧給油装置31と、歯車用噴霧給油装置32と、滴下
給油装置33と、電磁弁41、42と、制御装置51と
を有する。
【0014】歯車装置2は、歯車箱61と、入力軸3
と、出力軸4と、伝達軸5と、歯車8〜11と、軸受1
6〜21とを有している。歯車箱61は、内部に空洞H
を有する箱体であり、内周壁部に軸受16,19,2
0,21をそれぞれ保持するための保持部61a〜61
dが形成され、軸受17および18を保持するための突
状の保持部61eおよび61fが内部に形成されてい
る。軸受16〜21には、歯車装置2が高速回転に適す
るように、たとえば、転がり軸受が使用される。
【0015】入力軸3は、一端にモータMが接続され、
入力軸3に嵌合固定された歯車8を挟むように設けられ
た軸受16および17によって回転自在に保持されてい
る。出力軸4は、出力軸4に嵌合固定された歯車9を挟
むように設けられた軸受18および19によって回転自
在に保持されている。
【0016】伝達軸5は、両端部が軸受20および21
によって回転自在に保持されており、軸部に入力軸3に
固定された歯車8と噛合する歯車10と、出力軸4に固
定された歯車9と噛合する歯車11とが嵌合固定されて
いる。
【0017】上記構成の歯車装置2では、モータMの回
転駆動力は、入力軸3に入力され、歯車8および10を
介して伝達軸5に伝達され、歯車11および9を介して
出力軸4に出力される。歯車装置2は、たとえば、工作
機械の主軸への動力伝達に適用され、たとえば、出力軸
4が主軸として使用される。
【0018】滴下給油装置33は、ポンプとポンプを駆
動するモータを有しており、ポンプに接続された配管3
3a,電磁弁41および分岐配管41a,41bを通じ
て、歯車潤滑用ノズル36および37に一定量の潤滑油
を供給する。軸受用噴霧給油装置31は、圧縮空気との
混合によって霧化された潤滑油(以下、オイルミストm
という)を所定の圧力で配管31aを通じて軸受潤滑用
ノズル35に供給する。歯車用噴霧給油装置32は、軸
受用噴霧給油装置31と同一の構成とすることができ、
オイルミストmを所定の圧力で配管32a、電磁弁42
および分岐配管42a,42bを通じて歯車潤滑用ノズ
ル36,37に供給する。軸受用噴霧給油装置31,歯
車用噴霧給油装置32および滴下給油装置33から供給
される潤滑油の種類、粘度等は全て同じものを使用する
ことも可能であるが、本実施形態では、歯車潤滑用ノズ
ル36に潤滑油を供給する歯車用噴霧給油装置32およ
び滴下給油装置33からの潤滑油は、軸受潤滑用ノズル
35に潤滑油を供給する軸受用噴霧給油装置31で使用
する潤滑油よりも粘度の高い潤滑油を使用する。これ
は、上述したように、歯車は高速回転になるほど潤滑油
が飛ばされやすくなるため、比較的粘度の高い潤滑油が
必要となるが、軸受は、高速回転になるほど発熱量が増
加するため、潤滑油の剪断による発熱を抑える目的で比
較的粘度低い潤滑油が必要であるからである。このよう
な潤滑油の選択により、歯車および軸受のより適切な潤
滑が可能となる。なお、軸受用噴霧給油装置31および
歯車用噴霧給油装置32の具体的構成については後述す
る。
【0019】歯車潤滑用ノズル36は、歯車箱61内で
吹き出し口が歯車10に向くように歯車箱61に気密に
設けられている。歯車潤滑用ノズル37は、歯車箱61
内で吹き出し口が歯車11に向くように歯車箱61に気
密に設けられている。歯車潤滑用ノズル36および37
は、滴下給油装置33から一定量の潤滑油が供給され、
潤滑油を歯車10および11に滴下可能となっていると
ともに、歯車用噴霧給油装置32から供給されるオイル
ミストmを歯車10および11に噴霧可能となってい
る。歯車潤滑用ノズル36および37の構造は、滴下給
油装置33から供給される潤滑油を滴下される細孔およ
びオイルミストmを噴霧する噴霧口をそれぞれ備える構
造を持つ構成とすることができ、また、潤滑油の滴下お
よび噴霧を共通に行なう吹き出し口を備える構成とする
ことも可能である。
【0020】軸受潤滑用ノズル35は、歯車箱61内に
吹き出し口が気密に設けられており、軸受用噴霧給油装
置31から配管31aを通じて供給されたオイルミスト
mを歯車箱61内に噴霧する。歯車箱61内に噴霧され
たオイルミストmは、歯車箱61内に充満し、歯車箱6
1内の気圧を上昇させる。歯車箱61内に充満したオイ
ルミストmは、歯車箱61内に保持された軸受16、1
9、20、および21の保持部を通じて歯車箱61の外
に排出される。なお、本実施形態では、軸受潤滑用ノズ
ル35は歯車装置1の1ヵ所にのみ設けて、複数の軸受
の潤滑を行なう構成となっているが、全ての軸受16〜
21に対してそれぞれ軸受潤滑用ノズル35を設ける構
成とすることも可能である。
【0021】電磁弁41は、配管33aと配管41aと
の間に設けられ、制御装置51からの制御信号41sに
応じて配管33aと配管41aとの間の管路を開閉す
る。電磁弁42は、配管32aと配管42aとの間に設
けられ、制御装置51からの制御信号42sに応じて配
管32aと配管42aとの間の管路を開閉する。制御装
置51は、電磁弁41,42の開閉を行なう制御信号4
1s,42sを出力するが、制御装置51は、たとえ
ば、工作機械の主軸を含めて他の軸の駆動制御を行なう
NC装置から構成される。
【0022】図2に軸受用噴霧給油装置31および歯車
用噴霧給油装置32の一構成例を示す。図2に示す噴霧
給油装置は、水分離器81を通じて圧縮空気PAが導入
され、電磁弁82および減圧弁83を通じて所定の圧力
に調整された圧縮空気PAがエア温度調整器85に供給
される。エア温度調整器85では、所定の圧力に調整さ
れた圧縮空気PAの温度が所定の温度に調整され、エア
温度調整器85からミスト発生器90に温度調整された
圧縮空気PAが供給される。一方、潤滑油Oを収容した
タンク86の底部には、ヒータ88が設けられており、
このヒータ88によって潤滑油Oが一定の温度に保たれ
る。タンク86に収容された潤滑油Oは、オイル吸引管
87を通じてミスト発生器90に供給される。
【0023】ミスト発生器90では、それぞれ供給され
た圧縮空気PAと潤滑油Oとが混合され、オイルミスト
mが発生され、バッフル92を通じてオイルミストmが
タンク86内に放出され、タンク86に連通する配管3
1a(32a)にオイルミストmが供給される。ミスト
発生器90は、タンク86からオイル吸引管87を通じ
て供給される潤滑油Oの供給量を調整するオイル調整ネ
ジ90aを備えている。このオイル調整ネジ90aと圧
縮空気PAの圧力を調整することにより、ミスト発生器
90は、発生させるオイルミストmの粒径を調整可能で
あり、オイルミストmの供給量を調整可能である。本実
施形態においては、軸受潤滑用ノズル35にオイルミス
トmを配管31aを通じて供給する噴霧給油装置31
は、オイルミストmの粒径が、たとえば、1μm〜数μ
mの比較的質量の小さなものを発生する。歯車潤滑用ノ
ズル36,37にオイルミストmを配管32aを通じて
供給する噴霧給油装置32は、オイルミストmの粒径
が、たとえば、10μm〜1mm程度の比較的質量の大
きなものを発生する。
【0024】タンク86には、タンク86内の圧力、す
なわち、オイルミストmの配管31a(32a)への供
給圧力を調整することが可能な圧力調整スイッチ91が
設けられており、この圧力調整スイッチ91によって配
管31a(32a)を通じた軸受潤滑用ノズル35およ
び歯車潤滑用ノズル36,37へのオイルミストmの供
給圧力を調節することができ、オイルミストmの供給量
を調整することができる。
【0025】次に、本実施形態に係る歯車装置の潤滑シ
ステムの動作の一例について、図3に示すフローチャー
トに基づいて説明する。まず、工作機械の制御装置51
側で、主軸(モータM)が起動されると(ステップS
1)、軸受の潤滑が開始される(ステップS2)。軸受
の潤滑は、噴霧給油装置31からオイルミストmが配管
31aを通じて軸受潤滑用ノズル35に供給されること
によって行なわれ。軸受潤滑用ノズル35から噴霧され
たオイルミストmは、歯車箱61に充満し、全ての軸受
16〜21を潤滑し、同時に各歯車8〜11にもオイル
ミストmは付着する。所定の圧力のオイルミストmが歯
車箱61内に供給されることにより、歯車箱61内の気
圧が上昇する。工具による切削によって発生する熱を冷
却するためのクーラントが主軸周辺で供給されるが、歯
車箱61内の気圧が上昇しているため、クーラントが歯
車箱61内に侵入することはない。
【0026】主軸の起動と同時に、制御装置51からは
電磁弁41および42に対して制御信号41s、42s
が出力される(ステップS3)。このときの制御信号4
1s、42sは、電磁弁41を開き、電磁弁42を閉じ
る信号である。電磁弁41が開くことにより、歯車潤滑
用ノズル36および37からは、滴下給油装置33から
供給される潤滑油が歯車10および11に滴下される
(ステップS4)。低速で回転する歯車10および11
には、歯車潤滑用ノズル36および37から滴下された
潤滑油が十分な量付着し、歯車10と歯車8および歯車
11と歯車9との噛合面の適切な潤滑が行なわれる。
【0027】制御装置51では、モータMに装着された
回転速度検出器TGの検出した回転速度に基づいて、主
軸の回転速度、すなわち各歯車の回転速度が予め設定さ
れた所定の回転速度に達したか否かを判断しており(ス
テップS5)、所定の回転速度以下である場合には、歯
車潤滑用ノズル36および37からの潤滑油の滴下が行
なわれる。主軸の回転速度が所定の回転速度よりも大き
くなると、制御装置51は電磁弁41,42に対して制
御信号を出力する(ステップS6)。このときの制御信
号は、電磁弁41を閉じ、電磁弁42を開く信号であ
る。電磁弁41が閉じ、電磁弁42が開くことにより、
歯車潤滑用ノズル36および37からの潤滑油の滴下は
停止し、これに代わって歯車潤滑用ノズル36および3
7からはオイルミストmが噴霧される(ステップS
7)。歯車潤滑用ノズル36および37から噴霧される
オイルミストmは、上述したように粒径が比較的大き
く、質量が比較的大きいので、歯車8,11が高速回転
していても、十分な量のオイルミストmが歯車の歯面の
付着する。オイルミストmがの粒径が比較的大きく、歯
車8,11の歯面に付着しやすいことから、噴霧給油装
置32で設定されるオイルミストmの供給圧力は比較的
小さくてよく、歯車潤滑用ノズル36および37から吹
き出される空気と歯車8,11との間に生じる騒音は発
生しにくくなる。
【0028】制御装置51では、主軸の回転速度が変化
しないかを常時監視しており(ステップ8)、所定の回
転速度以下となった場合には、制御信号を電磁弁41,
41に出力して(ステップS9)、歯車潤滑用ノズル3
6および37からの潤滑油の供給をオイルミストmの噴
霧に切り換える(ステップS10)。
【0029】以上のような動作が主軸を起動している間
中、繰り返し行なわれ、歯車装置2の全ての軸受16〜
21は、比較的小さな粒径のオイルミストmによって潤
滑され、各歯車は停止または低速時には潤滑油が滴下さ
れ、高速時には比較的粒径の大きなオイルミストmが噴
霧されて潤滑される。
【0030】以上のように、本実施形態によれば、歯車
装置2に軸受16〜21を潤滑するための軸受潤滑用ノ
ズル35と、歯車8〜11を潤滑するための歯車潤滑用
ノズル36,37を別個に設けたことにより、軸受16
〜21と歯車8〜11とに供給する潤滑油の粘度や種類
を独立に設定したり、潤滑油の供給量をそれぞれ独立に
設定できるため、軸受16〜21および歯車8〜11の
より適切な潤滑が可能になる。
【0031】また、本実施形態によれば、オイルミスト
mの粒径を歯車8〜11に供給する場合と軸受16〜2
1に供給する場合とで独立に設定でき、歯車潤滑用ノズ
ル36,37からのオイルミストmの粒径を比較的大き
くすることにより、歯車の高速回転時であってもオイル
ミストmを歯車に付着しやすくすることが可能である。
また、歯車8〜11のオイルミストmの噴霧および潤滑
油の滴下による潤滑を歯車8〜11の回転速度に応じて
選択することにより、歯車8〜11の停止、低速回転お
よび高速回転に関わらず常に、歯車8〜11へ潤滑油を
十分に供給することができる。また、軸受16〜21お
よび歯車8〜11を所定の圧力で供給されるオイルミス
トmによって潤滑をすることにより、歯車箱61内の圧
力がオイルミストmの供給圧力によって昇圧され、外部
からの歯車箱61へのクーラント等の液体の侵入が防止
できる。また、軸受専用の軸受潤滑用ノズル35を設け
て、オイルミストmによって軸受を潤滑することによ
り、軸受に対して高い冷却効果が得られ、より高速回転
に適した歯車装置の潤滑が可能になる。また、歯車装置
2の歯車および軸受をすべてオイルミストによって潤滑
するわけではないので、オイルミストの必要量を削減す
ることができ、ランニングコストを抑制できるととも
に、周辺環境の汚染を抑制することができる。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、高速回転される歯車装
置の歯車および軸受の適切な潤滑が可能となる。また、
霧化された潤滑油を所定の圧力で供給する軸受用潤滑手
段を具備することにより、軸受の高い冷却効果が得られ
る潤滑が可能となる。また、歯車箱内へのクーラントの
侵入を防止できる、噴霧潤滑における騒音の問題も抑制
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る歯車装置の潤滑シス
テムの構成を示す図である。
【図2】噴霧給油装置の一構成例を示す図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る歯車装置の潤滑シス
テムの動作例を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1…歯車装置の潤滑システム 2…歯車装置 31…軸受用噴霧給油装置 32…歯車用噴霧給油装置 33…滴下給油装置 35…軸受潤滑用ノズル 36,37…歯車潤滑用ノズル 41,42…電磁弁 51…制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平林 克己 静岡県沼津市大岡2068−3 東芝機械株式 会社沼津事業所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力軸と出力軸との間の動力伝達を行なう
    複数の歯車と、前記入力軸と出力軸と歯車の軸とを保持
    する軸受と、前記軸受を保持し前記複数の歯車を収容す
    る歯車箱とを有する歯車装置の潤滑装置であって、 圧縮空気との混合によって霧化された潤滑油を所定圧力
    で前記歯車箱内に供給して前記軸受を潤滑する軸受潤滑
    手段と、 前記軸受潤滑手段からの霧化された潤滑油の粒径よりも
    大きな粒径に霧化された所定圧力の潤滑油の前記歯車へ
    の直接噴霧および一定量の潤滑油の前記歯車への直接の
    滴下の少なくともいずれかによる潤滑が可能な歯車潤滑
    手段とを有する歯車装置の潤滑装置。
  2. 【請求項2】前記軸受潤滑手段は、前記歯車箱内に吹き
    出し口が設けられ、霧化された潤滑油を噴出する軸受潤
    滑用ノズルと、潤滑油を圧縮空気との混合によって霧化
    して前記軸受潤滑用ノズルに供給する第1の噴霧給油手
    段とを具備し、 前記歯車潤滑手段は、歯車箱内に吹き出し口が設けら
    れ、霧化された潤滑油を前記歯車に直接噴霧可能で、か
    つ一定量の潤滑油を前記歯車に直接滴下可能な歯車潤滑
    用ノズルと、潤滑油を圧縮空気との混合によって霧化し
    て前記歯車潤滑用ノズルに供給する第2の噴霧給油手段
    と、一定量の潤滑油を前記歯車潤滑用ノズルに供給する
    滴下給油手段と、前記第2の噴霧給油手段および前記滴
    下給油手段からの前記歯車潤滑用ノズルへの潤滑油の供
    給を選択的に切り換える切換手段とを具備する請求項1
    に記載の歯車装置の潤滑装置。
  3. 【請求項3】前記切換手段は、前記歯車の回転速度に応
    じて前記第2の噴霧給油手段および前記滴下給油手段か
    らの前記歯車潤滑用ノズルへの潤滑油の供給を切り換え
    る請求項2に記載の歯車装置の潤滑装置。
  4. 【請求項4】入力軸と出力軸との間の動力伝達を行なう
    複数の歯車と、前記入力軸と出力軸と歯車の軸とを保持
    する軸受と、前記軸受を保持し前記複数の歯車を収容す
    る歯車箱とを有する歯車装置の潤滑方法であって、 前記歯車箱内に圧縮空気との混合によって霧化された所
    定の粒径の潤滑油を噴霧して前記軸受を潤滑し、 前記歯車の停止時または所定の回転速度よりも低い回転
    時に、当該歯車に一定量の潤滑油を前記歯車に直接滴下
    し、前記歯車の前記所定の回転速度以上の回転時に前記
    軸受に噴霧する霧化された潤滑油よりも大きな粒径の霧
    化された潤滑油を当該歯車に直接噴霧して潤滑する歯車
    装置の潤滑方法。
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