JP2003041230A - ラミネート用接着剤およびその使用方法 - Google Patents

ラミネート用接着剤およびその使用方法

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JP2003041230A
JP2003041230A JP2002210634A JP2002210634A JP2003041230A JP 2003041230 A JP2003041230 A JP 2003041230A JP 2002210634 A JP2002210634 A JP 2002210634A JP 2002210634 A JP2002210634 A JP 2002210634A JP 2003041230 A JP2003041230 A JP 2003041230A
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polyol
adhesive
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silane coupling
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JP2002210634A
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English (en)
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Hideki Terada
英樹 寺田
Shigetoshi Sasano
茂年 笹野
Yukio Igarashi
幸夫 五十嵐
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Mitsui Chemicals Polyurethanes Inc
Original Assignee
Mitsui Takeda Chemicals Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱水スプレー式、熱水回転式または蒸気式な
どの高温殺菌処理後も良好な接着性能を有し、かつ、包
装製品の内容物が本来有している臭味を損なわせること
のない、ラミネート用接着剤、および、そのラミネート
用接着剤の使用方法を提供すること。 【解決手段】 ポリオールを含む主剤と、ポリイソシア
ネートを含む硬化剤とを有するラミネート用接着剤であ
って、少なくとも硬化剤に、シランカップリング剤を配
合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラミネート用接着
剤、詳しくは、食品、飲料、医薬品および医薬部外品な
どの各種の産業分野において使用される包装材料を製造
するために有用なラミネート用接着剤、および、そのラ
ミネート用接着剤の使用方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在まで、食品、飲料、医薬品および医
薬部外品などの各種の産業分野において使用される包装
材料として、例えば、プラスチックフィルム、アルミニ
ウムなどの金属箔、金属蒸着フィルム、シリカ蒸着フィ
ルムなどを接着剤を用いてラミネート加工することによ
って得られる複合フィルムが広く使用されている。
【0003】このような包装材料の製造に使用されるラ
ミネート用接着剤としては、ポリエステルポリオールな
どのポリオールを含む主剤と、ポリイソシアネートを含
む硬化剤とを組み合わせて使用する、いわゆる二液タイ
プのウレタン接着剤が、優れた接着性能を有することか
ら、広く使用されている。
【0004】このような二液タイプのウレタン接着剤と
しては、例えば、特公昭58−11912号公報では、
プラスチックフィルムと金属箔との接着強度を向上させ
るべく、ウレタン接着剤にシランカップリング剤を配合
することが提案されており、実際に、主剤にシランカッ
プリング剤を配合することが広く実施されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、近年、衛生管
理の重要性から、このような複合フィルムを用いて作製
された包装製品を、熱水スプレー式、熱水回転式または
蒸気式などの高温殺菌処理することが広く実施されつつ
あり、このような高温殺菌処理後においては、複合フィ
ルムのプラスチックフィルムと金属箔とが剥離してしま
うという不具合を生じている。
【0006】そのため、このような剥離を防止すべく、
シランカップリング剤の配合量を増やすことも検討され
るが、シランカップリング剤の配合量を増やすと、その
包装製品の内容物が本来有している臭味を低下させてし
まうという不具合を生じる。
【0007】本発明は、このような不具合に鑑みなされ
たもので、その目的とするところは、熱水スプレー式、
熱水回転式または蒸気式などの高温殺菌処理後も良好な
接着性能を有し、かつ、包装製品の内容物が本来有して
いる臭味を損なわせることのない、ラミネート用接着
剤、および、そのラミネート用接着剤の使用方法を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のラミネート用接着剤は、ポリオールを含む
主剤と、ポリイソシアネートを含む硬化剤とを有し、少
なくとも前記硬化剤に、シランカップリング剤が含有さ
れていることを特徴としている。
【0009】また、本発明は、ラミネート用接着剤とし
て、ポリオールを含む主剤と、ポリイソシアネートおよ
びシランカップリング剤を含有する硬化剤とを用意し
て、前記主剤および前記硬化剤を配合して、被着体に塗
布することを特徴とする、ラミネート用接着剤の使用方
法をも含んでいる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明のラミネート用接着剤は、
主剤および硬化剤を有する、いわゆる二液タイプのウレ
タン接着剤として調製される。
【0011】本発明において、主剤は、ポリオールを含
んでいる。ポリオールとしては、特に限定されないが、
官能基数が2〜6、好ましくは2〜4で、数平均分子量
が200〜200000、好ましくは300〜1000
00、さらに好ましくは300〜50000で、酸価が
0〜280、好ましくは0〜100、さらに好ましくは
0〜50mgKOH/gのポリオールが挙げられる。
【0012】より具体的には、例えば、ポリエステルポ
リオール、ポリエーテルポリオール、ポリエステルアミ
ドポリオール、アクリルポリオール、ポリヒドロキシア
ルカン、天然油ポリオール、ポリウレタンポリオール、
または、それらの混合物などが挙げられる。
【0013】ポリエステルポリオールとしては、例え
ば、テレフタル酸、イソフタル酸、アジピン酸、アゼラ
イン酸、セバチン酸などの二塩基酸もしくはそれらのジ
アルキルエステルまたはそれらの混合物と、例えば、エ
チレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレン
グリコール、ブチレングリコール、ネオペンチルグリコ
ール、1,6−ヘキサングリコール、3−メチル−1,
5−ペンタンジオール、3,3’−ジメチロールヘプタ
ン、ポリオキシエチレングリコール、ポリオキシプロピ
レングリコール、ポリテトラメチレンエーテルグリコー
ルなどのグリコール類もしくはそれらの混合物とをエス
テル化反応させて得られるポリエステルポリオール、あ
るいは、ポリカプロラクトン、ポリバレロラクトン、ポ
リ(β−メチル−γ−バレロラクトン)などのポリエス
テルポリオールなどが挙げられる。
【0014】なお、エステル化させて得られるポリエス
テルポリオールでは、さらに、無水トリメリット酸など
の多塩基酸もしくはその無水物によって、酸変性されて
いてもよい。
【0015】ポリエーテルポリオールとしては、例え
ば、エチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレン
オキシド、テトラヒドロフランなどのオキシラン化合物
を、例えば、水、エチレングリコール、プロピレングリ
コール、トリメチロールプロパン、グリセリンなどの低
分子量ポリオールを開始剤として重合して得られるポリ
エーテルポリオールなどが挙げられる。
【0016】ポリエステルアミドポリオールとしては、
例えば、上記したポリエステルポリオールのエステル化
反応において、例えば、エチレンジアミン、プロピレン
ジアミン、ヘキサメチレンジアミンなどの低分子量ポリ
アミンを原料として併用することにより得られるポリエ
ステルアミドポリオールなどが挙げられる。
【0017】アクリルポリオールとしては、例えば、1
分子中に1個以上のヒドロキシル基を有する重合性モノ
マー、例えば、アクリル酸ヒドロキシエチル、アクリル
酸ヒドロキシプロピル、アクリル酸ヒドロキシブチルな
ど、あるいは、これらの対応するメタクリル酸誘導体な
どと、例えば、アクリル酸、メタクリル酸またはそのエ
ステルとを共重合することによって得られるアクリルポ
リオールなどが挙げられる。
【0018】ポリヒドロキシアルカンとしては、例え
ば、ブタジエンまたはブタジエンとアクリルアミドなど
と共重合して得られる液状ゴムなどが挙げられる。
【0019】天然油ポリオールとしては、例えば、ひま
し油、やし油などが挙げられる。
【0020】ポリウレタンポリオールとしては、1分子
中にウレタン結合を有するポリオールであって、例え
ば、数平均分子量200〜5000のポリエーテルポリ
オール、ポリエステルポリオールなどと、後述するポリ
イソシアネートとを、水酸基に対するイソシアネート基
の当量比(NCO/OH)が1未満、好ましくは0.8
以下で反応させることにより得られるものなどが挙げら
れる。
【0021】さらに、上記したポリオール以外に、ポリ
オールの平均分子量を調節する目的で、分子量が62〜
200の低分子量ポリオールを配合してもよい。このよ
うな低分子量ポリオールとしては、例えば、エチレング
リコール、プロピレングリコール、ブチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、
ヘキシレングリコール、ネオペンチルグリコール、シク
ロヘキサンジメタノールなどのポリエステルポリオール
の製造に通常使用されるグリコール類や、グリセリン、
トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトールなどの
3官能以上のポリオール類などが挙げられる。
【0022】これらポリオールは、単独または2種以上
併用してもよく、好ましくは、ポリエステルポリオー
ル、ポリエーテルポリオールおよびポリウレタンポリオ
ールが挙げられる。
【0023】そして、主剤は、例えば、上記したポリオ
ールを有機溶剤で希釈することにより得ることができ
る。
【0024】有機溶剤としては、例えば、ポリオールお
よびポリイソシアネートに対して不活性であれば、特に
制限されないが、例えば、酢酸エチル、酢酸ブチルなど
のエステル系溶剤、例えば、メチルエチルケトン、メチ
ルイソブチルケトンなどのケトン系溶剤、例えば、トル
エン、キシレンなどの芳香族系溶剤などが挙げられる。
【0025】また、例えば、上記したポリオールが、後
述する硬化剤との配合時において、その配合粘度が、常
温〜100℃で、約100〜10000mPa・s、好
ましくは、約100〜5000mPa・sとなる場合に
は、有機溶媒で希釈せず、上記したポリオールを、その
まま主剤として用いることもできる。
【0026】また、主剤には、シランカップリング剤を
配合してもよい。シランカップリング剤としては、構造
式R−Si≡(X)またはR−Si≡(R)’(X)
(式中、Rはビニル基、エポキシ基、アミノ基、イミ
ノ基またはメルカプト基を有する有機基を示し、R’は
低級アルキル基を示し、Xはメトキシ基、エトキシ基ま
たはクロル原子を示す。)で表わされるものであれば、
何れのものでもよく、例えば、ビニルトリクロルシラン
などのクロロシラン、例えば、n−(ジメトキシメチル
シリルプロピル)エチレンジアミン、n−(トリエトキ
シシリルプロピル)エチレンジアミンなどのアミノシラ
ン、例えば、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシ
ラン、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシランな
どのエポキシシラン、例えば、ビニルトリエトキシシラ
ンなどのビニルシランなどが挙げられる。これらシラン
カップリング剤は、単独または2種以上併用してもよ
い。
【0027】また、本発明において、硬化剤は、ポリイ
ソシアネートおよびシランカップリング剤を含んでい
る。
【0028】ポリイソシアネートとしては、特に限定さ
れないが、官能基数が2〜4のポリイソシアネートが挙
げられる。
【0029】より具体的には、例えば、トリメチレンジ
イソシアネート、テトラメチレンジイソシアネート、ヘ
キサメチレンジイソシアネート、ペンタメチレンジイソ
シアネート、1,2−プロピレンジイソシアネート、
1,2−ブチレンジイソシアネート、2,3−ブチレン
ジイソシアネート、1,3−ブチレンジイソシアネー
ト、2,4,4−または2,2,4−トリメチルヘキサ
メチレンジイソシアネート、2,6−ジイソシアナトメ
チルカプロエートなどの脂肪族ジイソシアネート、例え
ば、1,3−シクロペンタンジイソシアネート、1,4
−シクロヘキサンジイソシアネート、1,3−シクロヘ
キサンジイソシアネート、3−イソシアナトメチル−
3,5,5−トリメチルシクロヘキシルイソシアネー
ト、4,4’−メチレンビス(シクロヘキシルイソシア
ネート)、メチル2,4−シクロヘキサンジイソシアネ
ート、メチル2,6−シクロヘキサンジイソシアネー
ト、1,4−または1,3−ビス(イソシアナトメチ
ル)シクロヘキサンなどの脂環族ジイソシアネート、例
えば、m−フェニレンジイソシアネート、p−フェニレ
ンジイソシアネート、4,4’−ジフェニルジイソシア
ネート、1,5−ナフタレンジイソシアネート、4,
4’−または2,4’−ジフェニルメタンジイソシアネ
ートもしくはその混合物、2,4−または2,6−トリ
レンジイソシアネートもしくはその混合物、4,4’−
トルイジンジイソシアネート、ジアニシジンジイソシア
ネート、4,4’−ジフェニルエーテルジイソシアネー
トなどの芳香族ジイソシアネート、例えば、1,3−ま
たは1,4−キシリレンジイソシアネートもしくはその
混合物、ω,ω−ジイソシアネート−1,4−ジエチル
ベンゼン、1,3−または1,4−ビス(1−イソシア
ナト−1−メチルエチル)ベンゼンもしくはその混合物
などの芳香脂肪族ジイソシアネート、さらには、例え
ば、トリフェニルメタン−4,4’,4’’−トリイソ
シアネート、1,3,5−トリイソシアナトベンゼン、
2,4,6−トリイソシアナトトルエンなどのトリイソ
シアネート、例えば、4,4’−ジフェニルジメチルメ
タン−2,2’−5,5’−テトライソシアネートなど
のテトライソシアネートなどのポリイソシアネート単量
体、および、上記したポリイソシアネート単量体から誘
導される、例えば、ダイマー、トリマー、ビウレット、
アロファネート、炭酸ガスとポリイソシアネート単量体
とから得られる2,4,6−オキサジアジントリオン環
を有するポリイソシアネート、または、例えば、エチレ
ングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコ
ール、ヘキシレングリコール、ネオペンチルグリコー
ル、1,6−ヘキサングリコール、3−メチル−1,5
−ペンタンジオール、3,3’−ジメチロールヘプタ
ン、シクロヘキサンジメタノール、ジエチレングリコー
ル、トリエチレングリコール、ジプロピレングリコー
ル、グリセロール、トリメチロールプロパン、ペンタエ
リスリトール、ソルビトールなどの分子量200未満の
低分子量ポリオールとの付加体、あるいは、例えば、上
記した分子量が200〜200000のポリエステルポ
リオール、ポリエーテルポリオール、ポリエステルアミ
ドポリオール、アクリルポリオール、ポリヒドロキシア
ルカン、天然油ポリオールなどの付加体などのポリイソ
シアネート誘導体などが挙げられる。
【0030】これらポリイソシアネートは、単独または
2種以上併用してもよく、好ましくは、ヘキサメチレン
ジイソシアネート、3−イソシアナトメチル−3,5,
5−トリメチルシクロヘキシルイソシアネート、4,
4’−メチレンビス(シクロヘキシルイソシアネー
ト)、1,4−または1,3−ビス(イソシアナトメチ
ル)シクロヘキサン、1,3−または1,4−キシリレ
ンジイソシアネートもしくはその混合物、および、それ
らのポリイソシアネート誘導体が挙げられる。
【0031】シランカップリング剤としては、上記した
シランカップリング剤と同様のものが挙げられ、それら
は、単独または2種以上併用してもよい。好ましくは、
エポキシシラン、より好ましくは、γ−グリシドキシプ
ロピルトリメトキシシランが挙げられる。
【0032】そして、本発明において、硬化剤には、ポ
リイソシアネートとシランカップリング剤とが配合され
ている。シランカップリング剤の配合量は、例えば、ポ
リイソシアネート100重量部に対して、0.1〜2
0.0重量部、好ましくは、0.5〜10.0重量部で
ある。
【0033】なお、シランカップリング剤は、ラミネー
ト用接着剤全体に対して、0.1〜5.0重量%、さら
には、0.5〜3.0重量%となるように調製されるこ
とが好ましい。シランカップリング剤は、接着剤組成に
もよるが、0.1重量%より少ないと、殺菌処理時など
において、本発明のラミネート用接着剤によって貼り合
わされるフィルム間での剥離を生じる場合があり、ま
た、5.0重量%より多いと、内容物の臭味を損なわせ
る場合がより多くなる。
【0034】そして、硬化剤は、例えば、上記したポリ
イソシアネートに上記したシランカップリング剤を配合
して、有機溶剤で希釈することにより得ることができ
る。有機溶剤としては、上記と同様の有機溶媒が挙げら
れる。
【0035】また、例えば、上記したポリイソシアネー
トが、上記した主剤との配合時において、その配合粘度
が、常温〜100℃で、約100〜10000mPa・
s、好ましくは、約100〜5000mPa・sとなる
場合には、有機溶媒で希釈せず、上記したポリイソシア
ネートにシランカップリング剤を配合して、そのまま硬
化剤として用いることもできる。
【0036】また、本発明のラミネート用接着剤には、
リンの酸素酸またはその誘導体やエポキシ樹脂、さらに
は、触媒、カルボン酸またはその無水物、酸化防止剤、
紫外線吸収剤、加水分解防止剤、防黴剤、増粘剤、可塑
剤、顔料、充填剤などの公知の添加剤などを、本発明の
ラミネート用接着剤の性能を阻害しない範囲において配
合してもよい。
【0037】なお、これらの添加剤は、主剤および/ま
たは硬化剤のいずれに配合してもよく、その目的および
用途により適宜決定されるが、通常、主剤に配合され
る。
【0038】そして、本発明のラミネート用接着剤は、
上記した主剤および硬化剤を組み合わせて、2液タイプ
のウレタン接着剤として使用される。すなわち、本発明
のラミネート用接着剤は、予め、主剤および硬化剤をそ
れぞれ別々に調製して用意しておき、使用時において、
それら主剤および硬化剤を配合して、被着体に塗布する
ようにして使用される。主剤と硬化剤との配合割合は、
主剤中の活性水素基(水酸基およびアミノ基)に対する
硬化剤中のイソシアネート基の当量比(NCO/OH)
で、0.4〜10、好ましくは0.5〜2.0となるよ
うな割合であることが好ましい。
【0039】このような二液タイプのウレタン接着剤と
して使用すれば、主剤と硬化剤とが別々に調製されてい
るので、ポットライフが長い一方で、使用時には、主剤
と硬化剤とをそれぞれ必要な最小量だけ配合することに
よって、速硬化で接着強度に優れる接着剤として有効に
使用することができる。
【0040】より具体的には、本発明のラミネート用接
着剤は、主として、複合フィルムをラミネート加工によ
って製造するときの接着剤として使用され、例えば、有
機溶剤で希釈されている主剤および硬化剤を用いる場合
には、主剤と硬化剤とを混合した後、溶剤型ラミネータ
によって、この混合物を各フィルム表面に塗布し、溶剤
を揮散させた後、接着面を貼り合わせ、その後、常温ま
たは加温下において養生して硬化させればよい。なお、
塗布量は、溶剤揮散後で、約2.0〜5.0g/m
あることが好ましい。
【0041】また、例えば、有機溶剤で希釈されていな
い主剤および硬化剤を用いる場合には、主剤と硬化剤と
を混合した後、無溶剤型ラミネータによって、この混合
物を各フィルム表面に塗布し、接着面を貼り合わせ、そ
の後、常温または加温下において養生して硬化させれば
よい。なお、塗布量は、約1.0〜3.0g/mであ
ることが好ましい。
【0042】また、ラミネートされる被着体としてのフ
ィルムとしては、例えば、ポリエチレンテレフタレー
ト、ナイロン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩
化ビニルなどのプラスチックフィルム、例えば、アルミ
ニウムなどの金属箔、金属蒸着フィルム、シリカ蒸着フ
ィルム、ステンレス、鉄、銅、鉛などの金属フィルムな
どが挙げられる。また、その厚みは、例えば、プラスチ
ックフィルムの場合には、5〜200μmであることが
好ましい。
【0043】そして、このような本発明のラミネート用
接着剤を用いて作製される複合フィルムは、例えば、熱
水スプレー式、熱水回転式または蒸気式などの高温殺菌
処理がなされても、各層間での剥離の発生が少なく、か
つ、内容物の臭味を損なわせることもないので、本発明
のラミネート用接着剤は、層間接着性、耐湿熱性、高温
殺菌適性に優れ、食品、飲料、医薬品および医薬部外品
などの各種の産業分野における包装材料を製造するため
のラミネート用接着剤として好適に使用することができ
る。
【0044】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明をさらに詳しく
説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
なお、実施例および比較例中の「部」および「%」は特
に記載がない限り全て重量基準である。
【0045】製造例1(ポリオールAの製造) イソフタル酸529.4g、エチレングリコール12
8.8g、ネオペンチルグリコール302.4gを窒素
気流下180〜220℃でエステル化反応を行なった。
所定量の水を留出後、セバシン酸214.8gを加え、
さらに、180〜220℃でエステル化反応を行ない、
数平均分子量約3000のポリエステルポリオールを得
た。この全量を酢酸エチル428.6gに溶解して、固
形分70%の溶液とした。
【0046】次いで、このポリエステルポリオール47
3.60gに、窒素雰囲気下で3−イソシアナトメチル
−3,5,5−トリメチルシクロヘキシルイソシアネー
ト33.70gを加え、77〜80℃で3時間ウレタン
化反応を行なった。その後、スタノクト(オクチル酸
錫)0.25gを加え、さらに3時間ウレタン化反応を
行なった後、70℃まで冷却し、酢酸エチル223.3
9gを加えて、固形分50%の溶液としてポリオールA
を得た。なお、得られたポリオールAのポリウレタンポ
リオールの数平均分子量は、約10000であった。
【0047】製造例2(ポリオールBの製造) イソフタル酸324.88g、エチレングリコール10
6.16g、ネオペンチルグリコール102.61g、
1,6−ヘキサンジオール151.34g、酢酸亜鉛
0.20gを窒素気流下180〜220℃でエステル化
反応を行なった。所定量の水を留出後、アジピン酸9
5.24gを加え、さらに、220〜230℃でエステ
ル化反応を行なった。その後、系内を徐々に減圧し、2
20〜230℃で60時間縮合反応を行ない、さらに、
220〜230℃で、13.3〜26.6Paで4時間
縮合反応を行ない、数平均分子量約5500のポリエス
テルポリオールを得た。この全量を酢酸エチル600.
00gに溶解して、固形分50%の溶液としてポリオー
ルBを得た。
【0048】製造例3(ポリオールCの製造) 製造例2において、数平均分子量約5500のポリエス
テルポリオールを得た後、このポリエステルポリオール
に無水トリメリット酸9.60gを加え、140〜15
0℃で反応(酸変性)させた後、酢酸エチル609.6
0gを加えて、固形分50%の溶液としてポリオールC
を得た。なお、得られたポリオールC中のポリエステル
ポリオールの数平均分子量は、約5500であった。
【0049】製造例4(ポリイソシアネートAの製造) タケネートA−10(キシリレンジイソシアネートのト
リメチロールプロパン付加体、三井武田ケミカル株式会
社製)50gと、タケネートA−40(3−イソシアナ
トメチル−3,5,5−トリメチルシクロヘキシルイソ
シアネートのトリメチロールプロパン付加体、三井武田
ケミカル株式会社製)50gとを、窒素雰囲気下50℃
で均一に混合し、イソシアネート基含有量が約11%の
ポリイソシアネートAを得た。
【0050】製造例5(ポリイソシアネートBの製造) イソシアネート基含有量が17.3%の3−イソシアナ
トメチル−3,5,5−トリメチルシクロヘキシルイソ
シアネートの三量体(ヴェスタナートT1890/10
0、Huls社製)75gを酢酸エチル25gに溶解
し、固形分75%の溶液としてポリイソシアネートBを
得た。
【0051】主剤の調製 下記の主剤をそれぞれ調製した。
【0052】主剤A−0:ポリオールAをそのまま用い
たものを主剤A−0とした。
【0053】主剤A−1:ポリオールA100部および
シランカップリング剤(γ−グリシドキシプロピルトリ
メトキシシラン、KBM−403、信越化学工業株式会
社製、以下同じ)1.0部を配合することにより、主剤
A−1を調製した。
【0054】主剤B−0:ポリオールBをそのまま用い
たものを主剤B−0とした。
【0055】主剤B−1:ポリオールB100部および
シランカップリング剤1.0部を配合することにより、
主剤B−1を調製した。
【0056】主剤C−0:ポリオールA50部およびポ
リオールC50部を配合することにより、主剤C−0を
調製した。
【0057】主剤C−1:ポリオールA50部、ポリオ
ールC50部およびシランカップリング剤1.0部を配
合することにより、主剤C−1を調製した。
【0058】主剤C−2:ポリオールA50部、ポリオ
ールC50部およびシランカップリング剤2.0部を配
合することにより、主剤C−2を調製した。
【0059】硬化剤の調製 下記の硬化剤をそれぞれ調製した。
【0060】硬化剤A−0:ポリイソシアネートAをそ
のまま用いたものを硬化剤A−0とした。
【0061】硬化剤A−1:ポリイソシアネートA10
部およびシランカップリング剤1.0部を配合すること
により、硬化剤A−1を調製した。
【0062】硬化剤A−2:ポリイソシアネートA10
部およびシランカップリング剤2.0部を配合すること
により、硬化剤A−2を調製した。
【0063】硬化剤B−0:ポリイソシアネートBをそ
のまま用いたものを硬化剤B−0とした。
【0064】硬化剤B−1:ポリイソシアネートB10
部およびシランカップリング剤1.0部を配合すること
により、硬化剤B−1を調製した。
【0065】実施例および比較例の調製および評価 以上のようにして調製された主剤および硬化剤を、表1
に記載するように組み合わせて、実施例1〜5および比
較例1〜4のラミネート用接着剤を用意した。次いで、
これら各実施例および各比較例のラミネート用接着剤の
主剤および硬化剤を配合し、それを用いて、後述の方法
で複合フィルムを作製した後、それぞれの複合フィルム
について、耐熱水性試験および味覚試験を行なった。そ
の結果を表2に示す。
【0066】複合フィルムの作製 ポリエチレンテレフタレートフィルム(厚み12μm)
/ナイロンフィルム(厚み25μm)/アルミニウム箔
(厚み7μm)/未延伸ポリプロピレンフィルム(厚み
70μm)の4層からなる複合フィルムを、各実施例お
よび各比較例のラミネート用接着剤を使用して作製し
た。
【0067】すなわち、表1に記載の各実施例および各
比較例のラミネート用接着剤(主剤および硬化剤が配合
されたもの)を、常温下、ラミネータを用いて、まず、
ポリエチレンテレフタレートフィルムに塗布し、溶剤を
揮散させた後、塗布面をナイロンフィルムに貼り合わせ
た。次いで、その2層複合フィルムのナイロンフィルム
の他方の面に、上記と同様に、各実施例および各比較例
のラミネート用接着剤を塗布し、溶剤を揮散させた後、
塗布面をアルミニウム箔に貼り合わせた。次いで、その
3層複合フィルムのアルミニウム箔の他方の面に、上記
と同様に、各実施例および各比較例のラミネート用接着
剤を塗布し、溶剤を揮散させた後、塗布面を未延伸ポリ
プロピレンフィルムに貼り合わせた。その後、その4層
複合フィルムを、50℃、3日間の条件で養生し、ラミ
ネート用接着剤を硬化させた。
【0068】耐熱水性試験(蒸気式回転レトルト試験) 上記のようにして作製された各複合フィルムを使用し
て、9×14cmの大きさの袋を作製し、内容物として
蒸留水を充填した。この袋を、210×520×105
mmのトレイに載置し、130℃で30分間、毎分8回
転、0.30MPaの加圧下で蒸気滅菌を行なった後、
袋のコーナ部における各層間の剥離状態(デラミネーシ
ョン)を観察した。なお、試験は、1種類のサンプルに
つき5袋ずつ行なった。
【0069】味覚試験 上記のようにして作製された各複合フィルムを使用し
て、13×17cmの大きさの袋を作製し、内容物とし
て蒸留水を充填した。この袋を、135℃で20分間、
0.35MPaの加圧下で熱水滅菌を行なった後、滅菌
前後の蒸留水の官能比較試験を行なった。
【0070】
【表1】
【0071】
【表2】 表1および表2から次の事項が考察される。
【0072】1)実施例1〜3、5と比較例1〜4とを
それぞれ比較すると、シランカップリング剤の配合量が
同じ場合には、シランカップリング剤を、主剤に配合し
た比較例1〜4よりも、硬化剤に配合した実施例1〜
3、5の方が、耐熱水性試験および味覚試験の両者にお
いて優れていることがわかる。このことから、シランカ
ップリング剤の配合量が同じ場合には、シランカップリ
ング剤を主剤に配合するよりも硬化剤に配合した方が、
耐湿熱性および高温殺菌適正において有効であることが
わかる。
【0073】2)シランカップリング剤の配合量が1.
0重量部である実施例3から、さらに、1.0重量部増
量されている(シランカップリング剤の配合量が2.0
重量部である)実施例4および5を比較すると、主剤に
増量されている実施例4では、味覚試験が低下している
が、硬化剤に増量されている実施例5では、味覚試験の
低下がないことがわかる。このことから、シランカップ
リング剤を硬化剤に配合すれば、臭味を損なわせること
なくシランカップリング剤を増量でき、耐湿熱性および
高温殺菌適正の向上を図ることができることがわかる。
【0074】
【発明の効果】本発明のラミネート用接着剤は、熱水ス
プレー式、熱水回転式または蒸気式などの高温殺菌処理
後も良好な接着性能を有し、かつ、包装製品の内容物が
本来有している臭味を損なわせることもないため、層間
接着性、耐湿熱性、高温殺菌適性に優れ、食品、飲料、
医薬品および医薬部外品などの各種の産業分野における
包装材料を製造するためのラミネート用接着剤として好
適に使用することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 五十嵐 幸夫 大阪府大阪市淀川区十三本町二丁目17番85 号 三井武田ケミカル株式会社研究所内 Fターム(参考) 4J040 EF101 EF111 EF131 EF161 EF181 EF201 EF251 HD32 HD34 HD35 HD36 HD37 JA13 KA16 LA01 LA06 LA07 LA08 MA01 MA02 MA03 MA10 MA11 NA08

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリオールを含む主剤と、ポリイソシア
    ネートを含む硬化剤とを有し、 少なくとも前記硬化剤に、シランカップリング剤が含有
    されていることを特徴とする、ラミネート用接着剤。
  2. 【請求項2】 ラミネート用接着剤として、ポリオール
    を含む主剤と、ポリイソシアネートおよびシランカップ
    リング剤を含有する硬化剤とを用意して、 前記主剤および前記硬化剤を配合して、被着体に塗布す
    ることを特徴とする、ラミネート用接着剤の使用方法。
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