JP2003035285A - スクロール型圧縮機 - Google Patents

スクロール型圧縮機

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JP2003035285A JP2001222736A JP2001222736A JP2003035285A JP 2003035285 A JP2003035285 A JP 2003035285A JP 2001222736 A JP2001222736 A JP 2001222736A JP 2001222736 A JP2001222736 A JP 2001222736A JP 2003035285 A JP2003035285 A JP 2003035285A
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    • F04C18/00Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
    • F04C18/02Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
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    • F04C18/02Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
    • F04C18/0207Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form
    • F04C18/0246Details concerning the involute wraps or their base, e.g. geometry
    • F04C18/0269Details concerning the involute wraps
    • F04C18/0276Different wall heights

Abstract

(57)【要約】 【課題】 チップクリアランスを介して隣接する圧縮室
間を漏れる圧縮ガスによる圧縮比低下を抑制することが
できるスクロール型圧縮機の提供を課題とする。 【解決手段】 底面101eと、この底面101eに摺
接する上縁102gとの間のチップクリアランスをδ1
とし、底面101dと、この底面101dに摺接する上
縁102fとの間のチップクリアランスをδ2とした場
合に、δ1<δ2とする構成を採用した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和装置や冷
凍装置等に具備されるスクロール型圧縮機に関し、特
に、その各スクロール部材に特徴を有するスクロール型
圧縮機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】スクロール型圧縮機は、固定スクロール
部材と旋回スクロール部材とを、その渦巻き状の壁体ど
うしを組み合わせて配置し、固定スクロール部材に対し
て旋回スクロール部材を公転旋回運動させることで、各
壁体間に形成される三日月状の圧縮室の容積を漸次減少
させ、この圧縮室内の流体の圧縮を行うものである。
【0003】このスクロール型圧縮機の設計上の圧縮比
は、圧縮室の最小容積(各壁体どうしの噛み合いが外れ
て圧縮室が消滅する直前の容積)に対する、圧縮室の最
大容積(各壁体どうしがかみ合って圧縮室が形成された
時点の容積)の比で決定される。したがって、従来のス
クロール型圧縮機では、その圧縮能力を向上させるに
は、両スクロール部材の壁体巻き数を増やすことによ
り、最大容積時の圧縮室の断面積を大きくする手法が採
られてきた。しかしながら、この手法では、スクロール
部材の外形が拡大して圧縮機自体が大型化するため、大
きさ制限の厳しい自動車用などの空気調和装置には採用
し難いという問題点があった。
【0004】この問題点を解決するものとして、例えば
特許第1296413号などに開示されている、段付き形状の
スクロール部材を採用したスクロール型圧縮機が提案さ
れている。この段付きスクロール部材の一例として、図
4(a),(b)の固定スクロール部材1及び旋回スク
ロール部材2を示す。固定スクロール部材1は、端板1
aと、該端板1aの一側面に立設された渦巻き状の壁体
1bとを備えた構成となっている。同様に、旋回スクロ
ール部材2は、端板2aと、該端板2aの一側面に立設
された渦巻き状の壁体2bとを備えた概略構成となって
いる。
【0005】そして、これら固定スクロール部材1及び
旋回スクロール部材2の各端板1a,2aの各一側面に
は、各壁体1b,2bの渦巻きの外周端から中心部に向
かう途中の一箇所において、中心側が高く外周側が低い
段差部3,3が形成されている。さらに、これら端板1
a,2aの各段差部3,3に対応して、各壁体1b,2
bの渦巻き状の上縁には、中心側が低く外周側が高い段
差部4,4が形成されている。
【0006】以上説明の固定スクロール部材1及び旋回
スクロール部材2それぞれの壁体1b,2bを互いに噛
み合わせた状態を、図5に示す。この噛み合わせ状態
で、固定スクロール部材1に対して旋回スクロール部材
2を公転旋回運動させることにより、各渦巻状壁体1
b,2b間に形成される各圧縮室C1〜C5の容積を漸
次減少させ、これら圧縮室C1〜C5内の各流体の圧縮
を行い、最終的には固定端板1aの中心部に設置された
吐出ポート5から高圧となった流体を吐出するようにな
っている。このとき、各段差部3,3を境として圧縮室
が急激に狭くなるので、圧縮室の最小容積を小さくする
ことができ、両スクロール部材1,2の外形寸法を大き
くすることなく圧縮比を高めることが可能となってい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この段付き
形状のスクロール部材を採用したスクロール型圧縮機に
おいて、渦巻状壁体2bの上縁及び固定端板1a間と、
渦巻状壁体1bの上縁及び固定端板2a間とには、チッ
プクリアランス(図示略)がそれぞれ形成されている。
このチップクリアランスは、小さすぎると固定スクロー
ル部材1に対する旋回スクロール部材2のスムーズな公
転旋回運動を阻害し、動力増加を引き起こしたり、高温
運転時に各スクロール部材1,2の壁体が線膨張し、各
壁体の上縁と各端板が強接触し、摩耗や焼き付きが発生
する場合があった。また上述のように、各段差部3,3
を境として圧縮室が急激に狭くなって高圧縮されるた
め、これら段差部3,3よりも渦巻中心側の圧縮室と、
これらよりも渦巻外周側の圧縮室との間の差圧が比較的
大きくなる。
【0008】このため、チップクリアランスが大きすぎ
ると、このチップクリアランスを介して隣り合う圧縮室
間で漏れる圧縮ガスの漏れ量が大きくなり、これが圧縮
能力を低下させる場合があった。このため、チップクリ
アランスは好適な範囲に調整して組み立てる必要があ
り、従来のスクロール型圧縮機では、チップクリアラン
スは、渦巻方向の何れの箇所においても、略一定寸法と
なるよう設定されていた。すなわち、各端板1a,2a
それぞれにおいて、各段差部3,3を境とした低部位
(渦巻の外周側部位)と、該低部位に摺接する前記各壁
体2b,1bの上縁との間のチップクリアランスをδ1
とし、各段差部3,3を境とした高部位(渦巻の内周側
部位)と、該高部位に摺接する前記各壁体2b,1bの
上縁との間のチップクリアランスをδ2とした場合に、
δ1=δ2とされていた。
【0009】しかしながらδ1、δ2が略等しくなるよ
うにするためには、それぞれのスクロール部材の加工精
度を高めることや、組み立て時にチップクリアランスδ
1、δ2を計測することなどを実施する必要があり、多
大な工数がかかっていた。そしてその結果として、コス
トの増加が避けられなかった。
【0010】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、チップクリアランスを介して隣接する圧縮室間
を漏れる圧縮ガスによる圧縮比低下を合理的に抑制する
ことができ、かつ低廉な工数で加工、組み立てが出来る
スクロール型圧縮機の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために以下の手段を採用した。すなわち、請求項
1に記載のスクロール型圧縮機は、端板の一側面に立設
された渦巻き状の壁体を有し、定位置に固定された固定
スクロール部材と、他の端板の一側面に立設された渦巻
き状の他の壁体を有し、前記各壁体どうしをかみ合わせ
て自転を阻止されつつ公転旋回運動可能に支持された旋
回スクロール部材とを備え、前記各壁体の上縁が、複数
の部位に分割され、これら部位の高さが渦巻き方向の中
心側で低くかつ外周端側で高くなる段付き形状とされ、
前記各端板の一側面が、前記各部位に対応してその高さ
が渦巻き方向の中心側で高くなる高部位と、外周端側で
低くなる低部位と、これら高部位及び低部位間の境とな
る段付き部とを有する段付き形状のスクロール型圧縮機
において、前記固定スクロール部材側の端板の高部位及
び、該高部位に摺接する前記旋回スクロール部材側の壁
体の上縁間に形成されるクリアランスと、前記旋回スク
ロール部材側の端板の高部位及び、該高部位に摺接する
前記固定スクロール部材側の壁体の上縁間に形成される
クリアランスとのうち、少なくとも一方のクリアランス
が所定の値とされていることを特徴とする。
【0012】上記請求項1に記載のスクロール型圧縮機
によれば、段付き部よりも中心側部分のチップクリアラ
ンスδ2のみが所定の値となるように調整すればよく、
スクロール部材の加工や組み立てを比較的容易に行うこ
とができる。
【0013】請求項2に記載のスクロール型圧縮機は、
請求項1に記載のスクロール型圧縮機において、前記各
端板の低部位と、該低部位に摺接する前記各壁体の上縁
との間に形成されるチップクリアランスをδ1とし、前
記各端板の高部位と、該高部位に摺接する前記各壁体の
上縁との間に形成されるチップクリアランスをδ2とし
た場合に、δ1<δ2であることを特徴とする。
【0014】上記請求項2記載の圧縮機によれば、段差
部よりも中心側のチップクリアランスδ2に対し、段差
部より外周側のチップクリアランスδ1が小さくなるよ
うに設定している。
【0015】ここで、圧縮機運転中のチップクリアラン
スδ1,δ2について添え字dを付して表す。圧縮機運
転時は前述のように各段差部を境として中心側の圧縮室
が急激に狭くなって高圧縮されるため、スクロール部材
の温度分布は、段差部より外周側に比較して、段差部よ
り中心側の方がより高温雰囲気となる。すなわち、高温
側である中心側の運転中のチップクリアランスδ2d
は、高温度によるスクロール部材の線膨張のため、組み
立て時に設定されたチップクリアランスδ2より小さく
なる。一方、外周側の運転中のチップクリアランスδ1
dは、中心側より縮まることはなく、結果として運転中
のチップクリアランスδ2d、δ1dは平準化され、良
好な性能が得られる。
【0016】上記請求項3に記載のスクロール型圧縮機
は、請求項1または請求項2に記載のスクロール型圧縮
機において、前記各壁体の上縁に溝が形成されるととも
に、該溝に相手側各端板との境界をシールするチップシ
ールがそれぞれ嵌合されており、前記固定スクロール部
材側の端板の低部位に摺接する前記旋回スクロール部材
側の壁体の上縁の溝に嵌合されたチップシールと、前記
旋回スクロール部材側の端板の低部位に摺接する前記固
定スクロール部材側の壁体の上縁の溝に嵌合されたチッ
プシールのうち、少なくとも一方のチップシールが前記
上縁から突出していることを特徴とする。
【0017】上記請求項3に記載のスクロール型圧縮機
によれば、外周側の壁体の上縁には、チップシールが突
出するように設けられている。通常、チップシールは、
渦巻き壁中央付近の高圧ガスがチップシール背面に回り
込み、背圧力となってチップシールを押し上げ、相手端
板と接触させてシールを行う。ただし、このような段付
き構造のスクロール型圧縮機において、例えば固定スク
ロール部材側に設置されるチップシールは、内周側と外
周側とに分割されている。このため差圧の小さい外周側
では、チップシールを浮上させる力は中央側に比較して
弱いため、組み立て時から予め突出させておくことでシ
ール性能の向上が望める。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明のスクロール型圧縮機の一
実施形態についての説明を、図面を参照しながら以下に
行うが、本発明がこれのみに限定解釈されるものでない
ことはもちろんである。なお、図1は、本実施形態のス
クロール型圧縮機の全体構成を示す断面図である。ま
た、図2は、同スクロール型圧縮機の固定スクロール部
材及び旋回スクロール部材の噛み合い状態を示す断面図
である。また、図3は、同固定スクロール部材の固定端
板と、旋回スクロール部材の渦巻状壁体の上縁との摺接
部分を示す図であって、(a)は図2のA部、(b)は
図2のB部、(c)は図2のA部におけるチップシール
装着状態を示す部分拡大断面図である。
【0019】図1に示すように、本実施形態のスクロー
ル型圧縮機は、ハウジング100と、該ハウジング10
0内に固定された固定スクロール部材101と、ハウジ
ング100内に公転自在に支承された旋回スクロール部
材102と、該旋回スクロール部材102のスラスト力
を支持すべくハウジング100の開口端側に固定された
フロントケース105(蓋板)と、旋回スクロール部材
102を回転駆動するシャフト103とを備えた概略構
成を有している。
【0020】シャフト103には、その軸線aに対して
偏心した軸線bを有するクランクピン103aが備えら
れており、このクランクピン103aが、旋回スクロー
ル部材102の中心位置に形成されたボス102cに対
して接続されている。固定スクロール部材101は、固
定端板101a(端板)とその一側面に立設された渦巻
状壁体101bとからなり、また旋回スクロール部材1
02は、旋回端板102a(端板)とその一側面に立設
された渦巻状壁体102bとから構成されている。
【0021】さらに、固定スクロール部材101の固定
端板101aには、渦巻状壁体101bが立設された側
の一側面に、渦巻状壁体101bの渦方向に沿って中心
部側で高く(高部位)外周端側で低く(低部位)なるよ
う形成された段付き部(従来の技術において図5を用い
て説明した前記段差部3,3に同じであるため、図示を
省略する)が形成されている。同様に、旋回スクロール
部材102側の旋回端板102aにも、渦巻状壁体10
2bが立設された側の一側面に、渦巻状壁体102bの
渦方向に沿って中心部側で高く外周端側で低くなるよう
形成された段付き部が備えられている。
【0022】そして、図2に示すように、固定端板10
1aの底面は、前記段付き部を境として中心部よりに設
けられた底の浅い底面101d(高部囲)と、外周端よ
りに設けられた底の深い底面101e(低部位)との2
つの部位に分けられている。旋回端板102aの底面も
固定端板101aと同様に、前記段付き部を境として、
中心部よりに設けられた底の浅い底面102dと、外周
端よりに設けられた底の深い底面102eとの2つの部
位に分けられている。
【0023】また、固定スクロール部材101側の渦巻
状壁体101bは、旋回スクロール部材102側の前記
段付き部に対応してその渦巻き形状の上縁が2つの部位
に分割され、かつ、渦の中心部側で低く外周端側で高い
段付き形状となっている。旋回スクロール部材102側
の渦巻状壁体102bも、渦巻状壁体101bと同様
に、固定スクロール部材101側の前記段付き部に対応
して渦巻き形状の上縁が2つの部位に分割され、かつ、
渦の中心部側で低く外周端側で高い段付き形状となって
いる。
【0024】具体的には、渦巻状壁体101bの上縁
は、中心部寄りに設けられた低位の上縁101fと、外
周端寄りに設けられた高位の上縁101gとの2つの部
位に分けられ、これら隣り合う各上縁101f,101
g間には、これらの間を繋いで旋回面に対して垂直をな
す連結縁(従来の技術において図4を用いて説明した前
記各段差部4,4と同じ)が形成されている。渦巻状壁
体102bの上縁も渦巻状壁体101bと同様に、中心
部よりに設けられた低位の上縁102fと、外周端寄り
に設けられた高位の上縁102gとの2つの部位に分け
られ、これら隣り合う各上縁102f,102g間に
は、両者を繋いで旋回面に対して垂直をなす連結縁が形
成されている。
【0025】そして、固定スクロール部材101に対し
て旋回スクロール部材102を組み付けると、低位の上
縁102fが底の浅い底面101dに当接し、高位の上
縁102gが底の深い底面101eに当接する。同時
に、高位の上縁101gが底の深い底面102eに当接
し、低位の上縁101fが底の浅い底面102dに当接
する。これにより、両スクロール部材101,102間
には、向かい合う各端板101a,102aと各渦巻状
壁体101b,102bとに区画されて複数の圧縮室C
が形成される。
【0026】そして、固定スクロール部材101に対し
て旋回スクロール部材102を前記シャフト103を介
して公転旋回運動させることにより、各圧縮室Cは、旋
回スクロール部材102の公転旋回運動に伴って外周端
側から中心部側に向けて移動する。このように容積を漸
次減少させながら高圧化していく圧縮ガスは、最終的に
は固定端板101aの中心部に設置されている吐出ポー
ト104から吐出されていくようになっている。以上説
明の点は、従来のスクロール型圧縮機と同様である。
【0027】そして、本実施形態のスクロール型圧縮機
では、渦巻状壁体102b及び固定端板101a間と、
渦巻状壁体101b及び固定端板102a間とのそれぞ
れに、固定スクロール部材101に対する旋回スクロー
ル部材102のスムーズな公転旋回運動を確保するため
のチップクリアランス(図示略)が形成されており、こ
のチップクリアランスの設定方法および寸法が特に特徴
的となっている。
【0028】この圧縮機の組み立て方法を、図1を参照
しながら説明する。組み立て時においては、ハウジング
100と固定スクロール部材101は図示しないボルト
により締結されている。この状態でハウジング100の
フランジ面100aと固定スクロール部材101の中央
部端面101c間の距離H2を計測する。また旋回スク
ロール部材102は、フロントケース105上に組みつ
け状態で設置されており、フロントケース105のフラ
ンジ面105aと旋回スクロール部材102の中央部壁
体上縁102d間の距離H1を計測する。ここで、所望
の隙間(後述のチップクリアランスδ2)を得るため
に、H2+S−H1=δ2となるべく厚みSのシム(図
示せず)を選定し、該シムをハウジング100側のフラ
ンジ面100aとフロントケース105側のフランジ面
105aとの間に挟持する。
【0029】また本実施形態のスクロール型圧縮機で
は、図3(a),(b)に示すように、固定端板101
aの底面101e(低部位)と、該底面101eに摺接
する渦巻状壁体102b(壁体)の上縁102gとの間
のチップクリアランスをδ1とし、固定端板101aの
底面101d(高部位)と、該底面101dに摺接する
渦巻状壁体102b(壁体)の上縁102fとの間のチ
ップクリアランスをδ2とした場合に、δ1<δ2とす
る構成を採用している。なお、本実施例ではδ1=30
〜50μm、δ2=60〜70μmと設定している。
【0030】同様に、旋回端板102aの底面102e
(低部位)と、該底面102eに摺接する渦巻状壁体
(壁体)101bの上縁101gとの間のチップクリア
ランスをδ1とし、旋回端板102aの底面102d
(高部位)と、該底面102dに摺接する渦巻状壁体1
01b(壁体)の上縁101fとの間のチップクリアラ
ンスをδ2とした場合に、δ1<δ2となっている。な
お本実施例ではδ1=40〜60μm、δ2=70〜8
0μmと設定している。
【0031】このようなチップクリアランスδ2は、圧
縮ガスが特に高温、高圧化する渦巻中心部分である、上
縁101f及び底面102d間のクリアランスと、上縁
102f及び底面101d間のクリアランスとがこの部
分での圧縮ガス温度(高温)による線膨張を考慮して0
とならない最小の値に設定されている。また、圧縮ガス
が比較的低温、低圧となる渦巻外周部分である、上縁1
01g及び底面102e間のクリアランスや、上縁10
2g及び底面101e間のクリアランスもこの部分での
圧縮ガス温度(比較的低温)を考慮して0とならない最
小の値に設定されている。結果として、各部クリアラン
スδ1,δ2は、運転中はほぼ同一でかつ、0とならな
いぎりぎりのクリアランスとすることが可能であり、圧
縮ガスの漏れを防止し、冷凍能力の向上が可能となる。
【0032】さらには、前記各壁体の上縁(101f、
101g、102f、102g)には溝が形成され、そ
の溝には相手側各端板との境界をシールするチップシー
ルがそれぞれ嵌合されているが、特に渦巻き外周部分の
渦巻き壁101g、102gに設置されるチップシール
および収納溝の寸法設定についても特徴的となってい
る。すなわち、図3(c)の拡大図に示すように、渦巻
き壁102bの先端102gには溝102hが形成され
ている。また、その溝102hには、チップシール30
0が挿入されている。ここで、溝深さ寸法をd2、チッ
プシール深さ寸法をd1とすると、d1>d2と設定し
ている。
【0033】このように溝深さ寸法d2とチップシール
深さ寸法d1を設定することで、外周側の壁体102b
の上縁102gに設置されるチップシール300は、渦
巻き壁102bの上縁102gから突出することにな
る。このような構造を採用することで以下の利点が生じ
る。通常、チップシール300は、渦巻き中央付近の高
圧ガスがチップシール300の背面と溝102hの間隙
301に回り込み、背圧力となってチップシール300
を押し上げ、相手端板101eと接触させてシールを行
う。ただし、このような段付き構造のスクロール型圧縮
機において、たとえばスクロール部材102に設置され
るチップシール300は、内周側と外周側に分割されて
いる場合がある。このため、差圧の小さい外周側のチッ
プシールを浮上させる力は中央側に比較して弱いため、
組み立て時から予め突出させておくことでシール性能の
向上が望め、冷凍能力の向上が可能となる。なお、本実
施例では、チップシールの突出量(d1−d2)は、前
記δ1より小さい20μmで設定されている。
【0034】なお、本実施形態のスクロール型圧縮機の
組立作業においては、まず、設計で予め設定されたチッ
プクリアランスδ2を確保するように組立調整した後、
このチップクリアランスδ2よりも所定寸法分だけチッ
プクリアランスδ1が狭くなるように各スクロール部材
101、102の加工狙い寸法を設定することで、δ1
<δ2を確保することが可能である。
【0035】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載のスクロール型
圧縮機は、各端板の低部位と、該低部位に摺接する各壁
体の上縁との間のチップクリアランスをδ1とし、各端
板の高部位と、該高部位に摺接する各壁体の上縁との間
のチップクリアランスをδ2とした場合に、段付き部よ
りも中心側部分のチップクリアランスδ2のみが所定の
値となるように調整するように設定した。このため、ス
クロール部材の加工や組み立てを比較的容易に行うこと
ができる。
【0036】また、請求項2に記載のスクロール型圧縮
機は、請求項1に記載のスクロール型圧縮機において、
前記クリアランスがδ1<δ2とする構成を採用した。
このため、運転中のクリアランスδ1、δ2をほぼ同一
のクリアランスとすることが可能であり、圧縮ガスの漏
れを防止し、冷凍能力の向上が可能となる。
【0037】また、上記請求項3に記載のスクロール型
圧縮機は、請求項1または請求項2に記載のスクロール
型圧縮機であって、前記各壁体の上縁に形成される溝が
形成され、その溝には相手側各端板との境界をシールす
るチップシールがそれぞれ嵌合されているスクロール型
圧縮機において、固定スクロール部材側の端板の低部位
に摺接する旋回スクロール部材側の壁体の上縁の溝に嵌
合されるチップシールと、旋回スクロール部材側の端板
の低部位に摺接する固定スクロール部材側の壁体の上縁
の溝に嵌合されるチップシールのうち、少なくとも一方
のチップシールが前記溝に収納したとき、チップシール
が渦巻き壁の上縁から突出するような構造を採用した。
このため、差圧の小さく、チップシールを浮上させる力
が渦巻き中央側に比較して弱い渦巻き外周側では、組み
立て時からチップシールを予め突出させておくことで、
シール性能の向上が望める。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のスクロール型圧縮機の一実施形態を
示す図であって、全体構成を示す断面図である。
【図2】 同スクロール型圧縮機の固定スクロール部材
及び旋回スクロール部材の噛み合い状態を示す断面図で
ある。
【図3】 同固定スクロールの固定端板と、旋回スクロ
ール部材の渦巻状壁体の上縁との摺接部分を示す図であ
って、(a)は図2のA部、(b)は図2のB部、
(c)は図2のA部でのチップシールの装着状態詳細を
示す部分拡大断面図である。
【図4】 従来のスクロール型圧縮機の各スクロール部
材を示す図であって、(a)は固定スクロール部材を示
す斜視図、(b)は旋回スクロール部材を示す斜視図で
ある。
【図5】 同固定スクロール部材と同旋回スクロール部
材との噛み合い状態を示す図であって、それぞれの渦巻
中心を通る軸線に垂直をなす断面より見た断面図であ
る。
【符号の説明】
101・・・固定スクロール部材 101a・・・固定端板(端板) 101b・・・渦巻状壁体(壁体) 101d,102d・・・底面(高部位) 101e,102e・・・底面(低部位) 101f,101g,102f,102g・・・上縁 102・・・旋回スクロール部材 102a・・・旋回端板(他の端板) 102b・・・渦巻状壁体(他の壁体) 102h・・・溝 300・・・チップシール δ1,δ2・・・クリアランス、チップクリアランス(チ
ップクリアランス)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H029 AA02 AA17 AB01 BB16 BB32 BB33 BB42 CC04 CC05 CC19 3H039 AA02 AA12 BB08 BB15 BB28 CC02 CC03 CC04 CC05 CC31

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端板の一側面に立設された渦巻き状の壁
    体を有し、定位置に固定された固定スクロール部材と、
    他の端板の一側面に立設された渦巻き状の他の壁体を有
    し、前記各壁体どうしをかみ合わせて自転を阻止されつ
    つ公転旋回運動可能に支持された旋回スクロール部材と
    を備え、 前記各壁体の上縁は、複数の部位に分割され、これら部
    位の高さが渦巻き方向の中心側で低くかつ外周端側で高
    くなる段付き形状とされ、 前記各端板の一側面は、前記各部位に対応してその高さ
    が渦巻き方向の中心側で高くなる高部位と、外周端側で
    低くなる低部位と、これら高部位及び低部位間の境とな
    る段付き部とを有する段付き形状のスクロール型圧縮機
    において、 前記固定スクロール部材側の端板の高部位及び、該高部
    位に摺接する前記旋回スクロール部材側の壁体の上縁間
    に形成されるクリアランスと、前記旋回スクロール部材
    側の端板の高部位及び、該高部位に摺接する前記固定ス
    クロール部材側の壁体の上縁間に形成されるクリアラン
    スとのうち、少なくとも一方のクリアランスが所定の値
    とされていることを特徴とするスクロール型圧縮機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のスクロール型圧縮機に
    おいて、 前記各端板の低部位と、該低部位に摺接する前記各壁体
    の上縁との間に形成されるチップクリアランスをδ1と
    し、前記各端板の高部位と、該高部位に摺接する前記各
    壁体の上縁との間に形成されるチップクリアランスをδ
    2とした場合に、δ1<δ2であることを特徴とするス
    クロール型圧縮機。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のスク
    ロール型圧縮機において、 前記各壁体の上縁には溝が形成されるとともに、該溝に
    は相手側各端板との境界をシールするチップシールがそ
    れぞれ嵌合されており、 前記固定スクロール部材側の端板の低部位に摺接する前
    記旋回スクロール部材側の壁体の上縁の溝に嵌合された
    チップシールと、前記旋回スクロール部材側の端板の低
    部位に摺接する前記固定スクロール部材側の壁体の上縁
    の溝に嵌合されたチップシールのうち、少なくとも一方
    のチップシールが前記上縁から突出していることを特徴
    とするスクロール型圧縮機。
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