JPH08151983A - スクロール圧縮機 - Google Patents

スクロール圧縮機

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JPH08151983A
JPH08151983A JP6296587A JP29658794A JPH08151983A JP H08151983 A JPH08151983 A JP H08151983A JP 6296587 A JP6296587 A JP 6296587A JP 29658794 A JP29658794 A JP 29658794A JP H08151983 A JPH08151983 A JP H08151983A
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JP
Japan
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scroll
orbiting
end plate
rotation restraint
fixed
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Application number
JP6296587A
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English (en)
Inventor
Michio Yamamura
道生 山村
Kunio Iwanami
國雄 岩波
Tatsuhisa Taguchi
辰久 田口
Masafumi Fukushima
雅文 福嶋
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C18/00Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
    • F04C18/02Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
    • F04C18/0207Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form
    • F04C18/0215Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form where only one member is moving
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01CROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
    • F01C21/00Component parts, details or accessories not provided for in groups F01C1/00 - F01C20/00
    • F01C21/10Outer members for co-operation with rotary pistons; Casings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C29/00Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
    • F04C29/02Lubrication; Lubricant separation

Abstract

(57)【要約】 【目的】 圧縮機の作動音を低減し、性能及び信頼性を
向上させ、圧縮機の組立の容易化を図る。 【構成】 固定鏡板1aの外周部分1eの近傍でスラス
ト隙間の調整用シム20を介在させて閉塞させ、スラス
ト力によって旋回鏡板2aをスラスト軸受け4を介して
回転拘束部品6に押し当て、圧縮機ハウジング3の底部
3aで、回転拘束部品6の第二のキー溝22付近のキー
溝空間23と旋回鏡板2a外周付近の外周空間25と圧
縮機ハウジング3の中央部の駆動空間28とを連通路2
6と導通路24で結ぶとともに連通路26に流通抵抗2
7を付与して潤滑油や冷媒を循環させ、スラスト軸受け
4の基面41に流体軸受け溝42を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空調用及び冷凍用圧縮
機等に適したスクロール圧縮機の構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般にこの種のスクロール圧縮機として
は、特公昭61−15276号公報、特公昭58−55
359号公報に示される自動車空調用圧縮機を例に挙
げ、図7から図8を参照してその基本的構成等について
説明する。図7は開放型スクロール圧縮機の本体の構造
を示す。エンジンからの駆動力をベルト及び電磁クラッ
チを介して圧縮機本体に伝達させる構成は、周知の事実
として割愛した。
【0003】特公昭61−15276号公報は旋回鏡板
にかかるスラスト力の支え方と自転拘束部品を兼用とす
る、いわゆるボール継ぎ手が用いられた例を、特公昭5
8−55359号公報は圧縮機ハウジングをカップ状ケ
ースとフロントエンドプレートに分割した構造を開示し
ている。
【0004】圧縮機本体を構成する主要部品としては、
まず圧縮機本体の外郭を形成する圧縮機ハウジング3は
カップ状ケース37とフロントエンドプレート38に分
割されていて、カップ状ケース37の一端開口37aを
フロントエンドプレート38で閉塞されている。この圧
縮機ハウジング3の内部に、固定鏡板1aに直立した渦
巻状のラップ1bを形成してなる固定スクロール1と、
旋回鏡板2aに直立した渦巻状のラップ2bを形成し、
ラップ1bと2bとを互いに内側にして固定スクロール
1と噛み合わせてなる旋回スクロール2と、旋回鏡板2
aとフロントエンドプレート38との間に旋回鏡板2a
と平行に配置されたスラスト軸受け部品と自転拘束部品
とを兼ねたリング状の旋回スクロール側レース71と、
旋回スクロール側リング72と、リング状のプレート側
レース73と、プレート側リング74と、複数のボール
素子76と、旋回スクロール2に旋回運動を伝達する駆
動機構からなっている。固定スクロール1はラップ1b
と反対側の固定鏡板1a背面に備えたられた締結脚1d
と、カップ状ケース37との間をボルト19によって締
結されている。固定鏡板1aの外周部分1eのシール溝
1fに挿入されたOリング18がカップ状ケース37と
の間に取り付けられ、締結脚1e側の高圧室11とラッ
プ1b側の低圧室12とに分断されている。旋回鏡板2
aとフロントエンドプレート38との間には、リング状
の旋回スクロール側レース71を被うように旋回鏡板2
aに旋回スクロール側リング72が取り付けられ、リン
グ状のプレート側レース73を被うように、かつ旋回ス
クロール側リング72との間にわずかな隙間ができるよ
うにプレート側リング74が取り付けられている。旋回
スクロール側リング72とプレート側リング74はそれ
ぞれ軸方向に同径の複数のポケットを形成する穴75が
備えられ、その穴75に複数のボール素子76が常時挟
持されることにより、自転を拘束しながら固定スクロー
ル1に対するその旋回運動を許容し、かつ旋回スクロー
ル2のスラスト軸受け部品としての機能も有している。
駆動軸9は圧縮機ハウジング3に取り付けられた主軸受
け15を介して回転可能に支持されていて、軸封装置1
7と副軸受け16を貫通して圧縮機ハウジング3の外側
へ主軸部分9bを延出している。この駆動軸9の旋回ス
クロール2側の端部の駆動ピン9bは、駆動伝達機構と
しての機能を有する旋回ブッシュ8と連結していて、さ
らに旋回ブッシュ8は、旋回鏡板2a背面に旋回機構部
として形成された円筒状のボス部2cに設けられた旋回
軸受け7に挿入されている。この構成によって旋回スク
ロール2は固定スクロール1に対して旋回運動させる駆
動機構を備えることができる。カップ状ケース37の低
圧室12側には作動流体としての冷媒を吸入する吸入口
13が設けられ、高圧室11側には冷媒を吐出する吐出
口14が備えられている。
【0005】さて旋回スクロール2が固定スクロール1
に対して旋回運動を始め、圧縮行程が開始されると冷媒
は吸入口13より圧縮機ハウジング3内の低圧室12に
取り込まれる。次に固定鏡板1aとその渦巻状ラップ1
bそして旋回鏡板2aとその渦巻状ラップ2bで形成さ
れる密閉空間の流体ポケット10に送り込まれ、両ラッ
プ1b、2bの最外周部から中心部に向かって圧縮され
る。そして圧縮された冷媒ガスは固定鏡板1aの中心部
の吐出ガス穴1cより高圧室11に吐き出され、さらに
吐出口14から外へ送り出される。
【0006】また圧縮機の組立方法として、図9に例と
して示す、特公平4−116201号公報で示されるよ
うに、カップ状ケース37の一端開口37aにフロント
エンドプレート38を閉塞させる時、固定スクロール1
と旋回スクロール2の両ラップ1b、2bを互いに噛み
合わせて形成された流体ポケット10の軸方向隙間を所
定値に管理、維持するために調節するシム20をカップ
状ケース37の一端開口37aに介在させている。
【0007】他の従来例として、実開平4−87380
号公報に開示された例を挙げ、図10を参照にして圧縮
機本体の構成を説明する。基本構成の内、固定スクロー
ル2と、旋回スクロール2と、旋回スクロール2の渦巻
状ラップ2bと反対側の旋回鏡板2a背面に形成した旋
回機構部と、圧縮機ハウジング3に主軸受け15を介し
て回転可能に支持されていて、軸封装置17と副軸受け
16を貫通して圧縮機ハウジング3の外側へ主軸部分9
aを延出した駆動軸9と、駆動軸9からの駆動力を旋回
機構部に伝達する駆動伝達機構は図7を例として上記に
示した従来例と同じ構成である。さて圧縮機本体の外郭
を形成する圧縮機ハウジング3は上記に示したほぼ同形
状のカップ状ケース37と、そしてフロントエンドプレ
ート38を二分割に分けてなるフロント環状プレート3
8aと、筒状部材38bの三部材から構成されている。
その圧縮機ハウジング3内に配置されたスラスト軸受け
部品と自転拘束部品は、旋回スクロール2の旋回鏡板2
aとフロント環状プレート3dとの間に旋回鏡板2aと
平行に配置されたスラスト軸受け4とオルダムリング5
からなっている。オルダムリング5の第一の一対のキー
51は旋回鏡板2a背面の第一の径方向の一対のキー溝
21にそれぞれ挿入され、さらに第一の径方向とは直角
に角度をとる第二の一対のキー52はフロント環状プレ
ート38a内面の第二の径方向の一対のキー溝22にそ
れぞれ挿入され、旋回スクロール2の自転を拘束して旋
回運動のみ作用している。またスラスト軸受け4とフロ
ント環状プレート38aの間にはスペーサ39が配置さ
れ、スラスト軸受け4の回転を拘束している。この構成
をとることによりラップ1b、2b間のスラスト隙間の
調整は上記に示したシム20の代わりにスラスト軸受け
4の板厚によって実施できるとしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記図7に示される従
来のスクロール圧縮機においては、スラスト軸受け部品
と自転拘束部品を兼ねるボール継ぎ手を採用している
が、ボールの不均一な転動によって常時大きな作動音が
発生し、また旋回スクロールのスラスト力をボールとボ
ールを挟持するレース部材で支えるため、剛性と硬度が
高い鋼材を選定しなければならない。そのため重量が増
加する。その上、旋回スクロールとともに旋回運動が始
まり高速になればなるほど遠心力が増加し、主軸受けや
旋回軸受けの軸受け荷重が過大になりやすい。さらに性
能及び信頼性の鍵となる固定スクロールと旋回スクロー
ルの両ラップの噛み合わせで形成される流体ポケットの
スラスト方向の隙間はバラツキが大きく安定しがたいの
で、性能及び信頼性に悪影響を与える。この隙間の管理
幅を小さくかつ安定化させようとするとカップ状ケース
とフロントエンドプレートの間に挿入する調整用のシム
の種類を少なくとも増やさなければならない。その上ボ
ールの数を始めそれを挟持する関連部品が多いためそれ
らの部品精度の確保やその転がりによる不安定さのため
圧縮機の組立に困難を伴い自動化が導入しがたい。
【0009】次に前記図9、図10に示される他の従来
例のスクロール圧縮機においては、スラスト軸受け部品
として平板状のスラスト軸受けを採用し、自転拘束部品
としてオルダムリングを導入している。この構成は上記
のボール継ぎ手と比較して騒音レベルを低く抑えること
はできるが、スラスト軸受けとオルダムリングのそれぞ
れの摺動部分は滑り摩擦を伴うので摩擦損失が大きくな
り、性能の低下を招く。また、スラスト隙間の調整とし
てスラスト軸受けで実施する方法であるが、当然スラス
ト軸受けの種類が増加する。その結果、調整ミスあるい
は組立ミスで間違ったスラスト軸受けを組み込んだ時、
一度組み込んだ旋回スクロールを始め多くの部品を取り
外し再組立しなければならないので多くの手間と時間が
かかる。またフロントエンドプレートを二分割にして、
フロント環状プレートと筒状部材に分けた構成と、スラ
スト軸受けの回り止めとしてのスペーサはコスト増加の
何物でもない。
【0010】前記図7ないし図10に示される従来例の
圧縮機本体の基本外郭構造はいずれも、吐出口と吸入口
を有するカップ状ケースとフロントエンドプレートに分
割され、その閉塞する位置は旋回鏡板の背面より駆動軸
側の前方にある。固定鏡板の背面に形成される高圧室と
ラップ側の低圧室とを仕切るシール部材としてOリング
が固定鏡板の外周部分のシール溝に取り付けられ、カッ
プ状ケースに挟持される。このような構成をとると、シ
ール部分がカップ状ケースの奥にあるため、Oリングの
噛み込み等の取り付けミスに気づきにくい。洩れ検査に
よる高圧室から低圧室への洩れが見つかった場合、固定
スクロールをカップ状ケースから常に取り外さなければ
ならないから、取り付けているネジ部分の破損とそのネ
ジ部分の洩れをその都度確認しなければならないので大
層な手間と時間を必要とする。また上記に示したスラス
ト隙間管理においても、少なくとも固定スクロールのラ
ップ先端とカップ状ケースの一端開口との距離、旋回ス
クロールのラップ側の旋回鏡板面とフロントエンドプレ
ート閉塞面との距離を測定するため、計測治具を動かさ
なければならないが、それぞれ測定ストロークが大きい
ため組立部品の倒れ、計測治具の倒れにより、誤差が大
きくなり易いという問題があった。
【0011】本発明の目的は、図7ないし図10に示さ
れる従来のスクロール圧縮機における問題点に鑑みてな
されたもので、圧縮機本体の外郭構造をフロントハウジ
ングとリアプレートに分割し、その閉塞する位置を固定
鏡板の外周付近の、固定鏡板の背面に形成される高圧室
とラップ側の低圧室とを仕切るシール部材に近接したと
ころに設け、調整用シムを介在させることにより、性能
及び信頼性の鍵となるスラスト隙間のバラツキを小さく
抑え、圧縮機の組立及び組立ミス等の処置の複雑さ、困
難さを解消したスクロール圧縮機を提供することにあ
る。さらに、旋回スクロールのスラスト力をスラスト軸
受けを介して回転拘束部品で支え、圧縮機ハウジング内
の底部に自転拘束部品のキー溝周辺で形成されるキー溝
空間と旋回スクロール外周付近の外周空間とを適当な流
通抵抗を付与する連通路を形成して結ぶとともに、駆動
軸まわりの駆動空間とを導通路を設けて連絡し、常に安
定した潤滑油や冷媒を循環させる。そしてスラスト軸受
けの旋回鏡板と当接する基面に適当な深さの流体軸受け
溝を形成することにより、従来のボール継ぎ手による作
動音や、スラスト軸受けに生じる摩擦損失などの問題も
解決したスクロール圧縮機を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明によるスクロール圧縮機は、圧縮機ハウジン
グの内部に、固定鏡板及びそれに直立した渦巻状のラッ
プを有する固定スクロールと、旋回鏡板及びそれに直立
した渦巻状のラップを有し、ラップを互いに内側にして
前記固定スクロールと噛み合って配置せられた旋回スク
ロールと、該旋回スクロールの渦巻状のラップと反対側
の旋回鏡板背面に形成した旋回機構部と、該旋回スクロ
ールに掛かるスラスト力を軸方向に支える平板状のスラ
スト軸受けと、前記圧縮機ハウジングに主軸受けを介し
て回転可能に支持され軸封装置と副軸受けを貫通して該
圧縮機ハウジングの外側へ主軸部分を延出した駆動軸
と、該駆動軸からの駆動力を前記旋回機構部に伝達する
駆動伝達機構と、前記旋回スクロールの自転を拘束して
旋回のみをさせる自転拘束部品と、前記自転拘束部品に
近接して該自転拘束部品を前記駆動軸に直角な一方向の
みに運動を拘束する回転拘束部品とを備え、前記旋回ス
クロールの旋回運動によって両ラップ間で閉塞された流
体ポケットを形成しつつ両ラップの外周から中心に向か
って圧縮作用を行うスクロール圧縮機において、前記固
定スクロールの該固定鏡板の外周付近で前記圧縮機ハウ
ジング内部を高圧室と低圧室とに仕切るとともに、前記
圧縮機ハウジングを二分割して該低圧室を一体で形成す
るフロントハウジングと該高圧室を形成するリアプレー
トに分け、吸入口を前記フロントハウジングに吐出口を
前記リアプレートにそれぞれ設け、前記固定スクロール
を該固定鏡板背面側で該リアプレートに取り付け、前記
回転拘束部品を該フロントハウジング内の前面端部に固
定させ、前記スラスト力によって前記旋回鏡板背面を前
記スラスト軸受けを介して前記回転拘束部品に押し当
て、前記固定鏡板の外周近傍で前記フロントハウジング
の一端開口をシムを介在させて前記リアプレートによっ
て閉塞したことを特徴とするスクロール圧縮機である。
【0013】前記自転拘束部品と前記旋回スクロールの
間には第一の径方向のみに移動可能とする第一の係合手
段として、該旋回鏡板に第一の径方向の一対のキー溝
と、該第一の径方向の一対のキー溝にそれぞれ挿入され
て該キー溝と前記スラスト軸受けに沿って摺動する前記
自転拘束部品の第一の一対のキーと、該自転拘束部品と
前記回転拘束部品との間には上記第一の径方向とは直角
に角度をとる第二の径方向のみに移動可能とする第二の
係合手段として、該回転拘束部品に第二の径方向の一対
のキー溝と、該第二の径方向の一対のキー溝にそれぞれ
挿入されて該キー溝と前記スラスト軸受けに沿って摺動
する前記自転拘束部品の第二の一対のキーとを備え、前
記回転拘束部品の第二の一対のキー溝の一方を前記圧縮
機ハウジング内の底部に配置し、該キー溝の周辺に形成
されるキー溝空間と前記旋回スクロール外周付近の外周
空間とを前記圧縮機ハウジング底部に連通させるととも
に、該キー溝空間に出入りする潤滑油または冷媒に適当
な流通抵抗を付与する連通路を形成し、更に前記旋回ス
クロールと前記回転拘束部品と前記駆動軸等によって囲
まれた駆動空間と前記キー溝空間とを導通する導通路を
該キーに近接した前記回転拘束部品に設けたものであ
る。
【0014】前記スラスト軸受けの前記旋回鏡板に当接
する側の基面に1ミクロンメートルから10ミクロンメ
ートルの間の適当な深さの流体軸受け溝を形成したもの
である。
【0015】
【作用】本発明においては、上記に示した構成を採用す
ることにより、圧縮機の作動音が大きく重量が増加して
軸受け荷重が過大になるという問題と、スラスト軸受け
や自転拘束部品の摺動部分の摩擦損失が大きいという問
題は解消されるとともに、スラスト隙間のバラツキが大
きく性能及び信頼性へ悪影響を与える問題も解消され
る。その上、調整用シムの種類を増やすこともなく、総
じて部品点数が少ないことから圧縮機の組立精度の確保
が容易で、その組立及び組立ミス等の処置の複雑さによ
る手間や時間ロス等の問題も解決される。
【0016】
【実施例】以下、図1ないし図6を参照して本発明の実
施例につき詳細に説明する。
【0017】図1ないし図4は、本発明の一実施例を示
すもので、圧縮機ハウジング3はフロントハウジング3
1とリアプレート35に分割されて構成されていて、そ
の内部に、固定鏡板1aと固定鏡板1aに直立した渦巻
状のラップ1bを有する固定スクロール1と、旋回鏡板
2aと旋回鏡板2aに直立した渦巻状のラップ2bを有
し、両ラップ1b、2bを互いに内側にして固定スクロ
ール1と噛み合った旋回スクロール2が配置せられてい
る。旋回機構部として、旋回スクロール2の渦巻状のラ
ップ2bと反対側の旋回鏡板2aの背面に、円筒状のボ
ス部2cを形成し、そのボス部2cに旋回軸受け7を設
けている。駆動軸9はフロントハウジング31に取り付
けられた主軸受け15を介して回転可能に支持され、軸
封装置17と副軸受け16を貫通してフロントハウジン
グ31の外側へ主軸部分9aを延出している。この駆動
軸9の旋回スクロール2側の端部の駆動ピン9bは、旋
回軸受け7に挿入された駆動伝達機構としての旋回ブッ
シュ8と連結していて、駆動軸9からの駆動力を伝達さ
せることにより旋回スクロール2に旋回運動を与えてい
る。旋回鏡板2aとフロントハウジング31との間に
は、旋回鏡板2aと平行して旋回スクロール2に掛かる
スラスト力を軸方向に支える平板状のスラスト軸受け4
と、旋回スクロール2の自転を拘束して旋回のみをさせ
る自転拘束部品としての機能を有するオルダムリング5
と、このオルダムリング5に近接してオルダムリング5
を駆動軸9に直角な一方向のみに運動を拘束する回転拘
束部品6が配置されている。自転拘束手段として、詳細
に説明すると、オルダムリング5と旋回スクロール2の
間には第一の径方向のみに移動可能とする第一の係合手
段として、旋回鏡板2aに第一の径方向の一対のキー溝
21と、第一の径方向の一対のキー溝21にそれぞれ挿
入されてキー溝21とスラスト軸受け4に沿って摺動す
るオルダムリング5の第一の一対のキー51と、オルダ
ムリング5と回転拘束部品6との間には第一の径方向と
は直角に角度をとる第二の径方向のみに移動可能とする
第二の係合手段として、回転拘束部品6に第二の径方向
の一対のキー溝22と、第二の径方向の一対のキー溝2
2にそれぞれ挿入されてキー溝22とスラスト軸受け4
に沿って摺動するオルダムリング5の第二の一対のキー
52とを備えている。
【0018】さて、固定スクロール1の固定鏡板1aの
外周部分1eのシール溝1fに圧縮機ハウジング3内部
を高圧室11と低圧室12とに仕切るシール部材として
Oリング18が挿入されている。この固定スクロール1
は固定鏡板1a背面に備えられた締結脚1dと吐出口1
4を有するリアプレート35とをボルト19で締結され
ることにより高圧室11を形成している。そして吸入口
13を有するフロントハウジング31内の前面端部32
に回転拘束部品6を固定させ、スラスト力によって旋回
スクロール2をスラスト軸受け4を介して回転拘束部品
6に押し当てている。そしてこのフロントハウジング3
1は固定スクロール1の固定鏡板1aの外周近傍で、ス
ラスト隙間の調整用シム20を介在させてリアプレート
35によって閉塞されている。
【0019】さて旋回スクロール2の旋回運動によっ
て、冷媒は圧縮機ハウジング3の外部よりフロントハウ
ジング31の吸入口13を通り内部の低圧室12に取り
込まれ、固定スクロール1と旋回スクロール2の両ラッ
プ1b、2bの外周付近に導かれる。そして旋回スクロ
ール2の旋回運動によって両ラップ1b、2bの間で閉
塞された流体ポケット10に吸入され、両ラップ1b、
2bの外周から中心に向かって容積を縮小させながら圧
縮され、固定鏡板1aの吐出ガス穴1cを通して高圧室
11に吐き出される。
【0020】このような構成をとれば、主軸受け15及
び旋回軸受け7の軸受け荷重は軽減でき、作動音の低減
も可能である。またスラスト軸受け部品や自転拘束部品
等の部品点数を削減することができるから、スラスト隙
間のバラツキを小さく抑えることが可能で、しかも圧縮
機の組立精度が確保でき、その組立の複雑さを解消で
き、調整ミスや組立ミスによる処置として一度組み込ん
だ旋回スクロール2、オルダムリング5、スラスト軸受
け4またはOリング18等の部品の取り外し、再組立の
手間や時間ロスを解消することが可能となる。スラスト
隙間測定として、圧縮機ハウジング3を構成するフロン
トハウジング31の一端開口33は固定鏡板1aの外周
近傍でスラスト隙間の調整用シム20を介在させながら
リアプレート35によって閉塞される時、例えばフロン
トハウジング31の一端開口33と旋回スクロール2の
ラップ2b先端、リアプレート35とラップ側の固定鏡
板1aを測定する時、計測治具のストロークはいずれも
小さくて済み測定誤差も小さくできる。従ってスラスト
隙間の管理幅を安定して小さく抑えることが可能であ
る。
【0021】次にスラスト軸受け4及びオルダムリング
5の摺動部分の摩擦損失の軽減手段として、図5に示
す。上記に示した回転拘束部品6の第二の一対のキー溝
22の一方を圧縮機ハウジング3内の底部3aに配置
し、キー溝22の周辺に形成されるキー溝空間23と旋
回スクロール2の外周付近の外周空間25とを圧縮機ハ
ウジング3の底部3aで連通させ、キー溝空間23に出
入りする潤滑油または冷媒に適当な流通抵抗27を付与
する連通路26を形成する。次に、旋回スクロール2と
回転拘束部品6と駆動軸9等によって囲まれた駆動空間
28とキー溝空間23とを導通する導通路24をキー溝
22に近接した回転拘束部品6に設けている。
【0022】この構成を形成すると、圧縮機ハウジング
3の底部3aで形成される旋回スクロール2の外周付近
の外周空間25と圧縮機中央部の駆動空間28とをキー
溝空間23と連通路26と導通路24を通して連通する
ことができることから、オルダムリング5の第二の径方
向の一対キー52の摺動と連通路26の流通抵抗27に
よるポンプ作用で、外周空間25からキー溝空間23を
通り駆動空間28を包む駆動伝達機構やスラスト軸受け
4やオルダムリング5等の摺動部分へ、潤滑油あるいは
潤滑油を含んだ冷媒を供給することが可能となる。そし
てその潤滑油や冷媒は遠心力等で円周方向に飛んで再び
元の外周空間25に溜るので、潤滑油や冷媒の循環が可
能となる。
【0023】図6はスラスト軸受け4の改良例を示して
いて、上記スラスト軸受け4の旋回スクロール2の旋回
鏡板2aに当接する側の基面41に1ミクロンメートル
から10ミクロンメートルの間の適当な深さの流体軸受
け溝42を形成している。この流体軸受けの構成をとれ
ば、スラスト軸受け4の摺動部分の摩擦損失は著しく軽
減することが可能である。
【0024】
【発明の効果】本発明は上記に示すような構成にしたの
で、主軸受け及び旋回軸受け等の軸受け荷重の軽減によ
り軸受けの寿命を延ばすことができ、部品点数の削減と
合わせて軽量化が図れるとともに作動音の軽減も可能で
ある。また性能及び信頼性の鍵となるスラスト隙間の管
理幅を小さく抑えることにより、安定した性能を維持す
るとともに、信頼性に対しても良好な効果をもたらす。
さらに圧縮機の組立の複雑さや調整ミス、組立ミスによ
る部品の取り外し、再組立の手間と時間ロスを少なく
し、良好な品質を安価に提供できるとともに生産性を向
上することも可能である。
【0025】次に、潤滑油を循環させる構成で、より安
定した運転が可能であるとともに、流体軸受け溝による
摩擦損失の低減で、性能の向上を図ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としてのスクロール圧縮機の
断面図
【図2】その主要部品の構成展開図
【図3】その外郭閉塞部分の組立断面図
【図4】そのスクロール圧縮機の組立概略図
【図5】(a)はその潤滑油の循環経路の概略図 (b)は本発明の回転拘束部品の斜視図
【図6】(a)は本発明のスラスト軸受けの平面図 (b)はその断面図
【図7】従来例としてのボール継ぎ手を有するスクロー
ル圧縮機の断面図
【図8】その従来機の主要部品の構成展開図
【図9】他の従来例としてのスクロール圧縮機の断面図
【図10】従来例の組立概略図
【符号の説明】
1 固定スクロール 1a 固定鏡板 1b 固定スクロールの渦巻状のラップ 1c 吐出ガス穴 1d 締結脚 1e 固定鏡板外周部分 1f シール溝 2 旋回スクロール 2a 旋回鏡板 2b 旋回スクロールの渦巻状のラップ 2c ボス部 3 圧縮機ハウジング 3a 圧縮機ハウジングの底部 4 スラスト軸受け 5 オルダムリング 6 回転拘束部品 7 旋回軸受け 8 旋回ブッシュ 9 駆動軸 9a 主軸部分 9b 駆動ピン 10 流体ポケット 11 高圧室 12 低圧室 13 吸入口 14 吐出口 15 主軸受け 16 副軸受け 17 軸封装置 18 Oリング 19 ボルト 20 シム 21 第一の径方向のキー溝 22 第二の径方向のキー溝 23 キー溝空間 24 導通路 25 外周空間 26 連通路 27 流通抵抗 28 駆動空間 31 フロントハウジング 32 前面端部 33 一端開口 35 リアプレート 37 カップ状ケース 38 フロントエンドプレート 38a フロント環状プレート 38b 筒状部材 39 スペーサ 41 基面 42 流体軸受け溝 51 第一の径方向のキー 52 第二の径方向のキー 71 旋回スクロール側レース 72 旋回スクロール側リング 73 プレート側レース 74 プレート側リング 75 穴 76 複数のボール素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福嶋 雅文 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮機ハウジングの内部に、固定鏡板及び
    この固定鏡板に直立した渦巻状のラップを有する固定ス
    クロールと、旋回鏡板及びこの旋回鏡板に直立した渦巻
    状のラップを有し、ラップを互いに内側にして前記固定
    スクロールと噛み合って配置せられた旋回スクロール
    と、該旋回スクロールの渦巻状のラップと反対側の旋回
    鏡板背面に形成した旋回機構部と、該旋回スクロールに
    掛かるスラスト力を軸方向に支える平板状のスラスト軸
    受けと、前記圧縮機ハウジングに主軸受けを介して回転
    可能に支持され軸封装置と副軸受けを貫通して該圧縮機
    ハウジングの外側へ主軸部分を延出した駆動軸と、該駆
    動軸からの駆動力を前記旋回機構部に伝達する駆動伝達
    機構と、前記旋回スクロールの自転を拘束して旋回させ
    る自転拘束部品と、前記自転拘束部品に近接して該自転
    拘束部品を前記駆動軸に直角な一方向に運動を拘束する
    回転拘束部品とを備え、前記旋回スクロールの旋回運動
    によって両ラップ間で閉塞された流体ポケットを形成し
    つつ両ラップの外周から中心に向かって圧縮作用を行う
    スクロール圧縮機において、前記固定スクロールの該固
    定鏡板の外周付近で前記圧縮機ハウジング内部を高圧室
    と低圧室とに仕切るとともに、前記圧縮機ハウジングを
    二分割して該低圧室を一体で形成するフロントハウジン
    グと該高圧室を形成するリアプレートに分け、吸入口を
    前記フロントハウジングに吐出口を前記リアプレートに
    それぞれ設け、前記固定スクロールを該固定鏡板背面側
    で該リアプレートに取り付け、前記回転拘束部品を該フ
    ロントハウジング内の前面端部に固定させ、前記スラス
    ト力によって前記旋回鏡板背面を前記スラスト軸受けを
    介して前記回転拘束部品に押し当て、前記固定鏡板の外
    周近傍で前記フロントハウジングの一端開口をシムを介
    在させて前記リアプレートによって閉塞したことを特徴
    とするスクロール圧縮機。
  2. 【請求項2】自転拘束部品と旋回スクロールの間には第
    一の径方向に移動可能とする第一の係合手段として、旋
    回鏡板に第一の径方向の一対のキー溝と、該第一の径方
    向の一対のキー溝にそれぞれ挿入されて該キー溝とスラ
    スト軸受けに沿って摺動する前記自転拘束部品の第一の
    一対のキーと、該自転拘束部品と回転拘束部品との間に
    は上記第一の径方向とは直角に角度をとる第二の径方向
    に移動可能とする第二の係合手段として、該回転拘束部
    品に第二の径方向の一対のキー溝と、該第二の径方向の
    一対のキー溝にそれぞれ挿入されて該キー溝と前記スラ
    スト軸受けに沿って摺動する前記自転拘束部品の第二の
    一対のキーとを備え、前記回転拘束部品の第二の一対の
    キー溝の一方を圧縮機ハウジング内の底部に配置し、該
    キー溝の周辺に形成されるキー溝空間と前記旋回スクロ
    ール外周付近の外周空間とを前記圧縮機ハウジング底部
    で連通させるとともに、該キー溝空間に出入りする潤滑
    油または冷媒に適当な流通抵抗を付与する連通路を形成
    し、更に前記旋回スクロールと前記回転拘束部品と駆動
    軸等によって囲まれた駆動空間と前記キー溝空間とを導
    通する導通路を該キー溝に近接した前記回転拘束部品に
    設けた請求項1記載のスクロール圧縮機。
  3. 【請求項3】スラスト軸受けの旋回鏡板に当接する側の
    基面に1ミクロンメートルから10ミクロンメートルの
    間の適当な深さの流体軸受け溝を形成した請求項1記載
    のスクロール圧縮機。
JP6296587A 1994-11-30 1994-11-30 スクロール圧縮機 Pending JPH08151983A (ja)

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