JP2631839B2 - スクロール圧縮機 - Google Patents
スクロール圧縮機Info
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- JP2631839B2 JP2631839B2 JP61196643A JP19664386A JP2631839B2 JP 2631839 B2 JP2631839 B2 JP 2631839B2 JP 61196643 A JP61196643 A JP 61196643A JP 19664386 A JP19664386 A JP 19664386A JP 2631839 B2 JP2631839 B2 JP 2631839B2
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C18/00—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C18/02—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
- F04C18/063—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents with coaxially-mounted members having continuously-changing circumferential spacing between them
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C27/00—Sealing arrangements in rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C27/005—Axial sealings for working fluid
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01C—ROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
- F01C17/00—Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing
- F01C17/06—Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing using cranks, universal joints or similar elements
- F01C17/066—Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing using cranks, universal joints or similar elements with an intermediate piece sliding along perpendicular axes, e.g. Oldham coupling
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ルームエアコン、カーエアコン等に使用さ
れるガス圧縮機として好適なスクロール圧縮機に関す
る。
れるガス圧縮機として好適なスクロール圧縮機に関す
る。
従来のスクロール圧縮機は、旋回スクロール部材外縁
部が、固定スクロール部材と静止部材とにより狭持さ
れ、旋回スクロール部材鏡板背面部の空間部と吸入圧力
に等しい圧力の両スクロール部材のラップにより形成さ
れた作動室とにより圧力的なシールがなされている（特
開昭55−148994号）。
部が、固定スクロール部材と静止部材とにより狭持さ
れ、旋回スクロール部材鏡板背面部の空間部と吸入圧力
に等しい圧力の両スクロール部材のラップにより形成さ
れた作動室とにより圧力的なシールがなされている（特
開昭55−148994号）。
そして、閉じられた旋回スクロール部材鏡板背面部の
空間部と圧縮途中の作動室とは、旋回スクロール部材の
鏡板に形成された小孔を介して連通し、該空間部を吸入
圧力と吐出圧力との中間の圧力に保つことにより、旋回
スクロール部材を背面部から押圧して固定スクロール部
材に密着させている。
空間部と圧縮途中の作動室とは、旋回スクロール部材の
鏡板に形成された小孔を介して連通し、該空間部を吸入
圧力と吐出圧力との中間の圧力に保つことにより、旋回
スクロール部材を背面部から押圧して固定スクロール部
材に密着させている。
また他の従来のスクロール圧縮機は、旋回スクロール
部材に加わる軸方向のスラスト力を、すべて旋回スクロ
ール部材の鏡板背面部に設けたスラスト軸受により支持
する構造となっており、流体圧を用いて軸方向のスラス
ト力を緩和するようになっている（特開昭57−148087
号）。
部材に加わる軸方向のスラスト力を、すべて旋回スクロ
ール部材の鏡板背面部に設けたスラスト軸受により支持
する構造となっており、流体圧を用いて軸方向のスラス
ト力を緩和するようになっている（特開昭57−148087
号）。
上記従来技術では、両スクロール部材のラップの外側
にシール部分が必要であり、このためスクロール部材の
外径が大きくなり、旋回スクロール部材の重量が大きく
なり、高速運転時の遠心荷重が過大となるという問題が
あった。
にシール部分が必要であり、このためスクロール部材の
外径が大きくなり、旋回スクロール部材の重量が大きく
なり、高速運転時の遠心荷重が過大となるという問題が
あった。
本発明の目的は、旋回スクロール部材の鏡板背面部と
静止部材との間にシール要素を配置し、旋回スクロール
部材の重量を軽減して遠心荷重が過大とならないように
したスクロール圧縮機を提供することである。
静止部材との間にシール要素を配置し、旋回スクロール
部材の重量を軽減して遠心荷重が過大とならないように
したスクロール圧縮機を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明は、鏡板15に渦巻き
状のラップ16を直立させて形成した旋回スクロール部材
４と、鏡板10に渦巻き状のラップ11を直立させて形成し
た固定スクロール部材３とを備え、該固定スクロール部
材３および前記旋回スクロール部材４のラップ11,16を
対向させて噛み合わせて作動室18を形成し、前記固定ス
クロール部材３に対して前記旋回スクロール部材４を見
かけ上回転しないように旋回運動させ、前記作動室18に
該作動室18の外部に設けられた吸入室23から流体を吸入
し圧縮した後、外部に排出するスクロール圧縮機におい
て、前記旋回スクロール部材４の背面に空間部を形成
し、該背面に形成された空間部を、旋回スクロール部材
４の背面部と、静止部材20との間に配置された仕切帯に
より区画し、該区画された空間部のうち半径方向内側に
形成された空間部の圧力を、外側に形成された空間部の
圧力より高く維持し、該仕切帯が環状の溝と、溝に挿入
されたシール部材を有し、該仕切帯の内側面から該シー
ル部材の外側面までの距離が、旋回スクロールの旋回半
径ｅの２倍（2e）よりも小さく構成されていることを特
徴とする。
状のラップ16を直立させて形成した旋回スクロール部材
４と、鏡板10に渦巻き状のラップ11を直立させて形成し
た固定スクロール部材３とを備え、該固定スクロール部
材３および前記旋回スクロール部材４のラップ11,16を
対向させて噛み合わせて作動室18を形成し、前記固定ス
クロール部材３に対して前記旋回スクロール部材４を見
かけ上回転しないように旋回運動させ、前記作動室18に
該作動室18の外部に設けられた吸入室23から流体を吸入
し圧縮した後、外部に排出するスクロール圧縮機におい
て、前記旋回スクロール部材４の背面に空間部を形成
し、該背面に形成された空間部を、旋回スクロール部材
４の背面部と、静止部材20との間に配置された仕切帯に
より区画し、該区画された空間部のうち半径方向内側に
形成された空間部の圧力を、外側に形成された空間部の
圧力より高く維持し、該仕切帯が環状の溝と、溝に挿入
されたシール部材を有し、該仕切帯の内側面から該シー
ル部材の外側面までの距離が、旋回スクロールの旋回半
径ｅの２倍（2e）よりも小さく構成されていることを特
徴とする。
上述の構成によれば、仕切帯の内側面から前記シール
部材の外側面までの距離を、旋回スクロールの旋回半径
ｅの２倍（2e）よりも小さくすることにより、仕切帯で
区画された空間内で、旋回スクロールの背面もしくは静
止部材に付着した潤滑油が該仕切帯のシール面に行き渡
り、特別の給油手段を講じることなく、潤滑を行うこと
ができる。この結果、仕切帯でのシール効果を高め簡単
な構造で信頼性の高い圧縮機を得ることが可能となる。
部材の外側面までの距離を、旋回スクロールの旋回半径
ｅの２倍（2e）よりも小さくすることにより、仕切帯で
区画された空間内で、旋回スクロールの背面もしくは静
止部材に付着した潤滑油が該仕切帯のシール面に行き渡
り、特別の給油手段を講じることなく、潤滑を行うこと
ができる。この結果、仕切帯でのシール効果を高め簡単
な構造で信頼性の高い圧縮機を得ることが可能となる。
以下、本発明を図面に示す実施例に基いて説明する。
第１図は、カーエアコン用圧縮機に適用したスクロー
ル圧縮機１を示したもので、容器２と、固定スクロール
部材３と、旋回スクロール部材４と、シール機構５と、
旋回スクロール部材４の自転阻止機構６と、クランクシ
ャフト７とを備えている。容器２は、頂面を開口したカ
ップ状のハウジング８と、このハウジング８の開口部に
圧入されたリング状のフレーム９とからなっている。フ
レーム９の外周面には、内側に延出した小リングの突起
部9aが形成されている。
ル圧縮機１を示したもので、容器２と、固定スクロール
部材３と、旋回スクロール部材４と、シール機構５と、
旋回スクロール部材４の自転阻止機構６と、クランクシ
ャフト７とを備えている。容器２は、頂面を開口したカ
ップ状のハウジング８と、このハウジング８の開口部に
圧入されたリング状のフレーム９とからなっている。フ
レーム９の外周面には、内側に延出した小リングの突起
部9aが形成されている。
固定スクロール部材３は、円板状の鏡板10と、この鏡
板10に直立して形成されたうず巻き状の複数のラップ11
とからなっている。鏡板10の外周面は、ハウジング８の
内周面に固定されており、この鏡板10により容器２は、
底面側の吐出室12と、頂面側の空間部13とに分離されて
いる。
板10に直立して形成されたうず巻き状の複数のラップ11
とからなっている。鏡板10の外周面は、ハウジング８の
内周面に固定されており、この鏡板10により容器２は、
底面側の吐出室12と、頂面側の空間部13とに分離されて
いる。
旋回スクロール部材４は、空間部13内に配置されてお
り、円板状の鏡板15と、この鏡板15に直立して形成され
たうず巻き状の複数のラップ16とからなり、このラップ
16と固定スクロール部材３のラップ11とは、共に同一形
状に形成されている。固定、旋回の両スクロール部材3,
4は、ラップ11,16を互いに内側に向けて噛み合わせてお
り、このラップ11,16により密閉空間部の作動室18が形
成されている。鏡板15のラップ16と反対方向の面（以
下、背面部という）15aには、鏡板10の中心から半径ｅ
だけ偏心した位置にリング状のボス部19が形成されてい
る。
り、円板状の鏡板15と、この鏡板15に直立して形成され
たうず巻き状の複数のラップ16とからなり、このラップ
16と固定スクロール部材３のラップ11とは、共に同一形
状に形成されている。固定、旋回の両スクロール部材3,
4は、ラップ11,16を互いに内側に向けて噛み合わせてお
り、このラップ11,16により密閉空間部の作動室18が形
成されている。鏡板15のラップ16と反対方向の面（以
下、背面部という）15aには、鏡板10の中心から半径ｅ
だけ偏心した位置にリング状のボス部19が形成されてい
る。
ハウジング８の内周面には、シール機構５の構成要素
である静止部材たるリング状の台座20が固定されてお
り、該台座20の一側面は、フレーム９の突起部9aに密着
している。台座20の内周面には形成された小リングの突
起部21には、リング状の溝21aが形成され、該溝21a内に
はシールリング22が嵌入され、このシールリング22によ
り旋回スクロール４の鏡板15の背面15aと台座20との間
をシールしている。
である静止部材たるリング状の台座20が固定されてお
り、該台座20の一側面は、フレーム９の突起部9aに密着
している。台座20の内周面には形成された小リングの突
起部21には、リング状の溝21aが形成され、該溝21a内に
はシールリング22が嵌入され、このシールリング22によ
り旋回スクロール４の鏡板15の背面15aと台座20との間
をシールしている。
そして、ハウジング８、フレーム９、固定スクロール
部材３および旋回スクロール部材４により形成された密
閉空間部13は、台座20により外側の吸入室23と内側の背
圧室24とに分離される。
部材３および旋回スクロール部材４により形成された密
閉空間部13は、台座20により外側の吸入室23と内側の背
圧室24とに分離される。
また第３図に示すように、台座20のシール面の内側か
らシールリング22外側までの距離ｌは、旋回スクロール
部材４の動く行程（2e）よりも小さく設定されている。
らシールリング22外側までの距離ｌは、旋回スクロール
部材４の動く行程（2e）よりも小さく設定されている。
固定スクロール部材３の鏡板10には、作動室18および
吐出室12に連通する吐出孔25が形成されており、該吐出
孔25は、鏡板10に装着された吐出弁26により開口部を被
覆されている。また旋回スクロール部材４の鏡板15に
は、作動室18および背圧室24に連通する小孔27が形成さ
れている。
吐出室12に連通する吐出孔25が形成されており、該吐出
孔25は、鏡板10に装着された吐出弁26により開口部を被
覆されている。また旋回スクロール部材４の鏡板15に
は、作動室18および背圧室24に連通する小孔27が形成さ
れている。
ハウジング８の外周面には、吸入室23および外部の冷
凍サイクルにそれぞれ連通する吸入ポート28と、吐出室
12に連通する吐出ポート29とが形成されている。また固
定スクロール部材３、旋回スクロール部材４、台座20お
よびフレーム９には、吐出室12とフレーム９の内周面9b
とを連通させる給油路30が形成されている。
凍サイクルにそれぞれ連通する吸入ポート28と、吐出室
12に連通する吐出ポート29とが形成されている。また固
定スクロール部材３、旋回スクロール部材４、台座20お
よびフレーム９には、吐出室12とフレーム９の内周面9b
とを連通させる給油路30が形成されている。
自転阻止機構６の詳細を第４図および第５図により説
明する。旋回スクロール部材４の鏡板15の背面部15aに
は、180゜離れた位置に対向して一対のキー部材31又は
鏡板15と一体に形成されたキー部が設けられ、該キー部
材31又はキー部には、リング部材32に180゜離れた位置
に対向して形成された一対の第１のキー溝33が嵌入され
ている。またリング部材32には、第１のキー溝33に直交
して一対の第２のキー溝35が形成されており、該キー溝
35には、台座20に180゜離れた位置に対向して設けられ
た一対のキー部材36が嵌入されている。
明する。旋回スクロール部材４の鏡板15の背面部15aに
は、180゜離れた位置に対向して一対のキー部材31又は
鏡板15と一体に形成されたキー部が設けられ、該キー部
材31又はキー部には、リング部材32に180゜離れた位置
に対向して形成された一対の第１のキー溝33が嵌入され
ている。またリング部材32には、第１のキー溝33に直交
して一対の第２のキー溝35が形成されており、該キー溝
35には、台座20に180゜離れた位置に対向して設けられ
た一対のキー部材36が嵌入されている。
クランクシャフト７の軸心は、固定スクロール部材３
の中心と一致しており、その中間部は、フレーム９の内
周面9bに圧入された軸受38に回動可能に支持されてお
り、クランクシャフト７の一端部は、フレーム９の頂面
に固定されたスリーブ39に圧入された軸受40に回動可能
に支持されている。またクランクシャフト７の他端部に
は、軸心から半径ｅだけ偏心した位置に偏心軸部41が形
成されており、該偏心軸部41は、旋回スクロール部材４
のボス部19に軸受43を介して回動可能に支持されてい
る。
の中心と一致しており、その中間部は、フレーム９の内
周面9bに圧入された軸受38に回動可能に支持されてお
り、クランクシャフト７の一端部は、フレーム９の頂面
に固定されたスリーブ39に圧入された軸受40に回動可能
に支持されている。またクランクシャフト７の他端部に
は、軸心から半径ｅだけ偏心した位置に偏心軸部41が形
成されており、該偏心軸部41は、旋回スクロール部材４
のボス部19に軸受43を介して回動可能に支持されてい
る。
スリーブ39の先端外周面には図示は省略するが、軸受
を介してプーリが回動可能に支持されると共に、電磁石
が固定されている。また、スリーブ39内には、クランク
シャフト７をシールするためのメカニカルシール部材45
が装着されている。
を介してプーリが回動可能に支持されると共に、電磁石
が固定されている。また、スリーブ39内には、クランク
シャフト７をシールするためのメカニカルシール部材45
が装着されている。
一方、スリーブ39から突出したクランクシャフト７の
端部には、アマーチャプレートが弾性的に支持されてい
る。即ち、プーリ、電磁石およびアマーチャプレートに
より電磁クラッチが構成されており、これにより外部駆
動源、例えば自動車のエンジンの回転がベルトを介して
プーリに伝達され、電磁石の通電によりアマーチャプレ
ートをプーリに吸着させることにより、クランクシャフ
ト７に伝達される。
端部には、アマーチャプレートが弾性的に支持されてい
る。即ち、プーリ、電磁石およびアマーチャプレートに
より電磁クラッチが構成されており、これにより外部駆
動源、例えば自動車のエンジンの回転がベルトを介して
プーリに伝達され、電磁石の通電によりアマーチャプレ
ートをプーリに吸着させることにより、クランクシャフ
ト７に伝達される。
なお、第１図において46は、クランクシャフト７に取
り付けられたバランスウェィトである。
り付けられたバランスウェィトである。
つぎに、本発明の実施例の作用を説明する。
電磁クラッチの作動によりクランクシャフト７が回転
すると、旋回スクロール部材４の旋回運動に伴ってリン
グ部材32は、キー部材36上を往復動し、キー部材31は、
リング部材32のキー溝33上を往復動し、これにより旋回
スクロール部材４の自転は阻止される。吸入ポート28か
ら吸入室23に導入された流体は、固定、旋回の両スクロ
ール部材3,4の協働作用により作動室18内に取り込ま
れ、旋回スクロール部材４の旋回運動によりラップ11,1
6で圧縮されながら中心部に移動し、固定スクロール部
材３の吐出孔25から吐出弁26を押し上げて吐出室12に排
出される。
すると、旋回スクロール部材４の旋回運動に伴ってリン
グ部材32は、キー部材36上を往復動し、キー部材31は、
リング部材32のキー溝33上を往復動し、これにより旋回
スクロール部材４の自転は阻止される。吸入ポート28か
ら吸入室23に導入された流体は、固定、旋回の両スクロ
ール部材3,4の協働作用により作動室18内に取り込ま
れ、旋回スクロール部材４の旋回運動によりラップ11,1
6で圧縮されながら中心部に移動し、固定スクロール部
材３の吐出孔25から吐出弁26を押し上げて吐出室12に排
出される。
この排出された流体は、吐出室12内で流体中に含まれ
潤滑油等を分離した後、吐出ポート29から外部配管に排
出される。
潤滑油等を分離した後、吐出ポート29から外部配管に排
出される。
この場合、背圧室24の圧力は、圧縮途中の作動室18に
連通する小孔27により、作動室18の圧力に応じて吸入圧
力と吐出圧力との中間の圧力となり、旋回スクロール部
材４の背面部15aに付加される圧力による力が、作動室1
8側から旋回スクロール部材４に付加される軸方向のス
ラスト力より大きい場合は、旋回スクロール部材４は背
面部15aから押圧され、固定スクロール部材３に密着す
る。また旋回スクロール部材４の背面部15aに付加され
る圧力による力が、上記軸方向のスラスト力よりも小さ
い場合は、台座20がスラスト軸受となり、作用するスラ
スト力が緩和され、スラスト軸受における摺動損失を低
減させることができる。
連通する小孔27により、作動室18の圧力に応じて吸入圧
力と吐出圧力との中間の圧力となり、旋回スクロール部
材４の背面部15aに付加される圧力による力が、作動室1
8側から旋回スクロール部材４に付加される軸方向のス
ラスト力より大きい場合は、旋回スクロール部材４は背
面部15aから押圧され、固定スクロール部材３に密着す
る。また旋回スクロール部材４の背面部15aに付加され
る圧力による力が、上記軸方向のスラスト力よりも小さ
い場合は、台座20がスラスト軸受となり、作用するスラ
スト力が緩和され、スラスト軸受における摺動損失を低
減させることができる。
一方、吐出室12の底部に溜る潤滑油50は、給油路30に
よりフレーム９の内周面9bに送られ、軸受38を潤滑した
後、メカニカルシール部材45、軸受43等を潤滑し、更に
旋回スクロール部材４の小孔27を通って作動室18に送ら
れ、作動室18内のラップ11,16間のシールおよび摺動部
の潤滑に供され、作動流体と共に吐出室12に排出され油
分分離後、吐出室12の底部に溜まる。
よりフレーム９の内周面9bに送られ、軸受38を潤滑した
後、メカニカルシール部材45、軸受43等を潤滑し、更に
旋回スクロール部材４の小孔27を通って作動室18に送ら
れ、作動室18内のラップ11,16間のシールおよび摺動部
の潤滑に供され、作動流体と共に吐出室12に排出され油
分分離後、吐出室12の底部に溜まる。
ここで、自転阻止機構６の作用について詳述する。リ
ング部材32が往復動する方向の内側寸法をD1、外側寸法
をD2、台座20の突起部21の外側寸法をD3（第３図）、ハ
ウジング８の外周面寸法をD4（第１図）とすると、 D1＞D3＋2e,D2＜D4−2e なる関係がある。また、キー部材31を往復する方向のリ
ング部材32の内側寸法をD5、外側寸法をD6とすると、 D5＞D3 D4＞D6＞D5＋２×2e なる関係がある。即ち、キー溝33は旋回半径ｅの２倍以
上の長さがある。
ング部材32が往復動する方向の内側寸法をD1、外側寸法
をD2、台座20の突起部21の外側寸法をD3（第３図）、ハ
ウジング８の外周面寸法をD4（第１図）とすると、 D1＞D3＋2e,D2＜D4−2e なる関係がある。また、キー部材31を往復する方向のリ
ング部材32の内側寸法をD5、外側寸法をD6とすると、 D5＞D3 D4＞D6＞D5＋２×2e なる関係がある。即ち、キー溝33は旋回半径ｅの２倍以
上の長さがある。
また一般にリング部材32のキー溝33,35の中心寸法に
は、 なる関係がある。なお、キー溝35とキー部材36との組合
せは、逆にリング部材32にキー部材を設け、台座20にキ
ー溝を設けてもよい。
は、 なる関係がある。なお、キー溝35とキー部材36との組合
せは、逆にリング部材32にキー部材を設け、台座20にキ
ー溝を設けてもよい。
以上の如き寸法を満足させることにより、自転阻止機
構６は、弁座20の外側に配置され、寸法D4が限定された
場合に、最も弁座20の寸法D3を大きく設定することがで
き、ボス部19の貫通部に外径が大きく負荷容量の大きな
軸受43を装着することができる。またシールリング22の
径を大きくすることができるため、受圧面積が大きくな
り、旋回スクロール部材４の鏡板背面部15aに付加する
力を低く押えることができる。
構６は、弁座20の外側に配置され、寸法D4が限定された
場合に、最も弁座20の寸法D3を大きく設定することがで
き、ボス部19の貫通部に外径が大きく負荷容量の大きな
軸受43を装着することができる。またシールリング22の
径を大きくすることができるため、受圧面積が大きくな
り、旋回スクロール部材４の鏡板背面部15aに付加する
力を低く押えることができる。
第３図において、台座20のシール面の内側から、シー
ルリング22の外側までの距離ｌは、旋回スクロール部材
４の動く行程（＝2e）より小さく設定されており、背圧
室24に送られミスト状になり旋回スクロール部材４の鏡
板背面部15aに付着した潤滑油が、常にシールリング22
と鏡板背面部15a上の摺動面に供給されるので、シール
機構５に特別の給油手段を必要としない。
ルリング22の外側までの距離ｌは、旋回スクロール部材
４の動く行程（＝2e）より小さく設定されており、背圧
室24に送られミスト状になり旋回スクロール部材４の鏡
板背面部15aに付着した潤滑油が、常にシールリング22
と鏡板背面部15a上の摺動面に供給されるので、シール
機構５に特別の給油手段を必要としない。
第６図はシール機構５の別実施例を示したもので、溝
21a内に押えばね52が収容され、該押えばね52によりシ
ールリング22を旋回スクロール部材４の鏡板背面部15a
に押圧する構造となっており、より確実なシールがなさ
れる。第７図はシール機構５の他の別実施例を示したも
ので、シールリング22の接触面に突起部22aが設けられ
ており、さらにより確実なシールがなされる。
21a内に押えばね52が収容され、該押えばね52によりシ
ールリング22を旋回スクロール部材４の鏡板背面部15a
に押圧する構造となっており、より確実なシールがなさ
れる。第７図はシール機構５の他の別実施例を示したも
ので、シールリング22の接触面に突起部22aが設けられ
ており、さらにより確実なシールがなされる。
第８図は、シール機構５および自転阻止機構６の別実
施例を示したもので、旋回スクロール部材４の鏡板背面
15aの外縁部に、シールリング22を嵌入したリング状の
突起部55を設けたもので、自転阻止機構６は、シールリ
ング22の内側に設けられている。この場合、中間圧Ｐの
作用面積が、第１図に示すものより広くなるので設定圧
を低くすることができる。
施例を示したもので、旋回スクロール部材４の鏡板背面
15aの外縁部に、シールリング22を嵌入したリング状の
突起部55を設けたもので、自転阻止機構６は、シールリ
ング22の内側に設けられている。この場合、中間圧Ｐの
作用面積が、第１図に示すものより広くなるので設定圧
を低くすることができる。
上述のとおり、本発明によれば、仕切帯の内側面から
前記シール部材の外側面までの距離を、旋回スクロール
の旋回半径ｅの２倍（2e）よりも小さくすることによ
り、仕切帯で区画された空間内で、旋回スクロールの背
面もしくは静止部材に付着した潤滑油が該仕切帯のシー
ル面に行き渡り、特別の給油手段を講じることなく、潤
滑を行うことができる。この結果、仕切帯でのシール効
果を高め簡単な構造で信頼性の高い圧縮機を得ることが
可能となる。さらに、吸入室と背圧室の間のシール部材
の潤滑のための特別な構造を設ける必要がない。
前記シール部材の外側面までの距離を、旋回スクロール
の旋回半径ｅの２倍（2e）よりも小さくすることによ
り、仕切帯で区画された空間内で、旋回スクロールの背
面もしくは静止部材に付着した潤滑油が該仕切帯のシー
ル面に行き渡り、特別の給油手段を講じることなく、潤
滑を行うことができる。この結果、仕切帯でのシール効
果を高め簡単な構造で信頼性の高い圧縮機を得ることが
可能となる。さらに、吸入室と背圧室の間のシール部材
の潤滑のための特別な構造を設ける必要がない。
図面は本発明の実施例に係り、第１図はスクロール圧縮
機の縦断面図、第２図は第１図のII−II縦断面図、第３
図はシール機構の縦断面図、第４図は自転阻止機構の断
面図、第５図はリング部材の平面図、第６図および第７
図はシール機構の別実施例を示す部分斜視図、第８図は
シール機構および自転阻止機構の別実施例を示す縦断面
図である。 １……スクロール圧縮機、３……固定スクロール部材、
４……旋回スクロール部材、 ５……シール機構、６……自転阻止機構、10,15……鏡
板、 11,16……ラップ、13……空間部、15a……背面部、 18……作動室、20……静止部材たる台座、21a……溝、 22……シールリング、23……吸入室、52……押えばね、 55……突起部。
機の縦断面図、第２図は第１図のII−II縦断面図、第３
図はシール機構の縦断面図、第４図は自転阻止機構の断
面図、第５図はリング部材の平面図、第６図および第７
図はシール機構の別実施例を示す部分斜視図、第８図は
シール機構および自転阻止機構の別実施例を示す縦断面
図である。 １……スクロール圧縮機、３……固定スクロール部材、
４……旋回スクロール部材、 ５……シール機構、６……自転阻止機構、10,15……鏡
板、 11,16……ラップ、13……空間部、15a……背面部、 18……作動室、20……静止部材たる台座、21a……溝、 22……シールリング、23……吸入室、52……押えばね、 55……突起部。
フロントページの続き (72)発明者 中村 庸蔵 土浦市神立町502番地 株式会社日立製 作所機械研究所内 (56)参考文献 特開 昭61−169686（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−11487（ＪＰ，Ａ) 特開 昭55−148994（ＪＰ，Ａ) 特開 昭58−110885（ＪＰ，Ａ) 特開 昭60−224987（ＪＰ，Ａ) 実開 昭59−115887（ＪＰ，Ｕ)
Claims (3)
- 【請求項１】鏡板15に渦巻き状のラップ16を直立させて
形成した旋回スクロール部材４と、鏡板10に渦巻き状の
ラップ11を直立させて形成した固定スクロール部材３と
を備え、該固定スクロール部材３および前記旋回スクロ
ール部材４のラップ11,16を対向させて噛み合わせて作
動室18を形成し、前記固定スクロール部材３に対して前
記旋回スクロール部材４を見かけ上回転しないように旋
回運動させ、前記作動室18に該作動室18の外部に設けら
れた吸入室23から流体を吸入し圧縮した後、外部に排出
するスクロール圧縮機において、前記旋回スクロール部
材４の背面に空間部を形成し、該背面に形成された空間
部を、旋回スクロール部材４の背面部と、静止部材20と
の間に配置された仕切帯により区画し、該区画された空
間部のうち半径方向内側に形成された空間部の圧力を、
外側に形成された空間部の圧力より高く維持し、該仕切
帯が環状の溝と、溝に挿入されたシール部材を有し、該
仕切帯の内側面から該シール部材の外側面までの距離
が、旋回スクロールの旋回半径ｅの２倍（2e）よりも小
さく構成されていることを特徴とするスクロール圧縮
機。 - 【請求項２】前記仕切帯が、前記静止部材の旋回スクロ
ール部材４に対向する面に軸方向に突出して形成された
環状の突起部と、該突起部に該突起部とほぼ同心に形成
された環状の溝21aと、溝に挿入されたシール部材、或
いはシール部材とバネ部材の組合せを有してなり、前記
突起部の内周面から該シール部材の外側面までの距離
が、旋回スクロールの旋回半径ｅの２倍（2e）よりも小
さく構成されていることを特徴とする特許請求の範囲第
１項に記載のスクロール圧縮機。 - 【請求項３】前記仕切帯が、旋回スクロール部材の背面
の前記静止部材に対向する位置に形成され軸方向に突出
する環状の突起部と、該突起部に該突起部とほぼ同心に
形成された環状の溝と、該環状の溝に挿入されたシール
部材、或いはシール部材とバネ部材の組合せを有してな
り、前記突起部の内周面から該シール部材の外側面まで
の距離が、旋回スクロールの旋回半径ｅの２倍（2e）よ
りも小さく構成されていることを特徴とする特許請求の
範囲第１項に記載のスクロール圧縮機。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61196643A JP2631839B2 (ja) | 1986-08-22 | 1986-08-22 | スクロール圧縮機 |
| KR1019870005342A KR920003592B1 (ko) | 1986-08-22 | 1987-05-28 | 스크로울 압축기 |
| US07/085,754 US4861245A (en) | 1986-08-22 | 1987-08-17 | Scroll compressor with sealed pressure space biasing the orbiting scroll member |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61196643A JP2631839B2 (ja) | 1986-08-22 | 1986-08-22 | スクロール圧縮機 |
Related Child Applications (2)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21721696A Division JPH0921389A (ja) | 1996-08-19 | 1996-08-19 | スクロール圧縮機 |
| JP8217217A Division JP2955987B2 (ja) | 1996-08-19 | 1996-08-19 | スクロール圧縮機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6355387A JPS6355387A (ja) | 1988-03-09 |
| JP2631839B2 true JP2631839B2 (ja) | 1997-07-16 |
Family
ID=16361183
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61196643A Expired - Lifetime JP2631839B2 (ja) | 1986-08-22 | 1986-08-22 | スクロール圧縮機 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4861245A (ja) |
| JP (1) | JP2631839B2 (ja) |
| KR (1) | KR920003592B1 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2722613B2 (ja) * | 1989-02-22 | 1998-03-04 | 株式会社豊田自動織機製作所 | 容量可変スクロール型圧縮機 |
| JP2525960Y2 (ja) * | 1989-07-20 | 1997-02-12 | 三井精機工業株式会社 | スクロール圧縮機におけるメカニカルシール構造 |
| JPH03138472A (ja) * | 1989-10-20 | 1991-06-12 | Tokico Ltd | スクロール式流体機械 |
| US5256044A (en) * | 1991-09-23 | 1993-10-26 | Carrier Corporation | Scroll compressor with improved axial compliance |
| US5346376A (en) * | 1993-08-20 | 1994-09-13 | General Motors Corporation | Axial thrust applying structure for the scrolls of a scroll type compressor |
| US5366359A (en) * | 1993-08-20 | 1994-11-22 | General Motors Corporation | Scroll compressor orbital scroll drive and anti-rotation assembly |
| US5383772A (en) * | 1993-11-04 | 1995-01-24 | Tecumseh Products Company | Scroll compressor stabilizer ring |
| JPH08151983A (ja) * | 1994-11-30 | 1996-06-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | スクロール圧縮機 |
| BR9803245A (pt) * | 1997-08-29 | 1999-10-05 | Denso Corp E Kabushiki Kaisha | Compressor do tipo espiral |
| US6015277A (en) * | 1997-11-13 | 2000-01-18 | Tecumseh Products Company | Fabrication method for semiconductor substrate |
| JP4440564B2 (ja) * | 2003-06-12 | 2010-03-24 | パナソニック株式会社 | スクロール圧縮機 |
| TW201120316A (en) * | 2009-12-04 | 2011-06-16 | Ind Tech Res Inst | Self-sealing scroll compressor |
| JP5612411B2 (ja) * | 2010-09-21 | 2014-10-22 | 株式会社ヴァレオジャパン | スクロール型圧縮機 |
| JP5637164B2 (ja) * | 2012-03-27 | 2014-12-10 | 株式会社豊田自動織機 | 電動圧縮機 |
| JP5561302B2 (ja) * | 2012-03-29 | 2014-07-30 | 株式会社豊田自動織機 | スクロール圧縮機 |
| CN105201826B (zh) * | 2015-09-23 | 2018-08-24 | 广州广涡压缩机有限公司 | 一种背压结构的喷油涡旋空气压缩机 |
Family Cites Families (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JPS5398758U (ja) * | 1977-01-14 | 1978-08-10 | ||
| JPS55148994A (en) * | 1979-05-09 | 1980-11-19 | Hitachi Ltd | Closed scroll fluid device |
| JPS5728890A (en) * | 1980-07-30 | 1982-02-16 | Hitachi Ltd | Non lubricating scroll type fluid machine |
| JPS57146085A (en) * | 1981-03-03 | 1982-09-09 | Sanden Corp | Scroll type fluid apparatus |
| JPS57148087A (en) * | 1981-03-09 | 1982-09-13 | Sanden Corp | Scroll type compressor |
| JPS58110885A (ja) * | 1981-12-25 | 1983-07-01 | Hitachi Ltd | スクロ−ル流体機械 |
| JPS59115887U (ja) * | 1983-01-26 | 1984-08-04 | シャープ株式会社 | スクロ−ル圧縮機 |
| JPS60166781A (ja) * | 1984-02-09 | 1985-08-30 | Matsushita Refrig Co | スクロ−ル型圧縮機 |
| US4522575A (en) * | 1984-02-21 | 1985-06-11 | American Standard Inc. | Scroll machine using discharge pressure for axial sealing |
| US4552518A (en) * | 1984-02-21 | 1985-11-12 | American Standard Inc. | Scroll machine with discharge passage through orbiting scroll plate and associated lubrication system |
| JPS60224988A (ja) * | 1984-04-20 | 1985-11-09 | Daikin Ind Ltd | スクロ−ル形流体機械 |
| JPS60224987A (ja) * | 1984-04-20 | 1985-11-09 | Daikin Ind Ltd | スクロ−ル形圧縮機 |
| JPS6111487A (ja) * | 1984-06-27 | 1986-01-18 | Toshiba Corp | スクロ−ル型圧縮装置 |
| JPS61169686A (ja) * | 1985-01-23 | 1986-07-31 | Hitachi Ltd | スクロ−ル圧縮機 |
-
1986
- 1986-08-22 JP JP61196643A patent/JP2631839B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1987
- 1987-05-28 KR KR1019870005342A patent/KR920003592B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1987-08-17 US US07/085,754 patent/US4861245A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6355387A (ja) | 1988-03-09 |
| US4861245A (en) | 1989-08-29 |
| KR880003119A (ko) | 1988-05-14 |
| KR920003592B1 (ko) | 1992-05-04 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |