JP2001012369A - 圧縮機 - Google Patents

圧縮機

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JP2001012369A
JP2001012369A JP11183587A JP18358799A JP2001012369A JP 2001012369 A JP2001012369 A JP 2001012369A JP 11183587 A JP11183587 A JP 11183587A JP 18358799 A JP18358799 A JP 18358799A JP 2001012369 A JP2001012369 A JP 2001012369A
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Japan
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drive shaft
flange
housing
compressor
thrust
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JP11183587A
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Jiro Iizuka
二郎 飯塚
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Sanden Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組付け作業性や耐久性を向上することができ
る圧縮機を提供すること。 【解決手段】 旋回スクロール340を駆動する駆動軸
314がフランジ314cを有し、該フランジ314c
と軸方向で接し前記フランジ314cを回転自在に挟み
支持する第一及び第二のスラスト軸受326,328
と、前記駆動軸314の円筒状ロータ314aを回転自
在に支持するラジアル軸受314aと、フランジ314
cと離れた場所で駆動軸314の一端を径方向で支持す
るラジアル軸受316を含み、前記第一及び第二のスラ
スト軸受326,328が板状のスラストすべり軸受で
あり、かつ外周もしくは内周の少なくとも一箇所の突起
部326a,328a,326bを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は冷凍空調用の圧縮機
に属し、特にガスヒートポンプシステムに適する開放型
のスクロール型圧縮機に属する。
【0002】
【従来の技術】従来の圧縮機としては、固定部材および
可動部材とを角度をずらせて噛み合わせ、相対的な円運
動を与えて容積を減縮するタイプのスクロール型圧縮機
が知られている。
【0003】以下、従来技術として、スクロール型圧縮
機を一例として説明する。図11は従来のスクロール型
圧縮機の概略構成を示している。図11の説明の便宜
上、図の左側を圧縮機の前端部あるいは前部と呼び、図
11の右側を圧縮機の後端部あるいは後部と呼ぶ。
【0004】図12は図11の圧縮機のA−A線断面図
であり、図13は図11の圧縮機の第二の環状スリーブ
を示す正面図であり、図14は図11の圧縮機における
第一のスラスト軸受を示す正面図である。図15は、図
11の圧縮機におけるB−B線断面図であり、図16は
図11の第二のスラスト軸受を示す正面図であり、図1
7は図11の圧縮機における環状前方突出部を示す正面
図である。
【0005】図11乃至図15を参照して従来技術にお
ける圧縮機を説明すると、圧縮機300は、フロントハ
ウジング311およびカップ形ケーシング312を有す
るハウジング310を備え、カップ形ケーシング312
は、フロントハウジング311の後端面に複数個のボル
ト(図示せず)により固定されている。フロントハウジ
ング311とカップ形ケーシング312間の係合面は第
一のOリング315により密閉されている。フロントハ
ウジング311の軸シール空間311aに収容されるシ
ール機構414は、ハウジング310の内部を密閉し
て、駆動軸314の周辺での冷媒および潤滑油が漏出す
ることを防止するものである。
【0006】駆動軸314は、ラジアル軸受316を介
して、第一の環状スリーブ311bにより回転可能に支
持されている。ラジアル軸受316は、第一の環状スリ
ーブ311bの前端部内に配置されている。駆動軸31
4の内側端部には内側端部を囲むようにして、第二の環
状スリーブ311dが軸シール空間311aの周辺から
後方に突出している。
【0007】内側ブロック320は、環状前方突出部3
21と環状部322とを備え、ハウジング310の内部
に配置されている。内側ブロック320はフロントハウ
ジング311に複数個のボルト(図示せず)により固着
されて、環状前方突出部321はフロントハウジング3
11の第二の環状スリーブ311dを囲んでいる。内側
ブロック320には導管150が設けられ、この導管1
50は内側ブロック320の下端面から内方径方向に延
在して、第二の吐出側空間380と連結している。導管
150に連続してピストンバルブ500が設けられ、減
圧及び油循環量の調整により各すべり軸受の良好な潤滑
が行われる。
【0008】駆動軸314には円筒状ロータ314aが
設けられている。ロータ314aは駆動軸314の内側
端面と一体に形成されるとともにそこから同軸上に突出
している。円筒状ロータ314aの直径は駆動軸314
の直径よりも大きい。円筒状ロータ314aは、ラジア
ル軸受325を介して内側ブロック320により回転可
能に支持されている。ラジアル軸受325は、内側ブロ
ック320の中央に形成された開口部323の内部に固
定配置されている。ラジアル軸受325は、例えば、強
制挿入により開口部323内部に圧入固定される。クラ
ンクピン314bは円筒状ロータ314aの後端面と一
体形成されるとともにそこから突出している。クランク
ピン314bの軸は、円筒状ロータ314aの軸および
駆動軸314の軸から径方向にずれている。
【0009】第一の環状スリーブ311bのまわりに配
置されている電磁クラッチ318は、ボール軸受318
bを介して第一の環状スリーブ311b上に回転可能に
支持されたプーリ318aと、プーリ318aの環状空
間内部に配置された電磁コイル318cと、駆動軸31
4の外側端部に固定されたアーマチュアプレート318
dとを備えている。駆動軸314は電磁クラッチ318
を介して外部駆動源(エンジン)に接続され、駆動され
る。
【0010】ハウジング310の内部には、固定スクロ
ール330と、旋回スクロール340と、オルダム継手
機構350などの回転防止機構とが収容されている。回
転防止機構は、圧縮機の動作中、旋回スクロール340
の自転を防止するものである。
【0011】固定スクロール330は、底部331と、
この底部331の前面から延在する第一のらせん部材3
32と、底部331の外周から前方に突出する外周壁3
33とを備えている。旋回スクロール340は吸入側空
間370内に位置しており、底部341と、底部341
の後側から延在する第二のらせん部材342とを備えて
いる。旋回スクロール340の第二のらせん部材342
と固定スクロール330の第一のらせん部材332と
は、180°の角度オフセットおよび所定の径方向オフ
セットをもって相互嵌合し、複数個の線状接触部を形成
する。したがって、らせん部材332と342の間に
は、複数の対の密閉された流体ポケット390が形成さ
れる。
【0012】旋回スクロール340は環状ボス343を
さらに備えており、環状ボス343は底部341の前端
面から突出している。環状ボス343の内部には、ブッ
シュ344がラジアル軸受345を介して回転可能に配
置されている。ラジアル軸受345は、強制挿入によ
り、ボス343の内部に圧入固定されている。ブッシュ
344には、ブッシュ344の軸から径方向にずれて孔
344aが軸方向に貫通して形成されている。クランク
ピン314bとブッシュ344の孔344aは回転可能
に嵌合されている。止め輪346がクランクピン314
bに設けられて溝に装着されて、ブッシュ344が軸方
向に移動することを防止している。
【0013】駆動軸314とクランクピン314bとブ
ッシュ344とにより、旋回スクロール340の駆動機
構が構成される。ブッシュ344には釣り合い重り34
7が連結されている。
【0014】オルダム継手機構350は、旋回スクロー
ル340のための自転防止装置として機能し、旋回スク
ロール340の底部341と内側ブロック320の環状
後方突出部322との間に配置されている。
【0015】第一のらせん部材332の中心近傍の位置
には吐出口335が、固定スクロール330の底部33
1を貫通して形成されている。吐出口335を開閉する
ように底部331に設けたリード弁部材336は、吐出
口335と協動し、第一の吐出側空間360と中央流体
ポケット390aとの間の圧力差に応じて、吐出口33
5の開閉を制御する。リテーナ337は、吐出口335
が開放された時に、リード弁部材336の過度の屈曲を
防ぐ。リード弁部材336とリテーナ337の一端は、
固定スクロール330の底部331にボルト338によ
り固着されている。固定スクロール330の外周壁33
3は、内側ブロック320の環状後方突出部322に複
数個のねじ319により固着されている。
【0016】動作中、旋回スクロール340が旋回する
につれ、らせん部材332と342の間の線状接触部が
流体ポケット390を中心に移動させ、その結果とし
て、流体ポケット390の容積を減少させて圧縮する。
【0017】つぎに、流体ポケット390に取り込まれ
たガスは圧縮され、らせん部材332,342によって
形成する中央流体ポケット390aから吐出口335を
介して第一の吐出側空間360内に吐出される。その
後、第一の吐出側空間360内のガスは流体通路395
を介して、第二の吐出側空間380に流入する。第二の
吐出側空間380に流入したガスはさらに、出口420
を介して、回路(図示せず)のコンデンサ(図示せず)
などの別の構成要素に流入する。
【0018】図11に示した圧縮機は、駆動軸314の
軸方向移動を調整する機構を備えている。この調整機構
は、駆動軸314と一体に形成されたフランジ314c
と、第二の環状スリーブ311dと、第一のスラスト軸
受326と、第二のスラスト軸受328とを備えてい
る。第二の環状スリーブ311dは、駆動軸314の内
側端部を囲むように開口部311aの周辺から後方に突
出している。
【0019】第一のスラスト軸受326は、この第一の
スラスト軸受326の回転を止める1つのピン327に
より、第2の環状スリーブ311dの後方側の先端面に
固定配置されている。第2の環状スリーブ311dの後
方側の先端面には、第一のスラスト軸受326を配置す
るために、先端面の内周側に突部311fが形成されて
いる。第一のスラスト軸受326はその内周縁が突部3
11fに嵌め込まれている。
【0020】なお、ピン327は図13に示した第2の
環状スリーブ311dのピン穴311gに、図14に示
した第一のスラスト軸受326のピン穴326gに圧入
嵌合される。
【0021】第一のスラスト軸受326の後端面は、フ
ランジ314cの前端面に対面している。駆動軸314
の軸方向移動によって、第一のスラスト軸受326はフ
ランジ314cを滑り回転支持する。第二のスラスト軸
受328は、開口部323の周辺に沿って内側ブロック
320の前端面に形成された突部320fの外部に、第
二のスラスト軸受328の回転を止めるために1つのピ
ン329により圧入固定されている。第二のスラスト軸
受328は、ラジアル軸受325の前端部を囲み、フラ
ンジ314cの後端面と対面している。
【0022】なお、ピン329は図16に示した第二の
スラスト軸受328のピン穴328gに、図17に示し
た環状前方突出部321のピン穴321gに圧入嵌合さ
れる。
【0023】ピン329の前端面は、第二のスラスト軸
受328の前上端面の後ろにある。駆動軸314の軸方
向移動によって、第二のスラスト軸受328はフランジ
314cとすべり回転支持する(特開平8−32666
7号公報を参照を参照)。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
圧縮機によれば、ピン327,328が抜けることによ
って駆動軸314のフランジ314cとの干渉、摺動面
に傷を発生させる可能性があり、加えてピン327,3
28を挿入するためのピン穴の加工に手間がかかり全体
として廉価に製作できないという問題がある。
【0025】それ故に本発明の課題は、部品点数を削減
し、容易に組み立てることができ、耐久性が向上する圧
縮機を提供することにある。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ハウジ
ングと、前記ハウジング内部に配置されている固定スク
ロールと、前記ハウジング内部に配置され前記固定スク
ロールとの間で少なくとも一対の密閉された流体ポケッ
トを形成する旋回スクロールと、前記ハウジング内に軸
方向に配置されている駆動軸とを備え、前記旋回スクロ
ールを駆動する駆動軸がフランジを有し、該環状フラン
ジと軸方向で接し、前記フランジを回転自在に挟み支持
する第一及び第二のスラスト軸受と、前記駆動軸のクラ
ンクピン基部を形成する円筒状ロータを径方向で回転自
在に支持するラジアル軸受と、前記フランジから離れた
場所で前記駆動軸の一端を径方向で支持するラジアル軸
受とを含む圧縮機において、前記第一及び第二のスラス
ト軸受が板状のスラストすべり軸受であり、かつ外周の
少なくとも一箇所に突起部を有することを特徴とする圧
縮機が得られる。
【0027】また本発明によれば、ハウジングと、前記
ハウジング内部に配置されている固定スクロールと、前
記ハウジング内部に配置され前記固定スクロールとの間
で少なくとも一対の密閉された流体ポケットを形成する
旋回スクロールと、前記ハウジング内に軸方向に配置さ
れている駆動軸とを備え、前記旋回スクロールを駆動す
る駆動軸がフランジを有し、該フランジと軸方向で接
し、前記フランジを回転自在に挟み支持する第一及び第
二のスラスト軸受と、前記駆動軸のクランクピン基部を
形成する円筒状ロータを径方向で回転自在に支持するラ
ジアル軸受と、前記フランジから離れた場所で前記駆動
軸の一端を径方向で支持するラジアル軸受とを含む圧縮
機において、前記第一及び第二のスラスト軸受が板状の
スラストすべり軸受であり、かつ内周の少なくとも一箇
所に突起部を有することを特徴とする圧縮機が得られ
る。
【0028】
【作用】環状前方突出部の内径は、嵌め合いとなって第
二のスラスト軸受を固定され、フロントハウジングの第
二の環状スリーブの内径は、嵌め合いとなって第一のス
ラスト軸受を固定される。ただし、これだけでは第一及
び第二のスラスト軸受が回転してしまうので、第一及び
第二のスラスト軸受の外周に少なくとも一箇所に、一部
を径方向に凸または凹とした突起部で、これに組み合わ
さるようにする。
【0029】
【発明の実施の形態】次に、本発明の圧縮機の実施の形
態例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形
態例に示す圧縮機は、従来技術に示したスクロール型の
圧縮機とほぼ同様な構成となっているため、本発明の構
成要素に説明に必要な部分の構成を除き、従来技術の構
成と同じ部分の説明を省略する。
【0030】図1は本発明の圧縮機における第1の実施
の形態例を示している。図1において、説明の便宜上、
図の左側を圧縮機の前端部あるいは前部と呼び、図の右
側を圧縮機の後端部あるいは後部と呼ぶ。
【0031】図1を参照して、この圧縮機は、旋回スク
ロール340を駆動する駆動軸314上に一体に設けた
フランジ314cと、このフランジ314cと軸方向で
接し、駆動軸314の軸方向の移動規制を行なうように
フランジ314cを回転自在に挟み支持している板状の
第一及び第二のスラスト軸受326,328と、駆動軸
314のクランクピン基部を形成する円筒状ロータ31
4aを径方向で回転自在に支持するラジアル軸受314
aと、フランジ314cと離れた場所で駆動軸314の
一端を径方向で支持するラジアル軸受316と、第二の
環状スリーブ311dとを備えている。
【0032】第二の環状スリーブ311dは、駆動軸3
14の内側端部を囲むように開口部311aの周辺から
後方に突出している。内側ブロック320は、その環状
前方突出部321において複数個のボルト(図示せず)
により前端側プレート311に固着されている。内側ブ
ロック320の環状前方突出部321は、前端側プレー
ト311の第二の環状スリーブ311dを囲んでいる。
【0033】第一のスラスト軸受326は、図2乃至図
4に示したように、円形リング状の板状のスラストすべ
り軸受であり、かつ外周に少なくとも一箇所に突起部3
26aを有している。第二のスラスト軸受328は、図
5乃至図7に示したように、板状のスラストすべり軸受
であり、かつ外周に少なくとも一箇所の突起部328a
を有している。
【0034】環状前方突出部321の内径は、嵌め合い
となって第二のスラスト軸受328を固定する。フロン
トハウジング311の第二の環状スリーブ311dの内
径は、嵌め合いとなって第一のスラスト軸受326を固
定する。ただし、これだけでは第一及び第二のスラスト
軸受326,328が回転してしまうので、突起部32
6a,328aの一部を径方向に凸または凹として、こ
れに組み合わさるようにスラスト軸受の内径の一部を径
方向に凹または凸とする。また、第一及び第二のスラス
ト軸受326,328はプレスにて成形するのが好適で
ある。
【0035】図8乃至図10は、図2乃至図4に示した
第1の実施の形態例に代わる第2の実施の形態例を示し
ている。図8乃至図10を参照して、第一のスラスト軸
受326は、図2乃至図4に示したように、円形リング
状の板状のスラストすべり軸受であり、かつ外周に少な
くとも一箇所に突起部326bを有している。
【0036】第二の環状スリーブ311dの内径は、嵌
め合いとなって第一のスラスト軸受326を固定する。
ただし、これだけでは第一のスラスト軸受326が回転
してしまうので、内側ブロック320の第二の環状スリ
ーブ311dの内径の一部を径方向に凹として、これに
組み合わさるように第一のスラスト軸受326の外径の
一部を径方向に凸とする。ハウジング310に設けられ
る凹部は駆動軸316の軸方向に延び軸受へ潤滑経路を
形成する。
【0037】駆動軸314の軸方向移動によって、第一
のスラスト軸受326は環状フランジ314cとすべり
接触したり、フランジ314cを介して前方推力を受け
たりし、第二のスラスト軸受328も環状フランジ31
4cとすべり接触したり、フランジ314cを介して後
方推力を受けたりする。
【0038】以上、様々な実施の形態を用いて説明した
が、本発明はそれらの実施の形態に限定されるものでは
なく、本発明の趣旨および範囲を逸脱することなく種々
の変形が可能であることは言うまでもない。たとえば、
特定のスクロール型圧縮機について説明したが、本発明
は他の圧縮機にも適用可能である。
【0039】
【発明の効果】以上、実施の形態例によって説明したよ
うに、本発明の圧縮機によれば、スラスト軸受が板状の
スラストすべり軸受であり、かつ外周に少なくとも一箇
所の突起部を形成したため、スラスト軸受の回転止めの
ためのクランクピンが不要になるろことから、部品点数
を削減でき容易に組み立てることのできるので組付け作
業性の向上する。
【0040】また、スラスト軸受の回り止めピンにの抜
けに起因するスラスト軸受け破損の回避により圧縮機の
耐久性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の圧縮機の第1の実施の形態例を示す断
面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1の圧縮機における第二の環状スリーブを示
す正面図である。
【図4】図1の圧縮機における第一のスラスト軸受を示
す正面図である。
【図5】図1のB−B線断面図である。
【図6】図1の圧縮機における第二のスラスト軸受を示
す正面図である。
【図7】図1の圧縮機における環状前方突出部を示す正
面図である。
【図8】本発明の圧縮機の第2の実施の形態例を示した
図1のA−A線断面図である。
【図9】図1の圧縮機の第2の実施の形態例における第
二の環状スリーブを示す正面図である。
【図10】図9の第2の実施の形態例における第一のス
ラスト軸受を示す正面図である。
【図11】従来の圧縮機を示す断面図である。
【図12】図11のA−A線断面図である。
【図13】図11の圧縮機における第二の環状スリーブ
を示す正面図である。
【図14】図11の圧縮機における第一のスラスト軸受
を示す正面図である。
【図15】図11のB−B線断面図である。
【図16】図11の第二のスラスト軸受を示す正面図で
ある。
【図17】図11の圧縮機における環状前方突出部を示
す正面図である。
【符号の説明】
300 圧縮機 310 ハウジング 312 カップ形ケーシング 314 駆動軸 314a 円筒状ロータ 314b クランクピン 314c フランジ 316 ラジアル軸受 325、345 ラジアル軸受 326、328 スラスト軸受 326a、328a、326b 突起部 327、329 ピン 330 固定スクロール 331 底部 332、342 らせん部材 340 旋回スクロール

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングと、前記ハウジング内部に配
    置されている固定スクロールと、前記ハウジング内部に
    配置され前記固定スクロールとの間で少なくとも一対の
    密閉された流体ポケットを形成する旋回スクロールと、
    前記ハウジング内に軸方向に配置されている駆動軸とを
    備え、前記旋回スクロールを駆動する駆動軸がフランジ
    を有し、該環状フランジと軸方向で接し、前記フランジ
    を回転自在に挟み支持する第一及び第二のスラスト軸受
    と、前記駆動軸のクランクピン基部を形成する円筒状ロ
    ータを径方向で回転自在に支持するラジアル軸受と、前
    記フランジから離れた場所で前記駆動軸の一端を径方向
    で支持するラジアル軸受とを含む圧縮機において、前記
    第一及び第二のスラスト軸受が板状のスラストすべり軸
    受であり、かつ外周の少なくとも一箇所に突起部を有す
    ることを特徴とする圧縮機。
  2. 【請求項2】 ハウジングと、前記ハウジング内部に配
    置されている固定スクロールと、前記ハウジング内部に
    配置され前記固定スクロールとの間で少なくとも一対の
    密閉された流体ポケットを形成する旋回スクロールと、
    前記ハウジング内に軸方向に配置されている駆動軸とを
    備え、前記旋回スクロールを駆動する駆動軸がフランジ
    を有し、該フランジと軸方向で接し、前記フランジを回
    転自在に挟み支持する第一及び第二のスラスト軸受と、
    前記駆動軸のクランクピン基部を形成する円筒状ロータ
    を径方向で回転自在に支持するラジアル軸受と、前記フ
    ランジから離れた場所で前記駆動軸の一端を径方向で支
    持するラジアル軸受とを含む圧縮機において、前記第一
    及び第二のスラスト軸受が板状のスラストすべり軸受で
    あり、かつ内周の少なくとも一箇所に突起部を有するこ
    とを特徴とする圧縮機。
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JP2007198330A (ja) * 2006-01-30 2007-08-09 Hitachi Ltd スクロール圧縮機の製造方法
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