JP3217959B2 - スクロール型流体装置 - Google Patents

スクロール型流体装置

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JP3217959B2
JP3217959B2 JP07616996A JP7616996A JP3217959B2 JP 3217959 B2 JP3217959 B2 JP 3217959B2 JP 07616996 A JP07616996 A JP 07616996A JP 7616996 A JP7616996 A JP 7616996A JP 3217959 B2 JP3217959 B2 JP 3217959B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体の移動を起こ
すためのスクロール型流体装置に関し、特に、それの駆
動軸の軸方向移動を調整するための機構に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の流体装置としては、様々なタイ
プのものが知られている。いずれのタイプの流体装置も
駆動軸の軸方向において隣接した複数の部品を備えてい
る。運転時におけるこれらの部品間の過度の摩耗を防止
するため、流体装置の組み立てにおいて隣接した部品間
にすきま又は遊びを設けることが望まれる。
【0003】図9は、上述に鑑みて本件出願人によって
試みられた未公知のスクロール型流体装置としてのスク
ロール型冷媒コンプレッサを示している。図9におい
て、説明の便宜上、図の左側をコンプレッサの前端部あ
るいは前部と呼び、図の右側をコンプレッサの後端部あ
るいは後部と呼ぶ。
【0004】図9を参照すると、コンプレッサ300
は、フロントエンドプレート311およびカップ形ケー
シング312を有するコンプレッサハウジング310を
備え、カップ形ケーシング312は、フロントエンドプ
レート311の後端面に複数個のボルト313により固
定されている。フロントエンドプレート311の中央に
は開口部311aが形成され、スチール製の駆動軸31
4がこの開口部311aを貫通している。カップ形ケー
シング312の開放端部はフロントエンドプレート31
1により覆われ、フロントエンドプレート311とカッ
プ形ケーシング312間の係合面は第一のOリング31
5により密閉されている。第一の環状スリーブ311b
が開口部311a周辺から前方へ突出し、駆動軸314
の前端部を囲み、その内部に軸シール空間311cを形
成する。軸シール機構414が軸シール空間311c内
部に配置され、駆動軸314のまわりに搭載されてい
る。軸シール機構414は、コンプレッサハウジング3
10の内部を密閉して、開口部311aを介して冷媒お
よび潤滑油が漏出することを防止するものである。
【0005】駆動軸314は、ラジアル軸受316を介
して、第一の環状スリーブ311bにより回転可能に支
持されている。ラジアル軸受316は、第一の環状スリ
ーブ311bの前端部内に配置されている。第二の環状
スリーブ311dが、駆動軸314の内側端部を囲むよ
うにして、開口部311aの周辺から後方に突出してい
る。
【0006】内側ブロック320は、環状前方突出部3
21と環状後方突出部322とを備え、ハウジング31
0の内部に配置されている。ハウジング310の内部
は、カップ形ケーシング312の内壁とフロントエンド
プレート311の後端面とにより形成されている。環状
前方突出部321は、フロントエンドプレート311に
複数個のボルト317により固着されて、フロントエン
ドプレート311の第二の環状スリーブ311dを囲ん
でいる。内側ブロック320には導管150が設けら
れ、この導管150は内側ブロック320の下端面から
内端面まで径方向に延在して、第二の吐出側空間380
と中空空間381とを連結している。キャピラリチュー
ブ500は減圧機能を果たし、第二の吐出側空間380
と中空空間381の間の潤滑油の圧力差を生じさせる。
キャピラリチューブ500は、導管150内部に固定さ
れている。
【0007】駆動軸314には円筒状ロータ314aが
設けられ、これは駆動軸314の内側端面と一体に形成
されるとともにそこから同軸状に突出している。円筒状
ロータ314aの直径は駆動軸314の直径よりも大き
い。円筒状ロータ314aは、ラジアルすべり軸受32
5を介して内側ブロック320により回転可能に支持さ
れている。ラジアルすべり軸受325は、内側ブロック
320の中央に形成された開口部323の内部に固定配
置されている。ラジアルすべり軸受325は、例えば、
強制挿入により開口部323内部に固定配置される。ピ
ン部材314bは円筒状ロータ314aの後端面と一体
形成されるとともにそこから突出している。ピン部材3
14bの軸は、円筒状ロータ314aの軸および駆動軸
314の軸から径方向にずれている。
【0008】第一の環状スリーブ311bのまわりに配
置されている電磁クラッチ318は、ボール軸受318
bを介してスリーブ311b上に回転可能に支持された
プーリ318aと、プーリ318aの環状空間内部に配
置された電磁コイル318cと、駆動軸314の外側端
部に固定されたアーマチュアプレート318dとを備え
ている。駆動軸314は電磁クラッチ318を介して外
部電源に接続され、この外部電源により駆動される。
【0009】ハウジング310の内部には、固定スクロ
ール330と、旋回スクロール340と、オルダム継手
機構350などの回転防止機構とが収容されている。回
転防止機構は、コンプレッサの動作中、旋回スクロール
340の回転を防止するものである。
【0010】固定スクロール330は、円形端面プレー
ト331と、円形端面プレート331の前面から延在す
る第一のらせん部材332と、円形端面プレート331
の外周から前方に突出する外周壁333とを備えてい
る。旋回スクロール340は吸入側空間370内に位置
しており、円形端面プレート341と、円形端面プレー
ト341の後側から延在する第二のらせん部材342と
を備えている。旋回スクロール340の第二のらせん部
材342と固定スクロール330の第一のらせん部材3
32とは、180°の角度オフセットおよび所定の径方
向オフセットをもって相互嵌合し、複数個の線状接触部
を形成する。したがって、らせん部材332と342の
間には、少なくとも一対の密閉された流体ポケット39
0が形成される。
【0011】旋回スクロール340は環状ボス343を
さらに備えており、環状ボス343は円形端面プレート
341の前端面から突出している。ブッシュ344が、
ラジアルすべり軸受345を介してボス343の内部に
回転可能に配置されている。ラジアルすべり軸受345
は、例えば、強制挿入により、ボス343内部に固定配
置されている。ブッシュ344には、孔344aが軸方
向に貫通して形成されている。孔344aの軸はブッシ
ュ344の軸から径方向にずれている。ピン部材314
bは、ブッシュ344の孔344a内部に回転可能に配
置されている。ピン部材314bはブッシュ344の後
端面から突出しており、止め輪346がピン部材314
bの端部に固着されて、ブッシュ344が軸方向に移動
することを防止している。
【0012】駆動軸314とピン部材314bとブッシ
ュ344とにより、旋回スクロール340の駆動機構が
構成される。釣り合い重り347がブッシュ344の先
端に連結されている。
【0013】流体通路371が、ピン部材314bと円
筒状ロータ314aとを貫通して軸方向に形成されてい
る。流体通路371の一端は、ブッシュ344の後端面
と旋回スクロール340の円形端面プレート341の前
端面との間に生じた軸方向空隙372に開口している。
流体通路371の他端は、第二の環状スリーブ311d
の内表面と駆動軸314の外表面とにより形成された径
方向空隙381に開口している。
【0014】オルダム継手機構350は、旋回スクロー
ル340のための回転防止装置として機能し、旋回スク
ロール340の円形端面プレート341と内側ブロック
320の環状後方突出部322との間に配置されてい
る。
【0015】吐出口335が、らせん部材332の中心
近傍の位置に、固定スクロール330の円形端面プレー
ト331を貫通して形成されている。リード弁部材33
6が吐出口335と協動し、第一の吐出側空間360と
中央流体ポケット390aとの間の圧力差に応じて、吐
出口335の開閉を制御する。リテーナ337は、吐出
口335が開放された時に、リード弁部材336の過度
の屈曲を防ぐ。リード弁部材336とリテーナ337の
一端は、固定スクロール330の円形端面プレート33
1にボルト338により固着されている。固定スクロー
ル330の外周壁333は、内側ブロック320の環状
後方突出部322に複数個のねじ319により固着され
ている。
【0016】動作中、旋回スクロール340が旋回する
につれ、らせん部材332と342の間の線状接触部が
流体ポケット390を中心に移動させ、その結果とし
て、流体ポケット390内の流体(例えば、冷媒)の容
積を減少させて圧縮する。冷媒ガスは、冷媒回路(図示
せず)の蒸発器(図示せず)などの構成要素から流体入
口410を介して導入され、らせん部材の外側端部から
流体ポケット390内に取り込まれる。
【0017】つぎに、流体ポケット390に取り込まれ
た冷媒ガスは圧縮され、らせん部材332と342の形
成する中央流体ポケット390aから吐出口335を介
して第一の吐出側空間360内に吐出される。その後、
第一の吐出側空間360内の冷媒ガスは流体通路395
を介して、第二の吐出側空間380に流入する。第二の
吐出側空間380に流入した冷媒ガスはさらに、出口4
20を介して、冷媒回路(図示せず)のコンデンサ(図
示せず)などの別の構成要素に流入する。
【0018】コンプレッサを組み立てる際に、旋回スク
ロール340のブッシュ344や円形端面プレート34
1などの軸方向において隣接した部品間にすきま又は遊
びを設け、これらの間の過度の磨耗を防止しなければな
らない。ラジアルボール軸受などの従来の軸受装置と対
比すると、すべり軸受では駆動軸314の軸方向の移動
を防止することはできない。その結果、コンプレッサ3
00の動作中、駆動軸314は、前記すきま又は遊びに
よりラジアルすべり軸受325および345とラジアル
軸受316とに沿って摺動することがある。したがっ
て、コンプレッサ300の動作中、駆動軸314が後方
に移動するにつれ、若干のすきま又は遊びを有する隣接
部品間には衝突が起きることがある。この衝突によっ
て、衝突する隣接部品上に耳障りなノイズや異常な磨滅
が生じることがある。
【0019】図9のコンプレッサは、駆動軸314の軸
方向移動を調整する機構を備えている。この調整機構
は、駆動軸314と一体に形成された環状フランジ31
4cと、環状支持プレート400と、第一のスラストす
べり軸受326と、第二のスラスト軸受328とを備え
ている。環状フランジ314cは、駆動軸314の内側
端部と円筒状ロータ314aの境界に位置している。支
持プレート400には、その中心に形成された中心開口
部400aと、中心開口部400aのまわりに形成され
た複数個の孔400bと、その内周領域に形成された環
状切り欠き部400cとが設けられている。支持プレー
ト400は、環状フランジ314cを内側ブロック32
0と支持プレート400との間にはさむように、内側ブ
ロック320に複数個のボルト401により固定されて
いる。
【0020】第一のスラストすべり軸受326は、少な
くとも1つののピン327により、支持プレート400
の環状切り欠き部400aの内部に固定配置されてい
る。第一のスラストすべり軸受326の後端面は支持プ
レート400の後端面からわずかに突出している。第一
のスラストすべり軸受326の後端面は、環状フランジ
314cの前端面に対面している。駆動軸314の軸方
向移動によって、第一のスラストすべり軸受326は環
状フランジ314cと摩擦接触したり、環状フランジ3
14cを介して前方推力を受けたりする。
【0021】第二のスラストすべり軸受328は、第一
のスラストすべり軸受326と実質的に同等なものであ
り、開口部323の周辺に沿って内側ブロック320の
前端面に形成された浅い環状凹部の内部に少なくとも1
つのピン329により固定配置されている。第二のスラ
ストすべり軸受328は、ラジアルスラスト軸受325
の前端部を囲み、環状フランジ314cの後端面と対面
している。第二のスラストすべり軸受328の前端面
は、内側ブロック320の前端部からわずかに突出して
いる。ピン329の前端面は、第二のスラストすべり軸
受328の前上端面の後ろにある。駆動軸314の軸方
向移動によって、第二のスラストすべり軸受328は環
状フランジ314cと摩擦接触したり、環状フランジ3
14cを介して後方推力を受けたりする。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】図9に示した調整機構
は駆動軸314の軸方向移動を減少させるものの、調整
機構を設けることは多数の部品を必要とし、構成が複雑
になる。
【0023】それ故に本発明の課題は、軸方向移動調整
機構を備えているにもかかわらず、部品点数を削減し、
容易に組み立てることのできるスクロール型流体装置を
提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明によれば次に列挙
するスクロール型流体装置が得られる。
【0025】1.流体入口と流体出口を有するハウジン
グと、前記ハウジング内部に配置され、第一の端部プレ
ートを有し、前記第一の端部プレートから第一のらせん
部材が延在した固定スクロールと、前記ハウジング内部
に配置され、第二の端部プレートを有し、前記第二の端
部プレートから第二のらせん部材が延在した旋回スクロ
ールであり、前記第一および第二のらせん部材が角度オ
フセットおよび径方向オフセットをもって互いに嵌合し
て少なくとも一対の密閉された流体ポケットを定める複
数個の線状接触部を形成する旋回スクロールと、前記ハ
ウジング内に軸方向に配置された駆動軸を備え、前記旋
回スクロールに動作的に接続されて前記旋回スクロール
の旋回運動をもたらす駆動機構と、前記駆動軸の一部分
を支持するように、前記ハウジング内部に固定配置され
た内側ブロックと、前記旋回スクロールに連結され、そ
の旋回運動中の前記旋回スクロールの回転を防止する回
転防止機構と、前記駆動機構の軸方向移動を調整するた
めに前記内側ブロックと前記ハウジングの間に配置され
た軸方向移動調整機構とを備え、前記軸方向移動調整機
構は、前記駆動軸の外表面から径方向に延在する環状フ
ランジと、前記内側ブロック内に形成されるとともに前
記駆動軸の前記環状フランジの第一の端面に摺動可能に
接触するための第一の摺動手段を有する第一の環状支持
部と、前記ハウジングから一体となって延在するととも
に前記駆動軸の前記環状フランジの第二の端面に摺動可
能に接触するための第二の摺動手段を有する第二の環状
支持部とを備えたことを特徴とするスクロール型流体装
置。
【0026】2.前記第二の環状支持部は、さらに、前
記ハウジングから後方に延在する第一の環状部と、前記
第一の環状部から延在し前記第一の環状部より直径の小
さい第二の環状部と、前記第一の環状部を前記第二の環
状部に連結する肩部とを有する1項に記載のスクロール
型流体装置。
【0027】3.前記第二の環状部は、さらに、後端面
と、前記後端面の内周部に設けられた環状切り欠き部
と、前記環状切り欠き部に配置された前記摺動手段と、
前記切り欠き部から延在し前記第二の環状支持部に前記
摺動手段を固定するためのピン部材を収容するための複
数個の孔とを有する2項に記載のスクロール型流体装
置。
【0028】4.前記第二の環状支持部は、さらに、前
記第二の環状支持部の後面に沿ってその内表面から外周
面に径方向に延在するとともに前記第二の環状切り欠き
部を貫通して延在する複数個の溝を有する2項に記載の
スクロール型流体装置。
【0029】5.前記第二の環状支持部は、さらに、前
記第二の環状支持部を貫通して径方向に延在する少なく
ともひとつの導管を有する2項に記載のスクロール型流
体装置。
【0030】6.前記第二の環状支持部は、さらに、後
端面と、前記後端面の内周部に設けられた環状切り欠き
部と、前記環状切り欠き部に配置された前記摺動手段
と、前記切り欠き部から延在し前記第二の環状支持部に
前記摺動手段を固定するためのピン部材を収容するため
の複数個の孔とを有する2項に記載のスクロール型流体
装置。
【0031】7.前記切り欠き部は、前記第二の環状支
持部と実質的に同心である6項に記載のスクロール型流
体装置。
【0032】8. 前記第二の環状支持部は、さらに、
後端面と、前記第二の環状切り欠き部と前記後端面に沿
ってその内表面から外周面に径方向に延在する複数個の
溝を有する1項に記載のスクロール型流体装置。
【0033】9.前記第二の環状支持部は、さらに、前
記第二の環状支持部を貫通して径方向に延在する少なく
ともひとつの導管を有する1項に記載のスクロール型流
体装置。
【0034】10.前記第一および第二の摺動手段は、
すべり軸受である1項に記載のスクロール型流体装置。
【0035】11.前記第一のすべり軸受はスチール製
の第一の環状部材とテフロンを含浸させたリン青銅製の
第二の環状部材からなり、前記第二の環状部材は、前記
第二の環状部材の端面が前記駆動軸の前記環状フランジ
と対面するように前記第一の環状部材の端面に配置され
た10項に記載のスクロール型流体装置。
【0036】12.前記第一および第二の摺動手段は弾
性部材である1項に記載のスクロール型流体装置。
【0037】13.前記ハウジングはさらに、第一のカ
ップ形ケーシングと、前記第一のケーシングの開放端面
に取り付けられた第二のケーシングからなり、前記第二
のケーシングは、前記第二のケーシングから一体に延在
する前記第二の環状支持部を有する1項に記載のスクロ
ール型流体装置。
【0038】14.前記駆動軸と前記内側ブロックによ
り少なくとも部分的に構成された油流路をさらに備え、
前記軸方向移動調整機構は前記油流路内部に配置された
1項に記載のスクロール型流体装置。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0040】図1は、本発明の実施の第一の形態による
スクロール型流体装置としてのスクロール型冷媒コンプ
レッサを示している。
【0041】図1において、図9と同様な構成要素には
同一の参照番号を付し、これらの要素の詳細な説明は繰
り返さない。
【0042】図1において、説明の便宜上、図の左側を
コンプレッサの前端部あるいは前部と呼び、図の右側を
コンプレッサの後端部あるいは後部と呼ぶ。
【0043】このコンプレッサは、駆動軸314の軸方
向移動を調整するための調整機構を有する。この調整機
構は、駆動軸314上に一体に形成された環状フランジ
314cと、第二の環状スリーブ212と、第一のスラ
ストすべり軸受326と、第二のスラストすべり軸受3
28とを備えている。第二の環状スリーブ212は、駆
動軸314の内側端部を囲むように開口部311aの周
辺から後方に突出している。内側ブロック320は、そ
の環状前方突出部321において複数個のボルト317
により前端側プレート311に固着されている。内側ブ
ロック320の環状前方突出部321は、前端側プレー
ト311の第二の環状スリーブ212を囲んでいる。
【0044】図3(a)および(b)を図1と合せて参
照すると、第二の環状スリーブ212は、前端側プレー
ト311の後端面311eから後方に延在する第一の環
状部212aと、第一の環状部212aから延在する第
二の環状部212bと、第一の環状部212aを第二の
環状部212bと連結する肩部212cとを備えてい
る。第一の環状部212aの直径は第二の環状部212
bの直径よりも大きい。第二の環状スリーブ212は、
さらに、後端面212dと、後端面212dの内周領域
に形成された環状切り欠き部213と、環状切り欠き部
213から延在する少なくとも1つの孔214(一つの
み図示)とを有している。環状切り欠き部213は、第
二の環状部212bおよび開口部311aと実質的に同
心であることが好ましい。
【0045】図2において、第一のスラストすべり軸受
326は、孔214に強制挿入されたピン327によ
り、環状切り欠き部213の内部に固定配置されてい
る。第一のスラストすべり軸受326の後端面は、第二
の環状スリーブ212の後端面から僅かに突出してい
る。第一のスラストすべり軸受326の後端面は、環状
フランジ314cの前端面に対面している。駆動軸31
4の軸方向移動によって、第一のスラストすべり軸受3
26は環状フランジ314cと摩擦接触したり、環状フ
ランジ314cを介して前方推力を受けたりする。
【0046】第二のスラストすべり軸受328は、第一
のスラストすべり軸受326と実質的に同等なものであ
り、開口部323の周辺に沿って内側ブロック320の
前端面に形成された浅い環状凹部320aの内部に複数
個のピン329により固定配置されている。第二のスラ
ストすべり軸受328は、ラジアルスラスト軸受325
の前端部を囲み、環状フランジ314cの後端面と対面
している。第二のスラストすべり軸受328の前端面
は、内側ブロック320の前端部からわずかに突出して
いる。ピン329の前端面は、第二のスラストすべり軸
受328の前端面の下方にある。駆動軸314の軸方向
移動によって、第二のスラストすべり軸受328は環状
フランジ314cと摩擦接触したり、環状フランジ31
4cを介して後方推力を受けたりする。
【0047】第一および第二のスラストすべり軸受32
6および328は、好ましくは、薄層として一緒に挟み
込まれた2つの環状部材から形成される。一方の環状部
材はスチール製が好ましく、他方の環状部材はテフロン
を含浸させたリン青銅から製造されるのが好ましい。ス
ラストすべり軸受326および328は、それぞれ、環
状切り欠き部213および浅い環状凹部320aの内部
に、リン青銅環状部材を環状フランジ314cに対面さ
せた状態で配置されている。
【0048】この構成において、流体通路395を介し
て第二の吐出側空間380に導かれた冷媒および潤滑油
は、キャピラリ管500および導管150を介して中空
空間481に流入し、さらに、第一のスラストすべり軸
受326の軸方向空隙382を介して中空空間381に
流入する。次に、流体は流体通路371と、軸方向空隙
372と、ボス343およびラジアルすべり軸受345
間に生じたギャップ間隙とに流れ、最終的に中空空間3
73に流入する。あるいは環状フランジ314cのつば
と摺動部材328のすきまを通ってさらに円筒状ロータ
314aとすべり軸受325のすきまを通って中空空間
373に流入する。中空空間373に導かれた冷媒およ
び潤滑油はオルダム継手機構350を通過するとともに
これを潤滑し、らせん部材332と342の外側の位置
において吸入側空間370内に最終的に出てゆく。
【0049】図1に示したスクロール型冷媒コンプレッ
サにおいては、従来技術の説明で述べたような支持プレ
ートを用いないため、部品点数をかなり減少させること
ができる。このことはまた、組み立て工程を容易にす
る。
【0050】図4(a)および(b)を参照して、本発
明の実施の第二の形態によるスクロール型流動移動装置
としてのスクロール型冷媒コンプレッサを説明する。図
1のスクロール型冷媒コンプレッサと同様な部分には同
一参照番号を付し、それとの相違点について、主に説明
する。
【0051】第二の環状スリーブ212は後端面212
dに形成された複数個の溝、たとえば、4つの同様な溝
215を有している。溝215は第二の環状スリーブ2
12を貫通して等角度間隔で径方向に延在し、開口31
1aを第二の環状スリーブ212と環状前方突出部32
1の間に生じた間隙481(図1)に連通させている。
孔214は径方向断面において略長方形であることが好
ましい。
【0052】図5(a)および(b)を参照して、本発
明の実施の第三の形態によるスクロール型流動移動装置
としてのスクロール型冷媒コンプレッサを説明する。図
1のスクロール型冷媒コンプレッサと同様な部分には同
一参照番号を付し、それとの相違点について、主に説明
する。
【0053】第二の環状スリーブ212は、後端面21
2dと、後端面212dの外周領域に形成された環状切
り欠き部216を備えている。複数個の孔217が環状
切り欠き部216から延在している。環状切り欠き部2
16は実質的に第二の環状部212bおよび開口部31
1aと同心であることが好ましい。
【0054】図6(a)および(b)を参照して、本発
明の実施の第三の形態によるスクロール型流動移動装置
としてのスクロール型冷媒コンプレッサを説明する。図
1のスクロール型冷媒コンプレッサと同様な部分には同
一参照番号を付し、それとの相違点について、主に説明
する。
【0055】第二の環状スリーブ212は後端面212
dに形成された複数個の溝、たとえば、4つの同様な溝
218を有している。溝218は第二の環状スリーブ2
12を貫通して等角度間隔で径方向に延在し、開口部3
11aを第二の環状スリーブ212と環状前方突出部3
21の間に生じた間隙481(図1)と連通させてい
る。
【0056】図7(a)および(b)を参照して、本発
明の実施の第三の形態によるスクロール型流動移動装置
としてのスクロール型冷媒コンプレッサを説明する。図
1のスクロール型冷媒コンプレッサと同様な部分には同
一参照番号を付し、それとの相違点について、主に説明
する。
【0057】調整機構は、駆動軸314(図1)上に設
けた環状フランジ314cと、第二の環状スリーブ51
2と、第一のスラストすべり軸受326と、第二のスラ
ストすべり軸受328とを有している。第二の環状スリ
ーブ512は、開口部311aの周辺から突出し、駆動
軸314の内側端部を囲んでいる。
【0058】第二の環状スリーブ512は、前端側プレ
ート211から延在する環状部512aと、後端面51
2bとを有する。第二の環状スリーブ512には、後端
面512bの内周領域に形成された環状切り欠き部51
3と、環状切り欠き部513から延在する複数個の孔5
14(一つのみ図示)とが設けられている。環状切り欠
き部513は、環状部512aおよび開口部311aと
実質的に同心である。少なくとも一つの溝515が、開
口部311aから第二の環状スリーブ512の外周面に
径方向に延在している。溝515は、スリーブ512の
後端面512b上に形成され、切り欠き部513と部分
的に交差している。導管150が中空空間481に連結
されるように、溝515の1つの開放端部が導管150
と対面している。
【0059】図8(a)および(b)を参照して、本発
明の実施の第三の形態によるスクロール型流動移動装置
としてのスクロール型冷媒コンプレッサを説明する。図
1のスクロール型冷媒コンプレッサと同様な部分には同
一参照番号を付し、それとの相違点について、主に説明
する。
【0060】少なくとも一つの導管516が、開口部3
11aから第二の環状スリーブ512の外周面に径方向
に延在している。導管150が中空空間481に連結さ
れるように、導管516の1つの開放端部が導管150
(図1)と対面している。
【0061】以上、様々な実施の形態を用いて説明した
が、本発明はそれらの実施の形態に限定されるものでは
なく、本発明の趣旨および範囲を逸脱することなく種々
の変形が可能であることは言うまでもない。たとえば、
特定のスクロール型流体装置について説明したが、本発
明は他の流体装置にも適用可能である。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
軸方向移動調整機構を備えているにもかかわらず、部品
点数を削減し、容易に組み立てることのできるスクロー
ル型流体装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第一の形態によるスクロール型
冷媒コンプレッサの縦断面図である。
【図2】図1のコンプレッサにおける軸方向移動調整機
構の部分拡大断面図である。
【図3】(a)は図2の軸方向移動調整機構を支持する
ためのハウジングの支持部の部分拡大断面図、(b)は
図2の線3−3に沿った拡大側面図である。
【図4】(a)は本発明の実施の第二の形態における軸
方向移動調整機構を支持するためのハウジングの支持部
の部分拡大断面図、(b)はその支持部の図3(b)と
同様な拡大側面図である。
【図5】(a)は本発明の実施の第三の形態における軸
方向移動調整機構を支持するためのハウジングの支持部
の部分拡大断面図、(b)はその支持部の図3(b)と
同様な拡大側面図である。
【図6】(a)は本発明の実施の第四の形態における軸
方向移動調整機構を支持するためのハウジングの支持部
の部分拡大断面図、(b)はその支持部の図3(b)と
同様な拡大側面図である。
【図7】(a)は本発明の実施の第五の形態における軸
方向移動調整機構を支持するためのハウジングの支持部
の部分拡大断面図、(b)はその支持部の図3(b)と
同様な拡大側面図である。
【図8】(a)は本発明の実施の第六の形態における軸
方向移動調整機構を支持するためのハウジングの支持部
の部分拡大断面図、(b)はその支持部の図3(b)と
同様な拡大側面図である。
【図9】従来のスクロール型冷媒コンプレッサの縦断面
図である。
【符号の説明】
150、516 導管 212、311b、311d、512 環状スリーブ 212a、212b、512a 環状部 212c 肩部 212d、311e、512b 後端面 213、400c、513 環状切り欠き部 214、344a、400b、514 孔 215、218、515 溝 300 コンプレッサ 310 コンプレッサハウジング 311 前端側プレート 311a、323 開口部 311c 軸シール空間 312 カップ形ケーシング 313、317、338、401 ボルト 314 駆動軸 314a 円筒状ロータ 314b ピン部材 314c 環状フランジ 315 Oリング 316 ラジアル軸受 318 電磁クラッチ 318a プーリ 318b ボール軸受 318c 電磁コイル 318d アーマチュアプレート 319 ねじ 320 環状凹部 321 環状前方突出部 322 環状後方突出部 325、345 ラジアルすべり軸受 326、328 スラストすべり軸受 327、329 ピン 330 固定スクロール 331、341 円形端面プレート 332、342 らせん部材 333 外周壁 335 吐出口 336 リード弁部材 337 リテーナ 340 旋回スクロール 343 環状ボス 344 ブッシュ 344a、400b 孔 346 止め輪 347 つりあいおもり 350 オルダム継手機構 360、380 吐出側空間 370 吸入側空間 371、395 流体通路 372、382、400a 空隙 373、381、481 中空空間 390、390a 流体ポケット 400 環状支持プレート 400c 環状切り欠き部 410 流体入口 420 出口 414 軸シール機構 500 キャピラリ管

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体入口と流体出口を有するハウジング
    と、 前記ハウジング内部に配置され、第一の端部プレートを
    有し、前記第一の端部プレートから第一のらせん部材が
    延在した固定スクロールと、 前記ハウジング内部に配置され、第二の端部プレートを
    有し、前記第二の端部プレートから第二のらせん部材が
    延在した旋回スクロールであり、前記第一および第二の
    らせん部材が角度オフセットおよび径方向オフセットを
    もって互いに嵌合して少なくとも一対の密閉された流体
    ポケットを定める複数個の線状接触部を形成する旋回ス
    クロールと、 前記ハウジング内に軸方向に配置された駆動軸を備え、
    前記旋回スクロールに動作的に接続されて前記旋回スク
    ロールの旋回運動をもたらす駆動機構と、 前記駆動軸の一部分を支持するように、前記ハウジング
    内部に固定配置された内側ブロックと、 前記旋回スクロールに連結され、その旋回運動中の前記
    旋回スクロールの回転を防止する回転防止機構と、 前記駆動機構の軸方向移動を調整するために前記内側ブ
    ロックと前記ハウジングの間に配置された軸方向移動調
    整機構とを備え、 前記軸方向移動調整機構は、前記駆動軸の外表面から径
    方向に延在する環状フランジと、前記内側ブロック内に
    形成されるとともに前記駆動軸の前記環状フランジの第
    一の端面に摺動可能に接触するための第一の摺動手段を
    有する第一の環状支持部と、前記ハウジングから一体と
    なって延在するとともに前記駆動軸の前記環状フランジ
    の第二の端面に摺動可能に接触するための第二の摺動手
    段を有する第二の環状支持部とを備えたことを特徴とす
    るスクロール型流体装置。
  2. 【請求項2】 前記第二の環状支持部は、さらに、前記
    ハウジングから後方に延在する第一の環状部と、前記第
    一の環状部から延在した第二の環状部と、前記第一の環
    状部を前記第二の環状部に連結する肩部とを有する請求
    項1記載のスクロール型流体装置。
  3. 【請求項3】 前記第二の環状支持部は、さらに、後端
    面と、前記後端面の内周部に設けられ前記摺動手段を配
    置した環状切り欠き部と、前記切り欠き部から延在し前
    記第二の環状支持部に前記摺動手段を固定するためのピ
    ン部材を収容するために少なくとも1つの孔とを有する
    請求項1記載のスクロール型流体装置。
  4. 【請求項4】 前記第二の環状支持部は、さらに、後端
    面と、前記環状切り欠き部及び前記後端面に沿ってその
    内表面から外周面に径方向に延在する少なくとも1つの
    溝とを有する請求項1記載のスクロール型流体装置。
  5. 【請求項5】 前記第二の環状支持部は、さらに、前記
    第二の環状支持部を貫通して径方向に延在する少なくと
    もひとつの導管を有する請求項1記載のスクロール型流
    体装置。
  6. 【請求項6】 前記第一および第二の摺動手段は、すべ
    り軸受である請求項1記載のスクロール型流体装置。
  7. 【請求項7】 前記第一および第二の摺動手段は樹脂部
    材である請求項1記載のスクロール型流体装置。
  8. 【請求項8】 前記ハウジングはさらに、第一のカップ
    形ケーシングと、前記第一のケーシングの開放端面に取
    り付けられた第二のケーシングとを含み、前記第二の環
    状支持部は前記第二のケーシングから一体に延在してい
    る請求項1記載のスクロール型流体装置。
  9. 【請求項9】 前記駆動軸と前記内側ブロックにより少
    なくとも部分的に構成された油流路をさらに備え、前記
    軸方向移動調整機構は前記油流路内部に配置されている
    請求項1記載のスクロール型流体装置。
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