JPH0921389A - スクロール圧縮機 - Google Patents
スクロール圧縮機Info
- Publication number
- JPH0921389A JPH0921389A JP21721696A JP21721696A JPH0921389A JP H0921389 A JPH0921389 A JP H0921389A JP 21721696 A JP21721696 A JP 21721696A JP 21721696 A JP21721696 A JP 21721696A JP H0921389 A JPH0921389 A JP H0921389A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scroll member
- orbiting scroll
- space
- seal
- pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Rotary Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 旋回スクロール部材４の背面に空間部を形成
し、該背面に形成された空間部を、旋回スクロール部材
４の背面部とフレーム部材の間に配置された仕切帯によ
り区画するスクロール圧縮機において、フレーム部材を
小型軽量化する。 【解決手段】 旋回スクロール部材４の背面に空間部を
形成し、該背面に形成された空間部を、旋回スクロール
部材の背面部と、フレーム部材９と別体に形成されてフ
レーム部材に固着された台座２０との間に配置された仕
切帯により区画し、該区画された空間部のうち半径方向
内側に形成された空間部の圧力を、外側に形成された空
間部の圧力より高く維持する。
し、該背面に形成された空間部を、旋回スクロール部材
４の背面部とフレーム部材の間に配置された仕切帯によ
り区画するスクロール圧縮機において、フレーム部材を
小型軽量化する。 【解決手段】 旋回スクロール部材４の背面に空間部を
形成し、該背面に形成された空間部を、旋回スクロール
部材の背面部と、フレーム部材９と別体に形成されてフ
レーム部材に固着された台座２０との間に配置された仕
切帯により区画し、該区画された空間部のうち半径方向
内側に形成された空間部の圧力を、外側に形成された空
間部の圧力より高く維持する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ルームエアコン、
カーエアコン等に使用されるガス圧縮機として好適なス
クロール圧縮機に関する。
カーエアコン等に使用されるガス圧縮機として好適なス
クロール圧縮機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のスクロール圧縮機は、旋回スクロ
ール部材外縁部が、固定スクロール部材と静止部材とに
より狭持され、旋回スクロール部材鏡板背面部の空間部
と吸入圧力に等しい圧力の両スクロール部材のラップに
より形成された作動室とにより圧力的なシールがなされ
ている（特開昭５５−１４８９９４号）。
ール部材外縁部が、固定スクロール部材と静止部材とに
より狭持され、旋回スクロール部材鏡板背面部の空間部
と吸入圧力に等しい圧力の両スクロール部材のラップに
より形成された作動室とにより圧力的なシールがなされ
ている（特開昭５５−１４８９９４号）。
【０００３】そして、閉じられた旋回スクロール部材鏡
板背面部の空間部と圧縮途中の作動室とは、旋回スクロ
ール部材の鏡板に形成された小孔を介して連通し、該空
間部を吸入圧力と吐出圧力との中間の圧力に保つことに
より、旋回スクロール部材を背面部から押圧して固定ス
クロール部材に密着させている。
板背面部の空間部と圧縮途中の作動室とは、旋回スクロ
ール部材の鏡板に形成された小孔を介して連通し、該空
間部を吸入圧力と吐出圧力との中間の圧力に保つことに
より、旋回スクロール部材を背面部から押圧して固定ス
クロール部材に密着させている。
【０００４】また他の従来のスクロール圧縮機は、旋回
スクロール部材に加わる軸方向のスラスト力を、すべて
旋回スクロール部材の鏡板背面部に設けたスラスト軸受
により支持する構造となっており、流体圧を用いて軸方
向のスラスト力を緩和するようになっている（特開昭５
７−１４８０８７号）。
スクロール部材に加わる軸方向のスラスト力を、すべて
旋回スクロール部材の鏡板背面部に設けたスラスト軸受
により支持する構造となっており、流体圧を用いて軸方
向のスラスト力を緩和するようになっている（特開昭５
７−１４８０８７号）。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、両
スクロール部材のラップの外側にシール部分が必要であ
り、このためスクロール部材の外径が大きくなり、旋回
スクロール部材の重量が大きくなり、高速運転時の遠心
荷重が過大となるという問題があった。
スクロール部材のラップの外側にシール部分が必要であ
り、このためスクロール部材の外径が大きくなり、旋回
スクロール部材の重量が大きくなり、高速運転時の遠心
荷重が過大となるという問題があった。
【０００６】本発明の目的は、旋回スクロール部材の鏡
板背面部と静止部材との間に配置されたシール要素を介
して、吸入圧力に等しい圧力の作動室と旋回スクロール
部材の鏡板背面部の空間部との圧力的シールが行なわれ
るようにしたスクロール圧縮機を提供することである。
板背面部と静止部材との間に配置されたシール要素を介
して、吸入圧力に等しい圧力の作動室と旋回スクロール
部材の鏡板背面部の空間部との圧力的シールが行なわれ
るようにしたスクロール圧縮機を提供することである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、鏡板１５に渦巻き状のラップ１６を直立
させて形成した旋回スクロール部材４と、鏡板１０に渦
巻き状のラップ１１を直立させて形成した固定スクロー
ル部材３とを備え、該固定スクロール部材３および前記
旋回スクロール部材４のラップ１１，１６を対向させて
噛み合わせて作動室１８を形成し、前記固定スクロール
部材３に対して前記旋回スクロール部材を見かけ上回転
しないように旋回運動させ、前記作動室１８に該作動室
１８の外部に設けられた吸入室２３から流体を吸入し圧
縮した後、外部に排出するスクロール圧縮機において、
前記旋回スクロール部材４の背面に空間部を形成し、該
背面に形成された空間部を、旋回スクロール部材の背面
部と、フレーム部材９と別体に形成されてフレーム部材
に固着された台座２０との間に配置された仕切帯により
区画し、該区画された空間部のうち半径方向内側に形成
された空間部の圧力を、外側に形成された空間部の圧力
より高く維持されていることを特徴とする。
め、本発明は、鏡板１５に渦巻き状のラップ１６を直立
させて形成した旋回スクロール部材４と、鏡板１０に渦
巻き状のラップ１１を直立させて形成した固定スクロー
ル部材３とを備え、該固定スクロール部材３および前記
旋回スクロール部材４のラップ１１，１６を対向させて
噛み合わせて作動室１８を形成し、前記固定スクロール
部材３に対して前記旋回スクロール部材を見かけ上回転
しないように旋回運動させ、前記作動室１８に該作動室
１８の外部に設けられた吸入室２３から流体を吸入し圧
縮した後、外部に排出するスクロール圧縮機において、
前記旋回スクロール部材４の背面に空間部を形成し、該
背面に形成された空間部を、旋回スクロール部材の背面
部と、フレーム部材９と別体に形成されてフレーム部材
に固着された台座２０との間に配置された仕切帯により
区画し、該区画された空間部のうち半径方向内側に形成
された空間部の圧力を、外側に形成された空間部の圧力
より高く維持されていることを特徴とする。
【０００８】前記仕切帯を、前記台座部に形成された環
状の溝と、溝に挿入されたシール部材、或いはシール部
材と該シール部材を押圧するバネ部材の組合せとから構
成しても、旋回スクロール部材の背面に形成された環状
の溝と、溝に挿入されたシール部材、或いはシール部材
と該シール部材を押圧するバネ部材の組合せとから構成
してもよい。
状の溝と、溝に挿入されたシール部材、或いはシール部
材と該シール部材を押圧するバネ部材の組合せとから構
成しても、旋回スクロール部材の背面に形成された環状
の溝と、溝に挿入されたシール部材、或いはシール部材
と該シール部材を押圧するバネ部材の組合せとから構成
してもよい。
【０００９】上述の構成によれば、フレーム部材と別体
に形成されてフレーム部材に固着された台座部材と、旋
回スクロール背面との間に仕切帯を設けることにより、
フレーム部材の小型軽量化と、フレーム部材及び仕切帯
を設ける台座部材の加工を容易にし、安価で信頼性に優
れたスクロール圧縮機を得ることができる。
に形成されてフレーム部材に固着された台座部材と、旋
回スクロール背面との間に仕切帯を設けることにより、
フレーム部材の小型軽量化と、フレーム部材及び仕切帯
を設ける台座部材の加工を容易にし、安価で信頼性に優
れたスクロール圧縮機を得ることができる。
【００１０】仕切帯により閉じられた旋回スクロール部
材の鏡板背面部の空間部は、圧縮途中の作動室と旋回ス
クロール部材に形成された小孔を介して連通しており、
該空間部の圧力は、吸入圧力と吐出圧力との中間的な圧
力となり、旋回スクロール部材を固定スクロール部材に
対して押圧するに必要な力が得られる。
材の鏡板背面部の空間部は、圧縮途中の作動室と旋回ス
クロール部材に形成された小孔を介して連通しており、
該空間部の圧力は、吸入圧力と吐出圧力との中間的な圧
力となり、旋回スクロール部材を固定スクロール部材に
対して押圧するに必要な力が得られる。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施例
に基いて説明する。図１は、カーエアコン用圧縮機に適
用したスクロール圧縮機１を示したもので、容器２と、
固定スクロール部材３と、旋回スクロール部材４と、シ
ール機構５と、旋回スクロール部材４の自転阻止機構６
と、クランクシャフト７とを備えている。容器２は、頂
面を開口したカップ状のハウジング８と、このハウジン
グ８の開口部に圧入されたリング状のフレーム９とから
なっている。フレーム９の外周面には、内側に延出した
小リングの突起部９ａが形成されている。
に基いて説明する。図１は、カーエアコン用圧縮機に適
用したスクロール圧縮機１を示したもので、容器２と、
固定スクロール部材３と、旋回スクロール部材４と、シ
ール機構５と、旋回スクロール部材４の自転阻止機構６
と、クランクシャフト７とを備えている。容器２は、頂
面を開口したカップ状のハウジング８と、このハウジン
グ８の開口部に圧入されたリング状のフレーム９とから
なっている。フレーム９の外周面には、内側に延出した
小リングの突起部９ａが形成されている。
【００１２】固定スクロール部材３は、円板状の鏡板１
０と、この鏡板１０に直立して形成されたうず巻き状の
複数のラップ１１とからなっている。鏡板１０の外周面
は、ハウジング８の内周面に固定されており、この鏡板
１０により容器２は、底面側の吐出室１２と、頂面側の
空間部１３とに分離されている。
０と、この鏡板１０に直立して形成されたうず巻き状の
複数のラップ１１とからなっている。鏡板１０の外周面
は、ハウジング８の内周面に固定されており、この鏡板
１０により容器２は、底面側の吐出室１２と、頂面側の
空間部１３とに分離されている。
【００１３】旋回スクロール部材４は、空間部１３内に
配置されており、円板状の鏡板１５と、この鏡板１５に
直立して形成されたうず巻き状の複数のラップ１６とか
らなり、このラップ１６と固定スクロール部材３のラッ
プ１１とは、共に同一形状に形成されている。固定、旋
回の両スクロール部材３，４は、ラップ１１，１６を互
いに内側に向けて噛み合わされており、このラップ１
１，１６により密閉空間部の作動室１８が形成されてい
る。鏡板１５のラップ１６と反対方向の面（以下、背面
部という）１５ａには、鏡板１０の中心から半径ｅだけ
偏心した位置にリング状のボス部１９が形成されてい
る。
配置されており、円板状の鏡板１５と、この鏡板１５に
直立して形成されたうず巻き状の複数のラップ１６とか
らなり、このラップ１６と固定スクロール部材３のラッ
プ１１とは、共に同一形状に形成されている。固定、旋
回の両スクロール部材３，４は、ラップ１１，１６を互
いに内側に向けて噛み合わされており、このラップ１
１，１６により密閉空間部の作動室１８が形成されてい
る。鏡板１５のラップ１６と反対方向の面（以下、背面
部という）１５ａには、鏡板１０の中心から半径ｅだけ
偏心した位置にリング状のボス部１９が形成されてい
る。
【００１４】ハウジング８の内周面には、シール機構５
の構成要素である静止部材たるリング状の台座２０が固
定されており、該台座２０の一側面は、フレーム９の突
起部９ａに密着している。台座２０の内周面には形成さ
れた小リングの突起部２１には、リング状の溝２１ａが
形成され、該溝２１ａ内にはシールリング２２が嵌入さ
れ、このシールリング２２により旋回スクロール４の鏡
板１５の背面１５ａと台座２０との間をシールしてい
る。
の構成要素である静止部材たるリング状の台座２０が固
定されており、該台座２０の一側面は、フレーム９の突
起部９ａに密着している。台座２０の内周面には形成さ
れた小リングの突起部２１には、リング状の溝２１ａが
形成され、該溝２１ａ内にはシールリング２２が嵌入さ
れ、このシールリング２２により旋回スクロール４の鏡
板１５の背面１５ａと台座２０との間をシールしてい
る。
【００１５】そして、ハウジング８、フレーム９、固定
スクロール部材３および旋回スクロール部材４により形
成された密閉空間部１３は、台座２０により外側の吸入
室２３と内側の背圧室２４とに分離される。
スクロール部材３および旋回スクロール部材４により形
成された密閉空間部１３は、台座２０により外側の吸入
室２３と内側の背圧室２４とに分離される。
【００１６】また図３に示すように、台座２０のシール
面の内側からシールリング２２外側までの距離Ｌは、旋
回スクロール部材４の動く行程（２ｅ）よりも小さく設
定されている。
面の内側からシールリング２２外側までの距離Ｌは、旋
回スクロール部材４の動く行程（２ｅ）よりも小さく設
定されている。
【００１７】固定スクロール部材３の鏡板１０には、作
動室１８および吐出室１２に連通する吐出孔２５が形成
されており、該吐出孔２５は、鏡板１０に装着された吐
出弁２６により開口部を被覆されている。また旋回スク
ロール部材４の鏡板１５には、作動室１８および背圧室
２４に連通する小孔２７が形成されている。
動室１８および吐出室１２に連通する吐出孔２５が形成
されており、該吐出孔２５は、鏡板１０に装着された吐
出弁２６により開口部を被覆されている。また旋回スク
ロール部材４の鏡板１５には、作動室１８および背圧室
２４に連通する小孔２７が形成されている。
【００１８】ハウジング８の外周面には、吸入室２３お
よび外部の冷凍サイクルにそれぞれ連通する吸入ポート
２８と、吐出室１２に連通する吐出ポート２９とが形成
されている。また固定スクロール部材３、旋回スクロー
ル部材４、台座２０およびフレーム９には、吐出室１２
とフレーム９の内周面９ｂとを連通させる給油路３０が
形成されている。
よび外部の冷凍サイクルにそれぞれ連通する吸入ポート
２８と、吐出室１２に連通する吐出ポート２９とが形成
されている。また固定スクロール部材３、旋回スクロー
ル部材４、台座２０およびフレーム９には、吐出室１２
とフレーム９の内周面９ｂとを連通させる給油路３０が
形成されている。
【００１９】自転阻止機構６の詳細を図４および図５に
より説明する。旋回スクロール部材４の鏡板１５の背面
部１５ａには、１８０゜離れた位置に対向して一対のキ
ー部材３１又は鏡板１５と一体に形成されたキー部が設
けられ、該キー部材３１又はキー部には、リング部材３
２に１８０゜離れた位置に対向して形成された一対の第
１のキー溝３３が嵌入されている。またリング部材３２
には、第１のキー溝３３に直交して一対の第２のキー溝
３５が形成されており、該キー溝３５には、台座２０に
１８０゜離れた位置に対向して設けられた一対のキー部
材３６が嵌入されている。
より説明する。旋回スクロール部材４の鏡板１５の背面
部１５ａには、１８０゜離れた位置に対向して一対のキ
ー部材３１又は鏡板１５と一体に形成されたキー部が設
けられ、該キー部材３１又はキー部には、リング部材３
２に１８０゜離れた位置に対向して形成された一対の第
１のキー溝３３が嵌入されている。またリング部材３２
には、第１のキー溝３３に直交して一対の第２のキー溝
３５が形成されており、該キー溝３５には、台座２０に
１８０゜離れた位置に対向して設けられた一対のキー部
材３６が嵌入されている。
【００２０】クランクシャフト７の軸心は、固定スクロ
ール部材３の中心と一致しており、その中間部は、フレ
ーム９の内周面９ｂに圧入された軸受３８に回動可能に
支持されており、クランクシャフト７の一端部は、フレ
ーム９の頂面に固定されたスリーブ３９に圧入された軸
受４０に回動可能に支持されている。またクランクシャ
フト７の他端部には、軸心から半径ｅだけ偏心した位置
に偏心軸部４１が形成されており、該偏心軸部４１は、
旋回スクロール部材４のボス部１９に軸受４３を介して
回動可能に支持されている。
ール部材３の中心と一致しており、その中間部は、フレ
ーム９の内周面９ｂに圧入された軸受３８に回動可能に
支持されており、クランクシャフト７の一端部は、フレ
ーム９の頂面に固定されたスリーブ３９に圧入された軸
受４０に回動可能に支持されている。またクランクシャ
フト７の他端部には、軸心から半径ｅだけ偏心した位置
に偏心軸部４１が形成されており、該偏心軸部４１は、
旋回スクロール部材４のボス部１９に軸受４３を介して
回動可能に支持されている。
【００２１】スリーブ３９の先端外周面には図示は省略
するが、軸受を介してプーリが回動可能に支持されると
共に、電磁石が固定されている。また、スリーブ３９内
には、クランクシャフト７をシールするためのメカニカ
ルシール部材４５が装着されている。
するが、軸受を介してプーリが回動可能に支持されると
共に、電磁石が固定されている。また、スリーブ３９内
には、クランクシャフト７をシールするためのメカニカ
ルシール部材４５が装着されている。
【００２２】一方、スリーブ３９から突出したクランク
シャフト７の端部には、アマーチャプレートが弾性的に
支持されている。即ち、プーリ、電磁石およびアマーチ
ャプレートにより電磁クラッチが構成されており、これ
により外部駆動源、例えば自動車のエンジンの回転がベ
ルトを介してプーリに伝達され、電磁石の通電によりア
マーチャプレートをプーリに吸着させることにより、ク
ランクシャフト７に伝達される。
シャフト７の端部には、アマーチャプレートが弾性的に
支持されている。即ち、プーリ、電磁石およびアマーチ
ャプレートにより電磁クラッチが構成されており、これ
により外部駆動源、例えば自動車のエンジンの回転がベ
ルトを介してプーリに伝達され、電磁石の通電によりア
マーチャプレートをプーリに吸着させることにより、ク
ランクシャフト７に伝達される。
【００２３】なお、図１において４６は、クランクシャ
フト７に取り付けられたバランスウェィトである。
フト７に取り付けられたバランスウェィトである。
【００２４】つぎに、本発明の実施例の作用を説明す
る。電磁クラッチの作動によりクランクシャフト７が回
転すると、旋回スクロール部材４の旋回運動に伴ってリ
ング部材３２は、キー部材３６上を往復動し、キー部材
３１は、リング部材３２のキー溝３３上を往復動し、こ
れにより旋回スクロール部材４の自転は阻止される。吸
入ポート２８から吸入室２３に導入された流体は、固
定、旋回の両スクロール部材３，４の協働作用により作
動室１８内に取り込まれ、旋回スクロール部材４の旋回
運動によりラップ１１，１６で圧縮されながら中心部に
移動し、固定スクロール部材３の吐出孔２５から吐出弁
２６を押し上げて吐出室１２に排出される。
る。電磁クラッチの作動によりクランクシャフト７が回
転すると、旋回スクロール部材４の旋回運動に伴ってリ
ング部材３２は、キー部材３６上を往復動し、キー部材
３１は、リング部材３２のキー溝３３上を往復動し、こ
れにより旋回スクロール部材４の自転は阻止される。吸
入ポート２８から吸入室２３に導入された流体は、固
定、旋回の両スクロール部材３，４の協働作用により作
動室１８内に取り込まれ、旋回スクロール部材４の旋回
運動によりラップ１１，１６で圧縮されながら中心部に
移動し、固定スクロール部材３の吐出孔２５から吐出弁
２６を押し上げて吐出室１２に排出される。
【００２５】この排出された流体は、吐出室１２内で流
体中に含まれる潤滑油等を分離した後、吐出ポート２９
から外部配管に排出される。
体中に含まれる潤滑油等を分離した後、吐出ポート２９
から外部配管に排出される。
【００２６】この場合、背圧室２４の圧力は、圧縮途中
の作動室１８に連通する小孔２７により、作動室１８の
圧力に応じて吸入圧力と吐出圧力との中間の圧力とな
り、旋回スクロール部材４の背面部１５ａに付加される
圧力による力が、作動室１８側から旋回スクルール部材
４に付加される軸方向のスラスト力より大きい場合は、
旋回スクロール部材４は背面部１５ａから押圧され、固
定スクロール部材３に密着する。また旋回スクロール部
材４の背面部１５ａに付加される圧力による力が、上記
軸方向のスラスト力よりも小さい場合は、台座２０がス
ラスト軸受となり、作用するスラスト力が緩和され、ス
ラスト軸受における摺動損失を低減させることができ
る。
の作動室１８に連通する小孔２７により、作動室１８の
圧力に応じて吸入圧力と吐出圧力との中間の圧力とな
り、旋回スクロール部材４の背面部１５ａに付加される
圧力による力が、作動室１８側から旋回スクルール部材
４に付加される軸方向のスラスト力より大きい場合は、
旋回スクロール部材４は背面部１５ａから押圧され、固
定スクロール部材３に密着する。また旋回スクロール部
材４の背面部１５ａに付加される圧力による力が、上記
軸方向のスラスト力よりも小さい場合は、台座２０がス
ラスト軸受となり、作用するスラスト力が緩和され、ス
ラスト軸受における摺動損失を低減させることができ
る。
【００２７】一方、吐出室１２の底部に溜る潤滑油５０
は、給油路３０によりフレーム９の内周面９ｂに送ら
れ、軸受３８を潤滑した後、メカニカルシール部材４
５、軸受４３等を潤滑し、更に旋回スクロール部材４の
小孔２７を通って作動室１８に送られ、作動室１８内の
ラップ１１，１６間のシールおよび摺動部の潤滑に供さ
れ、作動流体と共に吐出室１２に排出され油分分離後、
吐出室１２の底部に溜まる。
は、給油路３０によりフレーム９の内周面９ｂに送ら
れ、軸受３８を潤滑した後、メカニカルシール部材４
５、軸受４３等を潤滑し、更に旋回スクロール部材４の
小孔２７を通って作動室１８に送られ、作動室１８内の
ラップ１１，１６間のシールおよび摺動部の潤滑に供さ
れ、作動流体と共に吐出室１２に排出され油分分離後、
吐出室１２の底部に溜まる。
【００２８】ここで、自転阻止機構６の作用について詳
述する。リング部材３２が往復動する方向の内側寸法を
Ｄ1、外側寸法をＤ2、台座２０の突起部２１の外側寸法
をＤ3（図３）、ハウジング８の外周面寸法をＤ4（図
１）とすると、 Ｄ1＞Ｄ3＋２ｅ，Ｄ2＜Ｄ4−２ｅ なる関係がある。また、キー部材３１を往復する方向の
リング部材３２の内側寸法をＤ5、外側寸法をＤ6とする
と、 Ｄ5＞Ｄ3 Ｄ4＞Ｄ6＞Ｄ5＋２×２ｅ なる関係がある。即ち、キー溝３３は旋回半径ｅの２倍
以上の長さがある。
述する。リング部材３２が往復動する方向の内側寸法を
Ｄ1、外側寸法をＤ2、台座２０の突起部２１の外側寸法
をＤ3（図３）、ハウジング８の外周面寸法をＤ4（図
１）とすると、 Ｄ1＞Ｄ3＋２ｅ，Ｄ2＜Ｄ4−２ｅ なる関係がある。また、キー部材３１を往復する方向の
リング部材３２の内側寸法をＤ5、外側寸法をＤ6とする
と、 Ｄ5＞Ｄ3 Ｄ4＞Ｄ6＞Ｄ5＋２×２ｅ なる関係がある。即ち、キー溝３３は旋回半径ｅの２倍
以上の長さがある。
【００２９】また一般にリング部材３２のキー溝３３，
３５の中心寸法には、 （１／２）（Ｄ1＋Ｄ2）≒（１／２）（Ｄ5＋Ｄ6） なる関係がある。なお、キー溝３５とキー部材３６との
組合せは、逆にリング部材３２にキー部材を設け、台座
２０にキー溝を設けてもよい。
３５の中心寸法には、 （１／２）（Ｄ1＋Ｄ2）≒（１／２）（Ｄ5＋Ｄ6） なる関係がある。なお、キー溝３５とキー部材３６との
組合せは、逆にリング部材３２にキー部材を設け、台座
２０にキー溝を設けてもよい。
【００３０】以上の如き寸法を満足させることにより、
自転阻止機構６は、台座２０の外側に配置され、寸法Ｄ
4が限定された場合に、最も台座２０の寸法Ｄ3を大きく
設定することができ、ボス部１９の貫通部に外径が大き
く負荷容量の大きな軸受４３を装着することができる。
またシールリング２２の径を大きくすることができるた
め、受圧面積が大きくなり、旋回スクロール部材４の鏡
板背面部１５ａに付加する力を低く押えることができ
る。
自転阻止機構６は、台座２０の外側に配置され、寸法Ｄ
4が限定された場合に、最も台座２０の寸法Ｄ3を大きく
設定することができ、ボス部１９の貫通部に外径が大き
く負荷容量の大きな軸受４３を装着することができる。
またシールリング２２の径を大きくすることができるた
め、受圧面積が大きくなり、旋回スクロール部材４の鏡
板背面部１５ａに付加する力を低く押えることができ
る。
【００３１】図３において、台座２０のシール面の内側
から、シールリング２２の外側までの距離Ｌは、旋回ス
クロール部材４の動く行程（＝２ｅ）より小さく設定さ
れており、背圧室２４に送られミスト状になり旋回スク
ロール部材４の鏡板背面部１５ａに付着した潤滑油が、
常にシールリング２２と鏡板背面部１５ａ上の摺動面に
供給されるので、シール機構５に特別の給油手段を必要
としない。
から、シールリング２２の外側までの距離Ｌは、旋回ス
クロール部材４の動く行程（＝２ｅ）より小さく設定さ
れており、背圧室２４に送られミスト状になり旋回スク
ロール部材４の鏡板背面部１５ａに付着した潤滑油が、
常にシールリング２２と鏡板背面部１５ａ上の摺動面に
供給されるので、シール機構５に特別の給油手段を必要
としない。
【００３２】図６はシール機構５の別実施例を示したも
ので、溝２１ａ内に押えばね５２が収容され、該押えば
ね５２によりシールリング２２を旋回スクロール部材４
の鏡板背面部１５ａに押圧する構造となっており、より
確実なシールがなされる。図７はシール機構５の他の別
実施例を示したもので、シールリング２２の接触面に突
起部２２ａが設けられており、さらにより確実なシール
がなされる。図８は、シール機構５および自転阻止機構
６の別実施例を示したもので、旋回スクロール部材４の
鏡板背面部１５ａの外縁部に、シールリング２２を嵌入
したリング状の突起部５５を設けたもので、自転阻止機
構６は、シールリング２２の内側に設けられている。こ
の場合、中間圧Ｐの作用面積が、図１に示すものより広
くなるので設定圧を低くすることができる。
ので、溝２１ａ内に押えばね５２が収容され、該押えば
ね５２によりシールリング２２を旋回スクロール部材４
の鏡板背面部１５ａに押圧する構造となっており、より
確実なシールがなされる。図７はシール機構５の他の別
実施例を示したもので、シールリング２２の接触面に突
起部２２ａが設けられており、さらにより確実なシール
がなされる。図８は、シール機構５および自転阻止機構
６の別実施例を示したもので、旋回スクロール部材４の
鏡板背面部１５ａの外縁部に、シールリング２２を嵌入
したリング状の突起部５５を設けたもので、自転阻止機
構６は、シールリング２２の内側に設けられている。こ
の場合、中間圧Ｐの作用面積が、図１に示すものより広
くなるので設定圧を低くすることができる。
【００３３】
【発明の効果】上述のとおり、本発明によれば、作動室
と背圧室とが小孔により連通しており、吸入室と背圧室
との圧力的なシールを旋回スクロールの鏡板の背面で行
なうことができるので、ラップの外側にシール部を設け
る必要がなくなり、圧縮機構部を小形にすることができ
る。これにより、圧縮機全体を小形に、かつ軽量にする
ことができるという効果がある。また旋回スクロール部
材が、小形で、かつ軽量となるので、遠心荷重が軽減さ
れ、より高速回転が可能となる。さらに、吸入室と背圧
室の間のシール部材の潤滑のための特別な構造を設ける
必要がない。また、フレーム部材の小型軽量化とフレー
ム部材及び仕切帯を設ける台座部材の加工を容易にし、
安価で信頼性に優れたスクロール圧縮機を得ることがで
きる。
と背圧室とが小孔により連通しており、吸入室と背圧室
との圧力的なシールを旋回スクロールの鏡板の背面で行
なうことができるので、ラップの外側にシール部を設け
る必要がなくなり、圧縮機構部を小形にすることができ
る。これにより、圧縮機全体を小形に、かつ軽量にする
ことができるという効果がある。また旋回スクロール部
材が、小形で、かつ軽量となるので、遠心荷重が軽減さ
れ、より高速回転が可能となる。さらに、吸入室と背圧
室の間のシール部材の潤滑のための特別な構造を設ける
必要がない。また、フレーム部材の小型軽量化とフレー
ム部材及び仕切帯を設ける台座部材の加工を容易にし、
安価で信頼性に優れたスクロール圧縮機を得ることがで
きる。
【図１】本発明の実施例に係るスクロール圧縮機の縦断
面図である。
面図である。
【図２】図１のII−II線矢視縦断面図である。
【図３】図１に示すシール機構の縦断面図である。
【図４】図１に示す自転阻止機構の断面図である。
【図５】図４に示すリング部材の平面図である。
【図６】シール機構の別実施例を示す部分斜視図であ
る。
る。
【図７】シール機構の別実施例を示す部分斜視図であ
る。
る。
【図８】シール機構および自転阻止機構の別実施例を示
す縦断面図である。
す縦断面図である。
１ スクロール圧縮機 ３ 固定スクロー
ル部材 ４ 旋回スクロール部材 ５ シール機構 ６ 自転阻止機構 １０，１５ 鏡板 １１，１６ ラップ １３ 空間部 １５ａ 背面部 １８ 作動室 ２０ 静止部材たる台座 ２１ａ 溝 ２２ シールリング ２３ 吸入室 ５２ 押えばね ５５ 突起部。
ル部材 ４ 旋回スクロール部材 ５ シール機構 ６ 自転阻止機構 １０，１５ 鏡板 １１，１６ ラップ １３ 空間部 １５ａ 背面部 １８ 作動室 ２０ 静止部材たる台座 ２１ａ 溝 ２２ シールリング ２３ 吸入室 ５２ 押えばね ５５ 突起部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 庸蔵 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内
Claims (3)
- 【請求項１】 鏡板１５に渦巻き状のラップ１６を直立
させて形成した旋回スクロール部材４と、鏡板１０に渦
巻き状のラップ１１を直立させて形成した固定スクロー
ル部材３とを備え、該固定スクロール部材３および前記
旋回スクロール部材４のラップ１１，１６を対向させて
噛み合わせて作動室１８を形成し、前記固定スクロール
部材３に対して前記旋回スクロール部材を見かけ上回転
しないように旋回運動させ、前記作動室１８に該作動室
１８の外部に設けられた吸入室２３から流体を吸入し圧
縮した後、外部に排出するスクロール圧縮機において、
前記旋回スクロール部材４の背面に空間部を形成し、該
背面に形成された空間部を、旋回スクロール部材の背面
部と、フレーム部材９と別体に形成されてフレーム部材
に固着された台座２０との間に配置された仕切帯により
区画し、該区画された空間部のうち半径方向内側に形成
された空間部の圧力を、外側に形成された空間部の圧力
より高く維持されていることを特徴とするスクロール圧
縮機。 - 【請求項２】 前記仕切帯が、前記台座部に形成された
環状の溝と、溝に挿入されたシール部材、或いはシール
部材と該シール部材を押圧するバネ部材の組合せとから
なることを特徴とする請求項１に記載のスクロール圧縮
機。 - 【請求項３】 前記仕切帯が前記旋回スクロール部材の
背面に形成された環状の溝と、溝に挿入されたシール部
材、或いはシール部材と該シール部材を押圧するバネ部
材の組合せとからなることを特徴とする請求項１に記載
のスクロール圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21721696A JPH0921389A (ja) | 1996-08-19 | 1996-08-19 | スクロール圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21721696A JPH0921389A (ja) | 1996-08-19 | 1996-08-19 | スクロール圧縮機 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61196643A Division JP2631839B2 (ja) | 1986-08-22 | 1986-08-22 | スクロール圧縮機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0921389A true JPH0921389A (ja) | 1997-01-21 |
Family
ID=16700688
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21721696A Pending JPH0921389A (ja) | 1996-08-19 | 1996-08-19 | スクロール圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0921389A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5480994B1 (ja) * | 2013-07-30 | 2014-04-23 | 株式会社坂製作所 | スクロール圧縮機 |
| JP2018150932A (ja) * | 2017-03-10 | 2018-09-27 | オーエーテー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | スパイラル原理による容積移送式機械、容積移送式機械を駆動するための方法、容積移送式スパイラル、車両空調設備及び車両 |
| WO2021044954A1 (ja) * | 2019-09-05 | 2021-03-11 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | スクロール圧縮機 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6054790B2 (ja) * | 1977-12-05 | 1985-12-02 | 株式会社日立製作所 | 光制御型半導体装置 |
| JPS62139991A (ja) * | 1985-12-13 | 1987-06-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | スクロ−ル型圧縮機 |
-
1996
- 1996-08-19 JP JP21721696A patent/JPH0921389A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6054790B2 (ja) * | 1977-12-05 | 1985-12-02 | 株式会社日立製作所 | 光制御型半導体装置 |
| JPS62139991A (ja) * | 1985-12-13 | 1987-06-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | スクロ−ル型圧縮機 |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5480994B1 (ja) * | 2013-07-30 | 2014-04-23 | 株式会社坂製作所 | スクロール圧縮機 |
| JP2018150932A (ja) * | 2017-03-10 | 2018-09-27 | オーエーテー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | スパイラル原理による容積移送式機械、容積移送式機械を駆動するための方法、容積移送式スパイラル、車両空調設備及び車両 |
| US10801496B2 (en) | 2017-03-10 | 2020-10-13 | OET GmbH | Positive-displacement machine according to the spiral principle, method for operating a positive-displacement machine, positive-displacement spiral, vehicle air-conditioning system and vehicle |
| WO2021044954A1 (ja) * | 2019-09-05 | 2021-03-11 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | スクロール圧縮機 |
| JPWO2021044954A1 (ja) * | 2019-09-05 | 2021-03-11 | ||
| CN114144586A (zh) * | 2019-09-05 | 2022-03-04 | 松下知识产权经营株式会社 | 涡旋式压缩机 |
| CN114144586B (zh) * | 2019-09-05 | 2023-09-22 | 松下知识产权经营株式会社 | 涡旋式压缩机 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3509299B2 (ja) | スクロール圧縮機 | |
| US5302095A (en) | Orbiting rotary compressor with orbiting piston axial and radial compliance | |
| JP2631839B2 (ja) | スクロール圧縮機 | |
| JPH0553953B2 (ja) | ||
| US20200102956A1 (en) | Motor operated compressor | |
| JPH0526182A (ja) | 密閉形スクロール圧縮機 | |
| JP2002221171A (ja) | スクロール圧縮機 | |
| JPH0921389A (ja) | スクロール圧縮機 | |
| JPH06346878A (ja) | ロータリ圧縮機 | |
| JP2955987B2 (ja) | スクロール圧縮機 | |
| JPS61118580A (ja) | スクロ−ル圧縮機 | |
| KR100223439B1 (ko) | 스크롤 압축기 | |
| JPH10281085A (ja) | スクロール型コンプレッサ | |
| JPS62126282A (ja) | スクロ−ル式圧縮機 | |
| JPH0942177A (ja) | スクロール圧縮機 | |
| JPH0861258A (ja) | スクロール圧縮機 | |
| JPH02227583A (ja) | スクロール圧縮機 | |
| KR20210029038A (ko) | 전동식 압축기 | |
| JPS62139991A (ja) | スクロ−ル型圧縮機 | |
| JPH06257580A (ja) | ２気筒回転圧縮機 | |
| JP2003106268A (ja) | スクロール流体機械の逆転阻止機構 | |
| JP2002213380A (ja) | 圧縮機の給油構造 | |
| JPH06307364A (ja) | ２気筒回転式圧縮機 | |
| JPH02227595A (ja) | 密閉形圧縮機 | |
| JP2001012369A (ja) | 圧縮機 |