JP2003035242A - スタータ - Google Patents

スタータ

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JP2003035242A
JP2003035242A JP2001223726A JP2001223726A JP2003035242A JP 2003035242 A JP2003035242 A JP 2003035242A JP 2001223726 A JP2001223726 A JP 2001223726A JP 2001223726 A JP2001223726 A JP 2001223726A JP 2003035242 A JP2003035242 A JP 2003035242A
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yoke
case
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starter
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JP2001223726A
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Shinya Yamanouchi
親也 山之内
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Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 塗装等の処理やシール部品等を追加すること
なく、継鉄17とフロントケース及びリヤケース10と
の嵌合部におけるシール性を確保すること。 【解決手段】 リヤケース10は、継鉄17の開口部に
嵌合する円環部を有し、この円環部の端面が、ケース単
品の状態で、フランジ部31から周方向に遠ざかるに従
って継鉄17側へ滑らかに膨らむ凸形状に設けられてい
る。これにより、継鉄17とリヤケース10とをスルー
ボルト30で締め付けていくと、スルーボルト30の締
め付け力を受けるフランジ部31が曲げモーメントを受
けて継鉄17側へ押し付けられるため、リヤケース10
の端面全体が継鉄17の端面に倣って平坦となる。その
結果、継鉄17の端面とリヤケース10の端面とが全周
で当接し、両者間の隙間を無くすことができ、耐環境性
に優れたスタータを提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンを始動す
るためのスタータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、始動モータの継鉄をフロント
ケースとリヤケースとで挟み込み、そのフロントケース
とリヤケースとの間をスルーボルトで締め付けて構成さ
れるスタータがある。フロントケースとリヤケースは、
それぞれ継鉄の外径より外側に突出するフランジ部を有
している。フロントケースのフランジ部には、スルーボ
ルトの螺子部と結合する螺子孔が形成され、リヤケース
のフランジ部には、スルーボルトの胴部を通すための貫
通孔が開けられている。スルーボルトは、リヤケースの
後端側からフランジ部に開けられた貫通孔に挿通されて
継鉄の外側を通り、自身の螺子部をフロントケースのフ
ランジ部に形成された螺子孔に螺子込んで、フロントケ
ースとリヤケースとの間を締め付けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のスタ
ータでは、スルーボルトの締め付け力を上げていくと、
継鉄との当接部を支点としてフロントケース及びリヤケ
ースに加わる曲げモーメントが大きくなり、その曲げモ
ーメントの影響でフロントケース及びリヤケースが変形
して“そり”を生じる。例えば、図8及び図9に示す様
に、リヤケース100 の場合では、スルーボルト110 の締
め付け力を受けるフランジ部120 に大きな曲げモーメン
トが加わるため、フランジ部120 から周方向に遠ざかる
に従って変形量(そり)が大きくなり、継鉄130 の端面
131 とリヤケース100 の端面101 との間に隙間x(図9
参照)を生じることが有る。
【0004】この隙間が大きくなると、スタータが外部
から被水した場合に、隙間からスタータ内部に浸水して
モータ部品等に錆を発生させ、モータの機能低下に至る
可能性がある。これに対し、従来では、スルーボルト
を締め付けた後に、浸漬や吹き付け等による塗装、ケ
ース単品にメッキや塗装処理、継鉄とケースとの突合
わせ部もしくは印籠嵌合部にOリングを配置すること等
により、防水性を確保している。
【0005】しかし、上記〜の防水対策では、塗
装、メッキ処理、Oリングの追加等により、いずれもコ
ストアップとなっている。本発明は、上記事情に基づい
て成されたもので、その目的は、塗装等の処理やシール
部品等を追加することなく、継鉄とケースとの嵌合部に
おけるシール性を確保して耐環境性に優れたスタータを
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】(請求項1の手段)本発
明は、始動モータの継鉄と、この継鉄の開口部に嵌合す
るケースと、このケースに継鉄の外径より外側へ突出し
て設けられるフランジ部と、このフランジ部を介して継
鉄とケースとの間に締め付け力を付与するスルーボルト
とを備え、このスルーボルトが継鉄の外側に配置される
スタータであって、ケースは、継鉄の端面と当接する端
面が、スルーボルトを締め付ける前の状態で、フランジ
部から周方向に遠ざかるに従って継鉄側へ滑らかに膨ら
む凸形状に設けられている。
【0007】本発明の構成によれば、スルーボルトを締
め付ける前の状態では、ケースの端面のうち凸形状の先
端部が継鉄の端面に当接するため、フランジ部側では継
鉄の端面との間に若干の隙間が生じている。この状態か
らスルーボルトを締め付けていくと、スルーボルトの締
め付け力を受けるフランジ部が曲げモーメントを受けて
継鉄側へ押し付けられるため、ケースの端面全体が継鉄
の端面(平坦面)に倣って平坦となる。その結果、継鉄
の端面とケースの端面とが全周で均一に当接して両者間
の隙間を無くすことができるので、防水性を確保でき
る。
【0008】(請求項2の手段)本発明は、始動モータ
の継鉄と、この継鉄の開口部に嵌合するケースと、この
ケースに継鉄の外径より外側へ突出して設けられるフラ
ンジ部と、このフランジ部を介して継鉄とケースとの間
に締め付け力を付与するスルーボルトとを備え、このス
ルーボルトが継鉄の外側に配置されるスタータであっ
て、継鉄は、ケースの端面と当接する端面が、スルーボ
ルトを締め付ける前の状態で、自身の外側をスルーボル
トが通る部位から周方向に遠ざかるに従ってケース側へ
滑らかに膨らむ凸形状に設けられている。
【0009】本発明の構成によれば、スルーボルトを締
め付ける前の状態では、継鉄の端面のうち凸形状の先端
部がケースの端面に当接するため、凸形状の先端部から
遠い部位ではケースの端面との間に若干の隙間を生じて
いる。この状態からスルーボルトを締め付けていくと、
スルーボルトの締め付け力を受けるフランジ部が曲げモ
ーメントを受けて継鉄側へ押し付けられるため、ケース
の端面全体が継鉄の端面形状(凸形状)に倣って凹形状
に変形する。その結果、継鉄の端面とケースの端面とが
全周で均一に当接して両者間の隙間を無くすことができ
るので、防水性を確保できる。
【0010】(請求項3の手段)請求項1または2に記
載したスタータにおいて、ケースは、継鉄に隣接して始
動モータの前方側を覆うフロントケースである。この場
合、フロントケースと継鉄との嵌合部のシール性を確保
できる。
【0011】(請求項4の手段)請求項1または2に記
載したスタータにおいて、ケースは、継鉄に隣接して始
動モータの後方側を覆うリヤケースである。この場合、
リヤケースと継鉄との嵌合部のシール性を確保できる。
【0012】(請求項5の手段)請求項1〜4に記載し
た何れかのスタータにおいて、スルーボルトは、継鉄の
外側で周方向に略180度対向する位置にそれぞれ1本
ずつ、合計2本使用されている。スルーボルトの本数を
多くすれば、その分、周方向に隣り合うスルーボルト同
士の間隔が小さくなるので、ケースの変形(そり)も小
さくなる。これに対し、通常のスタータは、コスト低減
のために必要最小限の本数、つまり2本のスルーボルト
を使用する場合が多い。この場合、ケースの変形が大き
くなるので、請求項1または請求項2に記載した本発明
の構成を採用することにより、防水性に優れたスタータ
を提供できる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。 (第1の実施形態)本実施形態のスタータ1は、図3に
示す様に、電機子2に回転力を発生する始動モータM、
電機子2の回転軸3上に設けられる一方向クラッチ4、
電機子2の回転力をエンジンのリングギヤ5に伝達する
ピニオンギヤ6、始動モータMを通電制御する電磁スイ
ッチ7、この電磁スイッチ7の吸引力を一方向クラッチ
4に伝達するレバー8、スタータ1の前方側(図3の左
側)を覆うフロントケース9、スタータ1の後方側(図
3の右側)を覆うリヤケース10等から構成される。
【0014】始動モータMは、電機子2の外周に固定界
磁(下述する)を有し、ブラシ11を介して通電される
周知の直流モータである。電機子2は、回転軸3、電機
子鉄心12、電機子コイル13、及び整流子14等から
構成され、回転軸3の前端部が軸受15を介してフロン
トケース9に回転自在に支持され、後端部が軸受16を
介してリヤケース10に回転自在に支持されている。整
流子14は、電機子コイル13の後端側に設けられ、そ
の電機子コイル13と電気的及び機械的に結合されてい
る。
【0015】固定界磁は、磁気回路を形成する磁性体
(例えば鉄製)の継鉄17と、この継鉄17の内周面に
固定される界磁極18と、この界磁極18に巻回される
界磁巻線19より構成される。ブラシ11は、ブラシス
プリング20と共にブラシホルダ21に保持されて整流
子14の径方向外周面に置かれ、ブラシスプリング20
により整流子14に押圧されている。なお、正極側のブ
ラシ11は、リード線22を介して電磁スイッチ7に具
備されるモータ端子23に電気的及び機械的に接続さ
れ、負極側のブラシ11は、界磁巻線19に接続されて
いる。
【0016】一方向クラッチ4は、回転軸3の外周にヘ
リカルスプラインを介して嵌合し、ピニオンギヤ6と一
体に回転軸3上を軸方向へ移動可能に設けられている。
ピニオンギヤ6は、一方向クラッチ4を構成するインナ
部4aと一体に設けられ、エンジン始動時に回転軸3上
を前進(図3の左側へ移動)してリングギヤ5と噛み合
い、一方向クラッチ4を介して伝達された電機子2の回
転力をリングギヤ5に伝達する。なお、ピニオンギヤ6
の前進位置は、回転軸3上に取り付けられたカラー24
に当接して規制される。
【0017】電磁スイッチ7は、始動モータMの外側に
並設されて、図示しないボルトによりフロントケース9
に固定されている。この電磁スイッチ7は、通電を受け
て磁力を発生する励磁コイル(図示しない)と、この励
磁コイルの内周を摺動自在に配されたプランジャ25と
を具備し、このプランジャ25の移動に伴って、始動モ
ータMの通電回路に設けられるモータ接点を開閉する。
【0018】モータ接点は、上記のモータ端子23及び
バッテリ端子26にそれぞれ設けられる一組の固定接点
(図示しない)と、この一組の固定接点間を開閉する可
動接点(図示しない)とで構成され、その可動接点がプ
ランジャ25に連動して可動する。なお、バッテリ端子
26は、図示しないバッテリケーブルを介して車載バッ
テリに接続される。レバー8は、レバーホルダー27に
支持されたピン28を中心として揺動可能に設けられ、
上端部がプランジャ25に設けられるジョイント部29
に連結され、下端側が二股に分岐して設けられ、一方向
クラッチ4のスプラインチューブ4bを跨いで連結され
ている。
【0019】フロントケース9とリヤケース10は、共
にアルミニウム材を用いた鋳物成形品で、図4及び図5
に示す様に、それぞれ継鉄17と印籠嵌合により組み合
わされ、スルーボルト30により締め付け固定されてい
る。フロントケース9には、継鉄17の外径より外側に
突出するフランジ部(図示しない)が設けられ、このフ
ランジ部にスルーボルト30の螺子部と結合する螺子孔
(図示しない)が形成されている。
【0020】リヤケース10には、継鉄17の外径より
外側に突出するフランジ部31(図2参照)が設けら
れ、このフランジ部31にスルーボルト30を通すため
の貫通孔31aが開けられている。このリヤケース10
は、継鉄17の開口部に嵌合する円環部10a(図5参
照)を有し、この円環部10aの端面10bが、スルー
ボルト30を締め付ける前の状態(リヤケース10単品
の状態)で、フランジ部31から周方向に遠ざかるに従
って継鉄17側へ滑らかに膨らむ凸形状に設けられてい
る(図1参照)。
【0021】スルーボルト30は、図3に示す様に、リ
ヤケース10の後方側からフランジ部31に開けられた
貫通孔31aに挿通されて継鉄17の外側を通り、自身
の螺子部をフロントケース9のフランジ部に形成された
螺子孔に螺子込んで、フロントケース9とリヤケース1
0との間を締め付け力を付与している。なお、スルーボ
ルト30は、継鉄17の外側で周方向に略180度対向
する位置にそれぞれ1本ずつ、合計2本使用されてい
る。
【0022】次に、上記スタータ1の作動を説明する。
図示しないキースイッチを閉じて電磁スイッチ7の励磁
コイルが通電されると、励磁コイルの発生する磁力を受
けてプランジャ25が吸引され、励磁コイルの内周を図
3に示す右側へ移動する。このプランジャ25の移動が
レバー8を介して一方向クラッチ4に伝達されると、そ
の一方向クラッチ4が回転軸3上を前方(図3の左方
向)へ押し出され、一方向クラッチ4と一体に押し出さ
れるピニオンギヤ6の端面がリングギヤ5の端面に当接
して停止する。
【0023】一方、プランジャ25の移動によってモー
タ接点が閉じると、バッテリから始動モータMへ電流が
流れて電機子2が回転し、その回転が一方向クラッチ4
を介してピニオンギヤ6に伝達される。これにより、ピ
ニオンギヤ6がリングギヤ5と噛み合い可能な位置まで
回転してリングギヤ5に噛み合うことにより、ピニオン
ギヤ6の回転がリングギヤ5に伝達されてエンジンをク
ランキングする。
【0024】エンジン始動後、キースイッチを開くと、
励磁コイルへの電流が断たれてプランジャ25を吸引す
る力が消滅するため、それまで吸引されていたプランジ
ャ25が図示しないスプリングの反力を受けて押し戻さ
れる。このプランジャ25の移動に伴ってモータ接点が
開くと、始動モータMに流れる電流が断たれて電機子2
の回転が停止する。また、プランジャ25の移動がレバ
ー8を介して一方向クラッチ4に伝達されると、ピニオ
ンギヤ6とリングギヤ5との噛み合いが解除され、一方
向クラッチ4とピニオンギヤ6が一体に回転軸3上を後
退して、図3に示す静止位置へ復帰する。
【0025】(本実施形態の効果)本実施形態のスター
タ1に用いられるリヤケース10は、継鉄17の開口部
に嵌合する円環部10aの端面10bが、ケース単品の
状態で、フランジ部31から周方向に遠ざかるに従って
継鉄17側へ滑らかに膨らむ凸形状に設けられている。
この構成によれば、継鉄17とリヤケース10とをスル
ーボルト30で締め付ける前の状態(継鉄17とリヤケ
ース10とを組み合わせた状態)では、リヤケース10
の円環部10aの端面10bのうち凸形状の先端部が継
鉄17の端面17a(図5参照)に当接するため、フラ
ンジ部31側では継鉄17の端面17aとの間に若干の
隙間が生じている。
【0026】この状態からスルーボルト30を締め付け
ていくと、スルーボルト30の締め付け力を受けるフラ
ンジ部31が曲げモーメントを受けて継鉄17側へ押し
付けられるため、図2に示す様に、リヤケース10の円
環部10aの端面10b全体が継鉄17の端面17a
(平坦面)に倣って平坦となる。これにより、継鉄17
の端面17aとリヤケース10の円環部10aの端面1
0bとが全周で当接し、両者の当接面で均一に面圧力を
受けることができるので、両者間の隙間を無くすことが
できる。
【0027】なお、リヤケース10の端面10bが継鉄
17側へ膨らむ凸形状の高さΔa(図2参照)は、上記
の説明でも明らかな様に、スルーボルト30の締め付け
によってリヤケース10の端面10bが平坦と成り得る
高さであることは言うまでもない。上記の結果、塗装等
の処理やOリング等のシール部品を追加することなく、
継鉄17とリヤケース10との嵌合部からモータ内部へ
水分が浸入することを防止でき、耐環境性に優れたスタ
ータ1を提供できる。
【0028】(第2の実施形態)本実施形態のスタータ
は、図6に示す様に、リヤケース10の円環部10aの
端面10bと対向する継鉄17の端面17aが、スルー
ボルト30を締め付ける前の状態で、自身の外側をスル
ーボルト30が通る部位から周方向に遠ざかるに従って
リヤケース10側へ滑らかに膨らむ凸形状に設けられて
いる。なお、リヤケース10の円環部10aの端面10
bは、全周において平坦に設けられている。
【0029】この構成によれば、継鉄17とリヤケース
10とをスルーボルト30で締め付ける前の状態(継鉄
17とリヤケース10とを組み合わせた状態)では、継
鉄17の端面17aのうち凸形状の先端部がリヤケース
10の円環部10aの端面10bに当接するため、凸形
状の先端部から遠い部位ではリヤケース10の円環部1
0aの端面10bとの間に若干の隙間を生じている。
【0030】この状態からスルーボルト30を締め付け
ていくと、スルーボルト30の締め付け力を受けるフラ
ンジ部31が曲げモーメントを受けて継鉄17側へ押し
付けられるため、図7に示す様に、リヤケース10の円
環部10aの端面10b全体が継鉄17の端面17aの
形状(滑らかな凸形状)に倣って凹形状に変形する。こ
れにより、継鉄17の端面17aとリヤケース10の円
環部10aの端面10bとが全周で当接し、両者の当接
面で均一に面圧力を受けることができるので、両者間の
隙間を無くすことができる。上記の結果、塗装等の処理
やOリング等のシール部品を追加することなく、継鉄1
7とリヤケース10との嵌合部からモータ内部へ水分が
浸入することを防止でき、耐環境性に優れたスタータ1
を提供できる。
【0031】第1の実施形態では、リヤケース10の円
環部10aの端面10bを凸形状としているが、フロン
トケース9にも同様の構成を適用できることは言うまで
もない。また、第2の実施形態では、継鉄17のリヤ側
の端面17aを凸形状としているが、フロント側の端面
にも同様の構成を適用できることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】リヤケースの側面図である(第1の実施形
態)。
【図2】継鉄とリヤケースとの嵌合部を示す側面図であ
る(第1の実施形態)。
【図3】スタータの半断面図である。
【図4】フロントケースと継鉄との嵌合部の拡大断面図
である。
【図5】リヤケースと継鉄との嵌合部の拡大断面図であ
る。
【図6】継鉄のリヤ側の側面図である(第2の実施形
態)。
【図7】継鉄とリヤケースとの嵌合部を示す側面図であ
る(第2の実施形態)。
【図8】リヤケースの後端側から見た正面図である(従
来技術)。
【図9】継鉄とリヤケースとの嵌合部を示す側面図であ
る(従来技術)。
【符号の説明】
1 スタータ 9 フロントケース(ケース) 10 リヤケース(ケース) 10b リヤケースの端面 17 継鉄 17a 継鉄の端面 30 スルーボルト 31 リヤケースのフランジ部 M 始動モータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】始動モータの継鉄と、 この継鉄の開口部に嵌合するケースと、 このケースに前記継鉄の外径より外側へ突出して設けら
    れるフランジ部と、 このフランジ部を介して前記継鉄と前記ケースとの間に
    締め付け力を付与するスルーボルトとを備え、 このスルーボルトが前記継鉄の外側に配置されるスター
    タであって、 前記ケースは、前記継鉄の端面と当接する端面が、前記
    スルーボルトを締め付ける前の状態で、前記フランジ部
    から周方向に遠ざかるに従って前記継鉄側へ滑らかに膨
    らむ凸形状に設けられていることを特徴とするスター
    タ。
  2. 【請求項2】始動モータの継鉄と、 この継鉄の開口部に嵌合するケースと、 このケースに前記継鉄の外径より外側へ突出して設けら
    れるフランジ部と、 このフランジ部を介して前記継鉄と前記ケースとの間に
    締め付け力を付与するスルーボルトとを備え、 このスルーボルトが前記継鉄の外側に配置されるスター
    タであって、 前記継鉄は、前記ケースの端面と当接する端面が、前記
    スルーボルトを締め付ける前の状態で、自身の外側を前
    記スルーボルトが通る部位から周方向に遠ざかるに従っ
    て前記ケース側へ滑らかに膨らむ凸形状に設けられてい
    ることを特徴とするスタータ。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載したスタータにお
    いて、 前記ケースは、前記継鉄に隣接して前記始動モータの前
    方側を覆うフロントケースであることを特徴とするスタ
    ータ。
  4. 【請求項4】請求項1または2に記載したスタータにお
    いて、 前記ケースは、前記継鉄に隣接して前記始動モータの後
    方側を覆うリヤケースであることを特徴とするスター
    タ。
  5. 【請求項5】請求項1〜4に記載した何れかのスタータ
    において、 前記スルーボルトは、前記継鉄の外側で周方向に略18
    0度対向する位置にそれぞれ1本ずつ、合計2本使用さ
    れていることを特徴とするスタータ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013055723A (ja) * 2011-09-01 2013-03-21 Toyota Motor Corp ステータ用外筒、ステータ、及びステータの製造方法
CN112134400A (zh) * 2020-08-27 2020-12-25 浙江光悦电机有限公司 一种电动机

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