JP3397240B2 - スタータ - Google Patents
スタータInfo
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- yoke
- brush holder
- brush
- holder
- grommet
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- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
- Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
Description
り、特にヨークとブラシホルダとの位置決め方法に関す
る。
6号公報がある。この公報に開示されたモータは、ブラ
シホルダを有するホルダステーがブラケットにビス止め
され、更にヨークを形成するモータケーシングのフラン
ジ部にブラケットを介してトルクセンサユニットをビス
止めしている。
サユニットとモータケーシングとの間に介在されるブラ
ケットには、ビスを通すための穴が開けられているが、
この穴の内径がビス径よりも大きく形成されている。こ
の場合、トルクセンサユニットとモータケーシングとの
間にブラケットを挟んでビス止めした時に、ビスの外径
とブラケットに形成された穴の内径との間にクリアラン
スが生じる。その結果、前記クリアランス分だけブラケ
ットの周方向位置が変位する可能性があるため、ヨーク
とブラシホルダとの周方向の位置決めが困難であった。
が位置決めされた状態で組付けを完了しても、振動によ
りブラケットが前記クリアランス分だけ周方向に移動す
ると、モータケーシングとの相対位置が変化すること
で、ヨークとブラシホルダとの周方向位置がずれるとい
う問題があった。更には、トルクセンサユニットとモー
タケーシングとの間にブラケットを挟んでビス止めして
いるので、ビス止めする際に三者の穴の位置を合わせる
必要がある。この場合、三者のうちどれか一つの部品で
も穴の位置がずれると組付けできなくなるため、組付け
に手間が掛かるという問題もある。本発明は、上記事情
に基づいて成されたもので、その目的は、ヨークとブラ
シホルダとの位置決めを容易に行うことができ、且つ組
付け性を向上できるスタータを提供することにある。
してヨークとブラシホルダとの周方向位置決めが行われ
ている。この構成では、ヨークにグロメットが取り付け
られ、そのグロメットがブラシホルダに固定されること
で、グロメットを介してヨークとブラシホルダとを位置
決めでき、ヨークとブラシホルダとの周方向位置のずれ
を防止できる。
し、それぞれ圧入状態で固定されている。この場合、グ
ロメットが弾性を有するので、ヨークとブラシホルダと
の間で振動によるがたつきを防止できる。また、グロメ
ットは、型による成形品を使用することで、加工誤差を
小さくできるので、グロメットの形状不良によるがたつ
きも防止できる。(請求項3の手段) ブラシは、2個の正極ブラシと2個の負極ブラシとから
なり、それぞれブラシホルダのホルダ部材に収容されて
いる。 また、2個の正極ブラシは、それぞれホルダ部材
から取り出されたピグテールの端部がリード線に接続さ
れている。 (請求項4の手段) ブラシホルダの後方にエンドフレームを配置し、このエ
ンドフレームに形成された貫通穴を通って、ブラシホル
ダのホルダ本体に取り付けられた金具の螺子穴にビスを
螺子込み、エンドフレームにブラシホルダを固定する。
を説明する。図1はグロメットの組付け状態を示すスタ
ータ後部の径方向断面図、図2はスタータの断面図であ
る。スタータ1は、図2に示すように、通電を受けて回
転力を発生する始動モータ2、この始動モータ2の回転
速度を減速する減速装置(後述する)、この減速装置を
介して始動モータ2の回転力が伝達される出力軸3、こ
の出力軸3上を移動可能に設けられたピニオンギヤ4、
出力軸3の回転をピニオンギヤ4に伝達する一方向クラ
ッチ5、始動モータ2の通電回路に介在された内部接点
(図示しない)を開閉するマグネットスイッチ6等より
構成される。
たヨーク7、このヨーク7の後端開口部を塞ぐエンドフ
レーム8、ヨーク7の円筒内周面に固設された固定磁極
9(例えば永久磁石)、シャフト10と略直交するフェ
イス型整流子面11を有するアーマチャ12、整流子面
11に摺接するブラシ13(13A、13B)、このブ
ラシ13を整流子面11に押圧するブラシスプリング1
4、ブラシ13を保持するブラシホルダ15等より構成
される。
周に外歯を形成するサンギヤ16、このサンギヤ16の
径方向外周に内歯を形成するリング状のインターナルギ
ヤ17、サンギヤ16とインターナルギヤ17との間に
配されて、両ギヤ16、17に噛み合う遊星ギヤ18よ
り構成され、この遊星ギヤ18がサンギヤ16の外周を
自転しながら公転することにより、その遊星ギヤ18の
公転がピン19を介して出力軸3に伝達される。
マチャシャフト10と同軸に配され、前端部が軸受20
を介してフロントハウジング21に支持され、後端部が
軸受22を介してインターナルギヤ17と一体に設けら
れた軸受部23に支持されている。なお、インターナル
ギヤ17は、ヨーク7の内周面に嵌合して回転規制され
ている。ピニオンギヤ4は、出力軸3の外周に軸受24
を介して摺動自在に嵌合し、エンジン始動時に出力軸3
上を前方へ移動してエンジンのリングギヤ25に噛み合
い、出力軸3の回転をリングギヤ25に伝達する。
リカルスプライン嵌合して、ピニオンギヤ4と一体に出
力軸3上を前後移動可能に設けられ、出力軸3の回転を
ピニオンギヤ4へ伝達するとともに、エンジンの始動に
よってピニオンギヤ4の回転速度が出力軸3の回転速度
を上回ると、出力軸3とピニオンギヤ4との間で動力伝
達を遮断する。マグネットスイッチ6は、内蔵するプラ
ンジャ(図示しない)の移動に伴って前記内部接点の開
閉を行うとともに、レバー26を介してピニオンギヤ4
を一方向クラッチ5とともに出力軸3上を前後移動させ
る。
辺の構成について説明する。ブラシホルダ15は、樹脂
製のホルダ本体15Aと、このホルダ本体15Aに具備
される金属製(例えばステンレス、真鍮等)のホルダ部
材15Bとから成る。ホルダ本体15Aは、図1に示す
ように、中央部に丸穴15aを有する略環状体に設けら
れ、丸穴15aの周囲にホルダ部材15Bを保持するた
めの凹部15b(図3参照/図1のA−A断面図)が4
箇所形成され、丸穴15aの中心を通って径方向に対向
する2箇所にエンドフレーム8をビス止めするための金
具27が取り付けられている(図4参照/図1のB−B
断面図)。なお、金具27には、ビス28を螺子込むた
めの螺子穴29が形成されている。
ロメット30を圧入するための圧入凹部15cが設けら
れている。この圧入凹部15cは、周方向に所定の間隔
を開けて対向する両対向壁面に半円形状に窪んで設けら
れている(図1参照)。ホルダ部材15Bは、金属板を
断面角型の筒状に折り曲げて形成され、図3に示すよう
に、ホルダ本体15Aの凹部15bに嵌挿されて、一側
面に設けられた切り起こし爪15dを凹部15bの内面
に係合することで、凹部15bからの脱落を防止してい
る。また、ホルダ部材15Bには、ブラシスプリング1
4を支持する支持アーム31が一体に設けられ、その支
持アーム31の先端がホルダ本体15Aに形成された溝
部に係止されている。
正極ブラシ13Aと2個の負極ブラシ13Bとから成
り、それぞれホルダ部材15Bの内部に収容されてい
る。2個の正極ブラシ13Aは、それぞれホルダ部材1
5Bから取り出されたピグテール13aの端部が共通の
金具32に溶接等により接続され、その金具32に接続
されたリード線33を介してマグネットスイッチ6の内
部接点(固定接点)と電気的に接続されている。リード
線33は、ホルダ本体15Aの外径部に圧入されるゴム
製のグロメット30に挿通され、このグロメット30を
介してヨーク7の外側へ取り出されている。
ダ部材15Bから取り出されたピグテール13bの端部
がホルダ本体15Aに取り付けられた一方の金具27a
に接続され、その金具27aを介してアースされてい
る。従って、ホルダ本体15Aに取り付けられた一方の
金具27aは、負極ブラシ13Bのアースターミナルを
兼用している。但し、他方の金具27bは、一方の金具
27aと同様の形状であるが、正極ブラシ13Aのピグ
テール13aが接続されている訳ではない。ブラシスプ
リング14は、細長い薄板状のばね材を渦巻き状に巻回
して形成され、その先端部がブラシ13の後端面に当接
してブラシ13を整流子面11側へ付勢している。
程について説明する。前記のグロメット30は、図1に
示すように、ホルダ本体15Aの圧入凹部15cに圧入
される半円形状の圧入部30aと、ヨーク7の開口端部
に設けられたU字状の切り欠き部7a(図1参照)に嵌
合する嵌合溝30bとが設けられている。まず、このグ
ロメット30の圧入部30aをホルダ本体15Aの圧入
凹部15cに圧入してホルダ本体15Aに固定した後、
そのグロメット30の嵌合溝30bをヨーク7の開口端
から切り欠き部7aに圧入状態で押し込んで取り付け
る。
フレーム8を配置し、エンドフレーム8に形成された貫
通穴8aを通って、ホルダ本体15Aに取り付けられた
金具27の螺子穴29にビス28を螺子込み、エンドフ
レーム8にブラシホルダ15を固定する。その後、エン
ドフレーム8の後方から図示しないスルーボルトを通し
てフロントハウジング21に設けられた螺子穴(図示し
ない)に螺子込み、フロントハウジング21に対してヨ
ーク7とエンドフレーム8を共締めする。
ば、グロメット30を介してヨーク7とブラシホルダ1
5とを周方向に位置決めできる。この場合、グロメット
をヨーク7とブラシホルダ15(ホルダ本体15A)に
それぞれ圧入することにより、従来のビス止めする場合
に生じるクリアランスが無いので、ブラシホルダ15の
がたつきを防止でき、組付け時の位置決め精度を向上で
きる。また、ビス止めによって位置決めする必要がない
ので、ヨーク7とブラシホルダ15との位置決めを容
易、且つ確実に行うことができる。更には、グロメット
30がゴム製であるため、耐振性に優れ、振動によるが
たつきを防止できる。
とブラシホルダ15とを位置決めする必要がないので、
エンドフレーム8とブラシホルダ15とをビス止めする
際に、両者の位置決めを行う必要がない。このため、エ
ンドフレーム8に形成する貫通穴8aをビス径より大き
い長穴にすることができる。これにより、ホルダ部材1
5Bに取り付けられた金具27の螺子穴29とエンドフ
レーム8の貫通穴8aとの位置を簡単に合わせることが
できるので、ビス止め作業を容易に行うことができる。
また、エンドフレーム8の貫通穴8aを長穴にすると、
先端が円錐状に尖ったパイロット付きのビスを使用する
必要がないので、コストアップを防止できる効果もあ
る。
径方向断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】通電を受けて回転力を発生する始動モータ
(2)、この始動モータの回転力が伝達される出力軸
(3)、この出力軸上を移動可能に設けられたピニオン
ギヤ(4)、前記出力軸の回転を前記ピニオンギヤに伝
達する一方向クラッチ(5)、前記始動モータの通電回
路に介在された内部接点を開閉するマグネットスイッチ
(6)により構成されるスタータにおいて、 内周面に複数の永久磁石が固設されたヨーク(7)と、 このヨークに取り付けられ、前記ヨークの内側から外側
へ取り出すリード線(33)を挿通して、このリード線
を前記ヨークから絶縁保持するグロメット(30)と、 前記永久磁石の内周で回転自在に支持されたアーマチャ
(12)と、 このアーマチャに設けられた整流子面に摺接するブラシ
(13)と、 このブラシを保持するブラシホルダ(15)とを備え、 前記グロメット(30)が前記ブラシホルダ(15)に
固定され、前記グロメット(30)は、前記ヨーク(7)の開口端
部に設けられた切り欠き部(7a)に嵌合する嵌合溝
(30b)が設けられ、 前記グロメットを介して前記ヨ
ークと前記ブラシホルダとの周方向位置決めが行われて
いることを特徴とするスタータ。 - 【請求項2】前記グロメットは、ゴム製で、前記ヨーク
と前記ブラシホルダに対し、それぞれ圧入状態で固定さ
れていることを特徴とする請求項1に記載したスター
タ。 - 【請求項3】 前記ブラシ(13)は、2個の正極ブラシ
(13A)と2個の負極ブラシ(13B)とからなり、
それぞれ前記ブラシホルダ(15)のホルダ部材(15
B)に収容されており、 前記2個の正極ブラシ(13A)は、それぞれ前記ホル
ダ部材(15B)から取り出されたピグテール(13
a)の端部が前記リード線(33)に接続されているこ
とを特徴とする請求項1もしくは請求項2に記載したス
タータ。 - 【請求項4】 前記ブラシホルダ(15)の後方にエンド
フレーム(8)を配置し、このエンドフレーム(8)に
形成された貫通穴(8a)を通って、前記ブラシホルダ
(15)のホルダ本体(15A)に取り付けられた金具
(27)の螺子穴(29)にビス(28)を螺子込み、
前記エンドフレーム(8)に前記ブラシホルダ(15)
を固定することを特徴とする請求項1ないし請求項3に
記載したスタータ。
Priority Applications (6)
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Family Applications (1)
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Families Citing this family (1)
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JP6027449B2 (ja) * | 2012-02-27 | 2016-11-16 | 株式会社ミツバ | 電動モータ |
-
1999
- 1999-11-11 JP JP32043699A patent/JP3397240B2/ja not_active Expired - Fee Related
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