JP2003032811A - 浮上式鉄道用地上コイル - Google Patents

浮上式鉄道用地上コイル

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JP2003032811A
JP2003032811A JP2001217042A JP2001217042A JP2003032811A JP 2003032811 A JP2003032811 A JP 2003032811A JP 2001217042 A JP2001217042 A JP 2001217042A JP 2001217042 A JP2001217042 A JP 2001217042A JP 2003032811 A JP2003032811 A JP 2003032811A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】両側壁地上コイル間を連結するヌルフラックス
線を含めたコイル構成が容易な安価でかつ信頼性の高い
こと。 【解決手段】超電導磁気浮上車が走行する軌道5a,5bの
両側壁内側に走行方向に沿って連続的に設けられ、超電
導磁気浮上車に搭載される超電導磁石2a,2bに電磁的に
作用して推進力および浮上案内力を与える浮上式鉄道用
地上コイルにおいて、超電導磁石2a,2bに推進力を与え
る推進用導体21と、超電導磁石2a,2bに浮上案内力を与
える浮上案内用導体22と、推進用導体21と浮上案内用導
体22との間に配置されると共に、地上コイル20本体表面
に設けられた接地層32と電気的に接続され、推進用導体
21の電界の影響を遮蔽する導電性薄膜層23と、推進用導
体21および浮上案内用導体22を、導電性薄膜層23と共に
一体化成型する絶縁材24とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超電導磁石を用い
た浮上式鉄道用地上コイルの構造に係り、特にコイル構
成が容易な安価でかつ信頼性の高い一体化構造の浮上式
鉄道用地上コイルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、超電導磁石を用いた浮上式鉄道、
すなわち超電導磁気浮上車の開発が進められている。
【0003】図7は、この種の従来の超電導磁気浮上車
の軌道と試験車の構成例を示す断面図である。
【0004】図7において、1は車体、2a,2bは車
体1を空気バネ3a,3bを介して支持する台車台枠4
の両側面部に取り付けられた左右の超電導磁石をそれぞ
れ示している。
【0005】これに対向する地上側コイルは、推進コイ
ルと浮上案内コイルとに大別され、これらを総称して地
上コイルと称している。
【0006】これらの地上コイルは、コンクリート製の
コイル取付け軌道5a,5bの対向面に設置された単層
推進コイル6a,6bと、それらの車両側に取り付けら
れている浮上案内コイル7a,7bとから成り、それぞ
れ車両の進行方向に沿って列設されている。
【0007】上記車両は、単層推進コイル6a,6bに
より推進力が、浮上案内コイル7a,7bにより浮上案
内力がそれぞれ与えられ、車両が台車台枠4と一緒に浮
上推進走行するようになっている。
【0008】また、低速走行時は、案内力および浮上力
とも十分に発生しないことから、台車台枠4より架設し
た案内車輪8a,8bと走向車輪9a,9bを、それぞ
れコイル取付け軌道5a,5bおよび走向車輪軌道10
a,10bに接触させ転動させて走行する。
【0009】図8は、片側のコイル取付け軌道に地上コ
イルを取付けた状態を示す一部切断斜視図である。
【0010】図8において、片側のコイル取付け軌道5
aに、単層推進コイル6aおよび浮上案内コイル7aが
取付けられている。
【0011】なお、内部に取付けられる単層推進コイル
6aが見えるように、一部の浮上案内コイル7aはその
図示を省略している。
【0012】図9は、コイル取付け軌道5aに単層推進コ
イル6a、浮上案内コイル7aを取付けた状態を示す断面図
である。
【0013】図9において、単層推進コイル6aは、コ
イル取付け軌道5aの所定の位置に突出して設置された
図示しない固定用スタットボルトを介してA1,A2,
A3,A4の位置で固定される。
【0014】浮上案内コイル7aは、コイル取付け軌道
5aの所定の位置に押通された図示しない六角ボルトを
介してB1,B2,B3,B4,B5,B6,B7,B
8の位置で固定される。
【0015】なお、浮上案内コイル7aに作用する浮上
力は、浮上案内コイル7aに設けられた背面突起11
で、コイル取付け軌道5aにより支持される構成となっ
ている。
【0016】以上が、超電導磁気浮上車の走行実験にて
実績のある地上コイル側の構成であるが、最近では、上
記地上コイルの建設コストを低減する目的から、推進コ
イルと浮上案内コイルを一体構造とした地上コイルや、
一つのコイルだけで推進、浮上、案内機能を兼用する地
上コイルも提案されてきている。
【0017】図10は、地上コイルを複数層のコイルで
構成し、これらを硬化性絶縁材により一体構造とした一
体化地上コイルの一例(超電導磁気浮上車の地上コイ
ル)を示す断面図である。
【0018】本例では、第1推進コイル12aと第2推
進コイル12bとの2層で推進コイルが構成され、浮上
案内コイル7aとともにエポキシ樹脂等の硬化性絶縁材
13により一体成型されている。
【0019】また、各層の少なくとも一つのコイル表面
にシールド層14が設けられていることを特徴としてい
る。
【0020】図11は、一つのコイルだけで推進、浮
上、案内機能を兼用する推進・浮上・案内兼用地上コイ
ルの一例を示す斜視図である。
【0021】図11において、コイル取付け軌道の側壁
に対向して設けられた8字コイル15をヌルフラックス
線16で接続すると共に、上記8字コイル15を3相接
続し、誘導電流によって浮上、案内力を与えて、駆動用
電源から供給される3相電流によって推進力を与える構
成となっている。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図8、
および図9に示す地上コイル構成では、超電導磁気浮上
車に推進力を与える推進コイル6aと、浮上案内力を与
える浮上案内コイル7aとを、別々に構成しなければな
らない。
【0023】このために、地上コイル本体、およびそれ
らを敷設する際のコストがかかるという問題点を有して
いる。
【0024】また、図10に示す地上コイル構成では、
シールド層14により、各コイル間の層間電圧を絶縁す
るための構造をコンパクト化する効果はある程度期待で
きるものの、このままの構成では、高電圧がかかる推進
コイルの電圧によって、浮上案内コイル側の電圧が誘起
され、浮上案内コイル側が高電圧となるという問題点を
有している。
【0025】さらに、図11に示す地上コイル構成で
は、本来、低電圧しかかからない浮上案内機能を、高電
圧がかかる推進機能と兼用している。
【0026】このために、高電圧コイルとなり、両側壁
地上コイル間を連結するヌルフラックス線等、全ての地
上コイル構成機器を高電圧対応とせざるを得ない等、コ
イル構成上の難しさや、施工時にコスト増加を招くとい
う問題点を有している。
【0027】一方、図8、および図9に示す浮上案内コ
イルは、かかる電圧が低いことから、ガラス強化された
シート状成型材料を金型の間に挿入し、加熱・加圧成型
することにより製作される。
【0028】このために、万が一、磁気浮上式列車走行
時に何らかの異物がコイルに衝突した場合でも、浮上案
内コイルの破壊は局部的で済み、重大事故に至る可能性
は低い。
【0029】また、図11に示す地上コイルでは、高電
圧がかかるため、一般に脆性的な特性を有する熱硬化性
の絶縁材料が用いられている。
【0030】このために、万が一、磁気浮上式列車走行
時に何らかの異物が地上コイルに衝突した場合には、地
上コイルの破壊程度は大きくなり、重大事故に繋がる可
能性があるという問題点を有している。
【0031】本発明の目的は、両側壁地上コイル間を連
結するヌルフラックス線を含めたコイル構成が容易な安
価でかつ信頼性の高い一体化構造の浮上式鉄道用地上コ
イルを提供することにある。
【0032】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に対応する発明では、超電導磁気浮上車
が走行する軌道の両側壁内側に走行方向に沿って連続的
に設けられ、超電導磁気浮上車に搭載される超電導磁石
に電磁的に作用して推進力および浮上案内力を与える浮
上式鉄道用地上コイルにおいて、超電導磁石に推進力を
与える推進用導体と、超電導磁石に浮上案内力を与える
浮上案内用導体と、推進用導体と浮上案内用導体との間
に配置されると共に、地上コイル本体表面に設けられた
接地層と電気的に接続され、推進用導体の電界の影響を
遮蔽する導電性薄膜層と、推進用導体および浮上案内用
導体を、導電性薄膜層と共に一体化成型する絶縁材とを
備えている。
【0033】従って、請求項1に対応する発明の浮上式
鉄道用地上コイルにおいては、超電導磁石に推進力を与
える推進用導体と、超電導磁石に浮上案内力を与える浮
上案内用導体と、推進用導体と浮上案内用導体との間に
配置されると共に、地上コイル本体表面に設けられた接
地層と電気的に接続され、推進用導体の電界の影響を遮
蔽する導電性薄膜層と、推進用導体および浮上案内用導
体を、導電性薄膜層と共に一体化成型する絶縁材とを備
えることにより、低電圧しかかからない従来の浮上案内
コイルと、高電圧がかかる従来の推進コイルとを一体化
させることができ、両側壁地上コイル間で連結されるヌ
ルフラックス線を含めたコイル構成が容易となる。
【0034】また、請求項2に対応する発明では、超電
導磁気浮上車が走行する軌道の両側壁内側に走行方向に
沿って連続的に設けられ、超電導磁気浮上車に搭載され
る超電導磁石に電磁的に作用して推進力および浮上案内
力を与える浮上式鉄道用地上コイルにおいて、超電導磁
石に推進力を与える推進用導体と、超電導磁石に浮上案
内力を与える浮上案内用導体と、推進用導体と浮上案内
用導体との間、および地上コイル本体表面もしくは表面
近傍全体にわたって配置されると共に、地上コイル本体
表面に設けられた接地層と電気的に接続され、推進用導
体の電界の影響を遮蔽する導電性薄膜層と、推進用導体
および浮上案内用導体を、導電性薄膜層と共に一体化成
型する絶縁材とを備えている。
【0035】従って、請求項2に対応する発明の浮上式
鉄道用地上コイルにおいては、超電導磁石に推進力を与
える推進用導体と、超電導磁石に浮上案内力を与える浮
上案内用導体と、推進用導体と浮上案内用導体との間、
および地上コイル本体表面もしくは表面近傍全体にわた
って配置されると共に、地上コイル本体表面に設けられ
た接地層と電気的に接続され、推進用導体の電界の影響
を遮蔽する導電性薄膜層と、推進用導体および浮上案内
用導体を、導電性薄膜層と共に一体化成型する絶縁材と
を備えることにより、低電圧しかかからない従来の浮上
案内コイルと、高電圧がかかる従来の推進コイルとを一
体化させることができ、両側壁地上コイル間で連結され
るヌルフラックス線を含めたコイル構成が容易となる。
また、上記導電性薄膜層は、従来地上コイル表面に設け
ていた接地層の代りとなり、従来、地上コイル表面に接
地層を設けるために実施してきたアルミニウム溶射等の
メタリコン処理が必要なくなる。
【0036】一方、請求項3に対応する発明では、上記
請求項1または請求項2に対応する発明の浮上式鉄道用
地上コイルにおいて、絶縁材としては、熱硬化性樹脂か
ら構成している。
【0037】従って、請求項3に対応する発明の浮上式
鉄道用地上コイルにおいては、絶縁材を熱硬化性樹脂で
構成することにより、浮上案内用導体や推進用導体を一
体化成型する際の作業工数が少なくて済み、コスト低減
に繋げることができる。
【0038】また、請求項4に対応する発明では、上記
請求項1または請求項2に対応する発明の浮上式鉄道用
地上コイルにおいて、導電性薄膜層としては、面状もし
くはメッシュ状の金属で構成している。
【0039】従って、請求項4に対応する発明の浮上式
鉄道用地上コイルにおいては、導電性薄膜層を面状もし
くはメッシュ状の金属で構成することにより、推進用導
体と浮上案内用導体間、もしくはコイル表面に、良好な
接地層を設けることができる。
【0040】さらに、請求項5に対応する発明では、上
記請求項1または請求項2に対応する発明の浮上式鉄道
用地上コイルにおいて、導電性薄膜層としては、導電性
樹脂の硬化物から構成している。
【0041】従って、請求項5に対応する発明の浮上式
鉄道用地上コイルにおいては、導電性薄膜層を導電性樹
脂の硬化物から構成することにより、一体化成型に用い
られる絶縁材との接着性が良い接地層を、推進コイル導
体と浮上案内用導体間、もしくはコイル表面に設けるこ
とができる。
【0042】さらにまた、請求項6に対応する発明で
は、上記請求項5に対応する発明の浮上式鉄道用地上コ
イルにおいて、導電性樹脂の硬化物としては、織布もし
くは不織布からなる基材に導電性樹脂を付着させ、かつ
硬化させたものから構成している。
【0043】従って、請求項6に対応する発明の浮上式
鉄道用地上コイルにおいては、導電性樹脂の硬化物を織
布もしくは不織布からなる基材に導電性樹脂を付着さ
せ、かつ硬化させたものから構成することにより、一体
化成型に用いられる絶縁材との接着性が良く、かつ強度
的にも強化された接地層を、推進コイル導体と浮上案内
用導体間、もしくはコイル表面に設けることができる。
【0044】一方、請求項7に対応する発明では、上記
請求項1または請求項2に対応する発明の浮上式鉄道用
地上コイルにおいて、超電導磁気浮上車が走行する側の
絶縁材の表面もしくは表面近傍に、織布、不織布、長繊
維、もしくは繊維強化樹脂板のうちのいずれかを配置し
て一体化成型している。
【0045】従って、請求項7に対応する発明の浮上式
鉄道用地上コイルにおいては、超電導磁気浮上車が走行
する側の絶縁材の表面もしくは表面近傍に、織布、不織
布、長繊維、もしくは繊維強化樹脂板のうちのいずれか
を配置して一体化成型することにより、超電導磁気浮上
車と対向する地上コイル表面の強度が強化され、万が一
超電導磁気浮上車走行時に何らかの異物が衝突した場合
でも、地上コイルの破壊程度を小さくすることができ、
重大事故に繋がる可能性を低くすることができる。
【0046】また、請求項8に対応する発明では、超電
導磁気浮上車が走行する軌道の側壁に埋設された複数の
インサートにおねじ部を螺合するボルトで側壁の対向面
に固定される、請求項1または請求項2に対応する発明
の浮上式鉄道用地上コイルにおいて、地上コイル本体の
ボルト挿入部に貫設された非磁性金属からなるブシュを
ボルトで固定するとともに、軌道の側壁の下部に設置さ
れた支持台にて、地上コイル本体の下部を支持してい
る。
【0047】従って、請求項8に対応する発明の浮上式
鉄道用地上コイルにおいては、地上コイル本体のボルト
挿入部に貫設された非磁性金属からなるブシュをボルト
で固定するとともに、軌道の側壁の下部に設置された支
持台にて、地上コイル本体の下部を支持することによ
り、推進力・浮上カ・案内力が作用する地上コイル本体
を十分な強度で固定することができ、かつ長期間にわた
ってボルトの軸力を保持することができる。
【0048】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面を参照して詳細に説明する。
【0049】図1および図2は、本実施の形態による推
進・浮上・案内機能を有する一体化構造の浮上式鉄道用
地上コイル(以下、一体化地上コイルと称する)の構成
例を示す断面図である。
【0050】なお、図1はコイル取付け軌道5a,5b
側から見た場合(および指定断面で地上コイルを切った
場合)の構成例、図2は超電導磁石2a,2b側から見
た場合の構成例について、それぞれ示している。
【0051】図1において、本実施の形態の一体化地上
コイル20は、前記超電導磁石2a,2bに推進力を与
える推進用導体21と、超電導磁石2a,2bに浮上案
内力を与える浮上案内用導体22と、推進用導体21の
電界の影響を遮蔽する導電性薄膜層23と、推進用導体
21および浮上案内用導体22を、導電性薄膜層23と
共に一体化成型する絶縁材24とから構成している。
【0052】図3は、上記一体化地上コイル20をコイ
ル取付け軌道5a,5bに取付けた場合の構成例を示す
概要図である。
【0053】図3において、コイル取付け軌道5a,5
bに埋設された複数のインサートにおねじ部を螺合する
図示しないボルトで、コイル取付け軌道5a,5bの対
向面に上記一体化地上コイル20を固定するように、一
体化地上コイル20には、上記ボルトを挿入する複数の
ボルト挿通穴25を設けている。
【0054】また、このボルト挿通穴25部には、ボル
ト軸力を長期間にわたり保持できるように、SUS30
4等の非磁性金属からなるブシュ26を埋設している。
【0055】そして、このブシュ26を介して、一体化
地上コイル20をボルト締結している。
【0056】さらに、コイル取付け軌道5a,5bの側
壁下部に、コンクリートブロックからなる支持合27
を、一体化地上コイル20の下部と接触するように設置
して、一体化地上コイル20本体に作用する浮上力を支
持する構成としている。
【0057】なお、この場合、コンクリートブロック面
と絶縁材24とが直接接しないように、非磁性材料から
なる板状の部材を、コンクリートブロック面と絶縁材2
4との間に挟み込むようにしてもよい。
【0058】図4は上記一体化地上コイル20に埋設さ
れる推進用導体21および浮上案内用導体22の構成例
を示す概要図、図5は上記一体化地上コイル20の一部
詳細な構成例を示す断面図である。
【0059】図4および図5において、一体化地上コイ
ル20を構成する推進用導体21は、矩形状に巻廻され
た推進用アルミ導体28からなり、コイル取付け軌道5
a,5b側に配置している。
【0060】また、その中央下部には、3相交流電圧を
供給するための推進用端子29を設けている。
【0061】この推進用導体21は、超電導磁石2a,
2bに推進力を与えるものである。
【0062】一方、一体化地上コイル20を構成する浮
上案内用導体22は、8字状に巻廻された2組の浮上案
内用アルミ導体30からなり、超電導磁石2a,2b側
に配置している。
【0063】また、その下部には、コイル取付け軌道5
a,5bの対向する位置にある一体化地上コイル20間
を図示しないヌルフラックス線で接続するための浮上案
内用端子31を設けている。
【0064】この浮上案内用導体22は、超電導磁石2
a,2bが高速で通過する際に、誘導電流が作用して、
超電導磁石2a,2bに浮上力および案内力を与えるも
のである。
【0065】さらに、一体化地上コイル20を構成する
導電性薄膜層23は、一体化地上コイル20本体表面に
設けられた接地層32と電気的に接続されると共に、推
進用導体21と浮上案内用導体22との間に配置してい
る。
【0066】一方、推進用導体21、浮上案内用導体2
2、導電性薄膜層23を一体化成型する絶縁材24とし
ては、熱硬化性樹脂を用いることが好ましい。
【0067】また、導電性薄膜層23としては、面状も
しくはメッシュ状の金属で構成することが好ましい。
【0068】さらに、導電性薄膜層23としては、導電
性樹脂の硬化物から構成することが好ましい。
【0069】なお、この導電性樹脂の硬化物としては、
ガラスやカーボン、アラミド等の織布もしくは不織布か
らなる基材に導電性樹脂を付着させ、かつ硬化させたも
のから構成することが好ましい。
【0070】次に、以上のように構成した本実施の形態
による一体化地上コイル20においては、超電導磁石2
a,2bに推進力を与える推進用導体21と、超電導磁
石2a,2bに浮上案内力を与える浮上案内用導体22
と、推進用導体21と浮上案内用導体22との間に配置
されると共に、地上コイル20本体表面に設けられた接
地層32と電気的に接続され、推進用導体21の電界の
影響を遮蔽する導電性薄膜層23と、推進用導体21お
よび浮上案内用導体22を、導電性薄膜層23と共に一
体化成型する絶縁材24とから構成していることによ
り、低電圧しかかからない従来の浮上案内コイルと、高
電圧がかかる従来の推進コイルとを一体化させることが
でき、両側壁地上コイル間で連結されるヌルフラックス
線を含めたコイル構成が容易となる。
【0071】すなわち、高電圧がかかる推進用導体21
の電界の影響を遮蔽することができ、低電圧しかかから
ない浮上案内用導体22との一体化が可能となる。
【0072】また、両側壁地上コイル間を連結するヌル
フラックス線も、従来と同様に低電圧仕様で構成でき、
地上コイル側の機器構成が容易となる。
【0073】一方、地上コイルが一体構造化できること
により、浮上案内コイルと推進コイルとから構成される
従来の地上コイルに比べて、コンパクトな構造となり、
使用する絶縁材料や製作工数を低減することができる。
【0074】また、地上コイル自体の剛性も容易に強化
でき、作用する電磁力に対して強度上安全性を増すこと
ができる。
【0075】さらに、地上コイルを固定するボルト、平
座金、皿ばね等の締結部材を大幅に削減でき、その結
果、敷設コストを大幅に低減することができる。
【0076】さらにまた、地上コイルが一体構造化でき
ることにより、浮上案内コイルと推進コイルとから構成
される従来の地上コイルに比べて、推進コイル導体21
を超電導磁気浮上車に搭載される超電導磁石2a,2b
に近づけられるため、効率アップに繋げることができ
る。
【0077】一方、複数のボルト挿通穴25部に埋設さ
れているブシュ26を介して一体化地上コイル20本体
をボルト締結しているため、長期間にわたってボルトの
軸力を保持することができる。
【0078】また、コイル取付け軌道5a,5bの側壁
下部に、コンクリートブロックからなる支持台27を一
体化地上コイル20の下部と接続するように設置してい
ることにより、ボルトだけでは支持しきれない一体化地
上コイル20本体に作用する浮上力を支持することがで
きる。
【0079】一方、推進用導体21、浮上案内用導体2
2、導電性薄膜23を一体化成型する絶縁材24として
熱硬化性樹脂を用いていることにより、高電圧がかかる
推進用導体21の絶縁をコンパクトに実現でき、一体化
成型する際の作業工数も少なくでき、コスト低減に繋げ
ることができる。
【0080】また、導電性薄膜層23としては、面状も
しくはメッシュ状の金属で構成していることにより、推
進用導体21と浮上案内用導体22間、もしくはコイル
表面に良好な接地層32を設けることができる。
【0081】さらに、導電性薄膜層23を導電性樹脂の
硬化物で構成していることにより、一体化成型に用いら
れる絶縁材24との接着性が良い接地層32を、推進コ
イル導体21と浮上案内用導体22との間、もしくはコ
イル表面に設けることができる。
【0082】さらにまた、導電性樹脂の硬化物として、
織布もしくは不織布からなる基材に導電性樹脂を付着さ
せ、かつ硬化させたものを用いていることにより、一体
化成型に用いられる絶縁材24との接着性に加え、強度
的にも強化された接地層32を、推進用導体21と浮上
案内用導体22との間、もしくはコイル表面に設けるこ
とができる。
【0083】上述したように、本実施の形態では、両側
壁地上コイル間を連結するヌルフラックス線を含めたコ
イル構成が容易な安価でかつ信頼性の高い一体化地上コ
イルを得ることが可能となる。
【0084】(その他の実施の形態) (a)図6は、本発明の他の実施の形態による一体化地
上コイルの一部詳細な構成例を示す断面図であり、図5
と同一部分には同一符号を付してその説明を省略し、こ
こでは異なる部分についてのみ述べる。
【0085】すなわち、本実施の形態の一体化地上コイ
ルは、図6に示すように、前記図5における、超電導磁
気浮上車が走行する側の絶縁材24の表面もしくは表面
近傍に、ガラスやカーボン、アラミド等からなる織布、
不織布、長繊維、もしくは繊維強化樹脂板(繊維強化プ
ラスチックス板)33のうちのいずれかを配置して一体
化成型した構成としている。
【0086】以上のように構成した本実施の形態による
一体化地上コイル20においては、超電導磁気浮上車が
走行する側の絶縁材24の表面もしくは表面近傍に、織
布、不織布、長繊維、もしくは繊維強化樹脂板(繊維強
化プラスチックス板)33のうちのいずれかを配置して
一体化成型していることにより、超電導磁気浮上車と対
向する地上コイル表面の強度が強化される。
【0087】これにより、万が一、超電導磁気浮上車走
行時に何らかの異物が衝突した場合でも、地上コイルの
破壊程度を小さくでき、重大事故に繋がる可能性を低く
することができる。
【0088】(b)前記実施の形態では、導電性薄膜層
23を、推進用導体21と浮上案内用導体22との間に
配置する場合について説明したが、これに限らず、導電
性薄膜層23としては、推進用導体21と浮上案内用導
体22との間だけでなく、一体化地上コイル20本体の
表面もしくは表面近傍全体にわたって配置する構成とし
てもよい。
【0089】これにより、導電性薄膜2層23が地上コ
イル20表面に設けている接地層32の代りとなり、地
上コイル20表面に接地層32を形成させるためにこれ
まで実施してきたアルミニウム溶射等のメタリコン処理
が必要なくなるという利点を得ることができる。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、超
電導磁石に推進力を与える推進用導体と、超電導磁石に
浮上案内力を与える浮上案内用導体との間、および必要
に応じて、地上コイル本体表面もしくは表面近傍全体に
わたって、地上コイル本体表面に設けられた接地層と電
気的に接続された、推進用導体の電界の影響を遮蔽する
導電性薄膜層を配置し、推進用導体および浮上案内用導
体を、導電性薄膜層と共に絶縁材にて一体化成型するよ
うにしているので、両側壁地上コイル間を連結するヌル
フラックス線を含めたコイル構成が容易な安価でかつ信
頼性の高い一体化構造の浮上式鉄道用地上コイルが提供
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一体化地上コイルの一実施の形態
を示す断面図。
【図2】本発明による一体化地上コイルの一実施の形態
を示す断面図。
【図3】同実施の形態の一体化地上コイルをコイル取付
け軌道に取付けた場合の構成例を示す概要図。
【図4】同実施の形態の一体化地上コイルに埋設される
推進用導体および浮上案内用導体の構成例を示す概要
図。
【図5】同実施の形態の一体化地上コイルの一部詳細な
構成例を示す断面図。
【図6】本発明による一体化地上コイルの他の実施の形
態を示す断面図。
【図7】従来の超電導磁気浮上車の軌道と試験車の構成
例を示す断面図。
【図8】片側のコイル取付け軌道に地上コイルを取付け
た状態を示す一部切断斜視図。
【図9】コイル取付け軌道に単層推進コイル、浮上案内
コイルを取付けた状態を示す断面図。
【図10】地上コイルを複数層のコイルで構成し、これ
らを硬化性絶縁材により一体構造とした一体化地上コイ
ルの一例(超電導磁気浮上車の地上コイル)を示す断面
図。
【図11】一つのコイルだけで推進、浮上、案内機能を
兼用する推進・浮上・案内兼用地上コイルの一例を示す
斜視図。
【符号の説明】
1…車体、 2a,2b…超電導磁石、 3a,3b…空気ばね、 4…台車、 5a,5b…コイル取付け軌道、 6a,6b…単層推進コイル、 7a,7b…浮上案内コイル、 8a,8b…案内車輸、 9a,9b…走行車輪 10a,10b…走行車輪軌道、 11…背面突起、 12a…第1の推進コイル 12b…第2の推進コイル、 13…絶縁材、 14…シールド層、 15…8字コイル、 16…ヌルフラックス線、 20…一体化地上コイル、 21…推進用導体、 22…浮上案内用導体、 23…導電性薄膜層、 24…絶縁材、 25…ボルト押通穴、 26…ブシュ、 27…支持合、 28…推進用アルミ導体、 29…推進用端子、 30…浮上案内用アルミ導体、 31…浮上案内用端子、 32…接地層、 33…織布、不織布、長繊維、もしくは繊維強化樹脂
板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 覚地 武夫 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中事業所内 (72)発明者 小林 芳隆 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中事業所内 Fターム(参考) 5H113 AA07 BB03 CC08 CD06 CD08 DA05 DA06 DB03 DB09 DB14 DC03 DC09 DC14 DD02 DD08 DD09 JJ10

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超電導磁気浮上車が走行する軌道の両側
    壁内側に走行方向に沿って連続的に設けられ、前記超電
    導磁気浮上車に搭載される超電導磁石に電磁的に作用し
    て推進力および浮上案内力を与える浮上式鉄道用地上コ
    イルにおいて、 前記超電導磁石に推進力を与える推進用導体と、 前記超電導磁石に浮上案内力を与える浮上案内用導体
    と、 前記推進用導体と前記浮上案内用導体との間に配置され
    ると共に、前記地上コイル本体表面に設けられた接地層
    と電気的に接続され、前記推進用導体の電界の影響を遮
    蔽する導電性薄膜層と、 前記推進用導体および前記浮上案内用導体を、前記導電
    性薄膜層と共に一体化成型する絶縁材と、 を備えて成ることを特徴とする浮上式鉄道用地上コイ
    ル。
  2. 【請求項2】 超電導磁気浮上車が走行する軌道の両側
    壁内側に走行方向に沿って連続的に設けられ、前記超電
    導磁気浮上車に搭載される超電導磁石に電磁的に作用し
    て推進力および浮上案内力を与える浮上式鉄道用地上コ
    イルにおいて、 前記超電導磁石に推進力を与える推進用導体と、 前記超電導磁石に浮上案内力を与える浮上案内用導体
    と、 前記推進用導体と前記浮上案内用導体との間、および前
    記地上コイル本体表面もしくは表面近傍全体にわたって
    配置されると共に、前記地上コイル本体表面に設けられ
    た接地層と電気的に接続され、前記推進用導体の電界の
    影響を遮蔽する導電性薄膜層と、 前記推進用導体および前記浮上案内用導体を、前記導電
    性薄膜層と共に一体化成型する絶縁材と、 を備えて成ることを特徴とする浮上式鉄道用地上コイ
    ル。
  3. 【請求項3】 前記請求項1または請求項2に記載の浮
    上式鉄道用地上コイルにおいて、 前記絶縁材としては、熱硬化性樹脂から構成しているこ
    とを特徴とする浮上式鉄道用地上コイル。
  4. 【請求項4】 前記請求項1または請求項2に記載の浮
    上式鉄道用地上コイルにおいて、 前記導電性薄膜層としては、面状もしくはメッシュ状の
    金属で構成していることを特徴とする浮上式鉄道用地上
    コイル。
  5. 【請求項5】 前記請求項1または請求項2に記載の浮
    上式鉄道用地上コイルにおいて、 前記導電性薄膜層としては、導電性樹脂の硬化物から構
    成していることを特徴とする浮上式鉄道用地上コイル。
  6. 【請求項6】 前記請求項5に記載の浮上式鉄道用地上
    コイルにおいて、 前記導電性樹脂の硬化物としては、織布もしくは不織布
    からなる基材に導電性樹脂を付着させ、かつ硬化させた
    ものから構成していることを特徴とする浮上式鉄道用地
    上コイル。
  7. 【請求項7】 前記請求項1または請求項2に記載の浮
    上式鉄道用地上コイルにおいて、 前記超電導磁気浮上車が走行する側の前記絶縁材の表面
    もしくは表面近傍に、織布、不織布、長繊維、もしくは
    繊維強化樹脂板のうちのいずれかを配置して一体化成型
    していることを特徴とする浮上式鉄道用地上コイル。
  8. 【請求項8】 超電導磁気浮上車が走行する軌道の側壁
    に埋設された複数のインサートにおねじ部を螺合するボ
    ルトで前記側壁の対向面に固定される、前記請求項1ま
    たは請求項2に記載の浮上式鉄道用地上コイルにおい
    て、 前記地上コイル本体のボルト挿入部に貫設された非磁性
    金属からなるブシュを前記ボルトで固定すると共に、前
    記軌道の側壁の下部に設置された支持台にて、前記地上
    コイル本体の下部を支持していることを特徴とする浮上
    式鉄道用地上コイル。
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