JP2002118018A - 磁気浮上式鉄道用地上コイル - Google Patents

磁気浮上式鉄道用地上コイル

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JP2002118018A
JP2002118018A JP2000313108A JP2000313108A JP2002118018A JP 2002118018 A JP2002118018 A JP 2002118018A JP 2000313108 A JP2000313108 A JP 2000313108A JP 2000313108 A JP2000313108 A JP 2000313108A JP 2002118018 A JP2002118018 A JP 2002118018A
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Japan
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coil
conductors
insulating plate
coil conductor
insulating
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JP2000313108A
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Shizuo Tsujimoto
静夫 辻本
Takeshi Umeki
健 梅木
Masamichi Ogawa
将道 小河
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Hitachi Ltd
Central Japan Railway Co
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Hitachi Ltd
Central Japan Railway Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】対地(軌道)及び他のコイルとの絶縁を確保す
ることができると共に、磁気浮上車両の超電導磁石との
間の電磁誘導によって作用する電磁力に対抗する支持力
を得ることができ、かつ熱放散性能を向上させることが
できる磁気浮上式鉄道用地上コイルの提供を課題とす
る。 【解決手段】上記課題を解決するために本発明は、導電
体10が複数巻回され形成されたコイル導体6,7を絶
縁性の縛り部材8によって絶縁性の板状部材9に固定し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は磁気浮上式鉄道用地
上コイルに関する。
【0002】
【従来の技術】磁気浮上式鉄道は磁気浮上式車両が凹状
の軌道を走行するものであり、現在、実用化に向けて様
々な試験が行われている。軌道の側壁に設けられたコン
クリートパネル内には磁気浮上式鉄道用地上コイル、す
なわち磁気浮上車両の推進力を発生させる推進コイル
と、磁気浮上車両の浮上力及び案内力を発生させる浮上
案内コイルが磁気浮上車両の超電導磁石と対向するよう
にその対向方向に並んで取付けられている。
【0003】従来の推進コイル及び浮上案内コイルとし
ては、例えば特開平10−189333号公報及び特開平8−331
706 号公報に記載されているものが知られている。これ
ら公報に記載されたコイルはいずれもコイル導体が樹脂
によってモールドされている。これにより、従来の推進
コイル及び浮上案内コイルは、対地(軌道)及び他のコ
イルとの絶縁が確保されている。また、従来の推進コイ
ル及び浮上案内コイルは、磁気浮上車両の超電導磁石と
の間の電磁誘導によって作用する電磁力に対抗して支持
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
推進コイル及び浮上案内コイルは、前述したように樹脂
によってモールドされているので、コイル導体に電流を
流したとき或いは磁気浮上車両の通過に伴う磁束の変化
によって電流が流れたときに生じる熱が外部に放散され
難い。
【0005】尚、巻線部の熱はけ効果を増大させるため
に、巻線部に樹脂が含浸される含浸部と樹脂が含浸され
ない密巻き部を形成するという超電導磁石が特開昭56−
12712 号公報に記載されている。しかしながら、この公
報には、推進コイル及び浮上案内コイルの熱放散を向上
させるための具体的な解決手段についてまでは何ら記載
されていない。
【0006】本発明の代表的な目的は、対地(軌道)及
び他のコイルとの絶縁を確保することができると共に、
磁気浮上車両の超電導磁石との間の電磁誘導によって作
用する電磁力に対抗する支持力を得ることができ、かつ
熱放散性能を向上させることができる磁気浮上式鉄道用
地上コイルの提供にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、導電体
が複数巻回され形成されたコイル導体を絶縁性の縛り部
材によって絶縁性の板状部材に固定したことにある。
【0008】コイル導体は浮上コイルと推進コイルによ
って形状が異なっており、浮上コイルは8の字状に形成
され、推進コイルは長円形状に形成されている。絶縁性
の板状部材は、プラスチック中に強化材が混入された繊
維強化プラスチック(FRP)から形成されたものであ
り、浮上コイル用はほぼ正方形状に、推進コイル用はほ
ぼ長方形状に形成されいる。また、各絶縁性の板状部材
には、対応する地上コイルの内周形状に合せて切欠かれ
た切欠き部が設けられている。絶縁性の縛り部材は、ガ
ラス繊維が樹脂、例えばエポキシ樹脂によって硬化され
たガラスバインドテープから形成されたものである。
【0009】浮上コイルの場合、正方形状の板状部材に
8の字状に形成されたコイル導体を2つ並べて置き、絶
縁性の板状部材に設けられた切欠き部を介して絶縁性の
縛り部材をコイル導体の直線部と絶縁性の板状部材に複
数巻回し、絶縁性の板状部材にコイル導体を固定する。
この時、コイル導体が隣接する部分の直線部及び単位コ
イルが隣接する部分の直線部は、2つまとめて一緒に絶
縁性の縛り部材によって絶縁性の板状部材に固定する。
コイル導体が隣接する部分の直線部間には絶縁物を介在
させることが好ましい。
【0010】推進コイルの場合、長方形状の板状部材に
長円形状に形成されたコイル導体を置き、絶縁性の板状
部材に設けられた切欠き部を介して絶縁性の縛り部材を
コイル導体の直線部と絶縁性の板状部材に複数巻回し、
絶縁性の板状部材にコイル導体を固定する。
【0011】絶縁性の板状部材に設けられた切欠き部の
周縁部分には、地上コイルをその内周側から支持する突
起状の支持部材が設けられている。支持部材は、絶縁性
の板状部材と同様に繊維強化プラスチック(FRP)か
ら形成されたものである。コイル導体と絶縁性の板状部
材の間には、コイル導体と絶縁性の板状部材の接着性を
向上させるために半硬化状の樹脂層が設けられたいる。
半硬化状の樹脂層は、ポリエステル不織布に樹脂、例え
ばエポキシ樹脂を含浸して形成した半硬化状のシート部
材である。
【0012】本発明によれば、樹脂によるモールドが不
要になるので、コイル導体を外部に露出させて外気との
接触面積を増やすことができ、コイル導体に電流を流し
たとき或いは磁気浮上車両の通過に伴う磁束の変化によ
って電流が流れたときに生じる熱を外部に放散し易くす
ることができる。しかも、板状部材及び縛り部材が絶縁
性のものであるので、対地(軌道)及び他のコイルとの
絶縁を確保することができる。さらに、樹脂によるモー
ルドが施されていない軽量なコイル導体を縛り部材によ
って固定することができるので、磁気浮上車両の超電導
磁石との間の電磁誘導によって作用する電磁力に対抗す
る支持力を十分に得ることができる。
【0013】また、本発明によれば、樹脂によるモール
ドが不要になるので、地上コイルの磁気浮上車両との対
向方向の厚みを小さくすることができる。これにより、
地上コイルを磁気浮上車両側に近づけることができ、磁
気浮上車両の超電導磁石と地上コイルの導体間距離を小
さくすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。
【0015】図5,図6は磁気浮上式鉄道用地上コイル
が設置される軌道を示す。図中1は磁気浮上式車両2の
走行軌道であり、低壁1a及び低壁1aの両端に対向配
置された側壁1b,1cから凹状に形成されている。走
行軌道1は鉄筋コンクリート製のものである。磁気浮上
式車両2は車体2aの両側面の下部側に超電導磁石2
b,2cを備えている。側壁1bの磁気浮上式車両2と
の対向側にはコンクリートパネル3aが設けられてい
る。側壁1cの磁気浮上式車両2との対向側にはコンク
リートパネル3bが設けられている。
【0016】コンクリートパネル3aには、磁気浮上式
車両2の超電導磁石2bと対向するように推進コイル4
及び浮上案内コイル5が取付けられている。コンクリー
トパネル3bには、磁気浮上式車両2の超電導磁石2c
と対向するように推進コイル4及び浮上案内コイル5が
取付けられている。推進コイル4及び浮上案内コイル5
は、磁気浮上式車両2の超電導磁石2b,2cと対向す
るようにその対抗方向に並んで配置されており、磁気浮
上式車両2側には浮上案内コイル5が配置され、側壁1
b,1c側には推進コイル4が配置されている。この配
列にしたがって推進コイル4及び浮上案内コイル5は側
壁1b,1cの延伸方向に複数取付けられている。尚、
図中6は、コンクリートパネル3a,3bの磁気浮上式
車両2側を塞ぐ覆い部材である。
【0017】次に、本発明の実施例である磁気浮上式鉄
道用地上コイルの構成を図1〜図4に基づいて説明す
る。尚、磁気浮上式鉄道用地上コイルには推進コイル4
及び浮上案内コイル5があるが、本実施例においては浮
上案内コイル5を例にとり説明する。浮上案内コイル5
は、8の字状のコイル導体6,7が絶縁性の縛り部材8
によって絶縁性の板状部材9に固定され構成されてい
る。コイル導体6,7は、線状の導電体10を8の字状
に複数巻回或いは導電体10を円形状に複数巻回した単
位コイル導体11,12を8の字状に組合わせたもので
ある。単位コイル導体11には直線部11a〜11dが
形成されている。単位コイル導体12には直線部12a
〜12dが形成されている。単位コイル導体12の直線
部12dの下部には端子13が2本設けられており、端
子13からは導電体10が引出されている。
【0018】絶縁性の板状部材9は、プラスチック中に
強化材が混入された繊維強化プラスチック(FRP)か
ら形成されたものであり、ほぼ正方形状に形成されてい
る。絶縁性の板状部材9の一部分、すなわち単位コイル
導体11の直線部11aよりも外側の部分と、単位コイ
ル導体12の直線部12bよりも外側であり端子13に
よって挟まれた部分は凹状に切欠かれている。絶縁性の
板状部材9には、単位コイル導体11,12の内周形状
に合せて切欠かれた切欠き部14が形成されている。
尚、単位コイル導体12の直線部12a,12dによっ
て形成された角の一部分は切欠かれず残っている。
【0019】絶縁性の板状部材9の外周部には円形状の
ボルト孔16が複数箇所設けられている。単位コイル導
体12の直線部12a,12dによって形成された角の
切欠かれず残っている部分にも円形状のボルト孔16が
設けられている。切欠き部14の周縁部の一部分、すな
わち単位コイル導体11の直線部11a,11c,11
dにあたる部分、単位コイル導体12の直線部12a,
12c,12dにあたる部分、単位コイル導体12の直
線部12bであり端子13によって挟まれた部分には、
コイル導体6,7を支持する支持部材15が設けられて
いる。支持部材15は絶縁性の板状部材9と同じ材質か
ら形成されたものであり、絶縁性の板状部材9から突出
するように設けられている。
【0020】絶縁性の縛り部材8は、ガラス繊維が樹
脂、例えばエポキシ樹脂によって硬化されたガラスバイ
ンドテープから形成されたものである。コイル導体6,
7と絶縁性の板状部材9の間には、コイル導体6,7と
絶縁性の板状部材9の接着性を向上させるために半硬化
状の樹脂層17が設けられている。半硬化状の樹脂層1
7は、ポリエステル不織布に樹脂、例えばエポキシ樹脂
を含浸して形成した半硬化状のシート部材である。コイ
ル導体6,7が隣接する部分、すなわちコイル導体6の
直線部11dとコイル導体7の直線部11cの間、及び
コイル導体6の直線部12dとコイル導体7の直線部1
2cの間には絶縁物を介在させている。これは、コイル
導体6,7間を絶縁するためである。尚、図中18は、
コンクリートパネル3a,3bに浮上案内コイル5を取
付ける際に用いられる支持突起部である。
【0021】次に、本実施例の浮上案内コイル5の製作
方法について説明する。まず、8の字状に形成されたコ
イル導体6,7を用意する。この後、絶縁性の板状部材
9にコイル導体6,7を並べて置き、絶縁性の板状部材
9に設けられた切欠き部14を介して絶縁性の縛り部材
8をコイル導体6,7の直線部11a〜11d,12a〜
12dと絶縁性の板状部材9に複数巻回して縛る。これ
により、絶縁性の板状部材9にコイル導体6,7を固定
する。この時、コイル導体6,7が隣接する部分、すな
わちコイル導体6の直線部11dとコイル導体7の直線
部11cの間、コイル導体6の直線部12dとコイル導
体7の直線部12cの間と、単位コイル導体11,12
が隣接する部分、すなわち単位コイル導体11の直線部
11bと単位コイル導体12の直線部12aの間は、隣
接する直線部を2つまとめて一緒に絶縁性の縛り部材8
によって絶縁性の板状部材9に固定する。
【0022】以上説明した本実施例によれば、導電体1
0が複数巻回され形成されたコイル導体6,7を絶縁性
の縛り部材8によって絶縁性の板状部材9に固定したの
で、樹脂によるモールドが不要になる。これにより、コ
イル導体6,7を外部に露出させて外気との接触面積を
増やすことができ、コイル導体6,7に電流を流したと
き或いは磁気浮上車両の通過に伴う磁束の変化によって
電流が流れたときに生じる熱を外部に放散し易くするこ
とができる。従って、浮上案内コイル5の熱放散性能を
向上させることができる。しかも、板状部材9及び縛り
部材8が絶縁性のものであるので、対地(軌道)及び他
のコイルとの絶縁を確保することができる。さらに、樹
脂によるモールドが施されていない軽量なコイル導体
6,7を縛り部材8によって板状部材9に固定すること
ができるので、磁気浮上車両2の超電導磁石2b,2c
との間の電磁誘導によって作用する電磁力に対抗する支
持力を十分に得ることができる。従って、これまで樹脂
によるモールドによって果たしていた機能を十分に発揮
することができる。
【0023】また、本実施例によれば、上記構成によっ
て樹脂によるモールドが不要になるので、浮上案内コイ
ル5の磁気浮上車両2との対向方向の厚みを小さくする
ことができる。これにより、浮上案内コイル5を磁気浮
上車両2側に近づけることができるので、磁気浮上車両
2の超電導磁石2b,2cと浮上案内コイル5の導体間
距離を小さくすることができる。従って、浮上案内コイ
ル5による浮上案内力を向上させることができ、磁気浮
上車両2の走行性能を向上させることができる。また、
浮上案内コイル5を磁気浮上車両2側に近づけることが
できるので、浮上案内コル5の側壁1b,1c側に取付
けられている推進コイル4も磁気浮上車両2側に近づけ
ることができる。これにより、磁気浮上車両2の超電導
磁石2b,2cと推進コイル4の導体間距離を小さくす
ることができるので、推進コイル4と磁気浮上車両2の
超電導磁石2b,2cで構成される同期電動機の性能を
向上させることができ、磁気浮上車両2の走行性能を向
上させることができる。
【0024】また、本実施によれば、切欠き部14の周
縁部の一部分、すなわち単位コイル導体11の直線部1
1a,11c,11dにあたる部分、単位コイル導体1
2の直線部12a,12c,12dにあたる部分、単位コ
イル導体12の直線部12bであり端子13によって挟
まれた部分に支持部材15を設け、コイル導体6,7を
支持しているので、コイル導体6,7の支持力を向上さ
せることができる。また、コイル導体6,7と絶縁性の
板状部材9の間に半硬化状の樹脂層17を設け、コイル
導体6,7と絶縁性の板状部材9の接着性を向上させて
いるので、コイル導体6,7の支持力を向上させること
ができる。
【0025】尚、本実施例では、浮上案内コイル5を例
にとり説明したが、上述した構成は推進コイル4にも適
用することができる。すなわち導電体を複数巻回し形成
した長円形状のコイル導体と、コイル導体の内周側にあ
たる部分に切欠き部を有した長方形状の絶縁性の板状部
材と、絶縁性の縛り部材を用意し、長円形状のコイル導
体を長方形状の絶縁性の板状部材に置き、長方形状の絶
縁性の板状部材に設けられた切欠き部を介して絶縁性の
縛り部材を長円形状のコイル導体の直線部と長方形状の
絶縁性の板状部材に複数巻回し、長方形状の絶縁性の板
状部材に長円形状のコイル導体を固定する。
【0026】以上説明した推進コイル4によれば、樹脂
によるモールドが不要になるので、浮上案内コイル5と
同様に熱放散性能を向上させることができると共に、こ
れまで樹脂によるモールドによって果たしていた機能を
十分に発揮することができる。しかも、樹脂によるモー
ルドが不要になるので、推進コイル4を磁気浮上車両2
にさらに近づけることができる。これにより、磁気浮上
車両2の超電導磁石2b,2cと推進コイル4の導体間
距離をさらに小さくすることができるので、推進コイル
4と磁気浮上車両2の超電導磁石2b,2cで構成され
る同期電動機の性能をさらに向上させることができる。
従って、磁気浮上車両2の走行性能をさらに向上させる
ことができる。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、コイル導体に電流を流
したとき或いは磁気浮上車両の通過に伴う磁束の変化に
よって電流が流れたときに生じる熱を外部に放散し易く
することができると共に、対地(軌道)及び他のコイル
との絶縁を確保することができ、かつ磁気浮上車両の超
電導磁石との間の電磁誘導によって作用する電磁力に対
抗する支持力を十分に得ることができるので、対地(軌
道)及び他のコイルとの絶縁を確保することができると
共に、磁気浮上車両の超電導磁石との間の電磁誘導によ
って作用する電磁力に対抗する支持力を得ることがで
き、かつ熱放散性能を向上させることができる磁気浮上
式鉄道用地上コイルを提供することができる。
【0028】また、本発明によれば、磁気浮上車両の超
電導磁石と地上コイルの導体間距離を小さくすることが
できるので、磁気浮上式鉄道用地上コイルが有する推
進,浮上及び案内の各性能を向上させることができ、磁
気浮上車両の走行性能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例である浮上案内コイルの構成を
示す平面図である。
【図2】図1のコイル導体の構成を示す平面図である。
【図3】図1の板状部材の構成を示す平面図であって、
(a)は、板状部材の正面図であり、(b)は板状部材
の側面図である。
【図4】図1のIV矢視側面図である。
【図5】磁気浮上車両が走行する軌道の構成を示す斜視
図である。
【図6】磁気浮上車両及びその走行軌道の構成を示す断
面図である。
【符号の説明】
4…推進コイル、5…浮上案内コイル、6,7…コイル
導体、8…絶縁性の縛り部材、9…絶縁性の板状部材、
10…導電体、15…支持部材、17…半硬化状の樹脂
層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梅木 健 愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1番4号 東海旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 小河 将道 愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1番4号 東海旅客鉄道株式会社内 Fターム(参考) 2D056 DA01 DA07 5H113 BB03 CC01 CD02 CD12 DA02 DA05 DB03 DB09 DB14 DB18 DC03 DC09 DC14 DC18

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】導電体を複数巻回し形成したコイル導体が
    絶縁性の縛り部材によって絶縁性の板状部材に固定され
    てなる磁気浮上式鉄道用地上コイル。
  2. 【請求項2】導電体を複数巻回し形成したコイル導体が
    絶縁性の縛り部材によって絶縁性の板状部材に固定され
    ると共に、前記板状部材から突出した支持部材によって
    支持されてなる磁気浮上式鉄道用地上コイル。
  3. 【請求項3】導電体を複数巻回し形成したコイル導体が
    絶縁性の縛り部材によって絶縁性の板状部材に固定され
    ると共に、前記コイル導体と前記板状部材の間に半硬化
    状の樹脂層が設けられてなる磁気浮上式鉄道用地上コイ
    ル。
  4. 【請求項4】導電体を複数巻回し形成したコイル導体が
    絶縁性の縛り部材によって絶縁性の板状部材に固定され
    ると共に、前記板状部材から突出した支持部材によって
    支持されてなり、かつ前記コイル導体と前記板状部材の
    間に半硬化状の樹脂層が設けられてなる磁気浮上式鉄道
    用地上コイル。
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