JP3122493B2 - 超電導コイル装置 - Google Patents

超電導コイル装置

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JP3122493B2 JP23999391A JP23999391A JP3122493B2 JP 3122493 B2 JP3122493 B2 JP 3122493B2 JP 23999391 A JP23999391 A JP 23999391A JP 23999391 A JP23999391 A JP 23999391A JP 3122493 B2 JP3122493 B2 JP 3122493B2
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  • Containers, Films, And Cooling For Superconductive Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば磁気浮上式列
車等に搭載される超電導コイル装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の磁気浮上車両の構成を示す
横断面図である。図において1は超電導磁石装置であ
り、2は車体で、下部に設置した台車枠3の側面に取り
つけられている。4は凹形の地上ガイドウェイであり、
5は地上側に設置された側壁浮上方式の浮上案内用地上
コイル、6は推進用地上コイルである。
【0003】図5は上記超電導磁石装置1の構成を示す
縦断面図である。図において8は本装置全体を台車枠2
に固定するための固定軸である。固定軸8に断熱支持体
9を介してレーストラック形をした内槽10およびその
内部に収容された超電導コイル11を支持している。
【0004】図6は、例えば特開昭59−98570号公報に
示された従来の超電導磁石装置の超電導コイル部の詳細
を示す横断面図である。図において7は外槽、8は外槽
の一部でその一端に取付座をもった固定軸であり、この
取付座面部を台車枠3に取りつけ固定する。9は断熱支
持体で、直径の異なる円筒を同心上に配置した多重円筒
状からなり、隣あう円筒が順次端部どうし、あるいは中
央部どうしで交互に結合されており、最内層部9bは固
定軸8に固定されている。10は内槽で、超電導コイル
11を収容し複数個ある断熱支持体9を取り巻くように
配置され、液体ヘリウム温度に冷却されている。12は
シールド板で、内槽10と外槽7の間に設置され、断熱
支持材9の中間部に取りつけられた中間シールド金具9
cに溶接などで接合されている。ここで、シールド板1
2は、アルミニウム板等の低電気抵抗材料で製作し、外
槽7からの輻射熱を遮断するとともに、変動磁場を遮蔽
している。また、その端部は中間シールド金具9cにサ
ーマルアンカされ、断熱支持体9からの熱侵入を低減さ
せている。
【0005】図7は例えば特願平1−188316号に示され
た従来の他の超電導磁石装置の超電導コイル、内層部の
詳細を示す横断面図である。図において16はステンレ
ス製の内槽10表面に取りつけられた超電導体あるいは
低抵抗材である。
【0006】図8は例えば実開昭60−78107号公報に示
された従来の超電導コイル装置の他の例を示す一部破断
正面図、図9は図8のIX−IX線に沿う断面図である。図
において11は素線絶縁を施した超電導線11aをレー
ストラック形状に巻回し、エポキシ樹脂などを含浸して
形成した樹脂層11bで超電導線11aを一体化した超
電導コイル、10は外板10a、側板10b、内板10
cからなり、各々溶接して矩形形状とし、内部に超電導
コイル11を収容するとともに超電導コイル11を冷却
するための液体ヘリウムなどの冷媒を貯蔵する内槽、1
7は側板17b、底板17cからなり、超電導コイル1
1を内槽10内に固定する支持部材、18は内槽10を
補強するために相対する内板10c間に設けられた補強
板である。
【0007】ここで、図8におけるW1〜W9は超電導コ
イル11に通電して磁石として作用するときの静的電磁
力である。この電磁力はレーストラック全周に発生する
が、図においては1/4周分のみ8分割してレーストラ
ック周長方向の単位長さ当たりの平均分布荷重で示して
いる。超電導コイル11に発生する電磁力のうち半円形
部に働く電磁力W6〜W9は、円形状に放射線上に働く力
であるためフープ力fとなって、超電導コイル11と内
槽10との引張り剛性でバランスが保たれる。また、直
線部両辺間に働く電磁力W1〜W5は外板10aに伝えら
れ、側板10bを介して補強板18の引張り剛性でバラ
ンスが保たれる。
【0008】次にこの超電導コイル装置を利用した磁気
浮上車両システムについて説明する。車両が走行中、超
電導コイル11と浮上案内コイル5との間には、車両を
浮上させるための上下方向の浮上力、および、車両を軌
道の中心に保つための車両左右方向の案内力が働き、超
電導コイル11と推進コイル6との間には、車両前後方
向に車両を推進させるための推進力が働く。これらの浮
上力、案内力、推進力には、それぞれ速度に対応した脈
動分が含まれている。つまり、超電導コイル装置におい
ては、レーストラック短辺方向に浮上力、レーストラッ
ク長辺方向に推進力、図9における左右方向に案内力が
働くことになる。このような電磁力、加振力に対して超
電導コイル11が動かないように、超電導コイル装置の
製作時点において、超電導コイル11と内槽10とを支
持部材17によって強固に固定する必要がある。
【0009】しかし、超電導コイル装置は液体ヘリウム
などの冷媒で冷却されるので、主要部材の熱収縮の差に
よって超電導コイル11と内槽10との間にすきま
(δ)が生じる。
【0010】特に超電導コイル11の断面方向において
は、超電導線11aが整列して積みあげられた形で、エ
ポキシ樹脂などの樹脂槽11bが超電導線11a間に挿
入された構造をとり、超電導コイル11左右巾方向や上
下厚み方向の熱収縮量は樹脂槽11bに大きく影響さ
れ、超電導コイル11は内槽10より収縮量が大きくな
る。このため、巾方向では超電導コイル11と支持部材
17の側板17bとの間にすきま(δ1)が生じ、上下
厚み方向では電磁力(W)によって超電導コイル11が
内槽10の外板10aに押さえつけられているので、内
板10c側にのみすきま(δ2)が生じる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の超電導コイル装
置は以上のように、外槽7、シールド板12が低電気抵
抗材料(アルミニウム)で構成されている。このため
に、超電導コイル部で磁界変動が生ずると内槽10およ
び超電導線材部において大きな渦電流が発生し、超電導
磁石全体の熱負荷が増大し、液体ヘリウムの蒸発量が増
大するという課題がある。
【0012】また、従来の超電導コイル装置では、渦電
流による交流磁束や地上コイルからの高調波磁束が直接
超電導コイル11に鎖交する。さらに、機械的振動等に
より超電導コイル11と内槽10との間にすべりが生じ
た場合、摩擦発熱による温度上昇の影響を直接超電導コ
イル11が受け、超電導コイル11の温度が上がり、超
電導破壊(クエンチ)をおこすという課題がある。
【0013】これらの課題に対し、特願平1−1883
16号に示された超電導磁石装置では内槽10表面に超
電導体あるいは低抵抗体を一体的に取りつけて磁気シー
ルドすることにより、前記の交流磁界変動に対する課題
を解決している。しかし、超電導体あるいは低抵抗材が
内槽10表面に取りつけられているため、内槽10の局
部的な変形にともなう超電導コイル11と内槽10との
間の微小な相対変異に対して超電導体あるいは低抵抗材
の部分で大きな渦電流が誘導されるため、内槽10のス
テンレス材の部分での渦電流損失が増加するという課題
がある。また、超電導体で発生する結合損失やヒステリ
シス損失といった交流損失による発熱は、熱伝導の悪い
ステンレスの内槽10を介して内槽10内部の液体ヘリ
ウムで冷却されることになるため、冷却性能が悪く、超
電導体の温度が高くなり最悪の場合は超電導破壊を起こ
し、前記交流磁界変動に対する磁気シールドの機能を果
たせなくなるという課題がある。
【0014】この発明は、上記のような課題を解消する
ためになされたもので、内槽および超電導線材部に発生
する渦電流を低減し、渦電流損失による液体ヘリウムの
蒸発量を減少させることを目的とする。
【0015】また、渦電流による交流磁束や地上からの
高調波磁束、およびすべりによる摩擦発熱が発生しても
直接超電導コイルに伝えないように配慮することによっ
て、高性能で信頼性の高い超電導コイルを得ることを目
的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の発明に
係る超電導コイル装置は、超電導コイルの最内層、最外
層および側面に超電導体からなるダミーコイルを一体的
に取り付け、かつ、このダミーコイルを超電導スイッチ
を介して閉ループとするものである。
【0017】
【0018】さらに、この発明の第の発明に係る超電
導コイル装置は、超電導コイルの最内層および最外層に
超電導体からなるダミーコイルを取り付けるものであ
る。
【0019】
【作用】この発明の第1の発明に係る超電導コイル装置
では、超電導コイル側面に一体的に取りつけたダミーコ
イルが、磁気シールド効果を有し、超電導コイル本体に
直接交流磁束が鎖交するのを防止している。このダミー
コイルは負荷電流を流していないこと、および直接液体
ヘリウムで冷却されているので、超電導の安定性が高く
クエンチを起こすことはない。また、機械的振動等によ
り超電導コイルと内槽容器との間ですべりを生じても、
このダミーコイルが熱的なバッファーになり摩擦発熱に
よる温度上昇を防止でき、超電導コイルの安定性を向上
させる。さらに、超電導スイッチ(PCS)を介して閉
ループとしているため、励消磁時の磁束時間変化の大き
いときはPCSをOFFすることにより、超電導コイル
の主磁束の変化による渦電流はPCSの抵抗により制限
でき、励消磁を高速に行うことができる。
【0020】
【0021】この発明の第の発明に係る超電導コイル
装置では、超電導コイルの最内層と最外層とにダミーコ
イルが取り付けられているので、超電導コイルと内槽と
のすべりによる摩擦熱が発生しても、そのエネルギーは
ダミーコイル層で吸収され、ダミー線が樹脂層に比べ熱
伝導が良いので、線長方向に速やかに拡散され、周辺の
液体ヘリウムのなどの冷媒に放散される。さらに、ダミ
ー線は両端が超電導線と電気的に結線されないようにな
っているので、熱エネルギーを線長方向に拡散しても、
超電導コイル本体には熱を伝えない。
【0022】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に沿って説明
する。 実施例1.図1は本発明の実施例1を示す超電導コイル
装置のコイル部の断面図である。図において11は超電
導コイルで、11aは素線絶縁を施した超電導線、1
3、14は超電導体からなるダミーコイルである。超電
導コイル部は超電導コイル11とダミーコイル13、1
4とをエポキシ樹脂などで含浸し一体化している。ここ
で、内槽10、シールド板12は、高電気抵抗材料、例
えばステンレスで構成している。図2は図1に示したコ
イル部を用いた超電導コイル装置の側面図である。図に
おいて13は超電導コイルの側面および最下層と一体化
したダミーコイル、14は超電導コイルの最上層と一体
化したダミーコイル、15は超電導スイッチ(PCS)
であり、ダミーコイル13、14は超電導スイッチ15
を介して接続され閉ループを構成している。
【0023】次に、上記実施例1の動作について説明す
る。超電導コイル11の冷却については、コイル最内
層、コイル最外層、コイル側面にダミーコイル13、1
4が一体化してある以外は従来のコイル構成と同じであ
るため問題はない。ここで、シールド板12、内槽10
間に相対振動が起こっても、構成金属の電気抵抗が大き
いため発生する渦電流が小さい。しかし、高電気抵抗材
料を用いることにより、シールド板12での磁気シール
ド効果は低減するが、超電導コイル11の側面に一体的
に取りつけたダミーコイル13により磁気シールドさ
れ、超電導コイル11本体に直接交流磁束は鎖交しな
い。
【0024】また、機械的振動等により超電導コイル1
1と内槽10との間ですべりを生じても、このダミーコ
イル13、14が熱的なバッファーになり摩擦発熱によ
る超電導コイル11の温度上昇を防止できる。
【0025】さらに、ダミーコイル13、14は、超電
導スイッチ(PCS)15を介して閉ループとしている
ため、励消磁時の磁束時間変化の大きいときはPCS1
5をOFFすることにより、超電導コイル11の主磁束
の変化による渦電流はPCS15の抵抗により制限でき
る。
【0026】実施例2.図3はこの発明の実施例2を示
す超電導コイル装置のコイル部の断面図である。図にお
いて、20は超電導コイル11の最内層と最外層とに形
成されたダミーコイル、20aは両端を超電導線11a
と結線せず、素線絶縁を施した超電導線からなりダミー
コイル20を形成するダミー線であり、この実施例2で
は超電導線11aと同一寸法としている。また、超電導
コイル部は、最内層のダミーコイル20、超電導コイル
11、最外層のダミーコイル20の順に巻線した後、エ
ポキシ樹脂などを含浸させて一体化している。
【0027】上記のように構成された超電導コイル装置
においては、図9に示した従来の超電導コイル装置と同
様に冷媒による冷却で超電導コイル11と内槽10との
間にすきま(δ1,δ2)が生じ、このような状態で浮上
案内コイル5、推進コイル6との間で推進力、浮上力、
案内力が作用すると、やはり従来の超電導コイル装置と
同様に超電導コイル11が内槽10との間で(δ1
δ2)分すべり、すべり摩擦熱が発生する。
【0028】このすべり摩擦熱による熱エネルギーは超
電導コイル11の最内層と最外層に形成されたダミーコ
イル20で吸収される。ダミー線20aは樹脂層11b
に比べて熱伝導が良いので、ダミーコイル20で吸収さ
れたエネルギーは樹脂層11bを介して超電導コイル1
1に伝達せず、ダミー線20aの線長方向に速やかに拡
散し、周辺の冷媒に放散される。このときダミー線20
aは両端がオープンであることから、線長方向に拡散し
た熱エネルギーが超電導コイル11に伝達されない。
【0029】したがって、超電導コイル11はダミーコ
イル20がすべり摩擦熱を吸収し熱的なバッファとな
り、摩擦熱の影響を受けることなく熱的な安定な状態を
保つことができる。
【0030】なお、ダミーコイル20は交流磁界による
うず電流発熱防止のため板状のものを使用していない。
【0031】また、上記実施例2ではダミー線20aを
超電導線11aと同一の導線を使用したが、同等サイズ
の熱伝導の良い銅線、アルミ線などを使用しても同等の
効果を得ることができる。
【0032】さらに、上記実施例2では超電導コイル1
1の最内層と最外層とにダミーコイル20を設ける場合
について述べたが、超電導コイル11の側面側にダミー
コイルを設けることにより、側面にすべりが生じる場合
には同等の効果を得ることができる。
【0033】さらに、この発明はMRI装置、超電導発
電機等にも適用できる。
【0034】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0035】この発明の第1の発明によれば、超電導コ
イルの最内層、最外層および側面に超電導体からなるダ
ミーコイルを一体化して取りつけ、このダミーコイルを
超電導スイッチを介して接続して閉ループを構成してい
るので、機械的振動等により超電導コイルと内槽との間
ですべりを生じても、ダミーコイルが熱的なバッファー
になり摩擦発熱による温度上昇を防止でき、超電導コイ
ルの安定性を向上できる。さらに励消磁時の超電導コイ
ルの主磁束の変化による渦電流は、超電導スイッチの抵
抗により制限でき、励消磁を高速に行うことができる。
【0036】
【0037】この発明の第の発明によれば、超電導コ
イルの最内層および最外層に超電導体からなるダミーコ
イルを取りつけているので超電導コイルと内槽との間で
発生するすべり摩擦熱をダミーコイルで吸収でき、超電
導コイルへの熱の侵入を防止でき、超電導コイルの安定
性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す超電導コイル装置の
コイル部の側面図である。
【図2】図1に示すこの発明のコイル部を用いた超電導
コイル装置を示す断面図である。
【図3】この発明の実施例2を示す超電導コイル装置の
コイル部の断面図である。
【図4】従来の磁気浮上式鉄道車両の構成を示す横断面
図である。
【図5】従来の超電導コイル装置の構成を示す側面図で
ある。
【図6】従来の超電導コイル装置の断面図である。
【図7】従来の他の超電導コイル装置を示す横断面図で
ある。
【図8】従来の他の超電導コイル装置を示す横断面図で
ある。
【図9】図8のIX−IX線に沿った断面図である。
【符号の説明】
7 外槽 10 内槽 11 超電導コイル 12 シールド板 13 ダミーコイル(下層、側面) 14 ダミーコイル(上層) 15 超電導スイッチ(PCS) 20 ダミーコイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 沖 雅雄 尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三菱電 機株式会社 伊丹製作所内 (56)参考文献 特開 昭62−183503(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01F 6/00 ZAA H01F 6/06 ZAA

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超電導線材を巻回して作られた超電導コ
    イル、超電導コイルを囲む内槽、外部からの輻射熱およ
    び磁気的外乱を防ぐシールド板、上記各設備を収納し、
    真空を維持するための外槽容器等から構成される超電導
    コイル装置において、前記超電導コイルの最内層、最外
    層および側面に超電導体からなるダミーコイルを一体的
    に取りつけ、かつ前記ダミーコイルを超電導スイッチを
    介して閉ループとしたことを特徴とする超電導コイル装
    置。
  2. 【請求項2】 超電導線材を巻回して作られた超電導コ
    イル、超電導コイルを囲む内槽、外部からの輻射熱およ
    び磁気的外乱を防ぐシールド板、上記各設備を収納し、
    真空を維持するための外槽容器等から構成される超電導
    コイル装置において、前記超電導コイルの最内層および
    最外層に超電導体からなるダミーコイルを取りつけたこ
    とを特徴とする超電導コイル装置。
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