JP3556444B2 - 超電導磁石用電流リードの製造方法 - Google Patents

超電導磁石用電流リードの製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、磁気浮上式鉄道用車両の浮上、案内、推進用の極低温に冷却された超電導磁石と、室温にある電源とを電気的に接続し、かつ、超電導磁石を永久電流モードに励磁するかあるいは永久電流モードを消磁するために用いる超電導磁石用電流リードの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
磁気浮上式鉄道の走行駆動システムは、図7に示すように車両の台車1に搭載した浮上・案内・推進用の超電導磁石2に対向して、断面U字形のガイドウェイ3に設置した地上コイル4に車両の走行速度に見合った周波数で交流通電を行い、車両を走行させるものである。
【0003】
超電導磁石2は図8に示すように、極低温状態で電気抵抗がゼロとなる超電導線を巻回した後、エポキシ樹脂などで線間を含浸した超電導コイル5を収納している内槽容器6、超電導コイル5を低温状態に保持させる冷媒用の冷媒補給タンク7、外部からの輻射による熱侵入と電磁力を抑えるための輻射シールド板8、前記機器を収納し、かつ断熱状態を保持するために内部を真空状態にしている外槽容器9から構成され、車体10の下部の台車1の両側に支持筒11により取付けられている。
【0004】
このような構造の超電導磁石2に対して、非通電時の熱侵入量を小さく抑えながら、極低温に冷却保持される超電導磁石と室温にある電源とを電気的に接続するためのコンポーネントが、図9に示す構造の超電導磁石用電流リード12である。
【0005】
磁気浮上式鉄道の超電導磁石2は、他分野のものと異なり、数分間で永久電流モードに励磁するかあるいは永久電流モードを消磁するという運用上の特徴がある。このため、非通電時の熱侵入量を小さくしつつ、通電時の導体のジュール発熱による導体の温度上昇(熱侵入量)を小さくするために、通電用導体13の主要材料には黄銅、白銅、リン青銅、リン脱酸銅などの低純度銅が採用され、その基本断面構造は図10に示すものにしている。すなわち、通電用導体13とFRPなどの電気絶縁体14とSUS製の外管15とを隙間17を設けて組み合わせた構造にしている。ここで、図9に示すように通電用導体13とFRPなどの電気絶縁体14との間には通電用導体13を冷却するために冷却用ガス流路16を形成する必要があるが、図10に示した断面構造のように通電用導体13と電気絶縁体14との間に形成した隙間17をその冷却用ガス流路16として利用しているのである。このため、従来の構造では、隙間17が必須であり、この隙間17の存在が構成部材間のすべり、ガタを許容するものとなっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
図7に示した磁気浮上式鉄道の走行駆動システムでは、車両走行時に浮上・推進力の他に、地上コイル4のピッチと走行速度によって決まる高周波の電磁変動が超電導磁石2に作用することから、超電導磁石内部の各コンポーネントに振動が伝達される。しかしながら、従来の電流リード12はすべり、ガタを許容する構造であったので、超電導磁石2の走行時の振動によって構成部材間のすべり摩擦によって発熱があり、通電用導体13の温度が上昇し、結果的に電流リード12からの熱侵入量が増加する。したがって、超電導磁石2の走行時の振動が大きくなる速度域では、この発熱現象が顕著となり、電流リード12からの熱侵入量が車両停止時の熱侵入量に比べて大きくなり、ひいては、超電導磁石2の走行時の冷却材の蒸発量を増加させ、冷凍機の液化特性に影響を与える不安定要因となっていた。
【0007】
本発明はこのような従来の問題点に鑑みてなされたもので、非通電時の熱侵入量を低減することができ、そのうえ、超電導磁石の走行時の振動による構成部材間のすべり、ガタをなくしてすべり摩擦による発熱を抑えることができる超電導磁石用電流リードを製造できる超電導磁石用電流リードの製造方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明の超電導磁石用電流リードの製造方法は、電気絶縁芯材をエチレンとメタクリル酸の重合体を主成分とする熱可塑性樹脂で被覆し、複数の通電用導体それぞれの表面を前記電気絶縁芯材の表面と同じ熱可塑性樹脂で被覆し、これらの部材を円筒形の外殻電気絶縁材内に装填し、この外殻電気絶縁材の表面も同じ熱可塑性樹脂で被覆し、この外殻電気絶縁材を外筒内に装填し、その全体を加熱した後に冷却することによって前記熱可塑性樹脂を溶融、硬化させ、前記通電用導体、電気絶縁芯材物、外殻電気絶縁材及び外筒を一体化することを特徴とするものである。
【0009】
請求項2の発明は、請求項1の超電導磁石用電流リードの製造方法において、前記通電用導体それぞれの表面をポリテトラフルオルエチレンの高分子フィルムで被覆し、さらに前記熱可塑性樹脂で被覆することを特徴とするものである。
【0018】
請求項1の発明の超電導磁石用電流リードの製造方法では、電気絶縁芯材をエチレンとメタクリル酸の重合体を主成分とする熱可塑性樹脂で被覆し、複数の通電用導体それぞれの表面を前記電気絶縁芯材の表面と同じ熱可塑性樹脂で被覆し、これらの部材を円筒形の外殻電気絶縁材内に装填し、この外殻電気絶縁材の表面も同じ熱可塑性樹脂で被覆し、この外殻電気絶縁材を外筒内に装填し、その全体を加熱した後に冷却することによって前記熱可塑性樹脂を溶融、硬化させ、前記通電用導体、電気絶縁芯材物、外殻電気絶縁材及び外筒を一体化するので、構成部材間を隙間なく強固に一体化することができ、非通電時の熱侵入量を低減し、また超電導磁石の走行中の振動に対しても構成部材間にすべり、ガタが発生せず、すべり摩擦による発熱を抑制して熱侵入量を抑えることができる構造の超電導磁石用電流リードを製造することができる。
【0019】
請求項2の発明は、請求項1の超電導磁石用電流リードの製造方法において、通電用導体の表面をポリテトラフルオルエチレンの高分子フィルムで被覆し、さらに前記熱可塑性樹脂で被覆するものであり、構成部材間を隙間なく、強固に一体化することができ、かつ通電用導体の外部に対する絶縁性を高めることができ、非通電時の熱侵入量を低減し、また超電導磁石の走行中の振動に対しても構成部材間にすべり、ガタが発生せず、すべり摩擦による発熱を抑制して熱侵入量を抑えることができる構造の超電導磁石用電流リードを製造することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて詳説する。図1は本発明の1つの実施の形態の断面構造を示している。第1の実施の形態の超電導磁石用電流リード12Aは、従来同様のSUS製の外筒15内に、従来同様のFRP製の外殻電気絶縁体14aの内周に複数の低純度銅製、例えば黄銅製、断面弧状の通電用導体13aを配置し、これらの外殻電気絶縁体14aと通電用導体13aとの内部に従来同様のFRP製の電気絶縁芯材14bを装填して一体化した構造である。電気絶縁芯材14bの外周の通電用導体13aと対向する部分に半円溝を形成することにより、組立状態でこの部分に冷却用ガス流路16aが形成されている。
【0021】
この第1の実施の形態の超電導磁石用電流リード12Aの製造方法は、次の通りである。構成部材をなす電気絶縁芯材14bをエチレンとメタクリル酸の重合体を主成分とする熱可塑性樹脂で被覆し、また通電用導体13aそれぞれに対してはポリテトラフルオルエチレン(PTFE)の高分子フィルムを複数回巻き付け、さらにその表面を電気絶縁芯材14bの表面と同じ熱可塑性樹脂で被覆し、これらの部材13a,14bを円筒形の外殻電気絶縁材14a内に装填し、この外殻電気絶縁材14aの表面も同じ熱可塑性樹脂で被覆し、これを外筒15内に装填する。こうして組上げた電流リード12Aを、約120℃の温度で加熱処理した後に冷却する。
【0022】
これによって、熱可塑性樹脂が溶融した後に硬化して接着剤の役割を果たし、外筒15と外殻電気絶縁体14a、外殻電気絶縁体14aとその内部の通電用導体13a及び電気絶縁芯材14bがすべて隙間なく固着、一体化される。
【0023】
このようにして製造された電気リード12Aに対して冷却、走行時の振動を模擬した加振試験を実施したところ、熱侵入量が非通電時の特性に対してほとんど変化のないものであった。
【0024】
次に、本発明の第2の実施の形態を図2に基づいて説明する。第2の実施の形態の超電導磁石用電流リード12Bは、通電用導体13bの内部に冷却用ガス流路16bを形成し、電気絶縁芯材14cとこの通電用導体13bとを組合せ、円筒状の外殻電気絶縁体14aに装填し、さらにこの外殻電気絶縁体14aを外筒15内に装填した構造を特徴とする。
【0025】
この第2の実施の形態の超電導磁石用電流リードBの製造方法は、第1の実施の形態の電流リード12Aと同様であり、構成部材をなす電気絶縁芯材14cをエチレンとメタクリル酸の重合体を主成分とする熱可塑性樹脂で被覆し、また通電用導体13bそれぞれに対してはPTFEの高分子フィルムを複数回巻き付け、さらにその表面を同じ熱可塑性樹脂で被覆し、これらの部材13b,14cを外殻電気絶縁材14a内に装填し、この外殻電気絶縁材14aの表面も同じ熱可塑性樹脂で被覆し、これを外筒15内に装填し、こうして組上げられた電流リード12Aを約120℃の温度で加熱処理した後に冷却する。
【0026】
これによって、熱可塑性樹脂が溶融した後に硬化して接着剤の役割を果たし、各構成部材間がすべて隙間なく固着、一体化され、熱侵入量が非通電時の特性に対してほとんど変化のない電流リード12Bを製造することができる。
【0027】
次に、本発明の第3の実施の形態を図3〜図5に基づいて説明する。第3の実施の形態の超電導磁石用電流リード12Cは、円筒形の主導体13cの内孔を冷却用ガス流路16cとし、この主導体13cの外周に電気絶縁中筒14dを套装し、また電気絶縁中筒14dの外周面の複数箇所に形成した溝に断面弧状の補助導体13dをはめ込み、これらを外殻電気絶縁体14a内の装填し、さらに外筒15内に装填した構造である。主導体13cと補助導体13dは従来同様の低純度銅を材料とし、電気絶縁中筒14dと外殻電気絶縁体14aは従来同様のFRP製とし、外筒15はSUS製である。
【0028】
さらに、図4及び図5に詳しいように、主導体13cは電流リード12Cの長さ方向に断続されていて、その破断部分には導電性のガス流路変更用継ぎ手18が嵌入されている。このガス流路変更用継ぎ手18は、主導体13cの内部の冷却用ガス流路16をせき止め、そこを流れて来る冷却用ガスがいったん外部に出て、この継ぎ手18の外周面に沿って流れ、再び主導体13の内部の冷却用ガス流路16に戻るように冷却ガス流通孔18a,18bが形成されている。
【0029】
この第3の実施の形態の超電導磁石用電流リード12Cの製造方法は、第1及び第2の実施の形態の電流リード12A,12Bと同様であり、主導体13c、補助導体13dそれぞれに対してはPTFEの高分子フィルムを複数回巻き付け、さらにその表面をエチレンとメタクリル酸の重合体を主成分とする熱可塑性樹脂で被覆し、また電気絶縁中筒14d、外殻電気絶縁体14a、ガス流路変更用継ぎ手18に対しては同じ熱可塑性樹脂で被覆し、これらの部材を図3〜図5に示す配置で外筒15内に装填し、こうして組上げられた電流リード12Cを約120℃の温度で加熱処理した後に冷却する。
【0030】
これによって、熱可塑性樹脂が溶融した後に硬化して接着剤の役割を果たし、各構成部材間がすべて隙間なく固着、一体化され、熱侵入量が非通電時の特性に対してほとんど変化のない電流リードを製造することができる。
【0031】
しかもこの第3の実施の形態の電流リード12Cでは、主導体13cに複数個のガス流路変更用継ぎ手18を接続することによって、矢印19に示すように冷却用ガスはガス流路変更用継ぎ手18の部分で所定の間隔でその流路が変更されることになり、電流リード12Cを水平に設置した場合でも冷却用ガスの対流を防止することができ、低温側から高温側に向けて所定の温度分布となり、通電時の特性を安定したものにできる。
【0032】
なお、この実施の形態においてガス流路変更用継ぎ手18を主導体13cに嵌合して接続しているが、これに限らず、両者の接続部にネジ加工しておく方法や、両者の接続部を溶接、ハンダなどにより一体に接続する方法も採用することができる。
【0033】
またこのガス流路変更用継ぎ手18を高純度銅のような低電気抵抗材料で作製することにより、通電時における接続部の発熱(接続抵抗に比例するジュール発熱)を低く抑えることができ、また接続部の長さを短くできので、電流リード12Cの小型化が図れる。
【0034】
次に、本発明の第4の実施の形態を図6に基づいて説明する。第4の実施の形態の超電導磁石用電流リード12Dは、断面形状においては外周面の複数箇所に冷却用ガス流路16dを形成するための溝が刻設されている電気絶縁芯材14eの外周に断面弧状の通電用導体13eと絶縁体14fとを配置し、さらに外周に外殻電気絶縁体14aを配置し、これらを外筒15内に装填した構造である。
【0035】
そして長さ方向に関しては、電気絶縁芯材14eの外周の冷却用ガス流路16dが螺旋状に刻設されており、また通電用導体13eと電気絶縁体14fがこの冷却用ガス流路16dに沿う形で螺旋縞模様を形成するように配置されている。
【0036】
この第4の実施の形態の超電導磁石用電流リード12Dの製造方法は、上記の各実施の形態と同様である。
【0037】
第4の実施の形態の超電導磁石用電流リード12Dの場合、各構成部材間がすべて隙間なく固着、一体化され、熱侵入量が非通電時の特性に対してほとんど変化のない特性を備え、そのうえに、冷却用ガス流路16dが螺旋状であるために冷却用ガスの対流が発生せず、通電用導体13eの冷却効果を高めることができる。
【0038】
なお、これらの各実施の形態の構造の電流リード12A〜12Dのいずれかを単位リードとし、これらを複数の通電用導体と電気絶縁物とを一体化し、外筒の中に一部に冷却用ガス流路を残して装填した構造のリード継ぎ手によって接続した構造の電流リードを使用することもでき、それによって冷却用ガスの対流を防ぐことができ、通電用導体の冷却効果を高めることができる。
【0039】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、構成部材間を隙間なく、強固に一体化することができ、非通電時の熱侵入量を低減し、また超電導磁石の走行中の振動に対しても構成部材間にすべり、ガタが発生せず、すべり摩擦による発熱を抑制して熱侵入量を抑えることができる超電導磁石用電流リードが製造できる。
【0040】
請求項2の発明によれば、構成部材間を隙間なく、強固に一体化することができ、かつ通電用導体の外部に対する絶縁性を高めることができ、非通電時の熱侵入量を低減し、また超電導磁石の走行中の振動に対しても構成部材間にすべり、ガタが発生せず、すべり摩擦による発熱を抑制して熱侵入量を抑えることができる超電導磁石用電流リードが製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の超電導磁石用電流リードの断面図。
【図2】本発明の第2の実施の形態の超電導磁石用電流リードの断面図。
【図3】本発明の第3の実施の形態の超電導磁石用電流リードの長軸方向に垂直な断面図。
【図4】上記の実施の形態の長軸方向に平行な断面図。
【図5】上記の実施の形態の一部切欠した斜視図。
【図6】本発明の第4の実施の形態の超電導磁石用電流リードの断面図。
【図7】一般的な磁気浮上式鉄道の走行駆動システムの正面図。
【図8】一般的な超電導磁石の斜視図。
【図9】一般的な超電導磁石の断面図。
【図10】従来の超電導磁石用電流リードの断面図。
【符号の説明】
12A,12B,12C,12D 電流リード
13a,13b 通電用導体
13c 主導体
13d 補助導体
13e 通電用導体
14a 外殻電気絶縁体
14b 電気絶縁芯材
14c 電気絶縁芯材
14d 電気絶縁中筒
14e 電気絶縁芯材
14f 電気絶縁体
15 外筒
16a,16b,16d,16d 冷却用ガス流路
18 ガス流路変更用継ぎ手
18a,18b 冷却ガス流通孔
19 冷却用ガスの流れ

Claims (2)

  1. 電気絶縁芯材をエチレンとメタクリル酸の重合体を主成分とする熱可塑性樹脂で被覆し、複数の通電用導体それぞれの表面を前記電気絶縁芯材の表面と同じ熱可塑性樹脂で被覆し、これらの部材を円筒形の外殻電気絶縁材内に装填し、この外殻電気絶縁材の表面も同じ熱可塑性樹脂で被覆し、この外殻電気絶縁材を外筒内に装填し、その全体を加熱した後に冷却することによって前記熱可塑性樹脂を溶融、硬化させ、前記通電用導体、電気絶縁芯材物、外殻電気絶縁材及び外筒を一体化することを特徴とする超電導磁石用電流リードの製造方法。
  2. 前記通電用導体それぞれの表面をポリテトラフルオルエチレンの高分子フィルムで被覆し、さらに前記熱可塑性樹脂で被覆することを特徴とする請求項2に記載の超電導磁石用電流リードの製造方法。
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