JP2903093B2 - 磁気浮上列車の磁気シールド装置、磁気浮上列車の車両、磁気浮上列車の磁気シールド体 - Google Patents

磁気浮上列車の磁気シールド装置、磁気浮上列車の車両、磁気浮上列車の磁気シールド体

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、磁気浮上列車の磁気シールド装置等に関
し、特に、超電導電磁石により浮上・走行する超高速磁
気浮上列車の磁気シールド装置に関する。
〔従来の技術〕
磁気浮上列車は、一般に、車両の下部に超電導電磁石
を設け、これに対向して軌道側に設けられた浮上案内用
コイルと推進用コイルが発生する磁力との相互作用によ
り、車両を浮上させるとともに、走行させるようになっ
ている。
このような磁気浮上列車の超電導電磁石が発生する磁
界は強力であることから、車室内や軌道の外側に強力な
磁界が及び、それがために、車室内の人間に悪影響を及
ぼしたり、列車が通過する沿線の民家や通信ケーブル等
に悪影響を及ぼすおそれがある。
そこで、従来は、特開昭57−160758号公報や、特公昭
60−32410号公報に示されるように、車両の床面位置に
磁性板を配設して、車室内に及び磁束をシールドする方
法が提案されている。また、ホームの乗客等に磁界が及
ぶのを阻止するため、ホームの壁面位置に磁性板を配設
してシールドする方法が提案されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記公報に示された磁気シールド法で
は、ホームから外れた通常の走行時において、車両の側
面から車室内に及ぶ磁束を遮蔽できないので不十分であ
り、また路線沿いの民家や通信ケーブル等に与える磁界
の影響を防止できないという問題がある。
本発明の目的は、磁気浮上列車の電磁石から発生され
た磁界が車室内及び沿線に及ぶのを防止すべく、十分な
遮蔽を可能とする磁気シールド装置を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の磁気シールド装置は、車両下部の左右両側に
対称配置された少なくとも一対の車両側電磁石と、この
車両側電磁石に対向する位置の軌道の両側に配置された
軌道側電磁石とを有してなる磁気浮上列車の磁気シール
ド装置において、前記それぞれ対向する車両側電磁石と
地上側電磁石とを一体的に内包する磁気シールド回路を
設けてなることを特徴とする。
また、上記の磁気シールド回路が、前記車両側電磁石
の少なくとも上方と反軌道側に配置された磁性材からな
る車両側磁気シールド体と、前記軌道側電磁石の少なく
とも上方と軌道外側に配置された磁性材からなる軌道側
磁気シールド体とを含んでなり、前記車両側磁気シール
ド体と前記車両側磁気シールド体の端部が空隙を介して
磁気的に結合されてなるものとすることができる。
また、上記の磁気シールド回路が、前記車両側電磁石
の前記軌道側電磁石に対向する面を除いて該車両側電磁
石を包囲するごとく配置された磁性材からなる車両側磁
気シールド体と、前記軌道側電磁石の前記車両側電磁石
に対向する面を除いて該軌道側電磁石を包囲するごとく
配置された磁性材からなる軌道側磁石シールド体とを含
んで筒状に形成されてなり、前記車両側磁気シールド体
と前記車両側磁気シールド体の端部が空隙を介して磁気
的に結合されてなるものとすることができる。
〔作用〕
このように構成することにより、車両側電磁石と軌道
側電磁石により生じる磁束は、磁気シールド回路により
包囲されるから、磁束の大部分がその磁気シールド回路
内を通ることになる。したがって、この磁気シールド回
路の外部に漏れ出る磁束は著しく低減される。この結
果、ホームから外れた位置においても、またホームと反
対側の電磁石についても、車室や沿線の民家や通信ケー
ブル等に及ぶ磁界を十分に弱めることができ、上記目的
が達成される。
なお、車両側電磁石は、列車の走行に伴い、軌道側電
磁石に対して相対的に移動するから、上記磁気シールド
回路は車両側電磁石と軌道側電磁石にそれぞれ対応する
2つの部分に分割し、それらの間は空隙を介して磁気的
に結合することにより、走行を妨げることなく、磁界を
効果的に遮蔽できる。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
(第1実施例) 第1図と第2図に本発明の一実施例の磁気シールド装
置を具備した磁気浮上列車の要部を示す。第1図は車両
及び軌道を進行方向に直角な面で破断した断面図、第2
図は側面図である。それらの図に示すように、磁気浮上
列車は、車両1と軌道2を含んでなる。車両1は客室を
構成する車室部3と、車室部3の下部に搭載された超電
導電磁石4と、低速時に使用する補助車輪5を含んでな
る。この超電導磁石4は第2図に示すように例えば車両
1の前後端部に配設されている。軌道2は路床6と、車
両1を挾んで左右側面に対向させて路床6上に固定され
たガイドウエイ7を含んでなる。ガイドウエイ7には浮
上案内用コイル8と、推進用コイル9等が車両1の走行
方向に沿って連続的に配設されている。
このように構成された磁気浮上列車の車両1は、超電
導電磁石4と浮上案内用コイル8と推進用コイル9との
相互作用により、図示状態から浮上するとともに、ガイ
ドウエイ7に沿って走行するようになっている。超電導
電磁石4の作る磁界は、浮上及び推進のために強力なも
のとなっており、例えば第3図に示すように、車室内及
びガイドウエイ7の外側にまで及び強い磁界10を形成す
る。このままでは、磁界10により車室内の人間や、軌道
2の外側の民家及び通信ケーブル等が影響を受けるので
好ましくない。
そこで、本実施例では、第1図に示すように、超電導
電磁石4と、浮上案内用コイル8と、推進用コイル9と
を取り囲むようにして配設された車両側の磁気シールド
体11及び軌道側の磁気シールド体12からなる磁気シール
ド回路を設け、磁界10の磁束をその磁気シールド回路を
通るようにして、車室内及び沿線の外部に及ぶ磁界を遮
蔽する構成としている。磁気シールド体11は超電導電磁
石4の上方と反軌道側と下方を包囲するように、また、
磁気シールド体12は浮上案内用コイル8と推進用コイル
9の上方を反車両側と下方を包囲するようにそれぞれ断
面が略コの字状に形成された磁性体、望ましくは強磁性
体からなる。それら磁気シールド体11と12の上端と下端
の対向する端部は、空隙を介して磁気結合され、全体と
して磁気シールド回路を形成している。軌道側の磁気シ
ールド体12はガイドウエイ7に沿って全路線に亘って設
けられている。車両側の磁気シールド体11は第2図に示
すように超電導電磁石4の部分にのみ設けられている。
また、隣合う車両の磁気シールド体11は連結部にまで延
長して設けることが、磁気シールド効果を高めるので望
ましい。
上述したように、本実施例によれば、超電導電磁石4
の磁束は、超電導電磁石4とガイドウエイ7に各々設け
られた磁気シールド体11,12に吸引されて、それらの磁
気シールド体11,12中を流れる結果、車両1の車室内及
びガイドウエイ7の外部への漏れ磁界をほとんどなくす
ることができる。しかも、車両1の下部に搭載されてい
る超電導電磁石4を囲む磁気シールド体11が、車両1と
共に移動しても、ガイドウエイ7の磁気シールド体12と
の位置関係は同じで、常に閉じた磁気回路を構成する構
造となっていることから、車両1内の人間及び路線周辺
の民家、通信ケーブル等に悪影響を与えることがなくな
る。また単純な磁気シールド構造としては、車室部2の
内側に磁気シールド体を取付けて磁界の侵入を防止する
方法もあるが、磁界が広範に広がるため、磁気シールド
取付け範囲囲も広くなり重量も増加する欠点がある。こ
の点本実施例では超電導電磁石4のみを磁気シールドす
るようにしているので、重量の増加を抑えることも可能
である。
また、第1図では、磁気シールド体11と12の上端の高
さ方向位置がずれているが、車両1が浮上した通常の走
行状態のときには一致するようにしており、これにより
車両1側またはガイドウエイ7の上方への漏れ磁界を効
果的に低減するようになっている。なお、磁気シールド
体11,12の高さをほぼ同程度にしてもその効果は余り変
らない。
(第2実施例) 第4図に本実施例の他の実施例を示す。本実施例は第
1図実施例の変形例であり、左右対称な車両1と軌道2
の片側部分のみを示している。本実施例が第1図実施例
と異なる点は、磁気シールド体11と12のうち、車室部3
に近い上部の板厚t2が、他の部分の板厚t1よりも厚くさ
れたこと、および超電導電磁石4又は推進用コイル9と
磁気シールド体11又は12の垂直板部分との間隔dが大き
くされていることにある。
本実施例によれば、第1図実施例の効果に加え、磁気
シールド体11,12のうち、車室部3やプラットホームに
近い部分の板厚が厚くしていることから、その部分の磁
気飽和が起りにくくなる。その結果、車室内やガイドウ
エイ7の外側、特にプラットホーム等への漏れ磁界を一
層低減できる。また、間隔dを大きくすれば板厚t1を薄
くでき、間隔dを小さくすれば板厚t1を板厚t2より厚く
することも起りうる。つまり、板厚t1,t2は遮蔽すべき
磁界の磁束密度に合わせて定める。
(第3実施例) 第5図に本発明の他の実施例を、第4図実施例と同様
に主要部断面図にして示す。本実施例が第4図実施例と
異なる点は、磁気シールド体11,12の板厚を均一にした
ことを、路床6側の水平板部分を削除して、上部よりも
空隙を大きくしたことにある。
本実施例によれば、磁気シールド体11,12の下端部の
空隙が広いので、漏れ磁束は増加するが、車室部3やガ
イドウエイ7の外側から遠く離れているため、漏れ磁界
による影響の増大が少なく、むしろ磁気シールド体11,1
2の重量軽減の効果が大きい。
(第4実施例) 第6図に本発明の他の実施例を、第4図と同様に主要
部断面図にして示す。本実施例が第1図又は第4図実施
例と異なる点は、磁気シールド体11の上部端部から車両
1の側面にわたって、磁気シールド体13を設けたことに
ある。磁気シールド体13の進行方向幅は、磁気シールド
体12と同一にされ、垂直方向幅は車室部3の中位の高さ
にされている。
本実施例によれば、第1図及び第2図実施例の効果に
加え、磁気シールド体11,12で十分吸引できなかった磁
束を、磁気シールド体13によりほぼ完全に吸収して、車
室に及ぶ磁界を遮蔽することができる。
(第5実施例) 第7図に本発明の他の実施例を示す。本実施例は第1
図と第2図で示した実施例の変形例であり、異なる点
は、連結部の磁気シールド体11を短くして、超電導電磁
石4のみを覆った例である。
本実施例によれば、浮上の負荷となる磁気シールド体
11の重量を軽減できるとともに、冷却媒体を低減でき
る。また、磁気シールド体11が小さくなるので、超電導
電磁石4がクエンチした場合のメンテナンスが容易にで
きる。
(第6実施例) 第8図は本発明の更に他の実施例を示す。本実施例が
第1図と第2図で示した実施例と異なる点は、車両1の
側面に設けられる乗降ドア14の全面に磁性板からなる磁
気シールド体が設けられていることにある。そして、乗
降ドア14は第9図に示すように、下部を支点として回転
することにより開閉するものとされている。
したがって、本実施例によれば、乗降ドア14を開く
と、第9図に示したように、軌道側の磁気シールド体12
と磁気的に結合する。これにより、異常時や乗降時でも
人間が磁界の影響を受けずにガイドウエイ7側へ移動可
能である。また、このような磁気シールド構造とするこ
とにより、例えばプラットホーム等の人間の多い場所に
おいても人間を磁界の影響から守ことが可能である。
(第7実施例) 第10図〜第12図に、前記各実施例の磁気シールド体1
1,12の具体的な実施例をそれぞれ示す。
第10図に示した磁気シールド体11(又は12)は、シー
ルド効果を上げるために薄板の磁性体を多数積層して概
略コの字形に構成したものである。
本実施例によれば、多数の磁性体を積層するために一
体物で形成した磁気シールドに比べ、磁性体間に空隙を
生じるため全体の磁気抵抗が大きくなり磁気飽和しにく
くなるためにシールド効果が向上する。なお、磁気シー
ルド体11,12の製作は多数の磁性体を積層した後に一体
成形するか、又は、薄板の磁性体を各々成形した後に、
一体化する製作工程を行なっても特に問題とならない。
また、磁気シールドは磁性粉末を型に入れて成形した
り、モールド等を施したものでも同様なシールド効果が
期待できる。
第11図に示したものは、ガイドウエイ7側の磁気シー
ルド体12の具体例であり、図示のように、シールド効果
を高めるために薄板の磁性体を複数積層して構成すると
ともに、複数のスリット15を設けて、渦電流を低減する
ようにしたものである。これにより、超電導電磁石4の
磁束によって磁気シールド体12に流れる渦電流を小さく
できるので、この渦電流により生ずるブレーキ力を小さ
くできるので、推進力の低減を防止できる。
第12図に示したものは、第11図実施例の薄板の積層方
向を90°異ならせて、進行方向に積層させたものであ
る。
本実施例によれば、超電導電磁石4からの漏れ磁界に
よりガイドウエイ7の磁気シールド体12に流れる渦電流
をさらに細分化できる結果、渦電流により発生する抗力
も小さくできるために推進力の低減を防止できることに
なる。
なお、第10図〜第12図の磁気シールド体11,12は積層
構造であるから、腐食防止剤を含有させた接着剤等を用
いて薄板間を接着することにより、磁気シールド体11,1
2の機械的強度や信頼性を向上できる。また、磁気シー
ルド体12の取付け方法は、全体をガイドウエイ7に埋め
込むか、あるいはガイドウエイ7の表面に、例えばボル
トや支持金具等により固定するようにしてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の磁気シールド装置によ
れば、車両側電磁石と軌道側電磁石を一体的に包囲する
磁気シールド回路を設けたことから、超電導電磁石から
発生される磁束の殆んどが、その磁気シールド回路を通
ることになり、その磁気シールド回路の外部に漏れ出る
磁束を著しく低減できる。この結果、ホームの他に、車
室内や沿線の民家及び通信ケーブルに与える影響を一挙
に除去することができる。
また、前記磁気シールド回路を車両側電磁石の少なく
とも上方と反軌道側とに配置した磁性材からなる車両側
磁気シールド体と、軌道側電磁石の少なくとも上方と軌
道外側に配置した磁性材からなる軌道側磁気シールド体
とに分割し、前記車両側磁気シールド体と前記車両側磁
気シールド体の端部が空隙を介して磁気的に結合して形
成したものによれば、漏れ磁界の影響が特に問題となる
車室内や沿線の民家及び通信ケーブル等への影響を効果
的に防止できるとともに、浮上車両の重量を軽減でき
る。
また、車両側磁気シールド体の上方の端部から車両の
側面に延在させて磁性材からなる磁気シールド体を設け
たものによれば、車室内への漏れ磁束を一層有効に遮蔽
できる。
また、軌道側磁気シールド体が薄板の磁性体を進行方
向に積層して形成されたものによれば、又は進行方向に
直交させてスリットを設けたものによれば渦電流低減効
果によりブレーキ作用を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の断面構成図、第2図は第1
図実施例の側面図、第3図は第1図実施例の超電導コイ
ルが形成する磁界分布を示す説明図、第4図乃至第9図
はそれぞれ本発明の他の実施例の要部構成図、第10図乃
至第12図はそれぞれ本発明に係る磁気シールド体の実施
例の構成斜視図である。 1…車両、2…軌道、3…車室部、4…超電導電磁石、
7…ガイドウエイ、8…浮上用案内コイル、9…推進用
コイル、11,12,13…磁気シールド体、14…乗降ドア、15
…スリット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60L 13/02 - 13/10

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両下部の左右両側に対称配置された少な
    くとも一対の車両側電磁石と、この車両側電磁石に対向
    する位置の軌道の両側に配置された軌道側電磁石とを有
    してなる磁気浮上列車の磁気シールド装置において、前
    記それぞれ対向する車両側電磁石と地上側電磁石とを一
    体的に内包する磁気シールド回路を設けてなることを特
    徴とする磁気浮上列車の磁気シールド装置。
  2. 【請求項2】前記磁気シールド回路が、前記車両側電磁
    石の少なくとも上方と反軌道側に配置された磁性材から
    なる車両側磁気シールド体と、前記軌道側電磁石の少な
    くとも上方と軌道外側に配置された磁性材からなる軌道
    側磁気シールド体とを含んでなり、前記車両側磁気シー
    ルド体と前記軌道側磁気シールド体の端部が空隙を介し
    て磁気的に結合されてなることを特徴とする請求項1記
    載の磁気浮上列車の磁気シールド装置。
  3. 【請求項3】前記磁気シールド回路が、前記車両側電磁
    石の前記軌道側電磁石に対向する面を除いて該車両側電
    磁石を包囲するごとく配置された磁性材からなる車両側
    磁気シールド体と、前記軌道側電磁石の前記車両側電磁
    石に対向する面を除いて該軌道側電磁石を包囲するごと
    く配置された磁性材からなる軌道側磁気シールド体とを
    含んで筒状に形成されてなり、前記車両側磁気シールド
    体と前記車両側磁気シールド体の端部が空隙を介して磁
    気的に結合されてなることを特徴とする請求項1記載の
    磁気浮上列車の磁気シールド装置。
  4. 【請求項4】車両下部の左右両側に対称配置された少な
    くとも一対の車両側電磁石を有してなる磁気浮上列車の
    車両において、前記車両側電磁石の少なくとも上方と反
    軌道側に配置された磁性材からなる車両側磁気シールド
    体を有してなることを特徴とする磁気浮上列車の車両。
  5. 【請求項5】車両下部の左右両側に対称配置された少な
    くとも一対の車両側電磁石と、この車両側電磁石に対向
    する位置の軌道の両側に配置された軌道側電磁石とを有
    してなる磁気浮上列車の磁気シールド装置において、前
    記それぞれ対向する車両側電磁石と地上側電磁石とを一
    体として内包する磁気シールド回路を設け、この磁気シ
    ールド回路が、前記車両側電磁石を包囲するごとく配置
    された磁性材からなる車両側磁気シールド体と、前記軌
    道側電磁石を包囲するごとく配置された磁性材からなる
    軌道側磁気シールド体とを有してなり、該2つの磁気シ
    ールド体が空隙を介して磁気的に結合され、前記車両側
    磁気シールド体が前記車両と一緒に働くように形成され
    てなる磁気浮上列車の磁気シールド装置。
  6. 【請求項6】車両側電磁石とこの車両側電磁石に対向す
    る位置の軌道の両側に配置された軌道側電磁石とを一体
    的に包囲するごとく、磁性材からなる車両側磁気シール
    ド体と軌道側磁気シールド体とに分割して設けられる磁
    気シールド体であって、この磁気シールド体が、磁性材
    からなる薄板を積層して形成されてなる磁気浮上列車の
    磁気シールド体。
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