JPH07264719A - 超電導磁気浮上式鉄道の地上コイル - Google Patents

超電導磁気浮上式鉄道の地上コイル

Info

Publication number
JPH07264719A
JPH07264719A JP6072850A JP7285094A JPH07264719A JP H07264719 A JPH07264719 A JP H07264719A JP 6072850 A JP6072850 A JP 6072850A JP 7285094 A JP7285094 A JP 7285094A JP H07264719 A JPH07264719 A JP H07264719A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
ground
coils
auxiliary
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6072850A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3109375B2 (ja
Inventor
Jiyunji Fujie
恂治 藤江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takaoka Toko Co Ltd
Original Assignee
Takaoka Electric Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takaoka Electric Mfg Co Ltd filed Critical Takaoka Electric Mfg Co Ltd
Priority to JP06072850A priority Critical patent/JP3109375B2/ja
Publication of JPH07264719A publication Critical patent/JPH07264719A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3109375B2 publication Critical patent/JP3109375B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 浮上コイルとして60°ピッチ配置の構成
で、かつ浮上に伴う走行損失を増加させることなく、十
分な案内力が得られるようにする。 【構成】 2つのコイルを8字状の閉回路にヌルフラッ
クス接続して構成したコイル20と、これと同一構成の
コイル30とを、ヌルフラックス接続点で直列に接続
し、これを同一平面で隣接して略田の字状に配置して構
成された地上コイルに、さらにコイル20と30とを概
ね包括する大きさの補助コイル40を備え、この補助コ
イル40をコイル20と30の前面または背面に配置
し、かつ補助コイル40の一方の端は、コイル20のヌ
ルフラックス接続点2aに接続し、他方の端から端子
I、Gを導出し、また、コイル30のヌルフラックス接
続点3bから端子Oを導出して、全体を樹脂90で一体
化成型しパネル状に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超電導磁気浮上式鉄道
の地上コイルに関する。
【0002】
【従来の技術】超電導磁気浮上式鉄道の推進、浮上、案
内の全ての機能を持たせるように設置された地上コイル
は、U形の軌道路の内側両側壁に対向して、かつ車両推
進方向に沿い、所定間隔を隔てて連続的に配置されてい
る。図5にU形の軌道路GWの内側両側壁に対向して配
置された地上コイル2および2´と車両に搭載された左
右の超電導コイル1および1´との配置を示す。地上コ
イル2(2´)は、交鎖する磁束に対して互いに巻き方
向が逆になるように8字状に閉回路に接続された(以下
これをヌルフラックス接続という)同一形状、寸法の上
方コイル3(3´)と下方コイル4(4´)とで構成さ
れ、このヌルフラックス接続部から端子I(I´)、O
(O´)が引き出されてエポキシ樹脂などの樹脂でモー
ルド成型されている。そして、地上コイル2と2´と
は、端子IおよびI´、端子OおよびO´とがそれぞれ
接続線5を介して接続されており、これが左右の超電導
コイル1と1´の磁束に対してヌルフラックス接続を形
成している。
【0003】この地上コイル2と2´は、車両VHが左
右の補助車輪6と6´を介して着地しているときに、地
上コイル2と2´の垂直方向の中心と超電導コイル1と
1´の垂直方向の中心とが同一平面上にあるように設置
されており、このように超電導コイル1(1´)の中心
が地上コイル2(2´)の中心にあるときは、超電導コ
イル1(1´)の磁束が上方コイル3(3´)と下方コ
イル4(4´)へ鎖交する磁束量は同じ大きさとなり、
ヌルフラックス接続された両者コイル間には誘起電圧が
打ち消されて誘導電流は流れない。超電導コイル1(1
´)の中心が地上コイル2(2´)の中心の上側または
下側にあるときには、上方コイル3(3´)と下方コイ
ル4(4´)との鎖交磁束量が異なって、ヌルフラック
ス接続された上方コイル3(3´)と下方コイル4(4
´)の内部で誘導電流が流れ、この電流が超電導コイル
1(1´)の中心を地上コイル2(2´)の中心に戻す
ように作用する。超電導コイル1(1´)の中心が地上
コイル2(2´)の中心の下側にあるときには浮上力と
なる。
【0004】また車両VHが軌道路GWの中心にあると
きは、超電導コイル1と地上コイル2との間隔と、超電
導コイル1´と地上コイル2´との間隔とは同じであっ
て、超電導コイル1よりの地上コイル2への鎖交磁束量
と、超電導コイル1´よりの地上コイル2´への鎖交磁
束量とは同じ大きさとなり、接続線5によって互いにヌ
ルフラックス接続された地上コイル2と2´との間には
誘起電圧が打ち消されて誘導電流は流れない。車両VH
が軌道路GWの中心よりづれた場合には、超電導コイル
1と地上コイル2との間隔と、超電導コイル1´と地上
コイル2´との間隔とに差が生じ、地上コイル2と2´
との鎖交磁束量が異なって両者コイルの誘起電圧に差が
生じ、これによって接続線5を通して誘導電流が流れ
る。この電流は車両VHを軌道路GWの中心に戻すよう
に作用し、すなわち、超電導コイル1(1´)が近付い
た側が反発力、遠ざかった側が吸引力となって、これが
案内力となる。
【0005】そして、軌道路に連続的に順次配置された
地上コイル2と2´において、端子IとI´とを接続す
る接続線5に順次、三相電源U、V、Wを供給すれば、
三相120°配置の推進コイルとして作用させることが
できる。しかし、この120°配置の推進コイルから発
生する磁界の高調波成分が、超電導コイル1(1´)に
過大な熱損失を発生させるために、特に浮上コイルとし
て作用するときの第3次高調波の影響がもっとも大きい
ことから、浮上コイルとしては60°のピッチに配置さ
せるようにした給電方式が提案されている。図6と7に
その地上コイルの構成と給電方式を、図8と9に他の例
を示す。
【0006】図6(a)は従来の地上コイル構成、同図
(b)はその内部結線を示す。同図に示すように、地上
コイル100は、ヌルフラックス接続された上方コイル
200Aと下方コイル200Bとからなるコイル200
と、同じくヌルフラックス接続された上方コイル300
Aと下方コイル300Bとからなるコイル300との2
つのコイルが略田の字状に同一平面に配置され、かつ、
コイル200の一方のヌルフラックス接続部20aから
は接続線を端子40と50に、片方のヌルフラックス接
続部20bからは接続線を端子60に導出され、コイル
300の一方のヌルフラックス接続部30bからは接続
線を端子70に、片方のヌルフラックス接続部30aか
らは接続線を端子80に導出されて、これをエポキシ樹
脂などの樹脂90で一体化モールド成型されパネル状に
構成されている。また、この地上コイル100は、U形
の軌道路に沿って取付けるための、ボルト穴BH1、B
H2を有している。
【0007】図7に示す給電方式は、図6に示す地上コ
イルによる場合のもので、同図において地上コイル11
0、120および130と、さらに、これが同様に繰り
返された地上コイル列MLは、U形の軌道路の一方の側
壁に沿って配置される地上コイル列を示し、これと対向
して同様に配置された地上コイル列SLは、もう一方の
側壁の地上コイル列を示す。同図に示すように、地上コ
イル列MLにおける電源U相は、地上コイル110の端
子41を介してコイル210から端子61へ、さらに地
上コイル120の端子72からコイル320を通り端子
82へと接続されて、次の地上コイルへの電源U相とし
て順次上記と同様に接続されていく。同様に電源V相
は、地上コイル120の端子42を介してコイル220
から端子62へ、さらに地上コイル130の端子73か
らコイル330を通り端子83へと接続されて、次の地
上コイルへの電源V相として順次上記と同様に接続され
ていく。また同様に電源W相は、地上コイル110の端
子71を介してコイル310から端子81へ、さらに地
上コイル130の端子43からコイル230を通り端子
63へと接続されて、次の地上コイルへの電源W相とし
て順次上記と同様に接続されていく。
【0008】このようにして所定の個数接続されたあ
と、最後にこの電源U、V、W相となる端子間を一括接
続することによって、それまで接続された一連の地上コ
イルが1つの地上コイル列MLとして構成される。対向
するもう一方の側壁においても、上記と同様に接続され
て、地上コイル列SLとして構成される。そして地上コ
イル110の端子51は、対向する地上コイル列SLの
地上コイル110´からの端子51´と、同様に地上コ
イル120の端子52は、対向する地上コイル列SLの
地上コイル120´からの端子52´と、また同様に地
上コイル130の端子53は、対向する地上コイル列S
Lの地上コイル130´からの端子53´と接続され
る。このようにして地上コイル列MLとSLの対向する
全ての地上コイル間が接続される。このように構成され
た地上コイル列MLとSLで、三相60°配置の推進と
案内コイルが、60°の配置の浮上コイルが形成されて
いる。すなわち推進と案内コイルとしては、U、−W、
V、−U、W、−V配置となり、浮上コイルとしては、
この三相一周期あたり6個のヌルフラックス接続回路が
対応している。
【0009】ここで、地上コイル列MLとSLとの間
で、案内コイルとして作用するヌルフラックス接続され
た閉回路は、U相においては、地上コイル110の端子
51を介してコイル210を通り端子61へ、さらに地
上コイル120の端子72からコイル320を通り端子
82へ接続され、地上コイル140の端子44から54
へと経由して、地上コイル列SLの地上コイル140´
の端子54´から44´に渡り、図に示すように上記の
コイルに対向するコイル320´、210´に接続され
て、端子51へと戻される閉回路で形成されている。そ
して、V相およびW相の場合においても、それぞれ上記
と同じように閉回路で構成されている。このように、こ
の場合では1つの地上コイル内の隣り合う2つのコイル
は、それぞれ他の相の案内コイルとして形成している。
【0010】図8は従来の地上コイルの他の例で、同図
(a)は構成、(b)はその内部結線を示す。同図に示
すように、地上コイル100は、ヌルフラックス接続さ
れた上方コイル200Aと下方コイル200Bとからな
るコイル200と、同じくヌルフラックス接続された上
方コイル300Aと下方コイル300Bとからなるコイ
ル300との2つのコイルが略田の字状に、かつコイル
200と300とはそれぞれのヌルフラックス接続部2
0bと30aで直列に接続して同一平面に配置され、ま
た、コイル200のヌルフラックス接続部20aからは
接続線を端子40と50に、コイル300のヌルフラッ
クス接続部30bからは接続線を端子80に導出され
て、これをエポキシ樹脂などの樹脂90で一体化モール
ド成型されパネル状に構成されている。また、この地上
コイル100は、U形の軌道路に沿って取付けるため
の、ボルト穴BH1、BH2を有している。
【0011】図9に示す給電方式は、図8に示す地上コ
イルによる場合のもので、同図において地上コイル11
0、120および130と、さらに、これが同様に繰り
返された地上コイル列MLは、U形の軌道路の一方の側
壁に沿って配置される地上コイル列を示し、これと対向
して同様に配置された地上コイル列SLは、もう一方の
側壁の地上コイル列を示す。なお、この図9の場合は、
各地上コイル間の接続線数を図7の場合より少なくし、
地上コイル列をより簡素に構成するために改良案として
提案されているものである。図9に示すように、地上コ
イル列MLにおける電源U相は、地上コイル110の端
子41を介してコイル210から310を通り端子81
へ接続されて、次の地上コイルへの電源U相として順次
上記と同様に接続されていく。また同様に電源V相は、
地上コイル120の端子42を介してコイル220から
320を通り端子82へ接続されて、次の地上コイルへ
の電源V相として順次上記と同様に接続されていく。さ
らに同様に電源W相は、地上コイル130の端子43を
介してコイル230から330を通り端子83へ接続さ
れて、次の地上コイルへの電源W相として順次上記と同
様に接続されていく。
【0012】このようにして所定の個数接続されたあ
と、最後にこの電源U、V、W相となる端子間を一括接
続することによって、それまで接続された一連の地上コ
イルが1つの地上コイル列MLとして構成される。対向
するもう一方の側壁においても、上記と同様に接続され
て、地上コイル列SLとして構成される。そして地上コ
イル110の端子51は、対向する地上コイル列SLの
地上コイル110´からの端子51´と、同様に地上コ
イル120の端子52は、対向する地上コイル列SLの
地上コイル120´からの端子52´と、また同様に地
上コイル130の端子53は、対向する地上コイル列S
Lの地上コイル130´からの端子53´と接続され
る。このようにして地上コイル列MLとSLの対向する
全ての地上コイル間が接続される。このように構成され
た地上コイル列MLとSLで、三相120°配置の推進
と案内コイルが、60°の配置の浮上コイルが形成され
ている。すなわち推進と案内コイルとしては、U、U、
V、V、W、W配置となり、浮上コイルとしては、この
三相一周期あたり6個のヌルフラックス接続回路が対応
している。
【0013】ここで、地上コイル列MLとSLとの間
で、案内コイルとして作用するヌルフラックス接続され
た閉回路は、U相においては、地上コイル110の端子
51を介してコイル210、310を通り端子81へ接
続され、地上コイル140の端子44から54へと経由
して、地上コイル列SLの地上コイル140´の端子5
4´から44´に渡り、図に示すように上記と対向する
地上コイル110´のコイル310´、210´に接続
されて、端子51へと戻される閉回路で形成されてい
る。そして、V相およびW相の場合においても、それぞ
れ上記と同様に構成されている。このように、この場合
では地上コイル内の隣り合う2つのコイルが同相で1つ
の案内コイルとして形成している。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】このように、浮上コイ
ルとして60°ピッチ配置にさせるために2コイル構成
にされた地上コイルでは、コイルの占める内面積が1コ
イル構成の場合に比し必然的に小さくなり、そのため磁
束を受ける面積が減少して、殊に案内力を作用させるた
めに必要な鎖交磁束量が不足する場合が生じる。案内電
流を流すための起電力は、案内回路を形成するコイル内
に受けた総合の鎖交磁束の時間的変化によって生ずる
が、上記後述の地上コイル列をより簡素に構成するため
に提案された場合における推進、案内120°配置の構
成においては特に、超電導コイルとの位置関係から、鎖
交磁束の時間的変化量が60°配置の場合よりさらに小
さくなり、案内力不足による不具合が生じる可能性がよ
り高くなる。これは、特に大きな案内力を必要とするよ
うな場所、例えば軌道路の曲線部分などにおいて重要な
問題となる。
【0015】さらに説明を付加すると、案内力はコイル
を形成する線束全体の案内電流つまりコイルに流れる電
流とコイルの巻回数との積(以下アンペアターンとい
う)によって決まり当然、電流が大きいほど大きい。電
流の大きさは閉回路の起電力とそのインピーダンスとに
よって決まるが、コイルの巻回数を増し、起電力を高く
してアンペアターンを大きくしようとする方策は、逆に
コイルのインピーダンスが増加して、総合的にはその効
果は小さい上に、このインピーダンスのとりわけ抵抗値
成分の増加は浮上力として作用する電流に対して、より
過大な損失を常時発生させ、これが浮上力の低下と走行
損失となってマイナスの結果を招くこととなる。したが
って、案内力を増すために安易にコイルの巻回数を多く
する方策はとれないこととなる。そこで、本発明は浮上
コイルとして60°ピッチ配置の構成のままで、かつ浮
上に伴う走行損失を増加させることなく、十分な案内力
が得られるようにするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、2
つのコイルを8字状の閉回路にヌルフラックス接続して
構成した第1のコイルと、これと同一構成の第2のコイ
ルとを隣接させて配置し、該第1のコイルと第2のコイ
ルとをヌルフラックス接続部で直列に接続し2連形に形
成してなる地上コイルに、この第1のコイルと第2のコ
イルとを概ね包括する、または完全に包括する補助コイ
ルを備え、この補助コイルを、上記第1のコイルと第2
のコイルの前面若しくは背面、または第1のコイルと第
2のコイルとを包括し、この第1のコイルと第2のコイ
ルと同一平面、に配置し、かつ、この補助コイルの一端
を、第1のコイルの、上記第1のコイルと第2のコイル
とが直列接続しているヌルフラックス接続部とは異なる
他のヌルフラックス接続部で接続し、さらに端子を、こ
の補助コイルの第1のコイルに接続していない他の一端
と、第2のコイルの、第1のコイルと第2のコイルの直
列接続部とは異なる他のヌルフラックス接続部と、から
導出して、これを樹脂で一体化成型して構成する。
【0017】請求項2の発明では、2つのコイルを8字
状の閉回路にヌルフラックス接続して構成した第1のコ
イルと、これと同一構成の第2のコイルとを隣接させて
配置し、該第1のコイルと第2のコイルとをヌルフラッ
クス接続部で直列に接続し2連形に形成してなる地上コ
イルに、この第1のコイルと第2のコイルとを概ね包括
する、または完全に包括する補助コイルを備え、この補
助コイルを、上記第1のコイルと第2のコイルの前面若
しくは背面、または第1のコイルと第2のコイルとを包
括し、この第1のコイルと第2のコイルと同一平面、に
配置し、かつ、この補助コイルの一端を、第1のコイル
の、第1のコイルと第2のコイルの直列接続部とは異な
る他のヌルフラックス接続部で接続し、他の一端を第2
のコイルの、前記第1のコイルと第2のコイルの直列接
続部とは異なる他のヌルフラックス接続部で接続し、さ
らに端子を、前記補助コイルの第1のコイルの接続部
と、第2のコイルの接続点と、から導出して備え、これ
を樹脂で一体化成型して構成する。
【0018】請求項3の発明では、2つのコイルを8字
状の閉回路にヌルフラックス接続して構成した第1のコ
イルと、これと同一構成の第2のコイルとを隣接させて
配置してなる地上コイルに、この第1のコイルと第2の
コイルとを概ね包括する、または完全に包括する補助コ
イルを備え、この補助コイルを、上記第1のコイルと第
2のコイルの前面若しくは背面、または第1のコイルと
第2のコイルとを包括し、この第1のコイルと第2のコ
イルと同一平面、に配置し、端子を、前記補助コイルの
両端から導出して備え、これを樹脂で一体化成型して構
成する。
【0019】
【作用】このように、コイル自体ではヌルフラックス接
続していない面積の大きな補助コイルを付加することに
より、浮上作用に係わりなく案内力として作用させる鎖
交磁束量が大きくなり、よって案内力を増大させること
ができる。すなわち、本発明の請求項1では、従来の2
コイル構成の地上コイルに、その2コイルを概ね包括す
るか、または完全に包括する大きな補助コイルを、従来
の2コイルに直列に接続して、案内コイルとしての占め
る面積を増大させる。これによって案内電流を得る起電
力が大きくし現れるようになり、十分な案内電流を流す
ことができるようになる。さらに、この補助コイルは、
8字状のヌルフラックス接続とはなっていないので、浮
上コイルとしては作用しなく、浮上電流は流れないので
浮上に伴う走行抵抗も発生しない。請求項2では、上記
と同様の補助コイルを従来の2コイルに並列に接続した
場合であり上記と同様の作用が得られる。請求項3で
は、浮上用のコイルと補助コイルとは接続せず、それぞ
れ単独に配置したもので、この補助コイルのみで十分な
案内力が得られるものである。なお、本発明の補助コイ
ルは上述の案内コイルとして作用するのみならず、推進
コイルとしても作用する。
【0020】
【実施例】図1(a)は本発明の請求項1の場合の超電
導磁気浮上式鉄道の地上コイルの構成を示し、同図
(b)は同図(a)の内部結線を表すための図でる。図
2は、その給電方式の構成を示す。まず、本発明の地上
コイルの構成を図1(a)、(b)により説明する。地
上コイル10は、上方コイル20Aと下方コイル20B
を8字状の閉回路にヌルフラックス接続して構成された
コイル20と、これと同一構成の上方コイル30Aと下
方コイル30Bとからなるコイル30とが、それぞれヌ
ルフラックス接続部2bと3aで直列に接続して2連形
に形成され、これを同一平面で隣接させて略田の字状に
配置し、さらに、このコイル20と30とを概ね包括す
る補助コイル40を備え、この補助コイル40をコイル
20とコイル30との背面に配置し、かつ、この補助コ
イル40の一端は、コイル20のヌルフラックス接続部
2aと接続し、他方の端には、端子IおよびOを、また
コイル30の、ヌルフラックス接続部3bからは端子O
を導出させて、これをエポキシ樹脂などの樹脂90で一
体化成型してパネル状に構成されている。また、この地
上コイル10は、軌道路に沿って取付けるためのボルト
穴BH1、BH2を有している。このように地上コイル
10は、直列接続されたコイル20と30に補助コイル
40がさらに直列に接続された構成となっている。な
お、図1に示す場合では、補助コイル40は、略田の字
状に配置されたコイル20と30との背面に配置されて
いるが、これを前面、あるいはコイル20と30を完全
に包括する補助コイルとして、コイル20と30とを包
括して同一平面上に配置してもよい。また、補助コイル
40はコイル20側へ接続されているが、コイル30側
へ接続し、端子I、Gと端子Oを逆に導出した場合でも
同じである。また、補助コイル40から2つの端子Iお
よびGを導出させているが、これは1つでもかまわな
い。
【0021】図2は、本発明の請求項1における場合の
給電方式を示すもので、3つの地上コイル11、12お
よび13と、さらに、これが同様に繰り返された地上コ
イル列MLがU形の軌道路の一方の側壁に沿って配置さ
れている。これと対向するように、もう一方の側壁に
は、同様に地上コイル列SLが配置されている。地上コ
イル列MLでは、地上コイル11の端子I1に、電源U
相が接続され、端子G1は地上コイル列SLにおける地
上コイル11´の端子G1´と接続される。地上コイル
12の端子I2には電源V相が接続され、端子G2は地
上コイル列SLにおける地上コイル12´の端子G2´
と接続される。地上コイル13の端子I3には電源W相
が接続され、端子G3は地上コイル列SLにおける地上
コイル13´の端子G3´と接続される。地上コイル1
1、12、13からの端子O1、O2、O3は、それぞ
れ次の3つの地上コイルのU、V、W相の電源となり、
上記と同様に接続される。そして同様に、さらに次の3
つの地上コイルへと接続されていくが、所定の個数接続
されたあと、最後にこの端子間を一括接続される。対向
するもう一方の側壁における、地上コイル列SLにおい
ても上記と同様に構成される。これらの接続された一連
の地上コイル列ML、SLが推進、案内、浮上コイルと
して構成される。
【0022】このように構成した本発明の地上コイル列
ML、SLにおいて、案内力を作用させるためのヌルフ
ラックス接続回路は、U相においては、端子G1と接続
された地上コイル11の補助コイル41、コイル21、
31、から端子O1を経て、地上コイル14の端子I4
から端子G4へ渡り、さらに、もう一方の上記と対向す
る地上コイル列SL側の地上コイル14´の端子G4´
から端子I4´に接続されて、地上コイル11´の端子
O1´に戻り、さらにコイル31´、21´、補助コイ
ル41´から端子G1´を経由して、地上コイル列ML
の端子G1へと戻される閉回路で形成している。すなわ
ち補助コイル41、41´は案内コイルとしてコイル2
1、31、31´、21´にさらに付加したものとして
作用し、これによって大きな案内力を得ることができ
る。なお補助コイルは、8字状ヌルフラックス接続とな
っていないため、浮上のための誘導電流は流れず浮上に
伴う走行損失は発生しない。V相およびW相の場合にお
いても上記と同様である。このように構成させた地上コ
イル列で、三相120°配置の推進と案内コイルが、6
0°の配置の浮上コイルが形成されている。
【0023】図3(a)は、本発明の請求項2の場合の
超電導磁気浮上式鉄道の地上コイルの構成を示し、同図
(b)は同図(a)の内部結線を示す。本発明の地上コ
イルの構成を図3(a)、(b)により説明する。地上
コイル10は、上方コイル20Aと下方コイル20Bを
8字状の閉回路にヌルフラックス接続して構成されたコ
イル20と、これと同一構成の上方コイル30Aと下方
コイル30Bとからなるコイル30とが、それぞれヌル
フラックス接続部2bと3aで直列に接続して2連形に
形成され、これを同一平面で隣接させて略田の字状に配
置し、さらに、このコイル20と30とを概ね包括する
の補助コイル40を備え、この補助コイル40をコイル
20とコイル30との背面に配置し、かつ、この補助コ
イル40の一端はコイル20のヌルフラックス接続部2
aと接続し、他方の端は、コイル30のヌルフラックス
接続部3bと接続し、ヌルフラックス接続部2aからは
端子IおよびGを、コイル30の、ヌルフラックス接続
部3bからは端子Oを導出させて、これをエポキシ樹脂
などの樹脂90で一体化成型してパネル状に構成されて
いる。また、この地上コイル10は、軌道路に沿って取
付けるためのボルト穴BH1、BH2を有している。こ
のように地上コイル10は、直列接続されたコイル20
と30に補助コイル40が並列に接続された構成となっ
ている。なお、図3に示す場合では、補助コイル40
は、略田の字状に配置されたコイル20と30との背面
に配置されているが、これを前面、あるいはコイル20
と30を完全に包括する補助コイルとして、コイル20
と30とを包括して同一平面上に配置してもよい。ま
た、ヌルフラックス接続部2aから2つの端子Iおよび
Gを導出させているが、これは1つでもかまわない。
【0024】補助コイル40が並列接続の場合でも地上
コイルの給電方式と、推進、浮上、案内の作用は請求項
1の場合と基本的に同じであるため、その説明は省略す
る。図4(a)は、本発明の請求項3の場合の超電導磁
気浮上式鉄道の地上コイルの構成を示し、同図(b)は
同図(a)の内部結線を示す。同図において、地上コイ
ル10は、ヌルフラックス接続された上方コイル20A
と下方コイル20Bとからなるコイル20と、これと同
一構成のヌルフラックス接続された上方コイル30Aと
下方コイル30Bとからなるコイル30とが、同一平面
で隣接させて略田の字状に配置され、さらに、このコイ
ル20と30とを概ね包括するの補助コイル40を、コ
イル20と30の背面に配置させて、補助コイル40の
一方の端から端子IおよびGを、他方の端から端子Oを
導出し、これをエポキシ樹脂などの樹脂90で一体化成
型してパネル状に構成されている。またこの地上コイル
10は、軌道路に沿って取付けるためのボルト穴BH
1、BH2を有している。このようにコイル20と30
および補助コイル40は接続されておらず、それぞれ単
独配置とされた構成となっている。なお、図4に示す場
合では、補助コイル40は、略田の字状に配置されたコ
イル20と30との背面に配置されているが、これを前
面、あるいはコイル20と30を完全に包括する補助コ
イルとして、コイル20と30とを包括して同一平面上
に配置してもよい。また、補助コイル40の一方の端か
らは2つの端子IおよびGを導出させているが、これは
1つでもかまわない。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、超電導磁気浮上式鉄道
の地上コイルの浮上機能をそのまま保持し浮上に伴う走
行損失を増大させることなく案内力を増大させることが
でき、特に軌道路の曲線部分などにおいて、通常は案内
力の不足が生じるような場合でも、車両を安定走行させ
得て、車両運行の上で非常に有用な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の超電導磁気浮上式鉄道の地上コイルの
一例を示す図である。
【図2】本発明の地上コイルによる超電導磁気浮上式鉄
道の給電方式の一例を示す図である。
【図3】本発明の超電導磁気浮上式鉄道の地上コイルの
他の例を示す図である。
【図4】本発明の超電導磁気浮上式鉄道の地上コイルの
さらに他の例を示す図である。
【図5】超電導磁気浮上式鉄道の地上コイルと超電導コ
イルとの配置を示す図である。
【図6】従来の超電導磁気浮上式鉄道の地上コイルの一
例を示す図である。
【図7】従来の地上コイルによる超電導磁気浮上式鉄道
の給電方式の一例を示す図である。
【図8】従来の超電導磁気浮上式鉄道の地上コイルの他
の例を示す図である。
【図9】従来の地上コイルによる超電導磁気浮上式鉄道
の給電方式の他の例を示す図である。
【符号の説明】
10、11、12、13、14、11´、12´、13
´、14´ 地上コイル 20、30、21、31、21´、31´
コイル 20A、30A 上方コイル 20B、30B 下方コイル 40、41、41´ 補助コイル I、I1、I2、I3、I4、I4´
端子 G、G1、G2、G3、G4、G1´、G2´、G3
´、G4´ 端子 O、O1、O2、O3、 端子 90 樹脂 BH1、BH2 ボルト穴

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2つのコイルを、交鎖する磁束に対して互
    いに巻き方向が逆になるように8字状に閉回路に接続し
    てなる第1のコイルと、この第1のコイルと同一構成の
    第2のコイルと、を同一平面で隣接させて配置し、かつ
    該第1のコイルと第2のコイルとを、前記8字状閉回路
    の接続部で直列に接続し2連形に構成してなる超電導磁
    気浮上式鉄道の地上コイルにおいて、 上記、第1のコイルと第2のコイルとを概ね包括する、
    または完全に包括する補助コイルを備え、この補助コイ
    ルを、上記第1のコイルと第2のコイルの前面若しくは
    背面、または第1のコイルと第2のコイルとを包括し、
    この第1のコイルと第2のコイルと同一平面、に配置
    し、かつ、この補助コイルの一端を、第1のコイルの、
    前記第1のコイルと第2のコイルの直列接続部とは異な
    る他の、8字状閉回路の接続部で接続し、 さらに端子を、前記補助コイルの第1のコイルに接続し
    ていない他の一端と、第2のコイルの、前記第1のコイ
    ルと第2のコイルの直列接続部とは異なる他の8字状閉
    回路の接続部と、から導出して備え、これを樹脂で一体
    化成型して構成した、超電導磁気浮上式鉄道の地上コイ
    ル。
  2. 【請求項2】2つのコイルを、交鎖する磁束に対して互
    いに巻き方向が逆になるように8字状に閉回路に接続し
    てなる第1のコイルと、この第1のコイルと同一構成の
    第2のコイルと、を同一平面で隣接させて配置し、かつ
    該第1のコイルと第2のコイルとを、前記8字状閉回路
    の接続部で直列に接続し2連形に構成してなる超電導磁
    気浮上式鉄道の地上コイルにおいて、 上記、第1のコイルと第2のコイルとを概ね包括する、
    または完全に包括する補助コイルを備え、この補助コイ
    ルを、上記第1のコイルと第2のコイルの前面若しくは
    背面、または第1のコイルと第2のコイルとを包括し、
    この第1のコイルと第2のコイルと同一平面、に配置
    し、かつ、この補助コイルの一端を、第1のコイルの前
    記第1のコイルと第2のコイルの直列接続部とは異なる
    他の8字状閉回路の接続部で接続し、他の一端を第2の
    コイルの前記第1のコイルと第2のコイルの直列接続部
    とは異なる他の8字状閉回路の接続部で接続し、 さらに端子を、前記補助コイルの、前記第1のコイルの
    接続部と、第2のコイルの接続部と、から導出して備
    え、これを樹脂で一体化成型して構成した、超電導磁気
    浮上式鉄道の地上コイル。
  3. 【請求項3】2つのコイルを、交鎖する磁束に対して互
    いに巻き方向が逆になるように8字状に閉回路に接続し
    てなる第1のコイルと、この第1のコイルと同一構成の
    第2のコイルと、を同一平面で隣接させて配置してなる
    超電導磁気浮上式鉄道の地上コイルにおいて、 上記、第1のコイルと第2のコイルとを概ね包括する、
    または完全に包括する補助コイルを備え、この補助コイ
    ルを、上記第1のコイルと第2のコイルの前面若しくは
    背面、または第1のコイルと第2のコイルとを包括し、
    この第1のコイルと第2のコイルと同一平面、に配置
    し、端子を、前記補助コイルの両端からそれぞれ導出し
    て備え、これを樹脂で一体化成型して構成した、超電導
    磁気浮上式鉄道の地上コイル。
JP06072850A 1994-03-18 1994-03-18 超電導磁気浮上式鉄道の地上コイル Expired - Fee Related JP3109375B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06072850A JP3109375B2 (ja) 1994-03-18 1994-03-18 超電導磁気浮上式鉄道の地上コイル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06072850A JP3109375B2 (ja) 1994-03-18 1994-03-18 超電導磁気浮上式鉄道の地上コイル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07264719A true JPH07264719A (ja) 1995-10-13
JP3109375B2 JP3109375B2 (ja) 2000-11-13

Family

ID=13501272

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06072850A Expired - Fee Related JP3109375B2 (ja) 1994-03-18 1994-03-18 超電導磁気浮上式鉄道の地上コイル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3109375B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008236936A (ja) * 2007-03-22 2008-10-02 Railway Technical Res Inst 推進浮上案内兼用地上コイル及びその配線方法
JP2015076427A (ja) * 2013-10-07 2015-04-20 小島プレス工業株式会社 車両用非接触充電システムの受電側コイルユニットに用いられるコアおよびそのコアの製造方法
CN113517773A (zh) * 2020-04-10 2021-10-19 中国航天科工飞航技术研究院(中国航天海鹰机电技术研究院) 集成化悬浮推进模组
CN113517772A (zh) * 2020-04-10 2021-10-19 中国航天科工飞航技术研究院(中国航天海鹰机电技术研究院) 悬浮推进导向一体化模组及磁悬浮轨道系统

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008236936A (ja) * 2007-03-22 2008-10-02 Railway Technical Res Inst 推進浮上案内兼用地上コイル及びその配線方法
JP2015076427A (ja) * 2013-10-07 2015-04-20 小島プレス工業株式会社 車両用非接触充電システムの受電側コイルユニットに用いられるコアおよびそのコアの製造方法
CN113517773A (zh) * 2020-04-10 2021-10-19 中国航天科工飞航技术研究院(中国航天海鹰机电技术研究院) 集成化悬浮推进模组
CN113517772A (zh) * 2020-04-10 2021-10-19 中国航天科工飞航技术研究院(中国航天海鹰机电技术研究院) 悬浮推进导向一体化模组及磁悬浮轨道系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP3109375B2 (ja) 2000-11-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5628252A (en) Method and apparatus for combined levitation and guidance along guideway curvature in electrodynamic magnetically levitated high speed vehicle
US10340761B2 (en) Electric device and a stator assembly for the electric device
US5517924A (en) Double row loop-coil configuration for high-speed electrodynamic maglev suspension, guidance, propulsion and guideway directional switching
US7832534B2 (en) Device for transmitting electrical energy from the track to the vehicle of a magnetic levitation railway
US6286434B1 (en) Propulsion system for a magnetic levitation vehicle
US5189961A (en) Superconductive magnetically levitated railway, and power-feed system therefor
US4276832A (en) Transportation device with an electrodynamic suspension
JP3109375B2 (ja) 超電導磁気浮上式鉄道の地上コイル
JPH0834684B2 (ja) 磁気浮上車両の推進装置
JP4968528B2 (ja) 3レベル電力変換装置
JP2656687B2 (ja) 電気巻線およびその製作方法
SE442569B (sv) Lindning i tva eller flera skikt for elektriska maskiner
JP2000134721A (ja) リニアモーターカーのコイル装置
US5628253A (en) Ground-propulsion special-purpose electromagnetic circuit for magnetically levitated railway, and method of laying said circuit
JPH08175232A (ja) 非接触給電システム
JP2706217B2 (ja) 超電導磁気浮上式鉄道の地上コイル及びその給電方式
CA1113555A (en) Transportation device with an electrodynamic suspension
JPH09289125A (ja) 内鉄形単巻単相変圧器
Azukizawa Optimum linear synchronous motor design for high speed ground transportation
JPH10243601A (ja) 車両用主電動機の端子箱
JPH04150707A (ja) 超電導磁気浮上車の地上コイル
CN113517772B (zh) 悬浮推进导向一体化模组及磁悬浮轨道系统
JPH05217741A (ja) 浮上式鉄道用中間端子付き地上コイル
JPH01218306A (ja) 磁気浮上機構
JPH10225024A (ja) 非接触給電設備

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090914

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees