JPH09289125A - 内鉄形単巻単相変圧器 - Google Patents

内鉄形単巻単相変圧器

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JPH09289125A
JPH09289125A JP8102177A JP10217796A JPH09289125A JP H09289125 A JPH09289125 A JP H09289125A JP 8102177 A JP8102177 A JP 8102177A JP 10217796 A JP10217796 A JP 10217796A JP H09289125 A JPH09289125 A JP H09289125A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鉄心を励磁する起磁力のバランスの不平衡が
なく、リード線の引き出し位置を任意に設定できる内鉄
形単巻単相変圧器を提供する。 【解決手段】 単相3脚鉄心1に、分路巻線2と直列巻
線3を巻回して1次及び2次巻線を構成する。鉄心1の
主脚を挟んで位置する両側のヨークに同一回数巻線を巻
回して補償巻線7,7を構成する。補償巻線7,7を環
流用のリード線8を介して相互に電気的に接続する。前
記1次及び2次巻線に接続されるリード線のうち、少な
くとも1本のリード線を前記3脚鉄心に対して他のリー
ド線とは反対側に引き出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、500kv級変電
所用として適した内鉄形単巻単相変圧器に関する。
【0002】
【従来の技術】変電所の機器は、高電圧・大容量化の傾
向をたどると共に、機器自体のコンパクト化及び機器配
置全体のコンパクト化が強く要求されている。図7に5
00kv級変電所において、500kv系統(1次)と
250kv系統(2次)を連係する単巻変圧器の巻線結
線図を示している。この単巻変圧器において、巻線は、
直列巻線3及び分路巻線2から構成され、それぞれが直
列に接続され、1次リード線5、2次リード線4及び中
性点リード線6が引き出されている。
【0003】図8は、前記図7に示した結線を持つ内鉄
形変圧器中身の構造を示す平面図である。この変圧器中
身は、単相3脚鉄心1の主脚に内側より分路巻線2、直
列巻線3が同軸円筒状に巻回されている。ここで、直列
巻線3は1次リード線5に繋がる端子を巻線の中央部に
位置させ、その上下部側に巻線が2回路並列に配置され
た、いわゆる上下振分巻の構成となっている。分路巻線
2は、巻線の上部端部より2次リード線4に繋がり、こ
の2次リード線4には直列巻線3の巻線上下端子も繋が
って、直列巻線3と分路巻線2の接続点を構成してい
る。また、分路巻線2の下部端子は中性点リード線6に
繋がっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ような構成を有する従来の内鉄形単巻変圧器は、以下に
述べるような解決すべき課題があった。
【0005】すなわち、従来の内鉄形単巻変圧器は、図
8のとおり、1次リード線5、2次リード線4及び中性
点リード線6を常に鉄心1に対して片側にまとめて配置
する必要があった。その理由は、単巻変圧器の場合、1
次巻線と2次巻線が中性点リード線で共通となっている
ため、1次及び2次巻線のリード線を独立して鉄心の両
側に位置させることができなかったためである。
【0006】そのため、例えば、1次リード線のみを他
のリード線に対して、鉄心の反対側へ引き出した場合、
1次リード線に繋がる直列巻線のターン数が整数ターン
とはならず、単相3脚鉄心1の左右の鉄心窓内を貫通す
る巻線の巻回数が異なり、磁束のアンバランスを生じさ
せる原因になっていた。具体的には、左右の鉄心窓内を
貫通するターン数が1ターン異なることにより、この1
ターンが鉄心を励磁して主磁束と合成され、鉄心が過励
磁状態となって損失、騒音の増加をもたらすことにな
る。従って、現実には1次リード線のみを鉄心の反対側
から引き出すことは不可能であり、変電所内の機器配置
においてこの制約が自由なレイアウトを阻害する要因と
なっていた。
【0007】本発明は、上述したような従来技術の問題
点を解消するために提案されたもので、その目的は、巻
線からのリード線の引き出し方向の制約を取り除き、変
圧器配置及び他の機器とのレイアウト設計に自由度を広
げることを可能とした内鉄形単巻単相変圧器を提供する
ことにある。
【0008】本発明の他の目的は、左右の鉄心窓におけ
る巻線のターン数が異なっても、鉄心が過励磁状態とな
って損失や騒音が発生することがない内鉄形単巻単相変
圧器を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、単相3脚鉄心に、少なくとも
分路巻線と直列巻線を巻回して1次及び2次巻線を構成
した内鉄形単巻単相変圧器において、前記鉄心の主脚を
挟んで位置する両側のヨークに同一回数巻線を巻回して
補償巻線を構成し、これらの補償巻線を環流用のリード
線を介して相互に電気的に接続し、前記1次及び2次巻
線に接続されるリード線のうち、少なくとも1本のリー
ド線を前記3脚鉄心に対して他のリード線とは反対側に
引き出したことを特徴とする。
【0010】このような構成を有する請求項1の発明に
よれば、例えば1次リード線を鉄心に対して他のリード
線の反対側にから引き出しても、鉄心の窓内を貫通する
巻線のターン数の差によって生じる磁束分布のアンバラ
ンスを補償巻線内を電流が適宜環流して打ち消すことが
できる。その結果、1次リード線を鉄心の反対側から引
き出しても騒音や損失の発生がなくなり、変圧器の配置
上の制約がなくなる。
【0011】請求項2の発明は、複数の主脚を有する単
相鉄心の各主脚のそれぞれに、少なくとも分路巻線と直
列巻線を巻回して1次及び2次巻線を構成し、これらの
1次及び2次巻線を並列接続して成る内鉄形単巻単相変
圧器において、前記鉄心の各主脚を挟んで位置する両側
のヨークに同一回数巻線を巻回して補償巻線を構成し、
これら主脚の両側に巻回された補償巻線を環流用のリー
ド線を介して相互に電気的に接続し、前記各主脚に巻回
された1次及び2次巻線に接続されるリード線のうち、
少なくとも1本のリード線を前記鉄心に対して他のリー
ド線とは反対側に引き出したことを特徴とする。
【0012】この請求項2の発明によれば、単相4脚鉄
心や単相5脚鉄心などの主脚に対して巻線を巻回して、
これらの巻線を並列接続した変圧器においても、前記請
求項1の発明と同様な作用効果が発揮される。
【0013】請求項3の発明は、複数の主脚を有する単
相鉄心の各主脚のそれぞれに、少なくとも分路巻線と直
列巻線を巻回して1次及び2次巻線を構成し、これらの
1次及び2次巻線を並列接続して成る内鉄形単巻単相変
圧器において、前記鉄心の隣接する2本の主脚を挟んで
位置するヨーク、及び隣接する2本の主脚の外側に位置
するヨークの3カ所にそれぞれ同一回数巻線を巻回して
3本の補償巻線を構成し、これら3本の補償巻線を環流
用のリード線を介して相互に電気的に接続し、前記各主
脚に巻回された1次及び2次巻線に接続されるリード線
のうち、少なくとも1本のリード線を前記鉄心に対して
他のリード線とは反対側に引き出したことを特徴とす
る。
【0014】この請求項3の発明によれば、単相4脚鉄
心や単相5脚鉄心などの主脚に対して巻線を巻回して、
これらの巻線を並列接続した変圧器において、前記請求
項2の発明と同様な作用効果が発揮される。更に、両側
の主脚に挟まれたヨークに対しては、1本の補償巻線の
みを巻回すればよいので、この補償巻線には他の補償巻
線の2倍の通電容量が要求されるものの、変圧器の構造
の単純化が可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の一つを、図
1乃至図6を参照して具体的に説明する。
【0016】[1]第1の実施形態の構成…図1、図2 第1の実施形態は前記請求項1の発明に相当するもので
ある。第1の実施形態においては、図1に示すとおり、
単相3脚鉄心1の右側と左側の窓10,11を貫通して
鉄心主脚に分路巻線2、直列巻線3が内側より順次巻回
されている。これらの巻線の接続は図7及び図8に示す
従来技術の構成と同様である。単相3脚鉄心1の下部ヨ
ークには、絶縁被覆された銅線で構成された補償巻線7
が主脚を挟んで左右に配置され、これら左右の補償巻線
7がリード線8により接続されている。このリード線8
のどちらか一方は、電位を固定するために接地点9に接
続されている。左右の補償巻線7の巻回方向及びリード
線8による相互の接続は、単相3脚鉄心1を通常の励磁
状態にて2個の補償巻線7,7の発生電圧の同一極性側
同士が接続され、環流電流を生じないようになってい
る。
【0017】また、前記分路巻線2及び直列巻線3を接
続する2次リード線4、1次リード線5及び中性点リー
ド線6は、図2の変圧器中身の平面図に示すように各巻
線から引き出されている。すなわち、この第1の実施形
態においては、1次リード線5のターン数が1ターン弱
増加させることで、1次リード線5が単相3脚鉄心1に
対して他のリード線と反対側に設けられている。従っ
て、1次リード線5はを引き出した分だけ鉄心の左右の
窓内を鎖交する直列巻線のターン数が異なり、一方の窓
内のターン数が他方に比較して1ターン多くなってい
る。
【0018】[2]第1の実施形態の作用 このような構成を有する第1の実施形態においては、1
次リード線5と、2次リード線4及び中性点リード線6
が単相3脚鉄心1を挟んで配置されるので、各リード線
間の距離を確保でき、絶縁上の信頼性が向上する。特
に、変圧器の同じ短辺側から各リード線を引き出す場合
に、前記図8の従来技術では各リード線が近接配置され
るため絶縁上のリスクが大きくなるが、第1の実施形態
では1次リード線と2次リード線との鉄心の両側に配置
することで十分な絶縁距離を確保できる。
【0019】また、第1の実施形態では、1次リード線
5が1ターン弱多く単相3脚鉄心1に巻回されている
が、この1次リード線5の巻回数の増加により生じる起
磁力のバランスの不平衡は、2個の補償巻線7,7及び
これらを接続するリード線8の作用で解消される。以
下、この点を図3及び図4の模式図により説明する。
【0020】図3は鉄心の主脚1に巻回された巻線によ
って鉄心が励磁された場合の主磁束の流れを示してい
る。主磁束の流れは、図中実線で示すとおり、鉄心主脚
から側脚へ環流して、下部の鉄心ヨークに取り付けた補
償巻線7,7を鎖交する。このとき、補償巻線7には、
鎖交磁束量と補償巻線のターン数で決まる誘起電圧を生
じるが、左右の補償巻線のターン数が等しい場合には双
方の発生電圧が同一となり、かつ双方の補償巻線7,7
の誘起電圧が同一極性側となる端子がリード線8によっ
て接続されているため、通常の鉄心励磁状態では補償巻
線7には電流は流れず、他には何ら影響を与えない。
【0021】しかし、第1の実施形態のように、1次リ
ード線5を他のリード線と鉄心の反対側から引き出した
場合には、一方の鉄心窓内のターン数が他方の窓内に比
較して1ターン多くなっている。この1ターンに流れる
電流が左右の鉄心窓内を流れる電流、すなわち、鉄心を
励磁する起磁力(アンペア・ターン)のバランスを不平
衡とするため、この1ターンで鉄心を励磁してしまうこ
とになる。これにより鉄心が過励磁状態となり、鉄損が
増加する。
【0022】図4はこのアンバランスとなった1ターン
のみについて注目し、この1ターンによって単相3脚鉄
心1に励起される磁束の流れを示したもので、単相3脚
鉄心1の左側の窓内を紙面裏側から表側に向けて貫通し
ている鉄心貫通リード線13がこの1ターンに相当して
いる。この鉄心貫通リード線13を流れる電流により、
単相3脚鉄心1は励磁されることになる。図4で実線で
示した矢印が鉄心貫通リード線13による磁束の流れで
ある。この場合、鉄心貫通リード線13による磁束が補
償巻線7を鎖交する方向が図3に示した鉄心を励磁する
主磁束の向きと異なっている。鉄心主脚の両側に位置す
る補償巻線7,7には、互いに逆極性となる端子が接続
されていることになるため、2個の補償巻線7,7とリ
ード線8を環流する電流を生じさせる。この電流によ
り、貫通リード線13による磁束14の流れと反対向き
に補償巻線による電流15(図中点線で示した矢印)が
流れ、貫通リード線13による磁束14をキャンセルす
ることができる。
【0023】このように第1の実施の形態によれば、1
次リード5を鉄心の反対側から引き出した結果、鉄心の
左右の窓で巻線のターン数に不平衡が生じても、それに
よって鉄心に生じる磁束の流れを2個の補償巻線によっ
てキャンセルすることができ、鉄心を励磁する起磁力の
バランスを平衡に保つことができる。
【0024】[3]第1の実施形態の効果 以上述べたように、第1の実施形態によれば、単相単巻
変圧器のリード線の一部を鉄心に対して他のリード線と
反対側に引き出すことが可能になる。その結果、鉄心中
身が収納される変圧器タンクの同一短辺側へ1次及び2
次リードを共に引き出す構造としても、各リード線間の
絶縁を十分に確保することができ、変圧器タンク外部の
リード線引き回し構造も含めて、変圧器中身からのリー
ド線の引き出し構造が単純化できる。このように1次及
び2次リードを変圧器タンクの同一側に引き出せると、
変圧器タンク外部で接続されるケーブルも同一側に設置
することができ、ケーブルを敷設するピットと呼ばれる
溝も共通して使用できるなど、利点も大きい。さらに、
変圧器の1次及び2次端子がガス絶縁開閉装置に接続さ
れる場合にも、1次及び2次のガス絶縁開閉装置を同一
側に配置することが可能になり、変圧器の設置場所とガ
ス絶縁開閉装置の設置場所とを明確に区分することも可
能になり、レイアウトの自由度が広がる利点もある。
【0025】また、この第1実施形態では、左右の補償
巻線7,7を下部ヨークに巻回しているため、相互を接
続するリード線8の長さを短く抑えることができ、しか
もリード線8が左右の補償巻線7,7に対向しないため
に絶縁信頼性も高い。
【0026】[4]第2の実施形態…図5、図6 この第2実施形態は、2脚の主脚鉄心に巻回された巻線
を並列接続してなる変圧器に本発明を適用したもので、
本発明の請求項2の発明に相当する。この第2実施形態
では、図5に示すように、単相4脚鉄心16の2個の主
脚鉄心にそれぞれ分路巻線2及び直列巻線3が内側から
順次配置されている。単相4脚鉄心16の下部ヨークに
は、主脚を挟むように左右一対の補償巻線7,7が各巻
線ごとに、合計4個取り付けられている。これら各組の
補償巻線7,7は、それぞれリード線8によって接続さ
れ、このリード線8は接地点9によって接地されてい
る。
【0027】また、図6に示すように、各巻線から引き
出されるリード線は、前記第1実施形態と同様に、各巻
線の2次リード4及び中性点リード6が鉄心の片側か
ら、1次リード5が鉄心の反対側から変圧器タンクの同
一短辺側に引き出されている。
【0028】このような構成の第2実施形態において
も、リード線を鉄心を挟んで反対側から引き出すと共
に、ターン数のアンバランスによって生じる起磁力の不
平衡を各補償巻線によって解消することにより、前記
[2][3]に述べた第1実施形態と同様な作用効果が
発揮される。
【0029】[5]他の実施形態 本発明は、前記の単相3脚鉄心のみにだけでなく、単相
4脚鉄心、単相5脚鉄心などにも同一の構造で適用する
ことができ、構造の標準化も容易である。また、補償巻
線7は、下部ヨーク以外に鉄心の上部ヨークに取り付け
ることも可能である。
【0030】また、前記請求項3の発明のように、前記
第2実施形態において、2個の主脚に挟まれた鉄心下部
ヨークに取り付けた2個の補償巻線7,7は、その1個
を省略することも可能である。その場合には、残る3個
の補償巻線は鉄心励磁状態において常に同一極性となる
端子を接続し、かつ中央に位置する補償巻線は他の2個
の補償巻線に対して2倍の通電容量が必要となる。
【0031】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、鉄心を挟
んでリード線を引き出すと共に、主脚両側のヨークに補
償巻線を配置するという簡単な手段により、損失や騒音
の発生がなく、絶縁信頼性に優れ、しかも自由なレイア
ウトでは位置可能な内鉄形単巻単相変圧器を提供するこ
とが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の内鉄形単巻単相変圧器の第1の実施形
態における巻線部分を示す側面図。
【図2】本発明の第1の実施形態における変圧器中身を
示す平面図。
【図3】本発明の作用を示す鉄心部分の模式図で、鉄心
の左右の窓内を貫通する巻線のターン数が等しい場合を
示す。
【図4】本発明の作用を示す鉄心部分の模式図で、鉄心
の左右の窓内を貫通する巻線のターン数が異なる場合を
示す。
【図5】本発明の第2の実施形態における巻線部分を示
す側面図。
【図6】本発明の第2の実施形態における変圧器中身を
示す平面図。
【図7】一般的な変圧器の巻線の接続構成を示す結線
図。
【図8】従来の内鉄形単巻単相変圧器の一例を示す側面
図。
【符号の説明】
1…単相3脚鉄心 2…分路巻線 3…直列巻線 4…2次リード線 5…1次リード線 6…中性点リード線 7…補償巻線 8…リード線 9…接地点 10…鉄心右側窓 11…鉄心左側窓

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単相3脚鉄心に、少なくとも分路巻線と
    直列巻線を巻回して1次及び2次巻線を構成した内鉄形
    単巻単相変圧器において、 前記鉄心の主脚を挟んで位置する両側のヨークに同一回
    数巻線を巻回して補償巻線を構成し、これらの補償巻線
    を環流用のリード線を介して相互に電気的に接続し、前
    記1次及び2次巻線に接続されるリード線のうち、少な
    くとも1本のリード線を前記3脚鉄心に対して他のリー
    ド線とは反対側に引き出したことを特徴とする内鉄形単
    巻単相変圧器。
  2. 【請求項2】 複数の主脚を有する単相鉄心の各主脚の
    それぞれに、少なくとも分路巻線と直列巻線を巻回して
    1次及び2次巻線を構成し、これらの1次及び2次巻線
    を並列接続して成る内鉄形単巻単相変圧器において、 前記鉄心の各主脚を挟んで位置する両側のヨークに同一
    回数巻線を巻回して補償巻線を構成し、これら主脚の両
    側に巻回された補償巻線を環流用のリード線を介して相
    互に電気的に接続し、前記各主脚に巻回された1次及び
    2次巻線に接続されるリード線のうち、少なくとも1本
    のリード線を前記鉄心に対して他のリード線とは反対側
    に引き出したことを特徴とする内鉄形単巻単相変圧器。
  3. 【請求項3】 複数の主脚を有する単相鉄心の各主脚の
    それぞれに、少なくとも分路巻線と直列巻線を巻回して
    1次及び2次巻線を構成し、これらの1次及び2次巻線
    を並列接続して成る内鉄形単巻単相変圧器において、 前記鉄心の隣接する2本の主脚を挟んで位置するヨー
    ク、及び隣接する2本の主脚の外側に位置するヨークの
    3カ所にそれぞれ同一回数巻線を巻回して3本の補償巻
    線を構成し、これら3本の補償巻線を環流用のリード線
    を介して相互に電気的に接続し、前記各主脚に巻回され
    た1次及び2次巻線に接続されるリード線のうち、少な
    くとも1本のリード線を前記鉄心に対して他のリード線
    とは反対側に引き出したことを特徴とする内鉄形単巻単
    相変圧器。
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