JP3662067B2 - 内鉄形単巻単相変圧器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、500kv級変電所用として適した内鉄形単巻単相変圧器に関する。
【0002】
【従来の技術】
変電所の機器は、高電圧・大容量化の傾向をたどると共に、機器自体のコンパクト化及び機器配置全体のコンパクト化が強く要求されている。図7に500kv級変電所において、500kv系統(1次)と250kv系統(2次)を連係する単巻変圧器の巻線結線図を示している。この単巻変圧器において、巻線は、直列巻線3及び分路巻線2から構成され、それぞれが直列に接続され、1次リード線5、2次リード線4及び中性点リード線6が引き出されている。
【0003】
図8は、前記図7に示した結線を持つ内鉄形変圧器中身の構造を示す平面図である。この変圧器中身は、単相3脚鉄心1の主脚に内側より分路巻線2、直列巻線3が同軸円筒状に巻回されている。ここで、直列巻線3は1次リード線5に繋がる端子を巻線の中央部に位置させ、その上下部側に巻線が2回路並列に配置された、いわゆる上下振分巻の構成となっている。分路巻線2は、巻線の上部端部より2次リード線4に繋がり、この2次リード線4には直列巻線3の巻線上下端子も繋がって、直列巻線3と分路巻線2の接続点を構成している。また、分路巻線2の下部端子は中性点リード線6に繋がっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記のような構成を有する従来の内鉄形単巻変圧器は、以下に述べるような解決すべき課題があった。
【0005】
すなわち、従来の内鉄形単巻変圧器は、図8のとおり、1次リード線5、2次リード線4及び中性点リード線6を常に鉄心1に対して片側にまとめて配置する必要があった。その理由は、単巻変圧器の場合、1次巻線と2次巻線が中性点リード線で共通となっているため、1次及び2次巻線のリード線を独立して鉄心の両側に位置させることができなかったためである。
【0006】
そのため、例えば、1次リード線のみを他のリード線に対して、鉄心の反対側へ引き出した場合、1次リード線に繋がる直列巻線のターン数が整数ターンとはならず、単相3脚鉄心1の左右の鉄心窓内を貫通する巻線の巻回数が異なり、磁束のアンバランスを生じさせる原因になっていた。具体的には、左右の鉄心窓内を貫通するターン数が1ターン異なることにより、この1ターンが鉄心を励磁して主磁束と合成され、鉄心が過励磁状態となって損失、騒音の増加をもたらすことになる。従って、現実には1次リード線のみを鉄心の反対側から引き出すことは不可能であり、変電所内の機器配置においてこの制約が自由なレイアウトを阻害する要因となっていた。
【0007】
本発明は、上述したような従来技術の問題点を解消するために提案されたもので、その目的は、巻線からのリード線の引き出し方向の制約を取り除き、変圧器配置及び他の機器とのレイアウト設計に自由度を広げることを可能とした内鉄形単巻単相変圧器を提供することにある。
【0008】
本発明の他の目的は、左右の鉄心窓における巻線のターン数が異なっても、鉄心が過励磁状態となって損失や騒音が発生することがない内鉄形単巻単相変圧器を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1の発明は、単相3脚鉄心に、少なくとも分路巻線と直列巻線を巻回して1次及び2次巻線を構成した内鉄形単巻単相変圧器において、前記鉄心の主脚を挟んで位置する両側のヨークに同一回数巻線を巻回して補償巻線を構成し、これらの補償巻線を環流用のリード線を介して相互に電気的に接続し、前記1次及び2次巻線に接続されるリード線のうち、少なくとも1本のリード線を前記3脚鉄心に対して他のリード線とは反対側に引き出したことを特徴とする。
【0010】
このような構成を有する請求項1の発明によれば、例えば1次リード線を鉄心に対して他のリード線の反対側にから引き出しても、鉄心の窓内を貫通する巻線のターン数の差によって生じる磁束分布のアンバランスを補償巻線内を電流が適宜環流して打ち消すことができる。その結果、1次リード線を鉄心の反対側から引き出しても騒音や損失の発生がなくなり、変圧器の配置上の制約がなくなる。
【0011】
請求項2の発明は、複数の主脚を有する単相鉄心の各主脚のそれぞれに、少なくとも分路巻線と直列巻線を巻回して1次及び2次巻線を構成し、これらの1次及び2次巻線を並列接続して成る内鉄形単巻単相変圧器において、前記鉄心の各主脚を挟んで位置する両側のヨークに同一回数巻線を巻回して補償巻線を構成し、これら主脚の両側に巻回された補償巻線を環流用のリード線を介して相互に電気的に接続し、前記各主脚に巻回された1次及び2次巻線に接続されるリード線のうち、少なくとも1本のリード線を前記鉄心に対して他のリード線とは反対側に引き出したことを特徴とする。
【0012】
この請求項2の発明によれば、単相4脚鉄心や単相5脚鉄心などの主脚に対して巻線を巻回して、これらの巻線を並列接続した変圧器においても、前記請求項1の発明と同様な作用効果が発揮される。
【0013】
請求項3の発明は、複数の主脚を有する単相鉄心の各主脚のそれぞれに、少なくとも分路巻線と直列巻線を巻回して1次及び2次巻線を構成し、これらの1次及び2次巻線を並列接続して成る内鉄形単巻単相変圧器において、前記鉄心の隣接する2本の主脚を挟んで位置するヨーク、及び隣接する2本の主脚の外側に位置するヨークの3カ所にそれぞれ同一回数巻線を巻回して3本の補償巻線を構成し、これら3本の補償巻線を環流用のリード線を介して相互に電気的に接続し、前記各主脚に巻回された1次及び2次巻線に接続されるリード線のうち、少なくとも1本のリード線を前記鉄心に対して他のリード線とは反対側に引き出したことを特徴とする。
【0014】
この請求項3の発明によれば、単相4脚鉄心や単相5脚鉄心などの主脚に対して巻線を巻回して、これらの巻線を並列接続した変圧器において、前記請求項2の発明と同様な作用効果が発揮される。更に、両側の主脚に挟まれたヨークに対しては、1本の補償巻線のみを巻回すればよいので、この補償巻線には他の補償巻線の2倍の通電容量が要求されるものの、変圧器の構造の単純化が可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態の一つを、図1乃至図6を参照して具体的に説明する。
【0016】
[1]第1の実施形態の構成…図1、図2
第1の実施形態は前記請求項1の発明に相当するものである。第1の実施形態においては、図1に示すとおり、単相3脚鉄心1の右側と左側の窓10,11を貫通して鉄心主脚に分路巻線2、直列巻線3が内側より順次巻回されている。これらの巻線の接続は図7及び図8に示す従来技術の構成と同様である。単相3脚鉄心1の下部ヨークには、絶縁被覆された銅線で構成された補償巻線7が主脚を挟んで左右に配置され、これら左右の補償巻線7がリード線8により接続されている。このリード線8のどちらか一方は、電位を固定するために接地点9に接続されている。左右の補償巻線7の巻回方向及びリード線8による相互の接続は、単相3脚鉄心1を通常の励磁状態にて2個の補償巻線7,7の発生電圧の同一極性側同士が接続され、環流電流を生じないようになっている。
【0017】
また、前記分路巻線2及び直列巻線3を接続する2次リード線4、1次リード線5及び中性点リード線6は、図2の変圧器中身の平面図に示すように各巻線から引き出されている。すなわち、この第1の実施形態においては、1次リード線5のターン数が1ターン弱増加させることで、1次リード線5が単相3脚鉄心1に対して他のリード線と反対側に設けられている。従って、1次リード線5はを引き出した分だけ鉄心の左右の窓内を鎖交する直列巻線のターン数が異なり、一方の窓内のターン数が他方に比較して1ターン多くなっている。
【0018】
[2]第1の実施形態の作用
このような構成を有する第1の実施形態においては、1次リード線5と、2次リード線4及び中性点リード線6が単相3脚鉄心1を挟んで配置されるので、各リード線間の距離を確保でき、絶縁上の信頼性が向上する。特に、変圧器の同じ短辺側から各リード線を引き出す場合に、前記図8の従来技術では各リード線が近接配置されるため絶縁上のリスクが大きくなるが、第1の実施形態では1次リード線と2次リード線との鉄心の両側に配置することで十分な絶縁距離を確保できる。
【0019】
また、第1の実施形態では、1次リード線5が1ターン弱多く単相3脚鉄心1に巻回されているが、この1次リード線5の巻回数の増加により生じる起磁力のバランスの不平衡は、2個の補償巻線7,7及びこれらを接続するリード線8の作用で解消される。以下、この点を図3及び図4の模式図により説明する。
【0020】
図3は鉄心の主脚1に巻回された巻線によって鉄心が励磁された場合の主磁束の流れを示している。主磁束の流れは、図中実線で示すとおり、鉄心主脚から側脚へ環流して、下部の鉄心ヨークに取り付けた補償巻線7,7を鎖交する。このとき、補償巻線7には、鎖交磁束量と補償巻線のターン数で決まる誘起電圧を生じるが、左右の補償巻線のターン数が等しい場合には双方の発生電圧が同一となり、かつ双方の補償巻線7,7の誘起電圧が同一極性側となる端子がリード線8によって接続されているため、通常の鉄心励磁状態では補償巻線7には電流は流れず、他には何ら影響を与えない。
【0021】
しかし、第1の実施形態のように、1次リード線5を他のリード線と鉄心の反対側から引き出した場合には、一方の鉄心窓内のターン数が他方の窓内に比較して1ターン多くなっている。この1ターンに流れる電流が左右の鉄心窓内を流れる電流、すなわち、鉄心を励磁する起磁力(アンペア・ターン)のバランスを不平衡とするため、この1ターンで鉄心を励磁してしまうことになる。これにより鉄心が過励磁状態となり、鉄損が増加する。
【0022】
図4はこのアンバランスとなった1ターンのみについて注目し、この1ターンによって単相3脚鉄心1に励起される磁束の流れを示したもので、単相3脚鉄心1の左側の窓内を紙面裏側から表側に向けて貫通している鉄心貫通リード線13がこの1ターンに相当している。この鉄心貫通リード線13を流れる電流により、単相3脚鉄心1は励磁されることになる。図4で実線で示した矢印が鉄心貫通リード線13による磁束の流れである。この場合、鉄心貫通リード線13による磁束が補償巻線7を鎖交する方向が図3に示した鉄心を励磁する主磁束の向きと異なっている。鉄心主脚の両側に位置する補償巻線7,7には、互いに逆極性となる端子が接続されていることになるため、2個の補償巻線7,7とリード線8を環流する電流を生じさせる。この電流により、貫通リード線13による磁束14の流れと反対向きに補償巻線による電流15(図中点線で示した矢印)が流れ、貫通リード線13による磁束14をキャンセルすることができる。
【0023】
このように第1の実施の形態によれば、1次リード5を鉄心の反対側から引き出した結果、鉄心の左右の窓で巻線のターン数に不平衡が生じても、それによって鉄心に生じる磁束の流れを2個の補償巻線によってキャンセルすることができ、鉄心を励磁する起磁力のバランスを平衡に保つことができる。
【0024】
[3]第1の実施形態の効果
以上述べたように、第1の実施形態によれば、単相単巻変圧器のリード線の一部を鉄心に対して他のリード線と反対側に引き出すことが可能になる。その結果、鉄心中身が収納される変圧器タンクの同一短辺側へ1次及び2次リードを共に引き出す構造としても、各リード線間の絶縁を十分に確保することができ、変圧器タンク外部のリード線引き回し構造も含めて、変圧器中身からのリード線の引き出し構造が単純化できる。このように1次及び2次リードを変圧器タンクの同一側に引き出せると、変圧器タンク外部で接続されるケーブルも同一側に設置することができ、ケーブルを敷設するピットと呼ばれる溝も共通して使用できるなど、利点も大きい。さらに、変圧器の1次及び2次端子がガス絶縁開閉装置に接続される場合にも、1次及び2次のガス絶縁開閉装置を同一側に配置することが可能になり、変圧器の設置場所とガス絶縁開閉装置の設置場所とを明確に区分することも可能になり、レイアウトの自由度が広がる利点もある。
【0025】
また、この第1実施形態では、左右の補償巻線7,7を下部ヨークに巻回しているため、相互を接続するリード線8の長さを短く抑えることができ、しかもリード線8が左右の補償巻線7,7に対向しないために絶縁信頼性も高い。
【0026】
[4]第2の実施形態…図5、図6
この第2実施形態は、2脚の主脚鉄心に巻回された巻線を並列接続してなる変圧器に本発明を適用したもので、本発明の請求項2の発明に相当する。この第2実施形態では、図5に示すように、単相4脚鉄心16の2個の主脚鉄心にそれぞれ分路巻線2及び直列巻線3が内側から順次配置されている。単相4脚鉄心16の下部ヨークには、主脚を挟むように左右一対の補償巻線7,7が各巻線ごとに、合計4個取り付けられている。これら各組の補償巻線7,7は、それぞれリード線8によって接続され、このリード線8は接地点9によって接地されている。
【0027】
また、図6に示すように、各巻線から引き出されるリード線は、前記第1実施形態と同様に、各巻線の2次リード4及び中性点リード6が鉄心の片側から、1次リード5が鉄心の反対側から変圧器タンクの同一短辺側に引き出されている。
【0028】
このような構成の第2実施形態においても、リード線を鉄心を挟んで反対側から引き出すと共に、ターン数のアンバランスによって生じる起磁力の不平衡を各補償巻線によって解消することにより、前記[2][3]に述べた第1実施形態と同様な作用効果が発揮される。
【0029】
[5]他の実施形態
本発明は、前記の単相3脚鉄心のみにだけでなく、単相4脚鉄心、単相5脚鉄心などにも同一の構造で適用することができ、構造の標準化も容易である。また、補償巻線7は、下部ヨーク以外に鉄心の上部ヨークに取り付けることも可能である。
【0030】
また、前記請求項3の発明のように、前記第2実施形態において、2個の主脚に挟まれた鉄心下部ヨークに取り付けた2個の補償巻線7,7は、その1個を省略することも可能である。その場合には、残る3個の補償巻線は鉄心励磁状態において常に同一極性となる端子を接続し、かつ中央に位置する補償巻線は他の2個の補償巻線に対して2倍の通電容量が必要となる。
【0031】
【発明の効果】
以上の通り、本発明によれば、鉄心を挟んでリード線を引き出すと共に、主脚両側のヨークに補償巻線を配置するという簡単な手段により、損失や騒音の発生がなく、絶縁信頼性に優れ、しかも自由なレイアウトでは位置可能な内鉄形単巻単相変圧器を提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の内鉄形単巻単相変圧器の第1の実施形態における巻線部分を示す側面図。
【図2】本発明の第1の実施形態における変圧器中身を示す平面図。
【図3】本発明の作用を示す鉄心部分の模式図で、鉄心の左右の窓内を貫通する巻線のターン数が等しい場合を示す。
【図4】本発明の作用を示す鉄心部分の模式図で、鉄心の左右の窓内を貫通する巻線のターン数が異なる場合を示す。
【図5】本発明の第2の実施形態における巻線部分を示す側面図。
【図6】本発明の第2の実施形態における変圧器中身を示す平面図。
【図7】一般的な変圧器の巻線の接続構成を示す結線図。
【図8】従来の内鉄形単巻単相変圧器の一例を示す側面図。
【符号の説明】
1…単相3脚鉄心
2…分路巻線
3…直列巻線
4…2次リード線
5…1次リード線
6…中性点リード線
7…補償巻線
8…リード線
9…接地点
10…鉄心右側窓
11…鉄心左側窓
Claims (3)
- 単相3脚鉄心に、少なくとも分路巻線と直列巻線を巻回して1次及び2次巻線を構成した内鉄形単巻単相変圧器において、
前記鉄心の主脚を挟んで位置する両側のヨークに同一回数巻線を巻回して補償巻線を構成し、これらの補償巻線を環流用のリード線を介して相互に電気的に接続し、前記1次及び2次巻線に接続されるリード線のうち、少なくとも1本のリード線を前記3脚鉄心に対して他のリード線とは反対側に引き出したことを特徴とする内鉄形単巻単相変圧器。 - 複数の主脚を有する単相鉄心の各主脚のそれぞれに、少なくとも分路巻線と直列巻線を巻回して1次及び2次巻線を構成し、これらの1次及び2次巻線を並列接続して成る内鉄形単巻単相変圧器において、
前記鉄心の各主脚を挟んで位置する両側のヨークに同一回数巻線を巻回して補償巻線を構成し、これら主脚の両側に巻回された補償巻線を環流用のリード線を介して相互に電気的に接続し、前記各主脚に巻回された1次及び2次巻線に接続されるリード線のうち、少なくとも1本のリード線を前記鉄心に対して他のリード線とは反対側に引き出したことを特徴とする内鉄形単巻単相変圧器。 - 複数の主脚を有する単相鉄心の各主脚のそれぞれに、少なくとも分路巻線と直列巻線を巻回して1次及び2次巻線を構成し、これらの1次及び2次巻線を並列接続して成る内鉄形単巻単相変圧器において、
前記鉄心の隣接する2本の主脚を挟んで位置するヨーク、及び隣接する2本の主脚の外側に位置するヨークの3カ所にそれぞれ同一回数巻線を巻回して3本の補償巻線を構成し、これら3本の補償巻線を環流用のリード線を介して相互に電気的に接続し、前記各主脚に巻回された1次及び2次巻線に接続されるリード線のうち、少なくとも1本のリード線を前記鉄心に対して他のリード線とは反対側に引き出したことを特徴とする内鉄形単巻単相変圧器。
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