JPH03204914A - 単巻変圧器 - Google Patents

単巻変圧器

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JPH03204914A
JPH03204914A JP2124086A JP12408690A JPH03204914A JP H03204914 A JPH03204914 A JP H03204914A JP 2124086 A JP2124086 A JP 2124086A JP 12408690 A JP12408690 A JP 12408690A JP H03204914 A JPH03204914 A JP H03204914A
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JP
Japan
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lead
voltage
unit
winding
transformer
Prior art date
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Pending
Application number
JP2124086A
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English (en)
Inventor
Yoshito Ebisawa
海老沢 義人
Toshiyuki Yanari
矢成 敏行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は単位変圧器を複数台並列接続して単相変圧器を
構成する単巻変圧器に係り、特にり−ト接続のための専
用ダクトの使用を必要最小限に保ち、リード絶縁の信頼
性を高める工夫をした単巻変圧器に関する。
(従来の技術) 一般に変圧器などの静止電気機器においては高電圧・大
容量化の傾向を示し、重量・容積の面でも増加傾向を示
している。しかし今日の日本の輸送条件を考えると鉄道
輸送制限・道路の輸送制限になかなかきびしいものがあ
り、そこで従来より3相変圧器を単相づつ3台製作して
、それぞれ別々に輸送する分割輸送の考え方が生まれて
いる。
一方、このような状況の中で現在さらにUHV送電の計
画が進められている。UHV送電は送電々圧1100K
V (線間電気)程度が考えられており、変電所におけ
る変圧器の容量も1バンク当り2000MVA〜300
0M V Aが計画されている。このような変電所も様
々な条件から立地条件が現在の500KV送電用変電所
以上にきびしいものがあり、現在以上に山間地となるこ
とが考えられる。従って変圧器も従来のように分割輸送
せざるを得ない。
しかし、UHV変圧器は1バンク当り500KV変圧器
に比べ電圧・容量共に2倍程度となっているので従来並
の分割輸送においては現在輸送条件内で製作することは
困難である。輸送条件内で輸送するためにどうしても変
圧器の分割を単相づつ3台に分けるに留まらず、さらに
その単相変圧器を2分割・3分割して単位変圧器に分割
する必要がある。そして現地へ分割輸送後、分割された
単位変圧器を並列接続して単相分の変圧器を構成するこ
とになる。
第1図は単位変圧器3台を並列接続して単相容量を重器
の3倍とする場合の従来の単相変圧器を示している。鉄
心19巻線2.タンク3及び絶縁油4で構成された単位
変圧器3台が各タンク3から立ち上げられた専用のリー
ドダクト5の中の高圧リート6によって二次側高圧リー
ドを並列接続してブッシング7に接続されている。二次
側低圧リード及び−次側のリードもタンク3外部に引出
され気中に取付けられた導電バーを介して並列接続され
ているが、比較的電圧の低いリートに関しては二次側高
圧リードのように専用のリードダクトを必要としない場
合が多いので、第1図においては比較的電圧の低いリー
ドを並列接続する構成は図示を省略している。第2図は
単位変圧器を3台並列接続する場合の従来の他の変圧器
を示している。鉄心11巻線2.タンク3及び絶縁油4
によって構成された単位変圧器3台を、各タンク3の対
向する側面に穴をあけてリードダクト5を連結し、この
リードダクト5内に収納した高圧り−ド6で、各単位変
圧器の二次側高圧リードを並列接続したものである。
(発明が解決しようとする課題) ところで第1図のリードダクト5を各タンク3から立ち
上げてリード接続を行う場合も第2図の各タンク3の側
面に取り付けたリードダクト5を通してリード接続を行
う場合にも二次側電圧リード6を大地電位の近傍で相当
長い距離通す必要があり、二次側高圧リード6の絶縁上
の安定性および信頼性という大きな問題をかがえること
になる。
また二次側高圧リート6をリードダクト5の中を通す場
合には、二次側高圧リード6を支えるため、第3図に示
すようにリード支持物8を設け、これによって二次側高
圧リード6をリードダクト5に固定する構造をとらなけ
ればならない。このようなリード支持構造も絶縁上の安
定性という意味で大きな弱点となっている。すなわちリ
ード支持物8は二次側高圧リード6と大地電位部分を直
接結ぶことになり、リード支持物8の沿面方向に高電界
を許してしまい絶縁的に弱い部分を与えてしまっている
ことになる。このような絶縁的に弱点となる部分が多く
なればなる程、絶縁耐圧は下がることになる。従来これ
らの弱点を解決するためには、第1図のような変圧器の
場合はリードダクト5の径をある程度大きく保ち、また
第2図のような変圧器の場合は二次側高圧リード6と対
タンク3、対鉄心1の距離を十分に保つ方法をとってい
た。しかしこれらの方法をとることはリードダクト5の
径を大きくしたり、タンク3の寸法を大きくし、また多
量の絶縁油を必要とするので不経済であった。
UHV変圧器においても上述のような構成を採用しよう
とすると、電圧自体従来の送電最高電圧の優に2倍の電
圧となるため、相当大きな絶縁寸法を必要とする。また
、単位変圧器を並列接続する作業自体現地で行わざるを
得す、信頼性という意味で弱点をまた1つ加えることに
なる。
本発明は上記従来技術のもつ欠点を除去するためになさ
れたもので、複数台の単位変圧器のリードを並列接続し
て単相変圧器を構成しても絶縁的に信頼性が高く、また
小形化できる経済的な単巻変圧器を得ることを目的とす
る。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は以上の目的を達成するために、上、下振分け巻
きの高圧巻線を有する単巻変圧器において鉄心及び巻線
をタンク内に収納した単位変圧器をn台(n≧2の整数
)並置し、第1.または第1から第(n−1)の単位変
圧器の中圧巻線の低圧側リードを第nまたは第2から第
nまでの各単位変圧器鉄心の一方の最外側窓内を貫通さ
せ、残りのリードを第n、または第2から第nまでの各
単位変圧器の鉄心の他方の最外側窓内を貫通させて第n
の単位変圧器の巻線から引き出されたリードと並列接続
したことを特徴とする。
(作用) このようにすると2台の単位変圧器の各二次巻線をNタ
ーンとして並列接続しても、鉄心窓内を通過するリード
によって鉄心内の磁束密度を乱すことなく、いたずらに
鉄損を増すことがない。
また、高圧リードを通すための特別なリードダクトも最
小限の寸法にすることができるので、絶縁的にも信頼性
を増すことができる。
(実施例) 以下本発明の一実施例について図面を参照して説明する
。なお、複数台の単位変圧器のリードを並列接続する場
合、絶縁的に問題となるのは二次側(高圧側)のリード
であり、比較的電圧が低く、特に大きな絶縁寸法を必要
としない一次側(低圧側)リードは従来の接続構造によ
っても絶縁的に問題を生じることはないので、以下の実
施例においては二次側リードの接続を中心に説明する。
第4図は低圧巻線10、中圧巻、1!11、高圧巻線1
2からなる単巻変圧器の結線を示し、また第5図は第4
図に示した単巻変圧器の巻線配置を示している。単位変
圧器Hの巻線から引出されたリード1.3.14.15
.16.17が単位変圧器G(71鉄心2o)異なる鉄
心最外側窓内を通過する際の各リードに誘起される電圧
と、各リード13乃至17を流れる電流によって生じる
磁束について考えてみる。まず、誘起電圧について考え
てみると、単位変圧器Gの鉄心20の図示右側の鉄心窓
内には上方からU、り一ド13. u2リード16.U
リード15. u、リード】7が配置されており、この
うち、u2リード16.Uリード15とU、リード17
については高圧巻線12に対して、Uリード15とu2
リード16. u3リード17が相反する方向に同電位
を誘起するため、見かけ上打ち消し合って、電気的な影
響を受けることがない。しかし、残りのUエリート13
と図示左側の鉄心窓内に配置されたVリート14につい
ては、等価的に単位変圧器Gの巻線を、1ターンするこ
とになり、単位変圧器Hの中圧巻線に対して、1タ一ン
分の電圧差を与えることになる。
このように、2台の単位変圧器を並列するときに電圧差
や循環電流の問題を生じるが、ここで考えている変圧器
は二次巻線電圧が1000/V3 K V程度のUHV
変圧器であり、二次巻線の巻回数としても1000ター
ン以上を考えているので、二次巻線の巻回数を1000
ターンと仮定すれば、単位変圧器Aと単位変圧器Bの二
次電圧の差は定格電圧の0.1%となり、測定誤差の領
域となってしまう。
また、循環電流について考えてみると、単位変圧器Aと
単位変圧器Bの二次巻線は並列接続されるので、両単位
変圧器A、Bの二次巻線の電圧差を電源として、両二次
巻線を直列に接続した電気回路を構成し、循環電流が流
れるが、両単位変圧器A、Bの二次巻線の自己インダク
タンスが非常に大きいため、この循環電流は1アンペア
以下のきわめて小さな値となり、他に悪影響を与えるこ
とはない。このため、2台の単位変圧器A、Bの各二次
巻線をNターンとして並列接続しても、鉄心窓内を通過
するリードによって鉄心内の磁束密度を乱すことなく、
いたずらに鉄損を増すことがない。また、高圧リードを
通すための特別なリードダクトも最小限の寸法にするこ
とができるので、絶縁的にも信頼性を増すことができる
第5図において、鉄心20に内側から低圧巻線10(端
子a+b)y中圧巻線11(端子Uに口出されるqエリ
ート13.端子Vに口出されるVリード14)。
高圧巻線12(@子Uに口出されるUリード15.端子
u #: B出されルu21J−ド16. Lla +
J  h 17) ’7)’gAに巻かれており、その
うち高圧巻線12は巻方向の異なる巻線を上下に配置し
て互いに並列接続する巻き方いわゆる上下振り分巻きで
巻かれている。
第6図は第5図に示した単位変圧器を本発明に従って、
2台並列接続した場合の接続手段を説明するための図で
、一方の単位変圧器の高圧巻線12゜中圧巻l511か
ら引出されたり一ド13乃至17が、中圧巻I!11の
低圧側リード14と他のリード13.15゜16、17
とに分かれて他方の単位変圧器Gの鉄心20の異なる鉄
心最外側窓内を通過している状態を示している。また各
リート13乃至17に示されている記号はある一瞬の電
流の流れる向きを示している。
ここで説明の便宜上リードが鉄心窓内を通過している単
位変圧器をGとし、もう一方の単位変圧器をH(図示せ
ず)として区別する。
なお、第6図の場合、Uエリート13. u2リード1
6゜U、リード17は同電位であるため、これらを1本
のリードにまとめて鉄心窓内を横切ることが可能である
また、前記実施例では2台の単位変圧器をリード接続し
て単相の単巻変圧器を構成する場合を示したが、これを
更に3分割、4分割として単位変圧器に分割するように
してもよい。
〔発明の効果〕 以上、説明したように本発明によれば鉄心に内側から低
圧巻線、中圧巻線、巻方向の異る巻線を上、下に配置し
て互いに並列接続する上、下振り分け巻きの高圧巻線を
順次巻回し、この鉄心及び巻線をタンク内に収納した単
位変圧器をn台(n≧2の整数)並置し、第1、または
第1から第(n −1)の単位変圧器の中圧巻線の低圧
側リードを第nまたは第2から第nまでの各単位変圧器
鉄心の一方の最外側窓内を貫通させ、残りのリードを第
n、または第2から第nまでの各単位変圧器の鉄心の他
方の最外側窓内を貫通させて第nの単位変圧器の巻線か
ら引き出されたリードと、並列接続するようにしたので
複数台の単位変圧器のリードを並列接続して単相変圧器
を構成しても絶縁性に信頼が高く、また小形化できる経
済的な単巻変圧器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の変圧器を示す正面断面図、第2図は従来
の他の変圧器を示す正面断面図、第3図はリードダクト
内におけるリード支持構造を示す断面図、第4図は単巻
変圧器の結線図、第5図は単巻変圧器の巻線配置を示す
図、第6図は本発明の一実施例を示す断面図である。 1.20・・・鉄心    2・・・巻線3・・・タン
ク 5・・リードダクト 11・・中圧巻線 13・・U、リード 16・・・中圧u2リード 4・・・絶縁油 10・・・低圧巻線 12・・・高圧巻線 15・・・高圧Uリード 17・・・中圧U、リード

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  鉄心に内側から低圧巻線、中圧巻線、巻方向の異る巻
    線を上、下に配置して互いに並列接続する上、下振り分
    け巻きの高圧巻線を順次巻回し、この鉄心及び巻線をタ
    ンク内に収納した単位変圧器をn台(n≧2の整数)並
    置し、第1、または第1から第(n−1)の単位変圧器
    の中圧巻線の低圧側リードを第nまたは第2から第nま
    での各単位変圧器鉄心の一方の最外側窓内を貫通させ、
    残りのリードを第n、または第2から第nまでの各単位
    変圧器の鉄心の他方の最外側窓内を貫通させて第nの単
    位変圧器の巻線から引き出されたリードと並列接続した
    ことを特徴とする単巻変圧器。
JP2124086A 1990-05-16 1990-05-16 単巻変圧器 Pending JPH03204914A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5399419A (en) * 1977-02-14 1978-08-30 Toshiba Corp Division type transformer

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5399419A (en) * 1977-02-14 1978-08-30 Toshiba Corp Division type transformer

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