JPH10201097A - 単相3線式低圧配電システム - Google Patents

単相3線式低圧配電システム

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JPH10201097A
JPH10201097A JP9013234A JP1323497A JPH10201097A JP H10201097 A JPH10201097 A JP H10201097A JP 9013234 A JP9013234 A JP 9013234A JP 1323497 A JP1323497 A JP 1323497A JP H10201097 A JPH10201097 A JP H10201097A
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JP
Japan
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phase
coil
wire
balancer
voltage
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JP9013234A
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Yozo Iida
陽三 飯田
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AIN CORP Ltd
AIN KK
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AIN CORP Ltd
AIN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 中性線と外側線との間に配している不平衡な
負荷によって生じる不平衡電流が流れても、電圧を平衡
に保つことができるとともに、電流を流すことから生じ
る磁束を打ち消し合う作用によって発生する電磁ノイズ
を防止することにより、高圧配電回路から供給した電力
を効率よく利用することができる単相3線式低圧配電シ
ステムを提供する。 【解決手段】 R相及びT相からの電力出力を利用した
単相3線式低圧配電回路において、キュービクル、単相
3線、バランサコイルで構成されている分電変圧器、及
び複数個の負荷から成り、該バランサコイルは、互いに
対向する2つの長辺部を有する環状の鉄心部材を設け
て、該鉄心部材の一方の長辺部に、ともにコイル捲数が
等しく、且つ捲線方向が異なるR相コイル及びT相コイ
ルを巻きつけて成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭又は工場
等で用いられる単相3線式低圧配電システムの改良に関
し、特に分電盤周辺の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】一般家庭又は工場等で用いられている1
00V/200V使用の単相3線式低圧配電システム
は、配電盤に配電変圧器を設けており、配電変圧器の低
圧側の捲線を直列にして両外側線及び中性線の3線によ
って電力を需要家に供給している。この方式により、外
側線と中性線間が100V、両外側線間が200Vと一
つの配線から2種類の電圧が得られるという特長があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の単相3線式低圧
配電システムでは、一方の外側線と中性線との間に接続
されている負荷と、もう一方の外側線と中性線との間に
接続されている負荷との不平衡によって、不平衡電流が
流れ、その結果、外側線と中性線間の夫々の電圧に不平
衡が生じ、これにより、一方の電圧が極端に降下すると
いう問題点を有する。
【0004】このような電圧の不平衡からくる電圧の極
端な降下により、線間電圧がその公称電圧(例えば、一
般用は100V/200V)に対して許されている所定
の許容電圧値(電気事業法で公称電圧100Vにおいて
95V〜107Vの範囲と定められている。)よりも外
れることがないよう、従来では配電変圧器からは公称電
圧(一般用では線路損失を考慮して105V/210V
で配電している。)より幾分高い電圧が供給されてい
る。このため、需要家には必要な電圧値よりも相当高い
電圧が供給され、需要家側では負荷において余計な電力
を無駄に消費するという傾向を生じるという課題があっ
た。
【0005】また、負荷が平衡であっても、何らかの原
因で中性線が切断して中性線に電流が流れなくなると、
外側線と中性線間の夫々の負荷の端子電圧が、非常な不
平衡を生じ、ときには致命的な損害を与える。また、こ
のことから、中性線には配線用遮断器や、ヒューズ等を
入れることができないという問題点があり、上記の課題
を解決することは困難である。
【0006】そこで、上記の課題を解決する手段とし
て、電源端ではなく、負荷端で接続するバランサが考案
された。このバランサは、互いに対向する2つの長辺部
を有する環状の鉄心部材を設け、この鉄心部材の一方の
長辺部に、ともにコイル捲数を等しくしたR相コイル及
びT相コイルを巻きつけて、さらに、もう一方の長辺部
にも同様にともにコイル捲数を等しくしたR相コイル及
びT相コイルを巻き付けて、直列に接続し、接続部で単
相3線の中性線と接続できるようにし、一方の2つのコ
イルの外端と単相3線の夫々の外側線とを接続すること
できるようにした。
【0007】上記バランサによって、負荷の不平衡によ
る夫々の電圧の不平衡は改善されたが、上記バランサ
に、電流を流すことにより発生する磁束を打ち消しあう
作用を起こす結果、電磁ノイズが発生する。これによっ
て、無駄に電力を消費してしまい、上記の課題は改善し
つつあるが、解決したとは言えない。
【0008】本発明は、上記の問題点や課題を解決する
ために、中性線と外側線との間に配している不平衡な負
荷によって生じる不平衡電流が流れても、電圧を平衡に
保つことができるとともに、電流を流すことから生じる
磁束を打ち消しあう作用によって発生する電磁ノイズを
防止することにより、高圧配線回路から供給した電力を
効率よく利用することができる単相3線式低圧配電シス
テムを提供することが目的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、R相及びT相からの電力出力を利用した単相3線式
低圧配電回路において、キュービクル、単相3線、バラ
ンサコイルで構成されている分電変圧器、及び複数個の
負荷から成り、該バランサコイルは、互いに対向する2
つの長辺部を有する環状の鉄心部材を設けて、該鉄心部
材の一方の長辺部に、ともにコイル捲数が等しく、且つ
捲線方向が異なるR相コイル及びT相コイルを巻きつけ
て成していることを特徴とする。
【0010】上記分電変圧器において、互いに対向する
2つの長辺部を有する環状の鉄心部材を設けて、該鉄心
部材の一方の長辺部に、ともにコイル捲数が等しく、且
つ捲線方向が異なるR相コイル及びT相コイルを巻きつ
けて成した直列コイルを設け、上記バランサコイルと該
直列コイルのR相コイル同士及びT相コイル同士、且つ
該バランサコイルのR相コイルとT相コイルとを夫々直
列に接続するとともに、該バランサコイルのR相コイル
間及びT相コイル間に負荷が介在するように接続してい
るとよい。また、上記単相3線式低圧配電回路におい
て、分電盤を配しているとよい。
【0011】さらに、上記鉄心部材を2つ設けて、該鉄
心部材の長辺部で衝合させた部分に、上記R相コイル及
びT相コイルを巻きつけたバランサコイル及び/又は直
列コイルを備えるとよい。または、上記鉄心部材を2つ
設けて、一方の鉄心部材の長辺部にR相コイルを、もう
一方の鉄心部材の長辺部にT相コイルを夫々巻きつける
とともに、2つの鉄心部材の間に中性線を配することが
できるように構成したバランサコイル及び/又は直列コ
イルを備えるとよい。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明単相3線式低圧配
電システムにおけるバランサコイル及び直列コイルの一
実施例である。互いに対向する2つの長辺部12A,1
2Bを有する環状の鉄心部材11A,11Bを2つ設け
る。これらの鉄心部材11A,11Bの一方の長辺部1
2Aどうしを衝合させて、コイル捲回用脚部13を形成
する。コイル捲回用脚部13に、コイル捲数が等しく、
捲線方向が異なる2本のコイルを用意し、コイル捲回用
脚部13の中間から上方にR相14を、下方にT相15
を設けて、R相14には正巻に巻いたR相コイル16
を、T相15には逆巻に巻いたT相コイル17を夫々巻
き付けて、R相コイル16とT相コイル17とをコイル
捲回用脚部13の略中央部で直列に接続する。また、接
続部で単相3線式低圧配線回路の中性線(図示しない)
と接続できるようにする。さらに、R相コイル16の外
端でR相の外側線と、T相コイル17の外端でT相の外
側線とを夫々接続できるようにする。
【0013】以上のような構成にして中性線から電流を
流す。R相コイル16及びT相コイル17はコイル捲数
が等しいので、R相コイル16及びT相コイル17の内
部インピーダンスも等しいとともに、R相コイル16
と、T相コイル17とに流れる電流値が等しい。また、
捲線方向が異なるようにしたので、R相コイル16及び
T相コイル17より発生する磁束方向が同じになり、漏
れ磁束が少なくなるとともに、磁束を打ち消しあう作用
がないため、電磁ノイズが発生する恐れがない。
【0014】図2は、図1図示のバランサコイル及び直
列コイルとは別の実施例を示した図である。互いに対向
する2つの長辺部12A,12Bを有する環状の鉄心部
材11A,11Bを2つ設ける。また、鉄心部材11
A,11Bに設けた長辺部12A,12Aに巻くため
に、コイル捲数が等しく、捲線方向が異なる2本のコイ
ルを用意し、一方の鉄心部材11Aの長辺部12AにR
相14を、もう一方の鉄心部材11Bの長辺部12Aに
T相15を設けて、R相14には正巻に巻いたR相コイ
ル16を、T相15には逆巻に巻いたT相コイル17を
夫々巻き付けて、R相コイル16とT相コイル17とを
鉄心部材11A,11Bの間に設けた接続部18で直列
に接続する。また、接続部18で単相3線式低圧配線回
路の中性線と接続できるようにする。さらに、R相コイ
ル16の外端でR相の外側線と、T相コイル22の外端
でT相の外側線とを夫々接続できるようにする。
【0015】以上のような構成にして、中性線から電流
を流す。図1図示の実施例と同様に、R相コイル16及
びT相コイル17はコイル捲数が等しいので、R相コイ
ル16及びT相コイル17の内部インピーダンスも等し
いとともに、R相コイル16と、T相コイル17とに流
れる電流値が等しい。また、捲線方向が異なるようにし
たので、R相コイル16及びT相コイル17より発生す
る磁束方向が同じになり、漏れ磁束が少なくなるととも
に、磁束を打ち消しあう作用がないため、電磁ノイズが
発生する恐れがない。
【0016】図3は異なった電流値の電流が流れる2つ
の負荷を配した本発明単相3線式低圧配電システムの基
本回路図である。本実施例単相3線式低圧配電システム
は、バランサコイル21で構成されている分電変圧器2
0、単相3線30、キュービクル40、及び直列に接続
された不平衡な負荷A,A’から構成されている。
【0017】分電変圧器20に構成されているバランサ
コイル21は主としてバランサの役割を行う。よって、
バランサコイル21のR相コイル22は負荷Aと並列に
接続し、T相コイル23は負荷A’と並列に接続する。
【0018】単相3線30は中性線31、R相の外側線
32及びT相の外側線33から構成されており、夫々の
内部抵抗はrである。中性線31は負荷Aと負荷A’と
の接続部34及びバランサコイル21のR相コイル22
とT相コイル23との接続部24と接続する。また、R
相の外側線32はバランサコイル21のR相コイル22
の外端で、T相の外側線33はバランサコイル21のT
相コイル23の外端で夫々接続する。
【0019】キュービクル40は配電変圧器41を備え
ており、配電変圧器41の高圧側41Aで高電圧(一般
では6600V)が供給され、配電変圧器の低圧側41
Bは単相3線になっているので、配電変圧器41の低圧
側41Bで、単相3線30の中性線31と外側線32,
33との間から低圧(公称100V)の電力を、外側線
32,33間から高圧(公称200V)の電力を取り出
すことができる。
【0020】単相3線30の外側線32,33と中性線
31との間の夫々の電圧をV0 、負荷A間の電圧を
1 、負荷A’間の電圧をV2 にする。また、分電変圧
器20を負荷端で接続する前の中性線31を流れる電流
値をI0 (>0)、R相の外側線32を流れる電流値を
1 (>0)、T相の外側線33を流れる電流値をI2
(>0)とするとともに、分電変圧器20を接続した後
に負荷Aを配している回路から負荷の接続部34からバ
ランサコイルの接続部24に配している中性線31’を
通る電流値を2IB (>0)とする。分電変圧器20を
接続する前には、I1 =I0 +I2
(1)の関係が成り立つ。また、分電変圧器20を接続
した後のバランサコイル21の夫々のコイル22,23
には等しい電流値IB が流れるから、接続後の中性線3
1を流れる電流値はI0 −2IB 、R相の外側線32を
流れる電流値はI1 −IB 、T相の外側線33を流れる
電流値はI2 +IB となる。このとき、負荷Aを通る電
流値はI1 であり、この電流は中性線31’方向と、負
荷A’方向とへ分かれるから、I1 =I2 +2IB
(2)となり、中性線31に流れる電流値は
(1)、(2)より、 I0 −2IB =I1 −I2 −2IB =0 となり、これにより中性線31間の電圧も0となる。従
って、R相の外側線32にはI1 −IB の電流が流れ、
T相の外側線33にはI2 +IB の電流が流れる。よっ
て、R相の外側線32の電圧VR は、 VR =(I1 −IB )・r (3) となり、T相の外側線33の電圧VT は、 VT =(I2 +IB )・r (4) となる。(2)より、I1 −IB =I2 +IB なので、
R =VT となり、よって、 V1 =V0 −VR =V0 −VT =V2 (5) となり、電圧は安定する。
【0021】図4は、図3の基本回路図の分電変圧器2
0に直列コイル26をさらに設けた本発明単相3線式低
圧配電システムの基本回路図である。直列コイル26は
電力供給を効率よく行う。よって、直列コイル26のR
相コイル27はバランサコイルのR相コイル22及び負
荷Aの外端と接続し、T相コイル28はバランサコイル
のT相コイル23及び負荷A’の外端と接続する。
【0022】また、直列コイル26を設けたことによ
り、中性線31、R相の外側線32及びT相の外側線3
3から構成されており、夫々の内部抵抗はrである単相
3線30と分電変圧器20を構成するバランサコイル2
1及び直列コイル26とを以下のように接続する。中性
線31は負荷Aと負荷A’との接続部34及びバランサ
コイル21のR相コイル22とT相コイル23との接続
部24と接続する。また、R相の外側線32は直列コイ
ル26のR相コイル27の外端で、T相の外側線33は
直列コイル26のT相コイル28の外端で夫々接続す
る。以上の構成より、図3の実施例と略同様な機能を果
たし、かつ、電力供給を図3の実施例より効率よく行
う。
【0023】図5は、一般家庭等で使用されている単相
3線式低圧配電システムの概略を示した回路図である。
実際の一般家庭等においては単相3線30から、まず分
電盤50に電力が供給されて、分電盤50に供給された
電力を消費電力が夫々異なる複数個の負荷A,B,C,
D,・・・に分別される。よって、かかる場合におい
て、上記の分電変圧器20を分電盤50に接続すれば、
分電変圧器20は図3で示した回路と同様な役割をす
る。
【0024】
【発明の効果】本発明単相3線式低圧配電システムは、
以上の構成により、以下の効果を有する。分電盤等に接
続する分電変圧器において、環状の鉄心部材の一方の長
辺部に、コイル捲数を等しく、捲線方向が異なるR相コ
イル及びT相コイルを巻き付けて構成しているバランス
コイル及び直列コイルを設けたことにより、R相コイル
及びT相コイルの磁束方向が同方向であるので、これら
の磁束を打ち消し合う作用がなく、電磁ノイズの発生を
防止することができる。この結果、バランサコイルにお
いては、漏れインダクタンスが少ないとともに、R相コ
イル及びT相コイルの内部インピーダンスが略等しくな
り、不平衡電流を吸収してバランサ効果による均圧作用
によって、外側線と中性線の間に配した負荷間の電圧が
平衡に保たれるという効果を有し、直列コイルにおいて
は、余計な電力消費を少なくすることができるという効
果を有する。さらに、この結果、分電盤付近の電位分布
が平衡になることより、層間容量に蓄えるエネルギーが
非常に少なくなり、効率よく電力を供給することができ
る、従って、中性線と外側線との間に配している不平衡
な負荷によって生じる不平衡電流が流れても、極端な電
力降下のの恐れがないので、公称電圧に近い値で電圧を
供給しても、何ら支障はないので、電圧によって比例す
る電力を節約することができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明単相3線式低圧配電システムに配するバ
ランサコイル及び直列コイルの実施例を示した図であ
る。
【図2】本発明単相3線式低圧配電システムに配するバ
ランサコイル及び直列コイルの別の実施例を示した図で
ある。
【図3】バランサコイルからなる分電変圧器を単相3線
式低圧配電システムに組み込んだ基本回路図である。
【図4】バランサコイル及び直列コイルからなる分電変
圧器を単相3線式低圧配電システムに組み込んだ基本回
路図である。
【図5】本発明単相3線式低圧配電システムの実施の一
形態を示した回路図である。
【符号の説明】
11A,11B 鉄心部材 12A,12B 長辺部 13 コイル捲回用脚部 14 R相 15 T相 16 R相コイル 17 T相コイル 18 接続部 20 分電変圧器 21 バランサコイル 22 R相コイル 23 T相コイル 24 接続部 26 直列コイル 27 R相コイル 28 T相コイル 30 単相3線 31 中性線 32,33 外側線 34 接続部 40 キュービクル 41 配電変圧器 50 分電盤 A,A’,B,C,D,・・・ 負荷

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 R相及びT相からの電力出力を利用した
    単相3線式低圧配電回路において、キュービクル、単相
    3線、バランサコイルで構成されている分電変圧器、及
    び複数個の負荷から成り、該バランサコイルは、互いに
    対向する2つの長辺部を有する環状の鉄心部材を設け
    て、該鉄心部材の一方の長辺部に、ともにコイル捲数が
    等しく、且つ捲線方向が異なるR相コイル及びT相コイ
    ルを巻きつけて成していることを特徴とする単相3線式
    低圧配電システム。
  2. 【請求項2】 上記分電変圧器において、互いに対向す
    る2つの長辺部を有する環状の鉄心部材を設けて、該鉄
    心部材の一方の長辺部に、ともにコイル捲数が等しく、
    且つ捲線方向が異なるR相コイル及びT相コイルを巻き
    つけて成した直列コイルを設け、上記バランサコイルと
    該直列コイルのR相コイル同士及びT相コイル同士、且
    つ該バランサコイルのR相コイルとT相コイルとを夫々
    直列に接続するとともに、該バランサコイルのR相コイ
    ル間及びT相コイル間に負荷が介在するように接続して
    いる請求項1記載の単相3線式低圧配電システム。
  3. 【請求項3】 上記単相3線式低圧配電回路において、
    分電盤を配している請求項1又は2記載の単相3線式低
    圧配電システム。
  4. 【請求項4】 上記鉄心部材を2つ設けて、該鉄心部材
    の長辺部で衝合させた部分に、上記R相コイル及びT相
    コイルを巻きつけたバランサコイル及び/又は直列コイ
    ルを備えた請求項1乃至3のいずれかに記載の単相3線
    式低圧配電システム。
  5. 【請求項5】 上記鉄心部材を2つ設けて、一方の鉄心
    部材の長辺部にR相コイルを、もう一方の鉄心部材の長
    辺部にT相コイルを夫々巻きつけるとともに、2つの鉄
    心部材の間に中性線を配することができるように構成し
    たバランサコイル及び/又は直列コイルを備えた請求項
    1乃至3のいずれかに記載の単相3線式低圧配電システ
    ム。
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