JP2003031090A - 真空バルブ - Google Patents

真空バルブ

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JP2003031090A
JP2003031090A JP2001341887A JP2001341887A JP2003031090A JP 2003031090 A JP2003031090 A JP 2003031090A JP 2001341887 A JP2001341887 A JP 2001341887A JP 2001341887 A JP2001341887 A JP 2001341887A JP 2003031090 A JP2003031090 A JP 2003031090A
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vacuum valve
self
fluid
vacuum
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JP2001341887A
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English (en)
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Tomotaka Yano
知孝 矢野
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H33/00High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
    • H01H33/60Switches wherein the means for extinguishing or preventing the arc do not include separate means for obtaining or increasing flow of arc-extinguishing fluid
    • H01H33/66Vacuum switches
    • H01H33/662Housings or protective screens
    • H01H33/66207Specific housing details, e.g. sealing, soldering or brazing
    • H01H2033/66223Details relating to the sealing of vacuum switch housings

Landscapes

  • High-Tension Arc-Extinguishing Switches Without Spraying Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 製作容易で製作コストが低く、小型で、安定
した高耐電圧性能を備えた真空バルブの提供。 【解決手段】 絶縁筒体とこの絶縁筒体の両端を閉塞す
るように気密接合された端板とで成る真空容器を備えた
真空バルブにおいて、前記絶縁筒体と端板との接合部及
び当該接合部周辺を覆うように絶縁性流動体を施し、前
記絶縁性流動体を覆うように収縮性絶縁部材を施した。
絶縁性流動体は自己流動性を備えた絶縁コンパウンドで
ある。絶縁コンパウンドは粘度を備えた自己流動性絶縁
体である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、絶縁筒体とこの絶
縁筒体の両端を閉塞するよう気密に接合された端板とで
成る真空容器を備えた真空バルブに関し、詳しくは、気
密に接合された接合部の耐電圧性向上に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、例えば特開平9−282986
号公報に示された従来の真空バルブの構成を示す断面図
である。図4において、真空バルブの真空容器は円筒状
に形成された絶縁筒体1とその両端を気密に塞ぐ端板
2、3とで構成されるが、端板2、3を気密に接続する
ため、絶縁筒体1の両端にろう付け可能なメタライズ層
1aが形成される。このメタライズ層1aは非情に薄
く、その両端部がシャープなエッジとなるため電界集中
が生じて、真空バルブの外部に対する耐電圧性を低下さ
せてしまう。以下、この気密に接合された部分を接合部
という。
【0003】この従来の真空バルブでは、接合部におけ
る電界集中を緩和させるため、接合部に、導電性部材か
ら成る電界緩和リング14を配設した上に、絶縁性樹脂
部材から成る絶縁テープ16を巻き付け、更に、巻き付
けた絶縁テープ16の上に絶縁性樹脂被膜18を塗布
し、この絶縁性樹脂被膜18を自然乾燥にて固化させ
て、絶縁層(絶縁テープ16、縁性樹脂被膜18)を形
成させている。
【0004】尚、図4において、4は一方の端板2の中
心部に一端が所定の長さ貫通して固着された固定電極
棒、5は他方の端板3の中心部にベローズ6を介して進
退可能に一端が所定の長さ貫通して固着された可動電極
棒、7、8は固定電極棒4及び可動電極棒5の各対向端
部にそれぞれ固着された一対の電極、9は外周の一部が
絶縁筒体1の内壁に固着され、前記電極7、8を覆うよ
うに配設された円筒状のシールドである。
【0005】接合部に形成された前記の絶縁層(絶縁テ
ープ16、絶縁性樹脂被膜18)が高い耐電圧性を発揮
するためには、絶縁層の内部に空隙があったり、密着性
にバラツキの無いことが理想である。このような理想的
な絶縁層を形成するためには、接合部に絶縁テープ16
を密着させながら、具体的には、接合部或いは接合部に
付設された電界緩和リング14及びこの電界緩和リング
14に沿った絶縁筒体1や端板2、3の部分に対し、空
隙を生ずること無く密着させながら、手作業にて慎重に
巻き付けて行かねばならない。この従来の絶縁テープ1
6は、例えばシリコンゴム等で形成されたものである
が、自己流動性は有してはいない。更に、こうして巻付
けられた絶縁テープ16を覆うように、絶縁性樹脂被膜
18が塗布されているが、この塗布も気泡(空隙)を生
じないよう手作業にて慎重に重ね塗りしなけばならない
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の真空バルブにお
けるこのような絶縁層(16、18)の形成は、空隙を
生じさせず、しかも密着度が均一となるように、手作業
にて、テープを巻き付けたり樹脂を塗布したりして絶縁
層を形成していかねばならず、熟練した技術と長い施工
時間とを要し、生産性を向上させることが難しかった。
【0007】しかも、手作業による絶縁テープ16の巻
き付けでは、絶縁層(16、18)内の空隙や密着度の
バラツキをどうしても避けることができず、このため、
絶縁層(16、18)の内部に生じた空隙や密着度のバ
ラツキの有無や程度によって製品の耐電圧性能にバラツ
キを生じ、高い耐電圧性能を一定に維持することができ
なかった。例えば、隣接して配置される真空バルブ相互
間や真空バルブと接地電位部との間における耐電圧性が
絶縁層(16、18)の密着度によって変化してしまう
という問題があった。
【0008】本発明は、前記のような問題を解消し、隣
接して配置される真空バルブ相互間、或いは真空バルブ
と接地電位部との間における耐電圧性を向上させた製作
容易で製作コストの低い真空バルブの提供を目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、絶縁筒体
とこの絶縁筒体の両端を閉塞するように気密接合された
端板とで成る真空容器を備えた真空バルブにおいて、前
記絶縁筒体と端板との接合部及び当該接合部周辺を覆う
ように絶縁性流動体を施し、前記絶縁性流動体を覆うよ
うに収縮性絶縁部材を施した構成である。
【0010】第2の発明は、第1の発明において、絶縁
性流動体は自己流動性を備えた絶縁コンパウンドとした
構成である。
【0011】第3の発明は、第2の発明において、絶縁
コンパウンドは粘度を備えた自己流動性絶縁体とした構
成である
【0012】第4の発明は、第3の発明において、自己
流動性絶縁体はグリース状シリコンゴムから成る構成で
ある。
【0013】第5の発明は、第2の発明において、絶縁
コンパウンドは自己融和性絶縁体とした構成である
【0014】第6の発明は、第2又は第5の発明におい
て、自己融和性絶縁部材はブチルゴムで成る構成であ
る。
【0015】第7の発明は、第1乃至第6の何れかの発
明において、収縮性絶縁部材は、シリコンゴム又は架橋
ポリオレフィンでとした構成である。
【0016】第8の発明は、第1乃至第7の何れかの発
明において、接合部に電界緩和リングを施した上に絶縁
性流動体を施した構成である。
【0017】
【発明の実施の形態】実施の形態1.実施の形態1は、
絶縁筒体の両端が各々端板で気密に塞がれた真空バルブ
の真空容器において、前記絶縁筒体の両端とこれに施さ
れたメタライズを介して接合された端板との接合部に、
電界集中を緩和させるように、当該接合部及び当該接合
部周辺を覆うよう絶縁性流動体を施し、更に、この絶縁
性流動体を収縮性絶縁部材で覆う構成としたものであ
る。以下、これを図1、図2に基づいて説明する。図1
は真空バルブの断面図、図2は真空バルブの一部拡大説
明図である。尚、上記従来の技術で説明した符号と同一
の符号は実質的に同一の内容であるからその説明を省略
する。
【0018】前記の絶縁性流動体とは、外力に応じて流
動的に変形する粘性を備えた絶縁性部材としての絶縁コ
ンパウンドをいい、例えば、粘性を備えた自己流動性絶
縁体としてのグリース状シリコンゴムや自己融和性絶縁
部材を含む。自己融和性絶縁部材は、例えば、テープ
状、短冊状或いはシート状等の適当な形状に形成された
部材であって、重ねたり重ね巻きしたりして置くと、重
なり合った部分が互いに融けて交り合い一体化するもの
をいう。この例としてはブチルゴム等がある。
【0019】図1、図2において、電界集中領域として
想定される絶縁筒体1の両端と端板2、3との各々の接
合部及び当該接合部の周辺、具体的には、絶縁筒体1と
端板2、3との接合部、及び当該接合部に沿う絶縁筒体
1及び端板2、3のそれぞれの部分を覆うように、真空
容器の外周面側から、絶縁性流動体としての自己融和性
絶縁部材、ここではブチルゴムを主成分としてテープ状
に形成されたテープ状部材10を巻き付けていく。この
テープ状部材10は例えば10kV/mm程度以上の絶
縁性と弾力性を備えた部材である。
【0020】こうして幾重かに巻き付けられたテープ状
部材10は、例えば時間の経過によって、その自己融和
性が発現され、互いに重ね合された部分が融解して流動
化し、互いに交じり合い、接合部に巻かれたテープ状部
材10の全体が徐々に一体化する。上記巻き付けられた
テープ状部材10の外面を全面的に覆うよう収縮性絶縁
部材12を被せて収縮させるが、この収縮によって上記
の一体化が促進される。この収縮性絶縁部材12は、予
め、接合部に施された絶縁性流動体の形状に応じて、こ
の絶縁性流動体を覆うことが可能な輪形や筒形等の環状
に成形しておき、接合部に施された絶縁性流動体の外面
を覆うように真空容器の外周部に嵌め込んで被せる。収
縮性絶縁部材12としては、例えば、熱によって収縮す
る絶縁部材、例えばシリコンゴムや架橋ポリオレフィン
を主成分とする絶縁部材等を用いる。
【0021】このように、絶縁性流動体としての自己融
和性絶縁部材(テープ状部材10)を接合部に巻き付け
た後、これを覆うように環状に形成された収縮性絶縁部
材12を被せ、収縮性絶縁部材12を例えば熱を加えた
りして収縮させると、自己融和性絶縁部材(テープ状部
材10)はその外面全体に均等な収縮圧力を受けた状態
下で流動化(融和)する。即ち、巻付けられたテープ状
部材10は、自己融和作用によって、重なり部分が融和
し互いに交じり合って密着していくだけでなく、収縮性
絶縁部材12の収縮圧力を外周面の全域に略均一に受
け、真空バルブの外表面に向けて押し詰められるので、
テープ状部材10の融和即ち流動性によって、重なり部
分に生じていた空隙が消滅され、密着度が均一化する。
【0022】この実施の形態1によれば、絶縁筒体1の
両端と端板2、3との接合部に、絶縁性流動体としての
自己融和性絶縁部材であるテープ状部材10を巻付け
て、これに収縮性絶縁部材12を被せるだけの作業によ
って、容易に絶縁層(10,12)の密着絶縁性を確保
することができるので、従来に比べて、製作作業が容易
となり、熟練度に左右されずに安定した密着度が得ら
れ、均質で高い耐電圧性能を備えた真空バルブを提供す
ることができる。
【0023】上記実施の形態1では、絶縁性流動体とし
ての自己融和性絶縁部材であるテープ状部材10を例に
して説明したが、絶縁性流動体として、自己融和性絶縁
部材に代えて自己流動性絶縁体、例えば高粘度のグリー
ス状シリコンゴム(非図示)を用いてもよい。このような
グリース状シリコンゴムを塗布する場合にも、従来なら
ば、空隙としての気泡が生じないよう慎重に行う必要が
あるが、仮に、気泡や塗りむらが生じたとしても、収縮
絶縁部材12の収縮によって、塗布されたグリース状シ
リコンゴムは、その外周面の全域に略均一の圧力(収縮
力)を受けるため、真空バルブの外表面に向けて押し詰
められるので、その部材の流動性によって、空隙や塗り
むらが消滅し、均一な密着度にて真空バルブに密着させ
られる。即ち、絶縁性流動体は、その自己流動性或いは
自己融和時における流動性によって、内部に残された空
隙や密着性のバラツキが解消され、均質化される。
【0024】尚、絶縁性流動体としての自己融和性絶縁
部材(テープ状部材10)や自己流動性絶縁部材(グリ
ース状シリコンゴム)は、少なくとも接合部に施されて
収縮性絶縁部材が被せられた状態において、流動性が発
現されるものであればよく、その後は、流動性が維持さ
れるものであっても、流動性が失われて硬化するもので
あってもよい。又、収縮性絶縁部材も、接合部に施され
た流動性絶縁物が流動性を発現している状態において収
縮作用が発揮されるものであればよく、その後は、収縮
力がそのまま維持されるものであっても、収縮力が次第
に失われていくものであってもよい。
【0025】何れにしても、この実施の形態1によれ
ば、絶縁筒体1及び充電部である絶縁筒体1の両端に気
密に接合された端板2、3との接合部及びその周辺が、
自己融和性絶縁部材や自己流動性絶縁部材等の絶縁性流
動体により密着絶縁された上、更に収縮性絶縁部材12
で収縮圧力を加えながら覆う構成としたので、絶縁層
(10,12)がより緻密に密着して高い絶縁性が得ら
れ、真空バルブの絶縁筒体1の沿面方向の絶縁力及び真
空バルブからの相間方向、対地間方向の絶縁力が増大
し、真空バルブの高耐電圧化が可能となって、極間距
離、相間距離及び真空バルブからの対地間距離を短縮す
ることができ、真空バルブ及び真空開閉装置を小形、コ
ンパクト化することができる。
【0026】又、自己融和性絶縁部材10としてブチル
ゴム、熱収縮性絶縁部材12としてシリコンゴム或いは
架橋ポリオレフィンを用いることにより、絶縁耐力の高
い絶縁層を形成することができる。
【0027】又、接合部に流動性絶縁体を施して収縮性
絶縁部材12を被せる構成としたので、絶縁層の形成を
迅速且つ容易に行うことができ、作業時間を短縮するこ
とができると共に、製作コストを低減させることができ
る。
【0028】実施の形態2.実施の形態2は、上記実施
の形態1における絶縁筒体1と端板2、3との接合部に
導電性部材からなる電界緩和リング13を覆うように付
設した上で、上記実施の形態1で説明した絶縁性流動体
と収縮性絶縁部材を施した構成としたものである。以
下、これを図3に基づいて説明する。図2は真空バルブ
の断面図である。尚、図中において、従来の技術及び上
記実施の形態1で説明した符号と同一の符号は実質的に
同様の内容である。
【0029】図3において、14は気密接合された接合
部に付設された導電性部材から成る電界緩和リングであ
る。この電界緩和リング14は従来と同様の電界緩和リ
ングであり、接合部への取り付けも従来と同様である。
こうして、接合部に電界緩和リング14を取り付けてか
ら、上記実施の形態1で説明した通りに、絶縁性流動体
及び収縮性絶縁部材12を施して絶縁層を形成する。
【0030】この実施の形態2によれば、気密接合され
た接合部に導電性部材から成る電界緩和リング14を付
設することにより、電界の高い絶縁筒体1の両端のメタ
ライズ層1aが、同電位の金属部材により囲まれるの
で、絶縁筒体1両端のメタライズ層1a付近の電界の集
中を抑制することができる。又、電界緩和リング14を
覆うように流動性絶縁体を施し、更に収縮性絶縁部材1
2で覆うことにより、電界緩和リング14と収縮性絶縁
部材12との密着性が向上し、部分放電の発生を抑える
ことができ、上記実施の形態1の真空バルブに比べて、
更なる高耐電圧化を実現することができる。
【0031】
【発明の効果】第1乃至第8の発明によれば、何れも、
絶縁筒体と端板との接合部及び当該接合部の周辺に絶縁
性流動体を施し、この絶縁性流動体の上を更に収縮性絶
縁部材で覆うことによって絶縁層を形成するので、収縮
性絶縁部材の収縮力によって絶縁性流動体が流動し、絶
縁層内の空隙を解消すると共に絶縁層を均質な密着度と
することができ、高い耐電圧性を備えた真空バルブを提
供することができる。又、これにより、極間距離、相間
距離及び真空バルブからの対地間距離を短縮化すること
ができ、真空バルブ及び真空開閉装置の小形化を図るこ
とができる。又、製作容易で製作コストが低く、安定し
た高耐電圧性能を備えた真空バルブを提供することがで
きる。
【0032】第6の発明によれば、ブチルゴムを用いる
ことにより、極間距離、相間距離及び真空バルブからの
対地間距離の短縮ができ、真空バルブ及び真空開閉装置
のより小形化を図ることができる。
【0033】第7の発明によれば、収縮性絶縁部材に絶
縁耐力が高いシリコンゴムや架橋ポリオレフィンを用い
ることにより、極間距離、相間距離及び真空バルブから
の対地間距離の短縮ができ、真空バルブ及び真空開閉装
置のより小形化を図ることができる。
【0034】第8の発明によれば、接合部に導電性部材
から成る電界緩和リングを配設することにより、絶縁筒
体の両端のメタライズ層の電界を抑制することができる
と共に、電界緩和リングと絶縁性流動体及び収縮性絶縁
部材との密着性が向上するので、部分放電の発生が抑え
られ、真空バルブの更なる高耐電圧化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1の真空バルブの構成を示す断面
図である。
【図2】 真空バルブの一部拡大説明図である。
【図3】 実施の形態2の真空バルブの構成を示す断面
図である。
【図4】 従来の真空バルブを示す断面図である。
【符号の説明】
1 絶縁筒体、1a メタライズ層、2、3 端板、1
0 テープ状部材(自己融和性絶縁部材、12 収縮性
絶縁部材、14 電界緩和リング。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁筒体とこの絶縁筒体の両端を閉塞す
    るように気密接合された端板とで成る真空容器を備えた
    真空バルブにおいて、 前記絶縁筒体と端板との接合部及び当該接合部周辺を覆
    うように絶縁性流動体を施し、前記絶縁性流動体を覆う
    ように収縮性絶縁部材を施したことを特徴とする真空バ
    ルブ。
  2. 【請求項2】 絶縁性流動体は自己流動性を備えた絶縁
    コンパウンドであることを特徴とする請求項1に記載の
    真空バルブ。
  3. 【請求項3】 絶縁コンパウンドは粘度を備えた自己流
    動性絶縁体であることを特徴とする請求項2に記載の真
    空バルブ。
  4. 【請求項4】 自己流動性絶縁体はグリース状シリコン
    ゴムから成ることを特徴とする請求項3に記載の真空バ
    ルブ。
  5. 【請求項5】 絶縁コンパウンドは自己融和性絶縁体で
    あることを特徴とする請求項2に記載の真空バルブ。
  6. 【請求項6】 自己融和性絶縁部材はブチルゴムで成る
    ことを特徴とする請求項2又は請求項5に記載の真空バ
    ルブ。
  7. 【請求項7】 収縮性絶縁部材は、シリコンゴム又は架
    橋ポリオレフィンであることを特徴とする請求項1乃至
    請求項6の何れかに記載の真空バルブ。
  8. 【請求項8】 接合部に電界緩和リングを施した上に、
    電界集中領域を覆うように絶縁性流動体を施したことを
    特徴とする請求項1乃至請求項7の何れかに記載の真空
    バルブ。
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