JP2003025317A - 無機質板の製造方法 - Google Patents

無機質板の製造方法

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JP2003025317A
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inorganic plate
inorganic
coating
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Seishi Okayama
誠史 岡山
Yukio Shimada
幸雄 嶋田
Hidetaka Honda
英隆 本田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表面に表層化粧骨材が配設された無機質板の
表層化粧骨材の保持力を高め、意匠性を保つことがで
き、耐透水性および長期耐久性を向上させることができ
る無機質板の製造方法を提供する。 【解決手段】 表面に表層化粧骨材が配設された無機質
板の製造方法であって、無機質板基材のグリーンシート
にエマルション塗料を塗装し、表層化粧骨材を散布した
後、成形して養生硬化させて無機質板を製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この出願の発明は、無機質板
の製造方法に関するものである。さらに詳しくは、この
出願の発明は、表面に表層化粧骨材が配設された無機質
板の表層化粧骨材の保持力を高め、意匠性を保つことが
でき、耐透水性および長期耐久性を向上させることがで
きる無機質板の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、建物の外壁材、屋根材等の外
装材として、セメント板をはじめとする各種の無機質板
が用いられている。無機質板は、不燃性であることや、
施工の容易さ、表面化粧の多彩さ、および低コストとい
う利点を有するため広く利用されており、表面に柄、目
地等の凹凸模様、着色、塗装等の施された多種多様の意
匠を有するものが提供されている。最近では、無機質板
の表面に、ケイ砂、パーライト等の表層化粧骨材が配設
された意匠性の高い無機質板の需要が高まっており、そ
れに伴って表層化粧骨材が配設された無機質板の製造量
も増加傾向にある。
【0003】この無機質板は、一般的には、セメント、
骨材および補強材等から構成される原料スラリーを抄造
等の手法によってグリーンシートとし、そのグリーンシ
ートの表面に、表層化粧骨材をそのまま、あるいは表層
化粧骨材を含んだ水硬性スラリーとして散布し、次いで
成形、養生硬化等の処理を施して製造するようにしてい
る。また、一般的な無機質板と同様に、養生時のグリー
ンシートにおけるブロッキングおよびエフロレッセンス
を防止する目的で養生前のグリーンシートにエマルショ
ン塗料を塗布したり、また仕上げにクリアー塗装を施す
こともされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような方法では、基本的に化粧表層骨材と無機質板基材
との間に空隙ができやすいため、表層化粧骨材の保持力
が低下して無機質板から表層化粧骨材が剥がれやすく、
意匠性が低下してしまうという問題があった。また、そ
の空隙や表層化粧骨材の剥離によって無機質板の透水性
が高くなってしまい、長期の使用に際して劣化しやすい
という問題があった。
【0005】そこで、この出願の発明は、以上の通りの
事情に鑑みてなされたものであり、従来技術の問題点を
解消し、表面に表層化粧骨材が配設された無機質板の表
層化粧骨材の保持力を高め、意匠性を保つことができ、
耐透水性および長期耐久性を向上させることができる無
機質板の製造方法を提供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この出願の発明は、上記
の課題を解決するものとして、表面に表層化粧骨材が配
設された無機質板の製造方法であって、無機質板基材の
グリーンシートにエマルション塗料を塗装し、表層化粧
骨材を散布した後、成形して養生硬化させることを特徴
とする無機質板の製造方法(請求項1)を提供する。
【0007】また、この出願の発明は、上記の無機質板
の製造方法において、エマルション塗料の塗装に先立っ
て、無機質板基材のグリーンシートにセメントと撥水剤
を含む混合物を下塗り塗装することを特徴とする製造方
法(請求項2)を、その混合物における撥水剤の含有量
が0.1〜5重量%であることを特徴とする製造方法
(請求項3)を、養生後の無機質板基材にクリアー塗料
を上塗り塗装することを特徴とする製造方法(請求項
4)を、酸化亜鉛微粒子を1〜30重量%含有するクリ
アーの無機塗料により仕上げ塗装することを特徴とする
製造方法(請求項5)などをその態様として提供する。
【0008】
【発明の実施の形態】この出願の発明は、上記の通りの
特徴を持つものであるが、以下にその実施の形態につい
て説明する。
【0009】まず、この出願の発明が提供する無機質板
の製造方法は、表面に表層化粧骨材が配設された無機質
板の製造方法であって、無機質板基材のグリーンシート
にエマルション塗料を塗装し、表層化粧骨材を散布した
後、成形して養生硬化させるようにしている。すなわ
ち、この出願の発明の方法においては、グリーンシート
に表層化粧骨材を散布する前にエマルション塗料を塗装
することを特徴としている。
【0010】この出願の発明において、無機質板の基材
としては、各種の材料を使用した各種の配合のものを対
象とすることができる。具体的には、たとえば、セメン
ト等の水硬性材料、パルプ、ロックウール、ビニロン繊
維、ポリプロピレン繊維等の補強繊維、珪砂、スラグ等
の軽量骨材および水等を原料とする無機質板が例示され
る。もちろん、上記の他に、必要に応じて、例えば、珪
石粉、フライアッシュ、シリカ等のシリカ質原料や、増
粘剤、減水剤等の混和剤、顔料等が添加されていてもよ
い。そして、これらの原料を混合混練してスラリーと
し、押出成形法、抄造法、注型成形法等の公知の各種の
手段により成形することで、未硬化状態(半硬化状態)
のグリーンシートとすることができる。
【0011】また、エマルション塗料としては、無機質
板の下塗り塗料として一般的に使用されている各種の水
性樹脂エマルション塗料を好適に使用することができ
る。具体的には、たとえば、各種の、酢酸ビニル系エマ
ルション塗料、アクリル系エマルション塗料、メタクリ
ル系エマルション塗料、スチレン系エマルション塗料、
ハロゲン含有樹脂エマルション塗料、熱可塑性樹脂エマ
ルション塗料等を、1種あるいは2種以上の混合物とし
て用いることができる。この水性樹脂エマルション塗料
には、一般に使用されている、たとえばアクリル複合化
エポキシ系樹脂エマルション塗料等のように、複数の樹
脂成分を複合化したいわゆる複合化エマルション塗料を
考慮することなどももちろん可能である。
【0012】このエマルション塗料は、たとえば固形分
濃度を10〜60重量%程度となるように調整したもの
を、ロール塗装、刷毛塗装、スプレー塗装等の各種の公
知の方法を利用して、グリーンシートに塗装することが
できる。このエマルション塗装は、エマルション塗料層
の厚さが200〜500μm程度、より限定的には20
0〜300μm程度となるように塗装することが、一般
的な目安として例示される。
【0013】以上のようなエマルション塗料の塗装後、
エマルション塗料が乾燥する前に、表層化粧骨材をグリ
ーンシートに散布するようにする。表層化粧骨材として
は、たとえば、珪砂、珪石粉、砂、微細シリカ、陶磁器
粉、ガラスビーズ、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、炭
酸マグネシウム、炭酸バリウム、酸化マグネシウム、酸
化チタン、酸化鉄、水酸化アルミニウム、硫酸カルシウ
ム、クレー、タルク、珪藻土、マイカ粉、アルミナ、カ
オリン、スレート分、ホワイトカーボン、計算カルシウ
ム、計算マグネシウム、合成珪酸アルミニウム、バライ
ト粉、雲母状酸化鉄、アルベスチン等の各種の細粒骨材
や充填材等を用いることが例示される。
【0014】このようにして表層化粧骨材を散布したグ
リーンシートを、所望の形状に成形して養生硬化させる
ことで無機質板を得ることができる。なお、成形前ある
いは成形時に、表層化粧骨材を軽くシェア−することが
効果的である。これによって得られる無機質板は、エマ
ルション塗料が表層化粧骨材と無機質板基材の間を埋め
ているため、空隙の形成が抑さえられている。また、エ
マルション塗料により表層化粧骨材と無機質板基材の結
合力が強化されるため、無機質板の表層化粧骨材保持力
を高めることができる。従って、長期の使用に際して
も、無機質板の意匠性を高く保つことが可能とされてい
る。
【0015】さらにこの出願の発明の方法によると、エ
マルション塗料が無機質板基材の表面を被覆しているた
め、無機質板の耐透水性を高める効果も得ることができ
る。そして、万が一無機質板基材と表層化粧骨材の間に
空隙が形成された場合であっても、無機質板の耐透水性
を保持することが可能となる。
【0016】さらにこの出願の発明の無機質板の製造方
法においては、エマルション塗料の塗装に先立って、無
機質板基材のグリーンシートにセメントと撥水剤を含む
混合物を下塗り塗装することを考慮することができる。
【0017】下塗り塗料としての混合物は、基本的に
は、セメントと撥水剤を含む水溶液として調整すること
ができ、必要に応じて、分散剤、減水剤等の添加剤等を
添加することができる。混合物は、セメントに添加する
水の量を10〜40重量%程度とするペースト状とする
ことが好適な例として例示される。
【0018】撥水剤としては、脂肪酸エステル系、脂肪
酸金属塩系、シリコン系、アミン系およびパラフィン系
の撥水剤のいずれか1種あるいは2種以上を混合して用
いることができる。撥水剤は、混合物中に0.1〜5重
量%含有されるように調整することが好ましい。撥水剤
の含有量が0.1重量%より少ないと、無機質板の耐透
水性を十分高めることができず、また5%を超過すると
セメントの硬化阻害を起こす可能性があるため好ましく
ない。撥水剤は、各種の溶剤で希釈したものを、上記の
範囲の含有量となるようにペースト状のセメントに添加
しても良い。
【0019】以上のセメントと撥水剤を含む混合物を、
ロール塗装、刷毛塗装、スプレー塗装等の各種の公知の
方法を利用して、グリーンシートに下塗り塗装し、塗布
した混合物が乾燥してから、次工程となる前記のエマル
ション塗装を行うようにする。
【0020】このように、エマルション塗料の塗装に先
立って、グリーンシートにセメントおよび撥水剤の混合
物を塗布することにより、無機質板の透水抵抗を飛躍的
に高めることができる。また、この混合物により形成さ
れる混合物層は、無機質板基材の表面を緻密にし、また
結着力を高める効果もある。
【0021】さらにこの出願の発明の養生後の無機質板
の製造方法においては、養生後の無機質板基材にクリア
ー塗料を上塗り塗装することを特徴としている。無機質
板にクリアー塗料を上塗り塗装することによって、表層
化粧骨材の意匠性を保ちつつ、また独特のつや、光沢等
の意匠的な効果を与えながら、さらに無機質板の表層化
粧骨材の保持力および耐透水性を高めるようにしてい
る。
【0022】このクリアー塗料としては、各種のクリア
ーの塗料を用いることができ、その種類に特に制限はな
く、たとえば、フッ素樹脂系塗料、水性反応硬化形アク
リル樹脂系塗料、アクリル系ポリウレタン樹脂系塗料等
のアクリル系ポリマーを主成分とする塗料等のように、
通常用いられているクリアー塗料を使用することができ
る。また、このクリアー塗料は1種類または複数種類で
あってよく、塗装方法についても特に制限はない。さら
にこの出願の発明においては、より好適なクリアー塗料
として、高融着性を有するクリアー塗料を用いることが
例示される。このクリアーな高融着性塗料を用いると、
A/Cなどによる高温処理を必要とせずに緻密で高硬度
の塗膜を形成することができ、無機質板の耐透水性をよ
り一層高めることができる。これらのクリアー塗料の塗
布方法についても、前記のように公知の各種の方法を利
用することができる。
【0023】一方で、この出願の発明の無機質板の製造
方法は、酸化亜鉛微粒子を1〜30重量%含有するクリ
アーの無機塗料による仕上げ塗装を施すことも考慮され
る。この無機塗料としては、一般的に知られている各種
の無機塗料に、酸化亜鉛(ZnO)微粒子を1〜30重
量%含有させたものを用いることができる。
【0024】酸化亜鉛微粒子は、その高屈折率を利用し
た紫外線散乱剤として用いられている材料であって、微
粒子酸化亜鉛、薄片状酸化亜鉛等として知られている。
この出願において、酸化亜鉛微粒子は、数10μm以
下、さらには数μm以下程度のものを好適に用いること
ができる。さらには、15〜50nm程度の微粒子に調
整したものを用いることで、より高い紫外線散乱効果を
得ることができ、また塗膜の透明性も高くなるため好ま
しい。この酸化亜鉛微粒子は、1〜30重量%の範囲
で、そのままあるいはシリカ等に均一に分散させて、水
系あるいは溶剤系の各種の無機塗料に含有させて用いる
ことができる。酸化亜鉛微粒子の含有量が1重量%より
も低いと十分な紫外線散乱効果を得ることができず、ま
た、30重量%を超過すると塗膜の透明性および光沢が
損なわれて白濁してくるため好ましくない。
【0025】このように、仕上げ塗料として酸化亜鉛微
粒子を含有するクリアーの無機塗料を用いることによ
り、太陽光等の照射による各塗膜層の酸化等による劣
化、退色等を防止することができ、無機質板の長期耐候
性を保持することができる。
【0026】以下に実施例を示し、この発明の実施の形
態についてさらに詳しく説明する。
【0027】
【実施例】(実施例1)無機質板基材のグリーンシート
にエマルション塗料を塗装した後、その表面にケイ砂と
パーライトを混合した表層化粧骨材を散布し、成形、オ
ートクレーブ養生を行い硬化させて無機質板を得た。
【0028】エマルション塗料には、BASF製のアク
リル系エマルション塗料YJ−1115を用い、固形分
重量を49%に調整し、塗布量を100g/m2・we
tとして塗装した。 (実施例2)実施例1と同様の無機質板基材のグリーン
シートに、まずセメントと撥水剤を含む混合物を下塗り
塗装し、次いでエマルション塗料を塗装し、表面にケイ
砂とパーライトを混合した表層化粧骨材を散布して、成
形、オートクレーブ養生を行い硬化させて無機質板を得
た。
【0029】混合物は、セメント60重量部、水40重
量部のセメントスラリーに撥水剤を添加して調整した。
撥水剤には、東レダウコーニング製のシリコン系撥水剤
ドライシールSを用い、混合物への添加量を1重量%と
した。
【0030】エマルション塗装については実施例1と同
じとした。 (実施例3)実施例2と同様に、まずセメントと撥水剤
を含む混合物を下塗り塗装し、次いでエマルション塗料
を塗装し、表面にケイ砂とパーライトを混合した表層化
粧骨材を散布して、成形、オートクレーブ養生を行っ
た。このオートクレーブ養生の後、無機質板基材に、ク
リアーの高融着性塗料を上塗り塗装し、硬化させて無機
質板を得た。
【0031】高融着性塗料には、関西ペイント製のアク
リル系クリアシーラーIM3100を用い、固形分重量
を48%に調整したものを、塗布量100g/m2・w
etとして塗装した。
【0032】混合物の下塗り塗装およびエマルション塗
装については実施例1、2と同じとした。 (比較例)無機質板基材のグリーンシートの表面にケイ
砂とパーライトを混合した表層化粧骨材を散布し、次い
でエマルション塗料を塗装した後、成形、オートクレー
ブ養生を行い硬化させて無機質板を得た。
【0033】エマルション塗料には、実施例1〜3と同
様に、BASF製のアクリル系エマルション塗料YJ−
1115を用い、固形分重量49%に調整したものを、
塗布量100g/m2・wetとして塗装した。
【0034】実施例1〜3、比較例で製造した無機質板
について、透水試験および表層化粧骨材保持力試験を行
い、その結果を表1に示した。
【0035】
【表1】
【0036】透水試験は枠置き法で実施し、評価は透水
度が500g/m2以下のものを◎で、500〜300
0g/m2のものを○で、3000〜5000g/m2
ものを△で、5000g/m2超過のものを×で記すこ
ととした。なお、この実施例の場合、透水度が△(30
00〜5000g/m2)のものはなかった。
【0037】表層化粧骨材保持力試験は、長期耐久性促
進試験後の無機質板について表層化粧骨材の剥がれが2
%以下のものを◎、5%以下のものを○、5%超過のも
のを×とした。
【0038】表1から、グリーンシートにエマルション
塗料を塗装してから表層化粧骨材散布することで、無機
質板の耐透水性および化粧骨材の保持力が大きく向上す
ることがわかった。さらに、エマルション塗装の前にセ
メントと撥水剤を含む混合物を塗布することや、また、
養生後の無機質板基材に高融着性塗料を塗装すること
で、無機質板の耐透水性および化粧骨材の保持力をさら
に高められることが示された。
【0039】もちろん、この発明は以上の例に限定され
るものではなく、細部については様々な態様が可能であ
ることは言うまでもない。
【0040】
【発明の効果】以上詳しく説明した通り、この発明によ
って、表面に表層化粧骨材が配設された無機質板の表層
化粧骨材の保持力を高め、意匠性を保つことができ、耐
透水性および長期耐久性を向上させることができる無機
質板の製造方法が提供される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本田 英隆 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 Fターム(参考) 4G028 FA04 4G055 AA01 AB05 BA32 BA33 BA36

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に表層化粧骨材が配設された無機質
    板の製造方法であって、無機質板基材のグリーンシート
    にエマルション塗料を塗装し、表層化粧骨材を散布した
    後、成形して養生硬化させることを特徴とする無機質板
    の製造方法。
  2. 【請求項2】 エマルション塗料の塗装に先立って、無
    機質板基材のグリーンシートにセメントと撥水剤を含む
    混合物を下塗り塗装することを特徴とする請求項1記載
    の無機質板の製造方法。
  3. 【請求項3】 混合物における撥水剤の含有量を0.1
    〜5重量%とすることを特徴とする請求項2記載の無機
    質板の製造方法。
  4. 【請求項4】 養生後の無機質板基材にクリアー塗料を
    上塗り塗装することを特徴とする請求項1ないし3いず
    れかに記載の無機質板の製造方法。
  5. 【請求項5】 酸化亜鉛微粒子を1〜30重量%含有す
    るクリアーの無機塗料により仕上げ塗装することを特徴
    とする請求項1ないし4いずれかに記載の無機質板の製
    造方法。
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