JP2003024217A - かき揚げの調理方法と、その方法に使用する調理器具 - Google Patents

かき揚げの調理方法と、その方法に使用する調理器具

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JP2003024217A
JP2003024217A JP2001216802A JP2001216802A JP2003024217A JP 2003024217 A JP2003024217 A JP 2003024217A JP 2001216802 A JP2001216802 A JP 2001216802A JP 2001216802 A JP2001216802 A JP 2001216802A JP 2003024217 A JP2003024217 A JP 2003024217A
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cooking
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Toshio Okayama
俊夫 岡山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、形が均一で且つ揚がり具合の好適
なかき揚げを調理することが可能なかき揚げの調理方法
と、その調理器具を提供するものである。 【解決手段】 油を満たした天ぷら鍋内に筒状をなす型
部材を設置し、天ぷら衣と各種具類を溶き混ぜたかき揚
げ材料の混合物を前記型部材内に流し込み、この型部材
内で前記混合物の形を整え、天ぷら鍋内を加熱し続け
て、前記混合物を揚げることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、細かく刻んだ野菜
や魚肉等の材料を天ぷら衣で溶き混ぜるとともに、まと
め揚げして調理するかき揚げの調理方法と、その方法に
使用する調理器具に関する。
【0002】
【従来の技術】かき揚げを調理する際には、小えび、む
き身、貝柱、イカなどを細片化した材料にミツバ、ネ
ギ、椎茸等を加え、天ぷら衣には、薄力粉、溶き卵、水
を粉かき棒で溶き混ぜる。この溶き混ぜた材料を、油を
貯めた天ぷら鍋内において、玉杓子等で掻きまとめて揚
げ、仕上げるものが一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようする課題】しかしながら、従来のか
き揚げの調理方法においては、天ぷら鍋内でかき揚げ材
料をそのまま菜箸等で掻き混ぜて調理をおこなうため、
調理中に出来上がるかき揚げが場合によっては形崩れを
おこし、また、出来上がるかき揚げの熱の通りも均一で
はないので、味覚的にも不安定な味わいを呈するもので
あった。
【0004】本発明は、形が整い且つ揚がり具合の良好
なかき揚げを調理することが可能なかき揚げの調理方法
と、その方法に使用する調理器具を提供するものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のうち請求項1記
載のかき揚げ調理方法の発明は、油を満たした天ぷら鍋
内に筒状をなす型部材を設置し、天ぷら衣と各種具類を
溶き混ぜたかき揚げ材料の混合物を前記型部材内に流し
込み、この型部材内で前記混合物の形を整え、天ぷら鍋
内を加熱し続けて、前記混合物を揚げることを特徴とす
る。
【0006】また本発明のうち請求項2記載のかき揚げ
の調理器具の発明は、上下に開口する筒状をなし且つ天
ぷら鍋内に設置される型部材と、該型部材を支持する柄
とを備え、前記型部材は、周壁に多数の貫通孔が設けて
あることを特徴とする。
【0007】ここで型部材の形状については、筒状をな
していれば、例えば円形や三角形、あるいは四角形等で
もよく、特に限定するものではない。また、貫通孔の数
についても特に限定するものではなく、型部材周壁の全
周に亘ってくまなく配設してあればよい。さらに各種具
類とは、例えば、小エビやイカ等の魚介類、タマネギや
サツマイモ等の野菜類の細片など、かき揚げの調理に使
用する一般的な食材が挙げられる。
【0008】このように形成すると、例えば、油を満た
した天ぷら鍋内で調理をおこなう際に、かき揚げの材料
の混合物を型部材内に流し込み、さらに、天ぷら鍋への
加熱中に前記型部材内で使用者が菜箸等を使用して形を
整えることで、かき揚げの形状が型部材と一致する整っ
た状態となり、しかも、型部材の周壁全周に亘り貫通孔
を介して加熱された油が流入し、これにより表面が均一
に揚げられ且つ内部まで火の通るカラっとした仕上がり
のかき揚げを調理できる。
【0009】さらに本発明のうち請求項3記載の発明の
ように、前記柄は、前記型部材の一端部において、上下
動可能に備えておけば、例えば、天ぷら鍋として使用し
たフライパンの底の深さに深い浅いがあっても、柄の角
度を変えられるので、型部材をフライパンの底に常に安
定して置くことができ、本調理器具の使用状態を一層好
適にする。
【0010】ここで柄を上下動する手段については特に
限定はなく、具体的に、型部材と柄との間に該柄を回転
可能に軸支する取付金具を介し、該取付金具に柄を固定
するものが挙げられる。また、型部材の位置については
特に限定はしないが、前記型部材の上部側の位置、特に
型部材周壁の上縁に備えてあることが望ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明のかき揚げ調理器具の一実
施形態を以下に詳細に説明する。尚、本実施形態では、
かき揚げの天ぷら鍋としてフライパンを使用している。
【0012】本発明のかき揚げ調理器具1は図1のよう
に、上下に開口した筒型円形状をなし且つ周壁4に貫通
孔5を多数備える型部材2と、この型部材2周壁4の上
端部において取付金具6を介して上下動可能に取りつけ
てある柄3と、からなっている。また、型部材2と柄3
との取付金具6については、本実施形態のように柄3の
交差方向に延長するピンを設け、一方の取付金具6側
に、前記ピンを挿通可能なリング部を設け、柄3を軸支
し、該柄3を取付金具6において上下動可能にしてある
ことで、例えば、フライパンの底の厚みや本調理器具1
の設置位置に関わらず、柄3の型部材2における設置角
度を自在に変えて、本調理器具1をフライパン内に安定
して設置できる構成となっている。
【0013】次に、本発明のかき揚げ調理器具1を実際
に使用した場合には図2のように、フライパン7内に本
調理器具1を設置し、さらに、本調理器具1の型部材2
の上端縁と一致する位置にまで油を満たし、この型部材
2内にかき揚げの材料となる混合物8を流し込む。この
際、型部材2内に流し込まれた前記混合物8は、型部材
2の周壁4に設けてある各貫通孔5において、コンロ
(図示省略)におけるフライパン7への加熱によって熱
せられた油が流れ込み、これにより、前記混合物8が全
体に亘って均一に揚げられる。
【0014】
【実施例】上記構成のかき揚げ調理器具1を使用し、か
き揚げを調理する一実施例を図3(a)(b)に基づい
て以下に説明する。尚、本実施例では、甘エビ150
g、タマネギ1000gを細かく刻んだもの、人参やサ
ツマイモ等の野菜類を適量と、水0.5リットルに薄力
粉350g、卵を溶き混ぜた混合物8を用意する。
【0015】まず、フライパン7内に本かき揚げ調理器
具1を載せ、この調理器具1の型部材周壁4上端縁と面
一となるまで油11を満たしていく。次いで、油11が
満たされた本調理器具1の型部材2内に薄力粉と卵、小
エビや野菜等の細片を溶き混ぜた混合物8を流し込み、
この混合物8を型部材2内において菜箸10で形を整え
ていく。
【0016】そして前記混合物8を調理器具1の型部材
2内に流し込み、フライパン7内の油11の温度を16
5℃〜170℃に保って加熱し、この状態で1分程度火
を通し続けることで、型部材2内の混合物8の上面側を
菜箸10で突ついた際に、サクサクとした感触がした
ら、柄3を持ち上げながら菜箸10で混合物8の上面を
押さえ、本調理器具1から前記混合物8を外し、さら
に、菜箸10で前記混合物8を上下に反転させて、再
び、混合物8を型部材2内に収容し、20秒〜30秒火
を通すことで混合物8の裏面側が加熱され、最後に再び
菜箸10で上面を2〜3箇所刺し、サクサクとした感触
が得られるのを確認する。これにより全体がこんがりと
して、さらにサクサクした感触のかき揚げが完成する。
尚、前記調理手順のうち、調理中のかき揚げ材料の混合
物8をフライパン7内で上下反転する作業については、
型部材2に前記混合物8を流し込んだ状態のまま充分な
揚がり具合を呈していれば、必ずしも行わなくてもよ
い。
【0017】
【発明の効果】本発明のうち請求項1及び2記載の発明
によれば、かき揚げを調理する際に、型部材内で調理を
おこなうので、かき揚げを型部材の形状に沿って正確に
形作ることが可能となり、しかも、型部材の全周に亘っ
てくまなく加熱されるので、全体がサクサクとした仕上
がりの好適なかき揚げを提供できる。
【0018】本発明のうち請求項3記載の発明によれ
ば、柄を型部材において自在に上下動できるので、底の
深さの異なる各種天ぷら鍋に適した状態に柄を角度調整
でき、これにより本かき揚げ調理器具を一層好適に使用
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のかき揚げ調理器具を示す斜視図であ
る。
【図2】本発明のかき揚げ調理器具の使用状態を示す斜
視図である。
【図3】(a)(b) 本発明のかき揚げ調理器具の実際の使用手順を示す説明
図である。
【符号の説明】
1 かき揚げ調理器具 2 型部材 3 柄 4 周壁 5 貫通孔 7 フライパン(天ぷら鍋)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油を満たした天ぷら鍋内に筒状をなす型
    部材を設置し、天ぷら衣と各種具類を溶き混ぜたかき揚
    げ材料の混合物を前記型部材内に流し込み、この型部材
    内で前記混合物の形を整え、天ぷら鍋内を加熱し続け
    て、前記混合物を揚げることを特徴とするかき揚げの調
    理方法。
  2. 【請求項2】 上下に開口する筒状をなし且つ天ぷら鍋
    (7)内に設置される型部材(2)と、該型部材(2)
    を支持する柄(3)とを備え、 前記型部材(2)は、周壁(4)に多数の貫通孔(5)
    が設けてあることを特徴とするかき揚げの調理器具。
  3. 【請求項3】 前記柄(3)は、各種天ぷら鍋(7)の
    底に安定して設置し得るように型部材(2)において、
    上下動可能に備えてあることを特徴とする請求項2記載
    のかき揚げ調理器具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103369991A (zh) * 2011-01-20 2013-10-23 日清富滋株式会社 炸什锦用器具及炸什锦的制造方法
CN114073323A (zh) * 2021-11-24 2022-02-22 湖南广源生物科技有限公司 一种乌龟肉罐头加工用龟肉卤煮装置

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103369991A (zh) * 2011-01-20 2013-10-23 日清富滋株式会社 炸什锦用器具及炸什锦的制造方法
CN103369991B (zh) * 2011-01-20 2015-10-14 日清富滋株式会社 炸什锦用器具及炸什锦的制造方法
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