JP2003023024A - はんだバンプレベリング方法 - Google Patents
はんだバンプレベリング方法Info
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Abstract
ンプの除去時に、ベアチップにダメージを与えることな
く、また、除去後のはんだ高さが許容できる程度に均一
にできるはんだレベリング方法を提供することにある。 【解決手段】LSI10のはんだバンプ12の形成面に
フラックスを供給し、ヒータ30上に載置したCu板2
0の上に、フラックスの供給されたバンプ形成面を下に
してLSI10を置く。次に、LSI10の上に錘40
を載せ、窒素雰囲気中でヒータ30を加熱して、Cu板
20及びLSI10を加熱してはんだを溶融してCu板
20に転写させる。次に、吸着ヘッド50を錘40に対
して所望の距離となるまで近づけて錘40とLSI10
を吸着し、LSIをCu板から分離する。
Description
SI)に形成されたはんだバンプをレベリングするはん
だバンプレベリング方法に関する。
に、はんだバンプを用いたボールグリッドアレイ(BG
A)接続が用いられることがある。しかしながら、例え
ば、20mm角のLSIにおいては、接続に用いられる
はんだバンプの個数は、約5000個あり、多層配線基
板とLSIの接続端子間の未接続による接続不良が発生
する場合がある。このような接続不良が発生すると、一
旦、LSIを配線基板から外した上で、再接続するリペ
ア作業が必要となる。この際、配線基板から外されたL
SIの接続面には、はんだが付着しているため、このは
んだは、はんだ除去装置により除去し、改めてはんだバ
ンプを形成するようにしている。
例えば、特開2001−7509号公報に記載されたも
のが知られている。この装置では、窒素雰囲気中でベー
スヒータを加熱し、Cu板をベースヒータ上に載せる。
吸着機構付きヘッドヒータでLSIを吸着し、ヘッドヒ
ータを上昇させてLSIを保持させ、LSIを予備加熱
する。次に、ヘッドヒータを下降させ、Cu板にLSI
のはんだバンプが形成されている面を押し付ける。この
状態が暫くの間維持されると、LSIのはんだバンプが
溶けてCu板に転写される。その後、LSIを吸着した
状態のままヘッドヒータを上昇させることにより、Cu
板からLSIが分離され、LSIのはんだバンプを除去
することができるものである。なお、ここで用いている
LSIは、パッケージタイプのLSIである。
ベアチップタイプのLSIを直接、基板上に接続するこ
とが行われている。このベアチップのリペア作業におい
て、例えば、特開2001−7509号公報に記載され
た装置を使用して、はんだバンプの除去を試みたとこ
ろ、ベアチップをヘッドヒータによってCu板に押し付
ける際にヘッドヒータによる機械的負荷がかかり、チッ
プの欠けやクラックが発生したり、チップに形成されて
いるパッシベーション膜やメタライズにダメージを与え
るという問題が生じることが判明した。また、ベアチッ
プに形成されているはんだバンプに対するはんだ除去が
一様に行われず、除去作業後のはんだ体積がばらつき、
チップに対してはんだバンプを再形成した場合の各バン
プ体積もばらつき、バンプ高さが許容できる程度に均一
とはならないという問題が生じることが判明した。
Iに対して、はんだバンプの除去時に、ベアチップにダ
メージを与えることなく、また、除去後のはんだ高さが
許容できる程度に均一にできるはんだレベリング方法を
提供することにある。
め、本発明は、LSIに付着したはんだバンプを除去す
るはんだバンプレベリング方法において、上記LSIの
はんだバンプ形成面にフラックスを供給し、ヒータ上に
載置したCu板上に、フラックスの供給されたバンプ形
成面を下にして上記LSIを置き、上記LSIの上に錘
を載せ、窒素雰囲気中で上記ヒータを加熱し、上記Cu
板及び上記LSIを加熱してはんだを溶融して上記Cu
板に転写させ、吸着ヘッドを錘に対して所望の距離とな
るまで近づけて上記錘と上記LSIを吸着し、上記LS
Iを上記Cu板から分離するようにしたものである。か
かる方法により、ベアチップタイプのLSIに対して、
はんだバンプの除去時に、ベアチップにダメージを与え
ることなく、また、除去後のはんだ高さが許容できる程
度に均一にできるものとなる。
実施形態によるはんだレベリング方法の内容について説
明する。図1は、本発明の一実施形態によるはんだレベ
リング方法の作業内容を示す工程図である。
ず、リペア作業の必要なLSIを、このLSIが搭載さ
れている配線基板から取り外す作業を行う。この作業
は、周知の方法を用いて行われる。本実施形態において
は、LSIとしてベアチップを想定している。取り外さ
れたLSIには、配線基板との接続に使用されたはんだ
バンプが、凡そ不均一な状態で付着している。
おいては、最初に、図1(A)に示すように、配線基板
から取り外されたLSI10のうち、はんだバンプ12
が付着している面に、適量のフラックスFを供給する。
このように、はんだレベリング作業にあたって、最初
に、はんだバンプ12に付着している面に、フラックス
Fを供給することが、本実施形態における第1の特徴で
ある。配線基板から取り外されたLSI10に付着して
いるはんだバンプ12の表面には、酸化膜が形成されて
いるため、はんだバンプを溶融する際に溶融しにくいも
のである。それに対して、はんだバンプ12の付着して
いる面にフラックスFを供給することにより、はんだバ
ンプ12の表面の酸化膜が除去され、はんだバンプ12
が溶融し易くなり、また、均一に溶融できるため、後述
する工程で、Cu板に溶融したはんばを転写する際に、
均一に転写して、LSIの面からのはんだバンプの除去
を均一に行い、結果として、LSIの面に付着して残存
するはんだバンプの高さを均一化(レベリング)できる
ものである。また、フラックスFを供給することによ
り、溶融したはんだの拡がり性を向上できるので、後述
する工程で、Cu板に溶融したはんばを転写する際に、
均一に転写して、LSIの面からのはんだバンプの除去
を均一に行い、結果として、LSIの面に付着して残存
するはんだバンプの高さを均一化(レベリング)できる
ものである。
去装置のベースヒータ30上に、Cu板20を載せ、そ
の上にフラックスFが供給されたバンプ付着面を下にし
てLSI10を載置する。
は、Ni及びAuメッキが施されている。また、Cu板
20の表面形状は、所定のピッチで形成された凹凸の平
行な溝が互いに直交するように配置されたメッシュ形状
としている。Cu板20の表面を凹凸のあるメッシュ形
状とすることにより、Cu板20の表面積を大きくし
て、溶融したはんだの濡れ面積を大きくできるので、は
んだ除去性が向上するものである。
本実施形態においては、錘40は、中心部分に孔44が
形成された薄板の円筒形状である。また、中央部下面に
は、円筒形状の外周を有する凸部が形成され、この凸部
にシリコンゴム製のリング42が装着されている。
て、溶融したはんだのCu板20への転写性を向上する
ものである。従来の装置においては、吸着ヘッドによっ
てLSIをCu板に押しつけるようにしていたが、この
場合にパッケージタイプのLSIに荷重は、LSIに過
度の応力を及ぼさない程度のものであったが、ベアチッ
プタイプのLSIに対しては、応力が大きすぎるため、
吸着ヘッドであるヘッドヒータによる機械的負荷がかか
り、チップの欠けやクラックが発生したり、チップに形
成されているパッシベーション膜やメタライズにダメー
ジを与えるという問題が生じることが判明した。そこ
で、本実施形態では、図1(D)を用いて後述するよう
に、吸着ヘッドは、ベアチップに押しつけることなく、
浮かせた状態としている。しかしながら、この場合、L
SIとCu板の間の溶融はんだに及ぶ力は、LSIの自
重のみとなり、溶融したはんだの転写が十分に行われな
いことが判明したため、転写性を向上するために、錘4
0を用いて、溶融はんだに加わる荷重を調整するように
している。すなわち、錘40を用いる点が、本実施形態
における第2の特徴である。
のを用いるが、LSI表面に対する傷つけ等を防止する
ため、緩衝材として、シリコンゴム製のリング42を用
いている。
状に限られることはなく、その他の任意の形状にするこ
とができる。また、錘の中心部分の孔は、吸着ヘッドに
より錘とLSIを一緒に吸着する際に、吸着ヘッドの吸
引力をLSIに及ぼすために形成されているが、孔は必
ずしも中心部分にある必要は無く、LSI全体をバラン
スよく吸着できればその他の位置に孔が形成されていて
もよいものである。また、その他にLSIを吸着するた
めの手段があれば、孔は形成されていなくてもよいもの
である。
LSI10に載せた状態で、または載せる以前の状態か
らはんだ除去装置内部を窒素雰囲気とし、ベースヒータ
30を加熱し、ベースヒータ30の上に載置されたCu
板20,LSI10及び錘40を加熱する。この加熱に
よって、LSI10に付着しているはんだバンプ12が
溶融して、Cu板20に転写される。
ド50の先端部分を、錘40の上面に対して所望の距離
Hとなるまで近づけて、吸引を開始する。すると、錘4
0と、錘40に形成された孔44を通してLSI10が
吸引され、錘40とLSI10とが一緒に吸着ヘッド5
0に吸着される。このとき、吸着ヘッド50の先端部分
を錘40の上面に接触させると、錘40を介してLSI
10に機械的負荷を与える可能性があるため、吸着ヘッ
ド50と錘40の上面の間を距離Hだけ離した状態で吸
引を行うようにしている。すなわち、吸着ヘッド50
を、錘40から離した状態で、LSI10を吸引するよ
うにしていることが、本実施形態の第3の特徴である。
このように吸着を行うことによって、LSIに不要な荷
重やダメージを与えることなく、また、LSIから溶融
したはんだを適度に分離することができる。その後、吸
着ヘッド50を上昇させて、LSI10をCu板20か
ら完全に離して、はんだ除去作業を終了する。
レベリング時の種々の条件について検討した。
ついて、供給量を種々変えながら、そのときのはんだバ
ンプの除去状態について検討した結果、フラックス供給
量W=0.5×Q〜Q〔g〕の範囲が好適であることが
判明した。ここで、Q=(バンプエリア面積S×バンプ
平均高さh−全バンプ体積V)×フラックス比重k)で
ある。Qは、はんだバンプが付着しているLSIの面か
らはんだバンプの高さまでの範囲に、フラックスを充填
する充填量に相当する。即ち、フラックス供給量W=Q
とは、はんだバンプが付着しているLSIの面からはん
だバンプの高さまでの空間を、フラックスで満たした場
合である。
は、はんだバンプの除去性が悪く、均一に除去できない
ものであった。すなわち、フラックス供給量W<0.5
×Qの場合には、フラックスの供給量が相対的に少ない
ため、はんだバンプの酸化膜の除去が均一かつ十分に行
えず、また、溶融したはんだが十分に広がらないためで
ある。一方、フラックス供給量W>Qの場合には、はん
だバンプの除去が均一に除去できないものであった。図
1(D)に示したように、はんだバンプの除去したLS
I10は、吸着ヘッドで吸引され、Cu板から離される
が、この際、多量にあるフラックスの表面張力により、
吸引がバランスよく行われないためである。
凹凸のメッシュ形状のピッチp1について検討を行っ
た。結果としては、例えば、LSI10に固着したはん
だバンプ12の配列ピッチp2以下のピッチで、凹凸が
縦横に有り、メッシュ形状になっているものが望ましい
ことが判明した。例えば、はんだバンプ12のピッチp
2が0.3mmの場合、Cu板20の表面に形成された
凹凸のピッチp1は、0.3mm以下とする。具体的に
は、凹部の幅を0.15mmとし、凸部の幅を0.15
mmとする。例えば、はんだバンプ12のピッチp2よ
りも、Cu板20の表面に形成された凹凸のピッチp1
を大きく、すなわち、p1>p2とすると、溶融したは
んだがCu板20とヌレる所とヌレないところがあるた
め、溶融したはんだのCu板20への転写が不均一とな
り、LSI10に残存するはんだバンプの高さが不均一
となる。
凹凸の深さh1は、はんだバンプの高さh2以下が望ま
しいことが判明した。例えば、はんだバンプの高さh2
が0.2mmの場合、Cu板20の表面に形成されてい
る凹凸の深さh1は、0.05mmとしている。
荷重について検討を行った。LSI10に掛かる荷重
は、LSIの自重も含めて1つのはんだバンプあたり、
0.52×10−3〔gf〕〜2.2×10−3〔g
f〕であることが好適である。錘40を用いない場合、
ベアチップタイプのLSI10の自重は、0.55gで
あった。このとき、LSI10に形成されているはんだ
バンプ12の個数は、4086個であったため、1つの
はんだバンプあたりの荷重は、0.13×10−3〔g
f〕であった。この状態で、上述の図1(A)〜(D)
の工程ではんだレベリングをしたところ、溶融したはん
だのCu板20への転写が十分に行われず、LSI10
に残存するはんだバンプ12の高さが高くなりすぎたも
のである。はんだバンプのレベリング後、新しいはんだ
バンプが供給されるため、はんだバンプの残存量が多い
と、LSIを再接続するリペア作業時の接続不良が生じ
ることになる。また、1つのはんだバンプあたりの荷重
が大きくなると、Cu板20側への溶融はんだの転写が
多くなり、結果的に、残存するはんだ量が少なくなる。
った。ベースヒータ30による加熱温度は、例えば、は
んだ融点温度+10℃以上が望ましいものであった。ベ
ースヒータ30の表面上の温度ムラは極力少なくなるよ
うにしているが、それでも、多少存在する。また、LS
I10に付着しているはんだバンプは、LSI10を配
線基板から離すときに、一旦溶融した後、再固化してい
るため、高さの不均一があり、はんだバンプ12とCu
板20の接触状態も必ずしも、均一でないものである。
それらの点を考慮して、複数のはんだバンプをもれなく
溶融するには、はんだ融点温度+10℃以上としてい
る。本実施形態では、ヌレ性改善のため、フラックスを
使用しているため、加熱温度を極端に高温にすることな
く、全てのはんだバンプを溶融することが可能である。
せる為の時間は、30秒以上が望ましいものであった。
転写に要する時間が短いと、例えば、時間を10秒とし
たときは、転写されるはんだ量が不均一となり、LSI
10に残存したはんだバンプの高さの不均一のバラツキ
が大きくなったものである。
離Hについて検討を行った。吸着ヘッド50と錘40と
の間に距離がありすぎると、吸着ヘッド50によってL
SI10を吸着した時に、錘40を介してLSI10が
吸着ヘッド50に衝突する際の衝撃が大きくなり、LS
Iにダメージを与えることになる。一方、ベースヒータ
を加熱したまま、即ち、はんだが溶融している状態でL
SIを吸着するため、吸着後のLSIとCu板との間の
距離が短いと、溶融したはんだがLSIから離れずに引
っ張られて、Cu板への転写が不十分になる。
を、0.3mm,0.5mm,0.7mm,0.9m
m,1.1mmと変えて実験したところ、0.3mmで
は、LSIに残存したはんだバンプの高さのバラツキが
大きくなっている。また、1.1mmでは、LSIを吸
引するとき、LSIがばたつくため、LSIが傾いて吸
引されることもあり、バンプ間ショートが生じ、LSI
に残存したはんだバンプの高さのバラツキが大きくなっ
ている。結果的に、0.5mm〜0.9mmの範囲が好
適で、0.7mmのとき、はんだバンプの高さのバラツ
キが最も小さくなっている。レベリング作業前に、LS
Iに残存しているはんだバンプの高さの平均は、130
μmであり、高さの最大値は、210μmであった。す
なわち、吸着ヘッド50と錘40との間の距離Hは、残
存しているはんだバンプの高さの最大値の2.4倍〜
4.3倍の範囲内のときが好適であった。
としては、0.5MPa以上が望ましいことが判明し
た。吸引する圧力が0.5MPaより小さい場合には、
LSIの吸引時のばたつきが発生し、LSIが傾くた
め、残存しているはんだバンプの高さの不均一が発生し
た。
によって、LSIに不要な荷重やダメージを与えること
なく、また、LSIから溶融したはんだを適度に分離す
ることができる。具体的には、作業後にLSIに付着し
たバンプ高さのばらつきを平均±25μmとでき、はん
だバンプの高さを凡そ均一にすることができた。
ば、ベアチップタイプのLSIに対して、はんだバンプ
の除去時に、ベアチップにダメージを与えることなく、
また、除去後のはんだ高さが許容できる程度に均一にで
きる。
SIに対して、はんだバンプの除去時に、ベアチップに
ダメージを与えることなく、また、除去後のはんだ高さ
が許容できる程度に均一にできる。
法の作業内容を示す工程図である。
Claims (2)
- 【請求項1】LSIに付着したはんだバンプを除去する
はんだバンプレベリング方法において、 上記LSIのはんだバンプ形成面にフラックスを供給
し、 ヒータ上に載置したCu板上に、フラックスの供給され
たバンプ形成面を下にして上記LSIを置き、 上記LSIの上に錘を載せ、 窒素雰囲気中で上記ヒータを加熱し、 上記Cu板及び上記LSIを加熱してはんだを溶融して
上記Cu板に転写させ、 吸着ヘッドを錘に対して所望の距離となるまで近づけて
上記錘と上記LSIを吸着し、上記LSIを上記Cu板
から分離することを特徴とするはんだバンプレベリング
方法。 - 【請求項2】請求項1記載のはんだバンプレベリング方
法において、 上記Cu板の表面に凹凸形状を形成するとともに、この
凹凸形状のピッチを、上記はんだバンプのピッチ以下と
したことを特徴とするはんだバンプレベリング方法。
Priority Applications (3)
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Family Applications (1)
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