JP2003022855A - ホルダ - Google Patents

ホルダ

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JP2003022855A
JP2003022855A JP2001207948A JP2001207948A JP2003022855A JP 2003022855 A JP2003022855 A JP 2003022855A JP 2001207948 A JP2001207948 A JP 2001207948A JP 2001207948 A JP2001207948 A JP 2001207948A JP 2003022855 A JP2003022855 A JP 2003022855A
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flat circuit
protrusion
fpc
circuit body
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JP2001207948A
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Kaoru Matsumura
薫 松村
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/11Printed elements for providing electric connections to or between printed circuits
    • H05K1/118Printed elements for providing electric connections to or between printed circuits specially for flexible printed circuits, e.g. using folded portions
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R12/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • H01R12/70Coupling devices
    • H01R12/77Coupling devices for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures
    • H01R12/771Details
    • H01R12/775Ground or shield arrangements

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 いずれか一方の絶縁シートが除去されたフラ
ット回路体の導体を端子金具などの他の導体と確実に電
気的に接続できるホルダを提供する。 【解決手段】 ホルダ25はフラット回路体としてのF
PC4を巻いて保持する。FPC4は導体5と第1の絶
縁シート9aと第2の絶縁シート9bとを備えている。
FPC4の端部では第1の絶縁シート9aが除去されて
導体5が露出しておりかつ孔15が形成されている。ホ
ルダ25は板状のホルダ本体26と一対の突起28と挟
持部27とを備えている。それぞれの突起28はホルダ
本体26の両表面26a,26bから突出している。突
起28は孔15に係止する。挟持部27はFPC4の幅
方向の縁部を挟む。ホルダ25は突起28に孔15を係
止させ挟持部27で縁部を挟んでFPC4を保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フラット回路体を
保持して、コネクタハウジングなどに嵌合して、フラッ
ト回路体の導体を端子金具などと電気的に接続させるホ
ルダに関する。
【0002】
【従来の技術】移動体としての自動車には、種々の電子
機器などが搭載される。前記自動車は、これらの電子機
器に電源などからの電力や制御信号などを供給するため
に、ワイヤハーネスを配索している。ワイヤハーネス
は、複数の電線と該電線の端部などに取り付けられたコ
ネクタなどを備えている。
【0003】ワイヤハーネスは、複数の電線を束ねて構
成されるため、自動車に搭載される電子機器の増加とと
もに重量が重くなってきた。このため、近年、電線の代
わりにフレキシブルプリントサーキット(Flexible Pri
nted Circuit:FPC)やフレキシブルフラットケーブ
ル(Flexible Flat Cable:FFC)などのフラット回
路体を用いることが提案されている。フラット回路体
は、導体と、該導体を被覆する一対の絶縁シートを備え
て、扁平に形成されている。
【0004】前記フラット回路体を用いたワイヤハーネ
スでは、コネクタの端子金具などと接続するために、例
えば、特開平4−322087号公報に示されたホルダ
100(図13に示す)とホルダケース101(図13
に示す)などを用いることが提案されている。
【0005】図13に例示されたホルダ100は、板状
のホルダ本体102と、複数の突起103と、ホルダケ
ース101と固定するための係合爪104と、を備えて
いる。突起103は、ホルダ本体102の一方の表面か
ら突出している。突起103は、ホルダ本体102の縁
部に並べられている。係合爪104は、ホルダ本体10
2の両端部に設けられている。ホルダケース101は、
枠状に形成されている。ホルダケース101は、係合爪
104が係合する係合受け部105を備えている。ま
た、前記ホルダ100に保持されるフラット回路体10
6の端部には、前記突起103が内側に侵入可能な孔1
07が複数設けられている。
【0006】ホルダ本体102の外周にフラット回路体
106を巻いて、孔107内に突起103を侵入させ
て、ホルダ100にフラット回路体106を保持させ
る。ホルダ本体102をホルダケース101内に通し
て、係合爪104を係合受け部105に係合させる。こ
うして、フラット回路体106とホルダ100とホルダ
ケース101とを互いに固定する。これらのホルダ10
0とホルダケース101を、前記コネクタのコネクタハ
ウジングにコネクタ結合させて、前記フラット回路体1
06の導体108と、前記端子金具とを電気的に接続す
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述した自動車などに
配索されるフラット回路体106は、前記端子金具と電
気的に接続する箇所では、前記一対の絶縁シートのうち
一方が除去されて、導体108が露出している。また、
フラット回路体106は、種々の電子機器と電気的に接
続されるため、前記一対の絶縁シートのうち一方の絶縁
シートが除去されたり他方の絶縁シートが除去されたり
する。
【0008】前述した構成の従来のホルダ100では、
前記突起103がホルダ本体102の一方の表面から突
出している。このため、導体108を露出させて一対の
絶縁シートのうち一方の絶縁シートが除去されたものを
保持できる場合には、導体108を一方の絶縁シートと
ホルダ本体102とで挟んだ状態でなければ、他方の絶
縁シートが除去されたものを保持できなかった。このた
め、従来のホルダ100は、一方の絶縁シートが除去さ
れたフラット回路体106の導体108と端子金具など
の導体とを電気的に接続できる場合には、他方の絶縁シ
ートが除去されたフラット回路体106の導体108と
前記端子金具とを電気的に接続できなかった。
【0009】したがって、本発明の目的は、一対の絶縁
シートのうちいずれか一方の絶縁シートが除去されたフ
ラット回路体の導体を端子金具などの他の導体と電気的
に確実に接続できるホルダを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し目的を
達成するために、請求項1に記載の本発明のホルダは、
導体と該導体を被覆する一対の絶縁シートを備えた帯状
のフラット回路体を保持するホルダにおいて、前記フラ
ット回路体の端部には孔が貫通しているとともに前記一
対の絶縁シートのうち一方が除去されて前記導体が露出
しており、前記フラット回路体を外周に巻くことのでき
るホルダ本体と、前記ホルダ本体の一方の表面と、前記
一方の表面の反対側に位置する他方の表面とのそれぞれ
から突出しかつ前記孔内に侵入可能な突起と、を備え、
前記端部を前記ホルダ本体の外周に巻いて、前記孔に前
記突起のうち一方を係止させて、前記フラット回路体を
保持することを特徴としている。
【0011】請求項2に記載の本発明のホルダは、請求
項1に記載のホルダにおいて、前記ホルダ本体の前記一
方の表面側と他方の表面側との双方に、前記フラット回
路体の幅方向の両縁部を挟む挟持部を一対ずつ設けたこ
とを特徴としている。
【0012】請求項3に記載の本発明のホルダは、請求
項1または請求項2に記載のホルダにおいて、前記ホル
ダ本体は前記一方の表面と他方の表面とを有する板状に
形成されており、前記フラット回路体は前記一方の表面
と他方の表面とのうち一方に端部が重ねられ、かつ前記
孔に該一方から突出した前記突起を係止させるととも
に、折り曲げられて他方に重ねられて、前記ホルダ本体
の外周に巻かれ、前記フラット回路体を巻いた際に、前
記突起の前記フラット回路体の折目寄りの端部にテーパ
面が形成されているとともに、前記テーパ面は、前記一
方の表面と他方の表面との双方に直交する方向に対し、
前記ホルダ本体から離れるのにしたがって前記折目から
徐々に離れる方向に傾いていることを特徴としている。
【0013】請求項4に記載の本発明のホルダは、請求
項2または請求項3に記載のホルダにおいて、前記挟持
部は、ホルダ本体の表面から突出した突部と、前記ホル
ダ本体から離れる方向に前記突部から延びた後前記突部
と平行に該突部の上方に延びた挟持壁と、を備え、前記
突部と前記挟持壁との間に前記フラット回路体の縁部を
挟むとともに、前記突起の前記ホルダ本体から離れた端
面と、前記突部の前記ホルダ本体から離れた第2の端面
と、が揃っていることを特徴としている。
【0014】請求項5に記載の本発明のホルダは、請求
項1ないし請求項4のうちいずれか一項に記載のホルダ
において、互いに係止自在な係止部と係止受け部とを備
えているとともに、前記係止部と係止受け部とが互いに
係止して、複数重ねられることを特徴としている。
【0015】請求項1に記載した本発明のホルダによれ
ば、ホルダ本体の一方の表面と他方の表面とのそれぞれ
から突出した突起を備えている。これらの突起が孔の内
側に侵入して、フラット回路体はホルダ本体に取り付け
られる。このように、双方の突起に孔を係止させてフラ
ット回路体を保持できる。このため、第1の絶縁シート
と第2の絶縁シートのうちいずれかが除去させて導体が
露出された場合においても、該導体を外側に露出させた
状態で、フラット回路体を保持できる。
【0016】請求項2に記載した本発明のホルダによれ
ば、フラット回路体の両縁部を挟む挟持部を備えてい
る。このため、突起が孔に侵入してホルダ本体に取り付
けられたフラット回路体が、ホルダ本体から脱落するこ
とを防止できる。
【0017】請求項3に記載した本発明のホルダによれ
ば、テーパ面がホルダ本体から離れるのにしたがって折
目から徐々に離れる方向に傾いている。このため、突起
などと当接することによって、ホルダに取り付けられた
フラット回路体に折目などが形成されることを防止でき
る。
【0018】請求項4に記載した本発明のホルダによれ
ば、突起の端面と、突部の第2の端面とが揃っている。
このため、ホルダに取り付けられたフラット回路体が幅
方向に湾曲することを防止できる。したがって、フラッ
ト回路体に突起などと当接することによって折目などが
形成されることを防止できる。また、ホルダに取り付け
られたフラット回路体が幅方向に湾曲することを防止で
きるので、フラット回路体の両縁部が挟持部から抜け出
ることを防止できる。したがって、フラット回路体が、
ホルダ本体から脱落することを防止できる。なお、端面
と第2の端面とが揃っているとは、これらの端面のホル
ダ本体の表面からの高さが等しい又は略等しいことであ
る。また、端面と第2の端面とが揃っているとは、これ
らの端面が互いに同一平面上又は略同一平面上に位置し
ていることである。
【0019】請求項5に記載した本発明のホルダによれ
ば、係止部と係止受け部とを互いに係止させて複数枚積
層できる。このため、ホルダ各々にフラット回路体を取
り付けた後に、複数のホルダを互いに合体させて、一度
にコネクタハウジングなどに取り付けることできる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態にかか
るホルダ25を、図1ないし図12を参照して説明す
る。本発明の一実施形態にかかるホルダ25は、図1に
示すコネクタ40を構成する。コネクタ40は、図1に
示すように、雄型のコネクタハウジング(以下雄ハウジ
ングと呼ぶ)2と、端子金具としての音叉端子1(他の
導体に相当する)と、一対のホルダ25と、を備えてい
る。
【0021】雄ハウジング2は、絶縁性の合成樹脂から
なる。雄ハウジング2は、図1に示すように、音叉端子
1を複数収容可能な本体部6と、この本体部6に連なる
筒部7と、を備えている。本体部6は、内側に音叉端子
1を収容可能な端子収容室3を複数備えている。端子収
容室3は、本体部6内に設けられた空間である。端子収
容室3は、一方向(図1中の矢印K)に沿って延びてい
る。
【0022】筒部7は、本体部6に連なる筒状に形成さ
れている。筒部7の内側には、フラット回路体としての
フレキシブルプリントサーキット(Flexible Printed C
ircuit:以下FPCと呼ぶ)4の端部を巻くことのでき
るホルダ25(図1に示す)が侵入可能である。筒部7
には、外方向に突出した凸部7a(図1に示す)が設け
られている。凸部7aには、ホルダ25の後述するロッ
ク片32が係合可能である。また、前述した雄ハウジン
グ2は、図示しない雌型のコネクタハウジングにコネク
タ結合するためのロックアーム6aを備えている。
【0023】音叉端子1は、端子収容室3内に収容され
て、図示しない雄型の端子金具(以下雄端子と呼ぶ)の
板状の電気接触部と、図1などに示すFPC4の後述の
導体5とを電気的に接続する。
【0024】音叉端子1は、図1及び図2に示すよう
に、一対の電気接触部10と、連結部11と、を備えて
いる。電気接触部10は、それぞれ、互いに並行な一対
の挟み片12と、一対の挟み片12それぞれの一端部1
2aに連ねる支持部13と、を備えている。一対の挟み
片12は、支持部13から該支持部13の外方向に延び
ている。それぞれの電気接触部10の一対の挟み片12
は、支持部13から互いに並行でかつ互いに同方向に延
びている。
【0025】一対の電気接触部10のうち図1中手前側
に位置する一方の電気接触部10の支持部13は、図1
および図2に示すように、図1中奥側に位置する他方の
電気接触部10と重なっている。こうして、一対の電気
接触部10は、互いに重なっている。また、一対の電気
接触部10は、支持部13から挟み片12が互いに逆向
きに延びる状態で、配されている。さらに、一対の電気
接触部10は、前記挟み片12が互いに平行な状態で、
配されている。
【0026】また、電気接触部10には、図1及び図2
に示すように、それぞれ、雄ハウジング2の端子収容室
3の内面に係止する係止片14が連なっている。係止片
14は、前記支持部13から前記一対の挟み片12の逆
方向に延びている。また、係止片14は、一対の電気接
触部10が互いに重なる方向に沿って、支持部13から
外方向に向かって若干屈曲している。係止片14は、音
叉端子1が端子収容室3内に収容されると、該端子収容
室3の内面に係止して、音叉端子1が端子収容室3から
抜け出ることを防止する。
【0027】図2中奥側に位置する他方の電気接触部1
0に連なる一方の係止片14の支持部13から離れた端
部14aは、図2中手前側に位置する一方の電気接触部
10に向かって曲げられている。前記端部14aには、
曲面が形成されている。該曲面は、係止片14の先端に
向かうにしたがって前記一方の電気接触部10に徐々に
近づくように形成されている。曲面は、音叉端子1を端
子収容室3内に挿入しやすくする。なお、図2中手前側
に位置する一方の電気接触部10に連なる係止片14の
端部14aは、折り曲げられておらず、前述した曲面な
どが形成されていない。
【0028】連結部11は、帯状に形成されている。連
結部11は、一端が一方の電気接触部10の支持部13
に連なりかつ他端が他方の電気接触部10の支持部13
に連なっている。こうして、連結部11は、一対の電気
接触部10の支持部13同士を連結している。
【0029】前述した構成の音叉端子1は、端子収容室
3が延びた方向に沿って該端子収容室3内に挿入され
る。すると、係止片14が端子収容室3の内面に係止す
る。こうして、音叉端子1は雄ハウジング2に取り付け
られる。この状態で、ホルダ25に後述するように巻か
れたFPC4や図示しない雄端子の電気接触部などが、
一対の挟み片12間に圧入される。すると、挟み片12
が互いに離れる方向に弾性変形して、これらの挟み片1
2間にFPC4や雄端子の電気接触部などを挟む。こう
して、音叉端子1とFPC4の導体5とが電気的に接続
したり、音叉端子1と雄端子とが電気的に接続する。
【0030】フラット回路体としてのFPC4は、図
1、図3及び図4などに示すように、複数の導体5と、
これらの導体5を被覆する第1の絶縁シート9aと第2
の絶縁シート9bと、を備えている。導体5は、断面形
状が矩形状に形成されている。導体5は、帯状に形成さ
れている。導体5は、互いに平行(並行)に配されてい
る。第1の絶縁シート9aは、絶縁性の合成樹脂からな
り、帯状に形成されている。第1の絶縁シート9aは、
導体5の一方の表面に取り付けられる。第2の絶縁シー
ト9bは、絶縁性の合成樹脂からなり、帯状に形成され
ている。第2の絶縁シート9bは、導体5の他方の表面
に取り付けられる。
【0031】第1及び第2の絶縁シート9a,9bは、
互いの間に複数の導体5を挟んで、これらの導体5を被
覆している。これらの第1及び第2の絶縁シート9a,
9bは、勿論、本明細書の特許請求の範囲に記載した絶
縁シートをなしている。FPC4の端部では、前記第1
の絶縁シート9a,9bのうち一方が除去されて、導体
5が露出している。なお、図3及び図4などに示す例で
は、第1の絶縁シート9aが除去されている。図9及び
図10などに示す例では、第2の絶縁シート9bが除去
されている。
【0032】また、FPC4の端部には、図12などに
示すように、孔15と一対の切欠き16とが設けられて
いる。孔15は、勿論FPC4を貫通している。孔15
は、FPC4の幅方向の中央に設けられている。孔15
は、平面形状がホルダ25の後述する突起28の平面形
に沿っている。一対の切欠き16は、FPC4の幅方向
に沿って互いに間隔をあけて配されている。一対の切欠
き16は、FPC4の幅方向の両縁部に設けられてい
る。一対の切欠き16は、FPC4の幅方向の縁部と長
手方向の縁部とに亘って、FPC4を切り欠いている。
一対の切欠き16は、平面形状がホルダ25の後述する
突部37の平面形に沿っている。
【0033】なお、本明細書に記したフラット回路体と
は、互いに平行(並行)な複数の導体と該導体を被覆す
る絶縁シートとを備え、扁平なものを示している。
【0034】一対のホルダ25は、それぞれ、FPC4
の端部を巻いて該FPC4を保持する。これらのホルダ
25は、互いに構成が同等である。ホルダ25は、絶縁
性の合成樹脂からなる。ホルダ25は、図1、図3ない
し図6に示すように、板状のホルダ本体26と、一対の
突起28と、ホルダ本体26の長手方向の両端部それぞ
れに一対ずつ設けられた挟持部27(図3及び図4中に
は一方のみ示している)と、を一体に備えている。
【0035】ホルダ本体26は、外周にFPC4の端部
などを巻くことができる。図3及び図4に示すように、
ホルダ本体26の長手方向にFPC4の幅方向が平行と
なる状態で、ホルダ本体26の外周にFPC4の端部を
巻く。一対の突起28のうち一方は、ホルダ本体26の
一方の表面26aから突出している。他方は、ホルダ本
体26の前記一方の表面26aの反対側に位置する他方
の表面26bから突出している。
【0036】突起28は、それぞれ、ホルダ本体26の
長手方向の中央に設けられている。すなわち、突起28
は、FPC4の幅方向の中央に位置している。突起28
は、それぞれ、ホルダ本体26の幅方向の一端部に設け
られている。突起28には、それぞれ、FPC4の長手
方向の縁部を挟むことができる溝29とテーパ面35と
が形成されている。
【0037】溝29は、ホルダ本体26の外周にFPC
4を巻いた際に、該FPC4に生じる折目R(図1など
に示す)から最も離れる突起28の端面28aに設けら
れている。溝29は、前記端面28aから凹に形成され
ている。テーパ面35は、ホルダ本体26の外周にFP
C4を巻いた際に、該FPC4に生じる折目Rに最も近
い突起28の端部28bに設けられている。前記端部2
8bは、前記折目Rに相対しかつ折目R寄りである。
【0038】テーパ面35は、前記ホルダ本体26の表
面26a,26bから離れるのにしたがって、前記折目
Rから徐々に離れる方向に傾いている。テーパ面35
は、ホルダ本体26の表面26a,26bと、該表面2
6a,26bに対し直交する方向と、の双方に対して傾
いている。
【0039】突起28は、FPC4の端部に設けられた
孔15内に侵入可能である。そして、突起28は、溝2
9内に前記孔15の内縁を挟むことなどによって、FP
C4を係止する。また、突起28のホルダ本体26の両
表面26a,26bから離れた端面36は、ホルダ本体
26の両表面26a,26bと平行である。
【0040】挟持部27は、ホルダ25一つあたり四つ
設けられている。挟持部27は、ホルダ本体26の長手
方向の両端部それぞれに一対ずつ設けられている。さら
に、挟持部27は、一方の表面26a側には一対設けら
れ他方の表面26b側には一対設けられている。
【0041】前記表面26a,26bのうち一方側に設
けられた挟持部27は、ホルダ本体26の長手方向即ち
FPC4の幅方向に沿って互いに間隔をあけて配されて
いる。即ち、前記表面26a,26bのうち一方側に設
けられた挟持部27は、ホルダ本体26の長手方向の両
端部に設けられている。前記表面26a,26bのうち
一方側に設けられた挟持部27は、互いに間に突起28
を位置させる位置に配されている。他方側に設けられた
挟持部27も前記一方側に設けられた挟持部27と同等
であるので説明を省略する。
【0042】挟持部27は、それぞれ、図5及び図6に
示すように、前記一方の表面26aまたは他方の表面2
6bから突出した突部37と、該突部37に連なる挟持
壁38とを備えている。突部37のホルダ本体26の両
表面26a,26bから離れた第2の端面39は、ホル
ダ本体26の両表面26a,26bと平行である。
【0043】挟持壁38は、突部37からホルダ本体2
6の両表面26a,26bに対し直行する方向に沿って
延びた側壁30と、該側壁30の端部から突部37の第
2の端面39即ちホルダ本体26の両表面26a,26
bと平行に延びた平行壁31と、を備えている。平行壁
31は、ホルダ本体26の両端部に設けられた挟持部2
7が互いに近づく方向に、前記側壁30から延びてい
る。
【0044】こうして、挟持壁38は、ホルダ本体26
から離れる方向に突部37から延びた後に、前記突部3
7と平行に、該突部37の上方に延びている。前述した
構成によって、挟持部27は、挟持壁38の平行壁31
と突部37との間に、FPC4の幅方向の縁部を挟むこ
とができる。
【0045】前記突起28の端面36の表面26a,2
6からの高さH1(図8に示す)と、突部37の第2の
端面39の表面26a,26からの高さH2(図8に示
す)とは、等しい又は略等しい。このため、端面36,
39は、互いに揃っている。したがって、前記端面36
と第2の端面39とは、互いに同一平面上または略同一
平面上に位置している。なお、本明細書で記す端面3
6,39が互いに揃っているとは、これらの端面36,
39が同一平面上又は略同一平面上に位置することであ
る。
【0046】また、挟持部27には、前記凸部7aが係
合するロック片32が連なっている。さらに、ホルダ2
5は、ホルダ本体26が互いに平行に重ねられて、互い
に固定するための係止部としての係止爪33と、係止受
け部としての係止受け爪34と、を備えている。これら
の係止爪33と係止受け爪34とは、互いに係止自在で
ある。
【0047】係止爪33と係止受け爪34とは、前記両
表面26a,26bのうち一方側に位置する一対の挟持
部27それぞれに連なっている。図示例では、係止爪3
3と係止受け爪34とは、一方の表面26a側に位置す
る一対の挟持部27それぞれに連なっている。係止爪3
3と係止受け爪34とが互いに係止して、一対のホルダ
25は、図7及び図8に示すように、一方の表面26a
が互いに相対した状態で互いに固定される。こうして、
ホルダ本体26が互いに平行な状態で、ホルダ25は互
いに積層される。
【0048】なお、図示例では、一対のホルダ25が互
いに重ねられて固定される。また、図1中には、図中下
側のうち一方のホルダ25のみの係止爪33と係止受け
爪34を示している。図1中上側のホルダ25は、これ
らと同等の係止爪と係止受け爪とを備えている。
【0049】前述した構成のホルダ25は、導体5が外
側に露出した状態でFPC4の端部を表面26a,26
bのうち一方に重ねる。そして、孔15内に突起28を
通して、該突起28にFPC4を係止させるとともに、
切欠き16と突部37とを合致させる。そして、FPC
4を曲げて折目Rを形成して表面26a,26bのうち
他方に重ねて、該FPC4の幅方向の両縁を、前記孔1
5内を通った突起28が突出した表面26a,26bで
はない表面26a,26b側に設けられた挟持部27で
挟む。こうして、ホルダ25は、ホルダ本体26の外周
にFPC4を巻いて保持する。
【0050】なお、図1中上側に位置するホルダ25
は、図3に示すように、一方の表面26aから突出した
突起28にFPC4を係止させ、前記他方の表面26b
側に設けられた挟持部27にFPC4の縁部を挟んでい
る。また、図1中下側に位置するホルダ25は、図4に
示すように、他方の表面26bから突出した突起28に
FPC4を係止させ、前記一方の表面26a側に設けら
れた挟持部27にFPC4の縁部を挟んでいる。
【0051】そして、前記一方の表面26aが互いに相
対した状態で、係止爪33と係止受け爪34とを互いに
係止させて、一対のホルダ25を互いに固定する。ホル
ダ本体26の長手方向が雄ハウジング2の幅方向に沿う
状態で、互いに固定された一対のホルダ25を筒部7内
に挿入する。ロック片32が凸部7aに係合して、ホル
ダ25が雄ハウジング2に固定される。
【0052】すると、FPC4の端部に位置して露出し
た導体5と、ホルダ本体26とが、音叉端子1の電気接
触部10の一対の挟み片12間に挟まれる。こうして、
ホルダ25は、FPC4の導体5と音叉端子1とを電気
的に接続させる。ホルダ25は、FPC4を外周に巻い
て、雄ハウジング2に取り付けられる。
【0053】本実施形態によれば、FPC4を固定する
ための突起28をホルダ本体26の両表面26a,26
bに設けている。このため、第1の絶縁シート9aが除
去された場合(図3及び図4に示す)でも、第2の絶縁
シート9bが除去された場合(図9及び図10に示す)
でも、孔15を通す突起28を適宜選択することによっ
て、導体5が外側に露出した状態でFPC4を保持でき
る。
【0054】なお、図9では、図1中上側に位置するホ
ルダ25が、第2の絶縁シート9bが除去されたFPC
4を保持する場合を示している。図9では、図1中上側
に位置するホルダ25は、他方の表面26bから突出し
た突起28にFPC4を係止させ、前記一方の表面26
a側に設けられた挟持部27にFPC4の縁部を挟んで
いる。
【0055】また、図10では、図1中下側に位置する
ホルダ25が、第2の絶縁シート9bが除去されたFP
C4を保持する場合を示している。図10では、図1中
下側に位置するホルダ25は、一方の表面26aから突
出した突起28にFPC4を係止させ、前記他方の表面
26b側に設けられた挟持部27にFPC4の縁部を挟
んでいる。
【0056】このため、図11及び図12などに示すよ
うに、ホルダ25は、第1の絶縁シート9aと第2の絶
縁シート9bとのうちいずれか一方が除去されたFPC
4を、導体5が外側に露出した状態で確実に保持でき
る。したがって、ホルダ25は、第1の絶縁シート9a
と第2の絶縁シート9bとのうちいずれか一方が除去さ
れたFPC4を、雄ハウジング2の音叉端子1と確実に
電気的に接続できる。
【0057】また、突起28のFPC4の折目R寄りの
端部28bにテーパ面35が設けられている。テーパ面
35は、ホルダ本体26の表面26a,26bから離れ
るのにしたがって折目Rから徐々に離れる方向に傾いて
いる。このため、突起28とFPC4とが互いに重なっ
た際に、FPC4に不意に折目などが形成されることを
防止できる。したがって、FPC4の導体5が断線する
ことを防止できる。
【0058】さらに、ホルダ25は、FPC4の幅方向
の両縁を挟む挟持部27を備えている。このため、ホル
ダ本体26に巻いて保持したFPC4が不意に脱落する
ことをことを防止できる。したがって、ホルダ25は、
FPC4を導体5が露出した状態で確実に保持でき、該
導体5を音叉端子1などと確実に電気的に接続できる。
【0059】また、前記端面36の表面26a,26b
からの高さH1と、第2の端面39の表面26a,26
bからの高さH2と、が等しい又は略等しい。端面36
と第2の端面39とが揃っている。このため、挟持部2
7に挟まれたFPC4が幅方向に湾曲することを防止で
きる。したがって、FPC4に不意に折目が形成される
ことを防止でき、導体5が断線することを防止できる。
また、挟持部27がFPC4の両縁を確実に挟むことが
でき、ホルダ25からFPC4が不意に脱落することを
より確実に防止できる。したがって、ホルダ25は、F
PC4を導体5が露出した状態でより確実に保持でき、
該導体5を音叉端子1などとより確実に電気的に接続で
きる。
【0060】さらに、一対のホルダ25を互いに合体さ
せた後、雄ハウジング2に取り付ける。このため、前述
した構成のコネクタ40を組み立てる際に、各々のホル
ダ25を雄ハウジング2に取り付ける場合と比較して、
組み立てにかかる手間及び工数を低減できる。したがっ
て、前記コネクタ40及び該コネクタ40を備えたワイ
ヤハーネスの組み立てにかかる手間及び工数を低減でき
る。
【0061】前述した実施形態では、フラット回路体と
してFPC4を用いている。しかしながら本発明では、
フラット回路体としてフレキシブルフラットケーブル
(Flexible Flat Cable:FFC)を用いても良いこと
は勿論である。
【0062】さらに、前述した実施形態では、ホルダ2
5それぞれに係止爪33と係止受け爪34とを設けて、
一対のホルダ25を合体させている。しかしながら、本
発明では、ホルダ25の一方の表面26a側に係止爪3
3を他方の表面26b側に係止受け爪34を設けること
によって、ホルダ25を三枚以上積層して、互いに固定
できるようにしても良い。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
本発明は、ホルダ本体の一方の表面と他方の表面とのそ
れぞれから突出した突起に孔を係止させてフラット回路
体を確実に保持できる。このため、第1の絶縁シートと
第2の絶縁シートのうちいずれかが除去されたフラット
回路体を、該導体を外側に露出させた状態で確実に保持
できる。したがって、いずれかの絶縁シートが除去され
たフラット回路体の導体を、端子金具などの他の導体と
確実に電気的に接続できる。
【0064】請求項2に記載の本発明は、フラット回路
体の両縁部を挟む挟持部を備えている。このため、いず
れかの絶縁シートが除去されたフラット回路体の導体
を、端子金具などの他の導体と確実に電気的に接続でき
ることにくわえ、ホルダ本体に取り付けられたフラット
回路体が、ホルダ本体から脱落することを防止できる。
【0065】請求項3に記載の本発明は、テーパ面がホ
ルダ本体から離れるのにしたがって折目から徐々に離れ
る方向に傾いている。このため、突起などと当接するこ
とによって、ホルダに取り付けられたフラット回路体に
折目などが不意に形成されることを防止できる。したが
って、いずれかの絶縁シートが除去されたフラット回路
体の導体を、端子金具などの他の導体と確実に電気的に
接続できることにくわえ、導体が断線することを確実に
防止できる。
【0066】請求項4に記載の本発明は、突起の端面と
突部の第2の端面とが揃っているため、フラット回路体
が幅方向に湾曲することを防止できる。このため、フラ
ット回路体に不意に折目などが形成されることを防止で
きる。したがって、いずれかの絶縁シートが除去された
フラット回路体の導体を、端子金具などの他の導体と確
実に電気的に接続できることにくわえ、導体が断線する
ことを確実に防止できる。
【0067】また、フラット回路体が幅方向に湾曲する
ことを防止できるので、フラット回路体の両縁部が挟持
部から抜け出ることを防止できる。このため、フラット
回路体がホルダ本体から脱落することを防止できる。し
たがって、フラット回路体を確実に保持でき、端子金具
などの他の導体と確実に電気的に接続できる。
【0068】請求項5に記載の本発明は、複数のホルダ
各々にフラット回路体を取り付けた後に、複数のホルダ
を互いに合体させて、一度にコネクタハウジングなどに
取り付けることできる。そして、ワイヤハーネスなどを
組み立てることができる。したがって、フラット回路体
を確実に保持でき、端子金具などの他の導体と確実に電
気的に接続できることにくわえ、ワイヤハーネスを組み
立てる際の手間や工数などを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるホルダを備えたコ
ネクタを分解して示す斜視図である。
【図2】図1に示されたコネクタの音叉端子の斜視図で
ある。
【図3】図1中のIII−III線に沿った断面図であ
る。
【図4】図1中のIV−IV線に沿った断面図である。
【図5】本発明の一実施形態にかかるホルダの斜視図で
ある。
【図6】図5に示されたホルダを他の方向からみた斜視
図である。
【図7】図5に示されたホルダを一対合体させた状態を
示す斜視図である。
【図8】図7中の矢印VIII方向からみた図である。
【図9】図1中の上側のホルダに第2の絶縁シートが除
去されたFPCを巻いた状態を示す断面図である。
【図10】図1中の下側のホルダに第2の絶縁シートが
除去されたFPCを巻いた状態を示す断面図である。
【図11】図3に示されたホルダと図10に示されたホ
ルダとを合体させた状態を示す斜視図である。
【図12】図9に示されたホルダと図10に示されたホ
ルダとを合体させた状態を示す斜視図である。
【図13】従来のホルダなどを示す斜視図である。
【符号の説明】 4 FPC(フラット回路体) 5 導体 9a 第1の絶縁シート 9b 第2の絶縁シート 15 孔 25 ホルダ 26 ホルダ本体 26a 一方の表面 26b 他方の表面 27 挟持部 28 突起 28b 端部 33 係止爪(係止部) 34 係止受け爪(係止受け部) 35 テーパ面 36 端面 37 突部 38 挟持壁 39 第2の端面 H1 端面のホルダ本体の表面からの高さ H2 第2の端面のホルダ本体の表面からの高さ R 折目

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導体と該導体を被覆する一対の絶縁シー
    トを備えた帯状のフラット回路体を保持するホルダにお
    いて、 前記フラット回路体の端部には孔が貫通しているととも
    に前記一対の絶縁シートのうち一方が除去されて前記導
    体が露出しており、 前記フラット回路体を外周に巻くことのできるホルダ本
    体と、 前記ホルダ本体の一方の表面と、前記一方の表面の反対
    側に位置する他方の表面とのそれぞれから突出しかつ前
    記孔内に侵入可能な突起と、を備え、 前記端部を前記ホルダ本体の外周に巻いて、前記孔に前
    記突起のうち一方を係止させて、前記フラット回路体を
    保持することを特徴とするホルダ。
  2. 【請求項2】 前記ホルダ本体の前記一方の表面側と他
    方の表面側との双方に、前記フラット回路体の幅方向の
    両縁部を挟む挟持部を一対ずつ設けたことを特徴とする
    請求項1記載のホルダ。
  3. 【請求項3】 前記ホルダ本体は前記一方の表面と他方
    の表面とを有する板状に形成されており、 前記フラット回路体は前記一方の表面と他方の表面との
    うち一方に端部が重ねられ、かつ前記孔に該一方から突
    出した前記突起を係止させるとともに、折り曲げられて
    他方に重ねられて、前記ホルダ本体の外周に巻かれ、 前記フラット回路体を巻いた際に、前記突起の前記フラ
    ット回路体の折目寄りの端部にテーパ面が形成されてい
    るとともに、 前記テーパ面は、前記一方の表面と他方の表面との双方
    に直交する方向に対し、前記ホルダ本体から離れるのに
    したがって前記折目から徐々に離れる方向に傾いている
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載のホル
    ダ。
  4. 【請求項4】 前記挟持部は、ホルダ本体の表面から突
    出した突部と、前記ホルダ本体から離れる方向に前記突
    部から延びた後前記突部と平行に該突部の上方に延びた
    挟持壁と、を備え、前記突部と前記挟持壁との間に前記
    フラット回路体の縁部を挟むとともに、 前記突起の前記ホルダ本体から離れた端面と、 前記突部の前記ホルダ本体から離れた第2の端面と、が
    揃っていることを特徴とする請求項2または請求項3記
    載のホルダ。
  5. 【請求項5】 互いに係止自在な係止部と係止受け部と
    を備えているとともに、 前記係止部と係止受け部とが互いに係止して、複数重ね
    られることを特徴とする請求項1ないし請求項4のうち
    いずれか一項に記載のホルダ。
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