JP2003022741A - プラグイン式配線用遮断器 - Google Patents

プラグイン式配線用遮断器

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JP2003022741A
JP2003022741A JP2001207618A JP2001207618A JP2003022741A JP 2003022741 A JP2003022741 A JP 2003022741A JP 2001207618 A JP2001207618 A JP 2001207618A JP 2001207618 A JP2001207618 A JP 2001207618A JP 2003022741 A JP2003022741 A JP 2003022741A
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Yasushi Matsukuma
裕史 松隈
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高さ方向の寸法を短縮することができ、これを
組み込んだ分電盤も薄型化できる、単相3線式の分電盤
に使用するプラグイン式配線用遮断器を提供する。 【解決手段】主幹バーに接続される接続部を備えたプラ
グイン式配線用遮断器において、接続部は垂直方向に1
箇所又は2箇所設け、接続部2には水平方向の1列上に
2以上の主幹バー接続用の係合部4、5を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、単相3線式の分電
盤に使用するプラグイン式配線用遮断器に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】単相3線式の分電盤に使用する100ボ
ルト、200ボルト共用のプラグイン式配線用遮断器
は、垂直方向に3箇所の接続部を備えており、それらの
接続部を分電盤に設けられた3本の主幹バーに嵌合して
その内の2本の主幹バーに接続するようにしている。分
電盤の3本の主幹バーは、中性極のN相主幹バー、電圧
極のL1主幹バー及びL2主幹バーからなり、例えば上
からN相主幹バー、L1主幹バー、L2主幹バーの順序
に配置されている。N相主幹バーとL1主幹バー、ある
いはN相主幹バーとL2主幹バーに接続すれば100ボ
ルトとなり、L1主幹バーとL2主幹バーに接続すれば
200ボルトとなる。
【0003】分電盤の3本の主幹バーのいずれの2本に
接続するかは、プラグイン式配線用遮断器の3箇所の接
続部のいずれの2箇所に接続端子を設けるかにより選択
していた。具体的には、N相主幹バーとL1主幹バー、
あるいはN相主幹バーとL2主幹バーに接続する位置に
接続端子を設けた100ボルト用、L1主幹バーとL2
主幹バーに接続する位置に接続端子を設けた200ボル
ト用の複数種類のプラグイン式配線用遮断器を用意して
それらを選択して使用するか、プラグイン式配線用遮断
器に設けた接続端子の少なくとも1個の位置が変更がで
きるようにし、その接続端子の位置を電圧に合わせて移
動させるようにしていた。ところが、こうしたプラグイ
ン式配線用遮断器では垂直方向に3箇所の接続部を備え
ていることから高さ方向の寸法が短縮できず、これを組
み込んだ分電盤の薄型化もできないという問題があっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題点
を解決して、高さ方向の寸法を短縮することができ、こ
れを組み込んだ分電盤も薄型化できる、単相3線式の分
電盤に使用するプラグイン式配線用遮断器を提供するた
めになされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた請求項1の発明のプラグイン式配線用遮断
器は、主幹バーに接続される接続部を備えたプラグイン
式配線用遮断器において、接続部には水平方向の1列上
に2以上の主幹バー接続用の係合部を設けたことを特徴
とするものである。この請求項1の発明は、接続部を垂
直方向の1箇所に設けることで具体化できる。
【0006】また、同一の課題を解決するためになされ
た請求項3の発明のプラグイン式配線用遮断器は、主幹
バーに接続される接続部を備えたプラグイン式配線用遮
断器において、接続部を垂直方向の2箇所に設け、その
内の一方の接続部には水平方向の1列上に2以上の主幹
バー接続用の係合部を設けたことを特徴とするものであ
る。
【0007】いずれの発明においても、係合部に接続端
子を組み込んだ接続端子部材を取り付け、接続端子部材
を移動させることにより接続される導電バーを切り替え
可能とすること、または、接続部に取り付けた接続端子
部材に係合部を設け、少なくとも1個の係合部に接続端
子を組み込み、接続端子部材を移動させることにより接
続される導電バーを切り替え可能とすること、あるい
は、接続部に取り付けた接続端子部材に係合部を設け、
少なくとも1個の係合部に接続端子を組み込み、接続端
子部材を回転させることにより接続される導電バーを切
り替え可能とすることにより具体化できる。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明のプラグイン式配線
用遮断器に係る実施形態について、図面を参照しながら
説明する。図1は第1の実施の形態を示す斜視図であっ
て、プラグイン式配線用遮断器本体1の端面の上下2箇
所に接続部2、3が設けてある。プラグイン式配線用遮
断器本体1にはハンドル操作により開閉される接点機構
等が組み込まれており、接点閉成時には接続部2、3に
接続された100ボルトあるいは200ボルトの電源が
プラグイン式配線用遮断器の他の端面に設けた図示しな
い配線接続用の接続端子から取り出される。
【0009】上側の接続部2には2個の主幹バー接続用
の係合部4、5を設けた接続端子部材6が回転自在に取
り付けてあり、接続端子部材6の図上右側の一方の係合
部5には接続端子7が組み込んである。下側の接続部3
には接続端子8が組み込んであり、係合部4、5と接続
端子8は逆三角形状に配置される。接続端子7及び8は
プラグイン式配線用遮断器本体1内の接点機構に電気的
に接続してある。
【0010】図2は第2の実施の形態を示すもので、接
続部側から見た側面図である。この第2の実施の形態で
も上下2箇所に接続部2、3が設けてあり、上側の接続
部2には2個の主幹バー接続用の係合部4、5を設けた
接続端子部材6が脱着自在に取り付けてある。接続端子
部材6は接続部2から取り外して逆向きに取り付けるこ
とができ、接続端子部材6の図上右側の一方の係合部5
には接続端子7が組み込んである。下側の接続部3には
接続端子8が組み込んであり、係合部4、5と接続端子
8は逆三角形状に配置される。
【0011】図3は第3の実施の形態を示すもので、接
続部側から見た側面図である。この第3の実施の形態で
も上下2箇所に接続部2、3が設けてある。上側の接続
部2には2個の主幹バー接続用の係合部4、5が設けて
あり、図上右側の一方の係合部5には接続端子7を組み
込んだ接続端子部材6が脱着自在に取り付けてある。接
続端子部材6は係合部5から取り外して係合部4に取り
付けることが可能である。下側の接続部3には接続端子
8が組み込んであり、係合部4、5と接続端子8は逆三
角形状に配置される。この接続端子部材6は接続部2内
で摺動可能とし、位置を変えられるようにしてもよい。
【0012】図4は第1乃至第3の実施の形態のプラグ
イン式配線用遮断器を取り付ける分電盤の主幹バーの配
置と主幹バーにプラグイン式配線用遮断器を取り付けた
状態の一例を示すもので、下側に平板状のL1主幹バー
9とL2主幹バー10とが垂直に平行して設けてあり、
その上に平板状のN相主幹バー11が水平に設けてあ
る。プラグイン式配線用遮断器はこれらの主幹バーの両
側から取り付けられるものであり、各主幹バーからプラ
グイン式配線用遮断器1個に対して1組の接続張出部が
延長して設けてある。
【0013】各1組の接続張出部はプラグイン式配線用
遮断器の係合部4、5と接続端子8に対応する逆三角形
状に配置してあり、図上右側である側では、接続端子8
に対応する位置にL2主幹バー10に接続される接続張
出部10aが、係合部4に対応する位置にL1主幹バー
9に接続される接続張出部9bが、係合部5に対応する
位置にN相主幹バー11に接続される接続張出部11a
がそれぞれ配置してある。また、図上左側である側で
は、接続端子8に対応する位置にL1主幹バー9に接続
される接続張出部9aが、係合部4に対応する位置にL
2主幹バー10に接続される接続張出部10bが、係合
部5に対応する位置にN相主幹バー11に接続される接
続張出部11aがそれぞれ配置してある。
【0014】具体的には、L1主幹バー9とL2主幹バ
ー10の中間部分からビーム状の接続張出部9a、10
aがそれぞれプラグイン式配線用遮断器装着側方向に折
り曲げて設けてあり、上端部分からビーム状の接続張出
部9b、10bが接続張出部9a、10aと反対方向に
交差するように折り曲げて設けてある。また、N相主幹
バー11には下方にクランク状に折り曲げて接続張出部
9b、10bに隣接するようにビーム状の接続張出部1
1a、11aが設けてある。これにより主幹バーの図上
右側である側では接続張出部10a、9b、11aが1
組となり、また、図上左側である側では接続張出部9
a、10b、11aが1組となる。
【0015】図1に示す第1の実施の形態のプラグイン
式配線用遮断器を図4において右側である側の接続張出
部10a、9b、11aの組に嵌合させて取り付けれ
ば、接続端子8は接続張出部10aに接続されてL2主
幹バー10に、接続端子7は接続張出部11aに接続さ
れてN相主幹バー11にそれぞれ接続されることとな
り、100ボルトが取り出される。
【0016】また、図4において左側である側の接続張
出部9a、10b、11aの組に嵌合させて取り付けれ
ば、接続端子8は接続張出部9aに接続されてL1主幹
バー9に、接続端子7は接続張出部11aに接続されて
N相主幹バー11にそれぞれ接続されることとなり、同
様に100ボルトが取り出されることとなる。この構成
によれば、主幹バーの右側に嵌合したプラグイン式配線
用遮断器はL2主幹バーとN相主幹バーから、主幹バー
の左側に嵌合したプラグイン式配線用遮断器はL1主幹
バーとN相主幹バーからそれぞれ100ボルトの負荷を
とるので、L1主幹バーとL2主幹バーに対しバランス
よく負荷を接続できる利点がある。
【0017】図1に示すプラグイン式配線用遮断器の接
続端子部材6を図5に示す状態を経て図6に示す状態ま
で180度回転させると、係合部4と5とは左右入れ替
わり、接続端子7は左側に位置することとなる。この状
態で主幹バーの右側に嵌合させれば、接続端子8は接続
張出部10aに接続されてL2主幹バー10に、接続端
子7は接続張出部9bに接続されてL1主幹バー9にそ
れぞれ接続されることとなり、200ボルトが取り出さ
れる。また、主幹バーの左側に嵌合させれば、接続端子
8は接続張出部9aに接続されてL1主幹バー9に、接
続端子7は接続張出部10bに接続されてL2主幹バー
10にそれぞれ接続されることとなり、同様に200ボ
ルトが取り出される。
【0018】図2に示す第2の実施の形態あるいは図3
に示す第3の実施の形態のプラグイン式配線用遮断器を
主幹バーに嵌合させた場合には、第1の実施の形態のも
のと同様100ボルトが取り出されることとなる。ここ
で、第2の実施の形態のものにおいては接続端子部材6
を取り外して図7に示すように逆向きに取り付け、第3
の実施の形態のものにおいては接続端子部材6を係合部
5から取り外して係合部4に取り付けるか、摺動して係
合部4の位置に移動させることにより図8に示すように
接続端子7を図上左側に位置させる。しかるのち主幹バ
ーに嵌合させた場合には、第1の実施の形態のものと同
様200ボルトが取り出されることとなる。
【0019】図9は第4の実施の形態を示すもので、プ
ラグイン式配線用遮断器本体1の端面の1箇所に接続部
12が設けてある。接続部12には2個の主幹バー接続
用の係合部13、14を設けた接続端子部材15が軸1
6を中心として回転自在に取り付けてあり、さらに接続
端子17が並べて組み込んである。接続端子部材15の
図上左側の一方の係合部13には接続端子18が組み込
んであり、接続端子17と接続端子18を組み込んだ係
合部13、係合部14は水平方向の1列上に並ぶことと
なる。
【0020】図10は第5の実施の形態を示すもので、
プラグイン式配線用遮断器本体1の端面の1箇所に接続
部12が設けてある。接続部12には接続端子17と2
個の主幹バー接続用の係合部13、14が1列上に並べ
て設けてあり、図上左側の一方の係合部13には接続端
子18を組み込んだ接続端子部材15が脱着自在に取り
付けてある。接続端子部材15は取り外して係合部14
に取り付けることにより位置を変えることを可能として
いるが、接続端子部材15を接続部12内で摺動できる
ようにして位置を変えられるようにしてもよい。
【0021】図11は第4あるいは第5の実施の形態の
プラグイン式配線用遮断器を取り付ける分電盤の主幹バ
ーの配置と主幹バーにプラグイン式配線用遮断器を取り
付けた状態の一例を示すもので、下側から順番に平板状
のL1主幹バー19、N相主幹バー20、L2主幹バー
21が水平に平行して設けてある。プラグイン式配線用
遮断器はこれらの主幹バーの両側から取り付けられるも
のであり、各主幹バーからプラグイン式配線用遮断器1
個に対して1組の接続張出部が延長して設けてある。
【0022】各1組の接続張出部はプラグイン式配線用
遮断器の係合部13、14と接続端子17に対応する水
平方向1列に配置してあり、図上右側である側では、接
続端子17に対応する位置にL1主幹バー19に接続さ
れる接続張出部19aが、係合部13に対応する位置に
N相主幹バー20に接続される接続張出部20aが、係
合部14に対応する位置にL2主幹バー21に接続され
る接続張出部21aがそれぞれ配置してある。また、図
上左側である側では、接続端子17に対応する位置にL
2主幹バー21に接続される接続張出部21aが、係合
部13に対応する位置にN相主幹バー20に接続される
接続張出部20aが、係合部14に対応する位置にL1
主幹バー19に接続される接続張出部19aがそれぞれ
配置してある。
【0023】具体的には、N相主幹バー20からビーム
状の接続張出部20a、20aが延長して設けてあり、
L1主幹バー19から上方にクランク状に折り曲げてビ
ーム状の接続張出部19a、19aが、L2主幹バー2
1から下方にクランク状に折り曲げてビーム状の接続張
出部21a、21aがそれぞれ接続張出部20a、20
aに隣接させて設けてある。
【0024】図9に示す第4の実施の形態のプラグイン
式配線用遮断器あるいは図10に示す第5の実施の形態
のプラグイン式配線用遮断器を、図11における右側で
ある側の接続張出部19a、20a、21aの組に嵌合
させて取り付ければ、接続端子17は接続張出部19a
に接続されてL1主幹バー19に、接続端子18は接続
張出部20aに接続されてN相主幹バー20にそれぞれ
接続されることとなり、100ボルトが取り出される。
【0025】また、図11における左側である側の接続
張出部21a、20a、19aの組に嵌合させて取り付
ければ、接続端子17は接続張出部21aに接続されて
L2主幹バー21に、接続端子18は接続張出部20a
に接続されてN相主幹バー20にそれぞれ接続されるこ
ととなり、同様に100ボルトが取り出される。この構
成においても図4に示す構成のものと同様、主幹バーの
右側に嵌合したプラグイン式配線用遮断器はL1主幹バ
ーとN相主幹バーから、主幹バーの左側に嵌合したプラ
グイン式配線用遮断器はL2主幹バーとN相主幹バーか
らそれぞれ100ボルトの負荷をとるので、L1主幹バ
ーとL2主幹バーに対しバランスよく負荷を接続できる
利点がある。
【0026】図9に示す第4の実施の形態のプラグイン
式配線用遮断器の接続端子部材15を図12に示す状態
まで180度回転させると、係合部13と14とは左右
入れ替わり、接続端子18は右側に位置することとな
る。この状態で主幹バーの右側に嵌合させれば、接続端
子17は接続張出部19aに接続されてL1主幹バー
に、接続端子18は接続張出部21aに接続されてL2
主幹バーにそれぞれ接続されることとなり、200ボル
トが取り出される。また、主幹バーの左側に嵌合させれ
ば、接続端子17は接続張出部21aに接続されてL2
主幹バーに、接続端子18は接続張出部19aに接続さ
れてL1主幹バーにそれぞれ接続されることとなり、同
様に200ボルトが取り出される。
【0027】図10に示す第5の実施の形態のプラグイ
ン式配線用遮断器については、接続端子部材15を係合
部13から取り外して係合部14に取り付けるか、摺動
して係合部4の位置に移動させることにより図13に示
すように接続端子18を図上左側に位置させる。この状
態で主幹バーに嵌合させれば第4の実施の形態のものと
同様、200ボルトが取り出される。
【0028】図14は第6の実施の形態を示すもので、
プラグイン式配線用遮断器本体1の端面の1箇所に接続
部12が設けてある。接続部12には3個の主幹バー接
続用の係合部22、23、24を一線上に設けた接続端
子部材25が軸26を中心として回転自在に取り付けて
ある。接続端子部材25には図上左端の係合部22と中
央の係合部23に接続端子27及び28が組み込んであ
り、主幹バーに嵌合させると左端と中央に位置させた主
幹バーの接続張出部に接続される。また、図15に示す
ように接続端子部材25を180度回転させた状態では
接続端子27が右端に移動するので主幹バーに嵌合させ
ると右端と中央に位置させた主幹バーの接続張出部に接
続される。
【0029】この第6の実施の形態のものは図11に示
すもののように接続張出部を水平方向1列に配置した構
成の主幹バーに嵌合して使用する。接続張出部の配列は
図11に示すものと異なり、中央にL1主幹バー又はL
2主幹バーに接続された接続張出部を置き、一方にN相
主幹バーに接続された接続張出部を、他方に中央に配置
した逆極性の電圧極であるL2主幹バー又はL1主幹バ
ーに接続された接続張出部をそれぞれ置いたものとす
る。接続端子部材25の回転により100ボルトあるい
は200ボルトを取り出すことができることは、第1、
第4の実施の形態のものと同様である。
【0030】以上の各実施の形態においては、接続端子
と接続端子部材との間、係合部相互の間等に絶縁隔壁を
設けることが好ましい。絶縁隔壁を設けることにより、
プラグイン式配線用遮断器を嵌合した状態で接続張出部
相互間の絶縁距離が確保できるので、接続端子と接続端
子部材との間、あるいは、係合部相互の間の寸法を大き
くとる必要がなく、幅方向の寸法を大きくする必要がな
い。また、第1、第4、第6の実施の形態のものでは、
接続端子部材を回転するようにしているが、接続端子部
材には位置規制用の機構を設け、180度回転させた正
規位置で保持できるようにすることが好ましい。
【0031】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれば
接続部を垂直方向1箇所もしくは2箇所としたので、高
さ方向の寸法を短縮することができ、これを組み込んだ
分電盤も薄型化できる利点がある。また、隔壁を設ける
ことにより絶縁距離が確保でき、幅方向の寸法を大きく
する必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態を示す斜視図である。
【図2】第2の実施の形態を示す接続部側から見た側面
図である。
【図3】第3の実施の形態を示す接続部側から見た側面
図である。
【図4】主幹バーの配置を示す斜視図である。
【図5】第1の実施の形態において、接続端子部材の位
置を変えた状態を示す斜視図である。
【図6】第1の実施の形態において、接続端子部材の位
置を変えた状態を示す斜視図である。
【図7】第2の実施の形態において、接続端子部材の位
置を変えた状態を示す側面図である。
【図8】第3の実施の形態において、接続端子部材の位
置を変えた状態を示す側面図である。
【図9】第4の実施の形態を示す接続部側から見た側面
図である。
【図10】第5の実施の形態を示す接続部側から見た側
面図である。
【図11】主幹バーの配置を示す斜視図である。
【図12】第4の実施の形態において、接続端子部材の
位置を変えた状態を示す側面図である。
【図13】第5の実施の形態において、接続端子部材の
位置を変えた状態を示す側面図である。
【図14】第6の実施の形態を示す接続部側から見た側
面図である。
【図15】第6の実施の形態において、接続端子部材の
位置を変えた状態を示す側面図である。
【符号の説明】
1 プラグイン式配線用遮断器本体 2、3 接続部 4、5 係合部 6 接続端子部材 7、8 接続端子 9 L1主幹バー 9a 接続張出部 10 L2主幹バー 10a 接続張出部 11 N相主幹バー 11a 接続張出部 12 接続部 13、14 係合部 15 接続端子部材 16 軸 17、18 接続端子 19 L1主幹バー 19a 接続張出部 20 N相主幹バー 20a 接続張出部 21 L2主幹バー 21a 接続張出部 22、23、24 係合部 25 接続端子部材 26 軸 27、28 接続端子

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主幹バーに接続される接続部を備えたプラ
    グイン式配線用遮断器において、接続部には水平方向の
    1列上に2以上の主幹バー接続用の係合部を設けたこと
    を特徴とするプラグイン式配線用遮断器。
  2. 【請求項2】接続部を垂直方向の1箇所に設けたことを
    特徴とする請求項1に記載のプラグイン式配線用遮断
    器。
  3. 【請求項3】主幹バーに接続される接続部を備えたプラ
    グイン式配線用遮断器において、接続部を垂直方向の2
    箇所に設け、その内の一方の接続部には水平方向の1列
    上に2以上の主幹バー接続用の係合部を設けたことを特
    徴とするプラグイン式配線用遮断器。
  4. 【請求項4】係合部に接続端子を組み込んだ接続端子部
    材を取り付け、接続端子部材を移動させることにより接
    続される導電バーを切り替え可能としたことを特徴とす
    る請求項1乃至3のいずれかに記載のプラグイン式配線
    用遮断器。
  5. 【請求項5】接続部に取り付けた接続端子部材に係合部
    を設け、少なくとも1個の係合部に接続端子を組み込
    み、接続端子部材を移動させることにより接続される導
    電バーを切り替え可能としたことを特徴とする請求項1
    乃至3のいずれかに記載のプラグイン式配線用遮断器。
  6. 【請求項6】接続部に取り付けた接続端子部材に係合部
    を設け、少なくとも1個の係合部に接続端子を組み込
    み、接続端子部材を回転させることにより接続される導
    電バーを切り替え可能としたことを特徴とする請求項1
    乃至3のいずれか又は5に記載のプラグイン式配線用遮
    断器。
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