JP2003020810A - 立体駐車設備 - Google Patents

立体駐車設備

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JP2003020810A
JP2003020810A JP2001206945A JP2001206945A JP2003020810A JP 2003020810 A JP2003020810 A JP 2003020810A JP 2001206945 A JP2001206945 A JP 2001206945A JP 2001206945 A JP2001206945 A JP 2001206945A JP 2003020810 A JP2003020810 A JP 2003020810A
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JP
Japan
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building
floor
parking
skip
vehicle
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001206945A
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English (en)
Inventor
Naoyuki Kato
尚行 加藤
Yoshio Nishimoto
好男 西本
Masamitsu Naito
正光 内藤
Yoshihito Sakai
佳人 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisei Corp
Original Assignee
Taisei Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建物のフロアがスキップフロアであっても建
物の各階にその階の駐車エリアから直接出入りすること
ができ、かつ大きな設置面積を必要とせずに建物の周囲
に立体駐車スペースを形成することのできる立体駐車設
備を提供する。 【解決手段】 スキップフロア21を有する建物20の
周囲に該建物の1階から最上階にかけて連続して形成さ
れた車両通行路11の両側に駐車エリア12A,12B
を形成し、これらの駐車エリア12A,12Bのうち建
物10と隣接する駐車エリア12Aのスキップフロア2
1と高さが一致する部位に出入り口23を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、複数の階を有する
建物の周囲に立体駐車スペースを形成する立体駐車設備
に関し、特に、スキップフロアを有する建物の周囲に構
築される立体駐車設備に関する。 【0002】 【従来の技術】大型スポーツ施設や大型商業施設のよう
な大型施設では、施設利用者の駐車スペースを確保する
ために、例えば施設建物の周辺に平面的な駐車場を設け
たり、あるいは施設建物の近隣に立体的な駐車場を設け
ている場合が多い。しかし、平面的な駐車場によって施
設利用者の駐車スペースを確保するためには、広大な敷
地を必要とするばかりでなく、駐車場所から施設内の所
望の場所へ行くのに時間がかかり、施設利用の利便性に
欠けるという不都合がある。 【0003】一方、立体的な駐車場の場合は前記のよう
な不都合が生じることはあまりないが、車両の収容台数
が制限されるなどの不都合がある。そこで、このような
不都合を解消するために、駐車スペースを有する環状道
路を建物の周囲に沿って各階毎に配設するとともに、上
記環状道路の外周側にらせん状道路を配設し、且つ上記
らせん状道路と環状道路との間に車両が通行可能な連絡
口を設け、各階の環状道路から建物内に人の出入りを可
能とした立体駐車設備が特開平11−303442号公
報に開示されている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に開示されたものは、建物のフロアがスキップフロア
の場合には、建物の各階にその階の駐車エリアから直接
出入りすることができない部分が生じるため、駐車エリ
アから建物内へのアプローチ距離が場所によって長くな
るという問題があった。また、建物の周囲に構築された
駐車フロア(環状道路)の外側に、車両進入用と車両退
出用のらせん状道路を構築する必要があるため、その分
の敷地を確保しなければならず、大きな設置面積を必要
とするという問題があった。 【0005】本発明はこのような問題点に着目してなさ
れたもので、その目的とするところは、建物のフロアが
スキップフロアであっても建物の各階にその階の駐車エ
リアから直接出入りすることができ、かつ大きな設置面
積を必要とせずに建物の周囲に立体駐車スペースを形成
することのできる立体駐車設備を提供しようとするもの
である。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る立体駐車設備は、スキップフロアを有
する建物の周囲に該建物の1階から最上階にかけて連続
して形成された螺旋状の車両通行路と、この車両通行路
に沿って形成された駐車エリアとを備えて構成される立
体駐車設備であって、前記駐車エリアの前記スキップフ
ロアと高さが一致する部位に、前記駐車エリアから建物
内への出入りを可能とする出入り口を設けたことを特徴
とする。 【0007】このような構成であると、駐車エリアに設
けられた出入り口から建物の内部へ出入りすることが可
能となるので、建物のフロアがスキップフロアであって
も建物の各階にその階の駐車エリアから直接出入りする
ことができる。また、駐車フロアへ車両を進入させるた
めの螺旋状の車両進入路や駐車フロアから車両を退出さ
せるための螺旋状の車両退出路を別途設ける必要がない
ので、大きな設置面積を必要とせずに建物の周囲に立体
駐車スペースを形成することができる。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の第1の実施形態に
係る立体駐車設備の横断面図で、図2は図1のII−II線
に沿う断面図である。また、図3は図1のIII−III線に
沿う断面図で、図4は図2のIV−IV線に沿う断面図であ
る。図1に示すように、本実施形態に係る立体駐車設備
10は、スキップフロア21を有する建物20の周囲に
同建物20の1階から最上階にかけて連続して形成され
た螺旋状の車両通行路11と、この車両通行路11の両
側に形成された駐車エリア12A,12Bとを備えてな
り、車両通行路11および駐車エリア12A,12B
は、図2に示すように、建物20の周囲にほぼ一定の傾
斜角度で形成されている。なお、建物20の各階はスキ
ップフロア21によって複数のエリアに分割されてお
り、平面的に各エリアを一周すると次の階へ移動できる
ようになっている。また、車両通行路11は、図1に示
すように、上りの車両進入路11aと下りの車両退出路
11bとから構成されている。 【0009】駐車エリア12A,12Bのうち建物20
と隣接する側の駐車エリア12Aには、複数の非駐車エ
リア13(図1参照)が各スキップフロア21に対応し
て形成されている。これらの非駐車エリア13は駐車エ
リア12Aの高さとスキップフロア21の高さとが一致
する部位に設けられており、建物20の外壁22には、
非駐車エリア13と建物20の内部とを出入り可能に連
絡する複数の出入り口23が各非駐車エリア13と対応
して設けられている。なお、非駐車エリア13および出
入り口23は建物20の周囲に略120°の間隔で設け
られている。 【0010】上述のように、建物20の周囲に車両通行
路11を建物20の1階から最上階にかけて連続的に形
成し、この車両通行路11の両側に駐車エリア12A,
12Bを形成したことにより、前述した従来例のよう
に、駐車フロアへ車両を進入させるための螺旋状の車両
進入路や駐車フロアから車両を退出させるための螺旋状
の車両退出路を別途設ける必要がないので、大きな設置
面積を必要とせずに建物の周囲に立体駐車スペースを形
成することができると共に敷地の有効利用を図ることが
できる。 【0011】また、建物20の周囲に螺旋状の車両通行
路11及び駐車エリア12A,12Bを形成し、これら
車両通行路11及び駐車エリア12A,12Bの一部を
建物20の各スキップフロア21と水平レベルを一致さ
せて形成するとともに、建物20の外壁21に複数の出
入り口23を建物20の各スキップフロア21と水平レ
ベルが一致する部位に設けることにより、建物20の周
囲に形成された駐車エリア12A,12Bから建物20
の各階へ出入り口23を通じて出入りすることが可能と
なる。したがって、建物20がスキップフロア形式の建
物であっても建物20の周囲に形成された駐車エリア1
2A,12Bから建物20の各階に直接出入りすること
ができる。また、建物20の周囲に形成された立体駐車
設備10が遮光体の役目を果たすので、日射を避けるこ
とができ、これにより、日差しによる建物20の熱負荷
を軽減することができる。さらに、立体駐車設備10の
車両通行路11を資材搬入の経路として利用できるた
め、建物20の周囲に立体駐車設備10を構築する場合
に工期の短縮を図ることができる。 【0012】図5は本発明の第2の実施形態に係る立体
駐車設備の断面図である。図5に示すように、本発明の
第2の実施形態に係る立体駐車設備14は、スキップフ
ロア21を有する建物20の周囲に同建物20の1階か
ら最上階にかけて連続して形成された螺旋状の車両通行
路11と、この車両通行路11の両側に形成された駐車
エリア12A,12Bとを備えている。これらの車両通
行路11および駐車エリア12A,12Bは、図5に示
すように、それぞれ斜面部15と水平面部16とを有し
ており、水平面部16は建物20の各スキップフロア2
1と水平レベルを一致させて形成されている。 【0013】一方、車両通行路11と隣接する建物20
の外壁21には、出入り口23A,23Bがそれぞれ各
階のスキップフロア21に対応して形成されている。こ
れらの出入り口23A,23Bは建物20の各スキップ
フロア21と水平レベルが一致する位置に形成されてお
り、建物20の外壁21と隣接する駐車エリア12Aに
は、非駐車エリア13A,13Bが出入り口23A,2
3Bに隣接して形成されている。 【0014】上述のように、建物20の周囲に螺旋状の
車両通行路11及び駐車エリア12A,12Bを形成
し、これら車両通行路11及び駐車エリア12A,12
Bの一部(水平面部16)を建物20の各スキップフロ
ア21と水平レベルを一致させて形成するとともに、建
物20の外壁21に出入り口23A,23Bを建物20
の各階毎に且つ建物20の各スキップフロア21と水平
レベルが一致する部位に設けることにより、建物20の
周囲に形成された駐車エリア12A,12Bから建物2
0の各階へ出入り口23A,23Bを通じて出入りする
ことが可能となる。したがって、建物20がスキップフ
ロア形式の建物であっても建物20の周囲に形成された
駐車エリア12A,12Bから建物20の各階に直接出
入りすることができる。 【0015】また、駐車フロアへ車両を進入させるため
の螺旋状の車両進入路や駐車フロアから車両を退出させ
るための螺旋状の車両退出路を別途設ける必要がないの
で、大きな設置面積を必要とせずに建物の周囲に立体駐
車スペースを形成することができると共に敷地の有効利
用を図ることができる。さらに、建物20の周囲に形成
された立体駐車設備14が遮光体の役目を果たすので、
日射を避けることができ、これにより、日差しによる建
物20の熱負荷を軽減することができる。また、立体駐
車設備14の車両通行路11を資材搬入の経路として利
用できるため、建物20の周囲に立体駐車設備14を構
築する場合に工期の短縮を図ることができる。 【0016】なお、上述した第1及び第2の実施形態で
は、建物20の周囲に形成される車両通行路11を上り
の車両進入路11aと下りの車両退出路11bとの二車
線としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、
たとえば車両通行路11を上り専用の一車線としても良
い。 【0017】 【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る立体
駐車設備は、スキップフロアを有する建物の周囲に該建
物の1階から最上階にかけて連続して形成された螺旋状
の車両通行路と、この車両通行路に沿って形成された駐
車エリアとを備えて構成される立体駐車設備であって、
前記駐車エリアの前記スキップフロアと高さが一致する
部位に前記駐車エリアから建物内への出入りを可能とす
る出入り口を設けたことにより、建物のフロアがスキッ
プフロアであっても建物の各階にその階の駐車エリアか
ら直接出入りすることができ、かつ大きな設置面積を必
要とせずに建物の周囲に立体駐車スペースを形成するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の第1の実施形態に係る立体駐車設備の
横断面図である。 【図2】図1のII−II線に沿う断面図である。 【図3】図1のIII−III線に沿う断面図である。 【図4】図1のIV−IV線に沿う断面図である。 【図5】本発明の第2の実施形態に係る立体駐車設備の
横断面図である。 【符号の説明】 10 立体駐車設備 11 車両通行路 12A 駐車エリア 12B 駐車エリア 13 非駐車エリア 15 斜面部 16 水平面部 20 建物 21 スキップフロア 23 出入り口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内藤 正光 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 大成 建設株式会社内 (72)発明者 酒井 佳人 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 大成 建設株式会社内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 スキップフロアを有する建物の周囲に該
    建物の1階から最上階にかけて連続して形成された螺旋
    状の車両通行路と、この車両通行路に沿って形成された
    駐車エリアとを備えて構成される立体駐車設備であっ
    て、前記駐車エリアの前記スキップフロアと高さが一致
    する部位に、前記駐車エリアから建物内への出入りを可
    能とする出入り口を設けたことを特徴とする立体駐車設
    備。
JP2001206945A 2001-07-06 2001-07-06 立体駐車設備 Pending JP2003020810A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7692382B2 (en) 2006-03-27 2010-04-06 Kyocera Corporation Image display apparatus having a plurality of pixels

Cited By (1)

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