JPH11303442A - 立体駐車場 - Google Patents
立体駐車場Info
- Publication number
- JPH11303442A JPH11303442A JP10743598A JP10743598A JPH11303442A JP H11303442 A JPH11303442 A JP H11303442A JP 10743598 A JP10743598 A JP 10743598A JP 10743598 A JP10743598 A JP 10743598A JP H11303442 A JPH11303442 A JP H11303442A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- facility
- floor
- spiral
- road
- parking space
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Residential Or Office Buildings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 狭い敷地で大量の車両を駐車させることがで
きるとともに、施設利用の利便性を大幅に向上させるこ
とができる立体駐車場を提供する。 【解決手段】 この立体駐車場１は、多数の駐車スペー
ス２ａを有する環状道路２を大型商業施設３の周囲に沿
って各階毎に配設する。大型商業施設３に各階の環状道
路２から人が出入りできる出入り口４が設ける。環状道
路２の外周側に、二つのらせん状道路５ａ，５ｂを周方
向に互いに離間して配設する。一方のらせん状道路５ａ
を車両の入口とし、他方のらせん状道路５ｂを車両の出
口とする。らせん状道路５ａと各階の環状道路２との
間、及びらせん状道路５ｂと各階の環状道路２との間に
車両が通行可能な連絡口６が設ける。
きるとともに、施設利用の利便性を大幅に向上させるこ
とができる立体駐車場を提供する。 【解決手段】 この立体駐車場１は、多数の駐車スペー
ス２ａを有する環状道路２を大型商業施設３の周囲に沿
って各階毎に配設する。大型商業施設３に各階の環状道
路２から人が出入りできる出入り口４が設ける。環状道
路２の外周側に、二つのらせん状道路５ａ，５ｂを周方
向に互いに離間して配設する。一方のらせん状道路５ａ
を車両の入口とし、他方のらせん状道路５ｂを車両の出
口とする。らせん状道路５ａと各階の環状道路２との
間、及びらせん状道路５ｂと各階の環状道路２との間に
車両が通行可能な連絡口６が設ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数階の施設、例
えば、大型スポーツ施設や大型商業施設の周囲に配設さ
れる立体駐車場に関する。
えば、大型スポーツ施設や大型商業施設の周囲に配設さ
れる立体駐車場に関する。
【０００２】
【従来の技術】大型スポーツ施設や大規模商業施設等の
駐車場としては、該施設の周囲に平面的な駐車スペース
を設けたり、或いは、立体的な駐車スペースを施設に隣
接して設けたりするのが一般的である。
駐車場としては、該施設の周囲に平面的な駐車スペース
を設けたり、或いは、立体的な駐車スペースを施設に隣
接して設けたりするのが一般的である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、施設の
周囲に駐車スペースを平面的に設けるには広大な敷地が
必要になるばかりか、駐車位置から施設の所望の場所
（特に上層階）に移動するまでに長い時間を必要とし、
施設利用の利便性に欠けるという不都合がある。
周囲に駐車スペースを平面的に設けるには広大な敷地が
必要になるばかりか、駐車位置から施設の所望の場所
（特に上層階）に移動するまでに長い時間を必要とし、
施設利用の利便性に欠けるという不都合がある。
【０００４】一方、立体的な駐車スペースを施設に隣接
して設ける場合には、狭い敷地で足りるものの車両の収
容台数が制限され、しかも、施設利用の利便性も十分に
改善されないという不都合がある。
して設ける場合には、狭い敷地で足りるものの車両の収
容台数が制限され、しかも、施設利用の利便性も十分に
改善されないという不都合がある。
【０００５】本発明はかかる不都合を解消するためにな
されたものであり、狭い敷地で大量の車両を駐車させる
ことができるとともに、施設利用の利便性を大幅に向上
させることができる立体駐車場を提供することを目的と
する。
されたものであり、狭い敷地で大量の車両を駐車させる
ことができるとともに、施設利用の利便性を大幅に向上
させることができる立体駐車場を提供することを目的と
する。
【０００６】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明に係る立体駐車場は、複数階の施設の周囲
に配設される立体駐車場であって、駐車スペースを有す
る環状道路を前記施設の周囲に沿って各階毎に配設する
とともに、前記環状道路の外周側にらせん状道路を配設
し、且つ、該らせん状道路と各階の前記環状道路との間
に車両が通行可能な連絡口を設け、更に、各階の前記環
状道路から前記施設内に人の出入りを可能にしたことを
特徴とする。
めに、本発明に係る立体駐車場は、複数階の施設の周囲
に配設される立体駐車場であって、駐車スペースを有す
る環状道路を前記施設の周囲に沿って各階毎に配設する
とともに、前記環状道路の外周側にらせん状道路を配設
し、且つ、該らせん状道路と各階の前記環状道路との間
に車両が通行可能な連絡口を設け、更に、各階の前記環
状道路から前記施設内に人の出入りを可能にしたことを
特徴とする。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を図を参照して説明する。図１は本発明の実施の形態の
一例である立体駐車場の概略斜視図、図２は図１の平面
図、図３は図２のＡ−Ａ線断面図である。なお、この実
施の形態では、複数階の施設として六階建ての大型商業
施設を例に採る。
を図を参照して説明する。図１は本発明の実施の形態の
一例である立体駐車場の概略斜視図、図２は図１の平面
図、図３は図２のＡ−Ａ線断面図である。なお、この実
施の形態では、複数階の施設として六階建ての大型商業
施設を例に採る。
【０００８】図１〜図３に示すように、この立体駐車場
１は、多数の駐車スペース２ａを有する環状道路２が大
型商業施設３の周囲に沿って各階毎に配設されており、
該環状道路２は大型商業施設３の商業床と略同一レベル
とされている。また、大型商業施設３には各階の環状道
路２から該施設３に人が出入りできる出入り口４が設け
られており、この出入り口４は各階毎に複数箇所配置さ
れている。
１は、多数の駐車スペース２ａを有する環状道路２が大
型商業施設３の周囲に沿って各階毎に配設されており、
該環状道路２は大型商業施設３の商業床と略同一レベル
とされている。また、大型商業施設３には各階の環状道
路２から該施設３に人が出入りできる出入り口４が設け
られており、この出入り口４は各階毎に複数箇所配置さ
れている。
【０００９】環状道路２の外周側には、二つのらせん状
道路５ａ，５ｂが周方向に互いに離間して配設されてい
る。一方のらせん状道路５ａは車両の入口とされ、他方
のらせん状道路５ｂは車両の出口とされており、らせん
状道路５ａと各階の環状道路２との間、及びらせん状道
路５ｂと各階の環状道路２との間には車両が通行可能な
連絡口６が設けられている。
道路５ａ，５ｂが周方向に互いに離間して配設されてい
る。一方のらせん状道路５ａは車両の入口とされ、他方
のらせん状道路５ｂは車両の出口とされており、らせん
状道路５ａと各階の環状道路２との間、及びらせん状道
路５ｂと各階の環状道路２との間には車両が通行可能な
連絡口６が設けられている。
【００１０】かかる構成の立体駐車場１においては、ら
せん状道路５ａに進入した車両は連絡口６を介して所望
の階の環状道路２に移動し、次いで、目的とする売り場
に近い出入り口４近傍の駐車スペース２ａに駐車して車
両から降り、その後、該出入り口４から施設３内に入
る。施設３内で用を済ませたのち出入り口４から環状道
路２に出て駐車スペース２ａに駐車している車両の乗
り、次いで、らせん状道路５ｂに向かって移動して連絡
口６を介して該らせん状道路５ｂに進入し、出口に向か
う。
せん状道路５ａに進入した車両は連絡口６を介して所望
の階の環状道路２に移動し、次いで、目的とする売り場
に近い出入り口４近傍の駐車スペース２ａに駐車して車
両から降り、その後、該出入り口４から施設３内に入
る。施設３内で用を済ませたのち出入り口４から環状道
路２に出て駐車スペース２ａに駐車している車両の乗
り、次いで、らせん状道路５ｂに向かって移動して連絡
口６を介して該らせん状道路５ｂに進入し、出口に向か
う。
【００１１】上記の記載から明らかなように、この実施
の形態では、多数の駐車スペース２ａを有する環状道路
２を大型商業施設３の周囲に沿って各階毎に配設してい
るので、狭い敷地に大量の車両を駐車させることがで
き、しかも、目的とする階の売り場を路上駐車感覚で利
用することができるので、施設利用の利便性を大幅に向
上させることができる。この場合、出入り口４近傍或い
は環状道路２に売り場等の案内表示プレートを設けるよ
うにするとよい。
の形態では、多数の駐車スペース２ａを有する環状道路
２を大型商業施設３の周囲に沿って各階毎に配設してい
るので、狭い敷地に大量の車両を駐車させることがで
き、しかも、目的とする階の売り場を路上駐車感覚で利
用することができるので、施設利用の利便性を大幅に向
上させることができる。この場合、出入り口４近傍或い
は環状道路２に売り場等の案内表示プレートを設けるよ
うにするとよい。
【００１２】また、狭い敷地に大量の車両を駐車させる
ことができることから建築コストの低減につながり、更
に、立体駐車場１自体については自然換気、自然排煙と
することができる。
ことができることから建築コストの低減につながり、更
に、立体駐車場１自体については自然換気、自然排煙と
することができる。
【００１３】なお、屋上の周囲にも環状道路２を配設す
ることができ、この場合、該環状道路２とらせん状道路
５ａ，５ｂとの間に連絡口６を設けて、屋上を駐車場と
して利用する。
ることができ、この場合、該環状道路２とらせん状道路
５ａ，５ｂとの間に連絡口６を設けて、屋上を駐車場と
して利用する。
【００１４】また、上記実施の形態では、らせん状階段
を二つ配設した場合を例に採ったが、らせん状階段の数
及び設置位置は特に限定されるものではなく、車両の収
容台数や立地条件等に応じて自由に設定することができ
る。
を二つ配設した場合を例に採ったが、らせん状階段の数
及び設置位置は特に限定されるものではなく、車両の収
容台数や立地条件等に応じて自由に設定することができ
る。
【００１５】更に、環状道路２及びらせん状道路５ａ，
５ｂの車線数についても特に限定されず、例えば、らせ
ん状道路５ａ，５ｂの少なくとも一方を二車線として入
口車線と出口車線を設けるようにしてもよい。
５ｂの車線数についても特に限定されず、例えば、らせ
ん状道路５ａ，５ｂの少なくとも一方を二車線として入
口車線と出口車線を設けるようにしてもよい。
【００１６】
【発明の効果】上記の説明から明らかなように、本発明
によれば、狭い敷地で大量の車両を駐車させることがで
きるとともに、施設利用の利便性を大幅に向上させるこ
とができるという効果が得られる。
によれば、狭い敷地で大量の車両を駐車させることがで
きるとともに、施設利用の利便性を大幅に向上させるこ
とができるという効果が得られる。
【図１】本発明の実施の形態の一例である立体駐車場の
概略斜視図である。
概略斜視図である。
【図２】図１の平面図である。
【図３】図２のＡ−Ａ線断面図である。
１…立体駐車場 ２ａ…駐車スペース ２…環状道路 ３…大型商業施設（複数階の施設） ４…出入り口 ５ａ，５ｂ…らせん状道路 ６…連絡口
Claims (1)
- 【請求項１】 複数階の施設の周囲に配設される立体駐
車場であって、駐車スペースを有する環状道路を前記施
設の周囲に沿って各階毎に配設するとともに、前記環状
道路の外周側にらせん状道路を配設し、且つ、該らせん
状道路と各階の前記環状道路との間に車両が通行可能な
連絡口を設け、更に、各階の前記環状道路から前記施設
内に人の出入りを可能にしたことを特徴とする立体駐車
場。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10743598A JPH11303442A (ja) | 1998-04-17 | 1998-04-17 | 立体駐車場 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10743598A JPH11303442A (ja) | 1998-04-17 | 1998-04-17 | 立体駐車場 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11303442A true JPH11303442A (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=14459080
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10743598A Pending JPH11303442A (ja) | 1998-04-17 | 1998-04-17 | 立体駐車場 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11303442A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106703475A (zh) * | 2015-07-15 | 2017-05-24 | 沈红如 | 双塔式螺旋多层停车场 |
| CN106801525A (zh) * | 2017-02-15 | 2017-06-06 | 许昌义 | 立体停车场与楼群的布局 |
| CN106836893A (zh) * | 2017-02-10 | 2017-06-13 | 李新亚 | 螺旋自助立体车库 |
| CN110761598A (zh) * | 2019-10-31 | 2020-02-07 | 湖南金鹤科技有限公司 | 基于互联网的智能立体停车库的取车机构 |
| JP2022081057A (ja) * | 2020-11-19 | 2022-05-31 | 日本Ｇｌｐ株式会社 | 物流施設 |
-
1998
- 1998-04-17 JP JP10743598A patent/JPH11303442A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106703475A (zh) * | 2015-07-15 | 2017-05-24 | 沈红如 | 双塔式螺旋多层停车场 |
| CN106836893A (zh) * | 2017-02-10 | 2017-06-13 | 李新亚 | 螺旋自助立体车库 |
| CN106801525A (zh) * | 2017-02-15 | 2017-06-06 | 许昌义 | 立体停车场与楼群的布局 |
| CN110761598A (zh) * | 2019-10-31 | 2020-02-07 | 湖南金鹤科技有限公司 | 基于互联网的智能立体停车库的取车机构 |
| JP2022081057A (ja) * | 2020-11-19 | 2022-05-31 | 日本Ｇｌｐ株式会社 | 物流施設 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040217 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |