JP2003074198A - 立体駐車場を備えた中高層建物 - Google Patents
立体駐車場を備えた中高層建物Info
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- JP2003074198A JP2003074198A JP2001260741A JP2001260741A JP2003074198A JP 2003074198 A JP2003074198 A JP 2003074198A JP 2001260741 A JP2001260741 A JP 2001260741A JP 2001260741 A JP2001260741 A JP 2001260741A JP 2003074198 A JP2003074198 A JP 2003074198A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parking lot
- rise building
- building
- floor
- mid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Residential Or Office Buildings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 各駐車場へ自動車で直接アクセスできるだけ
でなく、この駐車場と各居住部分の間の移動が非常に円
滑に行うことができる立体駐車場を備えた中高層建物を
提供する。 【解決手段】 本発明の立体駐車場を備えた中高層建物
は、下層階に駐車場1を設けると共に、上層階に居住部
分2を設けた中高層建物において、これら下層階から上
層階の中央部を貫いて、階段やエレベーター等の垂直移
動手段を備えたコア部分3を設けている。
でなく、この駐車場と各居住部分の間の移動が非常に円
滑に行うことができる立体駐車場を備えた中高層建物を
提供する。 【解決手段】 本発明の立体駐車場を備えた中高層建物
は、下層階に駐車場1を設けると共に、上層階に居住部
分2を設けた中高層建物において、これら下層階から上
層階の中央部を貫いて、階段やエレベーター等の垂直移
動手段を備えたコア部分3を設けている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、立体駐車場を備え
た中高層建物に関する。
た中高層建物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の立体駐車場を設けた建物として、
下層階に立体駐車場を設けると共に、上層階に居住部分
を設けた中高層建物があった。
下層階に立体駐車場を設けると共に、上層階に居住部分
を設けた中高層建物があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の中高層建物は、各駐車場に直接自動車を乗り入れる
ことができなかったり、たとえ直接乗り入れ可能な、い
わゆる自走式の立体駐車場であっても、この駐車場から
上層階の居住部分への移動が非常に不便である等の問題
点があった。
来の中高層建物は、各駐車場に直接自動車を乗り入れる
ことができなかったり、たとえ直接乗り入れ可能な、い
わゆる自走式の立体駐車場であっても、この駐車場から
上層階の居住部分への移動が非常に不便である等の問題
点があった。
【0004】本発明は、上記従来の問題点を解決するた
めになされたもので、その目的とするところは、各駐車
場へ自動車で直接アクセスできるだけでなく、この駐車
場と各居住部分の間の移動が非常に円滑に行うことがで
きる立体駐車場を備えた中高層建物を提供することにあ
る。
めになされたもので、その目的とするところは、各駐車
場へ自動車で直接アクセスできるだけでなく、この駐車
場と各居住部分の間の移動が非常に円滑に行うことがで
きる立体駐車場を備えた中高層建物を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の立体駐車場を備
えた中高層建物は、下層階に駐車場を設けると共に、上
層階に居住部分を設けた中高層建物において、これら下
層階から上層階の中央部を貫いて、階段やエレベーター
等の垂直移動手段を備えたコア部分を設けたことを特徴
とする。また、上記駐車場とコア部分の間に螺旋状の車
道を設けたことを特徴とする。さらに、上記駐車場の床
が、建物の短辺側の中央部で、階高の1/2ずつのレベ
ル差を有し、このレベル差のある短辺側の車道を傾斜せ
しめたことを特徴とする。又更に、上記居住部分が、事
務所・共同住宅・病院・店舗であることを特徴とする。
更に又、上記コア部分に、建物設備のためのパイプシャ
フト、ホール、トイレを設けたことを特徴とするもので
ある。
えた中高層建物は、下層階に駐車場を設けると共に、上
層階に居住部分を設けた中高層建物において、これら下
層階から上層階の中央部を貫いて、階段やエレベーター
等の垂直移動手段を備えたコア部分を設けたことを特徴
とする。また、上記駐車場とコア部分の間に螺旋状の車
道を設けたことを特徴とする。さらに、上記駐車場の床
が、建物の短辺側の中央部で、階高の1/2ずつのレベ
ル差を有し、このレベル差のある短辺側の車道を傾斜せ
しめたことを特徴とする。又更に、上記居住部分が、事
務所・共同住宅・病院・店舗であることを特徴とする。
更に又、上記コア部分に、建物設備のためのパイプシャ
フト、ホール、トイレを設けたことを特徴とするもので
ある。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。図1は、中高層建物
(本実施例では12階)を示すもので、基本的に、下層
階の駐車場部分1と、その上の上層階の居住部分2と、
これら下層階から上層階の中央部を貫いて設けられたコ
ア部分3から構成されている。
て、図面を参照しながら説明する。図1は、中高層建物
(本実施例では12階)を示すもので、基本的に、下層
階の駐車場部分1と、その上の上層階の居住部分2と、
これら下層階から上層階の中央部を貫いて設けられたコ
ア部分3から構成されている。
【0007】上記駐車場部分1は、建物の短辺側の中央
部を横断する線X−X(図2を参照)を境にして、両側
の床1aおよび1bのレベルが階高の1/2ずつのレベ
ル差を有するように構築されている(図4(A)も参
照)。1cは車道であって、上記駐車場1とコア部分3
の間に螺旋状に設けられている。該車道1cは、上りお
よび下り用の2車線から成り、自動車が建物外部の一般
道路から出入りして、各階の駐車場1に直接アクセス出
来るようになっている。この車道1cは、建物の長辺側
の駐車場において水平に形成されていると共に、床レベ
ル差のある短辺側において傾斜1c′しており(図4
(B)も参照)、全体として螺旋状に構成されている。
部を横断する線X−X(図2を参照)を境にして、両側
の床1aおよび1bのレベルが階高の1/2ずつのレベ
ル差を有するように構築されている(図4(A)も参
照)。1cは車道であって、上記駐車場1とコア部分3
の間に螺旋状に設けられている。該車道1cは、上りお
よび下り用の2車線から成り、自動車が建物外部の一般
道路から出入りして、各階の駐車場1に直接アクセス出
来るようになっている。この車道1cは、建物の長辺側
の駐車場において水平に形成されていると共に、床レベ
ル差のある短辺側において傾斜1c′しており(図4
(B)も参照)、全体として螺旋状に構成されている。
【0008】図3からも明らかなように、上記居住部分
2は、建物がオフィスビル(公共庁舎も含む)である場
合には主として事務所に利用され、また建物がマンショ
ンなどの場合には共同住宅として利用され、さらに建物
がデパートやスーパーマーケットなどでは店舗として利
用され、病院などでは病室として利用される。また、本
発明の建物は、これらを複合化した建物であってもよ
い。
2は、建物がオフィスビル(公共庁舎も含む)である場
合には主として事務所に利用され、また建物がマンショ
ンなどの場合には共同住宅として利用され、さらに建物
がデパートやスーパーマーケットなどでは店舗として利
用され、病院などでは病室として利用される。また、本
発明の建物は、これらを複合化した建物であってもよ
い。
【0009】図2および図3から明らかなように、上記
コア部分3は、主として、階段3aやエレベーター3b
等の垂直移動手段を備えており、立体駐車場1の各階か
ら上記居住部分2の各階を貫いて、直接的に移動できる
ようになっている。また、このコア部分3には、建物設
備のためのパイプシャフト3c、ホール3d、トイレ3
eなど、この建物の利用者が共用できる施設が設けられ
ている。
コア部分3は、主として、階段3aやエレベーター3b
等の垂直移動手段を備えており、立体駐車場1の各階か
ら上記居住部分2の各階を貫いて、直接的に移動できる
ようになっている。また、このコア部分3には、建物設
備のためのパイプシャフト3c、ホール3d、トイレ3
eなど、この建物の利用者が共用できる施設が設けられ
ている。
【0010】上記実施例の中高層建物は、以上のように
構成されているので、上記車道1cを通って各階の駐車
場に直接アクセスできると共に、これらの駐車場のいず
れの階からもコア部分の垂直移動手段により上層の居住
部分2の各階に直接アクセスすることができる。なお、
特に建物の1階部分は駐車場部分ではなく、建物のエン
トランス部分として、広場や店舗等の共用スペースとし
て利用するのが好ましい。
構成されているので、上記車道1cを通って各階の駐車
場に直接アクセスできると共に、これらの駐車場のいず
れの階からもコア部分の垂直移動手段により上層の居住
部分2の各階に直接アクセスすることができる。なお、
特に建物の1階部分は駐車場部分ではなく、建物のエン
トランス部分として、広場や店舗等の共用スペースとし
て利用するのが好ましい。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、各駐車場へ自動車で直
接アクセスできるだけでなく、この駐車場と各居住部分
の間の移動が非常に円滑に行うことができる。
接アクセスできるだけでなく、この駐車場と各居住部分
の間の移動が非常に円滑に行うことができる。
【図1】本発明の中高層建物の一実施例を示した構成説
明図である。
明図である。
【図2】図1の駐車場の平面図である。
【図3】図1の居住部分の平面図である。
【図4】建物の短辺部側から見た側面説明図である。
1 駐車場
1a 床
1b 床
1c 車道
1c′傾斜
2 居住部分
3 コア部分
3a 階段
3b エレベーター
3c パイプシャフト
3d ホール
3e トイレ
Claims (5)
- 【請求項1】 下層階に駐車場を設けると共に、上層階
に居住部分を設けた中高層建物において、これら下層階
から上層階の中央部を貫いて、階段やエレベーター等の
垂直移動手段を備えたコア部分を設けたことを特徴とす
る立体駐車場を備えた中高層建物。 - 【請求項2】 上記駐車場とコア部分の間に螺旋状の車
道を設けたことを特徴とする請求項1に記載の立体駐車
場を備えた中高層建物。 - 【請求項3】 上記駐車場の床が、建物の短辺側の中央
部で、階高の1/2ずつのレベル差を有し、このレベル
差のある短辺側の車道を傾斜せしめたことを特徴とする
請求項2に記載の立体駐車場を備えた中高層建物。 - 【請求項4】 上記居住部分が、事務所・共同住宅・病
院・店舗であることを特徴とする請求項1、2または3
に記載の立体駐車場を備えた中高層建物。 - 【請求項5】 上記コア部分に、建物設備のためのパイ
プシャフト、ホール、トイレを設けたことを特徴とする
請求項1、2、3または4に記載の立体駐車場を備えた
中高層建物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001260741A JP2003074198A (ja) | 2001-08-30 | 2001-08-30 | 立体駐車場を備えた中高層建物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001260741A JP2003074198A (ja) | 2001-08-30 | 2001-08-30 | 立体駐車場を備えた中高層建物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003074198A true JP2003074198A (ja) | 2003-03-12 |
Family
ID=19087900
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001260741A Pending JP2003074198A (ja) | 2001-08-30 | 2001-08-30 | 立体駐車場を備えた中高層建物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003074198A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012214988A (ja) * | 2011-03-31 | 2012-11-08 | Sumitomo Mitsui Construction Co Ltd | 建物 |
JP2012251314A (ja) * | 2011-05-31 | 2012-12-20 | Sumitomo Mitsui Construction Co Ltd | 建物 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09203234A (ja) * | 1996-01-26 | 1997-08-05 | Shimizu Corp | 自走式立体駐車場 |
JPH09242351A (ja) * | 1996-03-05 | 1997-09-16 | Ando Corp | 超高層集合住宅 |
-
2001
- 2001-08-30 JP JP2001260741A patent/JP2003074198A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09203234A (ja) * | 1996-01-26 | 1997-08-05 | Shimizu Corp | 自走式立体駐車場 |
JPH09242351A (ja) * | 1996-03-05 | 1997-09-16 | Ando Corp | 超高層集合住宅 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012214988A (ja) * | 2011-03-31 | 2012-11-08 | Sumitomo Mitsui Construction Co Ltd | 建物 |
JP2012251314A (ja) * | 2011-05-31 | 2012-12-20 | Sumitomo Mitsui Construction Co Ltd | 建物 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080804 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110210 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110221 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110719 |