JP2003020090A - ディスク収納ケース - Google Patents

ディスク収納ケース

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JP2003020090A
JP2003020090A JP2001203719A JP2001203719A JP2003020090A JP 2003020090 A JP2003020090 A JP 2003020090A JP 2001203719 A JP2001203719 A JP 2001203719A JP 2001203719 A JP2001203719 A JP 2001203719A JP 2003020090 A JP2003020090 A JP 2003020090A
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JP
Japan
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disk
storage case
humidity
recording medium
humidity indicator
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001203719A
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English (en)
Inventor
Kengo Oishi
健吾 大石
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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  • Packaging For Recording Disks (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Packages (AREA)
  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスク記録媒体等へのカビ発生やカビ付着
を顕著に防止する。 【解決手段】 ディスク収納ケース10は、湿度インジ
ケータ17を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクや光磁
気ディスク等に、カビが発生するのを防止する技術に関
する。 【0002】 【従来の技術】カートリッジに収納されずに、いわゆる
単品状態で使用されるディスク記録媒体として、一方の
面を印刷面とされ、他方の面を光学面とされたものがあ
る。印刷面には、印刷インキを用いて印刷層が形成され
ている。印刷面は、ディスク記録媒体の記録内容等を表
示する。このようなディスク記録媒体として、例えば音
楽用CD、CD−R等の光ディスクが挙げられる。ディ
スク記録媒体は、非使用時にはプラスチックケースに収
納保管されることが多い。プラスチックケースには、一
般に、ディスク記録媒体の記録内容等を示すインデック
スカード(タイトルカード)やその他の紙印刷物も収納
される。 【0003】一方、シャッターを有するカートリッジ内
に、磁気ディスク、光ディスク又は光磁気ディスクを、
回転可能に収納して構成されるディスクカートリッジが
ある。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】例えば、適度な温湿度
環境下で、CDやCD−R等のディスク記録媒体がプラ
スチックケース内に長期間保管されると、インデックス
カード、ディスク記録媒体及びプラスチックケースにカ
ビが発生することがある。一般にカビは、栄養素、水
分、温度の組合せにより発生する。インデックスカード
の紙繊維中やディスク記録媒体の印刷層中には、栄養素
が含まれている。空気中の汚染物質がインデックスカー
ド、ディスク記録媒体及びプラスチックケースに付着し
て、栄養素となることもある。また、ユーザーがインデ
ックスカード、ディスク記録媒体及びプラスチックケー
スを取り扱う際に、それらに手の汚れや油分が付着する
が、この汚れや油分も栄養素となる。また、いわゆる梅
雨時には、適度な温度で高湿度な環境となるため、前記
した栄養素とあいまって、カビが発生しやすくなる。と
りわけ、インデックスカードの紙繊維の保湿効果が大き
いため、インデックスカードにはカビが生じやすく、ま
た、インデックスカードに発生したカビは周囲に移行し
やすい。インデックスカードに発生したカビが、プラス
チックケースやディスク記録媒体に移行することで、プ
ラスチックケースやディスク記録媒体の印刷面に、加速
的にカビが発生することもある。 【0005】インデックスカードやディスク記録媒体の
印刷面がカビによって汚染されていると、汚れが目立つ
ためユーザーの信頼を大きく落とし、商品価値が下が
る。また、ディスク記録媒体の光学面が、印刷面から移
行してきたカビによって汚染されていると、正常な記録
の読み書きができなくなる可能性が生じる。 【0006】また、ディスクカートリッジ内のディスク
であっても、記録再生動作時にスピンドル孔などより流
入する空気によって、外部の塵埃等の汚染物質がディス
ク表面に付着し、上記と同じ理由によりカビが発生する
ことがある。ディスクの記録可能容量が増大するにつれ
て、カビによる記録再生特性への影響も大きくなる。 【0007】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、その目的は、ディスク記録媒体、プラスチッ
クケース及びディスクカートリッジへのカビ発生やカビ
付着を顕著に防止することにある。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、湿
度インジケータを備えたことを特徴とするディスク収納
ケースによって達成される。ここでいう「ディスク収納
ケース」には、単品状態で使用されるディスク記録媒体
を収納するケースや、ディスクカートリッジが含まれ
る。前記湿度インジケータとして、ディスク近傍の湿気
を吸収することにより変色する、ラベル状のものを用い
ることが好ましい。また、前記湿度インジケータとし
て、数種の湿度表示及び警告文を備えたものを用い、デ
ィスク収納ケースの外部から前記湿度表示及び警告文を
視認できるように構成することが好ましい。また、前記
湿度表示及び警告文を複数の方向から視認できるように
構成することが好ましい。例えば、ディスク収納ケース
の複数箇所に湿度インジケータを設けることで、湿度表
示及び警告文を複数の方向から視認できるようになる。
また、前記ディスク収納ケースの内壁面に、湿度インジ
ケータが装着される収納凹部が設けられていることが好
ましい。なお収納凹部は、凹みに限らず、湿度インジケ
ータによって塞がれるような孔であってもよい。 【0009】以上のような構成のディスク収納ケースに
よれば、ディスクの近傍で、カビ発生の要因の一つであ
る水分を、湿度インジケータによって監視することがで
き、湿度インジケータの表示に基づいて、カビが発生す
る以前に早急に対策をとることが可能となる。湿度イン
ジケータとしてラベル状のものを用いれば、ディスク収
納ケースへの取り付けが容易であり、ディスク収納ケー
スが大型化することもない。湿度インジケータとして、
数種の湿度表示及び/又は警告文を備えたものを用いれ
ば、より正確な湿度情報をユーザーに提供することがで
きる。湿度表示及び警告文を複数の方向から視認できる
ように構成することで、ユーザーがうっかり湿度インジ
ケータの表示を見逃す可能性を低減できる。ディスク収
納ケースの内壁面に収納凹部が設けられていれば、湿度
インジケータとディスクとの接触を避けつつ、ディスク
近傍における湿度を正確に測定できる。また、ディスク
収納ケースの大型化を効果的に抑制できる。また、湿度
インジケータの表示が見やすくなり、視認性が向上す
る。 【0010】湿度インジケータとしては、吸湿によって
変色するコバルト塩類(塩化コバルト等)の他、塩化
鉄、塩化銅、塩化ニッケル、臭化鉄、臭化マンガン、ヨ
ウ化マンガン、硫化ニッケル、硫酸マンガンなどを用い
たものが挙げられる。例えば、これらの物質を吸湿紙に
印刷してなる、ラベル状(カード状)の湿度インジケー
タを採用することができる。高湿度まで検出可能とする
ために、前記コバルト塩に界面活性剤またはアルカリ土
類金属塩(塩化カルシウム等)を添加してもよい。ま
た、湿度インジケータとして、可逆的に変色するものを
用いてもよいし、一旦変色した色が元に戻らない所謂メ
モリー機能付きのものを用いてもよい。 【0011】ディスク収納ケースは、比較的透明性に優
れる合成樹脂(スチロール樹脂、アクリロニトリルブタ
ジエンスチレン(ABS)樹脂、ポリカーボネート(P
C)樹脂など)で形成できる。密封性を高めるために、
フレキシブルなポリプロピレン(PP)樹脂などを用い
てもよい。また、デザイン上、着色されてもよい。 【0012】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を、図面
を参照しながら詳細に説明する。図1に示す第1実施形
態であるディスク収納ケース(プラスチックケース)1
0は、その上面にディスク記録媒体Dを載置される収納
ケース本体11と、蓋体15とを備えている。収納ケー
ス本体11は、長方形状の底壁の周縁部に側壁を立設し
てなる底部と、底部内に収納されるトレーとを備えた構
成とすることができる。トレーの上面には、ディスク記
録媒体の光学面ないし印刷面に相対するディスク保護面
が凹設される。ディスク保護面の中央には、ディスクを
保持する弾性片12が凸設される。蓋体15は、その一
端部において収納ケース本体11にヒンジ結合されて、
収納ケース本体11に対して開閉自在になっている。 【0013】収納ケース本体11の底部と、蓋体15と
は、ディスク収納ケース10の内部を視認できるよう
に、透明ないし半透明な樹脂で形成される。収納ケース
本体11のトレーは、不透明な樹脂で形成される。な
お、収納ケース本体11は、トレーを有しない構成でも
よい。この場合、収納ケース本体11は、長方形状の底
壁の周縁部に側壁を立設した構成となり、底壁の上面
に、ディスク保護面及び弾性片が一体的に設けられる。 【0014】ディスク収納ケース10は、湿度インジケ
ータ17を内蔵している。湿度インジケータ17は、蓋
体15の、ディスク記録媒体Dに相対する面(内面。図
では下面。)に設けることができる。湿度インジケータ
17を、収納ケース本体11のトレーの、ディスク保護
面の外周側に設けることも考えられる。図1に示すよう
に、収納ケース本体11上にディスク記録媒体Dを載置
するとともに蓋体15を閉じた状態で、蓋体15を透し
て、湿度インジケータ17の表示部を視認することがで
きる。湿度インジケータ17としては、吸湿によって変
色する物質を吸湿紙上に印刷してなる、ラベル状のもの
を採用できる。 【0015】以上のような構成のディスク収納ケース1
0によれば、ディスク記録媒体Dの近傍で、カビ発生の
要因の一つである水分を、湿度インジケータ17によっ
て監視することができる。そして、湿度インジケータ1
7の表示(変色)に基づいて、ディスク収納ケース10
の内部及び外部の除湿を行うなど、カビが発生する以前
に早急に対策をとることが可能となる。 【0016】図2は、第2実施形態であるディスク収納
ケース20の断面図である。なお、以下に説明する実施
形態において、既に説明した部材等と同様な構成・作用
を有する部材等については、図中に同一符号又は相当符
号を付すことにより、説明を簡略化或いは省略する。図
2に示すように、ディスク収納ケース20は、複数の
(ここでは2個の)湿度インジケータ17を内蔵してい
る。蓋体25の天壁の内面(図では下面)と、収納ケー
ス本体21の底壁の内面(図では上面)とには、それぞ
れ、収納凹部25a,21aが形成されている。湿度イ
ンジケータ17は、収納凹部25a,21a内に収納さ
れている。蓋体25の天壁及び収納ケース本体21の底
壁を透して、湿度インジケータ17の表示部を視認する
ことができる。すなわち、複数の方向(上方及び下方)
から、湿度インジケータ17の表示部を視認することが
できる。 【0017】以上のような構成のディスク収納ケース2
0によれば、湿度インジケータ17の表示を複数の方向
から視認できるので、ユーザーがうっかり湿度インジケ
ータ17の表示を見逃す可能性が低い。また、湿度イン
ジケータ17を、ディスク収納ケース20の内面に設け
られた収納凹部に配設することで、湿度インジケータ1
7とディスク記録媒体Dとの接触を避けつつ、ディスク
記録媒体Dの近傍における湿度を正確に測定できる。ま
た、こうすることでディスク収納ケース20の大型化を
効果的に抑制できる。さらに、湿度インジケータ17の
表示が見やすくなり、視認性が向上する。 【0018】図3は、第3実施形態であるディスク収納
ケース30の要部斜視図である。本実施形態では、ディ
スク収納ケース30に内蔵された湿度インジケータ37
が、複数の(ここでは3個の)変色部37a〜37c
と、各変色部37a〜37cに対応する警告文38a〜
38cとが設けられている。変色部37a〜37cは、
吸湿によって変色する物質が、吸湿紙上にボタン状に印
刷されてなる。変色部37a〜37cは、変色特性が異
なっている。ディスク記録媒体Dの近傍の湿度が所定以
上になると、先ず、変色部37aが変色する。更に湿度
が上昇すると、変色部37bが変色し、更に湿度が上昇
すると、変色部37cが変色する。 【0019】以上のような構成のディスク収納ケース3
0によれば、ディスク記録媒体D近傍におけるより正確
な湿度情報をユーザーに提供することができる。 【0020】なお、本発明は前述した実施形態に限定さ
れるものではなく、適宜な変形、改良等が可能である。
例えば、ディスク収納ケースの外面に湿度インジケータ
が設けられてもよい。本発明は、シャッターを有するカ
ートリッジ内にディスクを収納して構成されるディスク
カートリッジにも適用できる。 【0021】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ディスク記録媒体、プラスチックケース及びディスクカ
ートリッジへのカビ発生やカビ付着を顕著に防止するこ
とできる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の第1実施形態を示す斜視図である。 【図2】本発明の第2実施形態を示す要部断面図であ
る。 【図3】本発明の第3実施形態を示す要部斜視図であ
る。 【符号の説明】 10,20,30 ディスク収納ケース 11,21,31 収納ケース本体 15,25,35 蓋体 17,37 湿度インジケータ D ディスク記録媒体
フロントページの続き Fターム(参考) 3E036 AA05 CA10 DA06 FA01 3E062 AA01 AB10 AC02 BA20 DA02 DA07 3E067 AA13 AB38 AC01 BA05A BB14A BC07A EE47 FA01 FC01 GD10 3E068 AA08 AB01 AC06 BB01 CC02 CE06 DD40 DE01 EE40

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 湿度インジケータを備えたことを特徴と
    するディスク収納ケース。
JP2001203719A 2001-07-04 2001-07-04 ディスク収納ケース Pending JP2003020090A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006294225A (ja) * 2005-03-17 2006-10-26 Hitachi Maxell Ltd 記録媒体内蔵カートリッジ、およびカートリッジ内蔵包装体
JP2007269400A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Daio Paper Corp 衛生薄葉紙収納材及び衛生薄葉紙収納物品
JP2012084751A (ja) * 2010-10-13 2012-04-26 Murata Mfg Co Ltd 電子部品収納テープ

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