JP3307487B2 - 光ディスク収納ケース - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、光学的手段を用いて情
報信号の書き込み及び／又は読み出しが行われる光ディ
スクを収納する収納ケースに関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、光学的手段を用いて情報信号の書
き込み及び／又は読み出しが行われる光ディスクが用い
られている。この種の光ディスクは、合成樹脂材料より
なるディスク基板に対し、微細な凹凸により情報信号が
刻まれ、又は磁性材料よりなる信号記録層が被着されて
いる。この光ディスクは、中央部に記録及び／又は再生
装置にチャッキングするための中央孔が開設されてい
る。

【０００３】このような光ディスクを塵挨の付着や手指
の接触等による汚損から保護するため、収納ケースが用
いられている。この光ディスク収納ケースは、合成樹脂
材料より形成され、ディスク保持板（トレイ部）とこの
ディスク保持板を収納する収納体部分（ケース部）とを
有している。

【０００４】ディスク保持板は、一辺の長さが収納され
る光ディスクの直径に略々等しくなされた略々矩形平板
状に形成され、中央部に光ディスクの中央孔に嵌合する
チャッキング部が設けられている。チャッキング部は、
円柱状の突起として形成され、縮径方向に弾性変位可能
とされている。収納体部分は、ディスク保持板の外周部
が嵌合される本体部と、この本体部に回動可能に支持さ
れた蓋体部とから構成されている。

【０００５】本体部は、ディスク保持板に略々等しい大
きさ及び形状の主板部とこの主板部の周囲部より立設さ
れた周壁部とを有する。ディスク保持板は、周壁部によ
り周囲部を保持され、光ディスクを保持する一面部を外
方側に臨ませて本体部に取り付けられている。蓋体部
は、ディスク保持板と略々等しい大きさ及び形状の平板
状に形成され、一辺側部分を、本体部の一側に回動可能
に取り付けられている。蓋体部は、本体部に対して回動
されることにより、ディスク保持板の一面部を開閉す
る。すなわち、蓋体部は、周囲部を周壁部の先端部に突
き合わせることにより、ディスク保持板を覆い、また、
ディスク保持板を外方に臨ませることにより、ディスク
保持板に対する光ディスクの着脱を可能となす。

【０００６】すなわち、この光ディスク収納ケースは、
光ディスクがディスク保持板により中央孔を保持された
状態で蓋体部に覆われて本体部に収納される。

【０００７】

【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な光ディスク収納ケースは、材料として使用される合成
樹脂材料が廃棄された場合に自然界において分解されな
い材料であるため、環境破壊の問題を招くおそれがあ
る。この光ディスク収納ケースは、リサイクル使用（材
料としての再使用）が困難であり、破損や汚損等により
使用不可能となったものの処理としては廃棄以外にない
のが実状であり、資源の有効利用がされていない。

【０００８】さらに、この光ディスク収納ケースは、収
納する光ディスクよりも重量が大きいので、大量の光デ
ィスクを運搬する場合にあっては、光ディスクそのもの
を運搬するよりも大きなエネルギーが消費されることと
なってしまう。

【０００９】そこで、本発明は、上述の実情に鑑みて提
案されるものであって、廃棄やリサイクルが容易であ
り、さらに、軽量であって合理的な運搬を行うことがで
き、光ディスクの収納及び取り出しが容易である光ディ
スク収納ケースを提供することを目的とする。

【００１０】

【課題を解決するための手段】上述の課題を解決し上記
目的を達成するため、本発明に係る光ディスク収納ケー
スは、耐油性及び耐水性を有する板紙部材を屈曲して形
成され、一辺の長さが収納する光ディスクの直径に略々
対応する長さを有する略々矩形状の主板部と、上記主板
部と一体で且つ上記主板部と略々同一の大きさを有する
略々矩形状に形成され、上記主板部の三辺部に対して三
辺部が連結され、上記主板部と共働して一辺部が開放さ
れた袋状の収納部を形成する副板部と、上記収納部の開
放端側となる主板部の一辺部より舌状の蓋板部を備え、
上記副板部は、上記収納部の開放端側の一辺部より略々
中央部に亘る切り欠き部と上記切り欠き部の上記副板部
の略々中央部に位置する端縁部より両側に向けて設けら
れた一対の切り込み部とを有し、上記収納部に光ディス
クが収納されたとき、上記光ディスクの中央部の少なく
とも一部を外方に臨ませ、上記蓋板部を上記副板部側に
折り返し、上記一対の切り込み部に進入することによっ
て、上記切り込み部を覆い隠すようにしたものである。

【００１１】

【作用】本発明に係る光ディスク収納ケースの略々矩形
の主板部の三辺部に対して三辺部を連結されて主板部と
共働して一辺部が開放された袋状の収納部を形成する副
板部は、収納部の開放端側の一辺部より略々中央部に亘
る切り欠き部を有し、収納部に光ディスクが収納された
とき、この光ディスクの中央孔の少なくとも一部を外方
に臨ませるので、中央孔の内周部において光ディスクを
保持した状態で収納部への挿入及び取り出しを可能とな
す。

【００１２】収納部の開放端側となる主板部の一辺部よ
り延設された舌片状の蓋板部は、副板部側に折り返され
ることにより切り欠き部を覆い隠し、収納部を密閉して
光ディスクを収納する。

【００１３】

【実施例】以下、本発明の具体的な実施例を図面を参照
しながら説明する。

【００１４】本発明に係る光ディスク収納ケースは、図
１に示すように、光ディスク１０１を収納するためのケ
ースである。この光ディスク１０１としては、例えば、
情報信号の読み出し専用の光ディスク、一回のみの情報
信号の書き込み及びこの情報信号の読み出しが可能な光
ディスク、情報信号の書き込み及び読み出しが可能な光
磁気ディスクがある。また、情報信号としては、音響信
号、画像信号、あるいは、コンピュータプログラム用の
信号等種々のものが適用される。

【００１５】光ディスク１０１は、合成樹脂材料よりな
るディスク基板に対し、微細な凹凸（ピット）により情
報信号が刻まれ、又は磁性材料よりなる信号記録層が被
着形成されている。この光ディスク１０１は、中央部に
記録及び／又は再生装置にチャッキングするための中央
孔１０２が設けられている。光ディスク１０１は、一方
の面側より情報信号の書き込み又は読み出しが行われ、
他方の面側に印刷が施され、あるいはラベルが貼付され
て表示部１０３が設けられている。この表示部１０３
は、光ディスク１０１に記録されている情報信号の内容
や、光ディスクに１０１に記録可能な情報信号の量（時
間）等を示す表示が施されている。また、表示部１０３
は、光ディスク１０１に形成されたピットや信号記録層
を保護する保護膜としても機能する。

【００１６】なお、この例において収納される光ディス
ク１０１は、直径を１２０ｍｍとするものである。

【００１７】本発明に係る光ディスク収納ケースは、図
１及び図７に示すように、耐油性及び耐水性を有する板
紙材料を折り曲げて形成されている。この光ディスク収
納ケースは、図７の展開図に示すように形状に形成され
た板紙材料を、後述するように折り曲げ糊付けすること
により形成される。

【００１８】耐油性及び耐水性を有する板紙材料として
は、表面部を合成樹脂材料によりコーティング処理され
た紙を使用することができる。この板紙材料は、表面部
をコーティングする合成樹脂材料が適宜選択されること
により、光ディスク１０１の保護を図り、さらに帯電防
止効果を有する。

【００１９】紙の表面部をコーティングする合成樹脂材
料を適宜選択することにより、板紙材料は、廃棄した場
合に自然界において分解され、また、リサイクル、すな
わち材料としての再使用が可能なものなる。このような
板紙材料としては、例えば、株式会社大昭和加工紙業製
の「Ｅパック」（商品名）が挙げられる。

【００２０】本発明に係る光ディスク収納ケースは、一
辺の長さが、収納する光ディスク１０１の直径に略々対
応する長さを有する略々矩形状の主板部１を有してい
る。主板部１の下辺には折り曲げ部１５を介して副板部
２が連設されている。副板部２は、主板部１と略々同一
の大きさを有する略々矩形状に形成されている。副板部
２は、折り曲げ部１５が屈曲されることにより主板部１
に重ねられる。この副板部２は、主板部１の両側辺部に
それぞれ折り曲げ部１６，１６を介して連設された一対
の糊付け片１４，１４を介して両側を主板部１に糊付け
される。すなわち、副板部２は、主板部１上に折り返さ
れた一対の糊付け片部１６，１６に対して両側が糊付け
される。副板部２は、記主板部１の三辺部に対して三辺
部を連結されて、主板部１と共働して一辺部が開放され
た袋状の収納部を形成する。

【００２１】そして、副板部２は、図１に示すように、
収納部の開放端側の一辺部に円弧状切り欠き部７が設け
られている。円弧状切り欠き部７の曲率半径は、光ディ
スク１０１の半径よりも大きくなされている。副板部２
は、収納部の開放端側の一辺部、すなわち、円弧状切り
欠き部７の中央部より副板部２の略々中央部に亘って切
り欠き部８が形成されている。切り欠き部８は、収納部
に光ディスク１０１が収納されたとき、図２に示すよう
に、光ディスク１０１の中央孔１０２の一部を外方に臨
ませる。

【００２２】光ディスク１０１は、中央孔１０２の縁部
を手指等により保持された状態で、収納部に対し挿入及
び取り出しを行われることができる。光ディスク１０１
は、収納部に収納されるとき、表示部１０３が被着形成
された他方の面を副板部２側に位置させ、情報信号の書
き込み及び／又は読み出しが行われる一方の面を主板部
１側に位置させて収納される。

【００２３】主板部１の収納部の開放端側となる一辺部
には、図１に示すように、舌片状の蓋板部４が、第１及
び第２の屈曲部５，６を介して延設されている。これら
各屈曲部５，６は、屈曲及び伸展を繰り返し得るように
癖付けされており、５ｍｍ程度の距離を隔て主板部１の
一辺部に互いに平行に形成されている。これら屈曲部
５，６間は、天板部３となされている。

【００２４】なお、天板部３には、光ディスク１０１に
記録されている情報信号の内容や光ディスク１０１に記
録可能な情報信号の量（時間）等を示す表示を設けるこ
とができる。このように天板部３に設けられた表示は、
この光ディスク収納ケースを積層状に複数枚重ねた状態
においても視認することができる。

【００２５】蓋板部４は、図３に示すように、副板部２
側に折り返されることにより、切り欠き部８を覆い隠
す。このとき、天板部３は、収納部の開口端に対向して
閉塞する。蓋板部４は、略々半円形状に形成されてお
り、外周端縁の曲率半径は、光ディスク１０１の半径に
略々等しくなされている。

【００２６】そして、切り欠き部８の副板部２の略々中
央部に位置する端縁部より、両側に向けて一対の円弧状
の第１の切り込み部９，９が設けられている。これら第
１の切り込み部９，９は、両側が切り欠き部８より離間
する方向の円弧形状に形成されている。切り欠き部８の
延長上に位置する第１の切り込み部９，９間は、円弧状
の第１の舌片部１１となる。

【００２７】また、切り欠き部８の中途部の両側には、
一対の第２の切り込み部１０，１０が形成されている。
これら第２の切り込み部１０，１０は、第１の切り込み
部９，９よりも曲率半径の大きな円弧形状に形成され、
第１の切り込み部９，９と同一方向の円弧となされてい
る。これら第２の切り込み部１０，１０の切り欠き部８
への連通部分は、それぞれ、切り欠き部８に向けて切り
込みの幅が徐々に広くなる拡幅部１２，１２とされてい
る。

【００２８】各第１の切り込み部９，９と各第２の切り
込み部１０，１０との間の部分は、図３に示すように、
それぞれ、対をなす第２の舌片部１３，１３を構成して
いる。

【００２９】蓋板部４は、副板部２側に折り返されたと
き、先端側部分を、各拡幅部１２，１２を介して各第２
の切り込み部１０，１０内に進入させ、さらに、各第１
の切り込み部９，９に進入させる。このとき、蓋板部４
は、図３に示すように、副板部２と各第２の舌片部１
３，１３とに挟持されて保持された状態となる。このよ
うに、蓋板部４が副板部２と各第２の舌片部１３，１３
とに保持された状態において、収納部内に収納された光
ディスク１０１は、外方側に対して密閉された状態とな
され、塵挨の付着や手指の接触等による汚損から確実に
保護される。

【００３０】本発明に係る光ディスク収納ケースは、図
４に示すように、図８の展開図に示すように形成された
板紙材料を屈曲させるとともに糊付けすることによって
も構成することができる。この場合においても、本発明
に係る光ディスク収納ケースは、耐油性、耐水性及び帯
電防止効果を有する、例えば上述の「Ｅパック」（商品
名）の如き板紙材料から構成される。

【００３１】この光ディスク収納ケースは、一辺の長さ
が、光ディスク１０１の直径に略々対応する長さを有す
る略々矩形状の主板部１を有している。この主板部１の
下辺には、折り曲げ部１５を介して副板部２が連設され
ている。副板部２は、主板部１と略々同一の大きさを有
する略々矩形状に形成されている。副板部２は、折り曲
げ部１５に沿って屈曲されることにより主板部１に重ね
られる。副板部２は、主板部１の両側辺部にそれぞれ折
り曲げ部１６，１６を介して連設された一対の糊付け片
部１４，１４を介して両側を主板部１に糊付けされる。
すなわち、副板部２は、主板部１上に折り返された一対
の糊付け片部１６，１６に対して両側部分を糊付けされ
る。副板部２は、主板部１の三辺部に対して三辺部を連
結されて、主板部１と共働して一辺部が開放された袋状
の収納部を形成する。

【００３２】そして、副板部２は、収納部の開放端側の
一辺部に、円弧状切り欠き部７が設けられている。この
円弧状切り欠き部７の曲率半径は、光ディスク１０１の
半径よりも大きくなされている。また、副板部２は、収
納部の開放端側の一辺、すなわち、円弧状切り欠き部７
の中央部より副板部２の略々中央部に亘る切り欠き部８
が形成されている。切り欠き部８は、収納部に光ディス
ク１０１が収納されたとき、図５に示すように、光ディ
スク１０１の中央孔１０２の一部を外方に臨ませる。

【００３３】光ディスク１０１は、中央孔１０２の縁部
を手指等により保持された状態で、収納部に対し挿入及
び取り出しを行われることができる。光ディスク１０１
は、収納部に収納されるとき、表示材１０３が被着形成
された他方の面を副板部２日させ、情報信号の書き込み
及び／又は読み出しが行われる一方の面を主板部１側に
位置させて収納される。

【００３４】主板部１の収納部の開放端側となる一辺に
は、舌片状の蓋板部４が、屈曲部５を介して延設されて
いる。屈曲部５は、屈曲及び伸展を繰り返され得るよう
に癖付けされている。

【００３５】蓋板部４は、図６に示すように、副板部２
側に折り返されることにより、切り欠き部８を覆い隠
す。このとき、収納部の開口端は、主板部１及び蓋板部
４の屈曲部５の近傍部分により閉塞される。蓋板部４
は、略々半円形状に形成されており、外周端縁の曲率半
径は、光ディスク１０１の半径に略々等しくなされてい
る。

【００３６】切り欠き部８の副板部２の略々中央部に位
置する端縁部より両側に向けて、一対の円弧状の切り込
み部９，９が設けられている。これら切り込み部９，９
は、両側が切り欠き部８より離間する方向の円弧形状に
形成されている。切り欠き部８の延長上に位置する各切
り込み部９，９間の部分は、円弧状の舌片部１１となさ
れている。

【００３７】蓋板部４は、副板部２側に折り返されたと
き、先端側部分を各切り込み部９，９に進入させる。こ
のとき、蓋板部４は、図６に示すように、副板部２と舌
片部１１とに挟持されて保持された状態となる。このよ
うに、蓋板部４が副板部２と舌片部１１とに保持された
状態においては、光ディスク１０１は、収納部に密閉さ
れた状態で収納され、塵挨の付着や手指の接触等による
汚損から確実に保護される。

【００３８】

【発明の効果】上述のように、本発明に係る光ディスク
収納ケースは、副板部に収納部の開放端側の一辺部より
略々中央部に亘る切り欠き部とこの切り欠き部の副板部
の略々中央部に位置する端縁部より両側に向けて一対の
切り込み部を設け、収納部に光ディスクが収納されたと
き、この光ディスクの中央部の少なくとも一部を外方に
臨ませ、蓋板部が副板部側に折り返され、一対の切り込
み部に進入することにより切り込み部を覆い隠すように
した収納ケースを構成する主板部及び蓋体部を、耐油性
及び耐水性を有する板紙部材により形成しているので、
廃棄や再使用が容易であり、廃棄しても環境破壊を抑制
できる。

【００３９】さらに、収納した光ディスクを油性分や水
分から確実な保護を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係る光ディスク収納ケースを開蓋した
状態及びこの光ディスク収納ケースに収納される光ディ
スクを示す斜視図である。

【図２】光ディスク収納ケースが開蓋された状態で光デ
ィスクが収納されている状態を示す斜視図である。

【図３】光ディスク収納ケースが閉蓋された状態を示す
斜視図である。

【図４】本発明に係る光ディスク収納ケースの他の例の
開蓋した状態及びこの光ディスク収納ケースに収納され
る光ディスクを示す斜視図である。

【図５】図４に示す光ディスク収納ケースが開蓋された
状態で光ディスクが収納されている状態を示す斜視図で
ある。

【図６】図４に示す光ディスク収納ケースが閉蓋された
状態を示す斜視図である。

【図７】図１及至図３に示す光ディスク収納ケースの展
開した状態を示す平面図である。

【図８】図４及至図６に示す光ディスク収納ケースの展
開した状態を示す平面図である。

【符号の説明】

１ 主板部、 ２ 副板部、 ４ 蓋板部、 ８ 切り
欠き部、 １０１ 光ディスク、 １０２ 中央孔

フロントページの続き (56)参考文献 特開 平７−137780（ＪＰ，Ａ) 実開 昭58−56379（ＪＰ，Ｕ) 実開 平４−27790（ＪＰ，Ｕ) 実開 平２−131986（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭47−1523（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭57−168881（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.⁷，ＤＢ名) B65D 85/57 G11B 23/02

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 耐油性及び耐水性を有する板紙部材を屈
   曲して形成され、一辺の長さが収納する光ディスクの直
   径に略々対応する長さを有する略々矩形状の主板部と、 上記主板部と一体で且つ上記主板部と略々同一の大きさ
   を有する略々矩形状に形成され、上記主板部の三辺部に
   対して三辺部が連結され、上記主板部と共働して一辺部
   が開放された袋状の収納部を形成する副板部と、上記収納部の開放端側となる主板部の一辺部より舌状の
   蓋板部を備え、 上記副板部は、上記収納部の開放端側の一辺部より略々
   中央部に亘る切り欠き部と上記切り欠き部の上記副板部
   の略々中央部に位置する端縁部より両側に向けて設けら
   れた一対の切り込み部とを有し、上記収納部に光ディス
   クが収納されたとき、上記光ディスクの中央部の少なく
   とも一部を外方に臨ませ、上記蓋板部を上記副板部側に
   折り返し、上記一対の切り込み部に進入することによっ
   て、上記切り込み部を覆い隠す光ディスク収納ケース。