JPH07149389A - 光ディスク収納ケース - Google Patents

光ディスク収納ケース

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JPH07149389A
JPH07149389A JP29304693A JP29304693A JPH07149389A JP H07149389 A JPH07149389 A JP H07149389A JP 29304693 A JP29304693 A JP 29304693A JP 29304693 A JP29304693 A JP 29304693A JP H07149389 A JPH07149389 A JP H07149389A
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Shinji Kii
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    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 耐油性及び耐水性を有する板紙材料から折り
曲げ形成して構成され、主板部1と共働して収納部を形
成する副板部2には、光ディスク101の取り出しを容
易化する切り欠き部8が形成され、主板部1には、切り
欠き部8を閉蓋する蓋板部4が延設されている。 【効果】 材料のリサイクル使用が可能であり、また、
廃棄しても、自然環境に対して悪影響を及ぼさない。光
ディスクを確実に保護できるとともに、この光ディスク
の収納及び取り出しが容易である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、いわゆる光ディスクや
光磁気ディスクの如き、光学的手段により情報信号の書
き込み及び/又は読み出しを行う円盤状の記録媒体を収
納する光ディスク収納ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、いわゆる光ディスクや光磁気ディ
スクの如き、光学的手段により情報信号の書き込み及び
/又は読み出しを行う円盤状の記録媒体が提案されてい
る。このような光ディスク等は、合成樹脂材料よりなる
円盤状のディスク基板に対し、微細な凹凸により情報信
号が刻まれ、または、磁性材料よりなる信号記録層が被
着形成されて構成されている。この光ディスク等は、中
央部に、この光ディスク等が記録及び/又は再生装置に
おいてチャッキングされるための中央孔が開設されてい
る。
【0003】そして、このような記録媒体を塵挨の付着
や手指の接触等による汚損から保護するために、光ディ
スク収納ケースが用いられている。この光ディスク収納
ケースは、合成樹脂材料より形成され、ディスク保持板
(トレイ部)とこのディスク保持板を収納する収納体部
分(ケース部)とを有して構成されている。
【0004】上記ディスク保持板は、一辺の長さが上記
光ディスク等の直径に略々等しくなされた略々矩形平板
状に形成され、中央部分に、上記光ディスク等の中央孔
に嵌合するチャッキング部を有している。このチャッキ
ング部は、略々円柱状の突起として形成されており、縮
径方向に弾性変位可能となされている。上記収納体部分
は、上記ディスク保持板の外周部が嵌合される本体部
と、この本体部に回動可能に支持された蓋体部とから構
成されている。
【0005】上記本体部は、上記ディスク保持板に略々
等しい大きさ及び形状の主板部とこの主板部の周囲部よ
り立設された周壁部とを有して形成されている。上記デ
ィスク保持板は、上記周壁部により周囲部を保持され、
上記光ディスク等を保持する一面部を外方側に臨ませ
て、この本体部に取り付けられている。上記蓋体部は、
上記ディスク保持板と略々等しい大きさ及び形状の略々
平板状に形成され、一辺側部分を、上記本体部の一側側
部分に対して、回動可能に取り付けられている。この蓋
体部は、上記本体部に対して回動されることにより、上
記ディスク保持板の一面部を開閉する。すなわち、この
蓋体部は、周囲部を上記周壁部の先端部に突き合わせる
ことにより、上記ディスク保持板を覆い、また、該ディ
スク保持板を外方に臨ませることにより、このディスク
保持板に対する上記光ディスク等の着脱を可能となす。
【0006】すなわち、この光ディスク収納ケースにお
いては、上記光ディスク等は、上記ディスク保持板によ
り上記中央孔を保持された状態で、上記蓋体部に覆われ
て、上記本体部内に収納される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な光ディスク収納ケースは、材料として使用される合成
樹脂材料が、廃棄された場合に自然界において分解され
ない材料であるため、いわゆる環境破壊の問題を招来す
る一因となっている。また、この光ディスク収納ケース
は、いわゆるリサイクル使用(材料としての再使用)が
困難であり、破損や汚損等により使用不可能となったも
のの処理としては廃棄以外にないのが実状であり、自然
資源の浪費となる虞れもある。
【0008】さらに、この光ディスク収納ケースは、上
記光ディスク等よりも重量が大きいので、大量の光ディ
スク等を運搬する場合にあっては、光ディスク等そのも
のよりも、該光ディスク収納ケースを運搬するためのエ
ネルギーが消費されることとなり、不合理である。
【0009】そこで、本発明は、上述の実情に鑑みて提
案されるものであって、廃棄やリサイクル使用が容易、
かつ、環境破壊を生じさせずに行うことができ、また、
軽量であって合理的な運搬が行えるようになされ、さら
に、光ディスク等の収納及び取り出しが容易である光デ
ィスク収納ケースを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決し上記
目的を達成するため、本発明に係る光ディスク収納ケー
スは、耐油性及び耐水性を有する板紙材料から屈曲形成
されて構成され、一辺の長さが収納する光ディスクの直
径に略々対応する長さである略々矩形の主板部と、この
主板部と略々同様の大きさの略々矩形に形成され該主板
部の三辺部に対して三辺部を連結されて該主板部と共働
して一辺部側が開放された袋状の収納部を形成する副板
部とを備え、上記副板部は、上記収納部の開放端側の一
辺部より略々中央部に亘る切り欠き部を有し、該収納部
に光ディスクが収納されたとき、この光ディスクの中央
孔の少なくとも一部を外方に臨ませてなるものである。
【0011】そして、本発明は、上述の光ディスク収納
ケースにおいて、上記収納部の開放端側となる上記主板
部の一辺部より延設された舌片状の蓋板部を設け、この
蓋板部は、上記副板部側に折り返されることにより、上
記切り欠き部を覆い隠すこととしたものである。
【0012】
【作用】本発明に係る光ディスク収納ケースは、耐油性
及び耐水性を有する板紙材料から屈曲形成されて構成さ
れ、この光ディスク収納ケースにおいては、略々矩形の
主板部の三辺部に対して三辺部を連結されて該主板部と
共働して一辺部側が開放された袋状の収納部を形成する
副板部は、該収納部の開放端側の一辺部より略々中央部
に亘る切り欠き部を有し、該収納部に光ディスクが収納
されたとき、この光ディスクの中央孔の少なくとも一部
を外方に臨ませるので、該中央孔の内周部において該光
ディスクを保持した状態でのこの光ディスクの上記収納
部への挿入及び取り出しを可能となす。
【0013】そして、上述の光ディスク収納ケースにお
いて、上記収納部の開放端側となる上記主板部の一辺部
より延設された舌片状の蓋板部を設け、この蓋板部は、
上記副板部側に折り返されることにより、上記切り欠き
部を覆い隠すこととした場合には、上記光ディスクを外
方側に対して密閉した状態で収納することができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例を図面を参照
しながら説明する。本発明に係る光ディスク収納ケース
は、図1に示すように、光ディスク101を収納するた
めのケースである。この光ディスク101としては、例
えば、情報信号の読み出し専用の光ディスク、一回のみ
の情報信号の書き込み及びこの情報信号の読み出しが可
能な光ディスク、情報信号の書き込み及び読み出しが可
能な光磁気ディスクがある。また、上記情報信号として
は、音響信号、画像信号、あるいは、コンピュータプロ
グラム用の信号等、種々のものが適用される。
【0015】この光ディスク101は、合成樹脂材料よ
りなる円盤状のディスク基板に対し、微細な凹凸(ピッ
ト)により情報信号が刻まれ、または、磁性材料よりな
る信号記録層が被着形成されて構成されている。この光
ディスク101は、中央部に、この光ディスク101が
記録及び/又は再生装置においてチャッキングされるた
めの中央孔102を有している。この光ディスク101
は、表面側より情報信号の書き込み及び/又は読み出し
が行われ、裏面部に、印刷やラベル貼付等の手段により
なる表示材103が被着されている。この表示材103
は、当該光ディスク101に記録されている情報信号の
内容や、当該光ディスクに101に記録可能な情報信号
の量(時間)等を示す表示を形成している。また、この
表示材103は、上記光ディスク101の上記ピット、
または、上記信号記録層を保護する保護膜ともなってい
る。
【0016】なお、この例における上記光ディスク10
1は、直径が120mmの光ディスクである。
【0017】上記光ディスク収納ケースは、図1及び図
7に示すように、耐油性及び耐水性を有する板紙材料か
ら屈曲形成されて構成されている。すなわち、この光デ
ィスク収納ケースは、図7の展開図に示す所定形状の板
紙材料を、後述する所定箇所で屈曲させるとともに、所
定箇所を糊付けすることにより、構成される。
【0018】耐油性及び耐水性を有する板紙材料として
は、表面部を合成樹脂材料によりコーティング処理され
た紙を使用することができる。また、この板紙材料は、
表面部をコーティングする合成樹脂材料が適宜選択され
ることにより、上記光ディスク101に対して傷損を与
え難く、さらに、帯電防止効果を有するものとなってい
る。
【0019】そして、上記紙の表面部をコーティングす
る合成樹脂材料を適宜選択することにより、この板紙材
料は、廃棄した場合に自然界において分解されるものと
なし、また、いわゆるリサイクル使用(材料としての再
使用)が可能なものとして形成されることができる。こ
のような板紙材料としては、例えば、株式会社大昭和加
工紙業製の「Eパック」(商品名)が挙げられる。
【0020】この光ディスク収納ケースは、一辺の長さ
が、収納する上記光ディスク101の直径に略々対応す
る長さである略々矩形の主板部1を有している。この主
板部1の下辺部には、折り曲げ部15を介して、副板部
2が連設されている。この副板部2は、上記主板部1と
略々同様の大きさの略々矩形に形成されている。この副
板部2は、上記折り曲げ部15が屈曲されることにより
上記主板部1に重ねられる。そして、この副板部2は、
上記主板部1の両側側辺部にそれぞれ折り曲げ部16,
16を介して連設された一対の糊付け片部14,14を
介して、両側側部分を該主板部1に糊付けされる。すな
わち、上記副板部2は、上記主板部1上に折り返された
上記一対の糊付け片部16,16に対して、両側側部分
を糊付けされる。したがって、上記副板部2は、上記主
板部1の三辺部に対して三辺部を連結されて、該主板部
1と共働して一辺部側が開放された袋状の収納部を形成
することとなる。
【0021】そして、上記副板部2は、上記収納部の開
放端側の一辺部に、円弧状切り欠き部7が設けられてい
る。この円弧状切り欠き部7の曲率半径は、上記光ディ
スク101の半径よりも大きくなされている。また、上
記副板部2は、上記収納部の開放端側の一辺部、すなわ
ち、上記円弧状切り欠き部7の中央部よりこの副板部2
の略々中央部に亘る切り欠き部8を有している。この切
り欠き部8は、上記収納部に上記光ディスク101が収
納されたとき、図2に示すように、この光ディスク10
1の中央孔102の一部を外方に臨ませる。
【0022】したがって、上記収納部に対しては、上記
光ディスク101は、上記中央孔102の縁部を手指等
により保持された状態で、挿入及び取り出しを行われる
ことができる。この光ディスク101は、上記収納部に
収納されるとき、上記表示材103が被着形成された裏
面部を上記副板部2の側となし、情報信号の書き込み及
び/又は読み出しが行われる側である表面部を上記主板
部1の側となして収納される。
【0023】上記主板部1の上記収納部の開放端側とな
る一辺部には、舌片状の蓋板部4が、第1及び第2の屈
曲部5,6を介して延設されている。これら各屈曲部
5,6は、屈曲及び伸展を繰り返され得るように癖付け
されており、5mm程度の一定の距離を隔てて、それぞ
れ上記主板部1の一辺部に平行となされている。これら
屈曲部5,6の間の部分は、天板部3となされている。
【0024】なお、上記天板部3には、上記光ディスク
101に記録されている情報信号の内容や該光ディスク
101に記録可能な情報信号の量(時間)等を示す表示
を設けることができる。このように上記天板部3に設け
られた表示は、この光ディスク収納ケースを積層状に複
数枚重ねた状態においても視認することができる。
【0025】上記蓋板部4は、図3に示すように、上記
副板部2側に折り返されることにより、切り欠き部8を
覆い隠す。このとき、上記天板部3は、上記収納部の開
口端に対向してこの開口端を閉蓋する。この蓋板部4
は、略々半円形状に形成されており、外周端縁の曲率半
径は、上記光ディスク101の半径に略々等しくなされ
ている。
【0026】そして、上記切り欠き部8の上記副板部2
の略々中央部に位置する端縁部より、両側側に向けて一
対の円弧状の第1の切り込み部9,9が設けられてい
る。これら第1の切り込み部9,9は、両側側が上記切
り欠き部8より離間する方向の円弧形状となされてい
る。上記切り欠き部8の延長上に位置する上記各第1の
切り込み部9,9の間となる部分は、円弧状の第1の舌
片部11となされている。
【0027】また、上記切り欠き部8の中途部の両側側
部分には、一対の第2の切り込み部10,10が形成さ
れている。これら第2の切り込み部10,10は、上記
各第1の切り込み部9,9よりも曲率半径の大きな円弧
形状となされており、該各第1の切り込み部9,9と同
一方向の円弧となされている。これら第2の切り込み部
10,10の上記切り欠き部8への連通部分は、それぞ
れ、該切り欠き部8に向けて切り込みの幅が徐々に広く
なるようになされた拡幅部12,12となされている。
【0028】上記各第1の切り込み部9,9と上記各第
2の切り込み部10,10との間の部分は、図3に示す
ように、それぞれ、対をなす第2の舌片部13,13と
なされている。
【0029】上記蓋板部4は、上記副板部2側に折り返
されたとき、先端側部分を、上記各拡幅部12,12を
介して上記各第2の切り込み部10,10内に進入さ
せ、さらに、上記各第1の切り込み部9,9に進入させ
る。すなわち、このとき、上記蓋板部4は、図3に示す
ように、上記副板部2と上記各第2の舌片部13,13
とに挟持されて保持された状態となる。このように、上
記蓋板部4が上記副板部2と上記各第2の舌片部13,
13とに保持された状態においては、上記収納部内に収
納された光ディスク101は、外方側に対して略々密閉
された状態となされ、塵挨の付着や手指の接触等による
汚損から確実に保護される。
【0030】また、本発明に係る光ディスク収納ケース
は、図4に示すように、図8の展開図に示す所定形状の
板紙材料を、所定箇所で屈曲させるとともに、所定箇所
を糊付けすることによっても、構成することができる。
この場合においても、この光ディスク収納ケースは、耐
油性、耐水性及び帯電防止効果を有する、例えば上述の
「Eパック」(商品名)の如き板紙材料から構成され
る。
【0031】この光ディスク収納ケースは、一辺の長さ
が、上記光ディスク101の直径に略々対応する長さで
ある略々矩形の主板部1を有している。この主板部1の
下辺部には、折り曲げ部15を介して、副板部2が連設
されている。この副板部2は、上記主板部1と略々同様
の大きさの略々矩形に形成されている。この副板部2
は、上記折り曲げ部15が屈曲されることにより上記主
板部1に重ねられる。そして、この副板部2は、上記主
板部1の両側側辺部にそれぞれ折り曲げ部16,16を
介して連設された一対の糊付け片部14,14を介し
て、両側側部分を該主板部1に糊付けされる。すなわ
ち、上記副板部2は、上記主板部1上に折り返された上
記一対の糊付け片部16,16に対して、両側側部分を
糊付けされる。したがって、上記副板部2は、上記主板
部1の三辺部に対して三辺部を連結されて、該主板部1
と共働して一辺部側が開放された袋状の収納部を形成す
る。
【0032】そして、上記副板部2は、上記収納部の開
放端側の一辺部に、円弧状切り欠き部7が設けられてい
る。この円弧状切り欠き部7の曲率半径は、上記光ディ
スク101の半径よりも大きくなされている。また、上
記副板部2は、上記収納部の開放端側の一辺部、すなわ
ち、上記円弧状切り欠き部7の中央部よりこの副板部2
の略々中央部に亘る切り欠き部8を有している。この切
り欠き部8は、上記収納部に上記光ディスク101が収
納されたとき、図5に示すように、この光ディスク10
1の中央孔102の一部を外方に臨ませる。
【0033】したがって、上記収納部に対しては、上記
光ディスク101は、上記中央孔102の縁部を手指等
により保持された状態で、挿入及び取り出しを行われる
ことができる。この光ディスク101は、上記収納部に
収納されるとき、上記表示材103が被着形成された裏
面部を上記副板部2の側となし、情報信号の書き込み及
び/又は読み出しが行われる側である表面部を上記主板
部1の側となして収納される。
【0034】上記主板部1の上記収納部の開放端側とな
る一辺部には、舌片状の蓋板部4が、屈曲部5を介して
延設されている。この屈曲部5は、屈曲及び伸展を繰り
返され得るように癖付けされている。
【0035】上記蓋板部4は、図6に示すように、上記
副板部2側に折り返されることにより、切り欠き部8を
覆い隠す。このとき、上記収納部の開口端は、上記主板
部1及び上記蓋板部4の上記屈曲部5の近傍の部分によ
り閉蓋される。上記蓋板部4は、略々半円形状に形成さ
れており、外周端縁の曲率半径は、上記光ディスク10
1の半径に略々等しくなされている。
【0036】そして、上記切り欠き部8の上記副板部2
の略々中央部に位置する端縁部より、両側側に向けて一
対の円弧状の切り込み部9,9が設けられている。これ
ら切り込み部9,9は、両側側が上記切り欠き部8より
離間する方向の円弧形状となされている。上記切り欠き
部8の延長上に位置する上記各切り込み部9,9の間と
なる部分は、円弧状の舌片部11となされている。
【0037】上記蓋板部4は、上記副板部2側に折り返
されたとき、先端側部分を上記各切り込み部9,9に進
入させる。すなわち、このとき、上記蓋板部4は、図6
に示すように、上記副板部2と上記舌片部11とに挟持
されて保持された状態となる。このように、上記蓋板部
4が上記副板部2と上記舌片部11とに保持された状態
においては、上記収納部内に収納された光ディスク10
1は、外方側に対して略々密閉された状態となされ、塵
挨の付着や手指の接触等による汚損から確実に保護され
る。
【0038】
【発明の効果】上述のように、本発明に係る光ディスク
収納ケースは、耐油性及び耐水性を有する板紙材料から
屈曲形成されて構成されている。
【0039】したがって、この光ディスク収納ケース
は、廃棄やいわゆるリサイクル使用(材料としての再使
用)が容易であり、廃棄しても環境破壊を招来すること
がない。さらに、この光ディスク収納ケースは、軽量で
あり、運搬が容易である。
【0040】そして、この光ディスク収納ケースにおい
ては、略々矩形の主板部の三辺部に対して三辺部を連結
されて該主板部と共働して一辺部側が開放された袋状の
収納部を形成する副板部は、該収納部の開放端側の一辺
部より略々中央部に亘る切り欠き部を有し、該収納部に
光ディスクが収納されたとき、この光ディスクの中央孔
の少なくとも一部を外方に臨ませる。
【0041】したがって、上記副板部は、該中央孔の内
周部において該光ディスクを保持した状態でのこの光デ
ィスクの上記収納部への挿入及び取り出しを可能とな
す。
【0042】そして、上述の光ディスク収納ケースにお
いて、上記収納部の開放端側となる上記主板部の一辺部
より延設された舌片状の蓋板部を設け、この蓋板部は、
上記副板部側に折り返されることにより、上記切り欠き
部を覆い隠すこととした場合には、上記光ディスクを外
方側に対して密閉した状態で収納することができるの
で、該光ディスクを塵挨の付着や手指の接触等による汚
損から確実に保護することができる。
【0043】すなわち、本発明は、廃棄やリサイクル使
用が容易、かつ、環境破壊を生じさせずに行うことがで
き、また、軽量であって合理的な運搬が行えるようにな
され、さらに、光ディスク等の収納及び取り出しが容易
である光ディスク収納ケースを提供することができるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光ディスク収納ケースの開蓋した
状態及びこの光ディスク収納ケースに収納される光ディ
スクの形状を示す斜視図である。
【図2】上記光ディスク収納ケースが開蓋された状態で
上記光ディスクがこの光ディスク収納ケースに収納され
ている状態を示す斜視図である。
【図3】上記光ディスク収納ケースが閉蓋された状態を
示す斜視図である。
【図4】本発明に係る光ディスク収納ケースの他の例に
おける開蓋した状態及びこの光ディスク収納ケースに収
納される光ディスクの形状を示す斜視図である。
【図5】上記図4に示す光ディスク収納ケースが開蓋さ
れた状態で上記光ディスクがこの光ディスク収納ケース
に収納されている状態を示す斜視図である。
【図6】上記図4に示す光ディスク収納ケースが閉蓋さ
れた状態を示す斜視図である。
【図7】上記図1及至図3に示す光ディスク収納ケース
の展開した状態を示す平面図である。
【図8】上記図4及至図6に示す光ディスク収納ケース
の展開した状態を示す平面図である。
【符号の説明】
1・・・・・・・・・・・・主板部 2・・・・・・・・・・・・副板部 4・・・・・・・・・・・・蓋板部 8・・・・・・・・・・・・切り欠き部 101・・・・・・・・・・・・光ディスク 102・・・・・・・・・・・・中央孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耐油性及び耐水性を有する板紙材料から
    屈曲形成されて構成され、 一辺の長さが、収納する光ディスクの直径に略々対応す
    る長さである略々矩形の主板部と、 上記主板部と略々同様の大きさの略々矩形に形成され、
    該主板部の三辺部に対して三辺部を連結されて、該主板
    部と共働して一辺部側が開放された袋状の収納部を形成
    する副板部とを備え、 上記副板部は、上記収納部の開放端側の一辺部より略々
    中央部に亘る切り欠き部を有し、該収納部に光ディスク
    が収納されたとき、この光ディスクの中央孔の少なくと
    も一部を外方に臨ませてなる光ディスク収納ケース。
  2. 【請求項2】 収納部の開放端側となる主板部の一辺部
    より延設された舌片状の蓋板部を備え、 上記蓋板部は、副板部側に折り返されることにより、切
    り欠き部を覆い隠してなる請求項1記載の光ディスク収
    納ケース。
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