JPH08511229A - コンパクトディスクのパッケージ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 容器を作るために折り畳み可能な形状に形成された一枚のパッキング材料から作られた、コンパクトディスクあるいは同様の物体用の容器（５０）であって、前記容器は、重なる構成部分の間にポケットを形成するために、前記材料からなる重なる構成部分を持った第１の部分（５６，５７，５８，６２）を具備し、前記ポケットは、ディスク状の物体を受け入れ保持できるように適用可能にされており、さらに、前記材料からなる重なる構成部分を持った第２の部分（５２，５５）を具備し、前記第２の部分は、前記第１の部分のための保護用カバーを提供するために前記第１の部分の上に折り畳み可能にされている。前記容器は、生物分解不能プラスチック材料は用いない。さらに、容積と重量とが最少の材料を用いて、かつ、生物分解不能なプラスチック材料を用いることなく、４枚までのディスク状の物休を保持できる容器を、一枚のパッキング材料から形成および製造する方法が開示されている。

Description

【発明の詳細な説明】 コンパクトディスクのパッケージ 発明の背景 発明の分野 この発明は、パッケージシステムに関し、特にＣＤおよびＣＤ−ＲＯＭ並びに 同様なディスクおよびディスク状のものを保持し出荷するためのパッケージに関 する。 従来技術の背景 合衆国に１９８３年に導入されたコンパクトディスク（ＣＤ）は、蓄音機録音 のように、主として音声記録のために用いられる装置であった。データは、透明 な保護用コーティングに覆われた一連の小さなピットとしてデジタルの形でＣＤ の上に記録されている。溝の中の針の振動に代わって、ＣＤプレーヤの中のレー ザが、光をピットの上に照射し、その反射を２進コードとして受け取る。そこで 、ＣＤは、光学ディスクとも呼ばれる。コンパクトディスク読み取り専用メモリ （”ＣＤ−ＲＯＭ”）は、コンパクトオーディオ（”ＣＤ”）消費者製品に基づ く小型の光ディスクである。ＣＤ−ＲＯＭは、テキスト、グラフィックスおよび 音声を保持するのに用いられている。ＣＤ−ＲＯＭは、直径１２０ｍｍで片面使 用であり、６００メガバイト以上のデータを保持できる。 ＣＤは、音楽録音産業の選択した媒体となり、ＣＤ−ＲＯＭは、電子システム ビジネスのいろんな所で同じようになった。コンピュータハードウェアおよびソ フトウェア製造業者は、コンピュータプログラム、データベース、書類等を含む 種々のソフトウェアを含み、数百万のＣＤ−ＲＯＭユニットを毎月出荷している 。ＣＤあるいはＣＤ−ＲＯＭは、初期に生産された保護カバーに覆われた薄いマ イラーのフロッピーディスクのような元来の保護カバーを具備していない。その 結果、これらＣＤおよびＣＤ−ＲＯＭは、出荷および格納における保護のために 、一般に標準の一枚あるいは二枚ディスク用の”宝石ケース”パッケージに包装 さ れている。以後、”ＣＤ”は、特別に示されない限り、ＣＤとＣＤ−ＲＯＭの両 方を指示する。一枚ディスク用の宝石ケースが図１に示されている。図１を参照 すると、一般的に透明なプラスチックからできている底面部部材１６と、底面部 プラスチック部材１６の中に取り付けられ、ＣＤを収納する凹部領域１９と、Ｃ Ｄを保持するための中央ハブ１７とを具備する不透明な成形プラスチック保持部 材１８とを有している典型的な宝石パッケージ１０が示されている。典型的な宝 石ケース１０は、さらに、透明なプラスチックからできている上面部部材１２を 具備しており、この上面部部材１２は、通常、上面部部材１２の下側に認識ラベ ルあるいは説明用小冊子を受け入れるのに用いられる小さなタブ１４を対向する 側面に設けている。２枚のＣＤを保持するためのプラスチック宝石ケースの種々 の具体例がある。一般的に、それらは全て同じ部品を具備している。図２を参照 すると、２枚用のＣＤケース３０が示されている。不透明なプラスチックインサ ート部材３４からなる底面部透明プラスチック部材３３と、一枚のＣＤを受け・ 保持するように成形されている不透明プラスチックインサート部材３４を同様に 具備する上面部透明プラスチック部材３２とを有する。上面部部材３２および底 面部部材３３は、中央成形プラスチック部材３６にヒンジ機構によって、接続さ れている。 これら先行技術のパッケージは、高価で生物分解不能なプラスチックの使用に よって特徴づけられている。透明プラスチックの上面部および底面部の高価な使 用を低減しようとする一つの試みの最近の具体例（図３の例を参照のこと）は、 重量紙材料部材（図３の品目４２）と、紙部材の一端に接着された一枚のＣＤを 保持するための成形プラスチック保持部材（図３の品目４４）とを組み合わせて いる。この場合、紙部材の他端は、保護カバーを形成するようにＣＤの上に折る ことができるようにされている。そのようなパッケージの一つの型が、ＤＩＧＩ ＰＡＫＲ（イリノイ州Ｍｅｌｒｏｒｅ ＰａｒｋのＡＧＩ，Ｉｎｃ．，）である 。 図３に示されたユニットによって例示されたようなＣＤパッケージの例におけ る生物分解不能なプラスチックの低減された使用にも拘わらず、生物分解不能な 材料（成形されたプラスチック保持部材４４のようなもの）の如何なる使用も、 合衆国の多くの人々や他の国の権限ある当局にとっては反対すべきものである。 パッケージとパッケージ廃棄物とに関するＥＣＣ（Ｅｕｒｏｐｅａｎ Ｃｏｍｍ ｕｎｉｔｉｅｓ Ｃｏｕｎｃｉｌ）指令（９３／Ｃ１２９／／０８）、第２項、 において、次のことを指摘している。すなわち、指令の主目的（２．２．１）は 、「パッケージおよびパッケージ廃棄物の環境に対する全打撃を最小化すること 」であり、優先順位（２．２．３）に従ってそのような廃棄物を低減するために 次のことを提案する： 「余分なパッケージの除去／低減； 一方通行のパッケージの防止／低減・・・； パッケージの再使用； パッケージ廃棄物のリサイクル； 最後の手段としてのみの最終処分。」 あるＥＣ諸国によって採られた対策は、以下のことを含んでいる。 オーストリアパッケージ廃棄物法：使用済みのパッケージを無料で回収するか 、または、その代わりにプラスチック廃棄物に対しトン当たり１．１３６ＥＣＵ まで支払うことを製造業者および輸入業者に要求する。 ドイツ緑点計画（Ｇｅｒｍａｎ Ｇｒｅｅｎ Ｄｏｔ Ｓｃｈｅｍｅ； 廃棄 物管理）：製品を市場に出すためおよび内容物を保護するために実際に必要な寸 法までの、絶対的な最小容積および最小重量に、パッケージを製造業者および輸 入業者が制限することに重点を置くオーストリア計画と同様である。全てのプラ スチックの６４％を産業界はリサイクルしなければならない割り当ては１９９５ 年７月１日に発効する。 ＵＫ； 政府は、２０００年までに、パッケージ廃棄物の５０％から７０％を 低減するように産業界と輸入業者に強く要求した。 本発明の譲受人であり、最も大きな音楽出版会社であるとともに、最も国際的 なコンピュータハードウェアおよびソフトウェア会社であると思われるサンマイ クロシステムズ株式会社（Ｓｕｎ Ｍｉｃｒｏｓｙｓｔｅｍｓ，Ｉｎｃ．）は、 ＣＤ−ＲＯＭおよびＣＤの数千の複製を毎月ヨーロッパ諸国に出荷している。 輸入に関連したそのような法律の結果から生物分解不能な材料を扱う費用およ びそのような材料の取り外しの費用は、したがって膨大となる。 出願人の発明は、生物分解不可能なプラスチック材料は使用せずに、容積およ び重量が最小の材料を使用して、４枚までのＣＤ、ＣＤ−ＲＯＭまたはその他の ディスク状のものを確実にかつ保護するように保持することができる上品で簡潔 な紙パッケージである。しかしながら、最も顕著なことは、この簡潔で効果的な パッケージは、パッケージの平均製造コストを劇的に低減する。例えば、図３で 示されたパッケージの型に関連し、一枚のＣＤを収容するために使用されるとき 、本発明は、パッケージコストを３５％から５０％低減する。また、２枚のＣＤ を保持するのに使用されるとき、コストを６０％から７５％低減する。一方、壊 れやすいディスクのための出荷と格納における適切な保護を提供している。 発明の要約 ディスクまたは同様なディスク状物体用の容器が開示される。その容器は、そ の容器を作るのに折り畳み可能である形に形成された一枚のパッキング材料から 作られており、前記パッキング材料からなり重なる構成部分を具備し、ディスク 状の物体を受け入れ保持するのに適用可能にされたポケットを形成している第１ の部分と、前記パッキング材料からなり重なる構成部分を有し、前記第１の部分 に対する保護カバーを形成できるように前記第１の部分の上に折り畳み可能にさ れている第２の部分とを具備している。 前記容器の前記第１の部分は、３枚までのディスク状の物体を受け入れて保持 できるポケットを形成できるように前記パッキング材料で形成された重なる構成 部分を備え、前記第２の部分は、ディスク状の物体または解説用小冊子あるいは 他の型の資料を受け入れ保持できるポケットを形成するように形造られた前記重 なる部材を備えていてもよい。 前記容器材料は、リサイクル繊維を最少３０％組み込んでいる。 加えるに、前記容器は、容器のリサイクルされた紙材料によって発生される遊 離した繊維から、封入したディスクを保護するように働く水成被覆で被覆されて いる。 さらに、ディスクあるいはディスク状の物体用の容器であって、容積と重量と が最少の材料を用いて、かつ、生物分解不能なプラスチック材料を用いることな く、４枚までのディスク状の物体を受け入れ保持するように適用可能な容器を、 一枚のパッキング材料から形成および製造する方法が開示される。 図面の記載 本発明のコンパクトディスクパッケージの目的、特徴および有利な点は、次の 記載から明らかになろう。 図１は、典型的な先行技術の成形プラスチックの単一ＣＤ用の宝石ケースを示 している。 図２は、典型的な先行技術の成形プラスチックの２枚ＣＤ用の宝石ケースを示 している。 図３は、紙から作られた単一ＣＤ用のパッケージと、成形プラスチックＣＤ保 持部材とからなる先行技術の具体例を示している。 図４は、全ての表面と接続用のタブとを示す単一紙葉からなる本発明の平面図 を示す。 図５は、２枚のＣＤと解説小冊子とを受け入れるための部分を示す折り畳まれ た形の本発明を図示している。 図６は、２枚のＣＤを保持している本発明の外観を示している。 図７は、４枚のＣＤを保持している本発明のもう一つの実施形態の外観を示し ている。 好ましい実施形態の記載 本発明は、コンパクトディスク（「ＣＤ」）、コンパクトディスク読み出し専 用メモリ（「ＣＤ−ＲＯＭ」）または他の同様なディスク状のもののための、紙 を基にした容器であり、また、そのような容器を作る方法である。この場合、容 器は、容積と重量とが最小である材料を用い、前記のものの適切な保護を行い、 生物分解不能プラスチック材料は用いないにも拘わらず、ディスク状のものを４ 枚まで保持してもよい。次の記載において、本発明の種々な実施形態を記載する とき、特定の明細内容が開示される。これらの明細内容は、本発明の特定の適用 の説明を行うように意図されているのであって、本発明を特定な型のＣＤ、ＣＤ −ＲＯＭあるいは同様なディスク状のものへの適用に制限することが意図されて いるのではない。本発明が、種々な仕様と構成のパッケージシステムの広い範囲 で実行されてもよいということは当業者にとって明らかとなろう。後続の記載は 、この技術において良く知られた材料の型や部材について述べることを含んでい るが、これらは、例示として解釈されるべきであって、制限する意味には解釈さ れるべきでない。 本発明の容器は、音楽やビデオ、並びに種々のコンピュータプログラム、情報 のデータベース、文書およびこれらの組み合わせのようなソフトウェアを含む種 々の型のデータを収容するＣＤやＣＤ−ＲＯＭ、並びに他のディスクやディスク 状のユニットの、パッケージや出荷、並びに格納を容易にするために用いられる 。これらの容器に入れられたＣＤやＣＤ−ＲＯＭの出荷は、世界中のほとんどの 国になされるであろう。 図４を参照すると、好ましい実施形態の平面レイアウト５０が図示されている 。この好ましい実施形態において、使用された材料は、次の特徴を有している。 厚さ：２０ポイント（ｐｏｉｎｔ） 紙の繊維の配列方向：垂直 色：白 仕上げ：光沢あり リサイクル含有量：以前の消費者からリサイクルされた繊維３０％ 加えるに、パッケージは、容器のリサイクルされた紙材料によって発生される 遊離した繊維に対し、封入されたディスクやディスク状のものに保護を加えるよ うに働く、環境に優しい水成被覆で被覆されている。さらに、好ましい実施形態 における容器パッケージは、一面に印刷され、折り畳まれることにより、印刷表 面が全ての表面に現れ、それにより、コストとインク表面を低減することとなる 。さて、図４を参照すると、本発明の好ましい構成が平面図５０として図示され ており、６つの主要な構成部分５２，５５，５６，５７，５８，６２を示してい る。構成部分５６，５７，５８，６２は、一緒に折り畳まれて容器の第１の部分 を形 成し、構成部分５２，５５は、一緒に折り畳まれて容器の第２の部分を形成する 。容器の第１の部分は次のように形成される。 構成部分５６は、線７１に沿って上方に折られて構成部分５７に重ねるように 折り込まれる。 タブ５９は、上方に折られ、かつ構成部分５８に重ねるように折られ、タブ５ ９の構成部分５８と反対側の面に接着剤が塗られる。タブ６０は、上方に折られ 、かつ構成部分５８に重ねるように折られ、タブ６０の構成部分５８と反対側の 面に接着剤が塗られる。構成部分５８は、線７２に沿って上方におよび構成部分 ５６に重ねるように折られ、次に、タブ６０を構成部分５６の切り欠き部分８０ を通して構成部分５７と合わせ、タブ６０の接着剤によって構成部分５７に固定 し、かつタブ５９を構成部分５６の切り欠き部分８１を通して構成部分５７と合 わせタブ５９の接着剤によって構成部分５７に固定する。 最後に、タブ６４が線７５に沿って、上方および構成部分６２の上に折られる 。タブ６４の構成部分６２と反対側の面に接着剤が塗られている。タブ６５が線 ７４に沿って、上方および構成部分６２の上に折られる。タブ６５の構成部分６ ２の反対側の面に接着剤が塗られている。構成部分６２は、線７３に沿って上方 に折られ、構成部分５８の上に折られ、タブ６４，６５の上の接着剤によって構 成部分５７に固定される。 したがって、容器のこの第１の部分は、構成部分５６，５８の間のエアポケッ トおよび構成部分５８，６２の間のエアポケットと同様に、構成部分５７，５６ の間の空間にエアポケットを含む。これらのエアポケットのそれぞれに入れられ たＣＤまたはＣＤ−ＲＯＭは、互いに、および介在する容器の構成部分の層によ って衝撃を和らげらるであろう。また、好ましい実施形態においては、構成部分 ５６，５８の間のポケットおよび構成部分５８，６２の間のポケットに収容され ＣＤまたはＣＤ−ＲＯＭは、互いによって、および構成部分５７，５６の間のエ アポケットによって衝撃を和らげられるであろう。さらには、ディスクに追加の 緩衝を与える解説小冊子あるいは他の情報が、構成部分５７，５６の間のポケッ トに収容されてもよい。他の実施形態においては、構成部分５６は、構成部分５ ６の外縁８３に沿った接着剤によって構成部分５７に固定される。 この容器の第２の部分次のように形成される： タブ５４は、線７９に沿って上方および構成部分５５の上に折られ、タブ５４ の構成部分５５と反対側の面に接着剤が塗られる。 タブ５３は、線８８に沿って上方および構成部分５５の上に折られ、タブ５３ の構成部分５５と反対側の面に接着剤が塗られる。 構成部分５２は、線７８に沿って上方および構成部分５５の上に折られ、タブ ５３，５４の接着剤によって構成部分５５に固定され、それによって、構成部分 ５２、５５の間にエアポケットを形成する。このエアポケットは、追加のディス クやディスク状のものあるいは小冊子や情報を保持するための追加の空間を提供 し、それによって、この第２の部分が線７７に沿って第１の部分の上に折られる とき、第１の部分に配置されたディスクのための追加の緩衝材となる。 したがって、記載された容器の中に４枚までのディスクが安全に置かることが 明らかである。通常の構成は、付属の説明材料の小冊子とともに、一枚あるいは 二枚のディスクを含むということが予想される。しかしながら、４枚のＣＤを保 持するもう一つの実施形態が、図７に示されており、この場合容器は、一方が他 方の上に折り畳み可能な、２つの第１の部分から構成されている。図５を参照す ると、構成部分５６，５７の間のエアポケットおよび構成部分５２，５５の間の エアポケットの中の小冊子は、容器の中の一枚あるいは二枚のディスクに対する 適切な保護のための緩衝を与えるであろうが、しかし、第２の部分（構成部分５ ２，５５を有する）が、閉じられたパッケージを形成するために線７７に沿って 第１の部分の上に折られるとき、エアポケット自身が、構成部分５６，５８の間 および構成部分５８，６２の間のポケットの中に置かれた一枚あるいは二枚のデ ィスクに対する適切な保護であるとみなされる。 図６を参照すると、２枚のＣＤ−ＲＯＭ９０，９２を収納する本発明の外観が 示されている。第１のＣＤ−ＲＯＭ９０は、構成部分６２，５８によって形成さ れたポケットの中に置かれて示されている。第２のＣＤ−ＲＯＭ９２は、構成部 分５８，５６によって形成されたポケットの中に置かれて示されている。出荷の 形態においては、構成部分５２，５５によって形成された容器の第２の部分は、 線７７に沿ってＣＤ−ＲＯＭ９０，９２の最上部の上に折られており、構成部分 ５２，５５の間のエアポケットによって、またはそのエアポケットに置かれても よい解説用小冊子によって、衝撃を和らげられたＣＤ−ＲＯＭに対する保護用の 被覆を提供している。 容器は、以前の消費者からリサイクルされた繊維３０％を含む２０ポイントの 紙材料から作られ、ディスクを保護するためのプラスチックインサートあるいは 保持片を含んでいないこと、それでいてディスクは本発明の種々のエアポケット や構成部分の層から適切な保護をえられるているということが再び指摘される。 ディスクのためのそのようなパッケージを製造する技術分野の当業者は、その ような装置の構成部分を折ったり貼り付けたりする他の方法があるということや 、種々の構成部分および／またはタブの形状の変更、あるいは紙の重量および／ または合成物の変更は、本発明を変更するものではないということを認識するで あろう。後続の請求の範囲においては、ディスク（「ｄｉｓｋ」）という言葉は 、「ｄｉｓｃ」をも意味するものとされ、ディスク状（「ｄｉｓｋ−ｌｉｋｅ」 ）という言葉は、ＣＤ、ＣＤ−ＲＯＭ、および標準ＣＤに対し同一寸法かそれよ り小さいフロッピーディスク型の装置を含むその他の同様な装置を意味するため に用いられている。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 シャコウ，ピーター アメリカ合衆国 94706 カリフォルニア 州・アルバニー・マディソン ストリー ト・811 (72)発明者 メイス，ダイアン・エル アメリカ合衆国 94123 カリフォルニア 州・サン フランシスコ・フランシスコ ストリート・2437 (72)発明者 エヴァレット，マンソン・ダブリュ アメリカ合衆国 94549 カリフォルニア 州・ラファイエット・スプリングヒル ロ ード・3473

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． 容器となるように折り畳み可能な形状に形成されている一枚のパッキン グ材料からなる、ディスク状の物体を収容するための容器であって、 前記パッキング材料からなり、ディスク状の物体を受け入れ保持するエアポケ ットを形成するように重なりあった構成部分を有する第１の部分と、 前記パッキング材料からなり、エアポケットを形成するように重なりあった構 成部分を具備し、前記第１の部分に対して保護カバーとなるように折り畳み可能 にされている第２の部分とを有する容器。 ２． 前記第１の部分は、３枚までのディスク状の物体を受け入れ保持可能に されているエアポケットを形成する前記パッキング材料からなる重なりあった構 成部分を有する請求項１記載の容器。 ３． 前記第２の部分は、ディスク状の物体または解説用小冊子を受け入れ保 持するポケットを形成するように前記パッキング材料からなる重なりあった構成 部分を有する請求項２記載の容器。 ４．前記パッキング材料は、リサイクル繊維を最少３０％有している請求項３ 記載の容器。 ５．前記パッキング材料は、非プラスチック材料のみからなっている請求項３ 記載の容器。 ６． リサイクル繊維を最少３０％有し、水成被覆で被覆され、折り畳んで容 器となる形状に形成された一枚のパッキング材料と、 前記パッキング材料からなる、３枚までのディスク状の物体を受け入れ保持で きるポケットを形成するように重なりあった部分を備えた第１の部分と、 前記パッキング材料からなる、ディスク状の物体あるいは代わりの解説用小冊 子または同じようなものを受け入れ保持できるポケットを形成するように重なり 合った部分を備えた第２の部分であって、前記第１の部分に対して保護用カバー となるように折り畳み可能にされている第２の部分とを有するディスク状の物体 を収容するための容器。 ７． 前記パッキング材料は、非プラスチック材料のみからなっている請求項 ６記載の容器。 ８． 容器となるように折り畳み可能な形状に形成されている一枚のパッキン グ材料からなる、ディスク状の物体を収容するための容器であって、 前記パッキング材料からなり、ディスク状の物体を受け入れ保持するエアポケ ットを形成するように重なりあった構成部分を有する第１の部分であって、前記 ポケットは、ディスク状の物体がその中に挿入されていないとき、保護用クッシ ョンとなる空間を形成し、前記保護用空間クッションは、容器の前記第１の部分 の他のどのポケットに収容されているどのディスク状の物体をも保護する第１の 部分と、 前記パッキング材料からなりエアポケットを形成した重なる構成部分を備え、 前記第１の部分に対して保護用エアポケット緩衝材となりかつ保護用カバーとな るように折り畳み可能にされている第２の部分とを有する容器。 ９． ディスク状の物体のための容器を形成する方法において、 一枚の紙材料を用い、 前記一枚の紙材料の上に容器を形成できるように折り畳み可能な形状を描き、 パッキング材料からなり、間にディスク状の物体の一枚を受け入れ保持できる ポケットを形成した重なる構成部分を具備した第１の部分を形成するために、前 記折り畳み可能な形状の部分を折り、 前記パッキング材料からなる重なる構成部分を備え、前記第１の部分に対する 保護カバーとなるように折り畳みできる第２の部分を形成するために、前記折り 畳み可能な形状の部分を折る ことを特徴とする方法。 １０． 前記第１の部分は、３枚までのディスク状の物体を受け入れ保持でき るエアポケットを前記パッキング材料からなり重なる構成部分の間に有する請求 項９記載の方法。 １１． 前記第２の部分は、ディスク状の物体または解説用小冊子を受け入れ 保持できるポケットを形成させた前記パッキング材料からなる重なる構成部分を 有する請求項１０２記載の方法。 １２． 前記紙材料は、リサイクル繊維を最少３０％有している請求項１１記 載の方法。 １３． 前記容器は、非プラスチック材料のみからなっている請求項１１記載 の方法。 １４． 前記形状は、前記ディスク状の物体を安全にかつ保護するように保持 するのに必要な最少限の体積および重量の材料を用いて、折り畳んで容器を形成 できる形状である請求項１３記載の方法。 １５． ディスク状の物体のための容器を形成する方法であって、 リサイクル繊維を最少３０％有し、水成被覆で被覆された紙材料を用い、 前記一枚の紙材料の上に、前記ディスク状の物体を安全にかつ保護するように 保持するのに必要な最少限の体積および重量の材料を用いて、折り畳んで容器を 形成できる形状を描き、 パッキング材料からなり、ディスク状の物体の一枚を受け入れ保持できるポケ ットを隣接する部分との間に形成した重なる構成部分を具備した第１の部分を形 成するために、前記折り畳み可能な形状の部分を折り、 ディスク状の物体あるいは代わりの解説用小冊子または同じようなものを受け 入れ保持できるポケットを形成された前記パッキング材料からなる重なる構成部 分を備え、前記第１の部分に対する保護カバーとなるように折り畳みできる第２ の部分を形成するために、前記折り畳み可能な形状の部分を折り、 容器が、最少の容積および重量の材料を用い、４枚までのディスク状の物体を 安全かつ保護すべく保持できるように形成される方法。 １６． 使用された前記パッキング材料は、生物分解不能プラスチック材料を 含んでいない請求項１５記載の方法。 １７． 前記第２の部分がもう一つの第１の部分に置き換えられており、した がって、前記容器は、２つの第１の部分を有し、前記第１の部分の一方は、他方 の第１の部分の上に折り畳み可能にされており、前記容器は、２つの第１の部分 で形成され、６枚までのディスク状の物体を保持できるが、通常は４枚以上のデ ィスク状の物体には用いられない請求項１６記載の方法。