JP2006294225A - 記録媒体内蔵カートリッジ、およびカートリッジ内蔵包装体 - Google Patents

記録媒体内蔵カートリッジ、およびカートリッジ内蔵包装体 Download PDF

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Abstract

【課題】ケース内の湿度を所定範囲内に保持可能な記録媒体内蔵カートリッジ、およびカートリッジ内蔵包装体を提供する。
【解決手段】本発明の記録媒体内蔵カートリッジは、ケースと、前記ケース内に収納された記録媒体と、前記ケース内に配置され、前記ケース内の湿度が第1の湿度以上になると前記ケース内の水分を吸収し、前記ケース内の湿度が前記第1の湿度よりも低い第2の湿度以下になると、前記水分を前記ケース内に放出する調湿材料を含んだ調湿部材とを含むことを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、ケース内に記録媒体が内蔵された記録媒体内蔵カートリッジに関する。また、本発明は、記録媒体内蔵カートリッジと、記録媒体内蔵カートリッジを密閉された空間に収納可能とする収納ケースとを含む、カートリッジ内蔵包装体に関する。
磁気テープ、磁気ディスク、ICメモリー等の記録媒体の特性を劣化させる重要な要因として湿度が挙げられる。これらの記録媒体がケース内に内蔵された記録媒体内蔵カートリッジを、高湿環境下で長期保存した場合、例えば、記録媒体が腐食し、または細菌類が繁殖する恐れがある。近年、一般住宅は、気密性が向上し、結露などが発生しやすい。一般消費者向けの記録媒体内蔵カートリッジは、そのような環境下で使用および保管されている。銀行等の企業向けの記録媒体内蔵カートリッジについては、一般消費者向けのものよりも、より優れた長期保管性が求められ、湿度等が管理された環境下で保管される必要がある。しかし、現実は、理想的な環境下で保管されることは少ない。
このような背景下で、記録媒体内蔵カートリッジ等のための防湿具が開示されている。例えば、特許文献1には、ケース内に収納されたシリカゲル等の乾燥剤と、ケースの開口部に設けられた透湿性フィルムとを備えた防湿具が開示されている。この防湿具は、例えば、記録媒体内蔵カートリッジ(例えば、ビデオテープカセット等)とほぼ同一形状をしており、記録媒体内蔵カートリッジとともに保管用ラック内に保管されることにより、記録媒体内蔵カートリッジ内の湿気を除去する。
特開平7−242275号公報
しかし、記録媒体内蔵カートリッジ内が乾燥しすぎても、記録媒体の特性に悪影響が及ぶ。例えば、ケースと、ケース内に配置された磁気テープ(記録媒体)とを含むテープカートリッジでは、磁気テープに含まれる潤滑剤が蒸発するなどして、磁気テープが劣化する恐れがある。
本発明は、ケース内の湿度を所定範囲内に保持可能な記録媒体内蔵カートリッジを提供する。また、本発明は、記録媒体内蔵カートリッジと、記録媒体内蔵カートリッジを密閉された空間に収納可能とする収納ケースとを含み、記録媒体内蔵カートリッジのケース内の湿度を所定範囲内に保持可能なカートリッジ内蔵包装体を提供する。
本発明の記録媒体内蔵カートリッジは、ケースと、前記ケース内に収納された記録媒体と、前記ケース内に配置され、前記ケース内の湿度が第1の湿度以上になると前記ケース内の水分を吸収し、前記ケース内の湿度が前記第1の湿度よりも低い第2の湿度以下になると、前記水分を前記ケース内に放出する調湿材料を含んだ調湿部材を含むことを特徴とする。
本発明のカートリッジ内蔵包装体は、通気孔を有するケースと、前記ケース内に収納された記録媒体とを含む記録媒体内蔵カートリッジと、前記記録媒体内蔵カートリッジを出し入れ可能に収納した収納ケースと、前記記録媒体内蔵カートリッジの前記ケースの外表面に固定され、前記収納ケース内の湿度が第1の湿度以上になると前記収納ケース内の水分を吸収し、前記収納ケース内の湿度が前記第1の湿度よりも低い第2の湿度以下になると、前記水分を前記収納ケース内に放出する調湿材料を含んだ調湿部材とを含むことを特徴とする。
本発明では、ケース内の湿度を所定範囲内に保持可能な記録媒体内蔵カートリッジ、およびカートリッジ内蔵包装体を提供できる。
以下、図面を用いて本発明の記録媒体内蔵カートリッジ(以下、「カートリッジ」と略する場合もある。)の一例、およびカートリッジ内蔵包装体の一例を説明する。
(実施形態1)
実施形態1では、本発明のカートリッジの一例として、テープカートリッジを例に挙げて説明する。
図1は、本実施形態のカートリッジの一例の斜視図であり、図2は、図1に示したカートリッジのI−I'断面図である。図3は、図1の第1容器の内部の状態を示した平面図である。
尚、図1および図2では、説明の都合上、第1容器2aが第2容器2bの下に配置されているが、通常の使用では、第1容器2aが第2容器2bよりも上となるように使用される。
図1に示す本実施形態のカートリッジ1は、図2に示すように、ケース2と、ケース2内に収納された磁気テープ6とを備えている。ケース2は、第1容器2aと第2容器2bとが、内部空間を形成するように互いに合わされ、ビス等により締結されて形成されている。磁気テープ6は、ケース2内に回動可能に収容されたリール7に巻き付けられており、リール7から繰り出して、ケース2の開口(図示せず)からケース2外へ引き出すことが可能である。磁気テープ6の繰り出し端には、金属製の先導体(図示せず)が固定されており、テープカートリッジをドライブに装填すると、先導体は、ドライブの連結具によって捕捉される。
ケース2内において、リール7は、軸27を介して作用する圧縮コイルバネ28等のバネ状弾性体により、図2において上方に押圧付勢されている。これにより、不使用時にリール7が遊転することが防止されている。尚、第1容器2aの底部のほぼ中央には、その外径が圧縮コイルバネ28の内径よりも小さいガイド突起19が設けられている。このガイド突起19が圧縮コイルバネ28の内腔内に挿入されることにより、圧縮コイルバネ28の位置ずれが抑制されている。
リール7は、磁気テープ6が巻かれた軸部7aと、軸部7aに一体成形された円盤状の第1フランジ7bと、軸部7aに溶着固定された第2フランジ7cとを有する。軸部7aは空洞を有した略有底円筒形状をしている。軸部7aの底部の外表面には、ドライブの駆動軸のギア(図示せず)と係合可能な係合ギア7dが形成されている。軸部7aの底部の外表面は、第2容器2bの底部の開口部からケース2外に露出されており、この開口部からケース2内に挿入されるドライブの駆動軸の駆動ギアに、係合ギア7dが係合された状態で、リール7は回転する。リール7が回転すると、テープ6がリール7に巻き取られ、またはリール7から繰り出される。
図2に示すように、本実施形態のカートリッジ1は、ケース2内に配置された調湿部材5を備えており、調湿部材5は調湿材料を含んでいる。調湿材料は、ケース2内の湿度が第1の湿度以上になるとケース2内の水分を吸収し(「吸湿」とも言う。)、ケース2内の湿度が第1の湿度よりも低い第2の湿度以下になると、水分をケース2内に放出する(「放湿」とも言う。)性質を有している。そのため、例えば、カートリッジ1の長期保管中には、保管環境の湿度変化に伴い、調湿材料により吸湿、放湿が繰り返され、ケース2内の湿度は所定範囲内に保持される。
このように、本実施形態のカートリッジ1では、保管環境に湿度変化が生じても、ケース2内の湿度が所定範囲内に保持される。このため、本実施形態のカートリッジ1は、ケース2内の湿度変化に伴う磁気テープ6の劣化が抑制されており、信頼性が高い。
ケース2内の温度は、ケース2の保管環境の温度に左右される。ケース2の保管環境の温度範囲は、通常、10℃〜60℃である。この温度範囲における、ケース2内の好ましい湿度は、磁気テープ6の耐湿性等を考慮すると、30%を越え90%未満、さらには、40%を越え80%未満である。したがって、調湿材料による吸湿が起こる第1の湿度は、例えば70%〜90%の範囲内の所定の湿度であると好ましく、調湿材料による放湿が起こる第2の湿度は30%〜50%の範囲内の所定の湿度であると好ましい。さらには、第1の湿度は80%、第2の湿度は40%であると好ましい。ここで、上記湿度は、シンワ測定株式会社のST−4、丸型4.5cmを用いて測定した値である。
調湿材料としては、例えば、シリカゲルB型(JIS Z 0701に規定)、珪藻土、セピオライト、ゼオライト、石炭灰、多孔質セラミックス、木炭、および超高分子ポリエチレンからなる群から選ばれる少なくとも1種の多孔質材料であると好ましい。なかでも、吸湿量が大きく、ケース2内の湿度変化に伴う、吸湿および放湿の応答性が優れた、珪藻土が好ましい。珪藻土としては、特に制限はないが、その細孔径が4nm〜20nmである稚内珪藻土が好ましい。
稚内珪藻土は下記成分を含む。
SiO2 79.47%
Al23 8.63%
Fe23 1.80%
TiO2 0.32%
CaO 0.24%
MgO 0.87%
Na2O 0.66%
2O 1.45%
22 0.04%
シリカゲルB型は、高湿度雰囲気中では急激に吸湿し、低湿度雰囲気中では吸着した水分を徐々に放出する特性を有する。
多孔質セラミックスとしては、例えば、アルミナ、ジルコニア、窒化珪素、炭化珪素等が挙げられ、多孔質セラミックスも必要な特性を示し調湿材料としての使用に適している。
超高分子ポリエチレンとしては、例えば、細孔径が10nm以下の多孔質構造を有するものが好ましい。
調湿部材5を構成する調湿材料の使用量について特に制限はなく、カートリッジ1のケース2内の容積、および調湿材料の吸湿性能・放湿性能等を考慮して適宜決定すればよい。例えば、ケース2内の容積が200cm3〜800cm3である場合、調湿部材5の調湿に有効な表面の面積は、20cm2〜200cm2であると好ましい。この場合に、調湿材料として稚内珪藻土を用いるのであれば、調湿部材5は、珪藻土を80〜100体積%含んでいると好ましい。
この稚内珪藻土は、温度10℃のとき、湿度80%程度で吸湿率が急激に増大し、高湿度で高い吸湿率をもつ。よって、収納ケース10内の湿度が80%以上になると吸湿作用を示し、40%以下となると放湿作用を示す。また、温度60℃でも同様に、収納ケース10内の湿度が80%以上になると吸湿作用を示し、40%以下となると放湿作用を示す。温度によって大気中の水分含有量は変化するが、調湿材料の吸放出性能そのものは変化しない。このような珪藻土を調湿材料として含む調湿部材を用いれば、収納ケース10内およびカートリッジ1のケース2内の湿度を、温度が10℃〜60℃のときに、40%を越え80%未満の範囲内に保つことができる。
調湿部材5は、その形状について特に制限はないが、調湿に有効な表面積が大きければ大きいほど好ましい。例えば、表面積を確保し易い、シート状、または板状であると好ましい。シート状または板状の調湿部材5は、狭い空間に設置可能である点においても好ましい。また、図2および図3に示した例のように、調湿部材5は、外径が、リール7とリール7に巻回された磁気テープ6とを含む巻回体8の外径と等しいか、それより大きい円盤状であると好ましい。
シート状の調湿部材5としては、例えば、図4に示すように、両主面に粘着層31が設けられた基材30と、一方の粘着層31上に形成され、粉末状の上記調湿材料500を含む調湿層32とを備えた積層体が挙げられる。このように、調湿部材5が2層以上の層を含む積層体であり、積層体の一方の最外層が調湿材料を含む調湿層32であり、他方の最外層が粘着層31であると、調湿部材5のケース2への固定が容易であり、好ましい。基材30としては、例えば、樹脂フィルムが、粘着層31の材料としては、例えば、アクリル系粘着剤等が用いられる。調湿層32は、調湿材料500の他に、例えば、必要に応じてバインダ等を含んでいてもよい。
また、シート状の調湿部材5としては、例えば、図5に示すように、不織布34内に、粉末状の上記調湿材料500が含浸されたシート状物を用いてもよい。上記シート状物は、例えば、粉末状の調湿材料500が分散された分散媒中に不織布34を浸漬し、調湿材料500を繊維間の隙間に入り込ませることにより得られる。
板状の調湿部材5としては、例えば、粉末状の上記調湿材料をガス等により圧縮成形して得た成形体を用いることができる。成形体の一方の主面に樹脂を含むラミネート層が設けられて、成形体は高強度化されていてもよい。また、調湿部材5は、調湿材料500の他に、例えば、必要に応じてバインダ等を含んでいてもよい。バインダとしては、例えば、エポキシ樹脂等が用いられる。
カートリッジ1内における調湿部材5の配置位置について、特に制限はないが、例えば、第1容器2aの底部および第2容器2bの底部のうちのいずれか一方と磁気テープ6との間に配置されていると好ましい。図2に示した例では、調湿部材5は、第1容器2aの底部と磁気テープ6との間、および第2容器2bの底部と磁気テープ6との間に配置されている。よって、調湿部材5の平面方向(径方向)は、テープの幅方向と直交しており、リール7とリール7に巻回された磁気テープ6とを含む巻回体8は、1対の調湿部材5によって挟まれている。このように、調湿部材5が、第1容器2aの底部および第2容器2bの底部のうちの少なくとも一方と、磁気テープ6との間に配置されていると、ケース2内の湿度が、均一性よく所定範囲内に保持される。
尚、第1容器2aの底部および第2容器2bの底部のうちの少なくとも一方と磁気テープ6との間に配置された調湿部材5が、シート状または板状であると、調湿部材5のケース2の主面方向(巻回体8の径方向と同方向)の表面積(調湿に有効な表面積)は、調湿部材5のケースの厚み方向の表面積(調湿に有効な表面積)よりも大きくなる。
調湿部材5のケース2への固定方法について、特に制限はないが、例えば、接着剤による接着、超音波溶着等が挙げられる。調湿部材5のケース2に接する面は、その全面がケースに接着等される必要はなく、図3に示すように、調湿部材5のケース(この例では、第1容器2aの底部)に対向する面の一部51が、ケース2と接着等されていてもよい。
ケース2の材料について特に制限はなく、従来からケース2の材料として公知のものであってもよい。例えば、ポリカーボネイト(PC)、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体(ABS)、ポリスチレン(PS)、PCとABSのポリマーブレンド等の樹脂が好ましい。
本実施形態のカートリッジ1は、ケース2内の湿度変化に応じて色調が変化するインジケータ(図示せず)を備えていてもよい。この場合、インジケータは、ケース2の外側から見ることができると好ましい。このように、カートリッジ1がインジケータを備えていると、保管状態が適切か否かをケース2外から確認できる。
インジケータについては特に制限はなく、例えば、市販品を用いてもよい。市販品としては、例えば、ピアテック有限会社の簡易湿度インジケーターカード等が用いられる。
ケース2には、インジケータを視認するための窓が設けられていてもよいし、ケース2の一部または全体を透明性の高い材料で形成して、ケース2外からインジケータを視識可能としてもよい。
図6および図7に、本実施形態のカートリッジ1の他の例の第1容器2aの内部を示している。尚、図6および図7において、調湿部材5にはハッチングをしている。図6に示すように、板状の調湿部材5は、例えば、第1容器2a内のコーナーや、コーナー近傍に配置されていてもよい。具体的には、第1容器2aを構成する側壁の内面に調湿部材5が接着等されていてもよい。また、図7に示すように、シート状の調湿部材5は、巻回体8(図2参照)の外周の近傍または内周の近傍において、巻回体に接することなく配置されていてもよい。具体的には、第1容器2aの底部内面からほぼ垂直に立設され、巻回体の外周近傍に配置された巻回体位置規制壁21aの巻回体側面に、調湿部材5が貼り付けられていてもよい。また、第1容器2aの底部内面からほぼ垂直に立設され、巻回体の内周近傍に配置された環状壁21bの巻回体側面に、調湿部材5が貼り付けられていてもよい。調湿部材は複数の場所に貼り付けられていてもよい。このように、調湿部材5は、巻回体8の近傍であって、巻回体8の回転を妨げない位置であれば、いずれの場所に配置されていてもよい。
落下等によりカートリッジ1に衝撃が加わると、その衝撃によりリールが変形し、最悪の場合はテープ6が変形してしまう。巻回体の外周の近傍や、巻回体の内周の近傍に配置された調湿部材5に、衝撃吸収機能をもたせれば、図7に示した例では、カートリッジ1の耐衝撃性を向上させることもできる。
図2に示した例では、リール7は、第1フランジ7bおよび第2フランジ7cを備えているが、本実施形態のカートリッジにおいて、これらの少なくとも一方は無くてもよい。
軸部7a、第1フランジ7b、および第2フランジ7cのうちの少なくとも1つ、より好ましくは、第1フランジ7bおよび第2フランジ7aの双方に、これらの厚み方向に貫通する貫通孔が形成されていていると好ましい。上記貫通孔が形成されていると、ケース2内の空気の循環がよくなり、調湿部材5による調湿効果の均一性が向上する。
(実施形態2)
実施形態2では、本発明のカートリッジの他の例として、テープカートリッジを例に挙げて説明する。
図8は、本実施形態のカートリッジの一例の断面図であり。図9(A)は本実施形態のカートリッジを構成する調湿部材の平面図、図9(B)は図9(A)に示した調湿部材の側面図である。
図8〜図9に示すように、カートリッジ1は、下記(1)〜(3)以外は、実施形態1のカートリッジと同様の構成をしており、同様の効果を有する。材料についても同様のものが用いられる。
(1)本実施形態のカートリッジ1では、調湿部材52の形状が、大径部52aと小径部52bとを有する中空円筒状である。調湿部材52は、大径部52aと小径部52bとを有することによって、段差面52cも有している。このような調湿部材52は、例えば、シート状の調湿部材よりも扱い易く、破れ等の恐れが少ない。調湿部材52の内径は、圧縮コイルバネ28の外径より大きく、調湿部材52の内腔内には、圧縮コイルバネ28が挿入されている。また、リール7のケース2内における上下動を阻害しないよう、調湿部材52の内径は、圧縮コイルバネ28の一方の端部を受け止める軸27の座板27aの外径よりも大きい。
(2)本実施形態のカートリッジ1では、ケース2がスナップフィット部2cを備えている。スナップフィット部2cは、例えば、第1容器2aの底部内面からほぼ垂直に立設された環状壁21bの先端に設けられた鉤部である。この鉤部を乗り越えて、調湿部材52の大径部52aを環状壁21bの内側に嵌め込むことにより、調湿部材52をケース2に固定することができる。このように、スナップフィット部2cを用いたスナップフィット方式により調湿部材52をケース2に固定すれば、カートリッジ1の組立作業性が良くなる。
(3)本実施形態のカートリッジ1では、調湿部材52が、リール7の動作に干渉しないように、リール7の軸部7aの空洞内に配置されている。軸部7aの空洞内には比較的広いデッドスペースが存在するので、軸部7aの空洞内に調湿部材52を配置すれば、カートリッジ1の他の構成部材の形状、または配置位置等を変更することなく、調湿部材52をケース2内に設けることができる。また、本実施形態のカートリッジ1を構成する調湿部材52は容積が大きいので、吸湿・放湿性能が優れている。調湿部材52は、例えば、粉末状の調湿材料をガス等により圧縮成形等して得ることができる。
(実施形態3)
実施形態3では、本発明のカートリッジの更に別の例を、テープカートリッジを例に挙げて説明する。
図10は、本実施形態のカートリッジの断面図である。図11(A)は本実施形態のカートリッジを構成する調湿部材の平面図、図11(B)は図11(A)に示した調湿部材の側面図、図11(C)は図11(A)に示した調湿部材のII−II'断面図である。
本実施形態のカートリッジ1では、調湿部材として、粉体状の調湿材料500と、調湿材料500が内部に納められた容器9とからなる調湿部材53が用いられている。容器9は、調湿材料500の粒径よりも径が小さい貫通孔9aを有するので、調湿材料500によるケース2内の水分の吸収および放出が可能であると伴に、調湿材料500の飛散が抑制されている。
図11に示した調湿部材53では、粉体状の調湿材料を用いているので、吸湿および放湿に有効な表面積を多く確保できる。
容器9は、熱可塑性樹脂や熱硬化製樹脂等からなる形状安定性の良い容器であってもよいし、不織布等からなる袋状のものでもよい。
調湿部材53の固定方法について特に制限はなく、例えば、実施形態1と同様に、接着剤による接着、超音波溶着等の固定方法を採用してもよいし、実施形態2において説明したスナップフィット方式を採用してもよい。
本実施形態のカートリッジ1は、以上のこと以外は、実施形態2のカートリッジと同様の構成をしており、同様の効果を有する。材料についても同様のものを用いればよい。
(実施形態4)
実施形態4では、本発明のカートリッジの他の例を、テープカートリッジを例に挙げて説明する。
図12は、本実施形態のカートリッジの断面図である。
本実施形態のカートリッジ1では、調湿部材54が、第1容器2aの底部および第2容器2bの底部のそれぞれに形成された凹部(凹面または窪み)2d内に収まるように配置されている。調湿部材54の巻回体に対向する面54aと、ケース2の内面のうちの調湿部材54に隣接する面2eは、ほぼ同一平面内にある。調湿部材54は、実施形態1のカートリッジを構成する調湿部材と同様に、シート状または板状である。
調湿部材54が、第1容器2aの底部および第2容器2bの底部のうちの少なくとも一方が有する凹部2d内に収まるように配置されていると、カートリッジ1の他の構成部材の形状や配置位置等を変更することなく、調湿部材54をケース2内に設けることができる。そのため、本実施形態のカートリッジ1は、ケース2の厚みが薄い場合に、特に適している。
調湿部材54は、例えば、調湿部材54を第1容器2aまたは第2容器2bを成形するための金型内に配置した後、第1容器2aまたは第2容器2bをインサート成形法等の方法により成形することにより、第1容器2aまたは第2容器2bに固定できる。もちろん、調湿部材54のケース2への固定方法はこれに制限されず、接着剤による接着、超音波溶着等であってもよい。
本実施形態のカートリッジ1は、以上のこと以外は、実施形態1のカートリッジと同様の構成をしており、同様の効果を有する。材料についても同様のものを用いればよい。
(実施形態5)
実施形態5では、本発明のカートリッジ内蔵包装体の一例を説明する。
図13は、本実施形態のカートリッジ内蔵包装体を構成するカートリッジの一例の斜視図である。図14は、本実施形態のカートリッジ内蔵包装体の一例であって、収納ケースを開けた状態を示した部分断面図である。図15は、本実施形態のカートリッジ内蔵包装体の一例であって、収納ケースを閉じた状態を示した部分断面図である。
図14および図15に示すように、本実施形態のカートリッジ内蔵包装体11は、カートリッジ1と、収納ケース10とを含んでいる。収納ケース10は、カートリッジ1を出し入れ可能とし、カートリッジを密閉された空間に収納可能である。図13に示すように、カートリッジ1は、ケース2と、ケース2内に収納された磁気テープ(図示せず)とを備えている。カートリッジ1は、ケース2の外表面に固定された調湿部材55を備えている。また、ケース2には、ケース2の内外を連通させる通気孔21が形成されている。通気孔21は、例えば、ドライブとの嵌合、またはドライブによる識別等の目的で設けられたものであってもよいし、それらとは別に設けられたものであってもよい。
調湿部材55は、ケース2に貼り付けられ、ケース2側の面の反対面に調湿材料を含んでいる。
上記調湿材料は、カートリッジ1が収納ケース10内に収められ、収納ケース10が閉じられた状態で、収納ケース10内の湿度が第1の湿度以上になると収納ケース10内の水分を吸収する。収納ケース10内の湿度が第1の湿度よりも低い第2の湿度以下になると、水分を収納ケース内10に放出する。第1の湿度および第2の湿度の好ましい値は、実施形態1における第1の湿度および第2の湿度と同様である。
カートリッジ1のケース2にはケース2の内外を連通させる通気孔21が形成されているので、ケース2内外の空気の行き来は通気孔21を介して行われる。したがって、収納ケース10内に収められた状態でカートリッジ1を保管すると、カートリッジ1内の湿度は、収納ケース10内の湿度に近づき、最終的には等しくなる。
そのため、保管環境の湿度変化に伴い、収納ケース10内、または収納ケース10内およびカートリッジ1内の湿度が変化すると、調湿部材55により、吸湿または放湿が行われ、収納ケース10内およびケース2内の湿度は、常に、所定範囲内に保持されることとなる。
このように、本実施形態のカートリッジ内蔵包装体11では、ケース2内の湿度が所定範囲内に保持される。よって、本実施形態のカートリッジ内蔵包装体11は、ケース2内の湿度変化に伴う磁気テープの劣化が抑制されており、信頼性が高い。
本実施形態のカートリッジ内蔵包装体11に用いられる調湿部材55の材料については、実施形態1で説明した調湿部材と同様のものを用いればよい。
調湿部材55を構成する調湿材料の使用量について特に制限はなく、収納ケース10内の容積、カートリッジ1のケース2内の容積、および調湿材料の吸湿性能・放湿性能等を考慮して適宜決定すればよい。例えば、収納ケース10内の容積が300cm3〜900cm3であり、ケース2内の容積が200cm3〜800cm3である場合、調湿部材55の調湿に有効な表面の面積は、20cm2〜200cm2であると好ましい。この場合に、調湿材料として稚内珪藻土を用いるのであれば、調湿部材55は、稚内珪藻土を80〜100体積%含んでいると好ましい。
この稚内珪藻土は、温度10℃のとき、湿度80%程度で吸湿率が急激に増大し、高湿度で高い吸湿率をもつ。よって、収納ケース10内の湿度が80%以上になると吸湿作用を示し、40%以下となると放湿作用を示す。また、温度60℃でも同様に、収納ケース10内の湿度が80%以上になると吸湿作用を示し、40%以下となると放湿作用を示す。温度によって大気中の水分含有量は変化するが、調湿材料の吸放出性能そのものは変化しない。このような珪藻土を調湿材料として含む調湿部材を用いれば、収納ケース10内およびカートリッジ1のケース2内の湿度を、温度が10℃〜60℃のときに、40%を越え80%未満の範囲内に保つことができる。
調湿部材55は、その形状について特に制限はないが、調湿に有効な表面積が大きければ大きいほど好ましい。例えば、表面積を確保し易い、シート状、または板状であると好ましい。シート状または板状の調湿部材55は、狭い空間に設置可能である点においても好ましい。図13に示すように、調湿部材55は、その平面形状が四角形であるが、これに制限されず、円形、多角形等のいずれの形状であってもよい。
調湿部材55のケース2への固定方法についても、実施形態1と同様に、例えば、接着剤による接着、超音波溶着等を採用すればよい。
図13に示した例では、ケース2の外表面には凹部2fが形成されており、この凹部2f内に調湿部材55が収まるように配置されているので、収納ケース10の形状等を変更することなく、調湿部材55をケース2内に設けることができる。
図13に示した例では、通気孔21はケースに2箇所形成されているが、通気孔21の数について特に制限はない。通気孔21の数は、1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。
図14に示すように、収納ケース10の収納部12は、平面形状が、被収納物としてのカートリッジ1よりも若干大きい四角形状の底面板121と、この底面板121に立設された複数の側壁122とを有している。収納部12は、例えば、カートリッジ1がほぼ収まるように形成されている。
収納ケース10は、収納部12に対して蓋部13を開閉可能に結合するヒンジ部14を備えている。収納ケース10は、収納部12に蓋部13を重ねあわせた状態にすると、係合溝13aと係合突起12aとが係合するとともに、係合突起13bが収納部12の底面に係合する。これにより収納ケース10は閉じられた状態に維持される。
収納ケース10の材料について特に制限はなく、従来から収納ケース10の材料として公知のものであってよい。例えば、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)、ポリエチレン(PE)、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体(ABS)等の樹脂が好ましい。
実施形態1〜5では、記録媒体が磁気テープである場合を例に挙げて説明したが、本発明において記録媒体は、磁気テープに限定されない。記録媒体は、例えば、磁気ディスク、またはICメモリー等であってもよい。
また、実施形態1〜5では、ケース2は、いずれも、ポリカーボネイト等の樹脂を用いて成形されているが、シリカゲルB型、珪藻土、セピオライト、ゼオライト、石炭灰、多孔質セラミックス、木炭、および超高分子ポリエチレンからなる群から選ばれる少なくとも1種の調湿材料が添加された樹脂を用いて成形されていてもよい。あるいは、調湿材料を含む塗料がケース2に塗布されていてもよい。1種以上の調湿材料が用いられる場合、それらは混合されていてもよいし、分けられていてもよい。
本発明は、カートリッジのケース内の湿度を所定範囲内に保持可能であるので、例えば、磁気テープ、磁気ディスク、ICメモリー等の記録媒体を備えた記録媒体カートリッジの分野において有用である。
図1は、実施形態1の記録媒体内蔵カートリッジの一例の斜視図である。 図2は、図1に示した記録媒体内蔵カートリッジのI−I'断面図である。 図3は、図1の第1容器の内部の状態を示した平面図である。 図4は、調湿部材の一例を示した断面図である。 図5は、調湿部材の他の一例を示した断面図である。 図6は、実施形態1の記録媒体内蔵カートリッジの他の例の第1容器の内部の状態を示した平面図である。 図7は、実施形態1の記録媒体内蔵カートリッジのさらに別の例の第1容器の内部の状態を示した平面図である。 図8は、実施形態2の記録媒体内蔵カートリッジの一例の断面図である。 (A)は図8に示した記録媒体内蔵カートリッジを構成する調湿部材の平面図、(B)は(A)に示した調湿部材の側面図である。 図10は、実施形態3の記録媒体内蔵カートリッジの一例の断面図である。 (A)は図10に示した記録媒体内蔵カートリッジを構成する調湿部材の平面図、(B)は(A)に示した調湿部材の側面図、(C)は(A)に示した調湿部材のII−II'断面図である。 図12は、実施形態4の記録媒体内蔵カートリッジ一例の断面図である。 図13は、実施形態5のカートリッジ内蔵包装体を構成する記録媒体内蔵カートリッジの一例の斜視図である。 図14は、実施形態5のカートリッジ内蔵包装体の一例であって、収納ケースを開けた状態を示した部分断面図である。 図15は、本実施形態5のカートリッジ内蔵包装体の一例であって、収納ケースを閉じた状態を示した部分断面図である。
符号の説明
1 カートリッジ
2 ケース
2a 第1容器
2b 第2容器
2d 凹部
5,52,53,54,55 調湿部材
6 磁気テープ
7 リール
7a 軸部
7b 第1フランジ
7c 第2フランジ
8 巻回体
9 容器
9a 貫通孔
10 収納ケース
11 カートリッジ内蔵包装体
500 調湿材料

Claims (20)

  1. ケースと、
    前記ケース内に収納された記録媒体と、
    前記ケース内に配置され、前記ケース内の湿度が第1の湿度以上になると前記ケース内の水分を吸収し、前記ケース内の湿度が前記第1の湿度よりも低い第2の湿度以下になると、前記水分を前記ケース内に放出する調湿材料を含んだ調湿部材とを含むことを特徴とする記録媒体内蔵カートリッジ。
  2. 前記記録媒体は、磁気テープである請求項1に記載の記録媒体内蔵カートリッジ。
  3. 前記記録媒体内蔵カートリッジは、前記ケース内に回転自在に配置されたリールを備え、
    前記磁気テープは、前記リールに巻回されている請求項1に記載の記録媒体内蔵カートリッジ。
  4. 前記調湿材料は、シリカゲルB型、珪藻土、セピオライト、ゼオライト、石炭灰、多孔質セラミックス、木炭、および超高分子ポリエチレンからなる群から選ばれる少なくとも1種の多孔質材料である請求項1に記載の記録媒体内蔵カートリッジ。
  5. 前記調湿材料は、珪藻土を含む請求項1に記載の記録媒体内蔵カートリッジ。
  6. 前記調湿部材は、シート状または板状である請求項1に記載の記録媒体内蔵カートリッジ。
  7. 前記調湿部材は、2層以上の層を含む積層体であり、
    前記積層体の一方の最外層は、前記調湿材料を含む調湿層であり、他方の最外層は粘着層である請求項6に記載の記録媒体内蔵カートリッジ。
  8. 前記調湿部材の前記ケースの主面方向の表面積は、前記調湿部材の前記ケースの厚み方向の表面積よりも大きい請求項1に記載の記録媒体内蔵カートリッジ。
  9. 前記ケースは、第1容器と第2容器とを含み、
    前記調湿部材は、前記第1容器の底部および前記第2容器の底部うちの少なくとも一方と前記磁気テープとの間に配置されている請求項6に記載の記録媒体内蔵カートリッジ。
  10. 前記第1の湿度は、70%〜90%の範囲内の所定の湿度であり、前記第2の湿度は、30%〜50%の範囲内の所定の湿度である請求項1に記載の記録媒体内蔵カートリッジ。
  11. 前記記録媒体内蔵カートリッジは、前記ケース内の湿度変化に応じて色調が変化するインジケータをさらに含み、
    前記インジケータは、前記ケースの外側から見える請求項1に記載の記録媒体内蔵カートリッジ。
  12. 前記調湿部材は、スナップフィット方式で前記ケースに固定されている請求項1に記載の記録媒体内蔵カートリッジ。
  13. 前記調湿部材は、粉体状の前記調湿材料と、前記調湿材料が内部に収められ、前記調湿材料の粒径よりも径が小さい貫通孔を有する容器とを含む請求項1に記載の記録媒体内蔵カートリッジ。
  14. 前記リールは、前記磁気テープが巻かれ、空洞を有する軸部を含み、
    前記軸部の空洞内に前記調湿部材が配置された請求項3に記載の記録媒体内蔵カートリッジ。
  15. 前記第1容器および前記第2容器のうちの少なくとも一方は凹部を有し、
    前記凹部内に、前記調湿部材が収まるように配置された請求項9に記載の記録媒体内蔵カートリッジ。
  16. 前記記録媒体内蔵カートリッジの前記ケース内の湿度は、温度10℃〜60℃のときに、30%を越え90%未満の範囲内にある請求項1に記載のカートリッジ。
  17. 通気孔を有するケースと、前記ケース内に収納された記録媒体とを含む記録媒体内蔵カートリッジと、
    前記記録媒体内蔵カートリッジを出し入れ可能に収納した収納ケースと、
    前記記録媒体内蔵カートリッジの前記ケースの外表面に固定され、前記収納ケース内の湿度が第1の湿度以上になると前記収納ケース内の水分を吸収し、前記収納ケース内の湿度が前記第1の湿度よりも低い第2の湿度以下になると、前記水分を前記収納ケース内に放出する調湿材料を含んだ調湿部材とを含むことを特徴とするカートリッジ内蔵包装体。
  18. 前記調湿材料は、シリカゲルB型、珪藻土、セピオライト、ゼオライト、石炭灰、多孔質セラミックス、木炭、および超高分子ポリエチレンからなる群から選ばれる少なくとも1種の多孔質材料である請求項17に記載のカートリッジ内蔵包装体。
  19. 前記調湿材料は、珪藻土を含む請求項17に記載のカートリッジ内蔵包装体。
  20. 前記記録媒体内蔵カートリッジの前記ケース内の湿度は、温度10℃〜60℃のときに、30%を越え90%未満の範囲内にある請求項17に記載のカートリッジ内蔵包装体。
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